JP2632105B2 - 車両用前照灯灯具 - Google Patents

車両用前照灯灯具

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JP2632105B2
JP2632105B2 JP3319657A JP31965791A JP2632105B2 JP 2632105 B2 JP2632105 B2 JP 2632105B2 JP 3319657 A JP3319657 A JP 3319657A JP 31965791 A JP31965791 A JP 31965791A JP 2632105 B2 JP2632105 B2 JP 2632105B2
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pin
aiming mechanism
vibration
sliding groove
vehicle
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JP3319657A
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隆 横山
滋 古屋
博明 足立
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SUTANREE DENKI KK
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SUTANREE DENKI KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用前照灯灯具に関す
るものであり、詳細にはインナーエーミング方式と称さ
れ、反射鏡部分のみを左右方向と上下方向に回動させ照
準を行う前照灯灯具に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の前照灯灯具90の構成の
例を示すものが図5であり、この前照灯灯具90には、
例えば前照灯用反射鏡91とフォグランプ用反射鏡92
とが樹脂の一体成形などで一体化して形成されるものと
され、前記前照灯用反射鏡91の側には支点93aと、
この支点93aの水平方向に設けられネジなどにより前
後進を行わせるようにして前照灯用反射鏡91の照射方
向を左右に偏寄させる偏寄調整装置93bと、前記支点
93aの垂直方向に同様な機構として設けられた仰伏調
整装置93cとでなる照準機構93が設けられるものと
され、前記前照灯用反射鏡91の側において照準を行う
ことで前記フォグランプ用反射鏡92も共動して同時に
照準が行われるものとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の前照灯灯具90においては、前記前照灯用反射
鏡91の側にのみ照準機構93が設けられたことで、前
記フォグランプ用反射鏡92の前照灯用反射鏡91と連
接された反対側の端部は自由端状となり、自動車の走行
時の振動などにより歪み、捩じれなどの変形を生ずるも
のとなり、この変形に起因する光軸の変化が対向車から
チラツキなどとして観視され、商品価値を損なうばかり
でなく安全性にも問題点を生ずるものとなり、この点の
解決が課題とされるものとなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来の
課題を解決するための具体的手段として、照準機構が設
けられた一方の反射鏡と照準機構が設けられない他の一
方の反射鏡とを連接して一体化し、前記一方の反射鏡に
設けられた照準機構の作動により他の一方の反射鏡も共
動して照準が行われる構成とした車両用前照灯におい
て、前記他の一方の反射鏡の自由端側の端部であり且つ
前記照準機構の支点と偏寄調整装置とを結ぶ延長線上に
は振止めピンが設けられ、該振止めピンは固定部に設け
られ前記照準機構によるこの振止めピンの前後方向の移
動と回動とを自在とする摺動溝に嵌着されていることを
特徴とする車両用前照灯灯具を提供することで課題を解
決するものである。
【0005】
【実施例】つぎに、本発明を図に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。尚、以下の説明において水平、垂直、
前後左右など方向を表す記載は車両用前照灯灯具を車体
に取付けた状態を基準とする。
【0006】図1および図2に符号1で示すものは本発
明に係る車両用前照灯灯具(以下に灯具1と略称する)
であり、この灯具1のレンズ2とハウジング3とで形成
される容室内には例えば前照灯用とした一方の反射鏡4
とフォグランプ用とした他の一方の反射鏡5とが連接さ
れ一体化されて設けられ、前記一方の反射鏡4の側にの
み支点6a、偏寄調整装置6b、仰伏調整装置6cによ
る照準機構6が設けられているものである点は従来例の
ものと同様であるが、前記他の一方の反射鏡5の自由端
側の端部には、本発明により振止めピン7が設けられ、
この振止めピン7はハウジング3に設けられた摺動溝8
に嵌合されるものとされている。
【0007】ここで、前記振止めピン7と摺動溝8につ
いて更に詳細に説明を行えば、先ず、前記振止めピン7
は、前記他の一方の反射鏡5の自由端側の端部であると
共に、前記支点6aと偏寄調整装置6bとを結ぶ延長線
Xに中心を一致させ、この延長線Xと直交する断面を円
形とする円柱状に設けられている。
【0008】これに対する摺動溝8は、車体など固定部
に直接に取付けられるハウジング3に設けられるものと
され、前記振止めピン7を垂直の上下方向から挟み込む
ようにして設けられて、振止めピン7のこの方向への移
動を制限するように設けられるものであり、このときに
前記偏寄調整装置6bを作動させたときの支点6aを回
転の中心とする前記振止めピン7の水平方向前後への移
動を妨げないようにするための水平方向の溝状とされ、
前記照準機構6の機能を損なわないものとされている。
【0009】尚、上記の構成としたことで仰伏調整装置
6cを作動させたときには前記振止めピン7は延長線X
を中心、即ち、振止めピン7が形成された円柱の軸を中
心として回動し、前記摺動溝8とは外周で円弧方向に摺
動するものとなるので、振止めピン7と摺動溝8との相
互関係は実質的に変化せず、よって前記仰伏調整装置6
cに対しても照準機構6の機能を損うことはないものと
されている。
【0010】次いで、上記の構成とした灯具1の作用、
効果について説明を行えば、本発明により他の一方の反
射鏡5の自由端側の端部に振止めピン7を設け、この振
止めピン7をハウジング3に設けた摺動溝8に嵌合させ
たことで、前記他の一方の反射鏡5は自由端側の端部を
ハウジング3に支持されるものとなり、且つその支持の
方向は自動車の走行により最も振動を生ずる上下方向で
あるので、前記他の一方の反射鏡5に生ずる歪み、捩じ
れなど光軸に影響する変形を防止する。
【0011】尚、実際の実施に当たっては、図3に示す
ように前記振止めピン7に略球状のカラー7aを算盤珠
状に回転と軸方向への適宜量の移動を自在とするように
貫通させるものとしておけば、前記照準機構6の動作に
対する摩擦が減少され、スムーズな動作を可能とするも
のとなり、一層に好結果が得られるものとなり好ましい
ものとなる。
【0012】図4に示すものは本発明の別な実施例であ
り、前の実施例が振止めピン7と摺動溝8とにより他の
一方の反射鏡5に生ずる垂直(上下)方向の振動のみの
制止に重点を置くものであったのに対し、この実施例で
は前記振止めピン7に絶対的に必要とされる照準機構6
を作動させることにより生ずる前後方向への移動および
振止めピン7の回転運動以外は全て制止することで一層
の振れ止め効果を期待するものである。
【0013】上記の目的を達成するためにこの実施例に
おいては振止めピン9には球状部9aが設けられ円筒状
の取付部9bに対して先端が膨らむ形状とされ、これに
対応して摺動溝10には前記取付部9bを通過させ前記
球状部9aを抱え込むように断面略C字状に形成されて
いる。
【0014】また、同時に前記摺動溝10は支点6aを
中心とする水平な円弧状に形成され、これにより前記照
準機構6の作動による振止めピン9の移動および回動を
妨げることのないものとされている。
【0015】以上の構成としたことで、例えば一方の反
射鏡4と他の一方の反射鏡5とが接続される部分で折曲
がり振動を生じ易い場合(この場合他の一方の反射鏡5
の光軸は左右方向にもブレるものとなる)においても、
前記振止めピン9と摺動溝10とで水平方向左右への相
互移動が制限されるので、前記した折曲がり振動は抑止
されるものとなる。尚、上記以外の作用、効果は前の実
施例と同様であるのでここでの詳細な説明は省略する。
【0016】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、照
準機構が装備されない側の反射鏡の自由端側の端部に振
止めピンを設け、該振止めピンを固定部に設けられた摺
動溝に嵌着し、垂直方向上下への自由振動の発生を抑制
するものとしたことで、走行時の振動により前記反射鏡
の振動により光軸が変化するのを防止してチラツキなど
の発生をなくし、この種の車両用前照灯灯具の品質向上
に優れた効果を奏するものとする。
【0017】また、上記に加えて前記振止めピンと摺動
溝とに水平方向左右への相互移動を制限する機構を設け
ることで、左右方向への光軸の変化も防止し、上記の効
果を一層に確実なものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車両用前照灯灯具の一実施例を
示す斜視図である。
【図2】 図1のA―A線に沿う断面図である。
【図3】 本発明の別な実施例を分解した状態の要部で
示す斜視図である。
【図4】 同じく本発明の更に別な実施例を要部で示す
斜視図である。
【図5】 従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1……車両用前照灯灯具 2……レンズ 3……ハウジング 4……一方の反射鏡 5……他の一方の反射鏡 6……照準機構 6a……支点、6b……偏寄調整装置、6c……仰伏調
整装置 7、9……振止めピン 8、10……摺動溝

