JP2625059B2 - 自動ドアの非常電源装置 - Google Patents

自動ドアの非常電源装置

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JP2625059B2 JP4130012A JP13001292A JP2625059B2 JP 2625059 B2 JP2625059 B2 JP 2625059B2 JP 4130012 A JP4130012 A JP 4130012A JP 13001292 A JP13001292 A JP 13001292A JP 2625059 B2 JP2625059 B2 JP 2625059B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災発生時や地震発生
時等の非常時、又はAC電源の停電時に、AC電源から
バッテリー電源に切り換えて自動ドアを駆動する非常電
源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビル等の建物においては、防火区画内の
自動ドアを、火災発生時に強制的に開放して避難通路と
したり、又、防火、防煙のために強制的に閉鎖したりす
ることが行われる。又、AC電源回路の停電時、自動ド
アが開閉動作の途中であれば、開放状態となって室内の
冷暖房効率を低下させていたため、自動ドアを強制的に
閉鎖する必要がある。このため、このような非常時又は
停電時に、AC電源からバッテリー電源に切り換えて自
動ドアを駆動する非常電源装置が提案されている。
【0003】従来のこの種の非常電源装置として、例え
ば、図3(特開昭64−43686号公報に示すものが
あった。この非常電源装置50は、自動ドアのコントロ
ーラ52に接続するAC電源回路53に整流回路54を
介してバッテリー電源回路56を接続しており、通常
時、AC電源回路53によってバッテリー電源55を充
電し、この充電状態では、AC電源回路53の停電を検
知するリレーAR1の接点AR1−1がオフして、コン
トローラ52への給電を停止している。火災等の非常信
号を接点57に受けると、リレーAR2の接点AR2−
4がオンしてコントローラ52に火災信号を送るととも
に、接点AR2−2がオフしてバッテリー電源55への
充電を停止し、同時に、接点AR2−1がオンしてAC
電源回路53からバッテリー電源回路56に切り換わ
る。AC電源回路53が停電するまでの間は、リレーA
R1の接点AR1−1がオフしているため、バッテリー
電源55からの給電を停止しており、コントローラ52
にはAC電源回路53が給電される。そして、AC電源
回路53が停電すると、リレーAR1の接点AR1−3
がオンし、停電信号をコントローラ52に送るととも
に、接点AR1−1がオンして、バッテリー電源回路5
6をコントローラ52に接続し、コントローラ52にバ
ッテリー電源55を給電する。これによって、コントロ
ーラ52は、ドアエンジンのモータ51を駆動し、自動
ドアを強制的に開放又は閉鎖するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の非常電
源装置は、火災等の非常時又はAC電源回路53の停電
時、バッテリー電源回路56に切り換えてバッテリー電
源55をコントローラ52に給電するものであり、従っ
て、自動ドアを強制的に閉鎖するか、又は開放するかの
開閉制御は、コントローラ52が行っている。しかし、
既に、自動ドアを設置した現場においては、コントロー
ラが上記のような非常時又は停電時の開閉制御パターン
を持っているとは限らず、後から非常時又は停電時の開
閉機能を追加する必要が生じた場合には、コントローラ
自身を交換して対応しなければならない問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の技術的手段は、ドアエンジン3の駆動モータ
4を制御するコントローラ2のAC電源回路6にバッテ
リー電源12を接続し、このバッテリー電源12を、通
常時、前記AC電源回路6によって充電し、非常時又は
停電時、前記AC電源回路6からバッテリー電源12に
