JPH09285607A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH09285607A
JPH09285607A JP8128959A JP12895996A JPH09285607A JP H09285607 A JPH09285607 A JP H09285607A JP 8128959 A JP8128959 A JP 8128959A JP 12895996 A JP12895996 A JP 12895996A JP H09285607 A JPH09285607 A JP H09285607A
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game ball
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Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 遊技者が思考力を働かせながら面白くゲーム
を行うことができる。 【解決手段】 遊技盤に、始動手段29と、変動図柄表示
手段36とを設け、乱数発生手段49と、始動手段29の検出
時に乱数発生手段49の乱数を抽選して、その抽選乱数に
応じて変動図柄表示手段36の各図柄表示部37の表示図柄
を変動させる表示制御手段51と、変動図柄表示手段36の
各図柄表示部37の停止図柄が所定の大当たり図柄となっ
た時に、遊技者に有利な大当たり権利を発生させる権利
発生手段52とを備え、遊技盤の始動手段29の上側に、遊
技球を始動手段29に落下させる落下案内手段を設け、こ
の落下案内手段による遊技球の落下タイミングと周期的
に一致して発生し且つ大当たり乱数の発生につながり易
い特定の特定乱数を抽選した時に、特定乱数以外の抽選
時と識別可能な表現態様で表示手段36に表示させる表示
制御手段51を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機等の弾
球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機において、遊
技盤に、複数個の図柄表示部を有する変動図柄表示手段
と、遊技球の入球又は通過を検出する始動手段とを設
け、始動手段が遊技球を検出した時に、変動図柄表示手
段の各図柄表示部の図柄を所定時間変動させて、その変
動後の停止図柄が特定の大当たり図柄となった時に、大
入賞手段を所定回数開閉するか、又は他の入賞手段に入
賞した遊技球がその内部の特別作動領域を通過した後、
特定の始動手段に遊技球が入賞する毎に他の大入賞手段
を所定回数開閉する等、遊技者に有利な大当たり権利を
発生させて遊技者に利益を還元するようにしたものがあ
る。
【0003】またCR機では、変動図柄表示手段の停止
図柄が大当たり図柄で停止して大当たりが発生すると、
次回からの大当たりの発生確率を10倍程度の高確率に
切り換えるようにした確率変動式のものがある。
【0004】この種の弾球遊技機は、一旦、変動図柄表
示手段側で大当たりが発生すれば、その後に大入賞手段
が開閉動作を繰り返す間に、大入賞手段に多数の遊技球
が入賞して、遊技者に多大な利益が還元され、また確率
変動式の弾球遊技機では、一旦大当たりが発生すると、
高確率状態になるため、続けて大当たりが発生し易くな
る。このため、遊技者は多くの還元利益を期待しながら
ゲームを行える等の利点があり、遊技者の人気が高く、
現在では多くの遊技店に広く普及している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の弾球遊技機で
は、乱数発生手段により所定の確率で大当たり乱数、リ
ーチ乱数及びその他の外れ乱数を順次発生させておき、
始動手段が遊技球を検出した時に、乱数発生手段の発生
乱数を乱数抽選手段で抽選し、変動処理手段によりその
乱数に応じて変動図柄表示手段の図柄を所定時間変動さ
せる乱数制御方式を採用している。
【0006】従って、ゲーム中に実際に大当たりが発生
するか否かは別として、確率的には始動手段が設定回数
分だけ遊技球を検出して、変動図柄表示手段が設定回数
分だけ変動動作を繰り返せば、所定の設定確率で大当た
りが発生することになる。しかし、通常機、CR機を問
わず、従来の弾球遊技機では変動図柄表示手段の表示形
態に思考的表現を取り入れたものが少なく、遊技者が弾
球遊技機側の表示の変化を見て思考しながら対話的にゲ
ームを行うような形式になっていない。そのため遊技者
は大当たりが発生するまで遊技球を発射し続けるだけで
あって、初
【0007】大当たりまでに単調で非常に長い時間を要
し、その間の焦れったさでゲームを中断し又は放棄する
ようなことがある。特にCR機等の一部の弾球遊技機で
は、通常機に比較して大当たりの連続発生率が高く、そ
の反面、初大当たりの発生確率を半分程度まで下げて設
定しており、これに伴ない初大当たりを発生させること
が益々困難になっている。本発明は、このような従来の
