JP2626623B2 - 回転機構 - Google Patents

回転機構

Info

Publication number
JP2626623B2
JP2626623B2 JP11121995A JP11121995A JP2626623B2 JP 2626623 B2 JP2626623 B2 JP 2626623B2 JP 11121995 A JP11121995 A JP 11121995A JP 11121995 A JP11121995 A JP 11121995A JP 2626623 B2 JP2626623 B2 JP 2626623B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating
shaft
stator
hollow portion
wiring cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11121995A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08289513A (ja
Inventor
茂 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP11121995A priority Critical patent/JP2626623B2/ja
Publication of JPH08289513A publication Critical patent/JPH08289513A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2626623B2 publication Critical patent/JP2626623B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転機構に関し、特に
多関節ロボットの先端アーム駆動用の回転機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、多関節ロボットの回転機構に
ついては、種々知られており、図3はその一例を示すも
ので、この例は2自由度回転機構に関するものである。
すなわち、回転機構は、ベース31と、ベース31に取
り付けられた第1モータ34と、第1モータ34で回転
駆動される第1回転部32と、第1回転部32に取り付
けられた第2モータ35と、第2モータ35で回転駆動
される第2回転部33と、第2モータ35に接続されモ
ータ34の外周に巻き付けられた配線ケーブル36とを
有している。第1回転部32は第1モータ34の回転軸
を中心に回転し、その回転と共に配線ケーブル36も回
転し、そのため、配線ケーブル36は第1モータ34の
外周で捻られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の回転機構
は、1自由度アクチュエータを重ね合わせ、2自由度の
アームを構成しているため、配線ケーブルの処理が外観
を損ない、また信頼性の面からも、問題であった。
【0004】特に、多関節ロボットの先端アームは、配
線ケーブル収納スペースも狭く、配線ケーブルにストレ
スをかけないように引き回すと、配線ケーブルが周辺機
器と干渉したり、外に大きくループし外観を損なう問題
があった。
【0005】また、配線ケーブルを回転機構の内部に収
納しようとすると、配線ケーブルにストレスがかかり、
回転部の位置決め精度や整定特性が低下したり、電気的
に断線する等の問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては、図
1,2に示すように、ベース1は、軸部(図1,2では
円筒部)18を有し、軸部18は、内部に中空部18a
を備え、また中空部18aと連絡する切欠き部18bを
備えている。軸部18の外周には第1ステータ2を設け
る。軸部18の外周には回転軸受け7を介して第1回転
部4を取り付ける。第1回転部4は、一端が閉じ他端が
開いた凹部17と、両端が開き突起部21が形成された
中空部21とを有する。第1回転部4の中空部16内面
には第1ロータ6が取り付けられ、第1回転部4の凹部
17内面に第2ステータ5が取り付けられる。凹部17
内には回転軸受8を介して第2回転部9が取り付けら
れ、第2回転部9の円筒19外周には第2ロータ10が
取り付けられている。第2ステータ5とベース1との配
線は、突起部21および軸部の中空部18aを介して行
われる。
【0007】
【作用】第1回転部4は、軸部18を中心に回転し、第
2回転部9は第1回転部の17部17内で回転する。第
2回転部9を駆動するための配線は突起部13、中空部
を18aを介して行なわれる。これにより、配線ケーブ
ル12を機構部内に収納できるので周辺機器と干渉せ
ず、外観もすっきりでき、電気的信頼性も向上する。
【0008】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の2自由度回転機構の断面
図、図2は分解斜視図である。ベース1は一端が閉じ他
端が開いた凹部15を有する。ベース1には、軸部とし
ての円筒部18が取り付けられ、円筒部18には中空部
18aと、中空部18aと連通する切欠き18bが形成
されている。円筒部18の外周には、第1ステータ2
(例えばコイル)が取り付けられている。
【0009】円筒部18の外周には、第1回転軸受7を
介して、第1回転部4が取り付けられている。第1回転
部4は、一端が閉じ他端が開いた凹部17と、両端が開
いた中空部16を備え、中空部16内に円筒部18が挿
入されている。凹部17の閉じた方の壁から中空部16
側に突起部21が突出して形成され、突起部21の先端
は切欠き18bを通って円筒部18の中空部18a内に
位置するようになっている。第1回転部4の中空部16
の内面には第1ロータ6(例えば磁石)が取り付けら
れ、第1ステータ2に対向する。
【0010】第2回転部9は、円筒部19とハンド取付
部20とから成り、円筒部19は、第1回転部4の凹部
17内に第2回転軸受け8を介して取り付けられてい
る。凹部17の内面には第2ステータ5(例えばコイ
ル)が取り付けられ、第2回転部9の円筒部19の外周
には第2ロータ10(例えば磁石)が取り付けられ、第
2ステータ5に対向する。
【0011】ベース1と円筒部18とが接続される箇所
の、ベース1の端面には第1クランプ3が取り付けられ
ている。また、第1回転部4の突起部21の先端には第
2クランプ13が取り付けられている。第1配線ケーブ
ル11はベース1に取り付けられた第1ステータ2に接
続される。第2配線ケーブル12はベース1を通り、第
1クランプ3および第2クランプ13で固定されかつ第
1回転部4を通り第2ステータ5に接続される。
【0012】次に、動作について説明する。第1配線ケ
ーブル11を介して第1ステータ2に電流を供給し、第
1ロータ6を回転駆動する。第1回転部4は第1回転軸
受け7で支持され、ベース1の円筒部18を中心に回転
する。第1回転部4の突起部21は円筒部18の回りを
回転し、第2クランプ13は円筒部18の中心軸の回り
を回転する。第2配線ケーブル12は第1クランプ3と
第2クランプ13に支持され、第1回転部4の回転軸の
回りに捻られ第1回転部4とベース1の相対動作を吸収
する。第2配線ケーブル12を介し第2ステータ5に電
流を供給し、第2ロータ10を回転駆動する。第2回転
部9は第2回転軸受け8で支持され第1回転部4の凹部
17の内部で回転する。第2回転部9と第1回転部4の
回転動作を合成することにより2自由度回転動作を得る
ことが可能である。
【0013】上記実施例においては、第1,2ステータ
2,5をコイル、第1,2ロータ6,10を磁石として
説明したが、その逆であってもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、可動配線
ケーブルを回転軸を中心に捻られるようにしたので、高
密度に実装でき小型・軽量設計が可能で、配線ケーブル
を機構部内に収納できるので周辺機器と干渉せず、外観
もすっきりでき、電気的信頼性も向上する。また、第2
回転部は第1回転部に両端支持され、機構面でも組立剛
性が上がるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転機構の一実施例の断面図
【図2】図1の回転機構の分解斜視図
【図3】従来例を説明する断面図
【符号の説明】
1 ベース 2 第1ステータ 3 第1クランプ 4 第1回転部 5 第2ステータ 6 第1ロータ 7 第1回転軸受 8 第2回転軸受 9 第2回転部 10 第2ロータ 11 第1配線ケーブル 12 第2配線ケーブル 13 第2クランプ 14 コネクタ 15,17 凹部 16 中空部 18,19 円筒部 20 ハンド取付面 21 突起部 31 ベース 32 第1回転部 33 第2回転部 34 第1モータ 35 第2モータ 36 第1配線ケーブル 37 第2配線ケーブル 38 クランプ 39 コネクタ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースに固定され、内部に中空部と、該
    中空部と連絡する切欠き部とを有する軸部と、 前記軸部外周に取り付けられた第1ステータと、 前記軸部外周に回転軸受けを介して取り付けられ、一端
    が閉じ他端が開いた凹部と、両端が開き突起部が形成さ
    れた中空部とを有する第1回転部と、 第1回転部の中空部内面に取り付けられた第1ロータ
    と、 第1回転部の凹部内面に取り付けられた第2ステータ
    と、 第1回転部の凹部内に回転軸受けを介して取り付けられ
    た第2回転部と、 第2回転部の円筒面外周に取り付けられた第2ロータと
    を備え、 第2ステータと前記ベースとの配線を前記突起部および
    前記軸部の中空部を介して行うことを特徴とする回転機
    構。
  2. 【請求項2】 前記軸部が円筒形状である請求項1に記
    載の回転機構。
  3. 【請求項3】 前記突起部および前記軸部の中空部に配
    線を固定するクランプを設けた請求項1または2に記載
    の回転機構。
JP11121995A 1995-04-12 1995-04-12 回転機構 Expired - Lifetime JP2626623B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11121995A JP2626623B2 (ja) 1995-04-12 1995-04-12 回転機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11121995A JP2626623B2 (ja) 1995-04-12 1995-04-12 回転機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08289513A JPH08289513A (ja) 1996-11-01
JP2626623B2 true JP2626623B2 (ja) 1997-07-02

