JP2626830B2 - 樹脂成形スクリュ用逆止リング - Google Patents

樹脂成形スクリュ用逆止リング

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JP2626830B2
JP2626830B2 JP2201144A JP20114490A JP2626830B2 JP 2626830 B2 JP2626830 B2 JP 2626830B2 JP 2201144 A JP2201144 A JP 2201144A JP 20114490 A JP20114490 A JP 20114490A JP 2626830 B2 JP2626830 B2 JP 2626830B2
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洋太郎 藤原
和明 小林
正敬 三井
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/46Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
    • B29C45/47Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
    • B29C45/50Axially movable screw
    • B29C45/52Non-return devices

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、射出動作開始時における逆止機構の逆止動
作をすみやかにかつ確実にすることを目的としたもので
ある。
[従来の技術] 第5図に従来からある最も一般的な逆止リングの要部
縦断面図を示す。
この第5図において、逆止リングはスクリュ本体2の
前端にスクリュヘッド3を固定した小径の組付け軸4
に、外径を加熱筒1との間において溶融樹脂のリークを
阻止し得る程度として加熱筒1内に遊嵌される円筒形状
の逆止リング5を前後方向に摺動自在に嵌装し、この逆
止リング5の内周面と組付け軸4との周面との間に直通
の連通路7を設けて溶融樹脂がスクリュ本体2側からス
クリュヘッド3前方へ流動が可能な構成を成している。
また、逆止リング5の前端面9には所定間隔で突設部
10が数個設けられていて、逆止リング5がスクリュヘッ
ド3に押付けられても連通路7が閉塞されないようにな
っている。
そして、逆止リング5の後端面11における連通路7の
開口部は、スクリュ本体2のスクリュ前面12にその全域
を対向させて、逆止リング5の後端面11がスクリュ前面
12に当接した際には完全に閉塞されるようになってい
る。
溶融樹脂の可塑化計量後退時(以下、単に計量後退時
と呼ぶ)には、逆止リング5は溶融樹脂の流動抵抗によ
り前方に押しつけられて、後方連通口13、連通路7およ
び前方連通口14を通ってスクリュヘッド3前方へ押出さ
れる。
射出時には、スクリュ本体2とスクリュヘッド3とが
一体となって前進するのに対し、逆止リング5だけが居
残って後方連通口13を閉じて溶融樹脂の逆流が阻止され
ていた。
[発明が解決しようとする課題] ところが、実際には、溶融樹脂の粘度が低い場合や射
出スピードが遅い場合に、後方連通口13が閉じるまでの
間に溶融樹脂の逆流する度合が増大し、射出量のバラツ
キを発生してしまう。
このため、溶融樹脂の逆流により計量不足で充填不足
になった場合や溶融樹脂の逆流量も見込んで計量した場
合には過充填の不良品が発生し、過充填によるバリの発
生によって金型を破損させるという重大な欠点が発生し
ていた。
これらの不都合をなくする手段としては、逆止リング
5の外周面と加熱筒1の内周面との嵌め合いスキマを減
少させるとか、逆止リング5の作動ストロークを小さく
するとかの手段であるが、前者はカジリ発生のため、ま
た後者は、樹脂流路が狭くなり流動抵抗の増大による計
量時間の増大のために限界があり本質的な解消策にはな
り得なかった。
[課題を解決するための手段] このような問題点を解決するために、加熱筒内に回転
可能、かつ、前進・後退動可能に取付けられたスクリュ
本体の前端に、小径の組付け軸を介して取付けられたス
クリュヘッドのヘッド後面とスクリュ本体のスクリュ前