課題に鑑み、可能な限りの演出効果を取り入れて大当た
りの発生前の思考的表現を具現化でき、遊技者が思考力
を働かせながら面白くゲームを行える弾球遊技機を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、遊技盤5 に、この遊技盤5 上に発射された遊技球を
検出する始動手段29と、複数個の図柄表示部37を有する
変動図柄表示手段36とを設け、大当たり乱数と複数個の
リーチ乱数を含む乱数を一定順序で繰り返して発生する
乱数発生手段49と、始動手段29の検出時に乱数発生手段
49の乱数を抽選して、その抽選乱数に応じて変動図柄表
示手段36の各図柄表示部37の表示図柄を変動させる表示
制御手段51と、変動図柄表示手段36の各図柄表示部37の
停止図柄が所定の大当たり図柄となった時に、遊技者に
有利な大当たり権利を発生させる権利発生手段52とを備
えた弾球遊技機において、遊技盤5 の始動手段29の上側
に、遊技球を始動手段29に落下させる落下案内手段25を
設け、この落下案内手段25による遊技球の落下タイミン
グと周期的に一致して発生し且つ大当たり乱数の発生に
つながり易い特定の特定乱数を抽選した時に、特定乱数
以外の抽選時と識別可能な表現態様で表示手段36に表示
させる表示制御手段51を設けたものである。
【0009】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明において、乱数発生手段49での全発生乱数中
に、大当たり乱数と複数個の特定乱数とを略均等に分散
させて設定し、これら大当たり乱数及び複数個の特定乱
数の隣合う乱数間の間隔時間を整数倍した時間が落下案
内手段25の落下タイミングと一致するように設定したも
のである。
【0010】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の発明において、特定乱数としてリーチ乱数を
設定したものである。
【0011】請求項4に記載の本発明は、請求項1乃至
3の何れかに記載の発明において、落下案内手段25に、
遊技球を案内する作動部材40と、この作動部材40を所定
の作動周期で駆動する駆動手段44とを備え、作動部材40
の作動周期に従って遊技球を始動手段29に落下させるよ
うにしたものである。
【0012】請求項5に記載の本発明は、請求項1乃至
3の何れかに記載の発明において、落下案内手段25に、
外周で遊技球を支承し且つ球受け入れ部55が遊技球に一
致した時に遊技球を受け入れて始動手段29側に案内する
回転体56と、この回転体56を所定速度で駆動する駆動手
段57とを備え、回転体56の回転周期に従って遊技球を始
動手段29に落下させるようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1乃至図7は本発明の第1の実施
形態を例示する。図1及び図2において、1 はパチンコ
機、2 はカード式球貸し機で、このパチンコ機1 及び球
貸し機2 は、左右に交互に並べて図外の島構造体に横一
列状に装着されている。
【0014】パチンコ機1 は、図1及び図2に示すよう
に、外枠3 と、この外枠3 に開閉自在に枢着された前枠
4 とを備えている。前枠4 には、遊技盤5 に対応するガ
ラス扉6 と、上皿7 を支持する開閉板8 とが上下に配置
され、これらガラス扉6 及び開閉板8 は前枠4 に回動自
在に枢着されている。前枠4 の下部には、上皿7 の下側
に下皿9 が、この下皿9 の一側方に発射手段10の発射ハ
ンドル11が夫々設けられている。
【0015】遊技盤5 は前枠4 に裏側から着脱自在に装
着されており、また前枠4 には、図2に示す如く、この
遊技盤5 を押さえるための裏機構板12が裏面側から着脱
自在に装着されている。裏機構板12には開口部13が形成
されると共に、その上側に賞球タンク14、賞球タンクレ
ール15が、左右一側に球払い出し手段16が、下側に通路
ユニット17等が夫々設けられている。
【0016】開口部13には、遊技盤5 の裏側に上下に近
接して装着された裏カバー18と入賞球タンク19とが嵌合
されている。裏カバー18には制御ボックス20が裏側から
着脱自在に装着され、この制御ボックス20に制御基板が
収納されている。遊技盤5 には、図3に示すように、ガ
イドレール22が環状に装着されると共に、そのガイドレ
ール22の内側に、上入賞口23、液晶表示器24、落下案内
手段25、袖入賞口26、大入賞手段27、第1始動手段28、
第2始動手段29、下入賞口30等が設けられている。
【0017】液晶表示器24は、図4に示すように、円形
状の表示ケース31と、この表示ケース31の中央部に配置
された液晶表示部32と、表示ケース31の上部側から前方
に突出する庇部33とを備え、その庇部33の上側に上入賞
口23が、前側に記憶個数表示用の4個の記憶表示ランプ
34が夫々設けられている。
【0018】液晶表示部32は、第1変動図柄表示手段35
と第2変動図柄表示手段36とを構成するもので、その第
