JP2587800B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP2587800B2
JP2587800B2 JP7025828A JP2582895A JP2587800B2 JP 2587800 B2 JP2587800 B2 JP 2587800B2 JP 7025828 A JP7025828 A JP 7025828A JP 2582895 A JP2582895 A JP 2582895A JP 2587800 B2 JP2587800 B2 JP 2587800B2
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茂 市原
年明 石川
篤 斉藤
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、権利確保用入賞口にパチンコ球が
飛入したことにより、入賞確率を増大させるソレノイド
を駆動準備状態とする権利確保回路と、権利行使入賞口
にパチンコ球が飛入した時、権利確保回路によって確保
した権利を行使する権利行使回路とを備え、発生した権
利を確保し、その後に該権利を行使するように構成する
と共に、権利確保回路によって権利が確保された状況下
において、権利行使回路が所定回数、例えば10回の権
利行使を行った場合に、確保された権利の消滅を行うよ
う構成したパチンコ遊技機が、特開昭58−14637
6号として提示されている。
【0003】また、遊技盤面に、第1の入賞領域及び第
2の入賞領域を備えた回転振分装置と、可変チューリッ
プと、可変入賞装置と、権利発生ランプとを配設すると
共に、第1の入賞領域に入賞したパチンコ玉を検出する
第1の入賞球検出手段を配設し、回転振分装置に入賞し
た遊技球が振り分けられて第1の入賞領域に入賞し、第
1の入賞球検出手段によって入賞検出された場合、権利
発生ランプを点滅表示させ、遊技者に大きな価値を獲得
できる所定の権利状態が発生したことを認識させ、可変
チューリップを所定時間の間だけ開成させ、所定時間の
間に可変チューリップに遊技球が入賞した場合に、可変
入賞装置を開成させるようにしたパチンコ遊技機が、特
開昭60−21781号として知られている。
【0004】このものは、権利の発生中に、即ち、可変
チューリップが開成されている所定時間の間に、可変チ
ューリップに遊技球が入賞しない場合に権利が消滅し、
また、権利の発生中に、回転振分装置の第1の入賞領域
に再び遊技球が入賞した場合にも権利が消滅するように
構成されている。
【0005】さらに、遊技盤に、一般入賞と特別入賞と
を分別して入賞する第1入賞装置と、第1入賞装置にお
いて特別入賞が発生した場合にのみ入賞可能となる第2
入賞装置と、横長な球入口に対してソレノイド等の駆動
手段により開閉可能に扉状の球受部材が設けられてなる
第3入賞装置とを配設し、第1入賞装置において特別入
賞が発生した場合に、第2入賞装置を遊技球が入賞し得
る状態に変換し、第2入賞装置に遊技球が入賞すること
を条件として、第3入賞装置を遊技球が入賞し得る状態
に変換するようにしたパチンコ機が、特開昭61−21
3076号として知られている。
【0006】このものにおいても、第1入賞装置におい
て特別入賞が発生して第2入賞装置が遊技球が入賞し得
る状態に変換している最中に、即ち、特典遊技が可能と
されている最中に、再び、第1入賞装置において特別入
賞が発生した場合、特典遊技を終了させるように構成さ
れている。
【0007】しかしながら、特開昭60−21781号
に記載のものや特開昭61−213076号に記載のも
のも、特別遊技の権利消滅の条件が、振分装置内に設定
された権利消滅用の入賞領域への入賞のみによるもので
あるからパチンコ遊技がいささか単調となる傾向があっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、特別
の権利の消滅に関連する可変表示装置を設け、特別の権