面との間に遊嵌して配した逆止リングにおいて、前記逆
止リングの内周面と前記組付け軸間に摺擦部材を介して
係合し、逆止リングを前後摺動自在に配すとともに、逆
止リング内周面と組付け軸外周面間に溶融樹脂流通孔を
配した構成にした。
[作用] 本発明の樹脂成形スクリュ用逆止リングにおいては、
射出工程の開始前にスクリュ本体を逆回転させると、逆
止リングは組付け軸との間に設けられた摺擦部材を介し
て後進され、退路が遮断される。この退路遮断動作に伴
う可塑物の逆流は実質的に無視し得る程微量のものであ
る。従って、常に一定量の可塑物を型内に射出すること
ができる。
[実施例] 第1図ないし第3図は本発明の樹脂成形スクリュ用逆
止リングに係る1実施例を示し、第1図は本発明の実施
例に係る射出成形機の全体構成を示す断面図、第2図は
射出成形用スクリュの前部の拡大平面図を示し、第2図
(a)は計量時の状態、第2図(b)は射出時の状態、
第3図は第2図(a)のIII−IIIからみた断面図、第4
図は本発明に類似した逆止リングと組付け軸との係合状
態を示す断面図を示す。
第1図において、ヒータ(図示せず)を備えた加熱筒
1内にスクリュ軸12が挿入されており、このスクリュ本
体2はギヤ14,16を介して油圧モータ等の駆動装置18に
よって回転駆動される。また、スクリュ本体2は加熱筒
1内に前後方向移動可能に挿入されており、スクリュ本
体2の後端は油圧ラム20に固着され、このラム20を収容
する油圧シリンダ22内に供給される油圧により加熱筒1
内を前進可能とされている。
加熱筒1の側面には合成樹脂等の可塑物を挿入するた
めの投入口24が開設されており、ホッパ26が設置されて
いる。このホッパ26から可塑物原料を投入すると、駆動
装置18によって回転されるスクリュ本体2に案内され
て、この可塑物原料は混練されながら加熱筒1の先端方
向に送られ、加熱筒1先端部とスクリュ本体2の先端部
で囲まれている空間部28内への貯留に伴って、スクリュ
本体2は該貯留する可塑物から反力を受けて徐々に後進
する。
所定量の可塑物が空間部28に留ったところで、油圧シ
リンダ22内に油圧を導入し、スクリュ本体2を前進さ
せ、空間部28内の可塑物を加熱筒1の先端から型(図示
せず)内に射出する。
しかして、本発明においては、スクリュ本体2の先端
部分に、空間部28内の可塑物の逆流を防止する機構が設
置されている。この逆流防止機構の構成について以下に
説明する。
この実施例において、組付け軸30の側周面上に相対し
て1対(本発明では合計2条)の溝部31は組付け軸30の
軸心に対して一定角度θを有して刻設されている。ま
た、逆止リング32の内周面上には突起部33が設けられて
おり、前記した溝部31に係合して摺動自在に配されてい
る。逆止リング32と組付け軸30はほぼ同軸的に遊嵌さ
れ、逆止リング32の内周面と組付け軸30の外周面間に、
逆止リング32の前後を連通するための溶融樹脂流通孔34
が形成されている。
また、溶融樹脂の流動抵抗およびスクリュ本体2の後
退によって逆止リング32がヘッド後面3aに押付けられる
ようなことがあっても逆止リング32の前端面9には突設
部35が所定間隔で数個設けられているので溶融樹脂の前
方への押出しが阻止されない構成となっている。
つぎに、本発明の樹脂成形スクリュ用逆止リング32の
動作について説明する。
以上のように構成された逆止リング32において、スク
リュ本体2を正転方向(矢印X方向)に回転させると、
逆止リング32の内周面の突起部33は、組付け軸の溝部31
と係合したまま加熱筒1前方方向に移動され、第2図
(a)に示すようにその前端面35がスクリュヘッド3の
後端面3aに当接した状態となる。そして、スクリュ本体
2の回転に伴って送られてきた可塑物は、逆止リング32
の後端面36とスクリュ本体2の前端面12との間の後方連
通口13、溶融樹脂流通孔34および前方連通口14を通って
スクリュヘッド3前方へ送られる。
空間部28内に所定量の可塑物が貯留した後、スクリュ
本体2を逆転方向(矢印Y方向)に回転させる。そうす
ると、逆流リング32は、組付け軸30上に刻設された溝部
31に沿って後方にシフトされ、遂には逆止リング32の後
端面36とスクリュ本体の前面12は密着し、これによって
逆止リング32の前後の遮断が行なわれる。この遮断が行