切り換える自動ドアの非常電源装置において、前記バッ
テリー電源12に、前記駆動モータ4を正転又は逆転駆
動させるモータ駆動回路9と、このモータ駆動回路9に
前記バッテリー電源12を給電する制御部10とを接続
し、前記ドアエンジン3とコントローラ2との間に、非
常時又は停電時、前記駆動モータ4をコントローラ2か
ら前記モータ駆動回路9に接続する切換部16a,16
bを設けたことである。
【0006】
【作用】この手段によれば、非常時又は停電時、切換部
16a,16bが駆動モータ4をコントローラ2からモ
ータ駆動回路9に接続し、制御部10がバッテリー電源
12を駆動モータ4に給電して駆動モータ4を正転又は
逆転駆動させるので、コントローラ2とは無関係に、自
動ドアを強制的に開放又は閉鎖させることができる。従
って、既に、自動ドアを設置した現場において、非常時
又は停電時の開閉機能を追加する必要が生じた場合、コ
ントローラ2を交換せずに対応できる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の非常電源装置の一実施例の
ブロック回路図を示す。図1において、非常電源装置1
は、コネクタ端子1a,1b,1c,1dを有し、コネ
クタ端子1aにAC電源回路6を接続し、コネクタ端子
1bよりAC電源回路6を自動ドアのコントローラ2に
接続している。また、コネクタ端子1cにドアエンジン
3の駆動モータ4とエンコーダ5を接続しており、駆動
モータ4とエンコーダ5を配線33,34を介して他方
のコネクタ端子1dよりコントローラ2に接続してい
る。
【0008】非常電源装置1は、AC電源回路6に整流
回路7を介して接続されるバッテリー電源回路8と、前
記ドアエンジン3の駆動モータ4を正転又は逆転駆動さ
せるモータ駆動回路9と、前記ドアエンジン3のエンコ
ーダ5からのパルス信号に応じて駆動モータ4にバッテ
リー12を給電する制御部10と、非常信号又は停電信
号によってAC電源回路6からバッテリー電源回路8に
切り換える検出部11と、から構成される。
【0009】前記バッテリー電源回路8は、バッテリー
12、モータ出力電圧監視回路13、バッテリー電圧監
視回路14、定電源回路15をそれぞれ備えており、通
常時、整流回路7を介してAC電源回路6によってバッ
テリー12を充電し、停電時又は非常時、リレー16の
切換接点16aを切り換えてバッテリー12をモータ出
力電圧監視回路13、バッテリー電圧監視回路14、定
電源回路15に接続する構成となっている。前記モータ
出力電圧監視回路13は前記駆動モータ4へのバッテリ
ー12の電圧を常に一定の値に保持して自動ドアの移動
速度を制御しており、又、前記バッテリー電圧監視回路
14は前記バッテリー12の電圧が一定の値以下に低下
するとリレー17を作動させて接点17aをOFFし、
バッテリー12が過放電しないように制限している。な
お、前記バッテリー12には、スイッチ18とバッテリ
ーランプ19を並列に接続しており、スイッチ18を操
作することで、バッテリーランプ19を点灯させてバッ
テリー12の容量をチェックできる。
【0010】前記モータ駆動回路9は、前記駆動モータ
4の+端子と−端子を切換接点20によって切り換える
構成となっており、非常時又は停電時に自動ドアを閉鎖
する方向に駆動したい場合、切換接点20を図示の状態
として駆動モータ4を正転駆動させる回路に結線し、自
動ドアを開放する方向に駆動したい場合、切換接点20
を図示の状態から切り換えて駆動モータ4を逆転駆動さ
せる回路に結線するようになっている。また、駆動モー
タ4の+端子と−端子の間には、ブレーキ接点24aを
設けており、このブレーキ接点24aがONする間、駆
動モータ4の+端子と−端子を短絡させ、駆動モータ4
に発電ブレーキを働かせる構成となっている。
【0011】前記制御部10は、フリップ−フロップ回
路22と、マルチバイブレータ回路23と、前記モータ
駆動回路9のブレーキ接点24aを作動させるリレー2
4とから構成される。
【0012】前記フリップ−フロップ回路22は、非常
時又は停電時に、リレー16の切換接点16bによって
