JP2002281495A - デジタル防犯カメラレコーダ装置 - Google Patents

デジタル防犯カメラレコーダ装置

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JP2002281495A
JP2002281495A JP2001076557A JP2001076557A JP2002281495A JP 2002281495 A JP2002281495 A JP 2002281495A JP 2001076557 A JP2001076557 A JP 2001076557A JP 2001076557 A JP2001076557 A JP 2001076557A JP 2002281495 A JP2002281495 A JP 2002281495A
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security camera
camera recorder
digital security
abnormal state
cpu
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JP2001076557A
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Shinobu Nagahara
忍 長原
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不具合発生の有無を遠隔地で直ちに知ること
のできるデジタル防犯カメラレコーダ装置を得る。 【解決手段】 画像データを蓄積するハードディスク1
1と、画像データの書き込みおよび読み出しを制御する
ハードディスクコントローラ10と、異常状態を判定す
るCPU6Aと、異常状態を表示する異常表示手段15
と、デジタル防犯カメラレコーダ1Aから隔離配置され
た受信センタ5と、受信センタ5との間を接続する通信
手段4とを備え、デジタル防犯カメラレコーダ1Aは、
異常状態の発生に応答して異常信号を生成する異常通報
手段3、13、14、18、19を有し、通信手段4
は、異常信号を受信センタ5に送信し、受信センタ5
は、異常信号により駆動される異常報知手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、故障通報機能を
備えたデジタル防犯カメラレコーダ装置に関し、特に遠
隔設置された受信センタに対して故障(および故障の予
兆)状態を直ちに通報することにより、画像データの録
画漏れを確実に防止したデジタル防犯カメラレコーダ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のデジタル防犯カメラレコー
ダ装置を示すブロック構成図である。図3において、1
はデジタル防犯カメラレコーダであり、マイクロコンピ
ュータにより構成されている。2はデジタル防犯カメラ
レコーダ1に接続されたカメラである。
【0003】デジタル防犯カメラレコーダ1は、CPU
6と、CPU6の動作プログラムなどが格納されたME
M(メモリ)7と、入力信号をデジタル変換するA/D
(アナログ・デジタル変換器)8と、JPEG(画像圧
縮チップ)9と、HDC(ハードディスクコントロー
ラ)10と、画像データを蓄積するHD(ハードディス
ク)11と、I/O(入出力器)12およびLED15
とを備えている。
【0004】MEM7、A/D8、JPEG9、HDC
10およびI/O12は、バスを介してCPU6に接続
されている。A/D8は、カメラ2からの入力信号をデ
ジタル信号に変換し、JPEG9は、デジタル変換され
た画像データを圧縮し、HD11は、HDC10の制御
下で、JPEG9で圧縮された画像データを蓄積する。
【0005】LED15は、CPU6の制御下でI/O
12を介して駆動され、たとえば、録画が正常に行われ
ているときは点灯し、デジタル防犯カメラシステムに異
常が発生して正常に録画されていない場合には消灯す
る。
【0006】図3に示すように、デジタル防犯カメラレ
コーダ装置は、通常時においては、カメラ2で撮像され
た画像信号を、デジタル圧縮された画像データとして、
HD11に蓄積録画している。
【0007】一方、録画が正常に行われなくなるような
不具合、たとえば、カメラ2からの入力信号喪失、HD