なわれた後、スクリュ本体2を前進させることにより、
空間部28内の可塑物を加熱筒1先端開口から射出する。
この実施例においても、射出工程に先立って逆止リン
グ32を後退させ、退路を確実に遮断した後に射出を行な
うので、素早く、かつ、正確に一定量の可塑物を射出す
ることができる。
なお、上述の説明で明らかなように、第2図および第
3図では、組付け軸30上に刻設された溝部31は逆止リン
グ32の後進用の斜面として作用している。
上記実施例は本発明の一例であって、前記した溝部31
の数を、第3図(a)に示すように組付け軸30上に上下
1対(2条)設けるだけでなく、組付け軸30の横断面外
周面上を3条以上の多条に等分した形状にしてもよい。
さらに、第3図(b)のように、第3図(a)と違っ
て逆止リング32の内周面を溝部31を設けるとともに、前
記溝部31と係合した突起部33を取付け軸30の外周面に設
けた構造にしてもよい。
[発明の効果] 以上の説明からも明らかなように、本発明によれば、
逆止リングの内周面と組付け軸間に摺擦部材を介して係
合し、逆止リングを前後摺動自在に配すとともに、逆止
リング内周面と組付け軸外周面間に溶融樹脂流通孔を配
したことにより、射出工程に先立って逆止リングを作動
させて加熱筒先端に貯留されている可塑物の退路を完全
に遮断した後、射出工程を行なうことができるので正確
に一定量の可塑物の射出を行なうことができ、製品重量
のバラツキがなくなり安定した製品が得られる。また、
逆止リングの内周面の摺擦部材を傾斜して配したため、
射出動作に先立ってスクリュ本体を逆転方向に回転させ
るとともに、流動抵抗との相乗効果により可塑物の退路
を完全に遮断できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の樹脂成形スクリュ用逆止
リングに係る1実施例を示し、第1図は本発明の実施例
に係る射出成形機の全体構成を示す断面図、第2図は射
出成形用スクリュの前部の拡大平面図を示し、第2図
(a)は計量時の状態、第2図(b)は射出時の状態、
第3図は第2図(a)のIII−IIIからみた断面図、第4
図は本発明に類似した逆止リングと取付け軸との係合状
態を示す断面図を示す。第5図は従来例を示すスクリュ
先端部の一部切断側面図を示す。 1……加熱筒、2……スクリュ本体、3……スクリュヘ
ッド、4,30……組付け軸、5,32……逆止リング、28……
空間部、31……溝部、33……突起部、34……溶融樹脂流
通孔、35……逆止リング前端面、36……逆止リング後端
面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−71817(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱筒内に回転可能、かつ、前進・後退動
    可能に取付けられたスクリュ本体の前端に、小径の組付
    け軸を介して取付けられたスクリュヘッドのヘッド後面
    とスクリュ本体のスクリュ前面との間に遊嵌して配した
    逆止リングにおいて、前記逆止リングの内周面と前記組
    付け軸間に摺擦部材を介して係合し、逆止リングを前後
    摺動自在に配すとともに、逆止リング内周面と組付け軸
    外周面間に溶融樹脂流通孔を配したことを特徴とする樹
    脂成形スクリュ用逆止リング。
JP2201144A 1990-07-31 1990-07-31 樹脂成形スクリュ用逆止リング Expired - Lifetime JP2626830B2 (ja)

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JPH04109123U (ja) * 1991-03-07 1992-09-21 株式会社日本製鋼所 射出成形機用逆流防止装置
JPH0513720U (ja) * 1991-07-31 1993-02-23 株式会社名機製作所 射出成形機のリングバルブ

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JPH0486232A (ja) 1992-03-18

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