JP2631303B2 - 基礎杭の施工装置 - Google Patents

基礎杭の施工装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は基礎地盤改良工法において、掘孔周辺土壌を
強固に圧締すると共に完全無排土,無音無振動にて深浅
如何なる深長の掘孔でも容易確実に掘設することができ
得る基礎杭の施工装置である。
〔従来の技術〕
従来、基礎杭を無音,無振動にて地盤に施工する場合
に先づオーガ掘孔機にて地盤に掘孔を孔設し、該杭孔内
に既製パイルを打設するか、モルタル等の凝結材を投入
して地盤の改良が行なわれていたのである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記、地盤掘孔工法による場合、地盤を径大なるオー
ガにて掘進削孔するがために杭孔周壁土壌を徒らに弛緩
崩壊するは勿論のこと、掘孔時に莫大なる排土が地上に
揚土し、蓄積し、該排土処理に相当の労力と経費を要し
ていたのである。
斯かる欠点を解決するものとして発明者は先に特許第
1136177号,第1153361号において、スクリュー翼片の周
部に圧土縁を形成設け、掘孔時に掘削土壌を孔周壁に圧
締して地上への排土を解決する施工装置を発明し、此れ
が業界において汎く利用されていることは既に衆知であ
る。
而るに斯かる工法においては地質の軟硬質,深浅条件
等によってはスクリュー圧土縁としての機能を有効に発
揮することができ得ず、反面スクリュー周部の圧土縁が
孔周を圧土行なわしめることを目的とするものであるか
ら、掘削回転時に相当なる負荷抵抗が生じていることが
判明した。
本発明は、上記欠点を大巾に解決しようとするもの
で、深浅条件等に直ちに適応し確実な地盤改良の施工を
提供しようとすることを主な目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明の基礎杭の施工装置
においては、夫々の面部分を外方に稍膨出してなる横断
面略正三角形状のオーガロッドAの下方に連結部を設
け、該連結部に外周面を円錐状にて、且つ上記オーガロ
ッドAの回転軌跡と略同径の外周縁よりなるスクリュー
翼片を付設してなるオーガヘッドBを分離接合自在に連
結し、更に該オーガヘッドBの下方にスクリュー翼片及
び先掘掘進刃を有する先掘刃Cを連結し、上記オーガロ
ッドA,オーガロッドB,先掘刃Cを掘削地盤等の状況に応
じて任意に上下変更組合わせ連結し所定地盤を掘孔する
ようにしたことを特徴としている。
〔作 用〕
本発明は上記構成を有するものでロッドを回転させ、
先掘刃Cにて地盤を先掘し乍らオーガヘッドBのスクリ
ュー翼片にて杭孔を掘孔し、該掘孔と同時に円錐状傾斜
面にて孔周壁に掘孔土壌を拡開圧締し、更に上部オーガ
ロッドAの三角膨出面にて上記孔周壁を更に強力に圧締
する。
〔実 施 例〕
以下、本発明における実施の態様を例示する図面につ
いて詳説すると、本発明装置は大別して圧土機能を有す
るオーガロッドA、掘孔,杭孔,圧土するオーガヘッド
B、地盤掘進用先掘刃Cにて構成されており、夫々が必
要において分離連結自在に構成されている。
オーガロッドAは横断面図にて示す如く全長に亘って
横断面形状が略正三角型の鋼鉄材ロッド(1)にて形成
され、各三角面部分(1′)‥を稍外方に円味型に膨出
形成すると共に、該ロッド(1)下方に略円錐形状のテ
ーパ面(2′)を有する連結部(2)を一体的に形成設
けてなるものである。
また該連結部(2)には連結孔およびモルタル,エア
ー,水等の噴射孔(3)‥が数ケ所開設されている。
なお上記実施例においてはロッド(1)形状を三角型
のものを例示しているが、場合によっては四角,五角等
の多角変型形状とすることも一考である。
図示中、符号(4)はロッド内部を縦貫する通水孔に
て上記噴射孔(3)‥と連通し、(14)はロッド(1)
上部の連結部分を示している。オーガヘッドBは下方全
体が略円錐形状のテーパ面(5′)にて形成されたヘッ
ド(5)にて上部ヘッド部分(5″)は上記ロッド
(1)形状と略同一の三角形状にて形成されており該内
部軸心部にはロッド(1)との連結部(6)が開孔設け
られている。
また円錐状外部全長に亘って上下略同径寸のスクリュ
ー翼片(7)が付設され、ヘッド下方部分に先掘刃
(8)との連結部(9)が設けられている。
先掘部分Cは上記オーガヘッドBの連結部(9)との
連結部(10)を上部に形成設けると共に軸周部にヘッド
スクリュー翼片(7)と外周寸が略同径寸の掘孔スクリ
ュー(11)を、また下方に数枚の先掘刃(8)を形成設
けて地盤を推進する。なお、(12),(13)は各部の連
結用ジョイント孔である。
本発明に係る基礎地盤施工装置は上記構造を有するも
のであって、施工周辺地盤の状況等によりオーガロッド
A、オーガロッドB、先掘刃Cの各連結部(2)、
(6)、(9)、(10)、(14)等を各任意に分離連結
し用いるものであって、 例えば、第1図示の如くオーガロッドA、下方にオー
ガロッドB、先掘刃Cを或はオーガロッドAに先掘刃C
を直接に、またはオーガロッドAの上部にオーガヘッド
Bを、更に第4図示の如く地盤硬度等によってはオーガ
ロッドAの下方に数箇のオーガヘッドB,Bを連結するこ
とも可能である。
なお、此れらの連結接離作業は各連結部(2)、
(9)、(13)のジョイント孔(3)、(12)、(13)
にボールト等の締結金具を介して行なわれていることは
謂うまでもない。
〔発明の効果〕
本発明は、以上の構成において、上記各部分を連結
し、此れを杭打機(図示省略)に吊垂連結し動力を付成
するにおいて、先掘刃Cにて先端地盤を推進する。
また該掘進と伴って先掘刃C上部のスクリュー翼片
(11)及びオーガヘッドBのスクリュー翼片(7)にて
削孔するが、此れらの掘削土壌はオーガヘッドBの円錐
テーパ面(5′)とロッド(1)下方の円錐テーパ面
(2′)の作用によって孔周壁に拡開押圧し、強固に圧
締すると同時にヘッド上部(5″)及びロッド(1)周
面に形成せる三角面部分(1′)‥の回転作用にて上
記、圧締せる孔周壁を更に強固に圧叩固結し地中に強固
な杭孔を殆んど無抵抗の状体にてきわめて簡単容易に施
工することができ得るのである。
而も各機構部分を地盤等の状況によって分離連結する
ことによってその都度必要とする部分にのみに強固な孔
周造成が求め得られるは勿論のこと、深浅如何なる杭孔
であるも施工が可能である等益大な効果をも併せ有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る基礎杭の施工装置で、 第1図は正面図、 第2図は同上、斜面図 第3図はロッド部分の横断面図 第4図は連結状体の他の応用例を示すものである。 符号の説明 A……オーガロッド、B……オーガヘッド C……先掘刃

