JP2914651B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2914651B2 JP7287992A JP28799295A JP2914651B2 JP 2914651 B2 JP2914651 B2 JP 2914651B2 JP 7287992 A JP7287992 A JP 7287992A JP 28799295 A JP28799295 A JP 28799295A JP 2914651 B2 JP2914651 B2 JP 2914651B2
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新治 蔵本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置に関
し、特に、外部の空気調和装置と接続して室内の空気調
和を行う下吹出縦形の空気調和装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、床置式下吹出縦形の空気調和装置
は、室内の垂直方向温度分布を均一にすることを目的に
特開平6−272890号公報に示されるように種々研
究されている。上記目的を達成するために、吹出流速は
比較的低速の1〜2m/sで吹き出すと共に、吹出空気
も室温に近い温度にして吹き出す方法があるが、吹出温
度を室温に近づけて吹き出すためには、風量を大幅に増
加させる方法と、熱源の水の温度を暖房時は低くし、冷
房時は高くして対応する方法がある。しかしながら、前
者は、送風機が大型化し、騒音が大きくなる欠点があ
る。一方、後者は、風量の増加が不要なので騒音は低い
が、暖房及び冷房の能力が不足する欠点がある。そこ
で、外部の空気調和装置で空気調和した空気を取り込む
ことにより、暖房又は冷房能力の不足分を補う方法が採
られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、外部の空気
調和装置からの空気調和された空気と、下吹出縦形の空
気調和装置からの空気とを、完全に別通路を通して吹き
出すと、それぞれの吹出空気の流速と温度が一致せず、
使用者に不快感を与えるという問題があった。
【0004】また、外部の空気調和装置の吹出空気も下
吹出であるため、流速を比較的遅く、また、温度も室温
に近い温度で吹き出すためには、騒音が大きくなった
り、機器本体が大型化するという問題点を有していた。
【0005】本発明は、上記従来の空気調和装置の有す
る問題点を解決し、外部の空気調和装置からの空気調和
された空気と、下吹出縦形の空気調和装置の熱交換器を
通った空気の吹出速度と吹出温度の不均一化を解消し、
外部の空気調和装置を小形に構成することができる空気
調和装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の空気調和装置は、上部に吸込口及び室内空
気取入口を、下部に吹出口を、それぞれ有する縦形の空
気調和装置本体の内部に熱交換器を通過する通路と、熱
交換器を通過しない通路を形成し、熱交換器を通過しな
い通路の上部に外部の空気調和装置からの空気調和され
た空気を導入するノズルを取り付け、熱交換器を通過し
ない通路において前記外部の空気調和装置からの空気調
和された空気及び室内空気取入口から吸引された室内空
気を混合するとともに、この混合空気と、熱交換器を通
過する通路において空気調和された吸込口からの室内空
気とを、前記2つの通路を連通した吹出チャンバー内で
混合し、吹出口から吹き出すようにしたことを特徴とす
る。
【0007】この空気調和装置は、熱交換器を通過しな
い通路において外部の空気調和装置からの空気調和され
た空気及び室内空気取入口から吸引された室内空気を混
合するようにしているため、外部の空気調和装置からの
空気温度は室温と比べ大きい温度差の空気でよく、外部
の空気調和装置を小形化できるとともに、この混合空気
と、熱交換器を通過する通路において空気調和された吸
込口からの室内空気とを、2つの通路を連通した吹出チ
ャンバー内で混合して吹出口から吹き出すようにしてい
るため、吹出空気の流速と温度を均一化することができ
る。
【0008】この場合において、吸込口と室内空気取入
口を同一面内に形成することができる。
【0009】これにより、外部の空気調和装置が停止し
たときに、ショートサーキット現象が起こらず、空気調
和装置の暖房能力及び冷房能力が低下することを防止す
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の空気調和装置の実
施の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】図において1は所要の能力を有する下吹出
形の空気調和装置本体、2はこの空気調和装置本体1内
の上部に配設した室内空気吸込口、3は本体下部に配設
した吹出口で、この本体下部の室内空気吸込口2より空
気を吸い込み、本体内を通過する際、本体内に設けた熱
交換器にて冷却又は加熱されて下部の吹出口3より吹き
出すものである。なお、この室内空気吸込口2の内側に
はフィルター12を配設して吸い込む室内空気に含まれ
るごみを除去する。
【0012】空気調和装置本体1の内部にはその縦方向
に仕切板10を配設して本体内部を縦方向に仕切って熱
交換器4を通過しない通路1Aと、熱交換器4を通過す
る通路1Bとを形成するとともに、この両通路1A,1
Bの下部に形成した吹出チャンバー11内で互いに導通
