JP2625741B2 - バイポーラトランジスタの製造方法 - Google Patents
バイポーラトランジスタの製造方法Info
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- JP2625741B2 JP2625741B2 JP62188025A JP18802587A JP2625741B2 JP 2625741 B2 JP2625741 B2 JP 2625741B2 JP 62188025 A JP62188025 A JP 62188025A JP 18802587 A JP18802587 A JP 18802587A JP 2625741 B2 JP2625741 B2 JP 2625741B2
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Description
【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、第1導電型の半導体領域上に第2導電型の
第1の不純物領域の拡散源となるベース取り出し電極を
選択的に形成するバイポーラトランジスタの製造方法に
関する。
第1の不純物領域の拡散源となるベース取り出し電極を
選択的に形成するバイポーラトランジスタの製造方法に
関する。
B.発明の概要 本発明は、第1導電型の半導体領域上に第2導電型の
第1の不純物領域の拡散源となるベース取り出し電極を
選択的に形成するバイポーラトランジスタの製造方法に
おいて、不純物含有層の側壁に半導体層を形成してから
不純物の拡散を行うことにより、第2導電型の第1の不
純物領域に接する第2導電型の第2の不純物領域を活性
領域を除いて形成し、その後に上記第2導電型の第2の
不純物領域に接して第2導電型の第3の不純物領域を形
成することにより、ベース接合を浅く(シャロー化)
し、しかもベース活性領域とベース取り出し領域との間
を確実に接続可能とするものである。
第1の不純物領域の拡散源となるベース取り出し電極を
選択的に形成するバイポーラトランジスタの製造方法に
おいて、不純物含有層の側壁に半導体層を形成してから
不純物の拡散を行うことにより、第2導電型の第1の不
純物領域に接する第2導電型の第2の不純物領域を活性
領域を除いて形成し、その後に上記第2導電型の第2の
不純物領域に接して第2導電型の第3の不純物領域を形
成することにより、ベース接合を浅く(シャロー化)
し、しかもベース活性領域とベース取り出し領域との間
を確実に接続可能とするものである。
C.従来の技術 高速かつ低消費電力のバイポーラトランジスタとし
て、例えば第3図に示すような構造のものが知られてい
る。この第3図において、例えばp型の半導体基板1上
にn型半導体層が例えばエピタキシャル成長により設け
られ、このn型半導体層は酸化シリコン等の素子分離領
域2により幾つかの島状領域、例えば領域3等に分離さ
れている。この島状領域3のn型半導体層の表面に臨ん
でp型のベース領域4が形成され、このベース領域4内
にn+型のエミッタ領域5が形成されている。このベース
領域4は、略々中央部の本来のベースの機能を果たすベ
ース活性領域4iと、ベース電極取り出しのための高濃度
の所謂グラフトベース領域4gとから成っている。グラフ
トベース領域4gはp+型多結晶シリコン層のベース取り出
し電極6からのp型不純物拡散により、またベース活性
領域4iは上記ベース取り出し電極6をマスクとするp型
不純物注入により、それぞれ形成される。エミッタ領域
5は、上記ベース取り出し電極6の少なくとも側壁に形
成された絶縁層8をマスクとし、この絶縁層8上に形成
されたエミッタ取り出し用のn+型多結晶シリコン層7か
らのn型不純物導入により形成される。さらに、ベース
取り出し電極6にはAl等のベース電極9Bが、またn+型多
結晶シリコン層7にはエミッタ電極9Eがそれぞれ接続さ
れている。なお、この第4図の例では、コレクタ領域と
なるn型エピタキシャル層の島状領域3に対して、n+型
の埋め込み層11及びn+型の電極取り出し領域12を介して
コレクタ電極9Cを電気的に接続している。
て、例えば第3図に示すような構造のものが知られてい
る。この第3図において、例えばp型の半導体基板1上
にn型半導体層が例えばエピタキシャル成長により設け
られ、このn型半導体層は酸化シリコン等の素子分離領
域2により幾つかの島状領域、例えば領域3等に分離さ
れている。この島状領域3のn型半導体層の表面に臨ん
でp型のベース領域4が形成され、このベース領域4内
にn+型のエミッタ領域5が形成されている。このベース
領域4は、略々中央部の本来のベースの機能を果たすベ
ース活性領域4iと、ベース電極取り出しのための高濃度
の所謂グラフトベース領域4gとから成っている。グラフ
トベース領域4gはp+型多結晶シリコン層のベース取り出
し電極6からのp型不純物拡散により、またベース活性
