JP2000288177A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000288177A
JP2000288177A JP2000087391A JP2000087391A JP2000288177A JP 2000288177 A JP2000288177 A JP 2000288177A JP 2000087391 A JP2000087391 A JP 2000087391A JP 2000087391 A JP2000087391 A JP 2000087391A JP 2000288177 A JP2000288177 A JP 2000288177A
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JP2000087391A
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Gen Okamura
鉉 岡村
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Sanyo Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対となる図柄表示装置と変動入賞装置とを複
数組有し、それらが順を追って駆動されることにより遊
技に集中できるパチンコ機を提供する。 【解決手段】 図柄表示装置14、22、27とそれに
対応する変動入賞装置16、25、30とを複数組設け
ると共にそれらに順位を付与し、その順位における上位
の変動入賞装置(16、25の順で上位から下位)を下
位の図柄表示装置(22、27の順で上位から下位)を
変動表示させるための変動作動口としての機能を持たせ
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変動作動口への打球の
入賞に基づいて表示結果を導出する図柄表示装置と、該
図柄表示装置の表示結果が予め定めた表示結果となった
ときに所定期間開放駆動される変動入賞装置と、を備え
たパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、変動作動口への打球の入賞に基づ
いて表示結果を導出する図柄表示装置と、該図柄表示装
置の表示結果が予め定めた表示結果となったときに所定
期間開放駆動される変動入賞装置と、を備えたパチンコ
機が多数市場に提供されていた。このようなパチンコ機
にあっては、多くの場合、対となる図柄表示装置と変動
入賞装置とが遊技盤上に1組設けられるものが主流であ
り、一部には、2組設けられたパチンコ機も提供されて
いたが、それぞれの組が何らの関連もなく制御されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、1組の図柄
表示装置と変動入賞装置とを有するパチンコ機にあって
は、1つの図柄表示装置の表示結果だけに遊技の興趣が
向けられ、それに慣れてくると遊技が単調となり遊技に
集中できなくなり、一方、2組の図柄表示装置と変動入
賞装置とを有するパチンコ機にあっては、それぞれが独
立して駆動されるので、遊技に連続性がなく、遊技を順
に追って楽しむことができず、この場合にも遊技に集中
できないという問題があった。本発明は、上記した事情
に鑑みなされたもので、その目的とするところは、対と
なる図柄表示装置と変動入賞装置とを複数組有し、それ
らが順を追って駆動されることにより遊技に集中できる
パチンコ機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、変動作動口への打球の入賞
に基づいて表示結果を導出する図柄表示装置と、該図柄
表示装置の表示結果が予め定めた表示結果となったとき
に所定期間開放駆動される変動入賞装置と、を備えたパ
チンコ機において、前記図柄表示装置とそれに対応する
変動入賞装置とを複数組設けると共にそれらに順位を付
与し、その順位における上位の変動入賞装置を下位の図
柄表示装置の変動作動口としたことを特徴とするもので
ある。
【0005】
【作用】最上位の図柄表示装置の表示結果が予め定めた
表示結果となったときに、それに対応する最上位の変動
入賞装置が所定期間開放し、その開放中に変動入賞装置
に受け入れられた打球が入賞玉として処理されると共に
次位の図柄表示装置を作動して表示結果を導出する。そ
して、その表示結果が予め定めた表示結果であるときに
は、それに対応する次位の変動入賞装置が所定期間開放
し、その開放中に次位の変動入賞装置に受け入れられた
打球が入賞玉として処理されると共にさらに次の図柄表
示装置を作動して表示結果を導出する。以下、上記した
動作を繰り返す。そして、最下位の図柄表示装置の表示
結果が予め定めた表示結果となったときに、最下位の変
動入賞装置が所定期間開放し、その開放中に受け入られ
た打球は、入賞玉として処理される。このように、本発
明にあっては、複数組の図柄表示装置及び変動入賞装置
が順を追って作動されるので、遊技者は、遊技に集中で
きると共に、今までにない興趣を味わうことができる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。まず、図2を参照して、実施例に係るパ
チンコ機について説明する。図2は、パチンコ機1の正
面図である。パチンコ機1の正面構造において、額縁状
に形成された前面枠2の開口に、金枠3が周設され、該
金枠3には、ガラス扉4及び前面扉5が開閉自在に装着
されている。ガラス扉4の後方には、前記前面枠2の裏
面に固着される取付枠を介して遊技盤10が着脱自在に
装着されている。また、前記前面扉5の表面には、排出
された景品玉を貯留し且つその貯留した景品玉を打球と
して発射位置に供給する上皿6が固着されている。ま
た、前面枠2の下部には、発射位置の玉を遊技部へ打出
すための操作ハンドル8と、上皿6に貯留できない余剰
の景品玉を溜める下皿7が設けられている。更に、前面
枠2の上部には、遊技が後述する大当り遊技状態となっ
たときに、点灯又は点滅する大当り報知ランプ9が取り
付けられている。
【0007】次に、上記した遊技盤10の構成について
図1を参照して説明する。図1は、遊技盤10の正面図
である。図において、遊技盤10の誘導レール11によ
って囲まれた遊技領域12のほぼ中央には、センター役
物13が配置されている。このセンター役物13には、
第1図柄表示装置14と第1変動入賞装置16とが1つ
の取付板に一体的に形成されている。第1図柄表示装置
14は、複数(3つ)のドットマトリックスからなる図
柄表示器15a〜15cを含み、第1変動入賞装置16
は、図示しないソレノイドによって遊技盤10面に出没
する前後スライド板17を含む。また、各図柄表示器1
5a〜15cは、所定種類(例えば、15種類)の図柄
を変動表示するようになっている。
【0008】しかして、打球がセンター役物13の下方
に設けられる変動作動口21に入賞すると、第1図柄表
示装置14の図柄表示器15a〜15cの変動が開始さ
れ、所定時間が経過すると左の図柄表示器15aから順
次停止する。そして、停止時の図柄の組合せが予め定め