前記ドアエンジン3のエンコーダ5と接続される構成と
なっており、図2に示すようなエンコーダ5からの連続
的なパルス信号の立ち下がりを検知してパルス数をカウ
ントし、このパルス信号を分周して巾広のパルス信号を
出力する。前記マルチバイブレータ回路23は、図2に
示すようなフリップ−フロップ回路22からのパルス信
号が出力される間、前記モータ駆動回路9の−端子をグ
ランド21に接続して駆動モータ4にバッテリー12を
給電する構成となっており、自動ドアが全閉位置又は全
開位置の戸当たりまで移動してエンコーダ5のパルス信
号が無くなった後も、内部のタイマによって図2に示す
一定時間(例えば、2.4秒)モータ駆動回路9の−端
子をグランド21に接続し、駆動モータ4にバッテリー
12を給電して自動ドアを戸当たりに押し付ける。ま
た、自動ドアを戸当たりに押し付けた後は、図2に示す
ようなリセット信号を受けてカウントしたパルス信号を
リセットするようになっており、リレー24を作動させ
てモータ駆動回路9のブレーキ接点24aをONし、駆
動モータ4に発電ブレーキが働くようにして自動ドアを
全閉位置又は全開位置停止させる。
【0013】前記検出部11は、検知回路27、リレー
28、ブザー回路29を有するブザー30から構成され
る。検知回路27は、コネクタ端子1aの入力接点E
1,E2をOR回路31を介して接続するとともに、入
力接点Rを接続しており、入力接点E1,E2には、例
えば、ビルの監視室の火災連動制御盤からの非常接点信
号と非常電圧信号が入力され、入力接点Rには、非常接
点信号と非常電圧信号をリセットするリセット信号が入
力される。また、検知回路27には、前記AC電源回路
6のフォトダイオード25からの光信号を受けるフォト
トランジスタ26を接続しており、このフォトトランジ
スタ26がフォトダイオード25からの光信号を受けて
いる間、導通状態にあり、この導通状態でAC電源回路
6が停電していないと判断している。従って、検知回路
27は、火災発生時、入力接点E1,E2の非常接点信
号又は非常電圧信号のいずれかを受けることで、リレー
28を作動させるとともに、ブザー回路29を介してブ
ザー30を作動させ、前記入力接点Rにリセット信号を
受けた時、非常接点信号又は非常電圧信号をリセット
し、リレー28、ブザー30の作動を停止する。また、
AC電源回路6の停電時、フォトトランジスタ26が非
導通状態となることで、前述と同様に、リレー28を作
動させるとともに、ブザー回路29を介してブザー30
を作動させ、AC電源回路6が復電すると、フォトトラ
ンジスタ26が導通状態となって前記リレー28、前記
ブザー30の作動を停止する。なお、ブザー30は、接
点30aを開いておくことで、予め作動しないように設
定することもできる。
【0014】前記検出部11のリレー28は、接点28
aを前記AC電源回路6に配置するとともに、切換接点
28bをコネクタ端子1aの出力接点M1,M2,MC
に接続するモニタ出力回路32に配置しており、停電時
又は非常時、接点28aをOFFしてAC電源回路6を
遮断すると同時に、切換接点28bを切り換えて出力接
点MCをM2からM1に接続し、火災連動制御盤のモニ
タ信号として出力するようになっている。また、前記A
C電源回路6には、リレー16を設けており、このリレ
ー16の切換接点16aを前記バッテリー電源回路8に
配置し、切換接点16bを前記ドアエンジン3の駆動モ
ータ4とエンコーダ5をコントローラ2に接続する配線
33,34に配置している。従って、AC電源回路6が
リレー28の接点28aによって遮断されることで、リ
レー16が切換接点16aが切り換えてAC電源回路6
からバッテリー電源回路8に切り換えるとともに、切換
接点16bによって駆動モータ4をコントローラ2から
前記モータ駆動回路9に接続し、同時に、エンコーダ5
をコントローラ2から前記制御部10に接続するように
なっている。
【0015】次に、上記した構成の非常電源装置の作動
について説明すると、図1の通常時において、リレー1
6の切換接点16bはドアエンジン3をコントローラ2
に接続しており、駆動モータ4とエンコーダ5はAC電