11への書き込みエラー、HDC10の制御エラー、M
EM7の記憶動作エラーなどが発生した場合には、LE
D15を消灯して、システム全体の動作を停止させる。
【0008】しかしながら、デジタル防犯カメラレコー
ダ1を異常発生状態から復帰させるためには、定期点検
時に、作業員がデジタル防犯カメラレコーダ1の設置場
所に出向いてLED15の消灯状態を確認する必要があ
る。
【0009】したがって、カメラ2で撮像された画像デ
ータが録画されていない状態が継続しても、直ちに作業
員が知ることができず、定期点検時になってから録画デ
ータが蓄積されていないことを知るという不具合があっ
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のデジタル防犯カ
メラレコーダ装置は以上のように、録画状態が正常であ
るか否かをLED15の点灯および消灯によって表示し
ているので、デジタル防犯カメラレコーダ装置の故障
(不具合)発生の有無を知るためには、LED15の表
示状態を確認するよりほかに無く、デジタル防犯カメラ
レコーダ1の設置現場まで作業員が行かなければ不具合
発生の有無を知ることができないという問題点があっ
た。
【0011】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、不具合発生の有無を遠隔地で直
ちに知ることのできるデジタル防犯カメラレコーダ装置
を得ることを目的とする。
【0012】また、この発明は、故障発生およびその予
兆状態を捉えることにより、録画できなくなる前に確実
に対応することのできるデジタル防犯カメラレコーダ装
置を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るデジタル防犯カメラレコーダ装置は、カメラにより撮
像された画像信号をデジタルの画像データに変換して蓄
積するためのデジタル防犯カメラレコーダを備え、デジ
タル防犯カメラレコーダは、画像データを蓄積するため
のハードディスクと、ハードディスクに対する画像デー
タの書き込みおよび読み出しを制御するハードディスク
コントローラと、画像データの蓄積が不可能となる異常
状態の発生を判定するためのCPUと、異常状態の発生
を表示するための異常表示手段とを有するデジタル防犯
カメラレコーダ装置において、デジタル防犯カメラレコ
ーダから隔離配置された受信センタと、デジタル防犯カ
メラレコーダと受信センタとの間を通信可能に接続する
通信手段とをさらに備え、デジタル防犯カメラレコーダ
は、異常状態の発生に応答して異常信号を生成する異常
通報手段をさらに有し、通信手段は、異常信号を受信セ
ンタに送信し、受信センタは、異常信号により駆動され
る異常報知手段を有するものである。
【0014】また、この発明の請求項2に係るデジタル
防犯カメラレコーダ装置は、請求項1において、異常通
報手段は、異常状態の発生に応答して駆動されるリレー
手段と、リレー手段の出力端子に接続された通報装置と
を含むものである。
【0015】また、この発明の請求項3に係るデジタル
防犯カメラレコーダ装置は、請求項2において、リレー
手段は、並列接続された第1および第2のリレーと、第
1および第2のリレーにより駆動される第1および第2
のリレー接点とを含み、通報装置は、第1および第2の
リレー接点の各出力端子に接続され、CPUは、異常状
態とともに異常状態の予兆を判定し、第1のリレーは、
異常状態の予兆に応答して駆動され、第2のリレーは、
異常状態に応答して駆動されるものである。
【0016】また、この発明の請求項4に係るデジタル
防犯カメラレコーダ装置は、請求項3において、CPU
は、ハードディスクからの画像データの読み出しリトラ
イ回数の異常、または、ハードディスクコントローラに
よるハードディスクへの通信パリティエラーを、異常状
態の予兆と判定し、ハードディスクへの画像データの書
き込み不良、または、ハードディスクコントローラの故
障を、異常状態と判定するものである。
【0017】また、この発明の請求項5に係るデジタル
防犯カメラレコーダ装置は、請求項3または請求項4に
おいて、デジタル防犯カメラレコーダは、CPUに接続
されたメモリを含み、CPUは、メモリのパリティエラ
ーを異常状態の予兆と判定し、メモリの故障を異常状態
と判定するものである。
【0018】また、この発明の請求項6に係るデジタル
防犯カメラレコーダ装置は、請求項3から請求項5まで
