JP2621463B2 - 図形処理装置 - Google Patents

図形処理装置

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JP2621463B2
JP2621463B2 JP1054576A JP5457689A JP2621463B2 JP 2621463 B2 JP2621463 B2 JP 2621463B2 JP 1054576 A JP1054576 A JP 1054576A JP 5457689 A JP5457689 A JP 5457689A JP 2621463 B2 JP2621463 B2 JP 2621463B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は図形処理装置に関するものであり、特に、
紙,画面等の出力媒体上において互に接続されるべき2
つの基本図形を滑らかに接続するために基本図形に付加
することが必要な付加図形を自動的に求めることが可能
な図形処理装置に関するものである。
〔従来の技術〕
この種の図形処理装置は一般に、基本図形処理手段と
付加図形処理手段とを含むように構成される。基本図形
処理手段は、幅一定の基本図形を出力媒体上にドットデ
ータとして出力するのに必要な基本図形データを作成す
るものであり、一方、付加図形処理手段は、基本図形に
付加すべき付加図形を求め、それを出力媒体上にドット
データとして出力するのに必要な付加図形データを作成
するものである。
出力媒体上に出力される図形の中には多数の基本図形
の集合によって構成され、かつ、各基本図形が一基準線
を内包し、かつ、その基準線を中心にそれに沿って一定
幅で延びる図形であるものがある。複数の基本図形が、
例えば互に接続されるべき2基本図形の一端辺の中点
(端辺と基準線との交点)と他方の基本図形の一端辺の
中点とが一致する状態で互に接続されることにより、出
力媒体上に所定の図形が出力されるのである。
上記の場合、互に接続される2基本図形の端辺の間に
V字形の切欠が生じる。2基本図形の成す角度が180度
に近い場合には、この切欠は出力媒体上に出力されると
き消滅してしまい、あるいはたとえ消滅しなくても肉眼
では認識されないのであるが、2基本図形の成す角度が
小さい場合には、切欠が肉眼でも認識され、2基本図形
が滑らかにつながれないという事態が生じる。そのた
め、図形処理装置に、2基本図形を切欠が生じないよう
に接続する上で基本図形に付加することが必要な付加図
形を自動的に求める手段を設けることが行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
付加図形として例えば、第9図に示す扇形のものが知
られている。そして、この扇形付加図形98は従来、第1
基本図形100と第2基本図形102との各基準線L1,L2同士
の交点である基準交点Pを中心とし、2基本図形100,10
2の、互に対応する2つの一側辺104,106に接する図形を
演算することによって求められていた。
また、付加図形として、第10図に示す四辺形のものも
知られている。そして四辺形付加図形110は従来、第1
基本図形100と第2基本図形102との一側辺104,106の延
長線112,114同士の交点Qを求め、この交点Qと両延長
線112,114と両基本図形100,102とによって特定される図
形を演算することによって求められていた。
そのため、いずれの従来装置においても、付加図形を
求めるのに比較的複雑な演算が必要であり、図形処理に
長い時間がかかるという問題があった。
本発明はこの問題を解決することを課題として為され
たものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の要旨は、前述の、幅一定の基本図形を紙,画
面等の出力媒体上にドットの集合として出力するのに必
要な基本図形データを作成する基本図形処理手段と、基
本図形を複数個接続して出力する際に互いに接続される
基本図形の接続部分を滑らかにするためにその接続部分
に付加すべき付加図形を求め、それを前記出力媒体上に
ドットの集合として出力するのに必要な付加図形データ
を作成する付加図形処理手段とを含む図形処理装置にお
いて、付加図形処理手段を、標準図形データ記憶手段と
付加図形データ作成受段と付加図形データ作成手段制御
手段とを含むものとしたことにある。標準図形データ記
憶手段は、基本図形の属性によって特定され、前記接続
部分に適応した付加図形を内包する標準図形をドットの
集合として出力するのに必要な標準図形データを記憶す