た図柄の組合せ(本実施例においては、同一図柄の組合
せ)となったときに、大当り遊技状態となり、第1変動
入賞装置16の前後スライド板17を一定時間(例え
ば、約5.9秒)後方へ退避させて遊技領域12を落下
する打球を受け入れるようになっている。この第1変動
入賞装置16に受け入れられた打球(入賞玉)は、後述
する第2図柄表示装置22の表示結果を導出するために
使用される。したがって、第1変動入賞装置16は、第
2図柄表示装置22の変動作動口として機能する。な
お、第1図柄表示装置14の変動中及び第1変動入賞装
置16の駆動中に打球が変動作動口21に入賞したとき
には、最初の4個まで第1図柄表示装置14を変動する
権利が記憶され、その旨がセンター役物13の下方に設
けられる作動記憶表示器18に表示される。
【0009】センター役物13には、上記した構成以外
に、大当りとなったときに、当り図柄を表示する当り目
表示器19と、最上部に通常の入賞口20が設けられて
いる。この入賞口20と前記変動作動口21に入賞した
入賞玉によって払い出される景品玉数は、他の入賞口又
は入賞装置に入賞した入賞玉によって払い出される景品
玉数(例えば、13個)よりも少なく設定されている
(例えば、6個)。
【0010】上記したセンター役物13の下方には、前
述した変動作動口21が配置され、その変動作動口21
の下方に第2変動入賞装置25と第3変動入賞装置30
とが上下に配置されている。また、第2変動入賞装置2
5の左右には、第2図柄表示装置22と第3図柄表示装
置27とが配置されている。そして、第2図柄表示装置
22と第2変動入賞装置25とが対をなし、第3図柄表
示装置27と第3変動入賞装置30とが対をなすもので
ある。
【0011】そこで、まず、第2図柄表示装置22と第
2変動入賞装置25とについて説明すると、第2図柄表
示装置22は、複数(3つ)の7セグメントLEDから
なる図柄表示器23a〜23cを含み、第2変動入賞装
置25は、図示しないソレノイドによって遊技盤10面
に対して前後方向に開閉する開閉板26を含む。また、
各図柄表示器23a〜23cは、所定種類(例えば、1
2種類)の図柄を変動表示するようになっている。
【0012】しかして、上記した第1変動入賞装置16
に打球が入賞すると、第2図柄表示装置22の図柄表示
器23a〜23cの変動が開始され、所定時間が経過す
ると左の図柄表示器23aから順次停止する。そして、
停止時の図柄の組合せが予め定めた図柄の組合せ(本実
施例においては、0・0・0以外のすべての組合せ)と
なったときに、当りとなり、第2変動入賞装置25の開
閉板26を一定時間(例えば、約5.9秒)前方へ開放
させて遊技領域12を落下する打球を受け入れるように
なっている。この第2変動入賞装置25に受け入れられ
た打球(入賞玉)は、第3図柄表示装置27の表示結果
を導出するために使用される。したがって、第2変動入
賞装置25は、第3図柄表示装置27の変動作動口とし
て機能する。なお、第2図柄表示装置22の変動中及び
第2変動入賞装置25の駆動中に打球が第1変動入賞装
置16に入賞したときには、最初の4個まで第2図柄表
示装置22を変動する権利が記憶され、その旨が下方に
設けられる作動記憶表示器24に表示される。
【0013】次に、第3図柄表示装置27と第3変動入
賞装置30とについて説明すると、第3図柄表示装置2
7は、複数(3つ)の7セグメントLEDからなる図柄
表示器28a〜28cを含み、第3変動入賞装置30
は、図示しないソレノイドによって遊技盤10面に対し
て左右方向に開閉する一対の開閉部材31a,31bを
含む。また、各図柄表示器28a〜28cは、所定種類
(例えば、12種類)の図柄を変動表示するようになっ
ている。
【0014】しかして、上記した第2変動入賞装置25
に打球が入賞すると、第3図柄表示装置27の図柄表示
器28a〜28cの変動が開始され、所定時間が経過す
ると左の図柄表示器28aから順次停止する。そして、
停止時の図柄の組合せが予め定めた図柄の組合せ(本実
施例においては、0・0・0以外のすべての組合せ)と
なったときに、当りとなり、第3変動入賞装置30の開
閉部材31a,31bを一定時間(例えば、約5.9
秒)が経過するまで、又はその一定時間が経過する前で
あって所定個数(例えば、6個)の入賞玉が発生するま
で左右に開放させて遊技領域12を落下する打球を受け
入れるようになっている。この第3変動入賞装置30に
受け入れられた打球(入賞玉)は、下位の図柄表示装置
が存在しないので、単に入賞玉として処理される。な
お、第3図柄表示装置27の変動中及び第3変動入賞装
置30の駆動中に打球が第2変動入賞装置25に入賞し
たときには、最初の4個まで第3図柄表示装置27を変
動する権利が記憶され、その旨が下方に設けられる作動
記憶表示器29に表示される。
【0015】なお、上記した3つの図柄表示装置14、
22、27のうち、第1図柄表示装置14と第3図柄表
示装置27は、その表示結果が外れのときに僅かな時間
間隔を置いて、また当りのときにそれぞれ対応する変動
入賞装置16、25の開放駆動が終了した直後に作動記
憶に基づいて次の変動動作に移行するが、第2図柄表示
装置22においては、当り外れを問わず作動記憶に基づ
く次の変動動作に移行するための時間間隔が相対的に長
く設定されている。具体的には、第3図柄表示装置27
の変動とそれに基づく第3変動入賞装置30の開放が4
回行われる時間とほぼ同じ時間間隔が設定される。ま
た、第2図柄表示装置22と第3図柄表示装置27とが
当りを表示する確率は、極めて高い(1727/172
8)ものであるが、第1図柄表示装置14が当りを表示
する確率は、極めて低く設定(例えば、1/235)さ
れている。
【0016】この第1図柄表示装置14の確率制御は、
例えば、電源投入時から0〜234の間で刻々と更新さ
れる乱数カウンタの中から変動作動口21への打球の入
賞時の値を読み取り、その値が予め定めた値(例えば、
0)であるときに当りと判定し、その時点での図柄表示
器15a〜15cに表示される図柄を決定するための図
柄カウンタ1A〜1Cから抽出された値のうち、図柄カ
ウンタ1Aの値に合わせた図柄を図柄表示器15a〜1
5cに表示する。また、乱数カウンタの値が0以外の値
であるときには、外れと判定され、その時点で抽出され
た図柄カウンタ1A〜1Cの値に対応する図柄が図柄表
示器15a〜15cに表示される。
【0017】遊技盤10には、上記した構成以外に通常
の入賞口32a,32b、33a,33b、34a,3
4bと、いずれの入賞口又は入賞装置にも入賞しなかっ
た打球が取り込まれるアウト口35と、大当り遊技状態
となったときに点灯又は点滅してその旨を報知する大当
りランプ36a,36bとが設けられている。
【0018】以上、パチンコ機1の構成について説明し
てきたが、その遊技動作について図3乃至図8を参照し
て、さらに詳細に説明する。まず、操作ハンドル8の操
作に基づいて発射された打球が遊技領域12を落下して
変動作動口21に入賞すると、第1図柄表示装置14の
図柄表示器15a〜15cが変動を開始する。その具体
的な動作の一例が図3に示されている。図3は、第1図
柄表示装置14の変動動作の一例を示すタイミングチャ