のいずれかにおいて、CPUは、カメラからの画像信号
が入力されない状態を異常状態と判定するものである。
【0019】また、この発明の請求項7に係るデジタル
防犯カメラレコーダ装置は、請求項1から請求項6まで
のいずれかにおいて、通信手段は、公衆回線からなるも
のである。
【0020】また、この発明の請求項8に係るデジタル
防犯カメラレコーダ装置は、請求項1から請求項7まで
のいずれかにおいて、デジタル防犯カメラレコーダは、
画像データを圧縮する画像圧縮チップを有し、ハードデ
ィスクは、圧縮後の画像データを蓄積するものである。
【0021】また、この発明の請求項9に係るデジタル
防犯カメラレコーダ装置は、請求項1から請求項8まで
のいずれかにおいて、デジタル防犯カメラレコーダは、
CPUの異常状態を検出してCPU異常信号を生成する
CPU異常検出手段をさらに有し、通信手段は、CPU
異常信号を受信センタに送信するものである。
【0022】また、この発明の請求項10に係るデジタ
ル防犯カメラレコーダ装置は、請求項9において、CP
U異常検出手段は、CPUに接続されたウォッチドッグ
タイマと、ウォッチドッグタイマの出力信号により駆動
される第3のリレーと、第3のリレーにより駆動される
第3のリレー接点とを含み、通報装置は、第3のリレー
接点の出力端子に接続されたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、図面を参照
しながら、この発明の実施の形態1について詳細に説明
する。
【0024】図1はこの発明の実施の形態1を示すブロ
ック構成図であり、前述(図3参照)と同様のものにつ
いては、同一符号を付して、または符号の後に「A」を
付して、詳述を省略する。
【0025】図1において、3はデジタル防犯カメラレ
コーダ1Aに接続された通報装置、4は通報装置3に接
続された通信手段となる公衆回線である。5はデジタル
防犯カメラレコーダ1Aから隔離配置された受信センタ
であり、通報装置3との間で公衆回線4を介して通信可
能に接続されている。
【0026】受信センタ5は、図示されない異常報知手
段(表示手段または報音手段など)を有しており、異常
報知手段は通報装置3からの異常信号(後述する)によ
り駆動されて、作業員に異常発生を報知するようになっ
ている。
【0027】また、この場合、デジタル防犯カメラレコ
ーダ1A内のCPU6Aは、各要素(サブシステム)毎
に不具合を、録画が不可能となる不具合と、録画が継続
可能な不具合予兆とに分類して判定する機能を有する。
【0028】デジタル防犯カメラレコーダ1A内におい
て、13および14はリレーであり、LED15ととも
にI/O12に並列接続されている。18および19は
各リレー13、14によって開閉駆動されるリレー接点
であり、それぞれの出力端子は通報装置3に接続されて
いる。
【0029】一方のリレー13は、テジタル防犯カメラ
レコーダ1Aの不具合のうち、予兆状態(録画可能では
あるが、何らかの不具合)が判定された場合に動作し、
リレー接点18を閉じることにより、異常を通報するこ
とができるようになっている。
【0030】他方のリレー14は、テジタル防犯カメラ
レコーダ1Aの不具合のうち、故障状態が判定された場
合に動作し、故障接点19を閉じることにより故障を通
報することができるようになっている。
【0031】通報装置3は、リレー13、14およびリ
レー接点18、19とともに異常通報手段を構成してお
り、リレー接点18、19の閉成動作に応答して異常信
号を生成し、公衆回線4を通して遠隔の受信センタ5に
異常を通知するようになっている。
【0032】すなわち、デジタル防犯カメラレコーダ1
A内のCPU6Aは、MEM7、A/D8、HDC10
またはHD11の状態を判定しており、いずれかの不具
合予兆またはエラー発生を判定すると、予兆判定信号ま
たは故障判定信号によりリレー13または14を動作さ
せてリレー接点18または19を閉成させる。
【0033】これにより、通報装置3は、公衆回線4を
介して受信センタ5に異常信号を送信し、受信センタ5
内の異常報知手段を駆動して作業員に異常通報を行う。
【0034】ここで、不具合の予兆状態とは、不具合が
発生しているものの、HD11への録画動作が継続可能
な状態であり、たとえば、HD11からの読み出し処理
のリトライ回数異常や、HDC10のHD通信パリティ
ーエラーや、MEM7のパリティエラーなどが挙げられ
る。