1変動図柄表示手段35は下部側の左右中央に、第2変動
図柄表示手段36は上部側に夫々配置されている。第1変
動図柄表示手段35は、第1始動手段28が遊技球を検出し
た時に、乱数処理によって第1図柄が0〜9の順序で変
動表示するように構成されている。
【0019】第2変動図柄表示手段36は左右方向に3個
の図柄表示部37を備え、第2始動手段29が遊技球を検出
した時に、乱数処理によって各図柄表示部37の第2図柄
が所定時間だけ変動するように構成されている。なお、
各図柄表示部37は、例えば0〜9及びA〜Fの各図柄を
その順序で変動表示するようになっている。
【0020】第2始動手段29と大入賞手段27は、液晶表
示器24の下側で遊技盤5 に装着された取り付けベース38
の左右中央部側に上下に配置され、また大入賞手段27の
左右両側で取り付けベース38に下入賞口30が設けられて
いる。第2始動手段29は一対の開閉爪39を有する開閉式
であって、第1変動図柄表示手段35の変動後の停止図柄
が当たり図柄となった時に、例えば0.6sec間開放
するようになっている。
【0021】落下案内手段25は、作動部材40の作動周期
に従って遊技球を第2始動手段29に周期的に落下させる
ためのもので、第2始動手段29の上側に対応させて表示
ケース31の下部側に設けられている。落下案内手段25
は、表示ケース31の下部側に固定された左右一対の案内
ステージ41を備え、この左右一対の案内ステージ41間
に、支軸42廻りに上下揺動自在に枢支された作動部材40
が左右一対設けられ、この一対の作動部材40の先端部に
マスコット部43が枢着されている。各作動部材40は、表
示ケース31の裏側に固定された駆動モータ44により所定
の作動周期で支軸42廻りに駆動される。
【0022】各案内ステージ41は、遊技盤5 の前側を落
下する遊技球を中央側に案内すると共に、第1始動手段
28に入賞し遊技盤5 の裏側を経て送られて来る遊技球を
中央側に案内するようになっている。各作動部材40は案
内ステージ41近傍の支軸42により上下揺動自在に枢支さ
れており、駆動モータ44により駆動されて支軸42廻りに
下方に揺動した時に、両作動部材40間を経て遊技球を第
2始動手段29に落下させるようになっている。
【0023】図5は制御系を示し、45は第1乱数発生手
段で、例えば第1変動図柄表示手段35の当たりの発生確
率が1/10の時には、0〜9までの乱数を発生するよ
うになっている。46は第1乱数判定手段で、第1始動手
段28に遊技球が入球した時に第1乱数発生手段45で発生
する乱数を抽選して、その抽選乱数が当たり乱数か否か
を判定するためのものである。
【0024】47は第1表示制御手段で、第1乱数判定手
段46の判定結果に従って指定された図柄で停止させるべ
く、第1変動図柄表示手段35の第1図柄を一定時間変動
させるように構成されている。48は開閉制御手段で、第
1変動図柄表示手段35で当たりが発生した時に第2始動
手段29の開閉爪39を0・6sec間開けると共に、第2
変動図柄表示手段36での大当たり発生後にその発生確率
が大に変動した時に、次回から開閉爪39を5sec間開
けるようになっている。
【0025】49は第2乱数発生手段で、例えば第2変動
図柄表示手段36の大当たりの発生確率が1/250の場
合には0〜249までの乱数を繰り返して発生するよう
に構成されている。この第2乱数発生手段49で発生する
全発生乱数中には、大当たり乱数、リーチ乱数、並びに
その他の外れ乱数があり、そのリーチ乱数及び外れ乱数
により特定乱数が設定されている。
【0026】即ち、特定乱数には、複数個のリーチ乱数
の中の特定のリーチ乱数と、リーチ乱数以外の特定の外
れ乱数とが使用されており、例えば特定のリーチ乱数が
2個、特定の外れ乱数が2個であり、合計4個の乱数を
特定乱数としている。大当たり乱数と4個の特定乱数
は、第2乱数発生手段49での全発生乱数を5等分するよ
うに、全発生乱数中に略均等に分散させて設定されてい
る。そして、これら大当たり乱数及び4個の特定乱数の
隣合う各乱数間の間隔時間を整数倍した時間が、落下案
内手段25の落下タイミングと一致するように設定されて
いる。
【0027】例えば、乱数発生手段で0.2msec毎
に250個の乱数が発生するものとした場合、その全発
生乱数の周期は0.5secとなる。このため各乱数間
の間隔時間が10msecとなり、この10msecの
整数N倍の時間10Nmsecが落下案内手段25の周期
1sec毎の落下タイミングと一致するように設定され
ている。従って、落下案内手段25を経由して第2始動手
段29に遊技球が落下した落下タイミングが第2乱数発生
手段49で発生する特定乱数と一致した時には、その後に
もタイミング的に特定乱数及び大当たり乱数と一致し易
くなって大当たり乱数の発生につながり易くなる傾向に
ある。
【0028】50は第2乱数判定手段で、第2始動手段29
が遊技球を検出した時に第2乱数発生手段49で発生する
