JPS60242540A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、ヘリカルスキャン形の磁気記録再生装置に係
わり、％に、サーチ再生（早見再生）モード時、再生画
面上に現われるノイズの位置を固定するようにした磁気
記録再生装置に関する。

〔発明の背景〕

ヘリカルスキャン形の磁気記録再生装置にお込では、再
生時、回転ヘッドが磁気テープ上のトラックを正しく走
査しなければならず、このために。

磁気テープを走行駆動するキャプスタンモータは。

速度制御と位相制御とがなされている。一方、かかる磁
気記録再生装置においては、標準再生、スイル再住、ス
ローモーション再住、サーチ再生などの各再生動作モー
ドが設定可能であって、各再生動作モード毎に、キャプ
スタモータの回転速度が切換えられて所定の磁気テープ
走行速度が設定される。この場合、ステル再生、スロー
モーション再生などの標準再生時と左程磁気テープの走
行速度に差がない再生動作モード時では１回転ヘッドの
再生走査軌跡を磁気テープ上のト２エクとｅま１丁一致
させるようにトラッキング制御を行なうことができ、か
かるトラッキング制御によって再生画面にノイズが現わ
れを込ようにすることができる。

しかしながら、サーチ再生の場合には、磁気テープの走
行速度が標準再生時と大輪に異なるために１回転ヘッド
の走査軌跡と磁気テープ上のトラックとを一致させるこ
とは非常に困難である。このために、再生画面上には１
回転ヘッドのトラッキングずれに伴なうノイズが現われ
ることになるが、このノイズが再生画面上の一定の位置
に現われるように、キャプスタンモータに上記の速度制
御１位相制御がなされる。

第１図はかかる磁気記録再生装置の一従来例を示すブロ
ック図であって、１はドラムモータ、２は磁気テープ、
３は回転ヘッド、４はキャプスタンモータ、５はキャプ
スタン、６は分局器、７は周波数−電圧変換器、８はコ
ントロールヘッド。

９は分局器、１０は基準信号発生器、１１は位相比較器
、１２は加算器、１３はモータ駆動回路である。

同図において、磁気チーブ２はキャプスタンモータ４に
よって回転駆動されるキャプスタン５と図示しないピン
チローラとで挾持されて走行し、ドラムモータ１によっ
て回転駆動される回転ヘッド３によシ、磁気テーグ２上
のトランクが再生走査される。

キャプスタンモータ４には周波数発生器（図示せず）が
設けられ、この周波数発生器はキャプスタンモータ４の
回転速度を検出してその回転周波数に応じた周波数の周
波数信号ＣＦ　Ｇ　（Ｃａｐｓ’ｔａｎＦｒｅｑｕｅｎ
ｃｙ　Ｇｅｎｅｒａｔｏｒ信号）を発生する。この周波
数信号ＣＦＧは分周器６を介して周波数−電圧変換器７
に供給され、この分局器６の出力信号の周波数に応じた
電圧値の速度制御電圧が得られる。

一方、コントロールヘッド８によって磁気テープ２から
再生されたコントロール信号は１分周器９を介して位相
比較器１１に供給され、基準信号発生器１０からの基準
信号ｓｐと位相比較される。

位相比較器１１は１分周器９の出力信号（すなわち１位
相信号）ＰＨと基準信号ｓｐの位相差に応じた電圧値の
位相制御電圧を発生する。

得られた速度制御電圧と位相制御電圧とは加算器１２で
加算されてモータ駆動回路１５に負帰還され、この結果
、キャプスタンモータ４は、所定の回転速度が保持され
るように速度制御され、また１位相信号ＰＨと基準信号
ｓｐとの位相差が一定となるように位相制御される。

ところで、標準再生時には１分周器６，９の分周比はい
ずれも１であシ、したがって１周波数倍号ＣＦＧはその
まま周波数−電圧変換器７に、また、コントロール信号
はそのまま位相信号ＰＩ（とじて位相比較器１１に供給
される。このとき、磁気テープ２の走行速度が記録時と
等しくなるように、キャプスタンモータ４は速度制御さ
れる。