【0035】上記エラーのうち、HD11からの読み出
しリトライ回数異常とは、HD11から画像データを読
み出すときのCRC(サイクリック・リダンダンシー・
チェック)でエラー回数(リトライ回数)が所定回数
(通常、3回程度)以下だけ発生した場合に相当する。
【0036】一般に、HD11にデータを書き込むとき
には、CRCと称されるエラーチェック用のビット(1
6ビット程度)データが書き込まれ、データを読み出す
ときに、CRCエラーの有無により正確に読み出された
か否かをチェックしている。
【0037】したがって、画像データを読み出すとき
に、CRC(サイクリック・リダンダンシー・チェッ
ク)エラーが発生すれば、リトライ(再度の読み出し)
が行われるが、リトライの繰り返し回数により、異常の
有無を判定することができる。
【0038】なお、CRCエラーが所定回数を超えてリ
トライした場合は、予兆状態ではなく、録画動作不可能
な故障状態と見なして録画動作を中止する。
【0039】また、HDC10のHD通信パリティーエ
ラーとは、HDC11によるHD10へのデータ転送時
のパリティエラーに相当する。HD通信パリティーエラ
ーの場合も、所定回数を超える回数だけ連続してエラー
が発生した場合には、予兆状態ではなく、録画動作の継
続が不可能な状態と見なして故障通報する。
【0040】さらに、MEM7のパリティエラーとは、
MEM7のパリティチェックで不具合を判定した場合に
相当する。この場合、1ビットまでの異常であれば、予
兆状態と見なして自動修正し、2ビット以上の異常であ
れば、録画動作を継続できない状態と見なして故障通報
する。
【0041】一方、故障(エラー)状態とは、HD11
への録画動作が継続不可能な状態であり、カメラ2から
の画像信号がA/D8に入力されなくなった状態、HD
11の不具合(書き込み動作不良)、HDC10または
MEM7の故障(エラー)などが挙げられる。
【0042】また、CPU6Aは、不具合発生時にはL
ED15を消灯するとともに、不具合予兆を判定した場
合には、たとえばLED15を点滅させるなどにより、
デジタル防犯カメラレコーダ1Aにおいても予兆状態を
報知することができる。
【0043】このように、デジタル防犯カメラレコーダ
1A内のCPU6Aは、各要素の不具合予兆状態または
不具合状態を判定したときに、LED15を点滅または
消灯するのみならず、リレー手段の閉成駆動による異常
信号を通報装置3および公衆回線4を介して受信センタ
5に送信し、直ちに異常状態を報知することができる。
【0044】すなわち、デジタル防犯カメラレコーダ1
Aにおける故障または予兆状態の判定情報は、異常信号
として受信センタ5に通報され、自動的に報知手段を駆
動するので、デジタル防犯カメラレコーダ1Aが設置現
場に作業員が出向いて点検する必要が無く、遠隔地で直
ちに故障を知ることができる。
【0045】また、遠隔の受信センタ5で故障発生が通
報された場合に、作業員が即座に現地へ出向いて故障を
修理することができ、録画されない時間を最短に抑制す
ることができる。
【0046】また、遠隔の受信センタ5で故障の予兆状
態が通報された場合には、実際に故障を起こす前に、作
業員が不具合箇所を修理することができるので、録画さ
れない時間を全く無くすこともできる。
【0047】また、CPU6Aは、デジタル防犯カメラ
レコーダ1A内の故障予兆または故障のいずれが判定さ
れた場合も、公衆回線4を通して直ちに異常状態を受信
センタ5に通報するので、時間遅れなく異常報知するこ
とができる。
【0048】また、受信センタ5で報知を受けた作業員
は、異常状態に応じて柔軟に対応することができる。た
とえば故障状態が予兆であれば、当分の間は録画が継続
されるので、作業員が即日現地に出向く必要はなく、翌
営業日などに出向いて対応することもでき、録画されな
い時間を全く無くすかまたは最短に抑制することができ
る。
【0049】さらに、デジタル防犯カメラレコーダ1A
と受信センタ5とを接続する通信手段として、公衆回線
4を用いたので、新たに通信手段を設置する必要がな
く、特にコストアップを招くこともない。
【0050】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は、デジタル防犯カメラレコーダ内のCPUの異常につ
いて考慮しなかったが、CPUの異常を検出して受信セ
ンタ5に通報してもよい。
