JP3162241B2 - エレベータの異常データ収集装置 - Google Patents

エレベータの異常データ収集装置

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JP3162241B2
JP3162241B2 JP00368394A JP368394A JP3162241B2 JP 3162241 B2 JP3162241 B2 JP 3162241B2 JP 00368394 A JP00368394 A JP 00368394A JP 368394 A JP368394 A JP 368394A JP 3162241 B2 JP3162241 B2 JP 3162241B2
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浩 清杉
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータが異常になっ
たときのエレベータの運転データ等を収集するエレベー
タの異常データ収集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベータの異常データ収集装置
は、エレベータが正常とは異なる状態になると、これに
関連するデータなどを記憶部に書き込んで蓄積する。図
3に当該データの一例を示す。図に示すデータの場合、
異常が発生したときの日時、異常内容をコード化したコ
ード、階床に関係ある異常であれば階床、さらに異常に
関連する計測値が示されている。ここで、計測値とは、
走行速度が異常であれば走行速度を、加速度が異常であ
れば加速度を、ドアの開閉が異常であればドアの開閉速
度やドアが開閉するときの各SWの動作時間などであ
る。
【0003】そして、定期的に、例えば月に1回、監視
センタが端末装置の記憶部に記憶されている運転データ
を読み出す。保守員は、その読み出したデータを参考に
して次回の点検内容を決定する。例えば、ドアに関する
データが収集されていれば、異常のあった階床のドアを
重点的に点検する。このように、収集したデータから、
次回の点検時に重点的に点検する個所が判断でき、効率
良い点検計画が立案できる。このような点検により、エ
レベータが停止してしまうような故障に至る前に部品の
交換や調整ができ、故障を未然に防止することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来技術
では、端末装置の記憶部に蓄積されるデータの数は記憶
部の大きさによって決められ、有限である。従って、エ
レベータの異常が多発し、蓄積されたデータの量が多く
て、監視センタがデータを読み出す前に、記憶部の空き
容量が無くなってしまった場合、以後、データの異常が
発生しても異常時のエレベータの運転データを記憶部に
蓄積できなくなってしまう。この場合、エレベータが異
常にも拘らず、次回の点検では保守員は異常と知らず、
点検漏れとなる可能性があり問題である。
【0005】そこで、蓄積するデータ量が記憶部の容量
を越えないようにするためには、記憶部の容量を大きく
する方法があるが、コスト高になり問題である。また、
監視センタが記憶部に蓄積されているデータを読み出す
インターバルを短くする方法があるが、これは監視セン
タの負荷の増大になり、その結果、監視センタの監視可
能台数の低減を生じ問題である。さらに、監視センタと
端末間の通信回線に電話回線が用いられている場合には
電話料金の増加にもなり問題である。
【0006】本発明の目的は、上記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、エレベータの異常が多発した場合で
も、記憶部の容量に関係無く、異常時のデータを全て保
持することができるエレベータの異常データ収集装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、エレベータに異常が発生したとき当該異
常に関連するデータを収集するデータ収集手段と、この
データ収集手段で収集されたデータを蓄積する記憶部と
を備えた端末装置よび該端末装置と通信回線を介して
接続され、前記記憶部に蓄積されたデータを前記通信回
線を介して定期的に読み出す監視センタより成るエレベ
ータの異常データ収集装置において、前記記憶部の記憶
可能領域の容量が所定の容量以下に減少したことを主体
的に検出する容量検出手段と、この容量検出手段で記憶
可能領域の容量が所定容量以下に減少したことが定期時
点前に検出されたとき前記通信回線を介して前記監視セ
ンタへこれを通報する通報手段とを前記端末装置に設け
一方、前記通報手段から前記通信回線を介して前記
報があったとき前記端末装置の前記記憶部に蓄積された
データを前記通信回線を介して読み出す読み出し手段を
前記監視センタに設けたものである。
【0008】
【作用】監視センタは通信回線を介して定期的に読み出
すが、容量検出手段は端末装置の記憶部の空き容量が所
定容量以下になると、これを主体的に検出する。このこ
