JP2624042B2 - サージ吸収部品 - Google Patents
サージ吸収部品Info
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- JP2624042B2 JP2624042B2 JP3207390A JP20739091A JP2624042B2 JP 2624042 B2 JP2624042 B2 JP 2624042B2 JP 3207390 A JP3207390 A JP 3207390A JP 20739091 A JP20739091 A JP 20739091A JP 2624042 B2 JP2624042 B2 JP 2624042B2
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- Japan
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- electrode
- surge absorbing
- varistor
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Description
に詳しくは、外来の電圧サージと電流サージを共に抑制
することができると共に、通常の信号伝送には支障をお
よぼさないようにしたサージ吸収部品に関するものであ
る。
して、図6に示すように、信号ラインA−A′に一般の
バリスタ素子1を取付けた場合、電圧サージVは、バリ
スタ素子1によって抑制することができるものの電流サ
ージIは抑制できないという欠点がある。
をも抑制するために、図7に示すように、抵抗内蔵の三
端子サージ吸収部品が提案されている。
ように、バリスタ基板2の表面に入力電極3と出力電極
4を分割して設け、この入力電極3と出力電極4間に抵
抗素子5を取付けると共に、図7(b)のように、バリ
スタ基板2の裏面側に、上記入力電極3および出力電極
4とバリスタ基板2を挾んで相対向する大きさのアース
電極6を設け、入力電極3と出力電極4およびアース電
極6の各々にリード端子7,8,9を接続した構造にな
っている。
のサージ吸収部品は、アース電極6が入力電極3及び出
力電極4の両者にわたって対向するように設けられてい
るため、図8の等価回路に示すように、抵抗素子5を挾
んで二個のバリスタ素子10,11が存在することにな
り、これにより出力電極4側のバリスタ素子11が持つ
静電容量C2と抵抗素子5の抵抗値Rの時定数により、
図9に示したように、信号ラインを伝送させたい信号波
形が弱るか伝送できなくなるという問題がある。
を解決するため、電圧サージと電流サージを共に除去で
きると共に、信号の伝送には支障を与えることのないサ
ージ吸収部品を提供することを目的とする。
するため、この発明は、バリスタ基板の一面側に入力電
極と出力電極を分割して設け、分割された入力電極と出
力電極間に抵抗素子を設け、前記バリスタ基板の他面側
に、バリスタ基板を挟んで入力電極のみと相対向するア
ース電極を設けた構成を採用したものである。
分割して設け、分割された入力電極と出力電極間に抵抗
素子を設け、前記バリスタ基板の他面側に、バリスタ基
板を挟んで入力電極のみと相対向するアース電極を設け
たので、対向する入力電極とアース電極間に形成された
バリスタ素子と、出力電極側に設けられた抵抗素子を有
するサージ吸収部品となり、電圧サージと電流サージを
共に吸収できると共に、抵抗素子と連なる出力電極側に
はバリスタ素子による容量の発生がなく、通常の信号伝
送には支障を与えることがない。
至図5に基づいて説明する。
(a)に示すようにバリスタ基板21の表面に入力電極
22と出力電極23を両側に分割して設け、分割された
入力電極22と出力電極23間に抵抗素子24が設けら
れ、入力電極22には入力端子25が、出力電極23に
は出力端子26が各々接続されている。
(b)のように、バリスタ基板21を挾んで入力電極2
2のみと相対向するアース電極27を設け、このアース
電極27にアース端子28が接続されている。
び抵抗素子24を接続するだけのために用いられ、その
電極面積は入力電極22に比べて小さく形成されている
と共に、アース電極27は入力電極22と相対向する面
積にアース端子28を接続する部分を設けた大きさに形
成され、出力電極23とは相対向していない。
リスタ基板21を挾んで入力電極22とアース電極27
が相対向し、出力電極23は単独で独立しているため、
図2の等価回路で示すように、入力電極22とアース電
極27間に形成されたバリスタ素子29と、抵抗素子2
4を有する構造になる。
例は、第1の実施例に比べてアース電極27の面積を小
さくし、アース端子28を入力端子25に接近させるよ
うにしたものである。
7のオフセット量を増やし、アース電極27と出力電極
23の間に発生しがちなストレー容量を小さくすること
ができ、更に端子25,28間と端子26,28間の間
隔が相違することにより部品に方向性が生じ、誤接続を
防ぐことができる。
は、入力電極22の上部に延長部22aを設け、この延
長部22aの下方位置に分離して設けた出力電極23と
上記延長部22aの間に抵抗素子24を設けたものであ
る。
は、バリスタ基板21の表面に、抵抗用材料をペースト
塗布し、焼付けて形成した抵抗素子24cを設けたもの
である。この抵抗素子24cの一方端部は入力電極22
に重なっており、他方端部には同じく塗布、焼付等によ
り形成された出力電極23cが設けられ、この出力電極
23cに出力端子26が接続している。
も図2で示した等価回路になると共に、何れの実施例
も、用いるバリスタ基板21の組成、各電極の材質及び
形成方法、抵抗素子の種類と形成方法は自由に選択すれ
ばよい。
な構成であり、バリスタ基板に一つのバリスタ素子と、
抵抗素子を設けた構造になり、電圧サージと電流サージ
を共に除去して内部回路の保護を図ると共に、バリスタ
素子が持つ静電容量によって伝送させたい信号波形を弱
めることがなく通常の信号伝送に支障を及ぼさない。
に侵入する電圧サージと電流サージを共に除去すること
ができると同時に信号の伝送には支障を与えることがな
いという効果がある。
の実施例を示す正面図、(b)はその背面図である。
の等価回路図である。
の実施例を示す正面図、(b)はその背面図である。
の実施例を示す正面図、(b)はその背面図である。
の実施例を示す正面図、(b)はその背面図である。
(b)はその背面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 バリスタ基板の一面側に入力電極と出力
電極を分割して設け、分割された入力電極と出力電極間
に抵抗素子を設け、前記バリスタ基板の他面側に、バリ
スタ基板を挟んで入力電極のみと相対向するアース電極
を設けたサージ吸収部品。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3207390A JP2624042B2 (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | サージ吸収部品 |
US07/913,956 US5386335A (en) | 1991-07-18 | 1992-07-17 | Surge absorber |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3207390A JP2624042B2 (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | サージ吸収部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0529114A JPH0529114A (ja) | 1993-02-05 |
JP2624042B2 true JP2624042B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=16538951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3207390A Expired - Lifetime JP2624042B2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-23 | サージ吸収部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2624042B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005084533A (ja) | 2003-09-10 | 2005-03-31 | Seiko Epson Corp | 現像装置、画像形成装置、コンピュータシステム、及び、シール補助部材 |
JP2005277362A (ja) * | 2003-10-01 | 2005-10-06 | Mitsubishi Materials Corp | 複合素子 |
TW200539196A (en) | 2004-05-18 | 2005-12-01 | Mitsubishi Materials Corp | Compound device |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5899803U (ja) * | 1981-12-26 | 1983-07-07 | 松下電器産業株式会社 | 複合形定電圧部品 |
-
1991
- 1991-07-23 JP JP3207390A patent/JP2624042B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0529114A (ja) | 1993-02-05 |
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