JP2626509B2 - デジタル衛星通信方式 - Google Patents
デジタル衛星通信方式Info
- Publication number
- JP2626509B2 JP2626509B2 JP5266079A JP26607993A JP2626509B2 JP 2626509 B2 JP2626509 B2 JP 2626509B2 JP 5266079 A JP5266079 A JP 5266079A JP 26607993 A JP26607993 A JP 26607993A JP 2626509 B2 JP2626509 B2 JP 2626509B2
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- Japan
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- signal
- rate
- traffic volume
- traffic
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- Radio Relay Systems (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は通信衛星を利用したデジ
タル衛星通信方式に関し、特に、トランスポンダ有効利
用方式に関するものである。
タル衛星通信方式に関し、特に、トランスポンダ有効利
用方式に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のデジタル衛星通信方式においては
伝送レートは固定であり、時々刻々と変化するレート変
換は行われていなかった。
伝送レートは固定であり、時々刻々と変化するレート変
換は行われていなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のデジタル通信方
式では、信号の伝送レートが固定されているため、トラ
フィックの大小に関わらず常に一定の衛星中継器の周波
数帯域及びパワーを使用することになり、時間及び時期
的なトラフィックの不均一性によって衛星中継装置の能
力を十分使用することができず、その使用効率が悪くな
るという問題点があった。
式では、信号の伝送レートが固定されているため、トラ
フィックの大小に関わらず常に一定の衛星中継器の周波
数帯域及びパワーを使用することになり、時間及び時期
的なトラフィックの不均一性によって衛星中継装置の能
力を十分使用することができず、その使用効率が悪くな
るという問題点があった。
【０００４】本発明の第１の課題は、トラフィック量に
応じて時々刻々と伝送レートを変化させ、衛星中継器の
周波数帯域の使用効率を高めたデジタル衛星通信方式を
提供することにある。
応じて時々刻々と伝送レートを変化させ、衛星中継器の
周波数帯域の使用効率を高めたデジタル衛星通信方式を
提供することにある。
【０００５】本発明の第２の課題は、トラフィック量に
応じて時々刻々と伝送レートを変化させ、衛星中継器の
パワーの使用効率を高めたデジタル衛星通信方式を提供
することにある。
応じて時々刻々と伝送レートを変化させ、衛星中継器の
パワーの使用効率を高めたデジタル衛星通信方式を提供
することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のデジタル衛星通
信方式は、上記第１の課題を解決するために、送信側
に、ｍ列（ｍは１以上の自然数）の符号速度Ｌ（ビット
／秒）の信号からトラフィック量を検出し、検出トラフ
ィック量を表すトラフィック量信号を出力するトラフィ
ック量検出回路と、前記トラフィック量信号に応答し、
前記ｍ列の符号速度Ｌの信号を１列の符号速度ｎ×Ｒ
（ビット／秒）（ＲはＬに等しいかＬより小さい定数、
ｎは１以上の自然数であって前記トラフィック量信号に
よって表された検出トラフィック量が多くなるにつれ増
加する変数）の信号にレートを変換し多重化するレート
変換多重化装置と、前記トラフィック量信号に応答し、
このトラフィック量信号によって表された検出トラフィ
ック量が多くなるにつれ増加する変調速度で、前記符号
速度ｎ×Ｒの信号を変調し、変調信号を出力する可変レ
ート変調器とを備え、受信側に、受信信号から前記符号
速度ｎ×Ｒのｎの値を検出して、前記符号速度ｎ×Ｒの
信号を復調する可変レート復調器と、検出されたｎの値
に応答して、前記符号速度ｎ×Ｒの信号を前記ｍ列の符
号速度Ｌの信号にレート変換し分離するレート変換分離
化装置とを備えることを特徴とする。
信方式は、上記第１の課題を解決するために、送信側
に、ｍ列（ｍは１以上の自然数）の符号速度Ｌ（ビット
／秒）の信号からトラフィック量を検出し、検出トラフ
ィック量を表すトラフィック量信号を出力するトラフィ
ック量検出回路と、前記トラフィック量信号に応答し、
前記ｍ列の符号速度Ｌの信号を１列の符号速度ｎ×Ｒ
