JP2636032B2 - 植物栽培用基層を形成するための方法及び該方法を実施するための吹き付け物 - Google Patents

植物栽培用基層を形成するための方法及び該方法を実施するための吹き付け物

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は屋根並びに他の建築構造体及び人工的な平面
体の表面上に植物栽培用基層(Pflanzen−nhrbde
n)を形成するための方法に関し、更に、該方法を実施
するための吹き付け物(Anspritzmasse)に関する。
(従来の技術及びその課題) 独国特許公開第32 00 869号公報により、前提とされ
る種類の方法は既に公知である。ここでは、吸水性があ
り、微小細孔及び大きめの細孔を形成する礫岩(毛細管
形成物)の堅く膠着した単層又は多層状の屋根及び他の
建築構造物の表面上にに植物栽培用基層を形成するため
には、毛細管形成物が撒布物の形で建築構造物の主表面
上に直接施される。更に、施された撒布物層は、植物の
生育により固化する迄、結合剤としての性質を有する成
分(結合剤)により互に結合されかつ建築構造物に固化
される。上述した独国特許公開32 00 869号公報におい
ては更にまた、種子類による緑化のために、他の撒布物
成分とは別に、肥料用の吹き付け剤パックを、他方の養
分溶液の吹き付け剤パックを別個に用いることも開示さ
れている。即ち、肥料と養分溶液に対して別個のパック
がしかもその他の撒布成分とは別に用いられる。ここで
は、吹き付け自体については言及されていない。
上述の公知の方法は、緑化すべき建築構造物表面自体
の上に植物栽培用基層をその場合で形成することが可能
であるので、ある種の改善をもたらすが、幾らかの欠点
を見いだされる。植物栽培用基層の形成に対して考えら
れる基質類は特に石綿顆粒は、極めて迅速に乾燥し保水
能力には限りがある(緩衝(Pufferung))ので、短時
間しか水を蓄積することができない。
更に、公知の基質類又は石綿顆粒は長期にわたって7
より大きいアルカリ性のpH値を保持することが出来な
い。しかし、アルカリ性のpH値は、継続的に植物が利用
できる石灰の供給(例えば白雲岩)を頼りとする、乾燥
に対して耐性を有する植物にとっては重要なことであ
る。
このような事情のもたらす帰結として、上述の公知の
方法又はそこで使用される基質類を用いては、薄い層の
植物栽培用基層を実現することができないことが明らか
となる。何故ならば、このような基層は迅速に乾燥する
からである。それ以外に、このような植物栽培用基層は
また手入れを必要とする度合いが極めて高いため、人工
的な潅水が必要となる場合がある。最後に、上述の毛細
管形成物を撒布物の形で建築構造体の主表面上に直接施
すことは、撒布物が外力、例えば風呂に晒されることを
考慮するならば、機械的安全性の観点から必ずしも満足
すべきものとは言えない。
本発明の目的とするところは、上述の欠点を回避しつ
つ薄い層をも可能にし、更に広範に使用可能な、人工的
に潅水を必要とせずに手入れの必要度の少ない設計を可
能にし、又最後に、表面に植物栽培用基層を確実に形成
することを可能にする、請求項1の前提部に記載のよう
な植物栽培用基層を形成するための方法を提供すること
にある。更に、本発明によって上記方法の実施のための
吹き付け物が提供される。
(課題を解決するための手段) 本発明の屋根、他の建築構造物および人工的な平面体
の表面に植物栽培用基層を形成するための方法は、 該表面上に構造層を配置すること、 植物基質、種子類、有機肥料、および結合剤から構成
される塊状物と、植物の芽、乾燥苔、該塊状物の注入性
および噴出性を改善する滑剤、ならびに水とを含有す
る、粥状の吹き付け物を調製すること、および 該吹き付け物を圧力を用いて該構造層上に吹き付ける
こと、 を包含し、上記目的を達成する。
好適な実施態様においては、上記構造層として、纏絡
マット(Schlingmatte)、または、下側にリブが装備さ
れ、そして機械的強度を有するポリエステル強化繊維か
らなる中央支持層を有する潅水兼排水用マットを組込
む。
好適な実施態様においては、上側の上記纏絡マットと
下側と上記潅水兼排水用マットとから、または、上側の
上記纏絡マット、中央の上記潅水兼排水用マットおよび
下側の排水用纏絡マットから、上記構造層が形成され
る。
好適な実施態様においては、上記植物基質が、20%の
溶岩(最大粒経が4mm)、20%の溶岩(粒経が3mmから8m
m迄)、10%の白雲岩(最大粒径が8mm)、20%の粘土
(非流動性)、および30%の樹皮腐植土(最大粒径が18
mm)から構成される。
好適は実施態様においては、上記滑剤は、炭酸カルシ
ウムである。
好適な実施態様においては、湿潤剤が上記水に添加さ
れる。
本発明の粥状の吹き付け物は、植物基質、種子類、有
機肥料、および結合剤から構成される塊状物と、植物の
