JP2625287B2 - 写真プリンタ - Google Patents

写真プリンタ

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JP2625287B2
JP2625287B2 JP3172079A JP17207991A JP2625287B2 JP 2625287 B2 JP2625287 B2 JP 2625287B2 JP 3172079 A JP3172079 A JP 3172079A JP 17207991 A JP17207991 A JP 17207991A JP 2625287 B2 JP2625287 B2 JP 2625287B2
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純生 吉川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アスペクト比の異なる
画像をプリントする写真プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタプロセッサは、所謂ミニラボと
称されDPE店に設置されている。プリンタプロセッサ
では、ネガフィルムに記録された画像を露光する露光部
と、露光処理された印画紙を現像処理するプロセッサ部
とが一体となっており、長尺状の印画紙をセットするの
みで、自動的に露光部、プロセッサ部を搬送し処理でき
る。
【0003】一方、近年、ハイビジョン、シネ、パノラ
マ等の撮影サイズの変化を楽しむ顧客も増えてきてお
り、これに伴って、カメラにはハイビジョン、シネ、パ
ノラマ等の画像が撮影可能なものが提案されている。こ
のカメラは、同一の写真フイルムで標準撮影をすること
ができると共に、アスペクト比が異なるハイビジョン、
シネラマ、パノラマ等の画像も撮影ができるものであ
る。
【0004】図4Aに示されるように、これらの画像
は、長手方向の長さを一定にされ、アスペクト比に応じ
て幅方向の長さが変えられてネガフィルムへ露光されて
いる。即ち、標準、ハイビジョン、シネラマ、パノラマ
の各画像が同一のネガフィルムへアスペクト比を変えて
露光されている(図4Aでは3種類のみ図示)。
【0005】また、プリンタプロセッサには、画像の一
部分のみをプリント可能とするものがある。このプリン
タプロセッサでは、画像のプリントしたい部分以外をマ
スクして印画紙へ焼付けることができ、これによって、
アスペクト比の異なるプリントをも得ることができるよ
うになっている。
【0006】プリンタプロセッサでは、このネガフィル
ムに記録された画像をアスペクト比に応じて印画紙へ焼
付る際、印画紙の幅方向の長さを一定とし、印画紙の長
手方向に沿ってマスキングを変化させると共にネガフィ
ルムに記録された画像の印画紙への投影倍率を変更す
る。これによって、標準、ハイビジョン、シネ、パノラ
マ等のアスペクト比に応じた各種サイズのプリントを得
るようにしている。
【0007】ところで、1本のネガフィルムの中にアス
ペクト比の異なる画像が記録されていると、個々の画像
のアスペクト比を目視によって確認して、それぞれの画
像がアスペクト比に応じたサイズで印画紙へ露光される
ように操作しなければならない。また、印画紙をプリン
トされた画像毎に切断するために、印画紙へのカットマ
ークの付与間隔も変更する必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮してなされたもので、アスペクト比の異なる画像が記
録された写真フィルムから円滑に所望のサイズの写真プ
リントを得ることができる写真プリンタを提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、1本のネガフ
ィルムの中のアスペクト比が異なる画像をプリント可能
な写真プリンタであって、ネガフィルム搬送路の幅方向
に沿って発光素子が多数配列された発光部と各々の発光
素子に対応して受光素子が配列された受光部とからなる
画面検出センサが焼付開口の上流のネガフィルム搬送路
に設けられ、開口が変更されるネガフィルム画像コママ
スク、投影倍率が変更されるズームレンズ、開口を印画
紙の長手方向に異ならせて印画紙のマスキングが変更さ
れる可変マスクのそれぞれが、前記画面検出センサでネ
ガフィルムの幅方向の画像領域を検出した結果から判定
されたアスペクト比に対応してセッティングされると共
に、カットマーク付与器が印画紙に付与するカットマー
ク間隔を異ならせることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明では、ネガフィルムの幅方向に沿って配
置された複数の投光素子と受光素子によって、ネガフィ
ルムに記録された各画像コマの画像のエッジを検出して
画像サイズを判定する。この画像サイズの判定結果に基