（ビット／秒）（ＲはＬに等しいかＬより小さい定数、
ｎは１以上の自然数であって前記トラフィック量信号に
よって表された検出トラフィック量が多くなるにつれ増
加する変数）の信号にレートを変換し多重化するレート
変換多重化装置と、前記トラフィック量信号に応答し、
このトラフィック量信号によって表された検出トラフィ
ック量が多くなるにつれ増加する変調速度で、前記符号
速度ｎ×Ｒの信号を変調し、変調信号を出力する可変レ
ート変調器とを備え、受信側に、受信信号から前記符号
速度ｎ×Ｒのｎの値を検出して、前記符号速度ｎ×Ｒの
信号を復調する可変レート復調器と、検出されたｎの値
に応答して、前記符号速度ｎ×Ｒの信号を前記ｍ列の符
号速度Ｌの信号にレート変換し分離するレート変換分離
化装置とを備えることを特徴とする。
【０００７】また本発明のデジタル衛星通信方式は、上
記第２の課題を解決するために、前記送信側に、前記可
変レート変調器及び前記トラフィック量検出回路に接続
され、前記トラフィック量信号に応答し、このトラフィ
ック量信号によって表された検出トラフィック量が多く
なるにつれ増加するレベルに、前記変調信号をレベル変
換するレベルコントロール装置を、更に備えていること
を特徴とする。
記第２の課題を解決するために、前記送信側に、前記可
変レート変調器及び前記トラフィック量検出回路に接続
され、前記トラフィック量信号に応答し、このトラフィ
ック量信号によって表された検出トラフィック量が多く
なるにつれ増加するレベルに、前記変調信号をレベル変
換するレベルコントロール装置を、更に備えていること
を特徴とする。
【０００８】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００９】図１は本発明の一実施例のブロック図であ
る。同図においてＴは送信側、Ｒは受信側を示す。送信
側Ｔはレート変換多重化装置１０１を有し、このレート
変換多重化装置１０１はｍ列（ｍは１以上の自然数）の
符号速度Ｌ（ビット／秒）のデジタル信号１１1 〜１１
m を入力し、トラフィック量検出回路１０２へ、ｍ列の
符号速度Ｌのデジタル信号１１1 〜１１m のトラフィッ
ク量の検出に必要なトラフィック量検出用信号１２を出
力する。符号速度Ｌ（ビット／秒）は、例えば、６４ｋ
ビット／秒或いはそれ以上の符号速度である。トラフィ
ック量検出回路１０２はトラフィック量検出用信号１２
に基づいてトラフィック量を検出し、検出トラフィック
量を表すトラフィック量信号１３を出力する。レート変
換多重化装置１０１はトラフィック量信号１３を入力
し、これに基づきデジタル信号１１1 〜１１m の多重化
及びレート変換を行い１列の符号速度ｎ×Ｒ（ビット／
秒）のデジタル信号１４を出力する。ここで、ＲはＬに
等しいかＬより小さい定数で、例えば６４ｋビット／秒
である。また、ｎは１以上の自然数であって、トラフィ
ック量信号１３によって表された検出トラフィック量が
多くなるにつれ増加する変数である。即ち、ｎはトラフ
ィックの量に基づき時々刻々と変化する変数である。
る。同図においてＴは送信側、Ｒは受信側を示す。送信
側Ｔはレート変換多重化装置１０１を有し、このレート
変換多重化装置１０１はｍ列（ｍは１以上の自然数）の
符号速度Ｌ（ビット／秒）のデジタル信号１１1 〜１１
m を入力し、トラフィック量検出回路１０２へ、ｍ列の
符号速度Ｌのデジタル信号１１1 〜１１m のトラフィッ
ク量の検出に必要なトラフィック量検出用信号１２を出
力する。符号速度Ｌ（ビット／秒）は、例えば、６４ｋ
ビット／秒或いはそれ以上の符号速度である。トラフィ
ック量検出回路１０２はトラフィック量検出用信号１２
に基づいてトラフィック量を検出し、検出トラフィック
量を表すトラフィック量信号１３を出力する。レート変
換多重化装置１０１はトラフィック量信号１３を入力
し、これに基づきデジタル信号１１1 〜１１m の多重化
及びレート変換を行い１列の符号速度ｎ×Ｒ（ビット／
秒）のデジタル信号１４を出力する。ここで、ＲはＬに
等しいかＬより小さい定数で、例えば６４ｋビット／秒
である。また、ｎは１以上の自然数であって、トラフィ
ック量信号１３によって表された検出トラフィック量が
多くなるにつれ増加する変数である。即ち、ｎはトラフ
ィックの量に基づき時々刻々と変化する変数である。
【００１０】可変レート変調器１０３はトラフィック量
信号１３を入力しデジタル信号１４の符号速度ｎ×Ｒに
合わせて変調し変調信号１５を出力する。即ち、可変レ
ート変調器１０３は、トラフィック量信号１３に応答
し、このトラフィック量信号１３によって表された検出
トラフィック量が多くなるにつれ増加する変調速度で、
符号速度ｎ×Ｒの信号を変調し、変調信号１５を出力す
る。この変調信号１５は図示しない送信装置により衛星
中継器に送信される。
信号１３を入力しデジタル信号１４の符号速度ｎ×Ｒに
合わせて変調し変調信号１５を出力する。即ち、可変レ
ート変調器１０３は、トラフィック量信号１３に応答