これに対して、サーチ再往時には、磁気テープ２の走行
速度が記録時のＮ倍（但し、Ｎは２以上の整数）である
とすると１分周器６，９の分周比けＮＫ段設定れる。し
たがって１周波数信号ＯＦ’Ｇは分Ｒ器６でＮ分周され
て周波数−電圧変換器７に供給され、また、コント１＝
−ル信号も分周器９でＮ分周されて位相比較器１１に供
給される。

これによって１分局器乙の出力信号の周波数が記録時と
等しい標準再生での磁気テープの走行速度状態において
得られる周波数信号ＣＦＧの周波数に等しくなるように
、キャブズタンモ〜り４は速度制御され、磁気テープ２
は記録時のＮ倍の速度で走行する。かかる速度制御によ
って１位相信号ＰＨは、同じく記録時と等し−標準再生
での磁気テープの走行速度状態においてコントロールヘ
ッド８から得られるコントロール信号と等し騒周波数と
なり、この位相宿号ＰＨと基準信号ＦｊＰとが上記の位
相関係を保つように、キャプスタンモータ４は位相制御
される。

キャプスタンモータ４のかかる速度制御、位相制御によ
Ｌ磁気チーブ２上のトラックと回転ヘッド３の走査軌跡
との関係が一定に保持され、この走査軌跡とトラックと
のずれに伴なう再生画面上のノイズは、一定の位置に現
われる。

ところで、かかる磁気記録再生装置におりては、サーチ
再生、標準再生間の切換時に、キャプスタンモータが不
所望な過渡動作を行な−、新たな再生動作モードへの移
行か円滑に行なわれず、再生画＊に著しｂ乱れを住する
ことになる。以下、この点につ込て、第２図のタイミン
グチャートを用いて説明する。なお、同図において、第
１図に対応する信号には同一符号をつけておシ、また。

Ａ１は再往動作モードを表わすものであって、′Ｌ＃は
標準再生モードを　ＩＩ　Ｆ、　″はサーチ再生モード
を表わしている。

いま、磁気記録再生装置が標準再生モードにあるとする
と、先に説明したように１分周器６の出力信号と位相信
号ＰＨの周波数が夫々記録時に等しい、磁気テープ２の
走行速度状態における周波数信号ＣＦＧとコントロール
信号との周波数と等しぐなるように、キャプスタンモー
タ４矛Ｅ速度制御および位相制御される。ここで、磁気
テープ２０走行速度が記録時と等し−ときの位相信号（
すなわち、コントロール信号）ＰＩ（の周波数をｆ。と
すると、基準信号ＳＰの周波数はｆ。に設定される。

次に１時刻ｔ。で標準再生モードからす〜テ再住モード
に切換えられると、これと同時に、分周器６．９の分周
比は１からＮに切換えられる。そこで、キャプスタンモ
ータ４は、速度制御によって回転数がＮ倍になろうとす
るが、キャプスタンモータ４などの慣性によシ、急には
記録時の回転速度のＮ倍とはならない。このために１分
周器９からの位相信号ｐｕの周波数はｆ。／Ｎとなシ、
キャプスタンモータ４の加速に伴なってｆ。に近づいて
いく。

一方、基準信号ＳＰの周波数は常にｆ。であシ、上記キ
ャプスタンモータ４の過渡状態にお論では。

位相信号ＰＩ（と基準信号ＳＰの周波数は完全にずれて
いるから、一般には１位相比較器１１の出力信号は正し
い位相制御電圧ではない。したがってかかる出力信号が
加算器１２を介してモータ駆動回路１５に供給されるこ
とになるから、キャプスタンモータ４を一気に加速しよ
うとする速度制御動作を阻けることにな９、標準再生モ
ードがらサーチ再生モードへの移行が円滑に行なわれな
くなる。

サーチ再生モードから標準Ｐ＋住モードへ切換わる場合
（時刻１＋）には、分周器９の分周比がＮから１に切換
えられるから１位相信号ＰＨの周波数はＮｆｏとなＬキ
ャプスタンモータ４の減速に伴なってｆ。に近っｂてい
く、このために、上記の場合と同様に、キャプスタンモ
ータ４を一気に減速しようとする速度制御動作が阻げら
れることになる。

