JPH0648861B2 - 映像信号再生装置 - Google Patents

映像信号再生装置

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JPH0648861B2
JPH0648861B2 JP60244566A JP24456685A JPH0648861B2 JP H0648861 B2 JPH0648861 B2 JP H0648861B2 JP 60244566 A JP60244566 A JP 60244566A JP 24456685 A JP24456685 A JP 24456685A JP H0648861 B2 JPH0648861 B2 JP H0648861B2
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pulse
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貢一 中山
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【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来の技術 D.発明が解決しようとする問題点 E.問題点を解決するための手段(第1図及び第2図) F.作用 G.実施例(第1図、第2図及び第3図) H.発明の効果 A.産業上の利用分野 本発明は、テープに記録された映像信号をスチル再生す
る映像信号再生装置に関する。
B.発明の概要 本発明は、互いに異なる第1及び第2のギャップアジマ
スを有する第1及び第2の回転ヘッドと、第1のギャッ
プアジマスを有し、第1の回転ヘッドと実質的に同一軌
跡を走査する第3の回転ヘッドと、第1、第2及び第3
の回転ヘッドが夫々傾斜トラックを形成する如く走査す
るテープを、映像信号のnフィールド時間毎にmフィー
ルドの傾斜トラック分だけ移動させるように間欠送り制
御するテープ走行制御手段と、第1、第2及び第3の回
転ヘッドの回転を制御するヘッド回転制御手段とを有
し、テープの移動時には第1及び第2の回転ヘッドから
再生出力を得、テープの停止時には第1及び第3の回転
ヘッドから交互に再生出力を得るようにした映像信号再
生装置において、キャプスタンの回転検出信号の周期に
応じたパルス幅のパルスを得、このパルスをテープ走行
制御手段のキャプスタンモータに対する加速又は減速指
令パルスのタイミングに応じて極性反転した後に積分し
て補正信号を発生する補正信号発生手段を設け、ヘッド
回転制御手段のドラムモータに供給するサーボ信号に、
補正信号を加算するようにすることにより、再生画面の
横ゆれを低減するようにしたものである。
C.従来の技術 以下に、従来のスロー再生の可能な映像信号再生装置
(VTR)(特開昭56−117485号公報)につい
て、第4図〜第8図及び第3図を参照して説明する。第
4図を参照して、VTRの回転ヘッドについて説明す
る。A、Bは、互いに異なる第1及び第2のギャップア
ジマスを有する第1及び第2の回転ヘッド(記録再生ヘ
ッド)で、テープ案内ドラムの回転ドラム(12)に1
80度の角間隔を以て取り付けられている。A′は、第
1の記録アジマスを有する第3の回転ヘッド(再生ヘッ
ド)で、第2の回転ヘッドBに対し、映像信号の記録さ
れた磁気テープの傾斜トラック上における1.25H
(Hは水平周期)分に対応する角間隔を以て配されてい
る。
テープ上には、互いの記録アジマスを異にする傾斜トラ
ックが、ガードバンド無しで交互に形成される如く、映
像信号がフィールド毎に記録される。記録時及びノーマ
ル再生時は、第1及び第2の回転ヘッドA、Bがテープ
上の傾斜トラックを交互に走査する。
次ぎに、VTRのスロー再生時の動作(1/3スロー再
生の場合)を第5図〜第7図を参照して説明する。かか
るスロー再生は、テープを間欠送りして、テープの停止
時のスチル再生と、テープ移動時の近似的な標準再生と
を交互に行うことにより、テープを減速走行させて再生
するに比し、ガードバンドノイズの殆ど無いスローモー
ション再生を可能にしたものである。
第5図は、かかる間欠送りスロー再生時のテープの走行
状態を、標準速度再生時及び連続送りスロー再生時のテ