領域4iは上記ベース取り出し電極6をマスクとするp型
不純物注入により、それぞれ形成される。エミッタ領域
5は、上記ベース取り出し電極6の少なくとも側壁に形
成された絶縁層8をマスクとし、この絶縁層8上に形成
されたエミッタ取り出し用のn+型多結晶シリコン層7か
らのn型不純物導入により形成される。さらに、ベース
取り出し電極6にはAl等のベース電極9Bが、またn+型多
結晶シリコン層7にはエミッタ電極9Eがそれぞれ接続さ
れている。なお、この第4図の例では、コレクタ領域と
なるn型エピタキシャル層の島状領域3に対して、n+型
の埋め込み層11及びn+型の電極取り出し領域12を介して
コレクタ電極9Cを電気的に接続している。
このような構造の所謂グラフトベース型のバイポーラ
トランジスタによれば、エミッタ、ベースの自己整合化
による工程の簡略化、寄生容量の低減化が図れ、エミッ
タ幅の微細化、所謂シャロージャンクション化が図れ
る。
トランジスタによれば、エミッタ、ベースの自己整合化
による工程の簡略化、寄生容量の低減化が図れ、エミッ
タ幅の微細化、所謂シャロージャンクション化が図れ
る。
しかしながら、バイポーラトランジスタをより高速
化、低消費電力化、高集積化するためには、さらに縦方
向(基板厚み方向)の縮小、所謂シャロージャンクショ
ン化が求められており、特に、ベース深さのシャロー化
よるベース走行時間τBの低減が求められている。ここ
で、ベース走行時間τBは、一般に、 τB=WB 2/2Dn (WB……ベース幅,Dn……電子の拡散定数) であり、ベース接合深さを浅くすることで、高性能化が
図れることになる。
化、低消費電力化、高集積化するためには、さらに縦方
向(基板厚み方向)の縮小、所謂シャロージャンクショ
ン化が求められており、特に、ベース深さのシャロー化
よるベース走行時間τBの低減が求められている。ここ
で、ベース走行時間τBは、一般に、 τB=WB 2/2Dn (WB……ベース幅,Dn……電子の拡散定数) であり、ベース接合深さを浅くすることで、高性能化が
図れることになる。
ところで、ベース接合深さをより浅くしベース幅をよ
り狭くするための技術として、従来より、バッファ酸化
膜を介して低エネルギーでベース用不純物をイオン注入
し、低温度でアニール処理する技術や、多結晶シリコン
中にベース用不純物を導入して低温で拡散させる技術が
知られている。このうち、イオン注入によるダメージを
起因とする所謂増速拡散やチャネリングテイル等の防止
のため、多結晶シリコン中にベース用不純物を導入し低
温で拡散させる技術が広く用いられてきている。
り狭くするための技術として、従来より、バッファ酸化
膜を介して低エネルギーでベース用不純物をイオン注入
し、低温度でアニール処理する技術や、多結晶シリコン
中にベース用不純物を導入して低温で拡散させる技術が
知られている。このうち、イオン注入によるダメージを
起因とする所謂増速拡散やチャネリングテイル等の防止
のため、多結晶シリコン中にベース用不純物を導入し低
温で拡散させる技術が広く用いられてきている。
D.発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記多結晶シリコン中にベース用不純
物を導入し低温で拡散させる技術を上記所謂グラフトベ
ーストランジスタの適用しようとした場合には、ベース
活性領域とグラフトベース領域との間の接続に関して、
第4図及び第5図に示すような不都合が生ずる虞れがあ
る。
物を導入し低温で拡散させる技術を上記所謂グラフトベ
ーストランジスタの適用しようとした場合には、ベース
活性領域とグラフトベース領域との間の接続に関して、
第4図及び第5図に示すような不都合が生ずる虞れがあ
る。
すなわち、ベース取り出し領域であるグラフトベース
領域4gはベース取り出し電極となるp+型多結晶シリコン
6からの拡散により形成され、またベース活性領域4iは
エミッタ取り出し用多結晶シリコン7からの拡散により
形成されるが、これらの拡散源の間(あるいはベース取
り出し電極の側壁)には、エミッタ−ベース分離用の絶
縁酸化膜8が例えば約0.3μmの厚みで存在しているた
め、上記拡散が不足の場合には、第4図のように、ベー
ス活性領域4iとグラフトベース領域4gとの間に間隙が生
じ有効に接続されないことがある。また、上記拡散を充
分に行い過ぎると、ベース幅が約0.1μmあるいはそれ
以下と狭いため、第5図に示すようにグラフトベース領
域4gのp+不純物とエミッタ領域5のn+不純物とが衝突し
てしまい、エミッタ−ベース接合の耐圧劣化、ベース−
エミッタ電圧VBEのマッチング特性の劣化及び動作周波
数(あるいはカットオフ周波数fT)の低下等の悪影響が
生じてしまう。
領域4gはベース取り出し電極となるp+型多結晶シリコン
6からの拡散により形成され、またベース活性領域4iは
エミッタ取り出し用多結晶シリコン7からの拡散により
形成されるが、これらの拡散源の間(あるいはベース取