このように、上記従来の磁気記録再生装置におりては、
磁気テープの走行速度の急激な変化を必要とする標準再
生モード、サーチ再生モード間の切換時点で１位相制御
系が再往動作モードの迅速かつ円滑な移行を妨害すると
いう欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、上記従来技術の欠点を除き。

標準再生モード、サーチ再生モード間の移行を迅速かつ
円滑に行なうことができるようにした磁気記録再生装置
を提供するにある。

〔発明の概要〕

この目的を達成するために１本発明は、標本再生モード
、サーチ再主モード間の切換えと同時にキャプスタンモ
ータの位相制御を停止し、磁気テープの走行速度を監視
しつつ、該走行速度が所定の速度に追い込まれたことを
確認して位相制御を再開させるようにした点に特徴があ
る。

〔発明の実施例」 以下、本発明の実施例を図面について説明する。

第６図は本発明による磁気記録再生装置の一実施例を示
すブロック図であって、１４はカウンタ制御回路、１５
はクロックパルス発生器、１６はカウンタ、１７は切換
信号発生器、１８は切換スイッチ、１９は定電圧発生器
であシ、第１図に対応する部分には同一符号をつけて説
明を一部省略する。

第３図において、キャプスタンモータ４の位相制御系に
切換スイッチ１８と定電圧発生器１９とを設け、標準再
生モードからサーチ再生モート”への移行の際、および
これとは逆の移行の際、切換スイッチ１８をａ側（すな
わち、定電圧発生器１９側）に切換えて定電圧を加算器
１２に供給し、キャプスタンモータ４の位相制御を断つ
ようくする。

切換スイッチ１８の切換信号ＳＷは、カウント制御回路
１４．クロックパルス発生器１５．カウンタ１６．切換
信号発生器１７によ）１分周器６の出力信号（以下、回
転検出信号ＲＤという）の周波数にもとづいて形成され
る。以上の点以外の構成および動作は第１図に示した従
来技術と同様である。

まず、この実施例における切換信号ＳＷの形成動作につ
いて、第４図を用いて説明する。なお。

同図において、第３図に対応する信号には同一符号をつ
けており、また、ＮＧはカウンタ１６のカウント値であ
って縦軸に数値をとっておシ、実際にはこのカウント値
は階段状に増えるが、ここでは、簡単にするために、直
線状に増えていくように示している。

σて１分周器６から得られた回転検出信号ＲＤはカウン
タ制御回路１４に供給され、この回転検出信号ＲＤの立
上シエッジに同期したカウント停止信号Ｃ８と、０の立
上カエッジよジも若干遅れ。

かつカウント停止信号Ｃ８のパルス期間内にあるブリセ
ント信号ＰＲとを形成する。カウンタ１６は、クロック
パルス発生器１５からのクロックパルスをカウントし、
カウント停止信号Ｃ８が供給される毎にカウントを停止
してそのときのカウント値を保持するとともに、プリセ
ント信号ＰＲが供給される毎に所定の値（ｆｃとえば、
零）にプリセットされる。第４図のＮＣはかかるカウン
タ１６のカウント値の変化を示している。

そこで、カウンタ１６０カウント停止されて保持された
ときのカウント値は１回転検出信号ＲＤの１周期におけ
るクロックパルスのカウント数であり、このカウント値
によってキャプスタンモータ４の回転速度を把握するこ
とができる。

ここで、磁気テープが正規の速度（たとえば。

標準再生時には、記録時と等しい速度）で走行している
ときに得られる回転検出信号ＲＤの周期ｃ以下、正規の
周期とめう）をＴ。、クロックパルス発生器１５からの
クロックパルスの周期なＴ。。。

カウント停止信号Ｃ８の周期をＴｇとすると、このとき
の回転検出信号ＲＤの１周期期間におけるカウンタ１６
のカウント値Ｍ。は、 となシ、これと現実に得られる回転検出信号ＲＤの１周
期期間におけるカウンタ１６のカウント値Ｍとの比較か
ら、キャプスタンモータ４の回転の速い遅いが判断でき
る。さらに、これらカウントｍＭ。１Ｍの演算によシ、
キャプスタンモータ４の現実の回転速度の追す込み程度
を知ることもできる。