ートである。図において、変動作動口21への打球の入
賞後、3つの図柄表示器15a〜15c(以下、図柄1
5a〜15cという)が同時に変動を開始する。開始時
の変動速度は、1/9図柄が0.044秒、即ち、1図
柄が0.396秒の速度(低速と表示)で変動表示さ
れ、開始から0.552秒経過する毎に左、中、右の順
に1/9図柄0.011秒、即ち、1図柄0.099秒
の速度(高速と表示)に加速し、そのままの状態でそれ
ぞれ所定時間変動し、変動停止前に低速に変わる。この
場合、左中の図柄15a,15bで停止したときの図柄
が同じ図柄を表示した状態(この状態をリーチ状態とい
う)であるときと、リーチ状態でないときとで右図柄1
5cの変動態様が異なる。具体的には、リーチ状態でな
いときには、左、中、右図柄は共に変動開始から一定時
間(例えば、1.655秒)経過した時点でメモリに格
納しておいた停止図柄から残りの変動コマ数だけ変動順
位を逆に数え、その図柄に差し替える。一方、リーチ状
態であるときには、中図柄15bの停止時に図柄周回乱
数(例えば、0〜8の数値が電源投入時から変化してい
る)から抽出した値によって右図柄15cの変動図柄数
が決められ、その値に対応する図柄数だけ変動した後
(時間X1+X2)、停止図柄と一致した時点で停止す
る。なお、すべての図柄15a〜15cが停止した後、
一定時間(例えば、1秒)が経過したときに、確認の意
味で当りか否かが判定される。
【0019】上記したような第1図柄表示装置14の変
動表示の結果、図柄表示器15a〜15cに同一の図柄
が表示されたときには、第1変動入賞装置16が一定時
間開放駆動される。その具体的な動作の一例が図7に示
されている。図7は、第1変動入賞装置16の動作の一
例を示すタイミングチャートである。図において、すべ
ての図柄15a〜15cの変動が停止して判定がなされ
た後、一定時間(例えば、5秒)が経過すると、図示し
ないソレノイドが作動して前後スライド板17を駆動し
て第1変動入賞装置16を一定時間(例えば、5.90
2秒)開放する。このため、遊技領域12を落下する打
球が第1変動入賞装置16に受け入れられるが、第1変
動入賞装置16の開放時間との関係で複数個の打球が入
賞する可能性が高い。
【0020】第1変動入賞装置16への最初の打球の入
賞に基づいて、直ちに第2図柄表示装置22の図柄表示
器23a〜23cが変動を開始する。その具体的な動作
の一例が図4に示されている。図4は、第2図柄表示装
置22の変動動作の一例を示すタイミングチャートであ
る。図において、第1変動入賞装置16への打球の入賞
後、3つの図柄表示器23a〜23c(以下、図柄23
a〜23cという)が同時に変動を開始する。開始時の
変動速度は、一定であり、1図柄が0.044秒の速度
で変動表示され、それぞれに定められた所定時間変動し
た後に、左から順次停止する。なお、停止時に表示され
る図柄は、第1変動入賞装置16への打球の入賞時に抽
出される図柄カウンター2A〜2Cの値に対応した図柄
が表示される。また、前記したように、第1変動入賞装
置16への入賞が複数個あり、作動記憶表示器24が点
灯している場合において、すべての図柄23a〜23c
の作動が停止しても、相対的に長い一定時間(例えば、
約24秒)が経過しないと、次回の変動動作に移行しな
いようになっている。また、すべての図柄23a〜23
cが停止した時点で第2図柄表示装置22の表示結果が
当りか否かが判定される。
【0021】上記したような第2図柄表示装置22の変
動表示の結果、図柄表示器23a〜23cに0・0・0
以外の図柄が表示されたときには、第2変動入賞装置2
5が一定時間開放駆動される。その具体的な動作の一例
が図8に示されている。図8は、第2変動入賞装置25
の動作の一例を示すタイミングチャートである。図にお
いて、すべての図柄23a〜23cの変動が停止して判
定がなされた後、直ちに図示しないソレノイドが作動し
て開閉板26を駆動して第2変動入賞装置25を一定時
間(例えば、5.902秒)開放する。このため、遊技
領域12を落下する打球が第2変動入賞装置25に受け
入れられるが、第2変動入賞装置25の開放時間との関
係で複数個の打球が入賞する可能性が高い。
【0022】第2変動入賞装置25への最初の打球の入
賞に基づいて、直ちに第3図柄表示装置27の図柄表示
器28a〜28cが変動を開始する。その具体的な動作
の一例が図5に示されている。図5は、第3図柄表示装
置27の作動記憶がない場合の変動動作の一例を示すタ
イミングチャートである。図において、第2変動入賞装
置25への打球の入賞後、3つの図柄表示器28a〜2
8c(以下、図柄28a〜28cという)が同時に変動
を開始する。開始時の変動速度は、一定であり、1図柄
が0.044秒の速度で変動表示され、それぞれに定め
られた所定時間変動した後に、左から順次停止する。な
お、停止時に表示される図柄は、第2変動入賞装置25
への打球の入賞時に抽出される図柄カウンター3A〜3
Cの値に対応した図柄が表示される。
【0023】一方、第3図柄表示装置27が作動記憶に
基づいて変動表示される場合の変動動作の一例が図6に
示されている。即ち、第2変動入賞装置25への打球の
入賞時に図柄変動タイマカウンタの初期値(例えば、1
867)が図柄変動メモリに設定され、2.731ms
毎にその値が1づつ減算される。そして、第3変動入賞
装置30の開放が終了したとき(ただし、外れのときに
は、右図柄が停止して0.503秒経過したとき)、3
つの図柄28a〜28cが同時に変動を開始するが、そ
の変動開始時に図柄変動メモリに残った値を図柄変動タ
イマカウンタにセットし、その時間(図6においてYと
表示)だけ変動した後に左図柄28aを停止し、以下、
所定時間間隔(例えば、0.249秒)毎に順次停止さ
せる。ただし、図柄変動メモリに残った値が185
(0.505秒)以下の場合には、185を図柄変動タ
イマカウンタにセットして、その時間が経過したときに
左図柄28aを停止させるようになっている。
【0024】上記したように、第3図柄表示装置27
は、作動記憶に基づく変動動作時間が極めて短く制御さ
れるので、最高4個の作動記憶がある場合でも、その4
回合計の変動時間は、実施例の場合、多くの場合10秒
に満たないものである。
【0025】ところで、上記したような第3図柄表示装
置27の変動表示の結果、図柄表示器28a〜28cに
0・0・0以外の図柄が表示されたときには、第3変動
入賞装置30が一定時間が経過するまで又は所定個数の
入賞玉が発生するまで開放駆動される。その具体的な動
作は、前記図8とほぼ同様であり、すべての図柄28a
〜28cの変動が停止して判定がなされた後、直ちに図
示しないソレノイドが作動して開閉部材31a,31b
を駆動して第3変動入賞装置30を一定時間(例えば、
5.902秒)が経過するまで又は所定個数(例えば、
6個)の入賞玉が発生するまで開放する。このため、遊
技領域12を落下する打球が第3変動入賞装置30に受
け入れられるが、第2変動入賞装置30の開放時間との
関係で複数個の打球が入賞する可能性が高い。
【0026】以上、実施例に係るパチンコ機1の構成及
