JP2635392B2 - スクリュー圧縮機の運転制御および点検のための装置 - Google Patents

スクリュー圧縮機の運転制御および点検のための装置

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JP2635392B2 JP27882388A JP27882388A JP2635392B2 JP 2635392 B2 JP2635392 B2 JP 2635392B2 JP 27882388 A JP27882388 A JP 27882388A JP 27882388 A JP27882388 A JP 27882388A JP 2635392 B2 JP2635392 B2 JP 2635392B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はスクリュー圧縮機の制御及び運転状況の点検
のための装置に係り、特に、圧縮機運転の設定値のセッ
トや変更、日常点検における省力化、圧縮機の使用状況
の確認などの簡易化に好適な装置に関する。
[従来の技術] 従来の技術は、例えば圧縮機の温度検出に温度スイッ
チを使用しこれはある設定値に達すると作動し圧縮機を
停止させるようになっている。また温度計を用いた表示
を人間が目視にて確認し、記録用紙に記録して日常点検
を行なっている。これに関連するものとして特開昭54−
176109号公報が挙げられる。
[発明が解決しようとする課題] 従来技術では、日常点検はスクリュー圧縮機に付属し
た表示器を人間が目視確認して記録用紙に記録してお
り、これでは、ある一定時間毎に圧縮機の設置場所へ人
間が行って点検しなくてはならない。また、圧縮機の運
転や異常時のチェックは、圧縮機に付属する制御機器や
異常検出機器で圧縮機毎に定められた設定値や許容値に
より行なわれており、従って圧縮機が異なる毎に或いは
設定値や許容値を変更する毎にこれらの機器も変更しな
ければならなかった。
本発明の目的はスクリュー圧縮機の日常点検の省力化
と、制御機器や異常検出機器の共用化を図ることにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的は達成のため、本発明は、スクリュー圧縮機
の吐出圧力および吐出温度を夫々検出するセンサと、該
センサで検出された吐出圧力を設定値の上限値と下限値
との間に保つように該圧縮機を制御し、且つ検出された
吐出温度が許容値を越えたときに該圧縮機の保護動作を
行う制御装置と、吐出圧力の設定値の上限値と下限値お
よび吐出温度の許容値が予め記録されているICカード、
磁気カード等の外部記憶要素と、該外部記憶要素の挿脱
が可能であって、挿入された外部記憶要素から上記の予
め記録されている吐出圧力の設定値の上限値と下限値お
よび吐出温度の許容値を上記制御装置の記憶部へ読み込
み、且つ該外部記憶要素へ上記検出された吐出圧力およ
び吐出温度を書き込む読み書き装置と、からなるスクリ
ュー圧縮機の運転制御および点検のための装置を提供す
るものである。
[作用] 読み書き装置の差し込み口に外部記憶要素をセットす
ると、これから制御装置に前記の設定値および許容値が
読み取られる。一方、圧縮機側に取付けられた前記セン
サより検出したデータはこの制御装置に介して上記読み
書き装置から、既にセットされている上記外部記憶要素
に一定時間毎に記憶される。
また、この制御装置は圧縮機の検出された吐出圧力を
前述の設定値と常に比較しており、検出吐出圧力のデー
タがこの設定値の上限値と下限値の間にあるように圧縮
機を制御し、また検出された吐出温度が前記の温度許容
値を越えると圧縮機保護動作(例えば圧縮機停止)を行
う。
圧縮機の運転終了後、読み書き装置から前述の外部記
憶要素を取り出し、これを他のデータ集計処理装置にて
読み取って整理し、一定書式で印刷させること等により
圧縮機の日常点検を行なうことができる。
[実 施 例] 以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。本
実施例は圧縮空気を作るための油冷式スクリュー圧縮機