乱数を抽選して、その抽選乱数が当たり乱数か否かを判
定するためのものである。51は第2表示制御手段で、第
2始動手段29が遊技球を検出した時に、第2変動図柄表
示手段36の各図柄表示部37の第2図柄を所定時間変動さ
せると共に、例えば第2乱数発生手段49での判定結果が
大当たり乱数の時に、各図柄表示部37の第2図柄が「7
・7・7」の大当たり図柄となるように、大当たり乱
数、リーチ乱数及び外れ乱数等に応じて各図柄表示部37
の第2図柄を制御するようになっている。
【0029】なお、リーチ乱数の時には、3個の図柄表
示部37の表示図柄の内、右側の図柄表示部37の表示図柄
のみが異なるリーチ図柄を表示し、またその他の外れ乱
数の時には、3個の図柄表示部37の表示図柄が全て異な
る外れ図柄を表示するようになっている。そして、特定
のリーチ乱数の時には、大当たり図柄が「3・3・3」
の場合の「3・3・2」のリーチ図柄、大当たり図柄が
「7・7・7」の場合の「7・7・6」のリーチ図柄等
のように、遊技者の印象に強く残るリーチ図柄を表示
し、また特定の外れ乱数の時には、その図柄又は背景の
色を他の外れ図柄と変えて表示し、他の外れ図柄と識別
し得るようになっている。
【0030】52は権利発生手段で、第2乱数判定手段50
が大当たり乱数と判定した時、即ち、例えば「7・7・
7」のように、第2変動図柄表示手段36の3個の図柄表
示部37の第2図柄がすべて一致する大当たり図柄となる
大当たり乱数を抽選した時に、遊技者に有利な権利を発
生させるべく、大入賞手段27を所定回数開閉させるよう
になっている。この権利発生手段52は、大入賞手段27が
最大16回まで開閉動作を繰り返すように制御し、また
1回の開放で10個の遊技球が入賞した時に大入賞手段
27を閉じさせるようになっている。
【0031】53は乱数抑制手段で、第2乱数判定手段50
が大当たり乱数の抽選を判定して権利発生手段52が働い
た時に、第2乱数発生手段49を一時的に停止させて乱数
の発生を抑制するようになっている。この乱数抑制手段
53は、大当たりの発生後に、落下案内手段25側の落下タ
イミングと第2乱数発生手段49での特定乱数の発生周期
とを同期し難くするためのもである。
【0032】次に図6及び図7のフローチャートを参照
しながら動作を説明する。パチンコ機1 に電源を投入し
ておけば、各乱数発生手段45,49 が常時所定の乱数を発
生させている。ゲームに際しては、上皿7 に遊技球を入
れた状態で発射手段10の操作ハンドル11を操作する。す
ると発射手段10の発射動作に連動して上皿7 の遊技球が
発射レールの発射位置に1個ずつ供給され、その遊技球
を打撃槌で打撃してガイドレール22に沿って順次遊技盤
5 の上部側に発射する。
【0033】遊技盤5 の上部側に発射された遊技球は、
遊技盤5 の盤面に沿って落下する間に上入賞口23等に入
賞するか、又は遊技盤5 の下部まで落下してアウト口に
入り、遊技盤5 の後側に通過して行く。この時、遊技球
が第1始動手段28に入ると(ステップS1)、図6に示
すように、その時点で第1乱数発生手段45から発生する
第1乱数を抽選して、その抽選乱数が当たり乱数か否か
の判定処理を第1乱数判定手段46で行う(ステップS
2)。そして、その抽選乱数に応じた停止図柄で停止す
るように、第1表示制御手段47が第1変動図柄表示手段
35の第1図柄を変動させる(ステップS3)。
【0034】第1変動図柄表示手段35の第1図柄を変動
させる変動処理をした後、第1図柄が当たり図柄か否か
の判定を行う(ステップS4)。この時、第1図柄が
「7」の当たり図柄であれば、開閉制御手段48が当たり
と判定して第1変動図柄表示手段35の停止後に第2始動
手段29を短時間開放し、この第2始動手段29に遊技球が
入球し易くする(ステップS5)。
【0035】一方、第1始動手段28に入球した遊技球が
遊技盤5 の裏側を通過して落下案内手段25側へと案内さ
れると共に、遊技盤5 の前側に沿って落下案内手段25の
案内ステージ41上に遊技球が落下する。そして、落下案
内手段25の案内ステージ41上の遊技球は、全て中央の作
動部材40側へと案内し、支軸42廻りに周期的に上下に揺
動する作動部材40が下側に下降した時に、その作動部材
40上を経て第2始動手段29側へと落下させて行く。
【0036】このため、第2始動手段29に遊技球を検出
して、この第2始動手段29が遊技球を検出するタイミン
グは、落下案内手段25を介さずに第2始動手段29に遊技
球が入球する場合を除き、落下案内手段25の動作周期、
取り分け作動部材40の下降時の動作タイミングと略同期
することになる。
【0037】第2始動手段29の上側から落下する遊技球
が開閉爪39間を通過して第2始動手段29内に入球すると
(ステップS6)、図7に示すように、この第2始動手
段29が遊技球を検出した時点において、第2乱数判定手
段50が第2乱数発生手段49で発生する乱数を抽選して、
その抽選乱数が大当たり乱数か否かを判定する(ステッ
プS7)。そして、この判定結果に応じて第2表示制御