し、このトラフィック量信号１３によって表された検出
トラフィック量が多くなるにつれ増加する変調速度で、
符号速度ｎ×Ｒの信号を変調し、変調信号１５を出力す
る。この変調信号１５は図示しない送信装置により衛星
中継器に送信される。
【００１１】次に、受信側Ｒは図示しない受信装置によ
り衛星中継器にて中継された信号を受信し、受信信号１
７が入力される。受信信号１７は可変レート復調器１０
５に入力され符号速度ｎ×Ｒのｎの値を検出して復調し
１列の符号速度ｎ×Ｒ（ビット／秒）のデジタル信号１
８を出力すると同時にデジタル信号１８の符号速度信号
１９を出力する。即ち、可変レート復調器１０５は、受
信信号１７から符号速度ｎ×Ｒのｎの値を検出して、符
号速度ｎ×Ｒの信号１８を復調する。
り衛星中継器にて中継された信号を受信し、受信信号１
７が入力される。受信信号１７は可変レート復調器１０
５に入力され符号速度ｎ×Ｒのｎの値を検出して復調し
１列の符号速度ｎ×Ｒ（ビット／秒）のデジタル信号１
８を出力すると同時にデジタル信号１８の符号速度信号
１９を出力する。即ち、可変レート復調器１０５は、受
信信号１７から符号速度ｎ×Ｒのｎの値を検出して、符
号速度ｎ×Ｒの信号１８を復調する。
【００１２】可変レート復調器１０５の出力はレート変
換分離化装置１０６に接続され、デジタル信号１８を入
力すると同時に符号速度信号１９を入力する。符号速度
信号１９にて表された、検出されたｎの値に基づきレー
ト変換及び分離化を行い、ｍ列の符号速度Ｌ（ビット／
秒）のデジタル信号２０1 〜２０m を出力する。即ち、
レート変換分離化装置１０６は、符号速度信号１９にて
表された、検出されたｎの値に応答して、符号速度ｎ×
Ｒの信号１８をｍ列の符号速度Ｌの信号２０1〜２０m
にレート変換し分離する。
換分離化装置１０６に接続され、デジタル信号１８を入
力すると同時に符号速度信号１９を入力する。符号速度
信号１９にて表された、検出されたｎの値に基づきレー
ト変換及び分離化を行い、ｍ列の符号速度Ｌ（ビット／
秒）のデジタル信号２０1 〜２０m を出力する。即ち、
レート変換分離化装置１０６は、符号速度信号１９にて
表された、検出されたｎの値に応答して、符号速度ｎ×
Ｒの信号１８をｍ列の符号速度Ｌの信号２０1〜２０m
にレート変換し分離する。
【００１３】かくしてトラフィックの量に応じてデジタ
ル信号のレートが変換される。
ル信号のレートが変換される。
【００１４】図２は本発明の別の実施例のブロック図で
ある。図２の実施例は図１の実施例と以下の点を以外は
同様である。図２においては、図１の実施例において、
送信側Ｔにおいて可変レート変調器１０３にはレベルコ
ントロール装置１０４が接続されており、レベルコント
ロール装置１０４は変調信号１５を受ける。またこのレ
ベルコントロール装置１０４も可変レート変調器１０３
と同様にトラフィック量信号１３を入力し、符号速度に
あったレベルに調整し、レベルコントロールされた変調
信号１６を出力する。このようにレベルコントロール装
置１０４は、可変レート変調器１０３及びトラフィック
量検出回路１０２に接続され、トラフィック量信号１３
に応答し、このトラフィック量信号１３によって表され
た検出トラフィック量が多くなるにつれ増加するレベル
に、変調信号１５をレベル変換する。
ある。図２の実施例は図１の実施例と以下の点を以外は
同様である。図２においては、図１の実施例において、
送信側Ｔにおいて可変レート変調器１０３にはレベルコ
ントロール装置１０４が接続されており、レベルコント
ロール装置１０４は変調信号１５を受ける。またこのレ
ベルコントロール装置１０４も可変レート変調器１０３
と同様にトラフィック量信号１３を入力し、符号速度に
あったレベルに調整し、レベルコントロールされた変調
信号１６を出力する。このようにレベルコントロール装
置１０４は、可変レート変調器１０３及びトラフィック
量検出回路１０２に接続され、トラフィック量信号１３
に応答し、このトラフィック量信号１３によって表され
た検出トラフィック量が多くなるにつれ増加するレベル
に、変調信号１５をレベル変換する。
【００１５】かくしてトラフィックの量に応じてデジタ
ル信号のレートが変換されると同時に送信レベルも適応
制御される。
ル信号のレートが変換されると同時に送信レベルも適応
制御される。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、トラフィ
ック量に応じて送信信号のレートを時々刻々と変化させ
ることにより時間によってトラフィック量に不均一性が
ある場合に衛星中継器の周波数アサインを工夫すること
により帯域を効率良く使用することができる。
ック量に応じて送信信号のレートを時々刻々と変化させ
ることにより時間によってトラフィック量に不均一性が
ある場合に衛星中継器の周波数アサインを工夫すること
により帯域を効率良く使用することができる。
【００１７】また本発明は、トラフィック量に応じて送
信信号のレートを時々刻々と変化させると同時に送信パ