に本発明を適用した例である。油冷式スクリュー圧縮機
1はモートル2によりベルト2′を介して駆動される。
圧縮機1にて圧縮された空気は、その圧縮過程におい
て、潤滑、シール、および冷却のために供給された潤滑
油とともに、油分離器3へ吐出される。この油分離器3
で油分を除去された圧縮空気は、アフタークーラ5にて
冷却された後、吐出され、圧縮空気需要装置へ送られ
る。一方、分離された油は油分離器3の下部の油タンク
部に溜り、オイルクーラー4にて冷却され、再び圧縮機
1へ供給される。
圧縮機1の運転、停止、異常検知等は制御盤6にて行
なわれる。
圧縮機1にて圧縮された空気は高温となり、油分離器
3へ吐出されるが、この途中に、この温度を検出し異常
をチェックするために温度検出装置10が取付けられてい
る。この検出装置10は制御盤6へ接続され、温度を電気
信号に変えて制御盤6に送る。同じように油分離器3の
出口に設けられた圧力検出装置9も制御盤6へ接続さ
れ、その部位の圧力を電気信号にかえて制御盤6に送
る。この2つの検出装置9,10から得られたデータは、制
御盤6と接続されている読み書き装置7に送られ、そこ
にセットされている外部記憶要素であるICカード8に一
定時間毎に記録される。また、このICカード8には圧縮
機1の運転に関する設定値が予め記憶されており、これ
を読み出して運転の制御を行う。また、運転中の異常を
判断するため読み書き装置7にセットされたICカード8
には前記温度検出装置10の設置部位における温度の許容
値(例えば105℃)を予め記憶させてあり、これを運転
中にICカード8から読み取り、検出器10の検出温度がこ
の許容値以上になると圧縮機を停止させ機械を保護する
ようになっている。
圧力検出装置9の検知する圧力については、容量制御
用として、使用負荷が全負荷の30%の圧力8.5kgf/cm
2(g)になると圧縮機1を停止させ、その後圧力が低
下して7kgf/cm2(g)になると圧縮機1を再起動させる
ようにする制御のための設定圧力を予めICカード8に記
憶させておき、これを運転中ICカード8より読み取るよ
うにしている。
圧縮空気需要装置の作業が終了して圧縮機を停止した
後に、ICカード8を抜き取り、これを別の集計機器たと
えばパーソナルコンピュータにこのICカード内の前記記
録されたデータを読み取らせ、その日の運転状況をチェ
ックさせ、運転日誌の書式で印字させる。該パーソナル
コンピュータは一日の平均使用空気量が計算できるよう
になっており、1ケ月、3ケ月間等の圧縮空気の使用量
の変化を見て今後の圧縮空気使用量の予測が行なえるよ
うになっている。
上記実施例の制御ブロック図を第2図に示す。これに
ついて概略動作を述べる。まず主電源をONする。次
にICカード8をカード読み書き装置7に挿入する。こ
のICカードに予め記憶させてある圧力設定値(上限値、
下限値)と温度許容値を読み込み、これらの値を制御装
置6にセット(記憶)する。ここで圧力設定値の上限値
および下限値とは容量制御用上限値PMAX及び下限値PMIN
であり、温度許容値は圧縮機異常検出用の許容温度TMAX
であり、本実施例ではPMAX=8.5kgf/cm2,PMIN=7.0kgf/
cm2,TMAX=105℃である。次に制御装置の制御パネル
にある運転スイッチをONにし、モートル2をONにして圧
縮機1を運転する。圧縮空気の使用状況により圧力検
出器9の検出する圧縮機吐出圧力が変動し、これがPMAX
まで上昇するとモートル2はOFFとされ、圧縮機は停止
する。逆に、圧縮機吐出圧力がPMINまで低下するとモ
ータ2は再びONとなり、圧縮機は再起動する。通常は上
記との繰り返しにより吐出圧力が常にPMAXとPMIN
間の範囲にあるように圧縮機の制御が行われている。
圧縮機運転中に温度検出器10の検出する吐出空気温度
がTMAXまで上昇すると、圧縮機保護のためモートル2を
OFFとして圧縮機を停止し故障表示を行う。この故障の
原因を調べて対策を講じた後、リセットをONして、再び
運転スイッチを押して運転を再開する。
運転中における検出された吐出圧力、吐出空気温度は
一定時間毎に運転時間と共にICカード8に記録される。