源回路6からの給電を受けて作動し、自動ドアを駆動し
ている。また、バッテリー電源回路8のバッテリー12
は整流回路7を介してAC電源回路6によって充電され
ており、ドアエンジン3との接続を遮断されている。
【0016】この状態において、火災が発生すると、非
常接点信号又は非常電圧信号のいずれかが検出部11の
OR回路31を介して検知回路27に入力され、検知回
路27がリレー28を作動させるとともに、ブザー回路
29を介してブザー30を働かせる。これによって、リ
レー28の接点28aが開放して停電の有無に関係なく
AC電源回路6を強制的に遮断する。このため、コント
ローラ2へのAC電源回路6の給電が停止され、駆動モ
ータ4に発電ブレーキが働き、自動ドアが開閉動作途中
であれば、開閉動作途中において停止させられる。ま
た、コントローラ2への給電が停止されることで、室内
外の検知センサへの給電も停止され、検知センサによっ
て自動ドアが開閉されることは防止される。
【0017】AC電源回路6が遮断されると、リレー1
6が作動して切換接点16aが図示の状態から切り換わ
り、バッテリー12をモータ出力電圧監視回路13、バ
ッテリー電圧監視回路14、定電源回路15に接続す
る。また、これと同時に、リレー16の切換接点16b
が駆動モータ4をコントローラ2からモータ駆動回路9
に接続するとともに、エンコーダ5を制御部10に接続
する。これによって、非常電源装置1に切り換えられ、
駆動モータ4は、バッテリー12からの給電を受けて正
転駆動し、開閉途中において停止させられた自動ドアを
強制的に閉鎖する方向に駆動する。この時、バッテリー
電源回路8の電圧監視回路13が駆動モータ4へのバッ
テリー12の電圧を一定の値に制御するため、自動ドア
は低速(例えば、100mm/sec)で移動する。な
お、リレー28が作動することで、同時にモニタ出力回
路32の切換接点28bが切り換わり、出力接点M1,
M2,MCにより、例えば、ビルの監視室の火災連動制
御盤に非常電源装置1に切り換わったことを報らせる。
【0018】自動ドアが移動する間、エンコーダ5は駆
動モータの回転数に応じたパルス信号を制御部10に送
っており、フリップ−フロップ回路22は図2に示すよ
うなエンコーダ5からの連続的なパルス信号を受け、こ
のパルス信号を分周して巾広のパルス信号を間欠的に出
力する。このため、マルチバイブレータ回路23は、フ
リップ−フロップ回路22のパルス信号が存在する間、
モータ駆動回路9の−端子をグランド21に接続し、駆
動モータ4にバッテリー12を給電して自動ドアを閉鎖
する方向に駆動する。
【0019】自動ドアが全閉位置に達すると、図2に示
すようにエンコーダ5からのパルス信号が無くなるた
め、フリップ−フロップ回路22からのパルス信号もな
くなるが、マルチバイブレータ回路23は、タイマの設
定時間だけモータ駆動回路9の−端子をグランドに接続
し続けるので、駆動モータ4にバッテリー12を給電し
て自動ドアを全閉位置の戸当たりに押し付ける。その
後、リレー24を作動させてモータ駆動回路9のブレー
キ接点24aをONし、駆動モータ4へのバッテリー1
2の給電を停止すると同時に、駆動モータ4に制動力を
働かせて自動ドアを全閉位置に停止させる。この時、全
閉位置に押し付けられていた自動ドアは、ベルトの戻り
力で反転するが、エンコーダ5のパルス信号は、マルチ
バイブレータ回路23のリセット信号によってカウント
されない。
【0020】この全閉状態において、避難又は救助のた
めに自動ドアを手動で開扉すると、エンコーダ5が駆動
モータ4の回転数を検知し、図2に示すような連続的な
パルス信号を出力する。このため、フリップ−フロップ
回路22が上記と同様にパルス信号を分集してパルス信
号を出力するが、この間、マルチバイブレータ回路23
は、リレー24のブレーキ接点24aによって駆動モー
タ4に制動力を働かせているだけで、自動ドアをすぐに
閉鎖することはない。自動ドアが手動で開放された後、
図2に示すようにタイマによって設定される一定時間
(例えば、2.4秒)が経過すると、マルチバイブレー
タ回路23は、モータ駆動回路9の−端子をグランド2
