JP2631969B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP2631969B2
JP2631969B2 JP7025829A JP2582995A JP2631969B2 JP 2631969 B2 JP2631969 B2 JP 2631969B2 JP 7025829 A JP7025829 A JP 7025829A JP 2582995 A JP2582995 A JP 2582995A JP 2631969 B2 JP2631969 B2 JP 2631969B2
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茂 市原
年明 石川
篤 斉藤
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技者に有利となる第
1の状態と、遊技者に不利となる第2の状態とに変化可
能な可変入賞口を有した可変入賞装置と、前記可変入賞
口を前記第1の状態と第2の状態に変化させる駆動手段
とを備えたパチンコ遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技状態が所定の特別の遊技状態
となった場合に、入賞口を遊技者に有利となるよう拡開
または開口する第1の状態と、遊技者に不利となるよう
入賞口を狭く閉鎖または閉口する第2の状態とに変化す
る可変入賞口または開閉扉を有し、可変入賞口または開
閉扉が第1の状態中に入賞可能な入賞球数や可変入賞口
または開閉扉の開放回数等が定められた可変入賞装置を
備えたパチンコ遊技機が広く知られている。このような
可変入賞装置を備えたパチンコ遊技機においては、可動
片あるいは開閉扉の開放動作回数を表示する表示器を開
閉扉から離れた遊技盤の隅部上に設けていることが多
い。
【0003】ところで、可変入賞口または開閉扉の開閉
に関連する開閉回数や入賞球数等の情報は、遊技者に取
って最も関心の深いものであり、従って、可変入賞口ま
たは開閉扉が遊技者に有利となる第1の状態となった場
合にあっては、開閉回数や入賞球数等の情報を表示する
表示器は、遊技者が他の情報を表示する表示器と一目で
区別できる位置に配設されていることが望ましい。
【0004】例えば、遊技者に有利となるよう開閉板を
開成する第1の状態と、遊技者に不利となるよう開閉板
を閉成する第2の状態とに変化する可変入賞球装置を備
え、可変入賞球装置の開閉板を開いたときに露出される
部分に、発光ダイオードを設け、特定遊技状態におい
て、開閉板を開成している時に、入賞領域への入賞球が
発生したことに基づいて、一定時間後に開閉板を閉成し
た後、再度繰り返して開成できる条件の成立したことを
発光ダイオードにより表示するようにしたパチンコ遊技
機が、特開昭59−192383号として知られてい
る。
【0005】また、一般入賞口と継続条件を構成する特
別入賞口の2種類の入賞口を有し、これらの入賞口を覆
うように開閉扉が開閉自在に設けられている変動入賞装
置を備え、変動入賞装置の特別入賞口内に、特別入賞口
への入賞によって継続条件が成立した時に点灯される継
続条件成立表示器が設けられたパチンコ遊技機が、実開
昭62−30888号として知られている。
【0006】しかしながら、これら従来のパチンコ遊技
機にあっては、開閉板が開成された時に露出される箇所
に設けられているのは、点灯及び消灯または点滅といっ
た2値的または3値的な表示を行うだけのランプであ
り、特定遊技状態において頻繁に変化する遊技情報のう
ちの数値情報を表示できるものではない。このため、例
えば、開閉板が開成されてから閉成されるまで、開閉板
の開成によって出現された入賞領域に入賞する入賞球数
を把握しつつ遊技の進行状況に応じたハンドル操作によ
り打球を弾発をするといったことは、遊技者の視線が開
閉扉と別の箇所に配設された表示器とに分散されてしま