り出し電極の側壁)には、エミッタ−ベース分離用の絶
縁酸化膜8が例えば約0.3μmの厚みで存在しているた
め、上記拡散が不足の場合には、第4図のように、ベー
ス活性領域4iとグラフトベース領域4gとの間に間隙が生
じ有効に接続されないことがある。また、上記拡散を充
分に行い過ぎると、ベース幅が約0.1μmあるいはそれ
以下と狭いため、第5図に示すようにグラフトベース領
域4gのp+不純物とエミッタ領域5のn+不純物とが衝突し
てしまい、エミッタ−ベース接合の耐圧劣化、ベース−
エミッタ電圧VBEのマッチング特性の劣化及び動作周波
数(あるいはカットオフ周波数fT)の低下等の悪影響が
生じてしまう。
本発明は、上述の問題点を解決すべくなされたもので
あり、ベース接合の深さを浅く(シャロージャンクショ
ン化)しながら、ベース活性領域とベース取り出し領域
(グラフトベース領域)との間の接続を確実に行うこと
ができるバイポーラトランジスタの製造方法の提供を目
的とする。
あり、ベース接合の深さを浅く(シャロージャンクショ
ン化)しながら、ベース活性領域とベース取り出し領域
(グラフトベース領域)との間の接続を確実に行うこと
ができるバイポーラトランジスタの製造方法の提供を目
的とする。
E.問題点を解決するための手段 本発明に係るバイポーラトランジスタの製造方法は、上
述したような目的を達成するため、第1導電型の第1の
半導体領域上に、第2導電型の第1の不純物領域を形成
するための不純物の拡散源となるベース取り出し電極を
形成する工程と、上記ベース取り出し電極を選択的に開
口し、上記第1の半導体領域を露出させる開口部を形成
し、上記開口部を含む全面に第2導電型の不純物を含む
絶縁膜を形成する工程と、エッチバックして上記開口部
の側壁に上記絶縁膜からなるサイドウォール部を形成す
る工程と、上記サイドウォールにより囲まれた上記開口
部の底部を熱酸化して酸化膜を形成した後、アニールを
行って上記ベース取り出し電極からの拡散によって、上
記第2導電型の第1の不純物領域を形成するとともに、
上記サイドウォール部からの拡散によって第2導電型の
第2の不純物領域を形成する工程と、上記開口部の底部
に形成された酸化膜を除去して上記第1導電型の第1の
半導体領域を露出させ、第2導電型の不純物をイオン注
入した後アニールを行って第2導電型の第3の不純物領
域を形成する工程と、上記第3の不純物領域に第1導電
型の不純物をイオン注入して第1導電型の第2の不純物
領域を形成する工程とを備えるものである。
述したような目的を達成するため、第1導電型の第1の
半導体領域上に、第2導電型の第1の不純物領域を形成
するための不純物の拡散源となるベース取り出し電極を
形成する工程と、上記ベース取り出し電極を選択的に開
口し、上記第1の半導体領域を露出させる開口部を形成
し、上記開口部を含む全面に第2導電型の不純物を含む
絶縁膜を形成する工程と、エッチバックして上記開口部
の側壁に上記絶縁膜からなるサイドウォール部を形成す
る工程と、上記サイドウォールにより囲まれた上記開口
部の底部を熱酸化して酸化膜を形成した後、アニールを
行って上記ベース取り出し電極からの拡散によって、上
記第2導電型の第1の不純物領域を形成するとともに、
上記サイドウォール部からの拡散によって第2導電型の
第2の不純物領域を形成する工程と、上記開口部の底部
に形成された酸化膜を除去して上記第1導電型の第1の
半導体領域を露出させ、第2導電型の不純物をイオン注
入した後アニールを行って第2導電型の第3の不純物領
域を形成する工程と、上記第3の不純物領域に第1導電
型の不純物をイオン注入して第1導電型の第2の不純物
領域を形成する工程とを備えるものである。
F.作用 第2導電型の第2の不純物領域を形成し、その第2の
不純物領域と接して第3の不純物領域を形成すること
で、活性領域に形成される第3の不純物領域とベース取
り出し領域の接続が確実に行われることになる。そし
て、この第2導電型の第2の不純物領域を活性領域を除
いて形成することにより、正確なベース接合深さ等の制
御を行うことができる。
不純物領域と接して第3の不純物領域を形成すること
で、活性領域に形成される第3の不純物領域とベース取
り出し領域の接続が確実に行われることになる。そし
て、この第2導電型の第2の不純物領域を活性領域を除
いて形成することにより、正確なベース接合深さ等の制
御を行うことができる。
G.実施例 本発明の好適な実施例を図面を参照しながら説明す
る。
る。
第1の実施例 本実施例のバイポーラトランジスタの製造方法は、NP
N型のバイポーラトランジスタの製造方法であり、不純
物を含有した多結晶シリコン層からの拡散によりグラフ
トベース領域を形成し、ベース活性領域(所謂イントリ
ンシックベース領域)と上記グラフトベース領域を接続
する接続用低濃度不純物領域を有する構造のバイポーラ
トランジスタを製造する方法である。以下、本実施例を
