JP2629849B2 - 電気湯沸し器 - Google Patents

電気湯沸し器

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JP2629849B2 JP16333488A JP16333488A JP2629849B2 JP 2629849 B2 JP2629849 B2 JP 2629849B2 JP 16333488 A JP16333488 A JP 16333488A JP 16333488 A JP16333488 A JP 16333488A JP 2629849 B2 JP2629849 B2 JP 2629849B2
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container
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満興 前田
貴文 米良
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭で使用する電気湯沸し器に関するも
のである。
従来の技術 従来のこの種の電気湯沸し器は、組立治具へ逆にした
容器を載置し、これらに注口,表示板,ボデーを順次積
み重ね、最後に基台をかぶせてから、容器に取付けられ
た金具に裏板を介して複数個の取付ネジで固定してい
た。
発明が解決しようとする課題 このような従来の電気湯沸し器の構成では、万一、注
口を構成している樹脂が劣化し容器が下方へ脱落した場
合において、たとえば、把手を持って運ぶ場合に、容器
の底部に取付けられ、かつ基台とボデーを挟持する金具
に裏板をネジ等により取付けているため、容器のフラン
ジ部を載置する注口部分が劣化して脱落するということ
は、容器全体が下方へ落下することになり、この場合、
容器に湯等が入っている場合は、火傷等の危険が生じる
ものである。
本発明はこのような問題点を解決するもので、万一、
容器のフランジ部を載置する注口部分が劣化して脱落し
たとしても容器全体を確実に受け止めることができる電
気湯沸し器を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、底部近辺にヒー
タを固着した有底筒状の容器と、この容器を収納する筒
状のボデーと、このボデーの上端部に固定され、かつ前
記容器のフランジ部を載置する注口と、前記ボデーの下
端開口部に当接するリング状の基台とを備え、前記ボデ
ーの下端部を内側に曲げて断面がカール状のフランジ部
を設け、かつ前記基台の上端部には一部分に前記フラン
ジ部が係合する突起を設け、前記突起とボデーとを取付
ネジで固定した電気湯沸かし器とする。
作用 上記構成によれば、万一衝激等が電気湯沸し器にかか
っても、ボデーと基台がずれるということはなくなり、
また容器のフランジ部を載置する注口部分が劣化して、
容器が万一、脱落しても基台でその容器を確実に受ける
ことができるものである。
実 施 例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。第1図〜第4図において、1は円筒状のボデー
で、このボデー1の上端部には合成樹脂製の円筒状の注
口2が装着されている。またボデー1の上部には本体移
動用の把手3が回動自在に設けられている。4はボデー
1内に収容された容器で、この容器4には上端開口部に
外側に突出するフランジ部4aを設け、かつこのフランジ
部4aを注口2の内側に設けた内フランジ2aに容器パッキ
ン5を介して載置し、そして容器4の底部に取付けた金
具6に基台7を介してビス8でボデー1を挟持するよう
に取付けられている。また前記容器4の底部には容器4
内に収容される水を加熱するヒータ14を備えている。
前記ボデー1は、上端が前記注口2の下部の内側に嵌
合するように、先端を折り曲げている。一方、ボデー1
の下端部は内側に曲げて断面がカール状のフランジ部1a
を形成している。そしてこのボデー1のカール状のフラ
ンジ部1aは基台7の上部と嵌合するようにしている。ま
た前記基台7の上端には一部分にコ字状の突起9を設
け、かつこのコ字状の突起9と相対する位置には傾斜面
10を有する鍵状フック11を設け、さらに前記コ字状の突
起9には、前記ボデー1と基台7を互いに固定する丸皿
ネジ等の取付ネジ12を取付ける貫通した取付穴13を設け
ている。そしてこのコ字状の突起9の取付穴13の両サイ
ドには、ネジ取付部を補強する一対のリブ15を基台7よ
り立設している。そしてこの一対のリブ15間の寸法は、
取付ネジ12の外径より小さくしている。
上記構成において、ボデー1に基台7を取付ける場合
は、先に鍵状フック11を前記ボデー1の下端部に形成し
た断面がカール状のフランジ部1aに押し込んで仮止め
