JP2625455B2 - 磁気記録再生装置の制御装置 - Google Patents

磁気記録再生装置の制御装置

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JP2625455B2
JP2625455B2 JP62315270A JP31527087A JP2625455B2 JP 2625455 B2 JP2625455 B2 JP 2625455B2 JP 62315270 A JP62315270 A JP 62315270A JP 31527087 A JP31527087 A JP 31527087A JP 2625455 B2 JP2625455 B2 JP 2625455B2
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昭二 大野
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信光 福田
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気テープを用いて記録された映像を再生
する磁気記録再生装置(以下、VTRと称す)に係り、特
に、再生時のテープスピードを制御する磁気記録再生装
置の制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、VTRにおいては、米国特許第4044389号に記載の
ように、コントロール信号の周波数とキャプスタンモー
タの回転周波数との比によりテープスピードを判別して
おり、コントロール信号だけで自動テープスピード判別
を行なつていない。又上記米国特許は、全世界方式対応
(NTSC/PAL)であり、受信信号を所定のテープスピード
で記録し、再生するものであるが、この記録テープスピ
ードとは異なるテープスピードで映像信号が記録されて
いるテープを再生する時のテープスピード判別方法につ
いては触れられていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術においては、コントロール信号の周波数
とキャプスタンモータの回転周波数との絶対値を計測
し、自動テープスピード判別を行なつているものであ
り、コントロール信号の周期を計測するだけでテープス
ピードの判別信号を得ることができない。また、NTSC方
式,PAL方式の両方式信号を1台のVTRで記録再生するも
のであり、所定のテープスピードで受信信号が記録され
るテープとは再生されるテープの記録時のテープスピー
ドが異なると、再生時に自動テープスピード判別に誤動
作が発生するという問題があつた。
本発明の目的は、所定のテープスピードで受信信号の
記録がなされるテープとは異なる記録テープスピードの
テープを再生する場合でも、記録時のテープスピードで
再生できることを可能としたVTRの自動テープスピード
制御装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、テープから再生されるコントロールパル
スの周期を常時監視しており、所定のテープスピードで
受信信号の記録がなされるテープとは異なる記録テープ
スピードのテープを再生する場合には、これを該コント
ロールパルスの周期の変化から検出して、位相系を速度
系から切り離す手段を設けたことにより達成される。
〔作用〕
上記手段によつて使われる位相系を切り離す信号(PH
ASE信号)は、所定のテープスピードで受信信号(NTSC/
PAL)の記録がなされたテープとは記録テープスピード
が異なる映像記録テープを再生する時に、上記手段によ
り、コントロールパルスの周期の変化の検出によって発
生され、テープスピード判別が完了する間、位相系の制
御を切り離すように動作する。それによつて、速度系は
位相系に影響される事なく安定したテープスピードを得
ることができ、テープから再生されるコントロールパル
スの周期を用いて容易にかつ正確に自動テープスピード
判別ができるので、誤動作することがない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す構成図であつて、1
はコントロール信号(以下、CTLP信号と称す)が記録さ
れたテープ、2はCTLP信号検出器としてのCTLP信号再生
用のヘツド、3は分周器でサーボ系の基準信号(REF25/
30)発生器、4はヘツド2の出力と分周器3の出力(RE
F25/30)の位相比較器、5は増幅器、6はPHASE信号入
力端子、7はキヤプスタンモータ、8は周波数発生器、
9は周波数電圧変換器、10は誤差増幅器、11は加算器、
12はモータ駆動増幅器、13はスイツチである。
先ず、通常記録再生の速度制御(第1の制御系:速度
系)について説明する。モータ7が回転してテープ1を
搬送すると、周波数発生器8よりモータ7の回転速度に
比例した周波数を有する信号(以下、CFGと称す)を発
生する。このCFG信号を周波数電圧変換器9に入力す
る。この周波数電圧変換器9は、入力されたこのCFG信
号の周波数に比例した電圧を出力し、誤差増幅器10に入
力する。誤差増幅器10により得た誤差電圧分を増幅器12
で適当量増幅し、これをモータ7に流す。以上の一連の
動作によりモータ7は速度制御され通常記録再生を行な
う。
次に位相制御(第2の制御系:位相系)について説明
する。モータ7が回転しテープ1を搬送すると、ヘツド
2により、モータ7の回転速度(即ち、テープスピー
ド)に比例した周波数を有する信号(CTLP)を発生す
る。このCTLP信号と、分周器3によりカラー制御系で得
られる色副搬送波を分周して得られる基準信号(NTSC方
式:30Hz,PAL方式:25HzのREF25/30信号)との位相比較を
位相比較器4で行なう。この位相比較器4の出力信号を
増幅器5で増幅し、スイツチ13を通して、加算器11で上
記した速度制御系での誤差増幅器10から出力される誤差
電圧分と加算して、増幅器12を介してモータ7を駆動す
る。以上の速度制御系と位相制御系により、テープの速
度制御と位相制御とを行なつている。
ここで、この実施例では、常時テープスピードを判別
しており、再生テープが記録時と異なるテープスピード