ープ走行状態と比較して、示したものである。間欠送り
スロー再生では、テープが連続送りスロー再生時のテー
プ送り量(フレーム)対時間(mS)直線に沿うよう
に、テープの走行及び停止が交互に繰り返される。
第6図は、この間欠送りスロー再生時の、第1及び第2
の回転ヘッドA、B並びに第3の回転ヘッドA′の傾斜
トラックの走査状態を示す。又、第7図はこのときの各
信号、走査中のヘッド及びそのヘッドで走査される傾斜
トラックを示すタイムチャートである。第7図におい
て、Aは再生コントロール(CTL)信号を、Bは第1
及び第2の回転ヘッドA、Bの再生信号の切り替えパル
ス(RF SW)を、Cは回転ヘッドを、Dは再生高周
波信号(RF)の包絡線(エンベロープ)を、Eは傾斜
トラックを夫々示す。尚、第7図Fについては後述す
る。
第6図を参照するに、ではテープが停止状態にあり、
このときはA1フィールドの傾斜トラックを第1及び第3
の回転ヘッドA、A′が交互に走査する。でテープの
走行が始まり、で略標準速度に達し、このときB1フィ
ールドの傾斜トラックを第2の回転ヘッドBが走査す
る。でA2フィールドの傾斜トラックを第1の回転ヘッ
ドAが走査し、再生CTL信号に基づいてテープが次第
に減速され、で停止状態に戻る。以下これを繰り返し
て行く。かくして、1/3スロー再生では、テープを、
映像信号の6フィールド時間毎に2フィールドの傾斜ト
ラック分だけ移動させるように間欠送りすることに成
る。
第7図Fは、上述の第1及び第2の回転ヘッドA、B並
びに第3の回転ヘッドA′の他に、第2の記録アジマス
を有し、第2の回転ヘッドAに対し、映像信号の記録さ
れた磁気テープの傾斜トラック上における1.25H分
に対応する角間隔を以て配され、第3の回転ヘッドA′
に対し180度の角度割を有する第4の回転ヘッドB′
を設けたVTRの場合の、回転ヘッドを示す。この場合
は、第3及び第4の回転ヘッドA′、B′のギャップ幅
は、第1及び第2の回転ヘッドA、Bのギャップ幅より
大に選ばれており、標準速度再生時には第1及び第2の
回転ヘッドA、Bが用いられるが、間欠スロー再生時に
は第3及び第4の回転ヘッドA′、B′並びに第1の回
転ヘッドAが用いられる。
次に、第8図を参照して、上述の第1及び第2の回転ヘ
ッドA、B並びに第3の回転ヘッドA′を有するVTR
(映像信号再生装置)の再生サーボ回路について説明す
る。先ず、テープ走行制御手段TCについて説明する。
(1)はキャプスタン、(2)はそのキャプスタン
(1)を駆動するモータである。(4)は磁気テープ
で、図示せざるも、これに上述たように、傾斜トラック
を形成する如く映像信号が記録されている。(5)は、
テープ(4)の側縁に記録されているCTL信号を再生
する固定磁気ヘッドで、この再生されたCTL信号がキ
ャプスタンサーボ回路(6)に供給される。(8)は、
モータ(2)と共に回転する着磁リングに近接し、モー
タ(2)、即ちキャプスタン(1)の回転に応じた周波
数信号(回転検出信号)(FG)を出力する固定磁気ヘ
ッドで、その検出された回転検出信号がキャプスタンサ
ーボ回路(6)に供給される。又、このキャプスタンサ
ーボ回路(6)には、サーボ基準信号発生回路(3)か
らのサーボ基準信号が供給される。キャプスタンサーボ
回路(6)からのスピードエラー信号及び位相エラー信
号がサーボアンプ(7)の非反転及び反転入力端子に供
給される。サーボアンプ(7)からのサーボ信号は、ノ
ーマル再生/スロー再生切り替えスイッチ(9)のノー
マル再生側固定接点a及び可動接点mを通じてモータに
供給される。更に、キャプスタンサーボ回路(6)から
のCTL信号及び回転検出信号(FG)がマイクロコン
ピュータ(10)に供給され、ここでスロー再生時のサ
ーボ信号STEPを作り、ノーマル再生/スロー再生切
り替えスイッチ(9)のスロー再生側固定接点b及び可
動接点mを通じて、モータ(2)に供給される。
次ぎに、ヘッド回転制御装置HCについて説明する。
(11)はテープ案内ドラムで、回転ドラム(上ドラ
ム)(12)及び固定ドラム(下ドラム)(13)を有
している。(14)は、回転ドラム(12)を駆動する
モータである。(15)は、モータ(14)と共に回転
する着磁リングに近接し、モータ(14)、即ち回転ヘ