い、遊技に集中できないという難点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、遊技
者が可変入賞口の入賞に関する数値情報を一目で区別で
きる共に、可変入賞口が遊技者にとって有利となる状態
となった場合に、遊技者が視線を変えることなく遊技に
集中でき、表示された数値情報に応じて遊技の進行状況
を把握することを可能とするパチンコ遊技機を提供する
ことにある。
【0008】
【課題が解決をするための手段】本発明のパチンコ遊技
機は、遊技者に有利となる第1の状態と、遊技者に不利
となる第2の状態とに変化可能な可変入賞口を有した可
変入賞装置と、前記可変入賞口を前記第1の状態と第2
の状態に変化させる駆動手段とを備えたものであって、
上記課題を解決するために、前記可変入賞口が前記第1
の状態である時に遊技球が飛入する領域であって、前記
可変入賞口が前記第2の状態である時において前記可変
入賞装置に蔽われる領域に、前記可変入賞口への入賞に
関連する入賞球数を表示する表示器を設けたことを特徴
とする。
【0009】
【作用】駆動手段により、遊技者に有利となる第1の状
態と、遊技者に不利となる第2の状態とに可変入賞装置
の可変入賞口を変化する。 表示器は、可変入賞装置への
入賞した入賞球数を表示する。 可変入賞口への入賞した
入賞球数を表示する表示器を、可変入賞装置が第1の状
態である時に遊技球が飛入する領域であって、第2の状
態において可変入賞装置に蔽われる領域に設けた構成
は、可変入賞装置が遊技者に有利となる第1の状態とな
った場合に、表示器が、これとは別の他の情報を表示す
る表示器と一目で区別されることを可能とすると共に、
可変入賞装置の遊技球が飛入する領域において、表示器
により可変入賞装置へ入賞した入賞球数を表示すること
により、遊技者の視線を可変入賞口に注視させることを
可能とし、これにより遊技に集中させることを可能と
し、発射球に対する出玉をより多く獲得するために、表
示された入賞球数を参考にしてパチンコ球の発射操作を
調整することを容易とする。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて詳細に
説明する。図1において、1はパチンコ遊技機の遊技盤
中央に装着される入賞装置となるセンター役物であり、
センター役物1は上部入賞部2と、上部入賞部2の下部
に設けた入賞球打上げ部3と、入賞球打上げ部3の下部
に設けた下部入賞部4とから構成されている。
【0011】上部入賞部2には中央下部に窓部5が形成
され、図2に示すように窓部5内は仕切片により横3
行,縦2列に区切られると共に色の異なった複数のラン
プカバー17が嵌合装着されて表示部6が構成され、複
数のランプカバー17の裏面側には、横3行,縦2列の
区画毎に対応して図5に示すランプ24からなる表示体
が配設されて構成された可変表示装置が設けられてい
る。
【0012】上部入賞部2の窓部5の両側には第2表示
灯7,7が設けられ、窓部5の上部には入賞球打上げ部
3によって上方に打上げられた入賞球を球誘導路に案内
する入賞球誘導部材8が嵌合装着され、入賞球誘導部材
8内の下部両側にはLED表示灯9,9が片側に5個ず
つ設けられる。
【0013】入賞球打上げ部3には打上げ部取付枠46
の前面中央に上部入賞部2の入賞球誘導部材8に入賞球
を打上げる図示しない打上げ用ソレノイドを収納する収
納カバー47が嵌合装着され、収納カバー47内の打上
げ用ソレノイドの上部両側には第3表示灯10,10が
設けられている。
【0014】66は打上げ部取付枠46を遊技盤に取り
付けるための取付孔で、取付孔66は打上げ部取付枠4
6の外周に沿って複数穿設され、入賞球打上げ部3は打
上げ部取付枠46の取付孔66を利用してねじにより遊
技盤前面に装着される。
【0015】下部入賞部4には、下部入賞部取付枠76
の前面に始動入賞口12,12からなる特定入賞口を有
する第4表示灯ランプカバー77がねじにより装着さ