で走行するときには、これを検知してその再生テープス
ピードを記録時のテープスピードとなるようにすること
を可能とするものであるが、上記の速度制御系と位相制
御系とがともに動作した状態では、これら制御系が互い
に影響し合って、再生テープスピードを即座には記録時
のテープスピードにすることができず、テープスピード
が不安定となってテープスピードの誤った判別を行なっ
てしまう。これを回避する為に、再生テープが記録時と
異なるテープスピードで走行する場合には、PHASE信号
入力端子6から位相系切り離し信号(PHASE信号)を付
加して位相系を切り離し、速度系だけで速度制御を行な
う様にする。
図示しない判定手段が、信号再生ヘッド2によってテ
ープ1から再生されるCTLP信号の周期を常時監視してお
り、このテープ1のテープスピードが記録時のテープス
ピードと異なるようになると、これから再生されるCTLP
信号の周期が変化するが、上記判別手段は、この再生CT
LP信号の周期の変化を検知すると、このテープ1の記録
時のテープスピードが現在走行しているテープスピード
と異なると判別し、PHASE信号を出力する。
これにより、スイッチ13がオフとなって位相制御系が
切り離され、速度制御系のみでキャプスタンモータ7が
制御されて、安定した回転状態に保持される。このた
め、CTLP信号の周期は安定に保持されて、判別手段はテ
ープ1の記録時のテープスピードがテープ1の現在のテ
ープスピードとは異なることを正確に判別することがで
きる。この判別結果に基づいて、周知のように、テープ
1のテープスピードがその記録時のテープスピードと一
致するように、キャプスタンモータ7の回転速度が設定
される。このようにして、このテープ1は記録時のテー
プスピードで再生することができるようになる。
このように、テープスピードの判別が完了すると、上
記判別手段はPHASE信号の出力を完了し、スイッチ13が
再びオンして位相制御系が制御動作を再開する。
すなわち、CTLP信号をサンプリングし、サンプリング
データがその前のサンプリングデータと異なつたことを
検出したときにPHASE信号を出力する様に構成する。具
体的には適宜の論理ゲート,フリツプフロツプあるいは
遅延回路等により構成できるので、特に回路を示さな
い。
これにより、安定したコントロール信号(CTLP)が供
給でき、異なる映像信号でも自動的にテープスピードの
判別が可能になる。
〔発明の効果〕
既存のキャプスタンモータの制御系に簡単なスイッチ
と再生されるCTLP信号の周期を監視する判別手段を追加
するのみで、再生されるテープの記録時のテープスピー
ドを正確に検出することができて、記録時のテープスピ
ードが異なっても、テープを記録時のテープスピードで
再生できるようにすることを実現でき、優れた機能の磁
気記録再生装置の制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図である。 1……磁気テープ、2……ヘツド、3……分周器、4…
…位相比較器、5,10,12……増幅器、6……PHASE信号入
力端子、7……キヤプスタンモータ、8……周波数発生
器、9……周波数電圧変換器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 昭二 茨城県勝田市大大字稲田1410番地 株式 会社日立製作所東海工場内 (72)発明者 杉田 明夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 日立ビデオエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 福田 信光 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 日立ビデオエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−242540(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャプスタンモータの回転速度を検出して
    該回転数に比例した周波数の信号を出力する周波数発生
    器と、該周波数発生器の出力信号の周波数に比例した電
    圧を発生する周波数電圧変換器と、該周波数電圧変換器
    の出力電圧から誤差電圧を検出する誤差増幅器とを備え
    た速度制御部と、 磁気テープに記録されているコントロールパルスを検出
    する検出器と、検出された該コントロールパルスと基準
    信号とを位相比較する位相比較器とを備えた位相制御部
    と からなる磁気記録再生装置の制御装置において、 該位相比較器の出力信号を導通もしくは遮断するスイッ
    チと、 該スイッチを介した該位相比較器の出力信号と該誤差増
    幅器からの誤差電圧とを加算し、加算電圧を該キャプス
    タンモータの制御電圧とする加算器と、 該検出器で検出される該コントロールパルスを常時監視
    して、該コントロールパルスの周期が変化してときに
    は、該磁気テープの記録時のスピードが異なると判別し
    て、該スイッチをオフにする判別手段と を設け、 該磁気テープの記録時のスピードが異なるとき、該位相
    制御部を切り離して、該速度制御部だけで該キャプスタ
    ンモータの回転制御を行なうようにしたことを特徴とす
    る磁気記録再生装置の制御装置。
JP62315270A 1987-12-15 1987-12-15 磁気記録再生装置の制御装置 Expired - Lifetime JP2625455B2 (ja)

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JPH01158651A JPH01158651A (ja) 1989-06-21
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JPS60242540A (ja) * 1984-05-16 1985-12-02 Hitachi Ltd 磁気記録再生装置

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