Family

ID=14555553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11121995A Expired - Lifetime JP2626623B2 (ja) 1995-04-12 1995-04-12 回転機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2626623B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4566917B2 (ja) * 2006-01-17 2010-10-20 日本電産サンキョー株式会社 ロボット
JP2011205878A (ja) * 2009-12-25 2011-10-13 Canon Anelva Corp 真空アクチュエータ及び基板搬送ロボット
JP2015085447A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 セイコーエプソン株式会社 ロボット、ロボットの製造方法
JP6535976B2 (ja) * 2013-10-31 2019-07-03 セイコーエプソン株式会社 ロボット
JP6498140B2 (ja) * 2016-03-15 2019-04-10 平田機工株式会社 作業ユニット及び作業装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08289513A (ja) 1996-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009044818A (ja) モータ、および、このモータを搭載したサーボユニット
US6903483B2 (en) Motor
US5780945A (en) Switched reluctance machine balancing system: material removal approach and material addition approach
JPH10327566A (ja) 小型モータ
JP2626623B2 (ja) 回転機構
KR20030004801A (ko) 두개의 회전체를 이용한 직선 운동 장치
KR100455885B1 (ko) 회전전기의 브러시홀더장치
JPH08256464A (ja) ホルダー一体型ステータコアを有するブラシレスモーター
JP2003088081A (ja) インナーロータ型モータ
KR20010082106A (ko) 직경 방향 공극식 회전 요크형 브러시리스 진동 모터
JP3103609B2 (ja) スピンドルモータ
JPH09322475A (ja) ブレーキ付モータ
JP2003348782A (ja) 固定子、固定子の製造方法およびモータ
JP2589870Y2 (ja) ファンモータのリード線固定装置
CN219748052U (zh) 关节执行器和机器人
US6677694B1 (en) DC motor with brushes
JP2840581B2 (ja) コイル巻線の巻回方法および巻回装置
JP2940246B2 (ja) ブラシ保持装置
EP0677913B1 (en) Small brush-use DC motor and music device
JPH0649098Y2 (ja) モータ
JP3256081B2 (ja) 電動機
JP2002143768A5 (ja)
EP0595344B1 (en) Small brush-use DC motor and music device.
JPH0937509A (ja) モーター
JP4105361B2 (ja) 電動パワーステアリング用コアレスモータ