1に接続し、上記と同様に、駆動モータ4にバッテリー
12を給電して、再び、自動ドアを閉鎖する方向に駆動
する。そして、上記と同様に、自動ドアを全閉位置の戸
当たりに押し付けた後、駆動モータ4に制動力を働かせ
て全閉位置に停止させる。この時、自動ドアがベルトの
戻り力によって反転するが、エンコーダ5のパルス信号
は、マルチバイブレータ回路23のリセット信号によっ
てカウントされないため、反転する時に出力されるエン
コーダ5のパルス信号を手動で自動ドアを開扉した時の
パルス信号として判断せず、再び、自動ドアを閉鎖する
方向に駆動しない。従って、常に駆動モータ4にバッテ
リー12が給電され続けることを防止できる。
【0021】なお、上記のような自動ドアの閉鎖が繰り
返されて、バッテリー12の電圧が一定の値よりも低下
すると、バッテリー電圧監視回路14がリレー17を作
動させて接点17aを開放し、駆動モータ4へのバッテ
リー12の給電を停止して自動ドアをその時の位置で停
止させ、バッテリー12の過放電を防止する。
【0022】上記した実施例では、自動ドアを閉鎖する
場合について説明したが、火災発生時、自動ドアを避難
通路として確保する必要がある場合には、モータ駆動回
路9の切換接点20を切り換えて駆動モータの+端子と
−端子を反対に結線するだけで良く、駆動モータ4を逆
転駆動して自動ドアを強制的に開放できる。
【0023】また、火災発生時について説明したが、A
C電源回路6が停電した場合には、この停電をフォトダ
イオード25が検知し、検出部11のフォトトランジス
タ26が非導通状態となって入力信号検知回路27にA
C電源回路6が停電したと判断させるだけで、上記と同
様に、自動ドアを強制的に開放又は閉鎖する方向に駆動
できる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明の非常電源装置によ
れば、バッテリー電源12に、駆動モータ4を正転又は
逆転駆動させるモータ駆動回路9と、このモータ駆動回
路9にバッテリー電源12を給電する制御部10とを接
続し、非常時又は停電時、切換部16a,16bによっ
て駆動モータ4をコントローラ2からモータ駆動回路9
に接続する構成としているので、制御部10が駆動モー
タ4にバッテリー電源12を給電することで、駆動モー
タ4を正転又は逆転駆動でき、コントローラ2とは無関
係に自動ドアを強制的に開放又は閉鎖できる。従って、
既に自動ドアを設置した現場において、非常時又は停電
時の開閉機能を追加する必要が生じた場合、コントロー
ラ2を交換せずに対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非常電源装置の一実施例を示すブロッ
ク回路図。
【図2】同実施例の制御部の信号タイムチャート図。
【図3】従来の非常電源装置の一例を示す電気回路図。
【符号の説明】 1 非常電源装置 2 コントローラ 3 ドアエンジン 4 駆動モータ 5 エンコーダ 6 AC電源回路 8 バッテリー電源回路 9 モータ駆動回路 10 制御部 12 バッテリー 16 リレー 16a,16b 切換接点

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアエンジンの駆動モータを制御するコ
    ントローラのAC電源回路にバッテリー電源を接続し、
    このバッテリー電源を、通常時、前記AC電源回路によ
    って充電し、非常時又は停電時、前記AC電源回路から
    バッテリー電源に切り換える自動ドアの非常電源装置に
    おいて、 前記バッテリー電源に、前記駆動モータを正転又は逆転
    駆動させるモータ駆動回路と、このモータ駆動回路に前
    記バッテリー電源を給電する制御部とを接続し、前記ド
    アエンジンとコントローラとの間に、非常時又は停電
    時、前記駆動モータをコントローラから前記モータ駆動
    回路に接続する切換部を設けたことを特徴とする自動ド
    アの非常電源装置。
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