び遊技動作について説明してきたが、本実施例によれ
ば、最上位の第1図柄表示装置14の表示結果が予め定
めた表示結果となったときに、それに対応する最上位の
第1変動入賞装置16が所定期間開放し、その開放中に
第1変動入賞装置16に受け入れられた打球が次位の第
2図柄表示装置22を作動して表示結果を導出し、その
表示結果が予め定めた表示結果であるときには、それに
対応する次位の第2変動入賞装置25が所定期間開放
し、その開放中に第2変動入賞装置25に受け入れられ
た打球がさらに最下位の第3図柄表示装置27を作動し
て表示結果を導出する。そして、最下位の第3図柄表示
装置27の表示結果が予め定めた表示結果となったとき
に、最下位の第3変動入賞装置30が所定期間開放し、
その開放中に受け入られた打球は、入賞玉として処理さ
れる。このように、本実施例にあっては、複数組の図柄
表示装置及び変動入賞装置が順を追って作動されるの
で、遊技者は、遊技に集中できると共に、今までにない
興趣を味わうことができる。
【0027】特に、本実施例においては、それぞれの図
柄表示装置の作動回数を所定個数記憶できるようにした
と共に、第2図柄表示装置22の記憶に基づく作動間隔
を下位の第3図柄表示装置27及び第3変動入賞装置3
0の記憶に基づく繰り返し動作の合計時間とほぼ同じく
したので、第3変動入賞装置30の開放動作が第3図柄
表示装置27の作動記憶回数と第2図柄表示装置22の
作動記憶回数とを掛け合わせた回数分実行される可能性
があるため、遊技者の興趣をますます強く引き付けるこ
とができる。また、第1図柄表示装置14の変動動作
は、上記のように長い時間間隔を置くことなく、その変
動記憶に基づいて比較的短い時間間隔を置いて実行させ
るようにしたが、これは、第1図柄表示装置14の当り
が導出される確率が極めて低く設定されているため、上
記した第2図柄表示装置22及び第3図柄表示装置27
に基づく遊技を行っている最中にも第1図柄表示装置1
4を変動表示させて、すこしでも当りの出る間隔を短く
して、いわゆる大当り遊技状態を連続して楽しむ可能性
を高めるためである。
【0028】なお、上記した実施例では、第1図柄表示
装置14の当りとなる確率を極めて小さく設定し、他
方、第2図柄表示装置22及び第3図柄表示装置27の
確率を極めて高く設定したが、その設定値は、任意に設
定すれば良い。また、対となる図柄表示装置と変動入賞
装置とが3組のものを示したが、2組以上の複数であれ
ば良い。更に、上記した実施例では、第2図柄表示装置
22の記憶に基づく作動間隔を下位の第3図柄表示装置
27及び第3変動入賞装置30の記憶に基づく繰り返し
動作の合計時間とほぼ同じくしたものを示したが、第2
図柄表示装置22の記憶に基づく作動を、下位の第3図
柄表示装置27及び第3変動入賞装置30の記憶に基づ
く繰り返し動作の終了信号に基づいて開始させるように
構成したものでも良い。
【0029】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、図柄表示装置とそれに対応する
変動入賞装置とを複数組設けると共にそれらに順位を付
与し、その順位における上位の変動入賞装置を下位の図
柄表示装置の変動作動口としたので、複数組の図柄表示
装置及び変動入賞装置が順を追って作動され、この結
果、遊技者は、遊技に集中できると共に、今までにない
興趣を味わうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るパチンコ機の遊技盤の拡大正面図
である。
【図2】パチンコ機の正面図である。
【図3】第1図柄表示装置の動作の一例を示すタイミン
グチャートである。
【図4】第2図柄表示装置の動作の一例を示すタイミン
グチャートである。
【図5】第3図柄表示装置の作動記憶がないときの動作
の一例を示すタイミングチャートである。
【図6】第3図柄表示装置の作動記憶があるときの動作
の一例を示すタイミングチャートである。
【図7】第1変動入賞装置の動作の一例を示すタイミン
グチャートである。
【図8】第2変動入賞装置及び第3変動入賞装置の動作
の一例を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1…パチンコ機、10…遊技盤、14…第1図柄表示装
置、15a〜15c…図柄表示器、16…第1変動入賞
装置、17…前後スライド板、18…作動記憶表示器、
21…変動作動口、22…第2図柄表示装置、23a〜
23c…図柄表示器、24…作動記憶表示器、25…第
2変動入賞装置、26…開閉板、27…第3図柄表示装
置、28a〜28c…図柄表示器、29…作動記憶表示
器、30…第3変動入賞装置、31a,31b…開閉部
材。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月10日(2000.4.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 遊技機
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変動作動口への打球の
入賞に基づいて表示結果を導出する図柄表示装置と、該
図柄表示装置の表示結果が予め定めた表示結果となった
ときに所定期間開放駆動される変動入賞装置と、を備え
たパチンコ機等の遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、変動作動口への打球の入賞に基づ
いて表示結果を導出する図柄表示装置と、該図柄表示装
置の表示結果が予め定めた表示結果となったときに所定
期間開放駆動される変動入賞装置と、を備えたパチンコ
機が多数市場に提供されていた。このようなパチンコ機
にあっては、多くの場合、対となる図柄表示装置と変動
入賞装置とが遊技盤上に1組設けられるものが主流であ
り、一部には、2組設けられたパチンコ機も提供されて
いたが、それぞれの組が何らの関連もなく制御されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、1組の図柄
表示装置と変動入賞装置とを有するパチンコ機にあって
は、1つの図柄表示装置の表示結果だけに遊技の興趣が
向けられ、それに慣れてくると遊技が単調となり遊技に
集中できなくなり、一方、2組の図柄表示装置と変動入
賞装置とを有するパチンコ機にあっては、それぞれが独
立して駆動されるので、遊技に連続性がなく、遊技を順
に追って楽しむことができず、この場合にも遊技に集中
できないという問題があった。本発明は、上記した事情
に鑑みなされたもので、その目的とするところは、対と
なる図柄表示装置と変動入賞装置とを複数組有し、それ
らが順を追って駆動されることにより遊技に集中できる
パチンコ機等の遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、請求項1に係る発明は、変動作動口への打球の入
賞に基づいて表示結果を導出する図柄表示装置、及び該
図柄表示装置の表示結果が予め定めた表示結果となるこ
とを必要条件に所定の態様で開放駆動される変動入賞装
置を1組として複数組備え、これら各組に順位を付与し
てその順位における上位の変動入賞装置を下位の組の図