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】夫々の面部分を外方に稍膨出してなる横断
    面略正三角形状のオーガロッドAの下方に連結部を設
    け、該連結部に外周面を円錐状にて、且つ上記オーガロ
    ッドAの回転軌跡と略同径の外周縁よりなるスクリュー
    翼片を付設してなるオーガヘッドBを分離接合自在に連
    結し、更に該オーガヘッドBの下方にスクリュー翼片及
    び先掘掘進刃を有する先掘刃Cを連結し、上記オーガロ
    ッドA,オーガヘッドB,先掘刃Cを掘削地盤等の状況に応
    じて任意に上下変更組合わせ連結し所定地盤を掘孔する
    ようにしたことを特徴とする基礎杭の施工装置。
JP9983888A 1988-04-21 1988-04-21 基礎杭の施工装置 Expired - Fee Related JP2631303B2 (ja)

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JP2879135B2 (ja) * 1995-09-21 1999-04-05 小井 輝夫 基礎地盤の掘孔工法とその装置
JP4566634B2 (ja) * 2004-07-02 2010-10-20 清治 折戸 地盤の改良方法
JP6588797B2 (ja) * 2015-10-23 2019-10-09 地研テクノ株式会社 杭造築用掘削注入ロッド及びそれを用いた杭造築方法
JP7128503B2 (ja) * 2018-04-11 2022-08-31 株式会社コンクレタス 無排土オーガ掘削工具

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