JP3256081B2 - 電動機 - Google Patents

電動機

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JP3256081B2
JP3256081B2 JP12262194A JP12262194A JP3256081B2 JP 3256081 B2 JP3256081 B2 JP 3256081B2 JP 12262194 A JP12262194 A JP 12262194A JP 12262194 A JP12262194 A JP 12262194A JP 3256081 B2 JP3256081 B2 JP 3256081B2
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magnet
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博男 芦部
一喜 加藤
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Nidec Sankyo Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動機、特に、FGマ
グネットとFGコイルパターンとが対向配置された電動
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示すように、略円筒状の軸
受ホルダー1の内周面にボールベアリング2とメタル軸
受3とを介して回転軸4が回転可能に保持され、軸受ホ
ルダー1の外周面に電機子5が固定され、電機子5に対
向する駆動マグネット6を固定したロータヨーク7が回
転軸4に固定され、軸受ホルダー1を保持する基板8上
のFGコイルパターン9に対向するFGマグネット10
をロータヨーク7の外周面に固定した電動機Mが知られ
ている(例えば、特開平5−30719号公報参照)。
【0003】FGコイルパターン9は、回転軸4の回転
位置や回転数をFGマグネット10の磁極により検出す
るもので、このような検出手段としては、回転軸4の軸
線方向に沿ってFGマグネット10と対向するFGコイ
ルパターンのほかに、回転軸4に軸線方向と直交してF
Gマグネットと対向するセンサー等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成された電動機Mあっては、FGコイルパターン9に
対向(センサーを用いた場合も同様)するFGマグネッ
ト10がロータヨーク7の外周面に突出した状態で固定
されているため、外観上複雑な構造となるばかりでな
く、電動機Mの外径が大きくなってしまうため電動機M
の小型化が困難であった。
【0005】本発明は、上記実状に鑑み、簡素な外観を
呈していると共に小型化を実現することができる電動機
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、その目的を達
成するため、回転軸と一体に回転するロータヨークに固
定された駆動マグネットと、該駆動マグネットに対向す
る電機子と、該電機子を保持し且つ中空の収納部を有す
る電機子ホルダーと、前記収納部内に位置して前記回転
に直接固定され、回転軸と一体に回転するFGマグネ
ットと、該FGマグネットに対向して前記収納部内に設
置される円筒部と該円筒部から延出されて外部給電部と
電気的に接続される延出部とが一体に形成される可撓性
基板からなるFGコイルパターンと、を具備し、電機子
ホルダーは筒状に形成され、この筒状の内周側にてFG
マグネットの外周側と対向するようにFGコイルパター
ンを含む可撓性基板を保持すると共に、該電機子ホルダ
ーの外周側にて駆動マグネットの内周側と対向するよう
に電機子を保持することを要旨とするものである。
た、他の発明としては、上述の発明に加えて更に、電機
子ホルダーは、その両端が開放して設けられていて、該
電機子ホルダーには、FGコイルパターンが形成された
可撓性基板を一方の開放端に向かうように受け止める段
差受け部が設けられていると共に、他方の開放端から連
続する切欠部が設けられており、該段差受け部に可撓性
基板が存置された場合に切欠部に可撓性基板の延出部が
存するようにしたものである。
【0007】
【作用】このような構成においては、駆動マグネットが
回転軸と一体に回転するロータヨークに固定され、中空
の収納部を有する電機子ホルダーに駆動マグネットに対
向する電機子が保持され、回転軸と一体に回転するFG
マグネットが収納部内に設けられ、可撓性基板からなる
FGコイルパターンにFGマグネットと対向して収納部
内に設置される円筒部及び円筒部から延出されて外部給
電部と電気的に接続される延出部とが一体に形成され
る。
【0008】このことにより、FGマグネットはロータ
ヨークの外周面に固定されていないので、電動機の外径
を小さくすることができ、結果的に簡素で且つ小型な電
動機とすることができる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の電動機の実施例を図1乃至図
2に基づいて説明する。
【0010】図1において、電動機11は、有底円筒上
のモータケース12と、このモータケース12の開口1
2aを閉成する基板13とによりモータ室14が形成さ
れている。
【0011】基板13の中心には収納部15aを有する
略筒状の電機子ホルダー15が固定されている。また、
モータケース12と電機子ホルダー15は含油軸受やメ
タル軸受等の軸受16,16を介して回転軸17を回転
可能に保持している。尚、回転軸17の一端はモータケ
ース12から外部に突出され、回転軸17の他端は電機
子ホルダー15に固定のスラスト軸受18に摺接してい