芽、乾燥苔、該塊状物の注入性および噴出性を改善する
滑剤、ならびに水とを含有し、上記目的を達成する。
好適な実施態様においては、上記吹き付け物は、上記
吹き付け層の厚さが2.5cmであるとき、吹き付け表面積
(m2)あたり、25kgの上記植物基質、10gの上記種子
類、10gの上記有機肥料、80gの上記結合剤、60gの上記
植物の芽、および40gの上記乾燥苔から構成され、およ
び/または、保水性の顆粒が混和されている。
本発明に於いては、粥状の吹き付け物が固形物吹き付
けポンプを用いて所望の表面に圧力をもって吹き付けら
れる。この場合に該表面には予め構造層が施されてい
る。その際、吹き付けにより吹き付け物が表面又は構造
層の細孔の中にも浸透することが保障されている。何故
ならば吹き付けは圧力を利用して行なわれるからであ
る。これにより中空が生じることが回避され、従って侵
蝕の危険が阻止される。構造層自信により、吹き付け物
は外的な作用に抗して固定され、保護される。
この構造層は、開放多孔性を示す周知の3次元構造に
かかわる。このような構造層は、すでに上記独国特許公
開第32 00 869号公報に記載され、そこでは纏絡層(Kra
llschich)として表されている。そのような開放多孔性
構造層の一般的な目的は、基質を取り込むこと、または
植物の根を固定することにある。
本発明による方法を使用した場合に於いて、例えば乾
燥苔(Trockemoosen)を使用した場合には最低0.5cmの
層厚の薄い層の植物栽培用基層も問題なく形成すること
ができる。約2.5cm以上の層厚の場合には苔及びベンケ
イソウ類(Sadumarten)を用いるのが好ましいのに対
し、5cm以上の層厚の場合には苔及びベンケイソウ類の
他に高等な植物を用いることができる。層の厚みが更に
大きい場合には草類又は草本植物を用いることができ
る。
構造層上に吹き付けられる吹き付け物は、広範に使用
可能な、即ち潅水の点で極めて手間を必要としない植物
栽培用基層を形成することを可能にする。
吹き付けは造園技術の領域に於いてはそれ自身公知で
あるが、但し従来では、種子のみを養分媒質なしで吹き
付けることに限定されていた。更に、吹き付けは予め既
に存在している基質表面に対してのみなされていた。
これに反し本発明では、植物基質、種子類、有機肥
料、および結合剤から構成される塊状物と、植物の芽、
乾燥苔、該塊状物の注入性および噴出性を改善する滑
剤、ならびに水とを含有する吹き付け物が使用される。
この場合に滑剤を用いることは極めて重要である。即
ち、滑剤を含まない粥状の物は固形物吹き付けポンプに
よって容易に吹き付けることはできないことが明らかに
されている。つまり、主として液体部分が吹き付けられ
て固形成分は後に残ってしまう。滑剤を添加することに
よって初めて粥状の吹き付け物をポンプを用いて送り出
し、吹き付けることが可能となる。この場合の滑剤は植
物にとって親和性のあるものが選ばれるため、緑化に副
作用の及ぶことはない。
表面に施される構造層は、好ましくは、その中で植物
の根が充分な手がかりを得ることができる、多孔性の、
例えば通常のナイロン纏絡マットのようなそれ自身公知
の纏絡マットによって形成される。
纏絡マットは、既にそれ自身が知られているため、公
知であり、そして、例えば、商品名「ENKAMAT」(「AKZ
O」社の登録商標)7020型として入手可能である。
保水性と排水性とを兼ね備え、その下面にはスペーサ
が設けられた潅水兼排水用マットによって構造層を形成
することもまた好ましい。これにより排水の意味での水
の流出が可能となる。この潅水兼排水用マットは機械的
強度を有するポリエステル強化繊維(Polyester−Nadel
vlies)を用いた、保水機能及び排水機能を持つ支持層
を中央に備えている。このような潅水兼排水用マットの
一例が独国特許出願第38 05 069.2号に記載されてい
る。
本発明の他の好適な実施態様では、構造層は上側に纏
絡マットを、下側に潅水兼排水用マットを有する2層構
造によって形成される。この場合両層は、例えば接着又
は縫合により、互に緩くも強固にも結合することが可能
である。この実施態様では下側の潅水兼排水用マット
は、保水手段としての形をとることも排水手段としての
形をとることもできる。
上側に纏絡マットを、中央に潅水兼排水用マットを、
そして下側に排水層の役割を果す纏絡マットを有する3
層構造の構造層を用いることも好ましい。この方式によ
れば、大きい面積の敷設も行うことができる。この場合
には水の停滞が防止され、充分な排水が下側の纏絡マッ
トにより行なわれることが保障されている。
本発明に用いられる吹き付け物は、植物基質、種子
類、有機肥料、および結合剤から構成される塊状物と、
植物の芽、乾燥苔、該塊状物の注入性および噴出性を改
善、ならびに水とを含有する。この場合乾燥苔とは、乾