柄表示装置の変動作動口とし、各変動入賞装置をその順
位が下位となるほど下方に配置したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、変動作動口への打球の入賞に基
づいて表示結果を導出する図柄表示装置、及び該図柄表
示装置の表示結果が予め定めた表示結果となることを必
要条件に所定の態様で開放駆動される変動入賞装置を1
組として複数組備え、これら各組に順位を付与してその
順位における上位の変動入賞装置を下位の組の図柄表示
装置の変動作動口とし、各変動入賞装置を上下方向に一
列に配置したことを特徴とする。請求項3に係る発明
は、請求項1又は請求項2に係る発明の構成に加え、各
変動入賞装置を打球が流下される遊技領域の幅方向略略
中央に配置したことを特徴とする。請求項4に係る発明
は、変動作動口への打球の入賞に基づいて表示結果を導
出する図柄表示装置、及び該図柄表示装置の表示結果が
予め定めた表示結果となることを必要条件に所定の態様
で開放駆動される変動入賞装置を1組として複数組備
え、これら各組に順位を付与してその順位における上位
の変動入賞装置を下位の組の図柄表示装置の変動作動口
とし、少なくとも順位が最上位となる図柄表示装置は複
数の図柄の組合せによって前記予め定めた表示結果とな
るか否かが決定されることを特徴とする。
【0005】
【作用】各請求項に係る発明では、図柄表示装置と変動
入賞装置を1組として複数組が設けられておりそれらが
順位付けられていることから、最上位の図柄表示装置の
表示結果が予め定めた表示結果となったときに、それに
対応する最上位の変動入賞装置が所定態様で開放し、そ
の開放中に変動入賞装置に受け入れられた打球が入賞玉
として処理されると共に次位の図柄表示装置が作動して
表示結果を導出する。そして、その表示結果が予め定め
た表示結果であるときには、それに対応する次位の変動
入賞装置が所定態様で開放するといったように、各組の
順位に従って図柄表示装置の表示結果の導出と変動入賞
装置の開放が連鎖的に行われることとなるので、遊技者
は、遊技に集中できると共に、今までにない興趣を味わ
うことができる。ここで、請求項1に係る発明では、各
変動入賞装置のうち順位付けられた下位のものほど下方
に配置されるようにしているので、各変動入賞装置の順
位が遊技者にとって明確となり、遊技の内容が理解し易
いという利点が生じる。また、請求項2に係る発明で
は、各変動入賞装置を上下方向に一列に配置したこと
で、その列の上部側へ打球を発射すればいずれの変動入
賞装置にも打球が入賞し易い状態となり得るので、狙い
とする変動入賞装置毎に一々打球の発射量を変更する必
要がなくなり、特に遊技内容を明確に理解していない遊
技者にとっても特段の不利益がなく、遊技に公平性を持
たせることができる。また、請求項3に係る発明では、
遊技領域は通常は略円形とされており、たとえそうでな
くとも遊技領域の幅方向でみて中央部分は比較的上下に
長くなることが考えられるため、遊技領域の幅方向略中
央に複数の変動入賞装置を配置することにより、各変動
入賞装置を無理なく配置することができるとともにゲー
ジ構成にもゆとりをもたせることができる。また、請求
項4に係る発明では、各組の図柄表示装置のうち少なく
とも順位が最上位となる図柄表示装置は複数の図柄の組
合せによって予め定めた表示結果となるか否かが決定さ
れるように構成したので、当該最上位の図柄表示装置で
はリーチ等の表示演出を楽しませつつ、一旦前記予め定
めた表示結果を導出した後は各変動入賞装置が変動した
り下位の図柄表示装置が変動したりする様子を楽しませ
ることができ、当り発生前後のいずれの時期においても
遊技に引きつけることができる利点がある。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。まず、図2を参照して、実施例に係るパ
チンコ機について説明する。図2は、遊技機としてのパ
チンコ機1の正面図である。パチンコ機1の正面構造に
おいて、額縁状に形成された前面枠2の開口に、金枠3
が周設され、該金枠3には、ガラス扉4及び前面扉5が
開閉自在に装着されている。ガラス扉4の後方には、前
記前面枠2の裏面に固着される取付枠を介して遊技盤1
0が着脱自在に装着されている。また、前記前面扉5の
表面には、排出された景品玉を貯留し且つその貯留した
景品玉を打球として発射位置に供給する上皿6が固着さ
れている。また、前面枠2の下部には、発射位置の玉を
遊技部へ打出すための操作ハンドル8と、上皿6に貯留
できない余剰の景品玉を溜める下皿7が設けられてい
る。更に、前面枠2の上部には、遊技が後述する大当り
遊技状態となったときに、点灯又は点滅する大当り報知
ランプ9が取り付けられている。
【0007】次に、上記した遊技盤10の構成について
図1を参照して説明する。図1は、遊技盤10の正面図
である。図において、遊技盤10の誘導レール11によ
って囲まれた遊技領域12のほぼ中央には、センター役
物13が配置されている。このセンター役物13には、
第1図柄表示装置14と第1変動入賞装置16とが1つ
の取付板に一体的に形成されている。第1図柄表示装置
14は、複数(3つ)のドットマトリックスからなる図
柄表示器15a〜15cを含み、第1変動入賞装置16
は、図示しないソレノイドによって遊技盤10面に出没
する前後スライド板17を含む。また、各図柄表示器1
5a〜15cは、所定種類(例えば、15種類)の図柄
を変動表示するようになっている。
【0008】しかして、打球がセンター役物13の下方
に設けられる変動作動口21に入賞すると、第1図柄表
示装置14の図柄表示器15a〜15cの変動が開始さ
れ、所定時間が経過すると左の図柄表示器15aから順
次停止する。そして、停止時の図柄の組合せが予め定め
た図柄の組合せ(本実施例においては、同一図柄の組合
せ)となったときに、大当り遊技状態となり、第1変動
入賞装置16の前後スライド板17を一定時間(例え
ば、約5.9秒)後方へ退避させて遊技領域12を落下
する打球を受け入れるようになっている。この第1変動
入賞装置16に受け入れられた打球(入賞玉)は、後述
する第2図柄表示装置22の表示結果を導出するために
使用される。したがって、第1変動入賞装置16は、第
2図柄表示装置22の変動作動口として機能する。な
お、第1図柄表示装置14の変動中及び第1変動入賞装
置16の駆動中に打球が変動作動口21に入賞したとき
には、最初の4個まで第1図柄表示装置14を変動する
権利が記憶され、その旨がセンター役物13の下方に設
けられる作動記憶表示器18に表示される。
【0009】センター役物13には、上記した構成以外
に、大当りとなったときに、当り図柄を表示する当り目
表示器19と、最上部に通常の入賞口20が設けられて
いる。この入賞口20と前記変動作動口21に入賞した
入賞玉によって払い出される景品玉数は、他の入賞口又
は入賞装置に入賞した入賞玉によって払い出される景品
玉数(例えば、13個)よりも少なく設定されている
(例えば、6個)。
【0010】上記したセンター役物13の下方には、前
述した変動作動口21が配置され、その変動作動口21