【0051】図2はCPUの異常検出機能を備えたこの
発明の実施の形態2を示すブロック構成図であり、前述
(図1参照)と同様のものについては、同一符号を付し
て、または符号の後に「B」を付して、詳述を省略す
る。
【0052】図2において、デジタル防犯カメラレコー
ダ1Bは、前述の構成に加えて、WDT(ウォッチドッ
グタイマ)16、WDT検出リレー17およびWDTリ
レー接点20を備えている。
【0053】WDT16は、バスを介してCPU6Bに
接続され、CPU6Bの動作を監視しており、CPU6
BがS/W的またはH/W的な不具合を発生して通常処
理を継続できなくなった場合に、CPU6Bの異常状態
を検出する。
【0054】WDT検出リレー17は、WDT16に接
続されており、WDT16がCPU6Bの異常状態を検
出したときに動作する。WDTリレー接点20は、リレ
ー接点18、19に並列接続されており、WDT検出リ
レー17の動作に応答して閉成し、通報装置3にCPU
異常信号を生成する。
【0055】図2のように、WDT16と、WDT16
に応動するWDT検出リレー17およびWDTリレー接
点20とを追加することにより、CPU6Bの異常も監
視することができる。
【0056】したがって、デジタル防犯カメラレコーダ
1Bの異常をさらに高精度に監視することができ、デジ
タル防犯カメラレコーダ装置としての信頼性も向上す
る。
【0057】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、カメラにより撮像された画像信号をデジタルの画
像データに変換して蓄積するためのデジタル防犯カメラ
レコーダを備え、デジタル防犯カメラレコーダは、画像
データを蓄積するためのハードディスクと、ハードディ
スクに対する画像データの書き込みおよび読み出しを制
御するハードディスクコントローラと、画像データの蓄
積が不可能となる異常状態の発生を判定するためのCP
Uと、異常状態の発生を表示するための異常表示手段と
を有するデジタル防犯カメラレコーダ装置において、デ
ジタル防犯カメラレコーダから隔離配置された受信セン
タと、デジタル防犯カメラレコーダと受信センタとの間
を通信可能に接続する通信手段とをさらに備え、デジタ
ル防犯カメラレコーダは、異常状態の発生に応答して異
常信号を生成する異常通報手段をさらに有し、通信手段
は、異常信号を受信センタに送信し、受信センタは、異
常信号により駆動される異常報知手段を有するので、不
具合発生の有無を遠隔地で直ちに知ることのできるデジ
タル防犯カメラレコーダ装置が得られる効果がある。
【0058】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、異常通報手段は、異常状態の発生に応答
して駆動されるリレー手段と、リレー手段の出力端子に
接続された通報装置とを含むので、異常判定時に、リレ
ー手段の動作により不具合発生の有無を遠隔地で直ちに
知ることのできるデジタル防犯カメラレコーダ装置が得
られる効果がある。
【0059】また、この発明の請求項3によれば、請求
項2において、リレー手段は、並列接続された第1およ
び第2のリレーと、第1および第2のリレーにより駆動
される第1および第2のリレー接点とを含み、通報装置
は、第1および第2のリレー接点の各出力端子に接続さ
れ、CPUは、異常状態とともに異常状態の予兆を判定
し、第1のリレーは、異常状態の予兆に応答して駆動さ
れ、第2のリレーは、異常状態に応答して駆動されるの
で、異常判定時に、リレー接点信号の動作により故障や
不具合予兆を遠隔地で直ちに知ることができ、不具合状
態に応じて柔軟な対応が可能になるとともに、録画でき
なくなる前に確実に対応することのできるデジタル防犯
カメラレコーダ装置が得られる効果がある。
【0060】また、この発明の請求項4によれば、請求
項3において、CPUは、ハードディスクからの画像デ
ータの読み出しリトライ回数の異常、または、ハードデ
ィスクコントローラによるハードディスクへの通信パリ
ティエラーを、異常状態の予兆と判定し、ハードディス
クへの画像データの書き込み不良、または、ハードディ
スクコントローラの故障を、異常状態と判定するので、
異常および予兆状態を確実に判定することのできるデジ
タル防犯カメラレコーダ装置が得られる効果がある。
【0061】また、この発明の請求項5によれば、請求
項3または請求項4において、デジタル防犯カメラレコ