れ、第4表示灯ランプカバー77の中央には開閉板11
がその上部を遊技盤の前後方向に移動して開閉可能に装
着され、開閉板11が拡開することにより、下部入賞部
4の大入賞口48が形成される。
【0016】開閉板11の両側には第4表示灯ランプカ
バー77内に第4表示灯13,13が設けられ、開閉板
11の下部には大入賞口48を形成する開閉板11の拡
開回数を表示するLED表示灯からなる連続回数表示灯
14,14が片側に4個ずつ横方向に並んで設けられ、
開閉板11内の下部入賞部取付枠76には大入賞口48
への入賞球を表示するLED表示灯からなる数字表示灯
15が設けられ、前記数字表示灯15は開閉板11が閉
塞しているときに開閉板11により隠れている。
【0017】80は下部入賞部取付枠76を遊技盤に取
り付けるための取付孔で、取付孔80は下部入賞部取付
枠76の外周に沿って複数穿設され、下部入賞部4は下
部入賞部取付枠76の取付孔80を利用してねじにより
遊技盤前面に装着される。
【0018】表示部6の6個のランプ24と連続回数表
示灯14は電源投入により点滅を行う。表示部6のラン
プ24は、上部入賞部2の側方より入賞した入賞球が入
賞球打上げ部3の打上げ用ソレノイドにより上方に打上
げられると任意の位置で点灯される。表示部6において
特定の組み合せ位置、例えば、中央横一列に並んで点灯
した時、入賞球を上部入賞部2の特別球検出スイッチで
ある特別装置検出スイッチが検出すると、後記のように
遊技者に特別の権利が与えられる。
【0019】第2表示灯7とLED表示灯9は特別装置
検出スイッチが作動すると点滅を行い、また、第2表示
灯7,第3表示灯10及び第4表示灯13は下部入賞部
4の開閉用ソレノイドが作動すると点滅を行う。通常、
下部入賞部4の始動入賞口12に入賞しても開閉板11
は拡開されず、下部入賞部4は遊技者に特別の権利が与
えられた際に作動する。
【0020】入賞球打上げ部3の打上げソレノイドは、
上部入賞部2の側部より入賞部2内に入賞した入賞球と
なるパチンコ球Pにより入賞球打上げ部3の図示しない
ソレノイド作動スイッチの接片が下方に押されると、ソ
レノイド作動スイッチがONとなり、上部入賞部2の
示部62個のランプ24を任意の組み合わせで点灯す
ると共に、打上げ用ソレノイドが励磁され、パチンコ球
Pが打上げ用ソレノイドの打上げ杆により上部入賞部2
の入賞球誘導部材8に打上げられる。
【0021】遊技者に与えられる権利とは、下部入賞部
4の始動入賞口12に入賞すると開閉板11を拡開して
大入賞口48が形成され、下部入賞部4への入賞の確率
が大となるものであり、開閉板11の1回の拡開により
大入賞口48への入賞が一定個数、例えば10個まで可
能で、始動入賞口12への入賞は一定個数まで記憶さ
れ、その個数に応じて開閉板11が拡開され、開閉板1
1の拡開が一定回数、例えば8回まで可能である。ただ
し、大入賞口48への入賞球が連続して一定個数である
8×10個以上検出されると、開閉板11は閉塞され
る。
【0022】さらに、この権利は、遊技者に対して特別
の権利が与えられている最中に、入賞球打上げ部3から
入賞球が上部入賞部2に打上げられ、上部入賞部2の表
示部6の左側縦一列及び右側縦一列中の特別の権利を与
える位置のランプ24が再点灯し、上部入賞部2の特別
装置検出スイッチSW1が再びONとなると消滅する。
【0023】次に、上部入賞部2について説明する。上
部入賞部2は、図2、図3及び図4に示すように、上部
入賞部取付枠16の中央下部に窓部5が形成され、窓部
5内は仕切片により横3行、縦2列に区切られて色の異
なった複数のランプカバー17が嵌合装着され、上部入
賞部取付枠16の前面には窓部5の両側に第2表示灯ラ
ンプカバー18,18が第2表示灯ランプカバー18,
18と一体に形成した係止爪19を上部入賞部取付枠1
6に形成した孔内に挿入することにより装着されてい
る。
【0024】窓部5の上部には、入賞球誘導部材8を嵌