るものであり、付加図形データ作成手段は、標準図形デ
ータ記憶手段に記憶されている標準図形データを、標準
図形を基本図形に予め定められた状態で付加するための
標準図形付加データに変換するとともに、その標準図形
付加データから標準図形内の予め定められた条件を満た
す部分に対応するデータを選び出すことによって付加図
形データを作成するものであり、付加図形データ作成手
段制御手段は、基本図形の幅が判定値以上の場合には付
加図形データ作成手段を作動させ、判定値より小さい場
合には作動させないものである。
〔作用および発明の効果〕
本発明は、付加図形データを直接求めることをせず、
基本図形の属性によって特定され、かつ、付加すべき付
加図形を内包する標準図形を表す標準図形付加データか
ら、標準図形内の予め定められた条件を満たす部分に対
応するデータを選び出すことによって間接的に付加図形
データを求めるものである。
しかも、標準図形を表す標準図形データを標準図形デ
ータ記憶手段に記憶させておき、その標準図形データ
を、付加図形データ作成手段に、標準図形を基本図形に
予め定められた状態で付加するための標準図形付加デー
タに変換するとともにの標準図形付加データから標準図
形内の予め定められた条件を満たす部分に対応するデー
タを選び出すことによって付加図形データを作成させる
のである。
出力媒体上に一つの図形を出力するために多数の基本
図形を使用されるが、これら基本図形の属性は一つの図
形においてはすべて同じであるのが普通であり、かつ、
標準図形はその基本図形の属性によって特定されるもの
であるため、標準図形も同じものが多数回使用される。
その上、一つの図形に含まれる多数の基本図形は互いに
位置が異なるのみならず長さも異なるのに対して、標準
図形は位置のみを変えれば使用し得る。
したがって、標準図形データを標準図形データ記憶手
段に記憶させておき、付加図形データ作成手段にその標
準図形データを座標変換させることにより、標準図形を
基本図形に予め定められた状態で付加するための標準図
形付加データに変換させることができる。また、後に詳
述するように、標準図形は例えば、円,楕円,長方形と
いうように比較的単純な図形に選ぶことが可能であるか
ら、標準図形データおよび標準図形付加データ自体も比
較的容易に求め得るとともに、標準図形付加データから
の付加図形データの選出も比較的容易に行い得る。
その上、基本図形の幅が小さい場合には、自動的に付
加図形データ作成手段が作動しないようにされる。
以上によって、発明装置においては、付加図形が付加
されなくても出力された図形の見栄えが悪くならない場
合には、付加処理が省略されることにより描画能率が向
上させられるとともに、付加処理が行われる場合でも付
加図形データが比較的容易に求められるため処理にかか
る時間が短くて済み、この点からも描画能率向上の効果
が得られる。
以下、いくつかの付加図形の付加に関して具体的に説
明する。
まず、互に直交するX軸とY軸とによって想定される
座標面上において、互に幅の等しい第1基本図形100と
第2基本図形102とを扇形付加図形98で接続する場合を
第1図に基づいて説明する。なお、X軸とY軸とにおけ
る倍率が互に等しいと仮定する。
この場合、扇形付加図形98は、各基本図形100,102の
幅αと等しい長さを直径とする円108に内包される。こ
のことは、2基本図形100,102の成す角度が如何なる大
きさであっても成立する。したがって、円108と2基本
図形100,102とを、円108の中心と2基本図形100,102の
基準交点Pとが一致する状態で重ね合わせれば、円108
のいずれの基本図形100,102とも重なり合わない部分
が、2基本図形100,102に付加すべき扇形付加図形98と
一致する。
この場合における付加図形データは例えば次のように
して求めることができる。付加図形処理手段に、各々が
出力媒体上の各出力位置に1対1に対応し、かつ、常に
はドットを出力させないドットデータ(例えば0)を記
憶しており、ドット出力が必要な場合にはドットを出力
させるドットデータ(例えば1)が格納される複数の記
憶領域を有するドットデータ記憶手段を設けるととも
に、その付加図形処理手段を、2基本図形100,102と円1
08とのそれぞれのドットデータである第1基本図形ドト
データと第2の基本図形ドットデータと円ドットデータ
とを作成し、それらデータをドットデータ記憶手段に格
納するものとするのである。円ドットデータは、扇形付
加図形98のドットデータである扇形付加図形ドットデー
タと、円108のうち、基本図形100,102と重なり合う部分