燥した石灰を含有し、日照下での生育することのできる
ような苔を意味する。
非流動性の粘土に加えて、上記植物基質の構成成分と
して他にも種々使用され得る。『粘土(非流動性)』と
いう表現によって、この粘土が他の材料にしっかりと保
持されている、すなわち、この粘土が水の供給によって
洗い流されないことを表す。
植物基質に用いる樹脂腐植質は、まず、粉砕によって
樹皮から樹皮粉が製造されることで形成される。続い
て、堆肥化によって樹皮粉から、その自身公知の方法
で、樹皮腐植質が生じる。
植物基質としては商品名「Xero−Terr」(登録商標)
で知られる基質を用いることが望ましく、特に植物基質
に於て於いて粘土の占める割合が通常の10%から20%に
高められたものを用いることが望ましい。粘土の占める
割合を高めることにより、吹き付け物の吹き付けを可能
にするための上述の滑剤を有利に形成することができ
る。
粘土の含有量が10%である通常の植物基質を用いる場
合には、滑剤は炭酸カルシウムを特別に添加することに
より形成するのが望ましい。炭酸カルシウムが用いられ
る場合には、好ましくは約50g/m2の割合で添加される。
本発明の吹き付け物に含有される結合剤として、界面
張力を低下させるための濡れ剤を含む結合剤(合成分散
剤)が添加され得る。
濡れ剤により水の界面張力が低下する。その結果、吹
き付け物は全体が弾性を保ち、植物がその中を通って生
育することができることになる。吹き付け物又はこれを
以って形成される植物栽培用基層は全く手入れを必要と
しない。初期の段階、即ち発芽の段階に於いても潅水を
必要とすることはない。種子類の表層が打続く乾燥のた
めに乾いても、その下に閉じ込められている種子類は吹
き付け物の上述の弾性的性質のためになお発芽力を失わ
ず、従って下層から生育が始まる。
更に、本発明による吹き付け物は固化した状態に於い
ても充分に多孔性であるために、表面水を透過させ、従
って表面水は固化にも拘らず下方に達することができ
る。
その主たる成分が植物基質である吹き付け物の組成に
ついての上記の値は、2.5cmの選ばれた層厚に対するも
のである。この組成は、後に再び示される。他の層厚に
対してはその値はほぼ比例して変化する。
本発明の他の実施態様では、吹き付け物には自己の重
量の何倍もの水を受容することができる保水性の顆粒
(例えばTocla−Sorb)が更に混和されている。
本発明の他の好ましい実施態様は特許請求に範囲、下
記の記述及び図面から知ることができる。
(実施例) 第1図に於いては、表面10上に纏絡マット(ナイロン
纏絡マット)12の形の構造層が設けられている。この層
は多くの細孔を有するように形成されている。このよう
な纏絡マット12の構造によって植物の根は確実な拠り所
を得る。
第2図に於いては、表面10上の構造層は潅水兼排水用
マット14を以って構成されており、その詳細な構造は更
に第5図に基づいて説明される。
第3図は下側の潅水兼排水用マット14及び上側の纏絡
マット12を有する2層の構造層を示している。また第4
図に於いて3層の構造層が示されている。上側及び下側
にはそれぞれ纏絡マット12があり、中央には潅水兼排水
用マット14が設けられている。
第5図に示される断面図によれば、潅水兼排水用マッ
ト14は機械的強度を有するポリエステル強化繊維を以っ
て構成される中央支持層16を備えている。中央支持層16
は潅水兼排水用マット14に保水性と排水性とを付与する
ものである。支持層16は例えば厚さが4mmであり、重さ
が約500g/m2である。
支持層16の下側にはリブ18の形のポリプロピレン(P
P)の支えが取付けられており、この場合のポリプロピ
レンは剛毛構造(Grobfaser−Struktur)のものが用い
られる。リブ18によりスペーサが構成され、従って、余
った水はリブ18の間の自由空間を通って流れ出ることが
できる。
上記リブ18を取付ける際に、中央支持層16の上側には
自動的に上部層20が形成されるが、この上部層20は潅水
兼排水用マットの製造法のために得られるものであり、
潅水兼排水用マット14の本来の機能には何等重要な意味
を持つものではない。
第6図に、例えば吹き付けコンクリートの吹き付けに
普通に用いられる固形物ポンプ22を模式的に示す。
固形物ポンプ22は撹拌器26を有する混合容器24並びに
本来のポンプ装置28を包含する。固形物ポンプ22には固
形物送りホース30並びにエアーホース32が接続され、こ
れらのホースは吹き付けノズル36を有する吹き付け装置
34に通じている。エアーホース32により圧搾空気が発生
させられるため、吹き付け物38は屋根40の上に吹き付け
られる。
固形物ポンプ22の操作に於いては、まず撹拌器26を有
する混合容器24の中で吹き付け物38が粥状に調製され
る。吹き付け物38はこの場合大部分が植物Xero−Terrか
ら成る。この植物基質Xero−Terrはその粘土成分の含有