合する誘導部材嵌合部20が形成され、誘導部材嵌合部
20の上部には上部入賞部取付枠16の前面に装飾体2
1がねじにより装着されている。上部入賞部取付枠16
の裏面側には表示灯支持カバー22がねじにより装着さ
れ、表示灯支持カバー22には基板25がネジ26によ
り装着されている。
【0025】27は上部入賞部取付枠16を遊技盤に取
り付けるための取付孔で、取付孔27は上部入賞部取付
枠16の外周に沿って複数穿設され、上部入賞部2は上
部入賞部取付枠16の取付孔27を利用してねじにより
遊技盤前面に装着される。
【0026】表示灯支持カバー22の中央には、基板2
5を取り付けるためのねじ取付孔28を有する基板取付
体29が突出して設けられ、基板取付体29の両側には
基板25に装着したLED表示灯9の発光ダイオード2
3を嵌入する嵌合孔30を有するLED表示灯支持体3
1が片側に5個ずつ突出して設けられ、基板取付体29
の下部には基板25に装着した表示部6のランプ24を
嵌入するランプ用透孔32が上部入賞部取付枠16の窓
部5に相当して横3行、縦2列に設けられ、表示灯支持
カバー22により入賞球誘導部材8とランプカバー17
が上部入賞部取付枠16に係止される。
【0027】表示灯支持カバー22に装着される基板2
5には、図5に示すように、表示灯支持カバー22の基
板取付体29に相当する位置に取付孔152が穿設さ
れ、取付孔152の下部には表示灯支持カバー22のラ
ンプ用透孔32に相当する位置に表示部6のランプ24
が横3行、縦2列に取り付けられ、取付孔152の両側
には表示灯支持カバー22のLED表示灯支持体31に
相当する位置にLED表示灯9の発光ダイオード23が
片側5個ずつ取り付けられ、一方の複数の発光ダイオー
ド23の下部には、上部入賞部取付枠16のスイッチ嵌
合部34に相当する位置に特別球検出スイッチとなる特
別装置検出スイッチSW1が取り付けられている。
【0028】表示部6のランプ24、LED表示灯9の
発光ダイオード23及び特別権利付与手段の一部である
特別装置検出スイッチSW1は、それぞれハンダ付けに
より基板25に固定される。基板25には表示部6の複
数のランプ24及び検出スイッチSW1にそれぞれリー
ド線147の一端がハンダ付けにより接続され、リード
線147の他端がコネクタ148に接続され、コネクタ
148が図示しない制御装置の基板のリード線に連結さ
れる。
【0029】次に、基板25の表示灯支持カバー22へ
の取付けは、表示部6の複数のランプ24が表示灯支持
カバー22のランプ用透孔32に嵌入し、LED表示灯
9の複数の発光ダイオード23が表示灯支持カバー22
のLED表示灯支持体31の嵌合孔30に嵌入し、特別
装置検出スイッチSW1が上部入賞部取付枠16のスイ
ッチ嵌合部34に嵌合するようにして、基板25を表示
灯支持カバー22の基板取付体29に当接した後、基板
25に穿設した取付孔152を利用して一本のねじ26
を基板取付体29のねじ取付孔28に螺着することによ
り、基板25が表示灯支持カバー22に取り付けられ
る。
【0030】そして、上部入賞部2の点滅する表示部6
のランプ24が、入賞球打上げ部3の打上げ用ソレノイ
ドの作動により任意にランプ24を点灯し、上部入賞部
2の特別装置検出スイッチSW1が、入賞球打上げ部3
により上部入賞部2に打上げられた入賞球の検出を行
い、特別装置検出スイッチSW1のONにより第2表示
灯7とLED表示灯9が点滅を行う。
【0031】上部入賞部取付枠16の裏面には、図6に
示すように、窓部5の両側に入賞球を誘導する球誘導路
33a,33bが形成され、一方の球誘導路33aの一
部には特別装置検出スイッチSW1を嵌合するスイッチ
嵌合部34が形成され、球誘導路33a,33bの側部
には第2表示灯7のランプを嵌入する透孔35,35が
穿設され、透孔35の下部には、第2表示灯7のランプ
を取り付けた基板を装着するねじ取付孔36を有する基
板取付体37が突出して形成されている。