づいて、ネガフィルム画像コママスク、可変マスクの変
更と共に写真フィルムに記録された画像の印画紙への投
影倍率の変更を行う。さらに、印画紙に記録した画像間
を切断するためのカットマークの間隔をアスペクト比に
応じて変更して付与する。
【0011】これによって、アスペクト比の異なる画像
が記録されているネガフィルムの露光処理を行うとき、
ネガフィルムに記録されている画像を一つ一つ確認して
行う必要がなく、円滑なプリント処理が可能となる。
【0012】
【実施例】図1には本実施例に係る写真プリンタである
プリンタプロセッサ10が示されている。まず、このプ
リンタプロセッサ10の全体構成を説明する。
【0013】プリンタプロセッサ10は外部がケーシン
グ12で覆われ、図1における左方にケーシング12か
ら突出する作業テーブル14を備えている。作業テーブ
ル14の上面にはネガフィルム16がセットされるネガ
キャリア18が載置されている。ネガキャリア18の詳
細な構成については後述する。
【0014】作業テーブル14の下方には光源部36が
設置されている。光源部36は光源38から発した光線
をフィルタ部40、拡散筒42を介してネガキャリア1
8にセットされたネガフィルム16へ照射するようにな
っている。フィルタ部40は、C、M、Yの3枚の各色
フィルタを前記光線の光軸上に出没させている。
【0015】作業テーブル14の上方に位置する光学部
44には光学系46が取り付けられている。光学系46
はレンズ48、シャッタ50及び反射ミラー51を備
え、レンズ48及びシャッタ50は前記光線の光軸上に
配置されている。ネガフィルム16を透過した光線はレ
ンズ48及びシャッタ50を通過し、反射ミラー51に
よって(光軸が略90度)偏向され、露光室52にセッ
トされた印画紙54上に照射するようになっており、こ
れにより印画紙54をネガフィルム16に記録された画
像に応じて露光する。
【0016】また、光学系46はネガフィルム16の濃
度を測定する例えばCCD等の濃度測定器56を備えて
いる。この濃度測定器56は、コントローラ162に接
続されており、濃度測定器56によって測定されたデー
タ及びオペレータによりキー入力されたデータに基づい
て露光時の露光補正値の設定が可能となっている。
【0017】この光源部36と光学系46と露光室52
とにより焼付処理が可能となり、プリンタ部58が形成
される。
【0018】光学部44上方右側面とケーシング12の
上面との角部には、装填部60が設けられている。装填
部60は印画紙54をリール62に層状に巻き取って収
容しているペーパマガジン64が装着される。
【0019】装填部60近傍にはローラ66が配置され
ており、印画紙54を挟持して水平状態で露光室52へ
搬送する。印画紙54は光学部44の手前でローラ67
に巻掛られ、90度方向転換されて垂下される。なお、
ローラ66とローラ67との間には印画紙を略U字状に
案内してストックしておく第1のストック部69が設け
られている。
【0020】露光室52には、プリントサイズに応じて
印画紙54をマスキングする可変マスク61が設けられ
ている。また、露光室52の下部にはローラ68A、6
8B、68Cが配置され、露光室52においてネガフィ
ルム16の画像が焼付けられた印画紙54を略90度づ
つ方向転換して、露光室52と隣接するプロセッサ部7
2の発色現像部74へ搬送する。
【0021】このローラ68Aの上流側には、印字器1
10及びカットマーク付与器112が設けられている。
印字器110は、焼付られた印画紙54の裏面に、プリ
ントサイズを示すサイズマーク100及びそのプリント
サイズの累積プリント枚数Nを印字するようになってい
る。また、カットマーク付与器112は、焼付られた画
像と画像の間にカットマークを付与するようになってい
る。カットマーク付与器112によって印画紙54に付
与されるカットマークは、1件分のネガフィルム16の
画像の焼付けが終了すると、マークの種類等を変えて次
に焼付けられる画像が、別のネガフィルムのものである
ことを識別できるようになっている。
【0022】図4Bに示されるように、本実施例では、
標準プリントA、ハイビジョンプリントB、シネラマプ
リント(本実施例では図示省略)及びパノラマプリント
Dの各々のサイズマーク100を順にL、H、C、Pと
して印字するようにしている。また、これらのサイズマ
ーク100に連続して各プリントサイズに対応した累積
プリント枚数Nが印字される。
【0023】また、ローラ68Aの下流側には、カッタ
71が配設されている。このカッタ71は、露光処理が
終了した印画紙54の後端を切断する役目を有してお
り、このため、プリンタ部58内に残った印画紙54を
再度ペーパマガジン64へ巻き戻すことができる。
【0024】なお、ローラ68Aとローラ68Bとの間
には焼付処理された印画紙54を略U字状に案内してス
