JP2627182B2 - トラクタへの作業機装着装置 - Google Patents

トラクタへの作業機装着装置

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JP2627182B2 JP24042788A JP24042788A JP2627182B2 JP 2627182 B2 JP2627182 B2 JP 2627182B2 JP 24042788 A JP24042788 A JP 24042788A JP 24042788 A JP24042788 A JP 24042788A JP 2627182 B2 JP2627182 B2 JP 2627182B2
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博文 萱原
康雄 三沢
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KOBASHI INDUSTRIES CO., LTD.
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、例えば農用トラクタに自動連結機能を有す
る3点リンクヒッチ機構を介して農作業機を着脱可能と
し、農用トラクタから農作業機に対して回転動力を自動
的に伝達、または伝達解除するようにしたトラクタへの
作業機装着装置に関するものである。
【従来の技術】
従来、トラクタの後部に、自動連結機能を有する3点
リンクヒッチ機構を介して作業機を着脱可能とし、トラ
クタから作業機に対してトラクタ側および作業機側でス
プライン嵌合して屈曲可能な屈曲伝動部を有して回転動
力を伝達する動力伝達機構を設け、この動力伝達機構
を、作業機の連結または連結解除時に自動的に動力伝達
状態または動力伝達解除状態にするようにしたものが知
られている。この先行技術の動力伝達機構は、スプライ
ン嵌合部に丸棒のような案内体を溶接で固定して、スプ
ライン軸をスプライン溝に案内して嵌合させる構成であ
った。
【発明が解決しようとする課題】
上記先行技術の動力伝達機構においては、スプライン
嵌合部に案内体を固定しているところからスプライン軸
の挿入がスムーズに行ない難い問題点があった。また、
案内体が摩耗した際には、案内体のみを交換することが
できず屈曲伝動部全体を交換しなければならないので、
手数を要するばかりでなく不経済であった。
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の事情にかんがみなされたもので、 (1)上記動力伝達機構は、トラクタ側または作業機側
のいずれか一方の屈曲伝動部に、スプライン軸からなる
作業機の入力軸またはトラクタの出力軸との間に位置し
て、中央部に上下左右の三次元方向に回動可能なスプラ
イン嵌合部を有する動力接断機構を設け、上記スプライ
ン嵌合部のガイド孔に、先端が球面状をなすガイド体を
設けたこと、 (2)上記ガイド体を回転可能に構成したこと、 (3)上記ガイド体を交換可能に構成したこと、 を特徴とするものである。
【作用】
上記の構成を有することによって本発明の作業機装着
装置は、スプライン嵌合部に対するスプライン軸のガイ
ドおよび挿入がスムーズに行われる。また、ガイド体が
摩耗したときは、ガイド体のみを簡単に交換できる。
【実 施 例】
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。 第1図において、符号1は農用トラクタ、2はロータ
リ農作業機で、農用トラクタ1の後部には、3点リンク
機構3のトップリンク4とロアリンク5が設けられてい
る。トップリンク4とロアリンク5にはオートヒッチハ
ンガ6が連結されていて、ロータリ農作業機2のトップ
マスト7とロアリンク連結ピン8に自動的に連結できる
ようになっている。 農用トラクタ1の後部にはPTO軸9が突出しており、
また、ロータリ農作業機2のミッションケース10から前
方に向けスプライン軸からなる入力軸11が突出してい
る。PTO軸9と入力軸11との間は、動力伝達機構12によ
って連結されていて回転動力が伝達されるようになって
いるが、この動力伝達機構12は、トラクタ側の屈曲伝動
部13と、図示しないが摺動軸を有するスライド伝動軸
と、作業機側の屈曲伝動部14とからなるものである。そ