利の付与状態下において、特別の権利消滅用の入賞領域
への遊技球の入賞のみによらずに、可変表示装置の表示
組み合わせ結果が権利消滅条件と一致する条件を加える
ことにより、特別の権利消滅を成立させるようにし、パ
チンコ遊技において権利消滅のスリル感を増巾させると
共に、権利の消滅において可変表示装置の表示組み合わ
せによる偶然性をもたせるようにすることが可能となる
パチンコ遊技機を提供することにある。
【0009】
【課題が解決をするための手段】本発明のパチンコ遊技
機は、特定入賞口と、開閉板の拡開動作により形成され
る大入賞口とを具備し、予め定められた特定の遊技態様
が成立した時点で、遊技者に特別の権利を付与する特別
権利付与手段と、該特別権利付与手段により特別の権利
が付与された場合に、前記特定入賞口への遊技球の入賞
を検出すると、前記大入賞口を形成することにより前記
特別の権利を行使できる状態とする特別権利行使手段と
を備えたものであって、上記課題を解決するために、複
数の表示体を組み合わせてなる表示部を備えた可変表示
装置を前記特別の権利の消滅に関連すべく設けると共
に、前記特別の権利の付与状態下において、予め定めら
れた前記開閉板の動作回数の満了により前記特別の権利
を消滅させる一方、前記開閉板による動作回数の満了前
であっても、前記可変表示装置に関連した権利消滅条件
が成立すると、前記特別の権利を消滅させる特別権利無
効化手段を設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】大入賞口は、開閉板の拡開動作により形成され
る。特別権利付与手段は、予め定められた特定の遊技態
様が成立した時点で、遊技者に特別の権利を付与する。
特別権利行使手段は、特別権利付与手段により特別の権
利が付与された場合に、特定入賞口への遊技球の入賞を
検出すると、大入賞口を形成することにより特別の権利
を行使できる状態とする。特別権利無効化手段は、特別
の権利の付与状態下において、予め定められた開閉板の
動作回数の満了により特別の権利を消滅させる。また、
特別権利無効化手段は、特別の権利の付与状態下におい
て、前記開閉板による動作回数の満了前であっても、前
記可変表示装置に関連した権利消滅条件が成立すると、
前記特別の権利を消滅させる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて詳細に
説明する。図1において、1はパチンコ遊技機の遊技盤
中央に装着される入賞装置となるセンター役物であり、
センター役物1は上部入賞部2と、上部入賞部2の下部
に設けた入賞球打上げ部3と、入賞球打上げ部3の下部
に設けた下部入賞部4とから構成されている。
【0012】上部入賞部2には中央下部に窓部5が形成
され、図2に示すように窓部5内は仕切片により横3
行,縦2列に区切られると共に色の異なった複数のラン
プカバー17が嵌合装着されて表示部6が構成され、複
数のランプカバー17の裏面側には、横3行,縦2列の
区画毎に対応して図5に示すランプ24からなる表示体
が配設されて構成された可変表示装置が設けられてい
る。
【0013】上部入賞部2の窓部5の両側には第2表示
灯7,7が設けられ、窓部5の上部には入賞球打上げ部
3によって上方に打上げられた入賞球を球誘導路に案内
する入賞球誘導部材8が嵌合装着され、入賞球誘導部材
8内の下部両側にはLED表示灯9,9が片側に5個ず
つ設けられる。
【0014】入賞球打上げ部3には打上げ部取付枠46
の前面中央に上部入賞部2の入賞球誘導部材8に入賞球
を打上げる図示しない打上げ用ソレノイドを収納する収
納カバー47が嵌合装着され、収納カバー47内の打上
げ用ソレノイドの上部両側には第3表示灯10,10が
設けられている。
【0015】66は打上げ部取付枠46を遊技盤に取り
付けるための取付孔で、取付孔66は打上げ部取付枠4
6の外周に沿って複数穿設され、入賞球打上げ部3は打
上げ部取付枠46の取付孔66を利用してねじにより遊
技盤前面に装着される。
【0016】下部入賞部4には、下部入賞部取付枠76
