JP3478191B2 - 無線基地局及びそれに用いる故障通報方法 - Google Patents

無線基地局及びそれに用いる故障通報方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線基地局及びそれ
に用いる故障通報方法に関し、特に超小型セルラ基地局
やPHS(Personal Handyphone
System)基地局の故障情報の通報方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の故障情報の通報方法とし
ては、無線基地局装置の監視装置において内部の各ユニ
ットや送信電力等の値の異常を検出し、中央の監視制御
装置に通報する方法がある。
【0003】例えば、セルラ電話の基地局のように、各
機能ユニットが集合して装置となっている場合には、そ
れぞれのユニットの異常な状態を通報することによっ
て、中央の監視制御装置では症状毎にとるべき対応が何
かを判断することを臨機応変に行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の故障情
報の通報方法では、各機能ユニットが集合して装置とな
っている場合に、それぞれのユニットの異常な状態を通
報しているので、超小型セルやPHS等の基地局がそれ
だけで1つのユニットとして扱えるようなものであれ
ば、異常に対する対応がほとんどの場合、装置の点検や
交換となり、中央で症状毎に対処方法を判断するのは無
駄なことになる。
【0005】逆に、故障発生等の記録は現場での点検や
故障状況確認、及び修理の際に故障を見つける重要な情
報となる。通常、装置を一旦はずしてしまうと、当該装
置に保存された情報は消されてしまい、センタの情報を
検索することとなる。一定時間が経過すると、それらも
削除されてしまい、利用することができないこともあ
る。
【0006】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、故障通報を故障の程度として行うことができ、故
障通報の規格統一を容易に図ることができる無線基地局
及びそれに用いる故障通報方法を提供することにある。
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による無線基地局
は、移動端末機との間で少なくとも音声及びデータの送
受信を行う無線基地局であって、自局内における異常発
生情報を基に自局が動作継続可能か否かを判定する手段
と、その判定結果を上位装置に通報する手段とを備えて
いる。
【0009】本発明による無線基地局の故障通報方法
は、移動端末機との間で少なくとも音声及びデータの送
受信を行う無線基地局の故障通報方法であって、前記無
線基地局内における異常発生情報を基に前記無線基地局
が動作継続可能か否かを判定するステップと、その判定
結果を上位装置に通報するステップとを備えている。
【0010】すなわち、本発明の無線基地局の故障情報
専用記録装置は、小型セルラ基地局やPHS基地局等の
無線基地局内に、直接読出し可能で、電源を切っても消
去されない専用の記憶部(不揮発性メモリ)を持ってい
る。この記憶部には無線基地局の故障情報が記録され
る。
【0011】これによって、無線基地局の現場や修理セ
ンタ等における修理の機能と監視センタの機能とに対し
て、それぞれの場面で、それぞれに必要十分な情報を得
ることが可能となり、無駄な処理動作が生ずることがな
い。
【0012】修理の場面では修理作業の参考として、メ
モリカードを読込むのみで、詳しい異常状態の発生状況
が得られる。監視センタの場面ではシステムが何%動作
しているのかを単純にみられる。また、修理部門への指
示も、即時修理が必要な状態、早期に修理が必要な状
態、点検が必要な状態として、無線基地局からの情報を
無加工で渡すことが可能となる。
【0013】また、本発明の無線基地局の故障通報方法
は、上位装置(監視センタ)に、故障や異常の内容でな
く、装置全体としての故障や異常の程度を通報してい
る。これによって、通報が故障を症状でなく、故障の程
度として行われるので、装置の方式や型式の違う基地が
混在したり、機能追加等を行う際にも上位装置(監視セ
ンタ)が同じ処理の方法で対応することが可能となり、
故障通報の規格統一を容易に図ることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
る無線基地局の構成を示すブロック図である。図1にお
いて、基地局(例えば、小型セルラ基地局)1は、従来
装置を構成する無線部11と、制御部12と、接続部1
3と、入出力部14と、電源部16とに加え、独立記憶
部15を備えている。
【0015】独立記憶部15は装置を動作させるための
プログラムやその動作エリアのための記憶部(図示せ
ず)とは独立して配設されている。また、独立記憶部1
5はその記憶内容が、基地局1に実装された状態で、書
込みや読出しを行うことができるだけでなく、容易に基
地局1から取外し自在となっており、基地局1以外の他
の装置(図示せず)に接続して書込みや読出しを行うこ
とができる。例えば、独立記憶部15としてはメモリー
カードを使用する方法がある。
【0016】無線部11は音声やデータを電波を使って
図示せぬ移動端末機との間で送受信を行う。接続部13
は有線等の固定回線を通して図示せぬ上位装置と音声や
データの送受信及び上位装置との監視制御信号の送受信
を行う。
【0017】制御部12は基地局1の装置全体の制御を
行う。また、制御部12は基地局1の装置内各部から送
られてくる装置の動作状況や異常状態から、装置が動作
不可能な状態なのか、能力低下状態にあるのかを判断す
る機能も持つ。
【0018】入出力部14は基地局1の装置内に電源が
投入された状態で、装置と装置に直接接続されたコンピ
ュータ(図示せず)等との間で通信を行う。独立記憶部
15には制御部12から送られてくる装置に起こった異
常や装置の動作に影響のある環境変化が記憶される。電
源部16は基地局1の装置内に電源を供給する。
【0019】図2は本発明の一実施例による基地局1に
おける故障通報処理を示すフローチャートである。これ
ら図1及び図2を参照して本発明の一実施例による基地
局1において独立記憶部15としてメモリカードを利用
する場合の動作について説明する。
【0020】基地局1の装置内における異常な状態の発
生や消滅が検出された時、あるいは周囲環境に好ましく