第1図a〜第1図fを参照しながらその工程順に従って
説明する。なお、第1図b〜第1図fでは、簡単のため
第1図aの破線領域内のみを拡大して図示する。
N型のバイポーラトランジスタの製造方法であり、不純
物を含有した多結晶シリコン層からの拡散によりグラフ
トベース領域を形成し、ベース活性領域(所謂イントリ
ンシックベース領域)と上記グラフトベース領域を接続
する接続用低濃度不純物領域を有する構造のバイポーラ
トランジスタを製造する方法である。以下、本実施例を
第1図a〜第1図fを参照しながらその工程順に従って
説明する。なお、第1図b〜第1図fでは、簡単のため
第1図aの破線領域内のみを拡大して図示する。
(a)まず、第1図aに示すように、例えばP型の半導
体基体21にN+型の埋め込み層22を形成し、その上部に積
層したN型のエピタキシャル層に選択酸化やトレンチ等
により素子分離領域24を形成して第1導電型(N型)の
半導体領域としての島状領域23を形成する。続いて、不
純物を含有する多結晶シリコン層(DOPOS)を被着しパ
ターンニングして第2導電型(P型)の第1の不純物領
域の拡散源となるベース取り出し電極26を上記島状領域
23上に形成し、酸化珪素等の絶縁膜27を被着する。次い
で、これらベース取り出し電極26や絶縁層27が上記島状
領域23上で選択的に開口され、島状領域23を露出した開
口部28が形成される。なお、上記素子分離領域24の一部
の下部にはチャンネル形成阻止領域25が形成され、上記
埋め込み層22の一部はコレクタ取り出し領域23Cと接続
する。
体基体21にN+型の埋め込み層22を形成し、その上部に積
層したN型のエピタキシャル層に選択酸化やトレンチ等
により素子分離領域24を形成して第1導電型(N型)の
半導体領域としての島状領域23を形成する。続いて、不
純物を含有する多結晶シリコン層(DOPOS)を被着しパ
ターンニングして第2導電型(P型)の第1の不純物領
域の拡散源となるベース取り出し電極26を上記島状領域
23上に形成し、酸化珪素等の絶縁膜27を被着する。次い
で、これらベース取り出し電極26や絶縁層27が上記島状
領域23上で選択的に開口され、島状領域23を露出した開
口部28が形成される。なお、上記素子分離領域24の一部
の下部にはチャンネル形成阻止領域25が形成され、上記
埋め込み層22の一部はコレクタ取り出し領域23Cと接続
する。
(b)次に、第1図bに示すように、開口部28を含む全
面にP型の不純物を含有するBSG(ボロン・シリケート
・ガラス)膜29を形成する。このBSG膜29の膜厚は、お
よそ3000Å〜4000Å程度の厚みとされ、その膜厚の制御
によって第2導電型の第2の不純物領域の島状領域23表
面での長さが定まることになる。また、このBSG膜の不
純物濃度の制御によっては第2導電型の第2の不純物領
域の不純物濃度が制御されることになり、特に第2の不
純物領域の不純物濃度を第2導電型の第1および第3の
不純物領域よりも低濃度とすることで特性の優れたバイ
ポーラトランジスタを製造することができる。
面にP型の不純物を含有するBSG(ボロン・シリケート
・ガラス)膜29を形成する。このBSG膜29の膜厚は、お
よそ3000Å〜4000Å程度の厚みとされ、その膜厚の制御
によって第2導電型の第2の不純物領域の島状領域23表
面での長さが定まることになる。また、このBSG膜の不
純物濃度の制御によっては第2導電型の第2の不純物領
域の不純物濃度が制御されることになり、特に第2の不
純物領域の不純物濃度を第2導電型の第1および第3の
不純物領域よりも低濃度とすることで特性の優れたバイ
ポーラトランジスタを製造することができる。
(c)このようなBSG膜29を形成した後、第1図cに示
すように、上記BSG膜29をRIE法等の異方性エッチングに
よりエッチバックし、上記開口部28の側壁に上記BSG膜2
9からなるサイドウォール部30を形成する。このサイド
ウォール部30の形成によって、上記開口部28の底部の島
状領域23の主面の一部が露出する。次に、その露出した
島状領域23の表面に、熱酸化により酸化膜31を形成す
る。この酸化膜31は、活性領域の保護すなわち活性領域
のP型反転を防止するためのものであり、このような酸
化膜31を形成することで、活性領域を除いた第2導電型
(P型)の第2の不純物領域である接続用低濃度不純物
領域の形成が可能となる。なお、活性領域とは、本実施
例においてエミッタ領域やベース活性領域が形成される
領域であり、また、活性領域の保護のためには、上記酸
化膜31に限定されず、他の材質の膜を新たに形成するこ
とも可能である。
すように、上記BSG膜29をRIE法等の異方性エッチングに
よりエッチバックし、上記開口部28の側壁に上記BSG膜2
9からなるサイドウォール部30を形成する。このサイド
ウォール部30の形成によって、上記開口部28の底部の島
状領域23の主面の一部が露出する。次に、その露出した