の前面に始動入賞口12,12からなる特定入賞口を有
する第4表示灯ランプカバー77がねじにより装着さ
れ、第4表示灯ランプカバー77の中央には開閉板11
がその上部を遊技盤の前後方向に移動して開閉可能に装
着され、開閉板11が拡開することにより、下部入賞部
4の大入賞口48が形成される。
【0017】開閉板11の両側には第4表示灯ランプカ
バー77内に第4表示灯13,13が設けられ、開閉板
11の下部には大入賞口48を形成する開閉板11の拡
開回数を表示するLED表示灯からなる連続回数表示灯
14,14が片側に4個ずつ横方向に並んで設けられ、
開閉板11内の下部入賞部取付枠76には大入賞口48
への入賞球を表示するLED表示灯からなる数字表示灯
15が設けられ、前記数字表示灯15は開閉板11が閉
塞しているときに開閉板11により隠れている。
【0018】80は下部入賞部取付枠76を遊技盤に取
り付けるための取付孔で、取付孔80は下部入賞部取付
枠76の外周に沿って複数穿設され、下部入賞部4は下
部入賞部取付枠76の取付孔80を利用してねじにより
遊技盤前面に装着される。
【0019】表示部6の6個のランプ24と連続回数表
示灯14は電源投入により点滅を行う。表示部6のラン
プ24は、上部入賞部2の側方より入賞した入賞球が入
賞球打上げ部3の打上げ用ソレノイドにより上方に打上
げられると任意の位置で点灯される。表示部6において
特定の組み合せ位置、例えば、中央横一列に並んで点灯
した時、入賞球を上部入賞部2の特別球検出スイッチで
ある特別装置検出スイッチが検出すると、後記のように
遊技者に特別の権利が与えられる。
【0020】第2表示灯7とLED表示灯9は特別装置
検出スイッチが作動すると点滅を行い、また、第2表示
灯7,第3表示灯10及び第4表示灯13は下部入賞部
4の開閉用ソレノイドが作動すると点滅を行う。通常、
下部入賞部4の始動入賞口12に入賞しても開閉板11
は拡開されず、下部入賞部4は遊技者に特別の権利が与
えられた際に作動する。
【0021】入賞球打上げ部3の打上げソレノイドは、
上部入賞部2の側部より入賞部2内に入賞した入賞球と
なるパチンコ球Pにより入賞球打上げ部3の図示しない
ソレノイド作動スイッチの接片が下方に押されると、ソ
レノイド作動スイッチがONとなり、上部入賞部2の
示部62個のランプ24を任意の組み合わせで点灯す
ると共に、打上げ用ソレノイドが励磁され、パチンコ球
Pが打上げ用ソレノイドの打上げ杆により上部入賞部2
の入賞球誘導部材8に打上げられる。
【0022】遊技者に与えられる権利とは、下部入賞部
4の始動入賞口12に入賞すると開閉板11を拡開して
大入賞口48が形成され、下部入賞部4への入賞の確率
が大となるものであり、開閉板11の1回の拡開により
大入賞口48への入賞が一定個数、例えば10個まで可
能で、始動入賞口12への入賞は一定個数まで記憶さ
れ、その個数に応じて開閉板11が拡開され、開閉板1
1の拡開が一定回数、例えば8回まで可能である。ただ
し、大入賞口48への入賞球が連続して一定個数である
8×10個以上検出されると、開閉板11は閉塞され
る。
【0023】さらに、この権利は、遊技者に対して特別
の権利が与えられている最中に、入賞球打上げ部3から
入賞球が上部入賞部2に打上げられ、上部入賞部2の表
示部 6の左側縦一列及び右側縦一列中の特別の権利を与
える位置のランプ24が再点灯し、上部入賞部2の特別
装置検出スイッチSW1が再びONとなると消滅する。
【0024】次に、上部入賞部2について説明する。上
部入賞部2は、図2、図3及び図4に示すように、上部
入賞部取付枠16の中央下部に窓部5が形成され、窓部
5内は仕切片により横3行、縦2列に区切られて色の異
なった複数のランプカバー17が嵌合装着され、上部入
賞部取付枠16の前面には窓部5の両側に第2表示灯ラ
ンプカバー18,18が第2表示灯ランプカバー18,
18と一体に形成した係止爪19を上部入賞部取付枠1
6に形成した孔内に挿入することにより装着されてい