そこで、上記のカウント値Ｍ。（以下、基準カウント値
という）に対し１位相制御の引き込み範囲に見合うだけ
のカウント値偏差を特徴とする特許Ｍ。＋ΔＭ≧Ｍ≧Ｍ
。−６Ｍ（１） のとき、キャプスタンモータ４は位相制御の引き込み範
囲内で速度制御されていることになる。

切換信号発生器１７は、カウンタ１６からカウンタＭを
受け、このカウンタ値Ｍが上記（１）式を満足するか否
かを判定して切換信号ＳＷを先住するものであって、こ
の切換信号ＳＷはカラ／り値Ｍが上記（１）式を満足す
るとき切換スイッチ１８はｂ側に閉じ、カウント値Ｍが
上記（１）を満足しないとき切換スイッチをａ側に閉じ
るように形成される。

次に、かかる切換信号ＳＷＫよるこの実施例の位相制御
系の動作について、第５図を用すて説明する。なお、同
図では、Ａは第２図と同様の再生動作モードを表わし、
また、第６図に対応する信号には同一符号をつけて−る
。

１ハま、磁気記録再生装置が標準再生モードにあるとす
る七（ＡはＬ”）、磁気テープ２はほぼ記録時と同一速
度で走行し１分周器９の分周比は１であるから１位相付
号ＰＨは基準信号ＳＰの周ｔ１１．数とはＩＩ等しい、
また、カウンタ１６から切換信号発生器１７に供給され
るカウント値Ｍは基準カウント値Ｍ。にほぼ等しく、上
記（１）式を満足して−る。このとき、切換信号発生器
１７が出力する切換信号ＳＷは°′■″であり、切換ス
イッチ１８はｂｍに閉じて位相比較器１１からの位相制
御電圧が加算器１２に供給され、キャプスタンモータ４
は位相制御される。

次に１時刻も。でサー′ｆ−再住モードに切換わると（
Ａはａ　ＨＦ２　）１分周器６，９の分周比ば１からＮ
に変わるが、第１図で示した従来技術で説明したように
、キャプスタンモータ４は急にＵＮ倍の回転速度とけな
らないために１回転検出信号ＲＤと位相信号ＰＨとは周
波数が低下する。このために１回転検出信号ＲＤの周期
が長くなって切換信号発生器１７に供給されるカウンタ
１６のカウント値Ｍは大きくな）、上記（１）式を満足
しなくなる。

そこで、切換信号ＳＷは１１　Ｌ”となシ、切換スイッ
チ１８はａ側に切換わって定電圧発生器１９からの定電
圧が加算器１２に供給される。このために、キャプスタ
ンモータ４は位相制御かなされなくなり、速度制御のみ
がなされて加速する。すなわち、キャプスタンモータ４
の速度制御が位相比較器１１からの不所望な出力電圧に
よって妨害されることがなく、このために、キャプスタ
ンモータ４は迅速かつ円滑に加速されてサーチ再生モー
ドのために必要な回転速度に近づいていく。

キャプスタンモータ４が加速されるにつれて回転検出信
号ＲＤの周期は短かくなるからう切換信号発生器１７に
供給されるカウント値Ｍも次第に小さくなる。そして、
このカウント値Ｍが遂に上記（１）式を満足するように
なると、切換信号ＳＷが°“Ｈ″となって切換スイッチ
１８はｂ側に切換わり１位相比較器１１の出力信号は加
算器１２に供給される。このときには１位相付号ＰＥ（
の周波数は基準信号ＳＰの周波数とほぼ等しくなってお
シ。

このために１位相比較器１１の出力信号は正しい位相制
御電圧として周込ることができるものであって、キャプ
スタンモータ４は位相制御もなされる。

次に、時刻ｔ２．でサーチ再生モードからａ準再往モー
ドに切換わると、第１図の従来技術で説明したように１
回転検出信号ＲＤと位相信号ＰＨと周波数が高くなる。

このために、切換信号発生器１７に供給されるカウント
値Ｍは小さくなって上記（１）式を満足しなくなる。そ
こで、切換信号ｓｗはパＬ″′となって切換スイッチは
ａ側に切換ゎ勺、定電圧発生器１９からの定電圧７５り
口算器１２に供給されることになる。この結果、キャプ
スタンモータ４の位相制御が断たれ、キャプスタンモー
タ４は迅速かつ円滑に減速されて標準再生モードに必要
な回転速度に近づいていく。