トックしておく第2のストック部73が設けられてい
る。第2のストック部73では、印画紙54をストック
し、焼付処理を行うプリンタ部58と現像、定着、水洗
の各処理を行うプロセッサ部72との処理時間の差を吸
収する。
【0025】発色現像部74は印画紙54を現像液に浸
して現像処理を行う。現像処理された印画紙54は発色
現像部74と隣接する漂白定着部76へ搬送される。漂
白定着部76は印画紙54を定着液に浸して定着処理を
行う。定着処理された印画紙54は漂白定着部76に隣
接するリンス部78へ搬送される。リンス部78は印画
紙54を洗浄水に浸して水洗処理を行う。
【0026】水洗処理された印画紙54はリンス部78
と隣接する乾燥部80へ搬送される。乾燥部80は印画
紙54をローラに巻付け高温の空気にさらして乾燥させ
る。
【0027】乾燥処理が終了した印画紙54は、図示し
ないローラ対に挟持されて一定速度で乾燥部80から排
出される。乾燥部80の下流側にはカッタ部84が配設
されている。カッタ部84は、印画紙54に付与された
カットマークを検知するカットマークセンサ86と印画
紙54を切断するカッタ88とで構成され、印画紙54
を画像コマ毎にカットし、プリンタプロセッサ10のケ
ーシング12外部へ排出する。また、このカットマーク
センサ86は、一定速度で搬送される印画紙54のカッ
トマークを検出し、このカットマークセンサ86の検出
結果に応じてカッタ88が作動するようになっている。
【0028】カットされて排出された印画紙54は、仕
上がりプリントとして1件分のネガフィルム毎にソータ
部108へ仕分けられるようになっている。ソータ部1
08へ収容されたプリントは、納品書、ネガフイルムと
共に1件毎に袋詰めされて顧客へ返却される。
【0029】図3に示される如く、各制御はコントロー
ラ162によって制御される。コントローラ162は、
マイクロコンピュータ164を含んで構成されている。
マイクロコピュータ164は、CPU166、RAM1
68、ROM170、入出力I/Oポート172及びこ
れらを接続するデータバスやコントロールバス等のバス
174によって構成されている。
【0030】コントローラ162には、プリンタプロセ
ッサ10でのネガフィルム16及び印画紙54の搬送系
を制御する搬送制御部176が接続されると共に露光部
58における光源38点灯、フィルタ部40の光路上へ
の出没、ネガキャリア18でのコマ送り、シャッタ50
の開閉等の露光系を制御する露光制御部178が接続さ
れている。また、コントローラ162では、乾燥部80
におけるフアン及びヒータの駆動を制御する乾燥制御部
182及びその下流側のカッタ部84におけるカットマ
ークセンサ86によるカットマークの検出、カッタ88
による印画紙54の切断を制御するカッタ制御部184
が接続されている。
【0031】また、コントローラ162には、印字制御
部186が接続されており、コントローラ162からの
作動信号によりサイズマーク100、累積プリント枚数
N及びカットマークが付与されるようになっている。さ
らに、コントローラ162には、ネガキャリア18が接
続されている。
【0032】図2に示されるように、作業テーブル14
には、光源部36からの光軸上にネガフィルム16を位
置決めするためのネガキャリア18が配置されている。
このネガキャリア18は、台座200と開閉カバー20
2とで主に構成され、台座200と開閉カバー202と
の間には、カートリッジ15等から引き出されたネガフ
ィルム16が挿通される搬送路204が形成されてい
る。
【0033】台座200には、外周部の一部がネガフイ
ルム16の搬送路へ突出し、図示しないパルスモータ等
によって駆動される複数の搬送ローラ206が設けられ
ている。また、開閉カバー202には、各々の搬送ロー
ラ206に対応してプレスローラ208が設けられてお
り、搬送ローラ206とプレスローラ208とにネガフ
ィルム16が挟持され搬送されるようになっている。
【0034】台座200と開閉カバー202とには、光
源38からの光軸上には、焼付開口210が形成され、
搬送路204を搬送されたネガフィルム16の画像コマ
が焼付開口210へ位置決めされて露光されるようにな
っている。この焼付開口210には、台座200の上方
にアッパマスク212が設けられている。アッパマスク
212は、標準画像用のフルサイズの他、ハイビジョン
サイズ、シネラマサイズ及びパノラマサイズ等を自由に
マスキングできる構成になっており、焼付開口210へ
位置決めされたネガフイルム16のアスペクト比に応じ
て図示しないモータ等の駆動によってマスクサイズを変
更する。また、図示しないソレノイド等の駆動によっ
て、台座200との間にネガフィルム16を挟持するよ
うになっている。
【0035】焼付開口210の上流側の搬送路204に
は、開閉カバー202から搬送路204へ突出する読取
ヘッド214が設けられている。読取ヘッド214は図