させる。そして、この一方の熱交換器を通過する通路1
B内に熱交換器4を配設する。この熱交換器4は冷温水
を熱源とするもので、熱交換器4内に配設した冷温水循
環配管内を冷水又は温水が流通する際、熱交換器4のフ
ィン間を通過する空気と熱交換される。
【0013】また、空気調和装置本体1の内部には熱交
換器4のほか、送風機駆動用電動機6にて駆動される送
風機5を配設し、この送風機5の運転にて室内空気の吸
込口2より本体1内に室内空気を吸い込むとともに、熱
交換器4にて熱交換し、吹出チャンバー11を経て下部
の吹出口3より吹き出すようになっている。
【0014】空気調和装置本体1の熱交換器を通過しな
い通路1Aの上部には、外部に設置された別個の空気調
和装置(図示省略)から供給される空気調和された空気
を供給する空調空気供給用ダクト7を接続し、この空調
空気供給用ダクト7の先端にノズル9を取り付けるとと
もに、本体1に室内空気取入口8を形成する。
【0015】この空気調和装置において、本体上部の吸
込口2から熱交換器4を通過する通路1Bに吸い込まれ
た室内空気は、フィルター12を通り、熱交換器4で熱
交換され、暖房時は温風となって、また、冷房時は冷風
となって、送風機5により吹出チャンバー11に到る。
一方、外部の空気調和装置により空気調和された空気
は、空調空気供給用ダクト7を通ってノズル9より本体
1の熱交換器を通過しない通路1A内に吹出チャンバー
11に向けて吹き出される。そして、ノズル9より吹き
出される空気の吸引効果により、室内空気が本体1の上
部の室内空気取入口8から入って混合され、距離の長い
混合通路、すなわち、熱交換器4を通過しない通路1A
内で完全に混合され、吹出チャンバー11に至り、吹出
チャンバー11内で両通路1A、1Bを通過した空気は
混合されて吹出口3より吹き出されるため、均一な流速
で、かつ吹出温度も均一となる。
【0016】ここで、室内空気取入口8は、吸込口2と
同一面内でなく、仕切板10に開口させる構造も考えら
れるが、この場合、外部の空気調和装置からの空気の供
給を停止したとき、すなわち、室内熱負荷が低下したと
きは、フィルター12の圧力損失により開口部が負圧に
なり、吹出チャンバー11内の空気が通路1Aを逆流
し、開口部に到るいわゆるショートサーキット現象を起
こし、暖房又は冷房能力を充分に発揮できなくなるが、
外部空気調和装置が駆動されている限り支障無く運転で
きる。
【0017】
【発明の効果】本発明の空気調和装置によれば、熱交換
器を通過しない通路において外部の空気調和装置からの
空気調和された空気及び室内空気取入口から吸引された
室内空気を混合するようにしているため、外部の空気調
和装置からの空気温度は室温と比べ大きい温度差の空気
でよく、外部の空気調和装置を小形化できるとともに、
この混合空気と、熱交換器を通過する通路において空気
調和された吸込口からの室内空気とを、2つの通路を連
通した吹出チャンバー内で混合して吹出口から吹き出す
ようにしているため、吹出空気の流速と温度を均一化す
ることができ、快適な空調環境を得ることができる。
【0018】また、吸込口と室内空気取入口を同一面内
に形成することにより、外部の空気調和装置が停止した
ときに、ショートサーキット現象が起こらず、空気調和
装置の暖房能力及び冷房能力が低下することを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和装置の一実施例を示す正面図
である。
【図2】本発明の空気調和装置のA−A’線による断面
図である。
【図3】本発明の空気調和装置のB−B’線による断面
図である。
【符号の説明】
1 空気調和装置本体 1A 通路 1B 通路 2 吸込口 3 吹出口 4 熱交換器 5 送風機 6 電動機 7 ダクト 8 室内空気取入口 9 ノズル 10 仕切板 11 吹出チャンバー 12 フィルター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 1/00 431

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に吸込口(2)及び室内空気取入口
    (8)を、下部に吹出口(3)を、それぞれ有する縦形
    の空気調和装置本体(1)の内部に熱交換器(4)を通
    過する通路(1B)と、熱交換器(4)を通過しない通
    路(1A)を形成し、熱交換器(4)を通過しない通路
    (1A)の上部に外部の空気調和装置からの空気調和さ
    れた空気を導入するノズル(9)を取り付け、熱交換器
    (4)を通過しない通路(1A)において前記外部の空
    気調和装置からの空気調和された空気及び室内空気取入
    口(8)から吸引された室内空気を混合するとともに、
    この混合空気と、熱交換器(4)を通過する通路(1
    B)において空気調和された吸込口(2)からの室内空
    気とを、前記2つの通路(1A,1B)を連通した吹出
    チャンバー(11)内で混合し、吹出口(3)から吹き
    出すようにしたことを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 前記吸込口(2)と室内空気取入口
    (8)を同一面内に形成したことを特徴とする請求項1
    記載の空気調和装置。
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