【0032】38は上部入賞部取付枠16の誘導部材嵌
合部20の上部に穿設された球受入孔、39は第2表示
灯ランプカバー18の係止爪19を嵌入する挿通孔であ
る。
【0033】入賞球誘導部材8は、図7及び図8に示す
ように、上部入賞部2の誘導部材嵌合部20に嵌合する
本体上部には、入賞球打上げ部3により上方に打上げら
れた入賞球を受け入れる下方に開口した球受入部40が
形成され、球受入部40の下部には、傾斜する上部誘導
片41が設けられ、上部誘導片41の下方には落入孔4
2を有する下部誘導片43が傾斜して設けられ、本体の
周囲には、突出して上部入賞部取付枠16の裏面に当接
する係合突片44が複数形成されている。
【0034】入賞球誘導部材8は、上部入賞部取付枠1
6の裏面側より上部入賞部取付枠16の誘導部材嵌合部
20に嵌合した後、上部入賞部取付枠16の裏面に表示
灯支持カバー22をねじにより装着することにより係止
される。
【0035】入賞球打上げ部3により打上げられた入賞
球となるパチンコ球Pは、入賞球誘導部材8の球受入部
40より受け入れられ、上部誘導片41上を通って表示
灯支持カバー22の誘導片45を介して下部誘導片43
の落入孔42に落入した後、上部入賞部取付枠16の裏
面の両側に形成した球誘導路33a,33bのうちのい
ずれか一方に誘導され、特別装置検出スイッチSW1を
嵌合した一方の球誘導路33aを入賞球が通過すると、
特別装置検出スイッチSW1により検出される。
【0036】次に、この実施例の作用について説明す
る。パチンコ球Pが、上部入賞部2の側部より入賞する
と、上部入賞部2内を通って入賞球打上げ部3の球受入
部に乗り、入賞球打上げ部3の図示しないソレノイド作
動スイッチがONとなり、打上げ用ソレノイドを作動
し、入賞球を上部入賞部2の入賞球誘導部材8に打上げ
ると共に、上部入賞部2の点滅する表示部6のランプ2
4を任意の位置で点灯する。入賞球打上げ部3の打上げ
用ソレノイドにより上部入賞部2に打上げられた入賞球
は、上部入賞部2の入賞球誘導部材8を介して上部入賞
部取付枠16の球誘導路33a,33bの内のいずれか
一方を通 過する。
【0037】上部入賞部2の表示部6の左側縦一列と右
側縦一列中の特別の権利を与える位置のランプ24が両
方とも点灯し、上部入賞部2に打上げられた入賞球が球
誘導路33aを通過して特別装置検出スイッチSW1が
ONとなる場合、遊技者に対して特別の権利が与えられ
る。
【0038】そして、上部入賞部2の表示部6の左側縦
一列と右側縦一列中の両方の特別の権利を与える位置の
ランプ24が点灯していなければならず、表示部6の特
別の権利を与える位置のランプ24の一方の点灯だけで
は遊技者に対して特別の権利は与えられない。
【0039】さらに、遊技者に対して特別の権利が与え
られている最中に、再び上部入賞部2の側部よりパチン
コ球が入賞して入賞球打上げ部3の打上げソレノイドに
より入賞球が上方の入賞球誘導部材8に打上げられ、上
部入賞部2の表示部6の左側縦一列及び右側縦一列中の
特別の権利を与える位置のランプ24が再点灯し、上部
入賞部2の特別装置検出スイッチSW1が再びONとな
ると、特別の権利が消滅してしまう。
【0040】遊技者に特別の権利が与えられた時、上部
入賞部2の第2表示灯7とLED表示灯9を点滅し、入
賞球打上げ部3の第3表示灯10を点滅し、下部入賞部
4の第4表示灯13と連続回数表示灯14を点滅し、遊
技球が下部入賞部4の始動入賞口12に入賞すると、特
別権利行使手段の一例である始動ロスイッチがONとな
り開閉用ソレノイドを励磁して下部入賞部4の開閉板1
1を拡開することにより、下部入賞部4の大入賞口48
を形成し、大入賞口入賞検出スイッチにより検出する大
入賞口48への入賞球が一定個数である10より大とな
ると開閉板11を閉鎖し、開閉板11の拡開回数は8回
までであり、大入賞口48の入賞は一定個数である8×
10個以上となると特別の権利が終了となる。