島状領域23の表面に、熱酸化により酸化膜31を形成す
る。この酸化膜31は、活性領域の保護すなわち活性領域
のP型反転を防止するためのものであり、このような酸
化膜31を形成することで、活性領域を除いた第2導電型
(P型)の第2の不純物領域である接続用低濃度不純物
領域の形成が可能となる。なお、活性領域とは、本実施
例においてエミッタ領域やベース活性領域が形成される
領域であり、また、活性領域の保護のためには、上記酸
化膜31に限定されず、他の材質の膜を新たに形成するこ
とも可能である。
そして、酸化膜31の形成後、アニールを行って第2導
電型(P型)の第1の不純物領域であるグラフトベース
領域32を上記ベース取り出し電極26からの拡散により形
成し、同時に、上記サイドウォール部30からの拡散によ
り第2導電型(P型)の第2の不純物領域である接続用
低濃度不純物領域33を形成する。ここで、この接続用低
濃度不純物領域33は、グラフトベース領域32と後の工程
で形成されるベース活性領域との電気的接続を確実に行
うために形成されるものであり、さらにその不純物濃度
が低濃度であることから、耐圧(VEBO)の向上やエミッ
タ−ベース間の容量の低減等を実現できる。また、上記
サイドウォール部30の島状領域23と接触している部分の
長さが当該接続用低濃度不純物領域33の長さに対応し
て、上記酸化膜31の形成された活性領域には余分な接続
用低濃度不純物領域33の拡がりがない。したがって、後
述するようにベース活性領域のベース幅WBが必要以上に
拡がることも防止される。
電型(P型)の第1の不純物領域であるグラフトベース
領域32を上記ベース取り出し電極26からの拡散により形
成し、同時に、上記サイドウォール部30からの拡散によ
り第2導電型(P型)の第2の不純物領域である接続用
低濃度不純物領域33を形成する。ここで、この接続用低
濃度不純物領域33は、グラフトベース領域32と後の工程
で形成されるベース活性領域との電気的接続を確実に行
うために形成されるものであり、さらにその不純物濃度
が低濃度であることから、耐圧(VEBO)の向上やエミッ
タ−ベース間の容量の低減等を実現できる。また、上記
サイドウォール部30の島状領域23と接触している部分の
長さが当該接続用低濃度不純物領域33の長さに対応し
て、上記酸化膜31の形成された活性領域には余分な接続
用低濃度不純物領域33の拡がりがない。したがって、後
述するようにベース活性領域のベース幅WBが必要以上に
拡がることも防止される。
(d)次に、サイドウォール部30の間に形成された酸化
膜31がエッチングされ、その下部の上記島状領域23の表
面が露出する。そして、第1図dに示すように、その露
出した島状領域23の表面を含む全面に膜厚1000Å〜2000
Å程度の薄い多結晶シリコン層34が形成され、その薄い
多結晶シリコン層34にイオン注入でP型の不純物が導入
される。導入される不純物は、B+やBF2 +等の不純物であ
り、例えば1013個/cm2のオーダーでのイオン注入が行
われる。
膜31がエッチングされ、その下部の上記島状領域23の表
面が露出する。そして、第1図dに示すように、その露
出した島状領域23の表面を含む全面に膜厚1000Å〜2000
Å程度の薄い多結晶シリコン層34が形成され、その薄い
多結晶シリコン層34にイオン注入でP型の不純物が導入
される。導入される不純物は、B+やBF2 +等の不純物であ
り、例えば1013個/cm2のオーダーでのイオン注入が行
われる。
(e)このような上記薄い多結晶シリコン層34へのイオ
ン注入がなされた後、アーニルの際のキャップとして機
能する例えばCVDSiO2膜(図示せず。)が形成され、お
よそ1000℃以下の比較的低温でアニールが行われる。こ
のアニールによって、上記薄い多結晶シリコン層34から
P型の不純物が上記島状領域23の表面に拡散し、上記酸
化膜31によりN型の導電型のままとされていた活性領域
に第2導電型(P型)の第3の不純物領域であるベース
活性領域35が形成されることになる。このとき、上述の
ように活性領域はN型の導電型のままとされていたため
に、所謂イントリンシックベース領域であるベース活性
領域35の接合深さは必要以上に拡がらないことになり、
従って、製造するバイポーラトランジスタの特性を高め
ることができる。
ン注入がなされた後、アーニルの際のキャップとして機
能する例えばCVDSiO2膜(図示せず。)が形成され、お
よそ1000℃以下の比較的低温でアニールが行われる。こ
のアニールによって、上記薄い多結晶シリコン層34から
P型の不純物が上記島状領域23の表面に拡散し、上記酸
化膜31によりN型の導電型のままとされていた活性領域
に第2導電型(P型)の第3の不純物領域であるベース
活性領域35が形成されることになる。このとき、上述の
ように活性領域はN型の導電型のままとされていたため
に、所謂イントリンシックベース領域であるベース活性