ッドA、B及びA′の回転に応じた位相信号(PG)を
出力する固定磁気ヘッドで、その検出された位相信号
(PG)がドラムサーボ回路(16)に供給される。ド
ラムサーボ回路(16)からの、第1及び第2の回転ヘ
ッドA、Bの再生信号を切り替える切り替えパルスがマ
イクロコンピュータ(10)に供給される。又、サーボ
基準信号発生回路(3)からのサーボ基準信号が、ドラ
ムサーボ回路(16)に供給される。ドラムサーボ回路
(16)からのスピードエラー信号がサーボアンプ(1
7)に供給される。ドラムサーボ回路(16)からの位
相エラー信号が、ノーマル再生/変速再生切り替えスイ
ッチ(18)のノーマル再生側固定接点a及び可動接点
mを通じてサーボアンプ(17)に供給される。
(20)は、変速再生時にその標準速度の倍数に応じた
た直流電圧(但し、スチル再生及びスロー再生時には、
同じ値の直流電圧)を発生する、水平同期信号補正回路
である。一方、マイクロコンピュータ(10)では、ス
ロー再生時にのみ、ドラムモータ(14)の回転を補正
する補正信号を形成する。そして、合成回路(19)に
おいて、補正回路(20)よりの直流電圧に、マイクロ
コンピュータ(10)からの補正信号を加算し、その加
算出力を、ノーマル再生/変速再生切り替えスイッチ
(18)の変速再生側固定接点b及び可動接点mを通じ
てサーボアンプ(17)に供給する。
次ぎに、第3図を参照して、第8図のサーボ回路の動作
を説明する。第3図Aはスロー再生指令信号を示す。第
3図Bは、第1及び第2の回転ヘッドA、Bの再生信号
を切り替えるパルス(SWP)を示す。第3図Cは、ス
ロー再生時に、マイクロコンピュータ(10)からモー
タ(2)に供給されるサーボ信号(STEP)を示す。
第3図Dは、モータ(2)の回転検出信号(FG)を示
す。第3図Eは、テープの走行速度の変化状態を示す。
第3図F及びGは、夫々マイクロコンピュータ(10)
からモータ(2)に、スロー再生時のみ与えられる、加
速及び減速指令パルスを示す。第3図Hは、マイクロコ
ンピュータ(10)から合成回路(19)に与えられ
る、間欠スロー再生時のテープ及び各回転ヘッド間の相
対速度の補正のための補正信号を示す。尚、第3図I及
びJは本発明の実施例に関係するものである。
以下に、第3図Cのサーボ信号について説明する。スロ
ー再生指令信号(第3図A)の立ち上がり以降におい
て切り替えパルス(SWP)(第3図C)が立ち上がる
と、その立ち上がりにおいてサーボ信号(STEP)
が立ち上がるが、その当初は回転検出信号(第3図D)
(その周期をTfgとする)の到来にも拘わらず、所定
時間T1(Tfg≦T1)が経過するまでは立ち下がらな
い。サーボ信号の最初の立ち下がりの後は、その後の回
転検出信号の到来において、サーボ信号は立ち上が
り、次の回転検出信号の到来で立ち下る。その後は、サ
ーボ信号の回転検出信号の到来毎に立ち下がり、その立
ち下がりの後、所定時間To後に立ち上がる。サーボ信
号の立ち下がり後、所定時間To未満に回転検出信号が
到来したときは、サーボ信号は立ち上がらず、時間2T
o後に立ち上がる。
一方、加速指令パルス(第3図F)はのタイミングで
立ち上がるが、その立ち下がり〔減速指令パルス(第3
図G)の立ち上がり〕は、タイミング以降の回転検出
信号の計数値(テープ走行量に対応)が所定の値に成っ
た時点で生じる。このため時点でサーボ信号(第3
図C)が立ち上がり、その後、回転検出信号が到来する
度に立ち上がり、時間T1′後に立ち下がるが、回転検出
信号が到来してから時間T1′が経過しないうちは、立ち
下がることがない。又、サーボ信号が立ち下がってから
所定時間T2(>T1′)以上回転検出信号が到来しない時
点で、減速指令パルスは立ち下がり、サーボ信号は立
ち上がることはない。
尚、減速指令パルスによって、モータ(2)に対する駆
動電流の方向が、加速指令パルスのときの逆に切り替え
られる。
そして、ドラムモータ(14)に対する補正信号は、第
3図Hに示す如く、モータ(2)の加速時は負の一定レ
ベル、減速時は正の一定レベルと成る信号である。
D.発明が解決しようとする問題点 かかる従来の間欠送りスロー再生の可能な映像信号再生
装置では、間欠スロー再生時に、ドラムモータ(14)