ーダは、CPUに接続されたメモリを含み、CPUは、
メモリのパリティエラーを異常状態の予兆と判定し、メ
モリの故障を異常状態と判定するので、異常および予兆
状態を確実に判定することのできるデジタル防犯カメラ
レコーダ装置が得られる効果がある。
【0062】また、この発明の請求項6によれば、請求
項3から請求項5までのいずれかにおいて、CPUは、
カメラからの画像信号が入力されない状態を異常状態と
判定するので、異常状態を確実に判定することのできる
デジタル防犯カメラレコーダ装置が得られる効果があ
る。
【0063】また、この発明の請求項7によれば、請求
項1から請求項6までのいずれかにおいて、通信手段
は、公衆回線からなるので、特に通信手段を設置する必
要がなく、コストアップを防止したデジタル防犯カメラ
レコーダ装置が得られる効果がある。
【0064】また、この発明の請求項8によれば、請求
項1から請求項7までのいずれかにおいて、デジタル防
犯カメラレコーダは、画像データを圧縮する画像圧縮チ
ップを有し、ハードディスクは、圧縮後の画像データを
蓄積するので、ハードディスクの容量を軽減させること
のできるデジタル防犯カメラレコーダ装置が得られる効
果がある。
【0065】また、この発明の請求項9によれば、請求
項1から請求項8までのいずれかにおいて、デジタル防
犯カメラレコーダは、CPUの異常状態を検出してCP
U異常信号を生成するCPU異常検出手段をさらに有
し、通信手段は、CPU異常信号を受信センタに送信す
るので、CPUの異常をも報知することができ、さらに
信頼性の高いデジタル防犯カメラレコーダ装置が得られ
る効果がある。
【0066】また、この発明の請求項10によれば、請
求項9において、CPU異常検出手段は、CPUに接続
されたウォッチドッグタイマと、ウォッチドッグタイマ
の出力信号により駆動される第3のリレーと、第3のリ
レーにより駆動される第3のリレー接点とを含み、通報
装置は、第3のリレー接点の出力端子に接続されたの
で、特に高価な回路要素を用いることなく、高精度で高
信頼性のデジタル防犯カメラレコーダ装置が得られる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を概略的に示すブロ
ック構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2を概略的に示すブロ
ック構成図である。
【図3】 従来のデジタル防犯カメラレコーダ装置を概
略的に示すブロック構成図である。
【符号の説明】
1A、1B デジタル防犯カメラレコーダ、2 カメ
ラ、3 通報装置、4公衆回線(通信手段)、5 受信
センタ、6A、6B CPU、7 MEM(メモリ)、
8 A/D(アナログ・デジタル変換器)、9 JPE
G(画像圧縮チップ)、10 HDC(ハードディスク
コントローラ)、11 HD(ハードディスク)、12
I/O(入出力器)、13 第1のリレー(予兆
用)、14第2のリレー(異常用)、15 LED(異
常表示手段)、16 WDT(ウォッチドッグタイ
マ)、17 第3のリレー(WDT用)、18 第1の
リレー接点(予兆用)、19 第2のリレー接点(異常
用)、20 第3のリレー接点(WDT用)。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラにより撮像された画像信号をデジ
    タルの画像データに変換して蓄積するためのデジタル防
    犯カメラレコーダを備え、 前記デジタル防犯カメラレコーダは、 前記画像データを蓄積するためのハードディスクと、 前記ハードディスクに対する前記画像データの書き込み
    および読み出しを制御するハードディスクコントローラ
    と、 前記画像データの蓄積が不可能となる異常状態の発生を
    判定するためのCPUと、 前記異常状態の発生を表示するための異常表示手段とを
    有するデジタル防犯カメラレコーダ装置において、 前記デジタル防犯カメラレコーダから隔離配置された受
    信センタと、 前記デジタル防犯カメラレコーダと前記受信センタとの
    間を通信可能に接続する通信手段とをさらに備え、 前記デジタル防犯カメラレコーダは、前記異常状態の発
    生に応答して異常信号を生成する異常通報手段をさらに
    有し、 前記通信手段は、前記異常信号を前記受信センタに送信
    し、 前記受信センタは、前記異常信号により駆動される異常