手段51が働いて、第2変動図柄表示手段36の各図柄表示
部37の第2図柄を一定時間だけ変動させるべく変動処理
を行う(ステップS9)。
【0038】第2乱数判定手段50での判定結果が大当た
り乱数であれば(ステップS10)、第2変動図柄表示
手段36の各図柄表示部37の第2図柄を「7・7・7」等
の大当たり図柄で停止させる(ステップS11)。そし
て、各図柄表示部37の図柄が大当たり図柄で停止した
後、乱数抑制手段53で第2乱数発生手段49を一時的に停
止させて乱数の発生を抑制して(ステップS12)、そ
の後の落下案内手段25の落下タイミングと第2乱数発生
手段49の発生乱数との同調を防止し、同調による大当た
りの連続的な発生を阻止する。
【0039】また権利発生手段52が働いて、大入賞手段
27の開閉板が間欠的に16回開閉する(ステップS1
3)。そして、大入賞手段27の開閉板が開状態の時に
は、上方から落下する遊技球を開閉板により大入賞手段
27に案内するため、大入賞手段27に遊技球が入賞し易く
なり、遊技者に多大な利益を還元できる。
【0040】判定結果が特定のリーチ乱数を含むリーチ
乱数であれば(ステップS14)、各図柄表示部37の第
2図柄を「3・3・2」、「7・7・6」等のリーチ図
柄で停止させ(ステップS15)、更に特定の外れ図柄
を含む外れ乱数の内、特定の外れ乱数であれば(ステッ
プS16)、各図柄表示部37の第2図柄を特定の表現態
様で表示し(ステップS17)、その他の通常の単なる
外れ乱数であれば、第2図柄を通常の外れ図柄で停止さ
せた後(ステップS18)、ステップS7に戻る。
【0041】ゲームの続行中、S回数が6回の場合に
は、落下案内手段25の作動部材40の下降動作に同期して
第2始動手段29側に1分間当たりに6個の遊技球が入
り、この第2始動手段29が遊技球を検出する都度、第2
乱数発生手段49で発生する乱数を抽選して第2変動図柄
表示手段36が6回変動動作を繰り返す。
【0042】そして、第2変動図柄表示手段36側での大
当たりの発生確率が1/250の場合には、実際に大当
たりが発生するか否かはともかくとして、確率的には第
2始動手段29が250回遊技球を検出し、第2変動図柄
表示手段36が250回変動する間に1回の割合で大当た
りが発生する。
【0043】この大当たりは、何の予兆もなく偶発的に
突如に発生する場合もあるし、第2変動図柄表示手段36
が多数回に亘って繰り返し変動する間に、外れ図柄及び
リーチ図柄を繰り返しながら、徐々に大当たり乱数の発
生周期に同調して行った後に大当たりが発生する場合も
ある。そして、大当たりの発生特性も各パチンコ機に固
有の特性があって、個々のパチンコ機で千差万別であ
る。
【0044】しかし、このパチンコ機では、第2乱数発
生手段49での全発生乱数中に、大当たり乱数の他に4個
の特定乱数を設定し、その大当たり乱数及び4個の特定
乱数に全発生乱数を略5等分するように分散させると共
に、各乱数間の間隔時間を整数倍した時間が落下案内手
段25の1周期の落下タイミングと一致するように設定し
ている。
【0045】このため、落下案内手段25の作動部材40か
ら第2始動手段29内に落下する遊技球の落下タイミング
は、第2乱数発生手段49での特定乱数発生手段の発生タ
イミングと必ずしも常時一致するものではないが、多数
回に亘って第2始動手段29に入球する間に、偶発的に或
る特定乱数の発生時期とタイミングが一致することがあ
る。
【0046】この場合、第2始動手段29に遊技球が入球
した時に第2乱数判定手段50が或る特定乱数を抽選する
と、その特定の乱数がリーチ乱数か否かを判定し、リー
チ乱数でなければ特定の外れ乱数か否かを判定する。そ
して、特定の外れ乱数であれば、第2表示制御手段51に
より第2変動図柄表示手段36の各図柄表示部37の第2図
柄を他の外れ図柄と異なる表現態様で表示する。このた
め、第2変動図柄表示手段36の表示に注意を払いながら
ゲームを行っている遊技者は、それまでの第2変動図柄
表示手段36の各図柄表示部37の表示状態と違っているこ
とを容易に認識できる。
【0047】或る特定乱数を1回抽選すると、落下案内
手段25の作動部材40が下降するタイミングと第2乱数発
生手段49での乱数の発生周期とが同調し易くなる。そし
て、その後、第2変動図柄表示手段36が1回乃至は数
回、又は数十回の変動動作を繰り返す間に大当たりが発
生する場合もあるが、大当たり乱数よりも数の多い他の
特定乱数を抽選する確率が非常に高くなり、第2変動図
柄表示手段36の各図柄表示部37が特定の外れ図柄、又は
特定のリーチ図柄を表示する傾向が現れる。そして、多
くの場合に、その後に大当たりが発生する。
【0048】従って、第2変動図柄表示手段36の各図柄
表示部37の表示図柄を注意しながらゲームを行っている
遊技者に対しては、各図柄表示部37の表現形態の変化に
より、実際に大当たりが発生するか否かはともかくとし
て、大当たりの発生前の段階において、その大当たりの
発生に至る過程を演出でき、ゲーム中の遊技者の思考性