のドットデータである重合部分ドットデータとの和であ
るから、それら円ドットデータと第1基本図形ドットデ
ータと第2基本図形ドットデータとをドットデータ記憶
手段に格納すれば、結果的に、ドットデータ記憶手段に
第1基本図形ドットデータと第2基本図形ドットデータ
と扇形付加図形ドットデータとを格納したことになる。
これにより、扇形付加図形データが間接的に作成される
のである。
なお、第1気温図形ドットデータと第2基本図形ドッ
トデータとが基本図形処理手段によって作成される場合
もあり、この場合には、付加図形処理手段がそれらを作
成する必要はない。
以上説明した例においては、第1,第2基本図形100,10
2の一属性である幅αによって特定される円108が標準図
形であり、円ドットデータが標準図形付加データであ
り、円108と基本図形100,102とを、円108の中心と基本
図形100,102の基準交点Pとが一致する状態で重ね合わ
せることが標準図形を基本図形に予め定められた状態で
付加することであり、第1基本図形100とも第2基本図
形102とも重なり合わないことが標準図形から付加図形
と一致する部分を取り出すために予め定められた条件で
あり、扇形付加図形ドットデータが付加図形データであ
る。
以上の説明はX軸とY軸とにおける倍率が互に等しい
場合についてであったが、異なる場合、例えばY軸の倍
率がX軸の倍率より大きい場合には、第2図に示すよう
に、上記標準図形としての円108が縦長に引き伸ばされ
た楕円112を標準図形とすれば、基本図形100,102が同様
に縦方向に引き延ばされて成る基本図形100a,102aを切
欠が生じない状態で接続することができる。この楕円11
2は、2基本図形100a,102aの成す角度が如何なる大きさ
であっても、またX軸とY軸とにおける倍率が如何なる
大きさであっても存在し、常に楕円112の中心と基本図
形100a,102aの基準交点Pとを一致させ、かつ、楕円112
の長軸をX軸とY軸とのうち倍率の大きな軸に平行に、
短軸を倍率の小さな軸に平行に位置させればよい。
次に、2基本図形100,102を四辺形付加図形110によっ
て滑らかに接続する場合を第3図および第4図に基づい
て説明する。
まず、第1図および第2基本図形100,102と同一幅α
で真直に延びる第1および第2長方形120,122を想定
し、第1長方形120をそれの一端辺124が第1基本図形10
0の一端辺126と一致する状態で第1基本図形100の外側
に付加することによって第1基本図形100を基準線L1
沿って延長させるとともに、第2長方形122もそれの一
端辺128が第2基本図形102の一端辺130と一致する状態
で第2基本図形102の外側に付加することによって第2
基本図形102を基準線L2に沿って延長させる。このよう
にすれば、長方形120,122の互に重なり合う部分が四辺
形付加図形110と一致する。
この場合における付加図形データは例えば次のように
して求めることができる。付加図形処理手段に、前記ド
ットデータ記憶手段と同様な第1ドットデータ記憶手段
と第2ドットデータ記憶手段とを設けるとともに、付加
図形処理手段を、第1長方形120と第2長方形122とのそ
れぞれのドットデータである第1長方形ドットデータと
第2長方形ドットデータとを作成し、それらデータをそ
れぞれ第1ドットデータ記憶手段と第2ドットデータ記
憶手段とに格納し、それら2記憶手段の、互いに対応す
る記憶領域の両方にドットの出力を表すドットデータが
格納されている場合にそれらドットデータの集合を四辺
形付加図形ドットデータとして選び出すものとするので
ある。
この場合においては、第1,第2基本図形100,102の一
属性である幅αによって特定される第1,第2長方形120,
122の標準図形であり、これら長方形120,122の長方形ド
ットデータが標準図形付加データであり、基本図形100,
102をそれぞれ延長する状態で長方形120,122を基本図形
100,102に連結することが標準図形を予め定められた状
態で基本図形に付加することであり、長方形120,122の
内部にあり、かつ互に重なり合うことが標準図形から付
加図形と一致する部分を取り出すために予め定められた
条件であり、四辺形付加図形ドットデータが付加図形デ
ータである。
〔実施例〕
以下、本発明をレーザプリンタに適用した場合のいく
つかの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
レーザプリンタは第5図に示すように、コンピュータ
を主体とする主制御装置20と、出力媒体たる印刷用紙上