る。
【0012】電機子ホルダー15の外周面には、各突極
にコイル19を巻回したステータコア20からなる電機
子21が固定されている。また、電機子ホルダー15の
収納部15aを形成する内壁面には可撓性のフレキシブ
ルプリント配線基板(以下、FPCと称する。)22が
保持されている。
【0013】このFPC22は、図2(A)に示すよう
に、正面視略T字形状を呈し、図2(B)に示すよう
に、環状に変形させられた状態で収納部15aに設置さ
れる円筒部22aと、図2(C)に示すように、略L字
状に変形させられて電機子ホルダー15の切欠部15b
から基板13に沿って外部へと延在(図1参照)させら
れる延出部22bと備えている。また、円筒部22aの
内周面となる壁面にはFGコイルパターン23が設けら
れている。
【0014】尚、延出部22bの先端はモータケース1
2の孔12bから外部へと突出されていて、コイルパタ
ーン23は、この孔12bから突出された部分で外部給
電部と電気的に接続される。
【0015】回転軸17には、回転軸17と一体に回転
するように、ホルダー24を介して有底円筒状のロータ
ヨーク25が固定されている。このロータヨーク25に
は電機子21に対向する駆動マグネット26が固定され
ている。また、回転軸17にはFGコイルパターン23
に対向するFGマグネット27が固定されている。
【0016】上記の構成において、電動機11は、コイ
ル19に流れる電流と駆動マグネット26の磁力とによ
り、ロータヨーク25並びにFGマグネット27と一体
に回転軸17を回転させることができる。
【0017】この際、回転軸17の回転位置や回転速度
は、FGマグネット27の磁極をFGコイルパターン2
3を介して外部給電部へと出力することにより検出さ
れ、この回転位置や回転速度に応じてコイル19に流れ
る電流が制御される。
【0018】尚、FPC22は、図1の下方から、一
旦、収納部15aの径よりも小さい円筒形状に変形させ
られた状態で電機子ホルダー15内に挿入された後、そ
の復帰力により収納部15aを形成する内周面に係合
し、この係合状態で接着剤等により固定される。
【0019】ところで、上記実施例では、ホルダー24
をFGマグネット27とは別体に形成したものを開示し
たが、このホルダー部分をFGマグネットで一体に形成
してロータヨーク25をFGマグネットで保持してもよ
い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電動機に
あっては、回転軸と一体に回転するロータヨークに固定
された駆動マグネットと、該駆動マグネットに対向する
電機子と、該電機子を保持し且つ中空の収納部を有する
電機子ホルダーと、前記収納部内に位置して前記回転軸
と一体に回転するFGマグネットと、該FGマグネット
に対向するように前記収納部内に位置する円筒部と該円
筒部から延出されて外部給電部と電気的に接続される延
出部とが一体に形成された可撓性基板からなるFGコイ
ルパターンとを備えていることにより、FGマグネット
やFGコイルパタ−ンが電動機の外周部に露出すること
がないので、簡素な外観を呈することができると共に、
電動機の小型化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電動機を示し、要部の縦断面図であ
る。
【図2】同じく、(A)はFGコイルパターンの組付前
の展開状態の正面図、(B)はFGコイルパターンの組
付可能状態の斜視図、(C)はFGコイルパターンの組
付状態の斜視図である。
【図3】従来の電動機を示し、要部の半縦断面図であ
る。
【符号の説明】
11…電動機 15…電機子ホルダー 15a…収納部 17…回転軸 21…電機子 22…フレキシブルプリント配線基板 22a…円筒部 22b…延出部 23…FGコイルパターン 25…ロータヨーク 26…駆動マグネット 27…FGマグネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 29/00 H02K 21/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸と一体に回転するロータヨークに
    固定された駆動マグネットと、 該駆動マグネットに対向する電機子と、 該電機子を保持し且つ中空の収納部を有する電機子ホル
    ダーと、 前記収納部内に位置して前記回転軸に直接固定され、
    転軸と一体に回転するFGマグネットと、 該FGマグネットに対向して前記収納部内に設置される
    円筒部と該円筒部から延出されて外部給電部と電気的に
    接続される延出部とが一体に形成される可撓性基板から
    なるFGコイルパターンと、を具備し、上記電機子ホルダーは筒状に形成され、この
    筒状の内周側にて上記FGマグネットの外周側と対向す
    るように上記FGコイルパターンを含む上記可撓性基板
    を保持すると共に、該電機子ホルダーの外周側にて上記
    駆動マグネットの内周側と対向するように上記電機子を
    保持する ことを特徴とする電動機。
  2. 【請求項2】 前記電機子ホルダーは、その両端が開放
    して設けられていて、該電機子ホルダーには、前記FG
    コイルパターンが形成された可撓性基板を一方の開放端
    に向かうように受け止める段差受け部が設けられている
    と共に、他方の開放端から連続する切欠部が設けられて
    おり、該段差受け部に前記可撓性基板が存置された場合
    に上記切欠部に前記可撓性基板の延出部が存することを
    特徴とする請求項1記載の電動機。
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