の下方に第2変動入賞装置25と第3変動入賞装置30
とが上下に配置されている。また、第2変動入賞装置2
5の左右には、第2図柄表示装置22と第3図柄表示装
置27とが配置されている。そして、第2図柄表示装置
22と第2変動入賞装置25とが対をなし、第3図柄表
示装置27と第3変動入賞装置30とが対をなすもので
ある。なお、第1図柄表示装置14と第1変動入賞装置
16とは上下方向に離間した位置に配設されている。ま
た、第2図柄表示装置22及び第2変動入賞装置25も
離間した位置に、第3図柄表示装置27及び第3変動入
賞装置30も離間した位置にそれぞれ配設されている。
【0011】そこで、まず、第2図柄表示装置22と第
2変動入賞装置25とについて説明すると、第2図柄表
示装置22は、複数(3つ)の7セグメントLEDから
なる図柄表示器23a〜23cを含み、第2変動入賞装
置25は、図示しないソレノイドによって遊技盤10面
に対して前後方向に開閉する開閉板26を含む。また、
各図柄表示器23a〜23cは、所定種類(例えば、1
2種類)の図柄を変動表示するようになっている。
【0012】しかして、上記した第1変動入賞装置16
に打球が入賞すると、第2図柄表示装置22の図柄表示
器23a〜23cの変動が開始され、所定時間が経過す
ると左の図柄表示器23aから順次停止する。そして、
停止時の図柄の組合せが予め定めた図柄の組合せ(本実
施例においては、0・0・0以外のすべての組合せ)と
なったときに、当りとなり、第2変動入賞装置25の開
閉板26を一定時間(例えば、約5.9秒)前方へ開放
させて遊技領域12を落下する打球を受け入れるように
なっている。この第2変動入賞装置25に受け入れられ
た打球(入賞玉)は、第3図柄表示装置27の表示結果
を導出するために使用される。したがって、第2変動入
賞装置25は、第3図柄表示装置27の変動作動口とし
て機能する。なお、第2図柄表示装置22の変動中及び
第2変動入賞装置25の駆動中に打球が第1変動入賞装
置16に入賞したときには、最初の4個まで第2図柄表
示装置22を変動する権利が記憶され、その旨が下方に
設けられる作動記憶表示器24に表示される。
【0013】次に、第3図柄表示装置27と第3変動入
賞装置30とについて説明すると、第3図柄表示装置2
7は、複数(3つ)の7セグメントLEDからなる図柄
表示器28a〜28cを含み、第3変動入賞装置30
は、図示しないソレノイドによって遊技盤10面に対し
て左右方向に開閉する一対の開閉部材31a,31bを
含む。また、各図柄表示器28a〜28cは、所定種類
(例えば、12種類)の図柄を変動表示するようになっ
ている。
【0014】しかして、上記した第2変動入賞装置25
に打球が入賞すると、第3図柄表示装置27の図柄表示
器28a〜28cの変動が開始され、所定時間が経過す
ると左の図柄表示器28aから順次停止する。そして、
停止時の図柄の組合せが予め定めた図柄の組合せ(本実
施例においては、0・0・0以外のすべての組合せ)と
なったときに、当りとなり、第3変動入賞装置30の開
閉部材31a,31bを一定時間(例えば、約5.9
秒)が経過するまで、又はその一定時間が経過する前で
あって所定個数(例えば、6個)の入賞玉が発生するま
で左右に開放させて遊技領域12を落下する打球を受け
入れるようになっている。この第3変動入賞装置30に
受け入れられた打球(入賞玉)は、下位の図柄表示装置
が存在しないので、単に入賞玉として処理される。な
お、第3図柄表示装置27の変動中及び第3変動入賞装
置30の駆動中に打球が第2変動入賞装置25に入賞し
たときには、最初の4個まで第3図柄表示装置27を変
動する権利が記憶され、その旨が下方に設けられる作動
記憶表示器29に表示される。
【0015】なお、上記した3つの図柄表示装置14、
22、27のうち、第1図柄表示装置14と第3図柄表
示装置27は、その表示結果が外れのときに僅かな時間
間隔を置いて、また当りのときにそれぞれ対応する変動
入賞装置16、25の開放駆動が終了した直後に作動記
憶に基づいて次の変動動作に移行するが、第2図柄表示
装置22においては、当り外れを問わず作動記憶に基づ
く次の変動動作に移行するための時間間隔が相対的に長
く設定されている。具体的には、第3図柄表示装置27
の変動とそれに基づく第3変動入賞装置30の開放が4
回行われる時間とほぼ同じ時間間隔が設定される。ま
た、第2図柄表示装置22と第3図柄表示装置27とが
当りを表示する確率は、極めて高い(1727/172
8)ものであるが、第1図柄表示装置14が当りを表示
する確率は、極めて低く設定(例えば、1/235)さ
れている。
【0016】この第1図柄表示装置14の確率制御は、
例えば、電源投入時から0〜234の間で刻々と更新さ
れる乱数カウンタの中から変動作動口21への打球の入
賞時の値を読み取り、その値が予め定めた値(例えば、
0)であるときに当りと判定し、その時点での図柄表示
器15a〜15cに表示される図柄を決定するための図
柄カウンタ1A〜1Cから抽出された値のうち、図柄カ
ウンタ1Aの値に合わせた図柄を図柄表示器15a〜1
5cに表示する。また、乱数カウンタの値が0以外の値
であるときには、外れと判定され、その時点で抽出され
た図柄カウンタ1A〜1Cの値に対応する図柄が図柄表
示器15a〜15cに表示される。
【0017】遊技盤10には、上記した構成以外に通常
の入賞口32a,32b、33a,33b、34a,3
4bと、いずれの入賞口又は入賞装置にも入賞しなかっ
た打球が取り込まれるアウト口35と、大当り遊技状態
となったときに点灯又は点滅してその旨を報知する大当
りランプ36a,36bとが設けられている。
【0018】以上、パチンコ機1の構成について説明し
てきたが、その遊技動作について図3乃至図8を参照し
て、さらに詳細に説明する。まず、操作ハンドル8の操
作に基づいて発射された打球が遊技領域12を落下して
変動作動口21に入賞すると、第1図柄表示装置14の
図柄表示器15a〜15cが変動を開始する。その具体
的な動作の一例が図3に示されている。図3は、第1図
柄表示装置14の変動動作の一例を示すタイミングチャ
ートである。図において、変動作動口21への打球の入
賞後、3つの図柄表示器15a〜15c(以下、図柄1
5a〜15cという)が同時に変動を開始する。開始時
の変動速度は、1/9図柄が0.044秒、即ち、1図
柄が0.396秒の速度(低速と表示)で変動表示さ
れ、開始から0.552秒経過する毎に左、中、右の順
に1/9図柄0.011秒、即ち、1図柄0.099秒
の速度(高速と表示)に加速し、そのままの状態でそれ
ぞれ所定時間変動し、変動停止前に低速に変わる。この
場合、左中の図柄15a,15bで停止したときの図柄
が同じ図柄を表示した状態(この状態をリーチ状態とい
う)であるときと、リーチ状態でないときとで右図柄1
5cの変動態様が異なる。具体的には、リーチ状態でな
いときには、左、中、右図柄は共に変動開始から一定時
間(例えば、1.655秒)経過した時点でメモリに格
納しておいた停止図柄から残りの変動コマ数だけ変動順
位を逆に数え、その図柄に差し替える。一方、リーチ状
態であるときには、中図柄15bの停止時に図柄周回乱