し、そしてボデー1に設けられた穴と、基台7に設けら
れた取付穴13に取付ネジ12をねじ込むことにより、基台
7をボデー1に固定し、そして容器4に固着した金具6
に裏板16と基板7を介してネジ8を締付けることによ
り、基台7は固定される。このとき、基台7は金具6の
一部を保持するようにしているため、万一、注口2の内
フランジ2a部分と容器4のフランジ部4aが劣化して脱落
しても、前記金具6が基台7より脱落しないように、前
記ボデー1を基台7に保持しているために、容器4が脱
落するようなことはない。
またボデー1と基台7を取付けるネジ12は、本発明の
一実施例においては、水等を使う関係から、ステンレス
で構成してさびにくくしているが、この表面状態をヘッ
ダー加工等の加工素地のままとして研摩をしないことに
より、前記基台7との摩擦係数がアップするようにして
いる。またこの摩擦係数をアップする方法としては、ス
テンレス製の取付ネジ12の表面にNi−Crメッキ処理を施
す方法があり、これによれば、基台7との締付トルクを
保持することができる。
17は電気湯沸しの動作状態を示す表示部や操作部を備
えた表示板で、この表示板16はボデー1の上端切欠き部
1bに注口2とボデー1により挟持されている。18はボデ
ー1の下端の切欠き部と基台7の切欠き部に取付けられ
る電源端子ユニットである。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように本発明によれ
ば、底部近辺にヒータを固着した有底筒状の容器と、こ
の容器を収納する筒状のボデーと、このボデーの上端部
に固定され、かつ前記容器のフランジ部を載置する注口
と、前記ボデーの下端開口部に当接するリング状の基台
とを備え、前記ボデーの下端部を内側に曲げて断面がカ
ール状のフランジ部を設け、かつ前記基台の上端部には
一部分に前記フランジ部が係合する突起を設け、前記突
起とボデーとを取付ネジで固定した電気湯沸かし器とし
ているため、万一、容器のフランジ部を載置している合
成樹脂製の注口が劣化して、容器フランジ部が脱落した
としても、基台とボデーが取付ネジで取付けられている
ことにより、その状態で、持ち上げられて運ばれた場合
や衝激を受けた場合など、その容器が床面等に落下する
という心配もなくなり、安全な電気湯沸し器を提供でき
るものである。また、ボデーを仮止めすることにより、
基台が浮き上がることなく確実に配線処理ができ、取付
金具へ裏板を取り付けやすい。そして、固定ネジのトル
クを確保でき、ネジの効きを確保することができる。さ
らに、はかまにリブを立てることで樹脂のネジ深さを確
保でき、トルクアップがはかれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電気湯沸し器の要部断
面図、第2図は同電気湯沸し器の要部の分解斜視図、第
3図は同電気湯沸し器の全体構成を示す側断面図、第4
図は同電気湯沸し器の側面図である。 1……ボデー、1a……カール状のフランジ部、2……注
口、4……容器、4a……フランジ部、7……基台、9…
…突起、10……傾斜面、11……鍵状フック、12……取付
ネジ、13……取付穴、14……ヒータ、15……リブ。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部近辺にヒータを固着した有底筒状の容
    器と、この容器を収納する筒状のボデーと、このボデー
    の上端部に固定され、かつ前記容器のフランジ部を載置
    する注口と、前記ボデーの下端開口部に当接するリング
    状の基台とを備え、前記ボデーの下端部を内側に曲げて
    断面がカール状のフランジ部を設け、かつ前記基台の上
    端には一部分に前記フランジ部が係合する突起を設け、
    前記突起とボデーとを取付ネジで固定した電気湯沸かし
    器。
  2. 【請求項2】突起と略相対する位置に傾斜面を有する鍵
    状フックを設け、前記突起と鍵状フックとでボデーのフ
    ランジ部に仮止め可能とした請求項1記載の電気湯沸か
    し器。
  3. 【請求項3】取付ネジの材質をステンレス製とし、その
    表面状態をヘッダー加工等の加工素地のままとした請求
    項1または2記載の電気湯沸かし器。
  4. 【請求項4】取付ネジの材質をステンレス製とし、その
    表面状にNi−Crメッキ処理を施した請求項1または2記
    載の電気湯沸かし器。
  5. 【請求項5】突起に取付ネジを取付ける貫通した取付穴
    を設け、この取付穴の両サイドの、取付ネジの外径にか
    かるリブを設けた請求項1記載の電気湯沸かし器。
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