キャプスタンモータ４が減速されるについて切換信号発
生器１７Ｖｃ供給されるカウント値Ｍは次第に大きぐな
シ、遂にこのカウント値Ｍが上記（１１式を満足するよ
うになると、切換信号ｓｗはＩＩ　Ｈ”となって切換ス
イッｆ１８はｂ側に切換ゎシ。

位相比較器１１からの位相制作ｔＥＥがカミ算器１２に
供給されてキャプスタンモータ４の位相制御が再開され
る。

以上のよ５に、標準再住モート°、サーチ再生モ−ドの
切換時、キャプスタンモータ４の位相制御が断たれるか
ら、キャブスタンモータ４０回転速度を迅速かつ円滑に
変化させることができる。

上記実施例では、カウンタ１乙のカウント値Ｍが上記（
１）式を満足しているか否かによって、キャプスタンモ
ータ４の位相制御のオノ、オンを制御するようにしてｂ
たが、本発明の他の実施例として１標準再生モード、サ
ーチ再生モード間の切換えに伴なう分局器６，９の分周
比の変化後、切換信号発生器１７に供給されるカウント
値Ｍが基準カウント値Ｍ。Ｋ達したか否かを判別し、キ
ャプスタンモータ４が位相制御の引き込み範囲内に入っ
たか否かを検出することができる。すなわち、たとえば
、標準再生モードからサーチ再生モード間数換わる場合
、分周器６の分周比が１からＮに変化した時点から切換
信号発生器１７に供給されるカウント値Ｍが基準カウン
ト値Ｍ。Ｋ達するまでの期間、切換スイッチ１８をａ側
に閉じてキャプスタンモータ４つ位相制御を断つように
する。

ところが、この場合、速度制御系の中心周波数ｆ′ｏが
偏位しておシ、カウンタ値Ｍが基準カウント値Ｍ。まで
追い込まれなＡ場合もある。

第６図はかかる問題点を解消した本発明による磁気記録
再往装置の他の実施例を示すブロック図であって、２０
は周波数−電圧変換器制御回路ｃ以下、単に制御回路と
いう）であり、第６図に対応する部分には同一符号をつ
けてｂる。

第６図において、切換信号発生器１７は、上述のように
１分局器６．９の分周比が切換わってからカウンタ１６
からのカウント値Ｍが基準カウント値Ｍ。Ｋ達するまで
の期間を過渡期間として検出し、この過渡期間、切換ス
イッチ１９をａ側に切換える切換信号ＳＷを発生する。

また、制御回路２０が設けられ、上記過渡期間１周波数
−電圧変換器７の直流動作点を制御するようにしている
。

これらの点以外の構成および動作は、第３図に示した実
施例と同様である。

次に、この実施例の速度制御系の動作につｂて。

第７図を用いて説明する。なお、同図にお−て。

第６図に対応する信号には同一符号をつけてｂる。

周波数−電圧変換器７は、第３図に示した実施例では説
明を省略したが、一般に１時間とともに増加する電圧を
発生する手段と、この電圧の増加を位相検出信号ＲＤの
立上りエツジから一定期間停止させる手段と、この電圧
増加の停止期間に電圧をサンプルホールドし１次いで初
期値に復４せしめる手段とからなる。もちろん、Ｃれら
の手段は、アナログ回路的に述べたが、カウンタ、ラッ
チ回路、テジタルーアナログ変換器を用いてデジタル回
路構成とすることができる。すなわち１位相検出信号Ｒ
Ｄの立上シエッジで一定幅のカウント停止信号が形成さ
れ、この立上シエソジよシも若干遅れてラッチ信号が、
さらに、これより若干遅れてプリセント信号を夫々形成
する。カウンタは所望のクロックパルスをカウントする
とともに。

カウント停止信号毎にカウント停止されてそのときのカ
ウント値γ′を保持する。このカウント値Ｍ′はラッチ
信号でラッチ回路に転送されてラッチされ、さらに、デ
ジタル−アナログ変換器に供給されてアナログ電圧に変
換をれる。カウント値Ｍ′のラッｆがなされると１次い
でカウンタはプリセット信号によって初期値にプリセッ
トされる。

