JP2007303191A - 横開きシートシャッター - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 横開きシートシャッター1は、横方向にスライドされ開口部を開閉するシート組立体3と、開口部の左右両側に設けられたシートを巻き取る巻取手段7と、シート3の上辺部をガイドするレール13と、を具備する。シート組立体3は、間が上辺ベルト5でつながれた左右2枚のシート4を有する。建物開口部に左右いずれかのシート4が位置するときに同開口部が閉じられ、上辺ベルト5が位置すると同開口部が開く。シート組立体3の上辺にレール13からの抜け止め部材が取り付けられており、シート3がレール13から抜けたり下方にたわむことがない。また、巻取手段7はシート組立体3の左右の上端部を互いに反対方向に引いてシートに張りを与えている。
【選択図】 図1
Description
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る横開きシートシャッターの構造を模式的に示す図であり、図1(A)は平面図、図1(B)は正面図である。
図2は、図1のシートシャッターのシートの構造を示す図であり、図2(A)は正面図、図2(B)はシート上端の断面図である。
図3は、図1のシートシャッターの左右の巻取手段の構造を示す図である。
図4は、図1のシートシャッターのレールの構造を示す図であり、図4(A)は断面図、図4(B)はレールとシートの係合部を拡大して示す断面図である。
図5は、図1のシートシャッターの制御部のブロック図である。
以下の説明において、左右方向は図面に記した左右方向を示し、前後方向は図面に記した前後方向を示す。
なお、図1では、わかりやすく説明するために、左右のシート4が両方とも建物開口部内に入り込んでいるように描かれているが、実際は、開時には、上辺ベルト5のみが開口部に位置し、両シート4は両巻取手段7に巻き取られて開口部内に入り込んでいない。
閉時は、建物開口部に左右いずれかのシート4が位置している。この際、各モータ8を稼動させて(例えば、1/14程度)、シート4を反対方向に引っ張るように弱いトルクをかけて、シート4にテンションをかけておく。このようにすることにより、閉時にシート4に人や物がぶつかったときには、シート4がローターパイプ9から一気に巻き解れずにたわんで衝撃を緩和する。このとき、各モータ8は逆方向に回転する。回転数検出が可能なモータを使用した場合は、その後、モータ8が逆方向に回転した回転数分だけ元の方向に回転し、たわみを取ってシート4を自動的に元の状態に戻すことができる。また、非常時等においても、手動で開いた後、元の位置に自動的に戻すことができる。
この例の抜け止め部材6´も、ヘッド部6aと、帯状部6bとからなる。ヘッド部6aは、帯状部6bの上辺から上斜め方向及び下斜め方向に張り出しており、巻きの外側が下外方向に斜めに延びている。シート4の上辺は、帯状部6bの下辺に接続している。この例では、ローターパイプ9に連続して巻き付いていくシート4の抜け止め部材6´が、順にヘッド部6aの上に乗るように重なっていくので、シート4が自重でずり落ちることがない。
例えば、シートの上辺に沿って短いスリットを連続して形成しておき、レールにこのスリットに係合する歯を有する歯車を、表側と裏側に交互に配置する。シートスライド時には、スリットが歯車に噛み合うので、シートの抜け止めとなる。他にも、ジッパーのような噛み合い方法を適用することもできる。
あるいは、昼間と夜間とで異なる商品の公告がディスプレイされるようにしてもよい。
ア)シートの種類を変える。
例えば、一方のシートには、商品の広告を印刷し、他方のシートを防虫タイプのシート(例えば、防虫用シート、ズイホー産業株式会社製)とする。このシートは、光透過率分布の、昆虫の可視範囲と重なる分布範囲を少なくしている。これにより、昆虫が暗いと判断してシートに近づかなくなる。この場合、昼間は店内に公告をディスプレイし、夜間は防虫シートで建物開口部を閉じておくと、昆虫がシートに近づかないので、バックヤードから店内への虫類の侵入を防止することができる。
さらに、シートに遮音機能を有するシートや、メッシュシート等を使用することもできる。