に与える補正信号が、上述のようにキャプスタンモータ
(2)に対する加速及び減速指令信号を基にして作った
大まかの信号であるため、再生画面の横ゆれがひどいと
言う欠点があった。
かかる点に鑑み、本発明は間欠スロー再生の可能な映像
信号再生装置において、再生画面の横ゆれを低減するこ
とのできるものを提案しようとするものである。
E.問題点を解決するための手段 本発明は、互いに異なる第1及び第2のギャップアジマ
スを有する第1及び第2の回転ヘッドA、Bと、第1の
ギャップアジマスを有し、第1の回転ヘッドAと実質的
に同一軌跡を走査する第3の回転ヘッドA′と、第1、
第2及び第3の回転ヘッドA、B、A′が夫々傾斜トラ
ックを形成する如く走査するテープ(4)を、映像信号
のnフィールド時間毎にmフィールドの傾斜トラック分
だけ移動させるように間欠送り制御するテープ走行制御
手段TCと、第1、第2及び第3の回転ヘッドA、B、
A′の回転を制御するヘッド回転制御手段HCとを有
し、テープ(4)の移動時には第1及び第2の回転ヘッ
ドA、Bから再生出力を得、テープ(4)の停止時には
第1及び第3の回転ヘッドA、A′から交互に再生出力
を得るようにした映像信号再生装置において、キャプス
タン(1)の回転検出信号の周期に応じたパルス幅のパ
ルスを得、このパルスをテープ走行制御手段TCのキャ
プスタンモータ(2)に対する加速又は減速指令パルス
のタイミングに応じて極性反転した後に積分して補正信
号を発生する補正信号発生手段(10、21)を設け、
ヘッド回転制御手段HCのドラムモータ(14)に供給
するサーボ信号に、この補正信号を加算するようにした
ことを特徴とするものである。
F.作用 かかる本発明によれば、補正信号発生手段(10、2
1)において、キャプスタン(1)の回転検出信号の周
期に応じたパルス幅のパルスを得、このパルスをテープ
走行制御手段TCのキャプスタンモータ(2)に対する
加速又は減速指令パルスのタイミングに応じて極性反転
した後に積分して補正信号を得、これをヘッド回転制御
手段HCのドラムモータ(14)に供給するサーボ信号
に加算する。
G.実施例 以下に、第1図を参照して、本発明の一実施例を説明す
るも、第8図と対応する部分には同一符号を付して、そ
の構成及び動作の重複説明を省略する。この実施例で
は、マイクロコンピュータ(10)からの、スロー再生
時のキャプスタンモータ(2)に対するサーボ信号(S
TEP)を、スロー再生時にのみ補正信号を発生する水
平同期信号補正回路(21)に供給する。そして、これ
より得られた補正信号を合成回路(19)に供給して、
補正回路(20)からの直流電圧に加算する。
第2図にこの補正回路(21)の具体回路を示し、以下
これについて説明する。(23)はクランプ回路で、サ
ーボ信号STEP(第3図C)の入力させる入力端子
(22)がコンデンサ(24)を通じて電源+B(+5
V)に接続され、電源+Bがダイオード(25)のカソ
ード及びアノード間を通じて接地されて構成される。ダ
イオード(25)の両端にはポテンショメータ(26)
が並列接続される。入力端子(22)が抵抗器(2
7)、(28)から成る電圧分割器を通じてインバータ
としてのNPN型のトランジスタ(29)のベースに接
続される。トランジスタ(29)のエミッタは接地さ
れ、そのコレクタはポテンショメータ(30)を通じて
電源+Bに接続される。両ポテンショメータ(26)、
(30)の摺動接点が切り替えスイッチ(31)の固定
接点(31a)、(31b)に夫々接続される。切り替
えスイッチ(31)の可動接点(31c)が結合コンデ
ンサ(32)を通じて、抵抗器(34)及びコンデンサ
(35)から成る積分回路(33)の入力側に接続され
る。(36)は積分回路(33)の出力側から導出され
た出力端子である。切り替えスイッチ(31)は端子
(37)に供給される加速指令パルス(第3図F)によ
って切り替え制御され、加速指令パルスの到来時は、ス
イッチ(31)の可動接点(31c)が固定接点(31
b)側に切り替えられ、しからざるときは固定接点(3
1a)側に切り替えられるようになされている。かくし
て、スロー再生時に、切り替えスイッチ(31)の可動
接点(31c)には、第3図Iに示すごときサーボ信号
(第3図C)の内、加速指令パルス期間のみ位相反転さ