したがって、ラッチ回路でラッチされたカウント値Ｍ′
は位相検出信号ＲＤの周期を表わす値であり、デジタル
−アナログ変換器７から得られるアナログ電圧は速度制
御電圧ＶＣである。

ここで、周波数−電圧変換器７がアナログ回路構成をな
してカるものとして説明すると、第７図にお騒て、ＳＴ
は位相検出信号ＲＤの立上りエツジに同期して一定幅の
パルスであって１周波数−電圧器７の電圧増加を停止さ
せる停止パルスである。また、ＳＨは停止パルスＳＴ期
間内の電圧のサンプルホールドパルスであ５．Ｒ８は停
止パルスＳＴ期間内でサンプルホールドパルスＳ［（よ
シも若干遅れたリセットパルスであって１周波数−電圧
変換器７の電圧を初期値にリセットする。さらに、Ｖは
周波数−電圧変換器７における時間とともに増加する電
圧である。

そこで、周波数−電圧変換器７では、停止パルスＳＴ毎
に電圧Ｖが増加を停止してその時の値に保持され、サン
プルホールドパルスＳＨＴサンズルホールドされる。次
に、電圧Ｖは初期値にリセットパルスＲ８で復帰し、停
止パルスＳ１”がなくなると、電圧Ｖは増加し始める。

ザンプルホールドされた電圧は位相検出信号ＲＤの周期
を表わしておシ、したがって、この電圧は速度制御電圧
ＶＣである。

制御回路２０は、カウンタ１６のカウント値Ｍに応じて
周波数−電圧変換器７の初期値を増減するものであジ、
これによって、増力Ｖする電圧Ｖは、実線ａから点線す
に示すように上方にシフトし。

あるｂは、一点＠線Ｃに示すように下方にシフトする。

めま、カウンタ１６のカウンタ１６のカウント値Ｍが１
Ｍ≧Ｍ。であるとすると１周波数〜電圧変換器７の電圧
Ｖは上方にシフトし、Ｍ＜Ｍｏであるときには、逆に下
方にシフトする。そこで、キャプスタンモータ４の回転
速度が正規の速度よシも低すときＶＣＦｉ、位相検出信
号ＲＤの周期は長くなり、Ｍ＞Ｍｏとなるから１周波数
−電圧変換器７の電圧Ｖは上方にシフトされ、速度飼御
電ＦＩ：ＶＣけｌＪｄから点＠ｅに増加してキャプスタ
ンモータ４は加速される。逆に、キャプスタンモータ４
の回転速度が正規の速度よシも高すときには１周波数−
電圧変換器７の電圧ｖｌ″ｉ下方にシフトされ、速度制
御電圧ＶＣは実ａｄから一点＠ａｆに低下してキャプス
タンモータ４は減速される。

し７かるに、キャプスタンモータ４の回転速度は。

位相検出信号ＲＤの周期が正規の周期Ｔ。の近傍でわず
かに変動する葦で追す込まれ、この動作はキャプスタン
モータ４の制御系のオフセット量に関係なく確実に行な
われる。それ故、上記の速度制御動作が行なわれる限９
、サーチ再生モード、標準再生モード間の切換え時に、
キャプスタンモータ４の回転速度が正規の速度から大幅
に変位しても、その後必ず位相検出信号ＲＤの周期が正
規の周期Ｔ。を境に微少変動するまで、キャプスタンモ
ータ４の速度迫１八込みが行なわれる。

次に、この実施例の全体的な動作を簡単に説明する。

標準再生モ〜ド、サーチ再生モード間の切換時。

分周器６，９の分周比が変化すると、キャプスタンモー
タ４は自らの慣性によって即時に応答しなめため、キャ
プスタンモータ４はその回転速度が設定された再生動作
モードに応じた正規の回転速度から大きく偏位した状態
に陥る。この状態をカウンタ１６で検出し、切換スイフ
チ１７の作用によって切換スイッチ１日をｂ側からａ側
に切換える。したがって、定電圧発生器１９から加算器
１２に定電圧が供給され、位相制御系は断となる。