る。
【0025】窓部5の上部には、入賞球誘導部材8を嵌
合する誘導部材嵌合部20が形成され、誘導部材嵌合部
20の上部には上部入賞部取付枠16の前面に装飾体2
1がねじにより装着されている。上部入賞部取付枠16
の裏面側には表示灯支持カバー22がねじにより装着さ
れ、表示灯支持カバー22には基板25がネジ26によ
り装着されている。
【0026】27は上部入賞部取付枠16を遊技盤に取
り付けるための取付孔で、取付孔27は上部入賞部取付
枠16の外周に沿って複数穿設され、上部入賞部2は上
部入賞部取付枠16の取付孔27を利用してねじにより
遊技盤前面に装着される。
【0027】表示灯支持カバー22の中央には、基板2
5を取り付けるためのねじ取付孔28を有する基板取付
体29が突出して設けられ、基板取付体29の両側には
基板25に装着したLED表示灯9の発光ダイオード2
3を嵌入する嵌合孔30を有するLED表示灯支持体3
1が片側に5個ずつ突出して設けられ、基板取付体29
の下部には基板25に装着した表示部6のランプ24を
嵌入するランプ用透孔32が上部入賞部取付枠16の窓
部5に相当して横3行、縦2列に設けられ、表示灯支持
カバー22により入賞球誘導部材8とランプカバー17
が上部入賞部取付枠16に係止される。
【0028】表示灯支持カバー22に装着される基板2
5には、図5に示すように、表示灯支持カバー22の基
板取付体29に相当する位置に取付孔152が穿設さ
れ、取付孔152の下部には表示灯支持カバー22のラ
ンプ用透孔32に相当する位置に表示部6のランプ24
が横3行、縦2列に取り付けられ、取付孔152の両側
には表示灯支持カバー22のLED表示灯支持体31に
相当する位置にLED表示灯9の発光ダイオード23が
片側5個ずつ取り付けられ、一方の複数の発光ダイオー
ド23の下部には、上部入賞部取付枠16のスイッチ嵌
合部34に相当する位置に特別球検出スイッチとなる特
別装置検出スイッチSW1が取り付けられている。
【0029】表示部6のランプ24、LED表示灯9の
発光ダイオード23及び特別権利付与手段の一部である
特別装置検出スイッチSW1は、それぞれハンダ付けに
より基板25に固定される。基板25には表示部6の複
数のランプ24及び検出スイッチSW1にそれぞれリー
ド線147の一端がハンダ付けにより接続され、リード
線147の他端がコネクタ148に接続され、コネクタ
148が図示しない制御装置の基板のリード線に連結さ
れる。
【0030】次に、基板25の表示灯支持カバー22へ
の取付けは、表示部6の複数のランプ24が表示灯支持
カバー22のランプ用透孔32に嵌入し、LED表示灯
9の複数の発光ダイオード23が表示灯支持カバー22
のLED表示灯支持体31の嵌合孔30に嵌入し、特別
装置検出スイッチSW1が上部入賞部取付枠16のスイ
ッチ嵌合部34に嵌合するようにして、基板25を表示
灯支持カバー22の基板取付体29に当接した後、基板
25に穿設した取付孔152を利用して一本のねじ26
を基板取付体29のねじ取付孔28に螺着することによ
り、基板25が表示灯支持カバー22に取り付けられ
る。
【0031】そして、上部入賞部2の点滅する表示部6
のランプ24が、入賞球打上げ部3の打上げ用ソレノイ
ドの作動により任意にランプ24を点灯し、上部入賞部
2の特別装置検出スイッチSW1が、入賞球打上げ部3
により上部入賞部2に打上げられた入賞球の検出を行
い、特別装置検出スイッチSW1のONにより第2表示
灯7とLED表示灯9が点滅を行う。
【0032】上部入賞部取付枠16の裏面には、図6に
示すように、窓部5の両側に入賞球を誘導する球誘導路
33a,33bが形成され、一方の球誘導路33aの一
部には特別装置検出スイッチSW1を嵌合するスイッチ
嵌合部34が形成され、球誘導路33a,33bの側部
には第2表示灯7のランプを嵌入する透孔35,35が
穿設され、透孔35の下部には、第2表示灯7のランプ
を取り付けた基板を装着するねじ取付孔36を有する基
板取付体37が突出して形成されている。