を喚起できる。
【0049】特に、遊技者は、各図柄表示部37に現れる
図柄、又はその表現形態の微妙な変化等によって、ゲー
ム状態に何等かの変化が生じたこと、或いは大当たりの
フラグが立ったこと等を推測し又は予測しながらゲーム
を行えるので、大当たり発生前の段階でのゲームの単調
さを回避でき、思考性を働かせながらゲームを面白く進
めることができる。
【0050】また実際にも、多くの場合に遊技者の期待
通りの大当たりが発生するため、遊技者は期待感、満足
感を抱きながら面白くゲームを行うことができ、また遊
技者のゲームに対する意欲を十分に喚起できる。落下案
内手段25は、遊技球を案内する作動部材40と、この作動
部材40を所定の作動周期で駆動する駆動モータ44とを備
え、作動部材40の作動周期に従って遊技球を第2始動手
段29に落下させるようにしているため、落下案内手段25
を開放型にして、その作動部材40により案内される遊技
球の落下周期を容易に確認し得るように構成することが
できる。
【0051】図8は本発明の第2の実施形態を例示し、
外周で遊技球を支承し且つ球受け入れ部55が遊技球に一
致した時に遊技球を受け入れて始動手段29側に案内する
回転体56と、この回転体56を所定速度で駆動する駆動モ
ータ57とを備えた落下案内手段25を使用したものであ
る。
【0052】即ち、この落下案内手段25は、遊技盤5 の
前側に装着された案内ケース59と、この案内ケース59内
で前後方向の駆動軸60により回転自在に支持された回転
体56と、駆動軸60を介して回転体56を時計方向に駆動す
る駆動モータ57とを備えている。案内ケース59には、球
入口61と球出口62とが上下に設けられ、その球入口61か
ら遊技球が入り、球出口62から始動手段29側に遊技球が
落下するようになっている。回転体56は案内ケース59の
球入口61に入った遊技球を外周面で下側から支承するよ
うに外周面が同心円形状であって、その周方向の一部
に、遊技球用の球受け入れ部55が切り欠き形成されてい
る。
【0053】この落下案内手段25は、案内ケース59の球
入口61に入った遊技球を回転体56の外周面で支承してお
き、球受け入れ部55が球入口61に対応した時に、その遊
技球を球受け入れ部55に受け入れて球出口62側へと案内
し、回転体56の回転周期に従って遊技球を始動手段29に
落下させる。このため、始動手段29に遊技球が入ってか
ら次の遊技球が入るまでの周期は、回転体56の回転周期
によって決まることになる。
【0054】このような落下案内手段25を使用した場合
にも前述の実施形態と同様に実施可能である。特に回転
体56と、これを駆動する駆動手段57とを備えた回転型に
しているので、落下案内手段25の動きを円滑にでき、落
下案内手段25の耐久性が向上する。
【0055】図9は本発明の第3の実施形態を例示し、
液晶表示器24の液晶表示部32を上下の第2変動図柄表示
手段36とタイミング表示手段63とに分割し、そのタイミ
ング表示手段63で落下案内手段25の落下タイミングを表
示するようにしたものである。このタイミング表示手段
63は、多数のドット状の発光部64を横一列に配列し且つ
落下案内手段25の作動部材40の上下動に同期して各発光
部64の発光位置が左右に移動する発光列65を表示すると
共に、この発光列65の下側に、落下案内手段25の作動部
材40の上下動に同期して左右に移動する矢印状のタイミ
ング表示部66を表示し、タイミング表示部66がマスコッ
ト部43の直上に位置する時に、作動部材40が下降して遊
技球を落下させるようになっている。
【0056】図10は本発明の第4の実施形態を例示
し、タイミング表示手段63に、遊技球を呈する多数個の
発光部64を環状に配置し且つ落下案内手段25の作動部材
40の上下動に同期して各発光部64の発光位置が左右に移
動する発光環67を設け、この発光環67の前側に、発光環
67の前側中央の発光部64が発光する時に、遊技球が落下
するように表示するタイミング表示部66を設け、タイミ
ング表示部66が発光する時に、作動部材40が下降して遊
技球を落下させるようになっている。
【0057】この第3及び第4の実施形態の場合には、
発光列65又は発光環67において、その発光部64の発光位
置が作動部材40の上下動に同期して順次移動し、そのタ
イミング表示部66が発光する時に、作動部材40が下降し
て遊技球を落下させるため、落下案内手段25による遊技
球の落下タイミングを遊技者が視覚的に捉えることがで
き、その落下タイミングに合わせて遊技球を発射する
等、遊技者も工夫しながらゲームを行うことができる。
【0058】以上、本発明の実施形態を説明したが、本
発明はこの実施形態に限定されるものではない。例え
ば、図3において、その第2始動手段29の前側に表示ラ
ンプを設け、第2乱数判定手段50が特定乱数を抽選し判
定した時に、そのタイミングに合わせて第2始動手段29
の前側の表示ランプを発光させるように構成しても良
い。また第2乱数判定手段50が特定乱数を抽選し判定し