終業時には制御パネルの停止スイッチを押し、モートル
および圧縮機を停止させ、その後、ICカード8を読み書
き装置7から抜き取る。抜き取ったICカード中の記録デ
ータは前述の如くパーソナルコンピュータ等で処理され
る。
本実施例によれば、ICカード8を別のICカードに差し
替えること、つまり記憶データを変更することにより別
の圧縮機にも適用が可能である。また、同じ圧縮機でも
前記許容値や設定値などを変更する場合には、従来のよ
うに圧力スイッチや温度スイッチ等の部品を取り外して
交換する必要はなく、ICカード8の差し替えのみです
み、容易に変更が可能となる。また、圧縮機の設置場所
での人間による一定時間毎の運転状況の確認は不要で、
ICカードに運転状況が自動的に記憶されるので、管理者
の手間を省くことができる。更にこのデータをパーソナ
ルコンピュータで処理することにより、将来の使用圧縮
空気量の予測ができ、設備の将来計画が可能となる。
また複数台の圧縮機を使用している場合などにおいて
は、各圧縮機毎のICカードのみを集めてパーソナルコン
ピュータにて処理することによって、容易に多数の圧縮
機の運転日誌や使用状況を把握することが可能であり、
省力化が図れる。
外部記憶要素として、ICカードの代りに磁気カードや
磁気ディスク(フロッピーディスク)、磁気テープなど
を用いる実施例も可能である。
[発明の効果] 本発明によれば圧縮機の運転状況は、一定時間毎に、
抜き出し可能な外部記憶要素に記録されるので、人が一
々圧縮機の設置場所まで行くことはなく、まだデータの
記録を手書きする必要がなく、点検データが集められる
ため、省力化が図れる。また、外部記憶要素に予め記録
させておく設定値や許容値を変えることにより、別の圧
縮機への適用や設定値、許容値の変更が容易にでき、制
御装置はどの機械でも同一の構成・機能のものでよく、
共用化が図れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、油冷式スクリュー圧縮機に適用した本発明の
実施例を説明する全体概要図、第2図は同実施例の制御
ブロック図である。 1……スクリュー圧縮機、2……モートル、 3……油分離器、4……オイルクーラ、 5……アフタークーラ、6……圧縮機制御装置、 7……読み書き装置、8……ICカード、 9……圧力検出装置、10……温度検出装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリュー圧縮機の吐出圧力および吐出温
    度を夫々検出するセンサと、該センサで検出された吐出
    圧力を設定値の上限値と下限値との間に保つように該圧
    縮機を制御し、且つ検出された吐出温度が許容値を越え
    たときに該圧縮機の保護動作を行う制御装置と、吐出圧
    力の設定値の上限値と下限値および吐出温度の許容値が
    予め記録されているICカード、磁気カード等の外部記憶
    要素と、該外部記憶要素の挿脱が可能であって、挿入さ
    れた外部記憶要素から上記の予め記録されている吐出圧
    力の設定値の上限値と下限値および吐出温度の許容値を
    上記制御装置の記憶部へ読み込み、且つ該外部記憶要素
    へ上記検出された吐出圧力および吐出温度を書き込む読
    み書き装置と、からなるスクリュー圧縮機の運転制御お
    よび点検のための装置。
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JP4608289B2 (ja) * 2004-11-15 2011-01-12 北越工業株式会社 スクリュ圧縮機の運転制御方法
JP5132232B2 (ja) * 2007-09-25 2013-01-30 三菱電機株式会社 油だめの油面検知方法、油供給制御方法、これらを備えた気体圧縮装置、及びこの気体圧縮装置を備えた空気調和装置
JP5650922B2 (ja) * 2010-04-14 2015-01-07 株式会社神戸製鋼所 圧縮機

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