れたパルス(第3図I)が得られ、これが積分回路(3
3)によって積分されることにより、第3図Jに示す如
き補正信号が出力端子(36)に得られ、この補正信号
が合成器(19)に供給されて、補正回路(20)から
直流電圧と加算され、この加算出力が切り替えスイッチ
(18)の固定接点b及び可動接点m並びにサーボアン
プ(17)を通じてドラムモータ(14)に供給され
て、スロー再生時の第1及び第2の回転ヘッドA、B並
びに第3の回転ヘッドA′とテープ(4)との相対速度
の変化が補正される。
上述の実施例においては、回転ヘッドが3個のVTRの
場合について述べたが、従来例で述べたように、第1及
び第2の回転ヘッドA、B並びに第3の回転ヘッドA′
の他に、第2の記録アジマスを有し、第2の回転ヘッド
Aに対し、映像信号の記録された磁気テープの傾斜トラ
ック上における1.25H分に対応する角間隔を以て配
され、第3の回転ヘッドA′に対し180度の角度割を
有する第4の回転ヘッドB′を備えたVTRの場合に
も、本発明を適用できる。その場合は、第3及び第4の
回転ヘッドA′、B′のギャップ幅は、第1及び第2の
回転ヘッドA、Bのギャップ幅より大に選ばれており、
標準速度再生時には第1及び第2の回転ヘッドA、Bが
用いられるが、間欠スロー再生時には第3及び第4の回
転ヘッドA′、B′並びに第1の回転ヘッドAが用いら
れる。
H.発明の効果 上述せる本発明によれば、間欠スロー再生時の再生画面
の横ゆれを低減することのできる映像信号再生装置を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック線図、第2図
はその補正回路の具体構成を示す回路図、第3図は従来
例及び本発明の一実施例の説明に供するタイムチャー
ト、第4図は従来例のヘッドの配置図、第5図はそのテ
ープ走行状態を示すグラフ、第6図はそのスロー再生時
のトラック走査の説明図、第7図はそのスロー再生の説
明のためのタイムチャート、第8図は従来例のブロック
線図である。 A、B及びA′は夫々第1、第2及び第3の回転ヘッ
ド、(1)はキャプスタン、(2)はキャプスタンモー
タ、(4)はテープ、(6)はキャプスタンサーボ回
路、(10)はマイクロコンピュータ、TCはテープ走
行制御手段、(11)はテープ案内ドラム、(14)は
ドラムモータ、(16)はドラムサーボ回路、HCはヘ
ッド回転制御手段、(21)は水平同期信号補正回路、
(10、21)は補正信号発生手段である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに異なる第1及び第2のギャップアジ
    マスを有する第1及び第2の回転ヘッドと、上記第1の
    ギャップアジマスを有し、上記第1の回転ヘッドと実質
    的に同一軌跡を走査する第3の回転ヘッドと、上記第
    1、第2及び第3の回転ヘッドが夫夫傾斜トラックを形
    成する如く走査するテープを、映像信号のnフィールド
    時間毎にmフィールドの傾斜トラック分だけ移動させる
    ように間欠送り制御するテープ走行制御手段と、上記第
    1、第2及び第3の回転ヘッドの回転を制御するヘッド
    回転制御手段とを有し、上記テープの移動時には上記第
    1及び第2の回転ヘッドから再生出力を得、上記テープ
    の停止時には上記第1及び第3の回転ヘッドから交互に
    再生出力を得るようにした映像信号再生装置において、 上記キャプスタンの回転検出信号の周期に応じたパルス
    幅のパルスを得、該パルスを上記テープ走行制御手段の
    キャプスタンモータに対する加速又は減速指令パルスの
    タイミングに応じて極性反転した後に積分して補正信号
    を発生する補正信号発生手段を設け、 上記ヘッド回転制御手段のドラムモータに供給するサー
    ボ信号に、上記補正信号を加算するようにしたことを特
    徴とする映像信号再生装置。
JP60244566A 1985-10-31 1985-10-31 映像信号再生装置 Expired - Lifetime JPH0648861B2 (ja)

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