示しないデコーダを介してコントローラ162へ接続さ
れており、これによってネガフィルム16に記録された
磁気情報がマイクロコンピュータ164に読み取られる
ようになっている。 なお、ネガフィルム16に記録さ
れている磁気情報としては、ネガフィルム16の画像
数、各画像のアスペクト比情報及び露光量等多種に渡っ
ている。尚、これら情報の記録媒体は磁気に限定される
ことなく、光学あるいは電子的なメモリ等であってもよ
い。
【0036】読取ヘッド214の上流側には、パーフォ
レーション検出センサ216が設けられている。このパ
ーフォレーション検出センサ216は、投光部218と
受光部220とが、ネガフイルム16の搬送路204を
挟んで設けられ、その信号線は、図示しないカウンタを
介してコントローラ162へ接続されている。コントロ
ーラ162はネガフィルム16に形成されたパーフォレ
ーションの数をカウントしながらネガフィルム16の搬
送量を制御するようになっている。
【0037】このパーフォレーション検出センサ216
の近傍には、画面検出センサ222が設けられている。
この画面検出センサ222は、1画像コマにつき1個の
パーフォレーションと限らないネガフィルム16につい
て画像コマを検出しその画像コマを焼付開口210へ位
置決めする機能を有している。この画面検出センサ22
2は投光部224と受光部226とがネガフイルム16
の搬送路204を挟んで設けられている。投光部224
は、発光ダイオード(LED)等の発光素子が搬送路2
04の幅方向に沿って多数配列されており、搬送路の幅
方向に沿った均一な光を照射するようになっている。受
光部226は、各々の発光素子に対応して受光素子が配
列されている。受光部226は投光部224から照射さ
れた光がネガフィルム16を透過することによる光の強
さの変化を検知し、各画像コマに記録された画像のエッ
ジを検出している。この画面検出センサ222はコント
ローラ162へ接続されており、検出されたエッジに応
じて各画像コマを焼付開口210へ位置決めさせる。各
画像コマの画像のアスペクト比に関する情報は、この画
面検出センサ222を用いて画像サイズを検出して判定
している。
【0038】なお、コントローラ162には図示しない
カウンタが設けられており、標準、ハイビジョン、シネ
ラマ、パノラマの各々の画像を焼付ける際に、カウンタ
を加算して1件分のネガフィルム16毎に累積プリント
枚数Nを記憶するようになっている。
【0039】また、図4Aに示されるように、本実施例
に係るネガフィルム16には、標準画像16A、ハイビ
ジョン画像16B、パノラマ画像16Cが記録されてお
り、これらは、同じ大きさの画像領域内で長手方向長さ
を一定にして幅方向の長さが変えられることによってア
スペクト比が変えられて記録されている。
【0040】以下に本実施例の作用を説明する。図5に
示されるフローチャートにしたがって、プリンタプロセ
ッサ10での焼付け作業を説明する。
【0041】先ず、ステップ140では、コントローラ
162に備えられたプリントサイズに対応するカウンタ
L、H、C、Pの各カウンタをクリアし、ネガキャリア
18がネガフィルム16を搬送する(ステップ14
2)。このネガフィルム16の搬送は、パーフォレーシ
ョン検出センサ216によって、ネガフィルム16のパ
ーフォレーションを検出して搬送量が制御されている。
【0042】ネガキャリア18内を搬送されるネガフィ
ルム16は、読取ヘッド216によってネガフィルム1
6に記録された磁気情報を読み取った後(ステップ14
4)、焼付開口210へ画像コマを位置決めする(ステ
ップ146)。
【0043】この後、ステップ148では、露光条件が
設定される。この露光条件の設定は、濃度測定器56に
よりネガフィルム16のLATD(平均透過濃度)を測
定し、この測定データ及び手動によりキー入力されたデ
ータから露光補正値を設定して、露光量(露光時間)を
演算して最適なプリント条件を得る。尚、露光量を決定
する場合、読取ヘッド214によって読み取った磁気情
報を基準として露光量等の露光条件を設定してもよい。
【0044】また、露光条件を設定するステップでは、
アスペクト比に対応してアッパマスク212を変更して
画像コマのマスキングを行う。このときアッパマスク2
12は、画面検出センサ222によって検出して判定さ
れたアスペクト比に対応したものに変更され、レンズ4
8はズームレンズとなっており、このアスペクト比に対
応した投影倍率に変更され、さらに可変マスク61の開
口が変化して印画紙54のマスキングをアスペクト比に
応じて変更する。
【0045】露光条件が設定されると焼付処理が行われ
る(ステップ150)。焼付処理は、光源38を点灯さ
せると共に、露光室52で印画紙54を搬送して位置決
めを行い、シャッタ50を開放する。これにより、光源
38が照射する光線はフィルタ部40、ネガフィルム1