して、トラクタ側および作業機側の屈曲伝動部13と14と
に連続して動力接断機構15が設けられている。 動力接断機構15は、ロータリ農作業機2の入力軸11と
対向して、第2図ないし第4図に示すようにスプライン
嵌合部16を、上記屈曲伝動部14と一体的に連結してベア
リング17によって回転自在に支持しており、ベアリング
17のホルダ17aは、オートヒッチハンガ6に固定され鍵
型に屈曲した支持板18に対し前後方向および上下方向の
三次元方向にわずかに回動可能に支持されている。支持
板18の上部には支持孔18aが穿設され、この支持孔18aに
支持ボルト19が挿通されている。支持ボルト19は、支持
板18の上側においてばね20,ナット21,ロックナット22に
よって上下調節可能であり、支持板18下側の下端に、正
面視逆U字状をした回転支持金具23の上端を固着してい
る。この回転支持金具23には、ピン24を介してホルダ17
aの外周上端に固着したブラケット25が回動可能に支持
されている。ホルダ17aの外周左右両端には一対の支持
ピン26,26が突設されている。この支持ピン26は側面形
状が長楕円形をしており、支持板18から垂下するように
して支持板18に固定された側板27の切欠き穴28に、間隙
lを有して嵌挿されている。 一方、スプライン嵌合部16の正面側には、外側に向け
テーパを有するガイド口29が開口しており、このガイド
口29に続いてガイド孔30が設けられて屈曲伝動部14に形
成したスプライン溝31に連通している。上記ガイド孔30
には、その周方向から等間隔に3個のボルトからなるガ
イド体32がワッシャを介して螺装され、その先端は球面
32aをなしていて入力軸11のスプラインをガイドするよ
うにしてある。ガイド体32およびガイド口29の外周はカ
バー33により覆われている。 このような構成のトラクタへの作業機装着装置におい
ては、農用トラクタ1にロータリ農作業機2を連結する
際、3点リンク機構3のロアリンク5を作動させてオー
トヒッチハンガ6のフック部6aをロータリ農作業機2の
トップマスト7に係合させ、ロータリ農作業機を持上げ
るようにすると、ロータリ農作業機2は下部がわずかに
前方に移動してオートヒッチハンガ6のロアリング連結
部6bとロータリ農作業機2のロアリンク連結ピン8とが
係合して、ロータリ農作業機2が農用トラクタ1に自動
的に連結される。 この農用トラクタ1にロータリ農作業機2が連結され
るとき、動力接断機構15のスプライン嵌合部16は、ロー
タリ農作業機2の入口軸11と対向して接近し、入力軸11
の先端がガイド口29に入るようになるが、このとき上下
左右に多少の芯ずれがあっても、スプライン嵌合部16は
支持ボルト19を中心に支持ピン26と切欠き穴28との間隙
lの範囲で左右に回動し、また、ピン24を中心に上下に
回動して芯出しされてガイド孔30に入り、ここでガイド
体32の球面32aにより入力軸11のスプラインと摺接する
ようにして案内スプライン溝31に挿入され動力伝達状態
となる(第5図参照)。 そして、PTO軸9を回転させると、その回転動力は屈
曲伝動部13,14、スプライン嵌合部16を介して入力軸11
に伝達され、ロータリ農作業機2の作業部を駆動させ
る。農用トラクタ1とロータリ農作業機2の連結を解除
するときは、ロータリ農作業機2の駆動および農用トラ
クタ1の走行を停止し、ロータリ農作業機2を接地した
状態でロアリンク連結部6cとロアリンク連結ピン8との
連結を解除すると共に、フック6aとトップマスト7との
係合を解除して農用トラクタ1とロータリ農作業機2と
の連結を解除すると、これと同時に動力接断機構15のス
プライン嵌合部16と入力軸11との嵌合は解除されて動力
遮断状態となる。 上記ガイド体32の球面32aが摩耗したときには、ガイ
ド体32のねじを緩めて抜取り、新しいものと交換すれば
よい。 上記ボルト式のガイド体32に代えて、第6図に示す球
面34aを有するピン式のガイド体34にしてもよい。この
ガイド体34は、ガイド孔30の外周側からピン状の頭部を
ワッシャ,ピンを介して抜止めし、球面34a側はピンを
抜いた状態で内側に抜取ることができるものである。こ
の第2の実施例の場合においても、第1の実施例の場合
と同様にスプライン嵌合部16に入力軸11を嵌合させると
きに球面34aがガイドの働きをする。そして、球面34aが