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照準機構が設けられた一方の反射鏡と照
    準機構が設けられない他の一方の反射鏡とを連接して一
    体化し、前記一方の反射鏡に設けられた照準機構の作動
    により他の一方の反射鏡も共動して照準が行われる構成
    とした車両用前照灯において、前記他の一方の反射鏡の
    自由端側の端部であり且つ前記照準機構の支点と偏寄調
    整装置とを結ぶ延長線上には振止めピンが設けられ、該
    振止めピンは固定部に設けられ前記照準機構によるこの
    振止めピンの前後方向の移動と回動とを自在とする摺動
    溝に嵌着されていることを特徴とする車両用前照灯灯
    具。
  2. 【請求項2】 前記振止めピンと前記摺動溝とは、前記
    偏寄調整装置の調整により生ずる前記支点を中心とする
    円弧状軌跡に沿い水平方向への摺動を制限する構成とさ
    れていることを特徴とする請求項1記載の車両用前照
    灯。
JP3319657A 1991-11-08 1991-11-08 車両用前照灯灯具 Expired - Lifetime JP2632105B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101825252A (zh) * 2009-03-04 2010-09-08 株式会社小糸制作所 车辆用前照灯

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101825252A (zh) * 2009-03-04 2010-09-08 株式会社小糸制作所 车辆用前照灯
CN101825252B (zh) * 2009-03-04 2014-02-26 株式会社小糸制作所 车辆用前照灯

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