ワーを適応制御することができるので時間によってトラ
フィックの量に不均一性がある場合に衛星中継器のパワ
ーを効率良く使用することができる。
信信号のレートを時々刻々と変化させると同時に送信パ
ワーを適応制御することができるので時間によってトラ
フィックの量に不均一性がある場合に衛星中継器のパワ
ーを効率良く使用することができる。
【図１】本発明の一実施例のブロック図である。
【図２】本発明の他の実施例のブロック図である。
１０１ レート変換多重化装置 １０２ トラフィック量検出回路 １０３ 可変レート変調器 １０４ レベルコントロール装置 １０５ 可変レート復調器 １０６ レート変換分離化装置
Claims (2)
- 【請求項１】 送信側に、ｍ列（ｍは１以上の自然数）
の符号速度Ｌ（ビット／秒）の信号からトラフィック量
を検出し、検出トラフィック量を表すトラフィック量信
号を出力するトラフィック量検出回路と、前記トラフィ
ック量信号に応答し、前記ｍ列の符号速度Ｌの信号を１
列の符号速度ｎ×Ｒ（ビット／秒）（ＲはＬに等しいか
Ｌより小さい定数、ｎは１以上の自然数であって前記ト
ラフィック量信号によって表された検出トラフィック量
が多くなるにつれ増加する変数）の信号にレートを変換
し多重化するレート変換多重化装置と、前記トラフィッ
ク量信号に応答し、このトラフィック量信号によって表
された検出トラフィック量が多くなるにつれ増加する変
調速度で、前記符号速度ｎ×Ｒの信号を変調し、変調信
号を出力する可変レート変調器とを備え、 受信側に、受信信号から前記符号速度ｎ×Ｒのｎの値を
検出して、前記符号速度ｎ×Ｒの信号を復調する可変レ
ート復調器と、検出されたｎの値に応答して、前記符号
速度ｎ×Ｒの信号を前記ｍ列の符号速度Ｌの信号にレー
ト変換し分離するレート変換分離化装置とを備えること
を特徴とするデジタル衛星通信方式。 - 【請求項２】 前記送信側に、前記可変レート変調器及
び前記トラフィック量検出回路に接続され、前記トラフ
ィック量信号に応答し、このトラフィック量信号によっ
て表された検出トラフィック量が多くなるにつれ増加す
るレベルに、前記変調信号をレベル変換するレベルコン
トロール装置を、更に備えていることを特徴とする請求
項１記載のデジタル衛星通信方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5266079A JP2626509B2 (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | デジタル衛星通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5266079A JP2626509B2 (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | デジタル衛星通信方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07123039A JPH07123039A (ja) | 1995-05-12 |
| JP2626509B2 true JP2626509B2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=17426060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5266079A Expired - Lifetime JP2626509B2 (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | デジタル衛星通信方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2626509B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3896873B2 (ja) | 2002-03-07 | 2007-03-22 | 日本電気株式会社 | 可変通信システム |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0648796B2 (ja) * | 1988-02-05 | 1994-06-22 | 日本電気株式会社 | デマンドアサイン方式衛星通信装置 |
| JPH04256228A (ja) * | 1991-02-08 | 1992-09-10 | Nec Corp | 伝送速度設定方式 |
-
1993
- 1993-10-25 JP JP5266079A patent/JP2626509B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07123039A (ja) | 1995-05-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970218 |