とが定期時点前に検出されると、通報手段はこれを通信
回線を介して監視センタへ通報する監視センタは、通
報により記憶部に蓄積されたデータを通信回線を介して
読み出す。これにより、エレベータの異常が多発しても
エレベータの異常データを全て収集することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2を
参照して説明する。ここで、図1は実施例の構成を示す
ブロック図、図2は実施例の動作を示すフローチャート
である。
【0010】図1に示すように、エレベータの運転を制
御するエレベータ制御盤1の出力端子と、端末装置2の
制御部21とが接続されており、常時エレベータの運転
データを読み出し監視している。制御部21は、エレベ
ータの動作が異常の場合、その異常に関連したエレベー
タの運転データを記憶部22に書き込み、蓄積する。通
信部23は、制御部21と接続されており、通信回線3
を介して、監視センタ4とも接続されている。また、監
視センタ4は、記憶部22に蓄積されているデータを、
通信回線3、通信部23、制御部21を介して読み出
す。
【0011】次に、このような構成の実施例の動作を説
明する。エレベータが動作中は、端末装置2の制御部2
1はエレベータ制御盤1から時刻と共に変化するエレベ
ータの運転データを監視し(手順S1)、エレベータが
異常な状態になったときには、その異常に関する運転デ
ータを記憶部22に書き込む(手順S2)。そしてこの
とき記憶部22の空き容量が所定容量以下か否かを制御
部21が判断する(手順S3)。そして、所定容量以下
と判断された場合には、制御部21は通信部23から通
信回線3を介して、監視センタ4へ記憶部22の空き容
量が所定量以下となったことを通報し(手順S4)、監
視センタ4は当該通報に基づいて、記憶部22に蓄積さ
れたデータを通信部23から通信回線3を介して読み出
す(手順S5)。また、制御部21は、監視センタ4が
記憶部22に蓄積されたデータを読み出した後、記憶部
22に蓄積されたデータを消去する。
【0012】一方、監視センタ4では、受信したデータ
をそのエレベータの担当保守員に示し、次回の点検の参
考にしてもらう。そして、保守員はその異常に該当する
個所を重点的に点検する。もちろん、監視センタ4には
定期的に端末装置2の記憶部22からデータを取り出す
機能もあり、記憶部22の空き容量が所定容量以下にな
らなくても、通信回線3を介して記憶部22からデータ
を受信することができる。
【0013】このように本実施例では、エレベータの異
常が多発した場合でも、記憶部の容量に関係無く、異常
時のデータを全て記憶部に蓄積して、かつ監視センタが
そのデータを全て読み出すことができるという効果があ
る。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように発明では、端末装
置の記憶部の空き容量が定期時点前に所定以下になる
と、主体的にこれを検出して監視センタへ報するとと
もに、監視センタは端末装置の記憶部に蓄積されたデー
タを読み出すようにしたので、エレベータの異常が多発
しても、記憶部の容量に関係無く、憶部に蓄積し
常時のエレベータの運転データを必要最低限のコスト
で、全て収集することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図3】記憶部に蓄積されるデータの例である。
【符号の説明】
1 エレベータ制御盤 2 端末装置 3 通信回線 4 監視センタ 21 制御部 22 記憶部 23 通信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 3/00 B66B 5/00 G06F 17/60

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータに異常が発生したとき当該異
    常に関連するデータを収集するデータ収集手段と、この
    データ収集手段で収集されたデータを蓄積する記憶部と
    を備えた端末装置よび該端末装置と通信回線を介して
    接続され、前記記憶部に蓄積されたデータを前記通信回
    線を介して定期的に読み出す監視センタより成るエレベ
    ータの異常データ収集装置において、前記記憶部の記憶
    可能領域の容量が所定の容量以下に減少したことを主体
    的に検出する容量検出手段と、この容量検出手段で記憶
    可能領域の容量が所定容量以下に減少したことが前記定
    期時点前に検出されたとき前記通信回線を介して前記監
    視センタへこれを通報する通報手段とを前記端末装置に
    設ける一方、前記通報手段から前記通信回線を介して前
    通報があったとき前記端末装置の前記記憶部に蓄積さ
    れたデータを前記通信回線を介して読み出す読み出し手
    段を前記監視センタに設けたことを特徴とするエレベー
    タの異常データ収集装置。
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