これとともに、制御回路２０は、カウンタ１６のカウン
ト値Ｍに応じて周波数−電圧変換器７の初期値を加算し
て直流オフセットをキャンセルし。

電圧の増加特性を上下方向にシフトする。この結果、キ
ャプスタンモータ４は１位相検出信号ＲＤの周期が正規
の周期Ｔ。を中心に微少変動するような状態になる讃で
、迅速かつ円滑に加速あるいは減速されて回転速度の追
す込みが行なわれる。

そこで１位相検出信号ＲＤの周期は必ず正規の周期Ｔ。

に達するから、カウント１６と切換信号検出器１７によ
ってこれを検出し、切換スイッチ１８をｂ側に切換えて
位相制御動作を開始せしめ、これと同時に１周波数−電
圧変換器７の電圧シフト動作を停止せしめ、その動作点
で速度制御動作が行なわれる。

このようにして、標準再生モード、サーチ再生モード間
の切換えが迅速かつ円滑に行なわれるが、この実施例に
お込て１位相検出信号ＲＤの周期が正規の周期Ｔ。に達
したことを検出する代９に、正規の周期Ｔ。を中心に微
少変動する回数なカウンタでカウントし、そのカウント
値が所定数に達したときに、切換スイッチ１８をａ側か
らｂ側に切換えるようにしても、同様の効果が得られる
。

以上１本発明の実施例について説明したか１本発明は標
準再生モード、サーチ再生モード間の切換えばかりでな
く、任意の再生動作モード間の切換えに対しても適用で
きることはいうまでもない。

また、上記実施例では１位相信号ＰＨはコント四−ル信
号から形成するようにしたが、キャプスタンモータ４か
らその１回転毎にパルスを発生するようにし、このパル
スから位相信号ＰＨを形成してもよい。

〔発明の効果Ｊ 以上説明したように１本発明によれば、再生動作モード
の切換え時、キャプスタンモータの回転速度を新たに設
定された再生動作モードに適また回転速度に迅速かつ円
滑に移行させることができ。

再往画像の乱れを大幅に低減可能となるものであって、
上記従来技術の欠点を除いて優れた機能の磁気記録再生
装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の磁気記録再生装置の一例を示すブロック
図、第２図は標準再生モード、サーチ再生モード間切換
時の第１図の位相制御系の動作を示すタイミングチャー
ト、第６図は本発明による磁気記録再生装置の一実施例
を示すブロック図。 第４図は第３図の切換信号発生動作を示すタイミングチ
ャート、第５図は標準再生モード、サーチ再生モード切
換時の第３図の位相制御系の動作を示すタイミングチャ
ート、第６図は本発明による磁気記録再生装置の他の実
施例を示すブロック図。 第７図は第６図の速度制御系の動作を示すタイミングチ
ャートである。 ２−一一一磁気テープ、　４−−−−キャプスタンモー
タ。 ６−−−−分周器、７−−−−周波数−電圧変換器、９
−−分周器、　１ｏ−−−一基準信号発生器、１１−−
−位相比較器、　１２−−−一加算器、　１５−−−−
モータ駆動回路、１４−ｍ−カウンタ制御回路、　１５
−−−−クロックパルス発生器、　１６−−−−カウン
タ、１７−−−−切換信号発生器、　ｉ　５−−−一切
換スイッチ、１９−一定電圧発生器；　２０−−−一周
波数一電圧制御回路。 代理人弁理士　高　橋　明　夫 才２図 ｆ−、、＃　。 才　４　図 才　Ｓ　図 ｊｏ： ｆ。 矛　７　図 手続補正書（自効 牛 事件の表示 昭和５９　年特許願第　９６４３２　号発明の名称　磁
気記録再生装置 １正をする者 事件との関係　特　許　出願人 名　称　（５１０１株式会ン］　日　立　製　作　所代
　理　人 １正の内容　別紙の通り 特許請求の範囲 （リ　キャプスタンモータの回転周波数に応じた周波数
を有する周波数信号を分周器を介して周波数−電圧変換
器に供給することにより、該キャプスタンモータの回転
速度を制御する速度制御電圧を発生し、かつ、該キャプ
スタンモータの回転位相を表わす位相信号と基準信号と
を位相比較器に供給することにより、該キャプスタンモ
ータの回転位相を制御する位相制御電圧を発生し、前記
分周器の分局比を切換えることにより、各動作モード毎
の前記キャプスタンモータの回転速度および回転位相を
設定するようにした磁気記録再生装置において、前記分
局器の出力信号の周期毎にクロック信号のカウントを繰
り返えすカウンタと、該カウンタの該分周器出力信号の
周期期間のカウント値に応じた切換信号発生器と、定電
圧発生器と、該切換信号によって前記位相制御電圧と該
定電圧発生器の出力電圧との切換を行なう切換スイッチ
仁を設け、前記動作モード切換え時の前記分周器の分局
比の切換えに伴なう前記分周器出力信号の周波数変動期
間、前記キャプスタンモータの回転位相制御を断つこと
ができるように構成したことを特徴とする磁気記録再生
装置。 （２、特許請求の範囲第（１）項において、前記切換信
号発生器は１前記分周器出力信号の周期期間における前
記カウンタのカウント値が予じめ設定された範囲外にあ
るとき、前記切換スイッチを前記定電圧発生器側に切換
える切換信号を発生することを特徴とする磁気記録再生
装置。 （３）特許請求の範囲第（１）項において、前記切換信
号発生器は、前記分局器の分周比の切換後、前記分）４
器出力信号の周期期間における前記カウンタのカウント
値が予じめ設定された閾値に達するまでの過渡期間、前
記切換スイッチを前記定電圧発生器側に切換える切換信
号を発生することを特徴とする磁気記録再生装置。 （４）　特許請求の範囲第（６）項において、前記周波
数−電圧変換器は、前記過渡期間、直流動作点が変化し
・キャプスタンモータの回転速度を設定された動作モー
ドに応じた回転速度に追き込むことができるように構成
したことを特徴とする磁気記録再生装置０