た時に、そのタイミングに合わせて、図9又は図10の
タイミング表示部66を発光させるように構成しても良
い。
【0059】特定乱数は、リーチ乱数のみにしても良
い。例えば、リーチ乱数が10個以上も有る場合であれ
ば、そのリーチ乱数の内の幾つかを特定乱数として使用
しても良い。この場合には、第2変動図柄表示手段36の
停止図柄がリーチ図柄を表示するため、遊技者に大当た
りの発生をより多く期待させる効果があり、遊技者のゲ
ーム攻略に対する意欲を惹起させることができる。駆動
手段には、ソレノイド等のモータ以外のものを用いても
良い。
【0060】また大当たりの発生確率、特定乱数の数、
権利発生時のゲーム内容等は、単なる例示に過ぎず、ゲ
ーム構成全体の中で適宜選択し、又は決定すれば良い。
落下案内手段25は、実施形態の2つに限定されるもので
はなく、周期的に遊技球を案内し落下させるものであれ
ば十分である。表示手段は変動図柄表示手段36以外のも
のでも良い。更にパチンコ機の他、アレンジボール機等
の弾球遊技機においても同様に実施することが可能であ
る。
【0061】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、遊技
盤5 に、この遊技盤5 上に発射された遊技球を検出する
始動手段29と、複数個の図柄表示部37を有する変動図柄
表示手段36とを設け、大当たり乱数と複数個のリーチ乱
数を含む乱数を一定順序で繰り返して発生する乱数発生
手段49と、始動手段29の検出時に乱数発生手段49の乱数
を抽選して、その抽選乱数に応じて変動図柄表示手段36
の各図柄表示部37の表示図柄を変動させる表示制御手段
51と、変動図柄表示手段36の各図柄表示部37の停止図柄
が所定の大当たり図柄となった時に、遊技者に有利な大
当たり権利を発生させる権利発生手段52とを備えた弾球
遊技機において、遊技盤5 の始動手段29の上側に、遊技
球を始動手段29に落下させる落下案内手段25を設け、こ
の落下案内手段25による遊技球の落下タイミングと周期
的に一致して発生し且つ大当たり乱数の発生につながり
易い特定の特定乱数を抽選した時に、特定乱数以外の抽
選時と識別可能な表現態様で表示手段36に表示させる表
示制御手段51を設けているので、可能な限りの演出効果
を取り入れて大当たりの発生前の思考的表現を具現化で
き、遊技者が思考力を働かせながら面白くゲームを行う
ことができる。
【0062】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明において、乱数発生手段49での全発生乱
数中に、大当たり乱数と複数個の特定乱数とを略均等に
分散させて設定し、これら大当たり乱数及び複数個の特
定乱数の隣合う乱数間の間隔時間を整数倍した時間が落
下案内手段25の落下タイミングと一致するように設定し
ているので、乱数発生手段49の特定乱数の発生と落下案
内手段25の落下タイミングとが一致した時に、大当たり
の発生につながる確率を大にできる。
【0063】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1又は2に記載の発明において、特定乱数としてリーチ
乱数を設定しているので、遊技者に大当たりの発生をよ
り多く期待させる効果があり、遊技者のゲーム攻略に対
する意欲を惹起させる。
【0064】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
1乃至3の何れかに記載の発明において、落下案内手段
25に、遊技球を案内する作動部材40と、この作動部材40
を所定の作動周期で駆動する駆動手段44とを備え、作動
部材40の作動周期に従って遊技球を始動手段29に落下さ
せるようにしているので、落下案内手段25を開放型にし
て、その作動部材40により案内される遊技球の落下周期
を容易に確認し得るように構成できる。
【0065】請求項5に記載の本発明によれば、請求項
1乃至3の何れかに記載の発明において、落下案内手段
25に、外周で遊技球を支承し且つ球受け入れ部55が遊技
球に一致した時に遊技球を受け入れて始動手段29側に案
内する回転体56と、この回転体56を所定速度で駆動する
駆動手段57とを備え、回転体56の回転周期に従って遊技
球を始動手段29に落下させるようにしているので、落下
案内手段25の動きを円滑にでき、落下案内手段25の耐久
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機及び
カード式球貸し機の前側の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機及び
カード式球貸し機の裏側の斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図
である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す液晶表示器、落