数(例えば、0〜8の数値が電源投入時から変化してい
る)から抽出した値によって右図柄15cの変動図柄数
が決められ、その値に対応する図柄数だけ変動した後
(時間X1+X2)、停止図柄と一致した時点で停止す
る。なお、すべての図柄15a〜15cが停止した後、
一定時間(例えば、1秒)が経過したときに、確認の意
味で当りか否かが判定される。
【0019】上記したような第1図柄表示装置14の変
動表示の結果、図柄表示器15a〜15cに同一の図柄
が表示されたときには、第1変動入賞装置16が一定時
間開放駆動される。その具体的な動作の一例が図7に示
されている。図7は、第1変動入賞装置16の動作の一
例を示すタイミングチャートである。図において、すべ
ての図柄15a〜15cの変動が停止して判定がなされ
た後、一定時間(例えば、5秒)が経過すると、図示し
ないソレノイドが作動して前後スライド板17を駆動し
て第1変動入賞装置16を一定時間(例えば、5.90
2秒)開放する。このため、遊技領域12を落下する打
球が第1変動入賞装置16に受け入れられるが、第1変
動入賞装置16の開放時間との関係で複数個の打球が入
賞する可能性が高い。
【0020】第1変動入賞装置16への最初の打球の入
賞に基づいて、直ちに第2図柄表示装置22の図柄表示
器23a〜23cが変動を開始する。その具体的な動作
の一例が図4に示されている。図4は、第2図柄表示装
置22の変動動作の一例を示すタイミングチャートであ
る。図において、第1変動入賞装置16への打球の入賞
後、3つの図柄表示器23a〜23c(以下、図柄23
a〜23cという)が同時に変動を開始する。開始時の
変動速度は、一定であり、1図柄が0.044秒の速度
で変動表示され、それぞれに定められた所定時間変動し
た後に、左から順次停止する。なお、停止時に表示され
る図柄は、第1変動入賞装置16への打球の入賞時に抽
出される図柄カウンター2A〜2Cの値に対応した図柄
が表示される。また、前記したように、第1変動入賞装
置16への入賞が複数個あり、作動記憶表示器24が点
灯している場合において、すべての図柄23a〜23c
の作動が停止しても、相対的に長い一定時間(例えば、
約24秒)が経過しないと、次回の変動動作に移行しな
いようになっている。また、すべての図柄23a〜23
cが停止した時点で第2図柄表示装置22の表示結果が
当りか否かが判定される。
【0021】上記したような第2図柄表示装置22の変
動表示の結果、図柄表示器23a〜23cに0・0・0
以外の図柄が表示されたときには、第2変動入賞装置2
5が一定時間開放駆動される。その具体的な動作の一例
が図8に示されている。図8は、第2変動入賞装置25
の動作の一例を示すタイミングチャートである。図にお
いて、すべての図柄23a〜23cの変動が停止して判
定がなされた後、直ちに図示しないソレノイドが作動し
て開閉板26を駆動して第2変動入賞装置25を一定時
間(例えば、5.902秒)開放する。このため、遊技
領域12を落下する打球が第2変動入賞装置25に受け
入れられるが、第2変動入賞装置25の開放時間との関
係で複数個の打球が入賞する可能性が高い。
【0022】第2変動入賞装置25への最初の打球の入
賞に基づいて、直ちに第3図柄表示装置27の図柄表示
器28a〜28cが変動を開始する。その具体的な動作
の一例が図5に示されている。図5は、第3図柄表示装
置27の作動記憶がない場合の変動動作の一例を示すタ
イミングチャートである。図において、第2変動入賞装
置25への打球の入賞後、3つの図柄表示器28a〜2
8c(以下、図柄28a〜28cという)が同時に変動
を開始する。開始時の変動速度は、一定であり、1図柄
が0.044秒の速度で変動表示され、それぞれに定め
られた所定時間変動した後に、左から順次停止する。な
お、停止時に表示される図柄は、第2変動入賞装置25
への打球の入賞時に抽出される図柄カウンター3A〜3
Cの値に対応した図柄が表示される。
【0023】一方、第3図柄表示装置27が作動記憶に
基づいて変動表示される場合の変動動作の一例が図6に
示されている。即ち、第2変動入賞装置25への打球の
入賞時に図柄変動タイマカウンタの初期値(例えば、1
867)が図柄変動メモリに設定され、2.731ms
毎にその値が1づつ減算される。そして、第3変動入賞
装置30の開放が終了したとき(ただし、外れのときに
は、右図柄が停止して0.503秒経過したとき)、3
つの図柄28a〜28cが同時に変動を開始するが、そ
の変動開始時に図柄変動メモリに残った値を図柄変動タ
イマカウンタにセットし、その時間(図6においてYと
表示)だけ変動した後に左図柄28aを停止し、以下、
所定時間間隔(例えば、0.249秒)毎に順次停止さ
せる。ただし、図柄変動メモリに残った値が185
(0.505秒)以下の場合には、185を図柄変動タ
イマカウンタにセットして、その時間が経過したときに
左図柄28aを停止させるようになっている。
【0024】上記したように、第3図柄表示装置27
は、作動記憶に基づく変動動作時間が極めて短く制御さ
れるので、最高4個の作動記憶がある場合でも、その4
回合計の変動時間は、実施例の場合、多くの場合10秒
に満たないものである。
【0025】ところで、上記したような第3図柄表示装
置27の変動表示の結果、図柄表示器28a〜28cに
0・0・0以外の図柄が表示されたときには、第3変動
入賞装置30が一定時間が経過するまで又は所定個数の
入賞玉が発生するまで開放駆動される。その具体的な動
作は、前記図8とほぼ同様であり、すべての図柄28a
〜28cの変動が停止して判定がなされた後、直ちに図
示しないソレノイドが作動して開閉部材31a,31b
を駆動して第3変動入賞装置30を一定時間(例えば、
5.902秒)が経過するまで又は所定個数(例えば、
6個)の入賞玉が発生するまで開放する。このため、遊
技領域12を落下する打球が第3変動入賞装置30に受
け入れられるが、第2変動入賞装置30の開放時間との
関係で複数個の打球が入賞する可能性が高い。
【0026】以上、実施例に係るパチンコ機1の構成及
び遊技動作について説明してきたが、本実施例によれ
ば、最上位の第1図柄表示装置14の表示結果が予め定
めた表示結果となったときに、それに対応する最上位の
第1変動入賞装置16が所定期間開放し、その開放中に
第1変動入賞装置16に受け入れられた打球が次位の第
2図柄表示装置22を作動して表示結果を導出し、その
表示結果が予め定めた表示結果であるときには、それに
対応する次位の第2変動入賞装置25が所定期間開放
し、その開放中に第2変動入賞装置25に受け入れられ
た打球がさらに最下位の第3図柄表示装置27を作動し
て表示結果を導出する。そして、最下位の第3図柄表示
装置27の表示結果が予め定めた表示結果となったとき
に、最下位の第3変動入賞装置30が所定期間開放し、
その開放中に受け入られた打球は、入賞玉として処理さ
れる。このように、本実施例にあっては、複数組の図柄
表示装置及び変動入賞装置が順を追って作動されるの
で、遊技者は、遊技に集中できると共に、今までにない
興趣を味わうことができる。また、第1図柄表示装置1
4及び第1変動入賞装置16、第2図柄表示装置22及