領域35の接合深さは必要以上に拡がらないことになり、
従って、製造するバイポーラトランジスタの特性を高め
ることができる。
なお、アニールには所謂ラピッド・サーマル・アニー
ル法等の手段を用いるようにすることもできる。
ル法等の手段を用いるようにすることもできる。
次に、図示しないCVDSiO2膜を除去し、第1図eに示
すように、薄い多結晶シリコン層34を露出させた後、例
えば砒素等のN型の不純物をイオン注入により上記薄い
多結晶シリコン層34に導入する。このイオン注入は、お
よそ1016個/cm2のオーダーで行われ、且つ上記ベース
活性領域35と整合的に行われる。
すように、薄い多結晶シリコン層34を露出させた後、例
えば砒素等のN型の不純物をイオン注入により上記薄い
多結晶シリコン層34に導入する。このイオン注入は、お
よそ1016個/cm2のオーダーで行われ、且つ上記ベース
活性領域35と整合的に行われる。
(f)次に、第1図fに示すように、およそ800℃〜100
0℃程度の温度でエミッタ拡散が行われ、第1導電型
(N型)の第2の不純物領域であるエミッタ領域36が上
記島状領域23の表面のベース活性領域35に形成される。
その後、全面にアルミ配線層37が形成され、そのアルミ
配線層37をパターニングして配線電極を形成してバイポ
ーラトランジスタを完成する。
0℃程度の温度でエミッタ拡散が行われ、第1導電型
(N型)の第2の不純物領域であるエミッタ領域36が上
記島状領域23の表面のベース活性領域35に形成される。
その後、全面にアルミ配線層37が形成され、そのアルミ
配線層37をパターニングして配線電極を形成してバイポ
ーラトランジスタを完成する。
上述の工程より行われる本実施例のバイポーラトラン
ジスタの製造方法は、まず、第2導電型の第1の不純物
領域であるグラフトベース領域32が接続用低濃度不純物
領域33を介してベース活性領域35に接続するため、グラ
フトベース領域32とベース活性領域35との間の接続は確
実に行われ、且つ接続用低濃度不純物領域32の濃度によ
り、耐圧VEBOを高くすることができ、エミッタ−ベース
間の容量を小さくすることができる。また、本実施例の
バイポーラトランジスタの製造方法では、上記酸化膜31
によって、第2導電型の第2の不純物領域である接続用
低濃度不純物領域33が活性領域を除いて形成され、ベー
ス活性領域の形成は、接続用低濃度不純物領域33の不純
物の影響を受けずに行われることになる。従って、ベー
ス活性領域35を余分に拡げることもなく当該ベース活性
領域35の接合を浅い接合とすることができ、ベース走行
時間τBの低減やベース抵抗Rbbの低減等を図ることが
できる。
ジスタの製造方法は、まず、第2導電型の第1の不純物
領域であるグラフトベース領域32が接続用低濃度不純物
領域33を介してベース活性領域35に接続するため、グラ
フトベース領域32とベース活性領域35との間の接続は確
実に行われ、且つ接続用低濃度不純物領域32の濃度によ
り、耐圧VEBOを高くすることができ、エミッタ−ベース
間の容量を小さくすることができる。また、本実施例の
バイポーラトランジスタの製造方法では、上記酸化膜31
によって、第2導電型の第2の不純物領域である接続用
低濃度不純物領域33が活性領域を除いて形成され、ベー
ス活性領域の形成は、接続用低濃度不純物領域33の不純
物の影響を受けずに行われることになる。従って、ベー
ス活性領域35を余分に拡げることもなく当該ベース活性
領域35の接合を浅い接合とすることができ、ベース走行
時間τBの低減やベース抵抗Rbbの低減等を図ることが
できる。
第2の実施例 第2の実施例のバイポーラトランジスタの製造方法
は、第1の実施例のバイポーラトランジスタの製造方法
の変形例であり、第1の実施例における上記サイドウォ
ール部30を二重構造とした方法である。なお、第2図a
〜第2図cでは、簡単のため第1図aの破線領域内を拡
大して図示している。また、第1の実施例と同じ部分に
ついては同じ引用符号を用いてその説明を省略する。
は、第1の実施例のバイポーラトランジスタの製造方法
の変形例であり、第1の実施例における上記サイドウォ
ール部30を二重構造とした方法である。なお、第2図a
〜第2図cでは、簡単のため第1図aの破線領域内を拡
大して図示している。また、第1の実施例と同じ部分に
ついては同じ引用符号を用いてその説明を省略する。
まず、第2図aに示すように、上述の第1の実施例に
おける(b)と同様に、ベース取り出し電極26および酸
化膜27を開口して形成された開口部28を含む全面にBSG
膜40を形成する。このBSG膜40の厚みは例えば2000Å〜3
000Åである。そして、このBSG膜40に対して異方性エッ
チングを行い、上記開口部28の側壁にBSG膜40の一部を
残存させる。
おける(b)と同様に、ベース取り出し電極26および酸
化膜27を開口して形成された開口部28を含む全面にBSG
膜40を形成する。このBSG膜40の厚みは例えば2000Å〜3