【0033】38は上部入賞部取付枠16の誘導部材嵌
合部20の上部に穿設された球受入孔、39は第2表示
灯ランプカバー18の係止爪19を嵌入する挿通孔であ
る。
【0034】入賞球誘導部材8は、図7及び図8に示す
ように、上部入賞部2の誘導部材嵌合部20に嵌合する
本体上部には、入賞球打上げ部3により上方に打上げら
れた入賞球を受け入れる下方に開口した球受入部40が
形成され、球受入部40の下部には、傾斜する上部誘導
片41が設けられ、上部誘導片41の下方には落入孔4
2を有する下部誘導片43が傾斜して設けられ、本体の
周囲には、突出して上部入賞部取付枠16の裏面に当接
する係合突片44が複数形成されている。
【0035】入賞球誘導部材8は、上部入賞部取付枠1
6の裏面側より上部入賞部取付枠16の誘導部材嵌合部
20に嵌合した後、上部入賞部取付枠16の裏面に表示
灯支持カバー22をねじにより装着することにより係止
される。
【0036】入賞球打上げ部3により打上げられた入賞
球となるパチンコ球Pは、入賞球誘導部材8の球受入部
40より受け入れられ、上部誘導片41上を通って表示
灯支持カバー22の誘導片45を介して下部誘導片43
の落入孔42に落入した後、上部入賞部取付枠16の裏
面の両側に形成した球誘導路33a,33bのうちのい
ずれか一方に誘導され、特別装置検出スイッチSW1を
嵌合した一方の球誘導路33aを入賞球が通過すると、
特別装置検出スイッチSW1により検出される。
【0037】次に、この実施例の作用について説明す
る。パチンコ球Pが、上部入賞部2の側部より入賞する
と、上部入賞部2内を通って入賞球打上げ部3の球受入
部に乗り、入賞球打上げ部3の図示しないソレノイド作
動スイッチがONとなり、打上げ用ソレノイドを作動
し、入賞球を上部入賞部2の入賞球誘導部材8に打上げ
ると共に、上部入賞部2の点滅する表示部6のランプ2
4を任意の位置で点灯する。入賞球打上げ部3の打上げ
用ソレノイドにより上部入賞部2に打上げられた入賞球
は、上部入賞部2の入賞球誘導部材8を介して上部入賞
部取付枠16の球誘導路33a,33bの内のいずれか
一方を通過する。
【0038】上部入賞部2の表示部6の左側縦一列と右
側縦一列中の特別の権利を与える位置のランプ24が両
方とも点灯し、上部入賞部2に打上げられた入賞球が球
誘導路33aを通過して特別装置検出スイッチSW1が
ONとなる場合、遊技者に対して特別の権利が与えられ
る。
【0039】そして、上部入賞部2の表示部6の左側縦
一列と右側縦一列中の両方の特別の権利を与える位置の
ランプ24が点灯していなければならず、表示部6の特
別の権利を与える位置のランプ24の一方の点灯だけで
は遊技者に対して特別の権利は与えられない。
【0040】さらに、遊技者に対して特別の権利が与え
られている最中に、再び上部入賞部2の側部よりパチン
コ球が入賞して入賞球打上げ部3の打上げソレノイドに
より入賞球が上方の入賞球誘導部材8に打上げられ、上
部入賞部2の表示部6の左側縦一列及び右側縦一列中の
特別の権利を与える位置のランプ24が再点灯し、上部
入賞部2の特別装置検出スイッチSW1が再びONとな
ると、特別の権利が消滅してしまう。
【0041】遊技者に特別の権利が与えられた時、上部
入賞部2の第2表示灯7とLED表示灯9を点滅し、入
賞球打上げ部3の第3表示灯10を点滅し、下部入賞部
4の第4表示灯13と連続回数表示灯14を点滅し、遊
技球が下部入賞部4の始動入賞口12に入賞すると、特
別権利行使手段の一例である始動口スイッチがONとな
り開閉用ソレノイドを励磁して下部入賞部4の開閉板1
1を拡開することにより、下部入賞部4の大入賞口48
を形成し、大入賞口入賞検出スイッチにより検出する大
入賞口48への入賞球が一定個数である10より大とな
ると開閉板11を閉鎖し、開閉板11の拡開回数は8回
までであり、大入賞口48の入賞は一定個数である8×
10個以上となると特別の権利が終了となる。
【0042】下部入賞部4の始動入賞口12への入賞に