ない状態の発生や消滅が検出された時、その情報は制御
部12に伝えられる(図2ステップS1)。制御部12
はこれらの情報を受取ると、情報を時刻と共に独立記憶
部15(メモリカード)に送って記録する(図2ステッ
プS2)。
【0021】制御部12はこれらの情報から、装置動作
が不可能な状態であるか、装置能力を落として動作可能
な状態であるか、環境が悪化して正常動作が維持できな
い状態であるのかにそれぞれ分類する。
【0022】すなわち、制御部12は収集情報から動作
不能と判定すると(図2ステップS3)、動作不能を通
報内容として設定する(図2ステップS4)。また、制
御部12は収集情報から能力低下と判定すると(図2ス
テップS5)、能力低下を通報内容として設定する(図
2ステップS6)。さらに、制御部12は収集情報から
環境不適と判定すると(図2ステップS7)、環境不適
を通報内容として設定する(図2ステップS8)。
【0023】制御部12は上記の分類結果、つまり通報
内容として設定した動作不能、能力低下、環境不適を接
続部13を介して上位装置に通報する(図2ステップS
9)。
【0024】独立記憶部15(メモリカード)に記憶さ
れた内容は制御部12と入出力部14とを介して装置の
入出力端子(図示せず)から読出す方法と、独立記憶部
15(メモリカード)を基地局1から取外してコンピュ
ータの入出力装置で読取る方法とがある。
【0025】このように、基地局1の現場や修理センタ
等の修理の機能と監視センタの機能とに対し、それぞれ
の場面で、それぞれに必要十分な情報を得ることがで
き、無駄な処理動作が生ずることがない。つまり、無駄
な処理動作を排除することができる。
【0026】修理の場面では修理作業の参考として、独
立記憶部15(メモリカード)の記憶内容を読込むのみ
で、詳しい異常状態の発生状況を知ることができる。監
視センタの場面ではシステムが何%動作しているのかを
単純にみることができる。また、修理部門への指示も、
即時修理が必要な状態、早期に修理が必要な状態、点検
が必要な状態として、基地局1からの情報を無加工で渡
すことができる。
【0027】故障の通報は発生した故障を症状でなく、
故障の程度として行われるので、装置の方式や型式の違
う基地局が混在したり、機能追加等を行う時にも、上位
装置(監視センタ)では同じ処理の方法で対応すること
ができ、故障通報の規格統一を容易に図ることができ
る。
【0028】尚、上記の説明では独立記憶部15として
メモリカードを用いる例について述べたが、それ以外
に、不揮発性の記憶素子と記憶保持機構とを組込んだカ
ートリッジや、容易に取外せる基板上に組まれた不揮発
性メモリ等で実現することも可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明の無線基地局
の故障情報専用記録装置によれば、移動端末機との間で
少なくとも音声及びデータの送受信を行う無線基地局に
おいて、少なくとも無線基地局内における異常発生情報
を記憶する不揮発性の記憶手段を無線基地局に着脱自在
に配設することによって、基地局の現場や修理センタ等
の修理の機能と監視センタの機能とに対して必要十分な
情報を得ることができ、無駄な処理動作を排除すること
ができるという効果がある。
【0030】また、本発明の無線基地局の故障通報方法
によれば、移動端末機との間で少なくとも音声及びデー
タの送受信を行う無線基地局において、無線基地局内に
おける異常発生情報を基に無線基地局が動作継続可能か
否かを判定し、その判定結果を上位装置に通報すること
によって、故障通報を故障の程度として行うことがで
き、故障通報の規格統一を容易に図ることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による無線基地局の構成を示
すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による基地局における故障通
報処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 基地局 11 無線部 12 制御部 13 接続部 14 入出力部 15 独立記憶部 16 電源部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 17/00 H04B 7/26 H04M 3/10 H04Q 1/20

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動端末機との間で少なくとも音声及び
    データの送受信を行う無線基地局であって、自局内にお
    ける異常発生情報を基に自局が動作継続可能か否かを判
    定する手段と、その判定結果を上位装置に通報する手段
    とを有することを特徴とする無線基地局。
  2. 【請求項2】 自局内における異常発生情報を収集する
    手段を含むことを特徴とする請求項1記載の無線基地
    局。
  3. 【請求項3】 前記動作継続可能か否かを判定する手段
    は、前記異常発生情報から動作不能を判定する手段と、
    前記異常発生情報から能力低下を判定する手段と、前記
    異常発生情報から環境不適を判定する手段とを少なくと
    も含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    無線基地局。
  4. 【請求項4】 移動端末機との間で少なくとも音声及び
    データの送受信を行う無線基地局の故障通報方法であっ
    て、前記無線基地局内における異常発生情報を基に前記
    無線基地局が動作継続可能か否かを判定するステップ
    と、その判定結果を上位装置に通報するステップとを有
    することを特徴とする故障通報方法。
  5. 【請求項5】 前記無線基地局内における異常発生情報
    を収集するステップを含むことを特徴とする請求項4記
    載の故障通報方法。
  6. 【請求項6】 前記動作継続可能か否かを判定するステ
    ップは、前記異常発生情報から動作不能を判定するステ
    ップと、前記異常発生情報から能力低下を判定するステ
    ップと、前記異常発生情報から環境不適を判定するステ
    ップとを少なくとも含むことを特徴とする請求項4また
    は請求項5記載の故障通報方法。
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