下案内手段の正面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示すフローチャート
である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示すフローチャート
である。
【図8】本発明の第2の実施形態を示す落下案内手段の
正面図である。
【図9】本発明の第3の実施形態を示す液晶表示器、落
下案内手段の正面図である。
【図10】本発明の第4の実施形態を示す液晶表示器、
落下案内手段の正面図である。
【符号の説明】
5 遊技盤 25 落下案内手段 29 第2始動手段 36 第2変動図柄表示手段 37 図柄表示部 40 作動部材 44 駆動モータ(駆動手段) 49 第2乱数発生手段 51 第2表示制御手段 52 権利発生手段 55 球受け入れ部 56 回転袋 57 駆動手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤(5) に、この遊技盤(5) 上に発射
    された遊技球を検出する始動手段(29)と、複数個の図柄
    表示部(37)を有する変動図柄表示手段(36)とを設け、大
    当たり乱数と複数個のリーチ乱数を含む乱数を一定順序
    で繰り返して発生する乱数発生手段(49)と、始動手段(2
    9)の検出時に乱数発生手段(49)の乱数を抽選して、その
    抽選乱数に応じて変動図柄表示手段(36)の各図柄表示部
    (37)の表示図柄を変動させる表示制御手段(51)と、変動
    図柄表示手段(36)の各図柄表示部(37)の停止図柄が所定
    の大当たり図柄となった時に、遊技者に有利な大当たり
    権利を発生させる権利発生手段(52)とを備えた弾球遊技
    機において、遊技盤(5)の始動手段(29)の上側に、遊技
    球を始動手段(29)に落下させる落下案内手段(25)を設
    け、この落下案内手段(25)による遊技球の落下タイミン
    グと周期的に一致して発生し且つ大当たり乱数の発生に
    つながり易い特定の特定乱数を抽選した時に、特定乱数
    以外の抽選時と識別可能な表現態様で表示手段(36)に表
    示させる表示制御手段(51)を設けたことを特徴とする弾
    球遊技機。
  2. 【請求項2】 乱数発生手段(49)での全発生乱数中に、
    大当たり乱数と複数個の特定乱数とを略均等に分散させ
    て設定し、これら大当たり乱数及び複数個の特定乱数の
    隣合う乱数間の間隔時間を整数倍した時間が落下案内手
    段(25)の落下タイミングと一致するように設定したこと
    を特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 特定乱数としてリーチ乱数を設定したこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 落下案内手段(25)に、遊技球を案内する
    作動部材(40)と、この作動部材(40)を所定の作動周期で
    駆動する駆動手段(44)とを備え、作動部材(40)の作動周
    期に従って遊技球を始動手段(29)に落下させるようにし
    たことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の弾
    球遊技機。
  5. 【請求項5】 落下案内手段(25)に、外周で遊技球を支
    承し且つ球受け入れ部(55)が遊技球に一致した時に遊技
    球を受け入れて始動手段(29)側に案内する回転体(56)
    と、この回転体(56)を所定速度で駆動する駆動手段(57)
    とを備え、回転体(56)の回転周期に従って遊技球を始動
    手段(29)に落下させるようにしたことを特徴とする請求
    項1乃至3の何れかに記載の弾球遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021126592A (ja) * 2017-01-30 2021-09-02 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021126593A (ja) * 2017-01-30 2021-09-02 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021142376A (ja) * 2017-01-30 2021-09-24 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021151545A (ja) * 2017-01-30 2021-09-30 株式会社三洋物産 遊技機
JP2021169034A (ja) * 2019-07-10 2021-10-28 株式会社三洋物産 遊技機

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