【0041】下部入賞部4の始動入賞口12への入賞に
より点滅する連続回数表示灯14を1つずつ点灯し、下
部入賞部4の開閉板11の拡開により大入賞口48内に
ある数字表示灯15が大入賞口48に入賞した入賞球の
数を表示する。
【0042】また、下部入賞部4の始動入賞口12への
入賞球は一定個数となる8個までを記憶され、その入賞
個数に応じた回数だけ開閉板11を拡開する。
【0043】
【発明の効果】本発明のパチンコ遊技機によれば、可変
入賞口が遊技者に有利となる第1の状態となった場合
に、可変入賞装置の遊技球が飛入する領域において、遊
技者が注視する可変入賞口の視野内に配設された表示器
により可変入賞口へ入賞した入賞球数が表示されるの
で、遊技者は、可変入賞口へ入賞した入賞球数がこれと
は別の他の情報と一目で区別することができると共に、
可変入賞口を注視するだけでよく、可変入賞口へ入賞し
た入賞球数を把握するために視線を移動させる必要をな
くして疲労なく快適に遊技が行え、これにより遊技者に
可変入賞口へ遊技球を入賞させるためのパチンコ球の発
射操作のみに集中させることができ、遊技者は、表示さ
れた現在の入賞球数を参考にして打込球に対する出玉を
より多く獲得するための適格な発射操作を容易に行うこ
とができ、例えば、可変入賞口への入賞球数に制限が定
められているものでは、制限個数に達するまでのタイム
ラグを見計らって発射操作により打球の発射を停止させ
る等の対応ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における入賞装置の正面図
【図2】同上の上部入賞部の拡大正面図
【図3】図2の左側面図
【図4】図2の要部背面図
【図5】基板の正面図
【図6】上部入賞部取付枠の背面図
【図7】入賞球誘導部材の正面図
【図8】入賞球誘導部材内の入賞球の通過を示す要部側
断面図
【符号の説明】
1 センター役物 2 上部入賞部 3 入賞球打上げ部 4 下部入賞部 5 窓部 6 表示部 7 第2表示灯 8 入賞球誘導部材 9 LED表示灯 10 第3表示灯 11 開閉板 12 始動入賞口(特定入賞口) 13 第4表示灯 14 連続回数表示灯 15 数字表示灯(表示器) 16 上部入賞部取付枠 17 ランプカバー 18 第2表示灯ランプカバー 19 係止爪 20 誘導部材嵌合部 21 装飾体 22 表示灯支持カバー 23 発光ダイオード 24 ランプ 25 基板 26 ねじ 27 取付孔 28 ねじ取付孔 29 基板取付体 30 嵌合孔 31 LED表示灯支持体 32 ランプ用透孔 33a 球誘導路 33b 球誘導路 34 スイッチ嵌合部 35 透孔 36 ねじ取付孔 37 基板取付体 38 球受入孔 39 挿通孔 40 球受入部 41 上部誘導片 42 落入孔 43 下部誘導片 44 係合突片 45 誘導片 46 打上げ部取付枠 47 収納カバー 48 大入賞口(可変入賞口) 66 取付孔 76 下部入賞部取付孔 77 第4表示灯ランプカバー 80 取付孔 147 リード線 148 コネクタ 152 取付孔 P パチンコ球 SW1 特別装置検出スイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技者に有利となる第1の状態と、遊技
    者に不利となる第2の状態とに変化可能な可変入賞口を
    有した可変入賞装置と、前記可変入賞口を前記第1の状
    態と第2の状態に変化させる駆動手段とを備えたパチン
    コ遊技機において、前記可変入賞口が前記第1の状態で
    ある時に遊技球が飛入する領域であって、前記可変入賞
    口が前記第2の状態である時において前記可変入賞装置
    に蔽われる領域に、前記可変入賞口への入賞に関連する
    入賞球数を表示する表示器を設けたことを特徴とするパ
    チンコ遊技機。
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