000Åである。そして、このBSG膜40に対して異方性エッ
チングを行い、上記開口部28の側壁にBSG膜40の一部を
残存させる。
次に、第2図bに示すように、全面に不純物を含有し
ないCVDSiO2膜41を形成する。このCVDSiO2膜41の膜厚は
例えば1000〜2000Å程度である。
ないCVDSiO2膜41を形成する。このCVDSiO2膜41の膜厚は
例えば1000〜2000Å程度である。
次に、第2図cに示すように、上記CVDSiO2膜41に対
して異方性エッチングを行い、上記BSG膜40の一部と当
該CVDSiO2膜41の一部とからなるサイドウォール部42を
形成する。以下、第1の実施例における(c)〜(f)
により所定のバイポーラトランジスタを製造することが
できる。
して異方性エッチングを行い、上記BSG膜40の一部と当
該CVDSiO2膜41の一部とからなるサイドウォール部42を
形成する。以下、第1の実施例における(c)〜(f)
により所定のバイポーラトランジスタを製造することが
できる。
このようなバイポーラトランジスタの製造方法によっ
ては、第1の実施例と同様に、ベース活性領域とグラフ
トベース領域の確実な接続が接続用低濃度不純物領域に
よって確保される。また、接続用低濃度不純物領域の不
純物濃度によって、容量の低減や耐圧の向上等を実現で
きる。
ては、第1の実施例と同様に、ベース活性領域とグラフ
トベース領域の確実な接続が接続用低濃度不純物領域に
よって確保される。また、接続用低濃度不純物領域の不
純物濃度によって、容量の低減や耐圧の向上等を実現で
きる。
そして特に、本実施例のバイポーラトランジスタの製
造方法では、上述のようにサイドウォール部42がBSG膜4
0とCVDSiO2膜41の二重構造となることから、CVDSiO2膜4
1の分だけBSG膜40に対応して形成される接続用低濃度不
純物領域の位置が開口部28の側壁側へずれることとな
り、このためエミッタ領域を形成するN+型の不純物領域
とのぶつかりを緩和させることができる。
造方法では、上述のようにサイドウォール部42がBSG膜4
0とCVDSiO2膜41の二重構造となることから、CVDSiO2膜4
1の分だけBSG膜40に対応して形成される接続用低濃度不
純物領域の位置が開口部28の側壁側へずれることとな
り、このためエミッタ領域を形成するN+型の不純物領域
とのぶつかりを緩和させることができる。
なお、上述の第1及び第2の実施例では、NPN型のバ
イポーラトランジスタについて説明したが、PNP型であ
っても良い。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲での
種々の変更が可能である。
イポーラトランジスタについて説明したが、PNP型であ
っても良い。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲での
種々の変更が可能である。
H.発明の効果 本発明のバイポーラトランジスタの製造方法は、第2
導電型の第2の不純物領域を形成し、その第2の不純物
領域と接して第3の不純物領域を形成することで、活性
領域に形成される第3の不純物領域とベース取り出し領
域の接続が確実に行われる。また、この第2導電型の第
2の不純物領域を活性領域を除いて形成することによ
り、正確なベース接合深さ等の制御を行うことができ
る。
導電型の第2の不純物領域を形成し、その第2の不純物
領域と接して第3の不純物領域を形成することで、活性
領域に形成される第3の不純物領域とベース取り出し領
域の接続が確実に行われる。また、この第2導電型の第
2の不純物領域を活性領域を除いて形成することによ
り、正確なベース接合深さ等の制御を行うことができ
る。
第1図a〜第1図fは本発明のバイポーラトランジスタ
の製造方法の第1の実施例にかかるそれぞれ工程断面
図、第2図a〜第2図cは本発明のバイポーラトランジ
スタの製造方法の第2の実施例にかかるそれぞれ工程断
面図、第3図乃至第5図は従来例を説明するためのそれ
ぞれ概略断面図である。 23……島状領域 26……ベース取り出し電極 28……開口部 29……BSG膜 30……サイドウォール部 31……酸化膜 32……グラフトベース領域 33……接続用低濃度不純物領域 35……ベース活性領域 36……エミッタ領域 40……BSG膜 52……選択エッチング用多結晶シリコン層 53……イオン注入マスク部
の製造方法の第1の実施例にかかるそれぞれ工程断面
図、第2図a〜第2図cは本発明のバイポーラトランジ
スタの製造方法の第2の実施例にかかるそれぞれ工程断
面図、第3図乃至第5図は従来例を説明するためのそれ
ぞれ概略断面図である。 23……島状領域 26……ベース取り出し電極 28……開口部 29……BSG膜 30……サイドウォール部 31……酸化膜 32……グラフトベース領域 33……接続用低濃度不純物領域 35……ベース活性領域 36……エミッタ領域 40……BSG膜 52……選択エッチング用多結晶シリコン層 53……イオン注入マスク部