    報知手段を有することを特徴とするデジタル防犯カメラ
    レコーダ装置。
  2. 【請求項2】 前記異常通報手段は、 前記異常状態の発生に応答して駆動されるリレー手段
    と、 前記リレー手段の出力端子に接続された通報装置とを含
    むことを特徴とする請求項1に記載のデジタル防犯カメ
    ラレコーダ装置。
  3. 【請求項3】 前記リレー手段は、 並列接続された第1および第2のリレーと、 前記第1および第2のリレーにより駆動される第1およ
    び第2のリレー接点とを含み、 前記通報装置は、前記第1および第2のリレー接点の各
    出力端子に接続され、 前記CPUは、前記異常状態とともに前記異常状態の予
    兆を判定し、 前記第1のリレーは、前記異常状態の予兆に応答して駆
    動され、 前記第2のリレーは、前記異常状態に応答して駆動され
    ることを特徴とする請求項2に記載のデジタル防犯カメ
    ラレコーダ装置。
  4. 【請求項4】 前記CPUは、 前記ハードディスクからの前記画像データの読み出しリ
    トライ回数の異常、または、前記ハードディスクコント
    ローラによる前記ハードディスクへの通信パリティエラ
    ーを、前記異常状態の予兆と判定し、 前記ハードディスクへの前記画像データの書き込み不
    良、または、前記ハードディスクコントローラの故障
    を、前記異常状態と判定することを特徴とする請求項3
    に記載のデジタル防犯カメラレコーダ装置。
  5. 【請求項5】 前記デジタル防犯カメラレコーダは、前
    記CPUに接続されたメモリを含み、 前記CPUは、 前記メモリのパリティエラーを前記異常状態の予兆と判
    定し、 前記メモリの故障を前記異常状態と判定することを特徴
    とする請求項3または請求項4に記載のデジタル防犯カ
    メラレコーダ装置。
  6. 【請求項6】 前記CPUは、前記カメラからの画像信
    号が入力されない状態を前記異常状態と判定することを
    特徴とする請求項3から請求項5までのいずれかに記載
    のデジタル防犯カメラレコーダ装置。
  7. 【請求項7】 前記通信手段は、公衆回線からなること
    を特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかに記
    載のデジタル防犯カメラレコーダ装置。
  8. 【請求項8】 前記デジタル防犯カメラレコーダは、前
    記画像データを圧縮する画像圧縮チップを有し、 前記ハードディスクは、圧縮後の画像データを蓄積する
    ことを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか
    に記載のデジタル防犯カメラレコーダ装置。
  9. 【請求項9】 前記デジタル防犯カメラレコーダは、前
    記CPUの異常状態を検出してCPU異常信号を生成す
    るCPU異常検出手段をさらに有し、 前記通信手段は、前記CPU異常信号を前記受信センタ
    に送信することを特徴とする請求項1から請求項8まで
    のいずれかに記載のデジタル防犯カメラレコーダ装置。
  10. 【請求項10】 前記CPU異常検出手段は、 前記CPUに接続されたウォッチドッグタイマと、 前記ウォッチドッグタイマの出力信号により駆動される
    第3のリレーと、 前記第3のリレーにより駆動される第3のリレー接点と
    を含み、 前記通報装置は、前記第3のリレー接点の出力端子に接
    続されたことを特徴とする請求項9に記載のデジタル防
    犯カメラレコーダ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007036369A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 監視カメラ装置及び監視カメラシステム
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WO2015178529A1 (ko) * 2014-05-23 2015-11-26 김산 네트워크에 연결된 비디오 기록 장치 및 비디오 기록 장치를 포함하는 비디오 관제 시스템

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