より点滅する連続回数表示灯14を1つずつ点灯し、下
部入賞部4の開閉板11の拡開により大入賞口48内に
ある数字表示灯15が大入賞口48に入賞した入賞球の
数を表示する。
【0043】また、下部入賞部4の始動入賞口12への
入賞球は一定個数となる8個までを記憶され、その入賞
個数に応じた回数だけ開閉板11を拡開する。
【0044】
【発明の効果】本発明のパチンコ遊技機によれば、特別
の権利の消滅に関連する可変表示装置を設け、特別の権
利の付与状態下において、特別の権利消滅用の入賞領域
への遊技球の入賞のみによらずに、可変表示装置の表示
組み合わせ結果が権利消滅条件と一致する条件を加える
ことにより、特別の権利消滅を成立させるようにしたの
で、パチンコ遊技において権利消滅のスリル感が増巾さ
れると共に、権利の消滅において可変表示装置の表示組
み合わせによる偶然性をもたせるようにすることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における入賞装置の正面図
【図2】同上の上部入賞部の拡大正面図
【図3】図2の左側面図
【図4】図2の要部背面図
【図5】基板の正面図
【図6】上部入賞部取付枠の背面図
【図7】入賞球誘導部材の正面図
【図8】入賞球誘導部材内の入賞球の通過を示す要部側
断面図
【符号の説明】
1 センター役物 2 上部入賞部 3 入賞球打上げ部 4 下部入賞部 5 窓部 6 表示部(可変表示装置) 7 第2表示灯 8 入賞球誘導部材 9 LED表示灯 10 第3表示灯 11 開閉板 12 始動入賞口(特定入賞口) 13 第4表示灯 14 連続回数表示灯 15 数字表示灯 16 上部入賞部取付枠 17 ランプカバー 18 第2表示灯ランプカバー 19 係止爪 20 誘導部材嵌合部 21 装飾体 22 表示灯支持カバー 23 発光ダイオード 24 ランプ 25 基板 26 ねじ 27 取付孔 28 ねじ取付孔 29 基板取付体 30 嵌合孔 31 LED表示灯支持体 32 ランプ用透孔 33a 球誘導路 33b 球誘導路 34 スイッチ嵌合部 35 透孔 36 ねじ取付孔 37 基板取付体 38 球受入孔 39 挿通孔 40 球受入部 41 上部誘導片 42 落入孔 43 下部誘導片 44 係合突片 45 誘導片 46 打上げ部取付枠 47 収納カバー 48 大入賞口 66 取付孔 76 下部入賞部取付孔 77 第4表示灯ランプカバー 80 取付孔 147 リード線 148 コネクタ 152 取付孔 P パチンコ球 SW1 特別装置検出スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−21781(JP,A) 特開 昭61−213076(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定入賞口と、開閉板の拡開動作により
    形成される大入賞口とを具備し、予め定められた特定の
    遊技態様が成立した時点で、遊技者に特別の権利を付与
    する特別権利付与手段と、該特別権利付与手段により特
    別の権利が付与された場合に、前記特定入賞口への遊技
    球の入賞を検出すると、前記大入賞口を形成することに
    より前記特別の権利を行使できる状態とする特別権利行
    使手段とを備えたパチンコ遊技機において、複数の表示
    体を組み合わせてなる表示部を備えた可変表示装置を前
    記特別の権利の消滅に関連すべく設けると共に、前記特
    別の権利の付与状態下において、予め定められた前記開
    閉板の動作回数の満了により前記特別の権利を消滅させ
    る一方、前記開閉板による動作回数の満了前であって
    も、前記可変表示装置に関連した権利消滅条件が成立す
    ると、前記特別の権利を消滅させる特別権利無効化手段
    を設けたことを特徴とするパチンコ遊技機。
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