率が滑剤を形成するために高められており、下記の組成
を有する。
20%の溶岩、最大粒径4mm、 20%の溶岩、3mmから8mm迄の粒径、 10%の白雲岩、最大粒径8mm、 20%の粘土、非流動性、及び 30%の樹皮腐植質(Rhindenhumus)、最大粒径18mm。
粘土成分の割合を高めることにより滑剤が形成され、
従って、水を添加させることにより粥状になった吹き付
け物を吹き付け装置34を用いて屋根40又は纏絡マット12
により形成される構造層上に吹き付けることが可能とな
る。
混合容器24中での混和により調製され、次に斜めの屋
根40の上に吹き付けられる粥状の吹き付け物は、植物栽
培用基層のための2.5cmの層厚の層については下記の組
成を有する。
上述の植物基質Xero−Terr、25kg/m2、 種子類、10g/m2、 有機肥料、100g/m2、 結合剤(濡れ剤を使用した合成分散剤)、80g/m2、 植物の芽、60g/m2、及び 乾燥苔、40g/m2
(発明の効果) 本発明によれば、薄い層の形成をも可能にし、更に広
範に使用可能な、人工的な潅水を必要とせずに手入れの
必要度の少ない設計を可能にし、又、表面に植物栽培用
基層を確実に形成することを可能にする、植物栽培用基
層を形成するための方法が供給される。更に、本発明に
よって上記方法を実施するための吹き付け物が提供され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はそれぞれ構造層の一例の断面図、第5
図は潅水兼排水用マットの一例の断面図、第6図はバイ
オマスの吹き付けのための固形物ポンプの一例を模式的
に示す図である。 10……表面、12……纏絡マット、14……潅水兼排水用マ
ット、16……中央支持層、18……リブ。

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋根、他の建築構造物および人工的な平面
    体の表面に植物栽培用基層を形成するための方法であっ
    て、 該表面上に構造僧を配置すること、 植物基質、種子類、有機肥料、および結合剤から構成さ
    れる塊状物と、植物の芽、乾燥苔、該塊状物の注入性お
    よび噴出性を改善する滑剤、ならびに水とを含有する、
    粥状の吹き付け物を調製すること、および 該吹き付け物を圧力を用いて該構造層上に吹き付けるこ
    と、 を包含する、方法。
  2. 【請求項2】前記構造層として、纒絡マットを使用す
    る、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記構造層として、下側にリブが装備さ
    れ、そして機械的強度を有するポリエステル強化繊維か
    らなる中央支持層を有する潅水兼排水用マットを使用す
    る、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】上側の纒絡マットと下側の潅水兼排水用マ
    ットとから、前記構造層が形成される、請求項1に記載
    の方法。
  5. 【請求項5】上側の纒絡マット、中央の潅水兼排水用マ
    ット、および下側の排水用纒絡マットから、前記構造層
    が形成される、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記植物基質が、最大粒径が4mmの溶岩20
    %、粒径が3mmから8mm迄の溶岩20%、最大粒径が8mmの
    白雲岩10%、非流動性の粘土20%、及び最大粒径が18mm
    の樹皮腐植土30%から構成され、該粘土が滑剤として作
    用する、請求項1から5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】前記滑剤が炭酸カルシウムである、請求項
    1に記載の方法。
  8. 【請求項8】濡れ剤が前記水に添加される、請求項1に
    記載の方法。
  9. 【請求項9】植物基質、種子類、有機肥料、および結合
    剤から構成される塊状物と、植物の芽、乾燥苔、該塊状
    物の注入性および噴出性を改善する滑剤、ならびに水を
    含有する、請求項1から8のいずれかに記載の方法を実
    施するための吹き付け物。
  10. 【請求項10】吹き付け層の厚さが2.5cmであるとき、
    吹き付け面積(m2)あたり、25kgの請求項6に記載の植
    物基質、10gの前記植物種子、10gの前記有機肥料、80g
    の前記結合剤、60gの前記植物の芽、および40gの前記乾
    燥苔から構成される、請求項9に記載の吹き付け物。
  11. 【請求項11】保水性の顆粒が混和されている、請求項
    9および10に記載の吹き付け物。
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