例えば、一方のシートを公告用などの標準タイプのシートとして、他方のシートに防炎タイプのシートを使用する。防炎シートとしては、不燃性のシート(例えば、シリカシート)を使用できる。この場合、建築基準法令第112条第14項第2号又は令第145条第1項第2号などにより非常時に閉鎖するように規定された建物開口部に、この例のシートシャッターを設ける。そして、制御部を火災報知器などと電気的に接続しておき、非常時に火災報知器からの信号を受けて、建物開口部を防炎タイプのシートで閉じるように制御する。防炎ドアがスイングタイプのドアの場合は、ドアの回動範囲内に物を置くことが禁じられていたが、この例のシートシャッターでは、このような制約がない。
この例の横開きシートシャッターは、図1の横開きシートシャッターと異なり1枚のシート3と、シート3を巻き取る1個の巻取手段7と、シート3の反巻取側の上端部を反巻取側に引く引張ユニット(引張手段)35と、シート3の上辺をガイドするレール13とから構成されている。
この例の横開きシートシャッターは、図1の横開きシートシャッターとほぼ同様の構成を有するが、シート組立体3の形状が図1の横開きシートシャッターのシート組立体と形状が異なる。この例のシート組立体3は、図8(A)に示すように、中央シート4Mと、中央シート4Mの左右辺の上端からそれぞれ左方向と右方向に延びる左上辺ベルト5Lと右上辺ベルト5Rからなる。中シート4M及び上辺ベルト5の幅は建物開口部の幅とほぼ同じである。
3 シート組立体 4 シート
5 上辺ベルト 6 抜け止め部材
7 巻取手段 8 モータ
9 ローターパイプ 10 軸受
11 ボックス 13 レール
14 カバー 15 レールボックス
17 制御部 21 センサ
30 ローラースライド 31 ローラー
32 ベース 33 バネ
35 引張ユニット 36 ぜんまい
37 ワイヤー
51 枠部材
Claims (11)
- 建物の開口部において横方向にスライドされ前記開口部を開閉するシートと、
前記開口部の横縁部近傍に設けられた前記シートを巻き取る巻取手段と、
前記シートの上辺部をガイドするレールと、
を具備することを特徴とする横開きシートシャッター。 - 前記巻取手段が前記建物開口部の片側(巻取側という)に設けられており、
前記シートの反巻取側の上端部を反巻取側に引いて前記シートに張りを与える引張手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の横開きシートシャッター。 - 前記シートとして、間が上辺ベルトでつながれた左右2枚のシートを具備するとともに、
前記巻取手段が前記建物開口部の左右両側にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1記載の横開きシートシャッター。 - 前記左右のシートの性状又は外観が異なることを特徴とする請求項3記載の横開きシートシャッター。
- 前記左右のシートの少なくとも一方が防炎性能を備えるシートであることを特徴とする請求項4記載の横開きシートシャッター。
- 前記防炎シート巻取手段の非常用動力源としてバッテリを有し、
火災時には、人手でも開くことができる程度の引張力を前記防炎シートに付与しつつ該防炎シートで前記開口部を閉じることを特徴とする請求項5記載の横開きシートシャッター。 - 前記防炎シートの閉方向動作を遮断する障害物を検知するセンサを備え、
該センサが障害物を検知したときに、防災管理室などへ通報を行うことを特徴とする請求項5記載の横開きシートシャッター。 - 前記シートとして、左右に上辺ベルトの接続された中央シートを具備し、
前記巻取手段が前記左右ベルトの端部にそれぞれ設けられており、
前記建物開口部に接近する人の位置を検出するセンサを備え、人の接近位置に近い方から前記中央シートを開くことを特徴とする請求項1記載の横開きシートシャッター。 - 前記シートの上辺にレールからの抜け止め部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜8いずれか1項記載の横開きシートシャッター。
- 前記巻取手段が前記建物開口部の左右両側に設けられており、
前記シートの左右の上端部を互いに反対方向に引いて前記シートに張りを与えることを特徴とする請求項3又は8記載の横開きシートシャッター。 - 前記シートの開口部側の辺に、該辺の上端を中心にして開口部の方向に回動するようなモーメントをかける手段を有することを特徴とする請求項1記載の横開きシートシャッター。
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- 2006-05-12 JP JP2006133550A patent/JP2007303191A/ja not_active Ceased
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