Claims (1)
- 【請求項1】第1導電型の第1の半導体領域上に、第2
導電型の第1の不純物領域を形成するための不純物の拡
散源となるベース取り出し電極を形成する工程と、 上記ベース取り出し電極を選択的に開口し、上記第1の
半導体領域を露出させる開口部を形成し、上記開口部を
含む全面に第2導電型の不純物を含む絶縁膜を形成する
工程と、 エッチバックして上記開口部の側壁に上記絶縁膜からな
るサイドウォール部を形成する工程と、 上記サイドウォール部により囲まれた上記開口部の底部
を熱酸化して酸化膜を形成した後、アニールを行って上
記ベース取り出し電極からの拡散によって、上記第2導
電型の第1の不純物領域を形成するとともに、上記サイ
ドウォール部からの拡散によって第2導電型の第2の不
純物領域を形成する工程と、 上記開口部の底部に形成された酸化膜を除去して上記第
1導電型の第1の半導体領域を露出させ、第2導電型の
不純物をイオン注入した後アニールを行って第2導電型
の第3の不純物領域を形成する工程と、 上記第3の不純物領域に第1導電型の不純物をイオン注
入して第1導電型の第2の不純物領域を形成する工程と からなるバイポーラトランジスタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62188025A JP2625741B2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 | バイポーラトランジスタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62188025A JP2625741B2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 | バイポーラトランジスタの製造方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35110096A Division JPH09181084A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | バイポーラトランジスタの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6431460A JPS6431460A (en) | 1989-02-01 |
JP2625741B2 true JP2625741B2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=16216344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62188025A Expired - Lifetime JP2625741B2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 | バイポーラトランジスタの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2625741B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2748420B2 (ja) * | 1988-08-12 | 1998-05-06 | ソニー株式会社 | バイポーラトランジスタ及びその製造方法 |
US5541121A (en) * | 1995-01-30 | 1996-07-30 | Texas Instruments Incorporated | Reduced resistance base contact method for single polysilicon bipolar transistors using extrinsic base diffusion from a diffusion source dielectric layer |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61290761A (ja) * | 1985-06-19 | 1986-12-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
-
1987
- 1987-07-28 JP JP62188025A patent/JP2625741B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6431460A (en) | 1989-02-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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