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 キャプスタンモータの回転周波数に応じた周波数を有す
   る周波数信号を分局器を介して周波数−電圧変換器に供
   給するＣとにより、該キャプスタンモータの回転速度を
   制御する速度制御電圧を発生し、かつ、該キャプスタン
   モータの回転位相を表わす位相信号と基準信号とを位相
   比較器に供給することによシ、該キャプスタンモータの
   回転位相を制御する位相制御電圧を発生し、前記分局器
   の分周比を切換えることにより、各動作モード毎の前記
   キャプスタンモータの回転速度および回転位相を設定す
   るようにした磁気記録再生装置において、前記分局器の
   出力信号の周期毎にクロック信号のカウントを繰夛返乏
   すカウンタと、該カウンタの該分周器出力信号の周期期
   間のカウント値に応じた切換信号を発生する切換信号発
   生器と。 定電圧発生器と、該切換信号によって前記位相制御電圧
   と該定電圧発生器の出力電圧との切換な行なう切換スイ
   ッチとを設け、前記動作モード切換え時の前記分局器の
   分周比の切換えに伴なう前記分周器出力信号の周波数変
   動期間、前記キャプスタンモータの回転位相制御を断つ
   ことができるように構成したことを特徴とする磁気記録
   再生装置。 （２）　特許請求の範囲第（１）項において、前記切換
   信号発生器は、前記分周器出力信号の周期期間における
   前記カウンタのカウント値が予じめ設定された範囲外に
   あるとき、前記切換スイッチを前記定電圧発生器、器側
   に切換える切換信号を発生することを特徴とする磁気記
   録再生装置。 （３）特許請求の範囲第ｍ項において、前記切換信号発
   生器は、前記分局器の分周比の切換え後、前記分周器出
   力信号の周期期間における前記カウンタのカウント値が
   予じめ設定された閾値に運するまでの過渡期間、前記切
   換スイッチを前記定電圧発生器側忙切換える切換信号を
   発生することを特徴とする磁気記録再生装置。 （４）特許請求の範囲第（３）項において、前記周波数
   −電圧変換器は、前記過渡期間、直流動作点が変化し、
   キャプスタンモータの回転速度を設定された動作モード
   に応じた回転速度に追き込むことができるように構成し
   たことを特徴とする磁気記録再生装置。