6を透過して露光室52へ到達し、露光室52に位置決
めされた印画紙54はネガフィルム16の画像の焼付け
が開始され、露光条件にしたがって前記光線の光軸上に
位置しているC、M、Yの各フィルタを移動させる。所
定の露光時間が経過した後、シャッタ50を閉止する。
【0046】さらに、ステップ152では、露光条件を
設定する際に、決定されたアスペクト比に応じたプリン
トサイズのカウンタに「1」を加算する。例えば、標準
プリントとして焼付けが行われた場合、カウンタLに
は、1が加算され、各々のカウンタは、L=1、H=
0、C=0、P=0となる。
【0047】次に、ステップ154では、印字器110
によって画像が焼付けられた印画紙54の裏面に各プリ
ントマーク100と各々の累積プリント枚数Nが印字さ
れる。累積プリント枚数Nは、各々のプリントサイズを
加算したカウント値となる。
【0048】この後、ステップ142へ戻り所定回数、
印画紙54への焼付けが繰り返され、最終画像の焼付け
処理が完了したと判断する(ステップ156)と、プリ
ンタ部58での焼付け処理が終了する。
【0049】例えば、図4Aに示されるネガフィルム1
6の各画像コマを印画紙54へ焼付けた場合、図4Bに
示されるように、サイズマーク100及び累積プリント
枚数Nが印字される。
【0050】尚、印画紙54の画像コマと画像コマの間
には、カットマーク付与器112によってカットマーク
が付与され、1件分のネガフィルム16の焼付け処理が
終了すると、その旨がカットマークによって示される
(図4Bでは図示省略)。
【0051】ネガフィルム16の画像が焼付けられた印
画紙54は、順次リザーバ部70を介してプロセッサ部
72へ搬送される。リザーバ部70へ搬送された印画紙
54は、発色現像部74へ搬送され、現像液に浸して現
像処理が行われる。現像処理された印画紙54は漂白定
着部76へ搬送され定着処理される。定着処理された印
画紙54はリンス部78へ搬送され水洗処理される。水
洗処理された印画紙54は乾燥部80へ搬送され乾燥処
理される。
【0052】乾燥処理された印画紙54は、カッタ部8
4でカットマークが検出され、各画像毎に切断され、ソ
ータ部108によってネガフィルム毎に仕分けられる。
この仕分けられたプリントの最終プリントの裏を見るこ
とによって、ネガフィルム16からプリントされた各プ
リントサイズの枚数を確認することができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明では、画面検
出センサによって画像のアスペクト比を検出し、画像サ
イズに合わせて画像コママスク、可変マスクの開口を拡
縮すると共に露光倍率、カットマークの付与間隔を異な
らせるので、円滑なプリント処理が可能となる優れた効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るプリンタプロセッサの内部構成
を示す概略図である。
【図2】ネガキャリアの概略構成図である。
【図3】プリンタプロセッサの制御ブロック図である。
【図4】(A)はネガフィルムを示す平面図、(B)は
印字された印画紙を示す平面図である。
【図5】制御装置の作動を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 プリンタプロセッサ 16 ネガフィルム(写真フィルム) 16A、16B、16D 画像 18 ネガキャリア 48 レンズ(ズームレンズ) 54 印画紙 58 プリンタ部(写真プリンタ) 61 可変マスク 112 カットマーク付与器 162 コントローラ(制御装置) 210 焼付開口 212 アッパマスク 222 画面検出センサ(検出手段) A、B、D プリント

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1本のネガフィルムの中のアスペクト比
    が異なる画像をプリント可能な写真プリンタであって、
    ネガフィルム搬送路の幅方向に沿って発光素子が多数配
    列された発光部と各々の発光素子に対応して受光素子が
    配列された受光部とからなる画面検出センサが焼付開口
    の上流のネガフィルム搬送路に設けられ、開口が変更さ
    れるネガフィルム画像コママスク、投影倍率が変更され
    るズームレンズ、開口を印画紙の長手方向に異ならせて
    印画紙のマスキングが変更される可変マスクのそれぞれ
    が、前記画面検出センサでネガフィルムの幅方向の画像
    領域を検出した結果から判定されたアスペクト比に対応
    してセッティングされると共に、カットマーク付与器が
    印画紙に付与するカットマーク間隔を異ならせることを
    特徴とする写真プリンタ。
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