摩耗したときはピンを抜いてガイド体34を抜取り、交換
すればよい。 第7図に示す本発明の第3の実施例のものは、ガイド
体35をねじ込み式とし、先端側にボール35aを設けたも
のである。この実施例においては、ボール35aが回転し
ながらガイドするので、上記球面32a,34aに比べ摩耗し
難い。ボール35aを交換するときはねじ込みを緩めて行
えばよい。 なお、上記動力接断機構15は、トラクタ1にロータリ
農作業機2を実際に連結する前に、スプライン嵌合部16
と入力軸11を対向状態にして、ナット21およびロックナ
ット22によりスプライン嵌合部16を上下調節して予め芯
合せしておく。この際、スプライン嵌合部16と入力軸11
がそれぞれの左右中央位置に設けられているので、左右
の芯ずれはほとんどない。また、上記3点リンク機構3
に代えて2点リンク機構にしてもよく、さらに、ロータ
リ農作業機2に代えて他の農作業機にしてもよいもので
ある。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のトラクタへの作業機装
着装置によれば、スプライン嵌合部のガイド孔に先端が
球面状をしたガイド体を設けたので、スプライン溝への
スプライン軸のガイドがスムーズに行われて無理なく嵌
合できる。 また、ガイド体を回転可能としたときは、摩擦を少く
してガイドできて摩耗を減少できる。 さらに、ガイド体を交換可能としたので、球面が摩耗
したときには容易に交換することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す作業機装着装置の概略側
面図、第2図はスプライン嵌合部の正面図、第3図は同
側面図、第4図は同側断面図、第5図はスプライン嵌合
部と入力軸が嵌合した状態の側断面図、第6図および第
7図は本発明の他の実施例を示す側断面図である。 1……農用トラクタ、2……ロータリ農作業機、3……
3点リンク機構、4……トップリンク、5……ロアリン
ク、6……オートヒッチハンガ、7……トップマスト、
8……ロアリンク連結ピン、9……PTO軸、10……ミッ
ションケース、11……入力軸、12……動力伝達機構、1
3,14……屈曲伝動部、15……動力接断機構、16……スプ
ライン嵌合部、17……ベアリング、17a……ホルダ、18
……支持板、18a……支持孔、19……支持ボルト、20…
…ばね、21……ナット、22……ロックナット、23……回
転支持金具、24……ピン、25……ブラケット、26……支
持ピン、27……側板、28……切欠き穴、29……ガイド
口、30……ガイド孔、31……スプライン溝、32,34,35…
…ガイド体、32a,34a……球面、35a……ボール、33……
カバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−192302(JP,A) 特開 昭63−24807(JP,A) 特開 昭61−85101(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラクタに、自動連結機能を有するリンク
    機構を介して作業機を着脱可能とし、トラクタから作業
    機に対してトラクタ側および作業機側で屈曲可能でスプ
    ライン嵌合する屈曲伝動部を有して回転動力を伝達、ま
    たは伝達解除する動力伝達機構を設けた作業機装着装置
    において、 上記動力伝達機構は、トラクタ側または作業機側のいず
    れか一方の屈曲伝動部に、スプライン軸からなる作業機
    の入力軸またはトラクタの出力軸との間に位置して、中
    央部に上下左右の三次元方向に回動可能なスプライン嵌
    合部を有する動力接断機構を設け、 上記スプライン嵌合部のガイド孔に、先端が球面状をな
    すガイド体を設けたことを特徴とするトラクタへの作業
    機装着装置。
  2. 【請求項2】上記ガイド体を回転可能に構成したことを
    特徴とする請求項(1)記載のトラクタへの作業機装着
    装置。
  3. 【請求項3】上記ガイド体を交換可能に構成したことを
    特徴とする請求項(1)および(2)記載のトラクタへ
    の作業機装着装置。
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