び第2変動入賞装置25、第3図柄表示装置27及び第
3変動入賞装置30はそれぞれ離間した位置に配設され
ているため、遊技者の視線が様々な方へと向けられるこ
ととなり、一層面白味が増す。
【0027】特に、本実施例においては、それぞれの図
柄表示装置の作動回数を所定個数記憶できるようにした
と共に、第2図柄表示装置22の記憶に基づく作動間隔
を下位の第3図柄表示装置27及び第3変動入賞装置3
0の記憶に基づく繰り返し動作の合計時間とほぼ同じく
したので、第3変動入賞装置30の開放動作が第3図柄
表示装置27の作動記憶回数と第2図柄表示装置22の
作動記憶回数とを掛け合わせた回数分実行される可能性
があるため、遊技者の興趣をますます強く引き付けるこ
とができる。また、第1図柄表示装置14の変動動作
は、上記のように長い時間間隔を置くことなく、その変
動記憶に基づいて比較的短い時間間隔を置いて実行させ
るようにしたが、これは、第1図柄表示装置14の当り
が導出される確率が極めて低く設定されているため、上
記した第2図柄表示装置22及び第3図柄表示装置27
に基づく遊技を行っている最中にも第1図柄表示装置1
4を変動表示させて、すこしでも当りの出る間隔を短く
して、いわゆる大当り遊技状態を連続して楽しむ可能性
を高めるためである。
【0028】なお、上記した実施例では、第1図柄表示
装置14の当りとなる確率を極めて小さく設定し、他
方、第2図柄表示装置22及び第3図柄表示装置27の
確率を極めて高く設定したが、その設定値は、任意に設
定すれば良い。また、対となる図柄表示装置と変動入賞
装置とが3組のものを示したが、2組以上の複数であれ
ば良い。更に、上記した実施例では、第2図柄表示装置
22の記憶に基づく作動間隔を下位の第3図柄表示装置
27及び第3変動入賞装置30の記憶に基づく繰り返し
動作の合計時間とほぼ同じくしたものを示したが、第2
図柄表示装置22の記憶に基づく作動を、下位の第3図
柄表示装置27及び第3変動入賞装置30の記憶に基づ
く繰り返し動作の終了信号に基づいて開始させるように
構成したものでも良い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、各請求項に係る発明では、図柄表示装置と変動入賞
装置を1組として複数組が設けられておりそれらが順位
付けられていることから、最上位の図柄表示装置の表示
結果が予め定めた表示結果となったときに、それに対応
する最上位の変動入賞装置が所定態様で開放し、その開
放中に変動入賞装置に受け入れられた打球が入賞玉とし
て処理されると共に次位の図柄表示装置が作動して表示
結果を導出する。そして、その表示結果が予め定めた表
示結果であるときには、それに対応する次位の変動入賞
装置が所定態様で開放するといったように、各組の順位
に従って図柄表示装置の表示結果の導出と変動入賞装置
の開放が連鎖的に行われることとなるので、遊技者は、
遊技に集中できると共に、今までにない興趣を味わうこ
とができる。ここで、請求項1に係る発明では、各変動
入賞装置のうち順位付けられた下位のものほど下方に配
置されるようにしているので、各変動入賞装置の順位が
遊技者にとって明確となり、遊技の内容が理解し易いと
いう利点が生じる。また、請求項2に係る発明では、各
変動入賞装置を上下方向に一列に配置したことで、その
列の上部側へ打球を発射すればいずれの変動入賞装置に
も打球が入賞し易い状態となり得るので、狙いとする変
動入賞装置毎に一々打球の発射量を変更する必要がなく
なり、特に遊技内容を明確に理解していない遊技者にと
っても特段の不利益がなく、遊技に公平性を持たせるこ
とができる。また、請求項3に係る発明では、遊技領域
は通常は略円形とされており、たとえそうでなくとも遊
技領域の幅方向でみて中央部分は比較的上下に長くなる
ことが考えられるため、遊技領域の幅方向略中央に複数
の変動入賞装置を配置することにより、各変動入賞装置
を無理なく配置することができるとともにゲージ構成に
もゆとりをもたせることができる。また、請求項4に係
る発明では、各組の図柄表示装置のうち少なくとも順位
が最上位となる図柄表示装置は複数の図柄の組合せによ
って予め定めた表示結果となるか否かが決定されるよう
に構成したので、当該最上位の図柄表示装置ではリーチ
等の表示演出を楽しませつつ、一旦前記予め定めた表示
結果を導出した後は各変動入賞装置が変動したり下位の
図柄表示装置が変動したりする様子を楽しませることが
でき、当り発生前後のいずれの時期においても遊技に引
きつけることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るパチンコ機の遊技盤の拡大正面図
である。
【図2】パチンコ機の正面図である。
【図3】第1図柄表示装置の動作の一例を示すタイミン
グチャートである。
【図4】第2図柄表示装置の動作の一例を示すタイミン
グチャートである。
【図5】第3図柄表示装置の作動記憶がないときの動作
の一例を示すタイミングチャートである。
【図6】第3図柄表示装置の作動記憶があるときの動作
の一例を示すタイミングチャートである。
【図7】第1変動入賞装置の動作の一例を示すタイミン
グチャートである。
【図8】第2変動入賞装置及び第3変動入賞装置の動作
の一例を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】 1…パチンコ機、10…遊技盤、14…第1図柄表示装
置、15a〜15c…図柄表示器、16…第1変動入賞
装置、17…前後スライド板、18…作動記憶表示器、
21…変動作動口、22…第2図柄表示装置、23a〜
23c…図柄表示器、24…作動記憶表示器、25…第
2変動入賞装置、26…開閉板、27…第3図柄表示装
置、28a〜28c…図柄表示器、29…作動記憶表示
器、30…第3変動入賞装置、31a,31b…開閉部
材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変動作動口への打球の入賞に基づいて表
    示結果を導出する図柄表示装置と、該図柄表示装置の表
    示結果が予め定めた表示結果となったときに所定期間開
    放駆動される変動入賞装置と、を備えたパチンコ機にお
    いて、 前記図柄表示装置とそれに対応する変動入賞装置とを複
    数組設けると共にそれらに順位を付与し、その順位にお
    ける上位の変動入賞装置を下位の図柄表示装置の変動作
    動口としたことを特徴とするパチンコ機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010000197A (ja) * 2008-06-19 2010-01-07 Taiyo Elec Co Ltd 弾球遊技機
JP2012161654A (ja) * 2012-04-26 2012-08-30 Taiyo Elec Co Ltd 弾球遊技機
JP2012161655A (ja) * 2012-04-26 2012-08-30 Taiyo Elec Co Ltd 弾球遊技機
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