に図形を印刷する印刷機構22とを備えている。主制御装
置20は、CPU24,ROM26,RAM28,入力インタフェース30,出
力インタフェース32およびそれらを接続するバス34を備
えている。主制御装置20は入力インタフェース30を介し
て外部入力装置と接続されるとともに、出力インタフェ
ース32を介して印刷機構22と接続されている。
外部入力装置は、各々が一基準線を内包し、かつ、そ
の基準線を中心にそれに沿って一定幅αで延びる正方形
または長方形を成す多数の基本図形を、互に直角なX軸
とY軸とによって想定されるXY座標面上に設定するもの
である。具体的には、各基本図形の基準線の始点の始点
座標(PSX,PSY)および終点の終点座標(PEX,PEY)をそ
れぞれ指定する座標データと、各基本図形の幅αを指定
する幅データとをレーザプリンタへ送信する。レーザプ
リンタは、それら座標データによって指定される始点と
終点とをつなぐ基本図形を印刷用紙に印刷するととも
に、互に接続される2基本図形を第1図に示す扇形付加
図形98によって滑らかに接続する。
そのため、ROM26は第6図にフローチャートで表す図
形処理ルーチンを始めとし、各種制御プログラムを記憶
したプログラムメモリ33を有するものとされる。一方、
RAM28は、幅データが格納される幅データメモリ36と、
座標データが格納される座標データメモリ38とページメ
モリ40と、標準図形メモリ42とを備えたものとされる。
ページメモリ40は、各々が1ページ分の印刷用紙の各印
刷位置に1対1に対応する多数の記憶領域を備えてお
り、各記憶領域には常にはドットを印刷させないドット
データが格納されており、ドットの印刷が必要である場
合にはドットを印刷させるドットデータが格納されるド
ットマップ形式のメモリである。標準図形メモリ42は記
憶容量が可変のドットマップ形式のメモリである。
次にレーザプリンタの作動を説明する。
レーザプリンタに図形処理指令が出されれば、主制御
装置20はまず、第6図のステップS1(以下、単にS1とい
う。他のステップについても同じ)において標準図形メ
モリ42をクリアし、S2においてカウンタnを1にセット
する。その後、S2aにおいて今回の基本図形の幅αが予
め定められた判定値より小さいか否かを判定し、判定結
果がYESであればS3ないしS5をバイパスしてS7を実行す
るが、判定結果がNOであればS3を実行する。
S3においてはnの値が1以下であるか否かを判定する
ことにより、今回の実行が初回であるか否かを判定す
る。現在nの値は1であって、初回であるから、判定結
果がYESとなり、S4を実行する。
S4において、幅データメモリ36に格納されている幅デ
ータに対応する幅の長さと等しい直径の標準円(標準図
形)を印刷するのに必要な標準円データ(ドットデータ
の集合)を演算し、その標準円データを標準図形メモリ
42へ格納する。
S5において、標準図形メモリ42に格納されている標準
円データを、ページメモリ40の、標準円の中心を今回の
基本図形の終点へ移動させた場合に対応する記憶領域へ
標準図形付加データとして格納する。
S7において、座標データメモリ38に格納されている今
回の基本図形の始点座標データおよび終点座標データ
と、幅データメモリ36に格納されている幅データとに基
づいて、今回の基本図形を印刷用紙上に印刷するのに必
要な基本図形印刷データ(ドットデータの集合であり、
また、前述の基本図形データである)を演算し、その基
本図形印刷データをページメモリ40へ格納する。このS7
がS3ないしS5を経て実行された場合には、ページメモリ
40には、今回の基本図形の後端に半円が付加された図形
を表すドットデータが格納されており、S3ないしS5をバ
イパスして実行された場合には、半円が付加されない図
形を表すドットデータが格納されている。
S9においてnの現在値が基本図形の総数ntot以上とな
っているか否かを判定することにより、すべての基本図
形についての図形処理が終了したか否かを判定する。基
本図形の総数ntotが2以上であるとすれば、現在nの値
は1であって、総数ntot以上ではないから、S9の判定結
果がNOとなり、S10においてnの値を1だけ増大させてS
2aに戻る。
今回は初回ではなくnの値が2となっているから、S2
aに続いて、S3においてnの値が1以下であるか否かを
判定すればNOとなり、S4の実行をバイパスする。今回使
用する標準円データは初回において演算した標準円デー
タと等しく、その標準円データは初回において標準図形
メモリ42に格納されたから、今回は標準円データを標準
図形メモリ42から読み出すだけで、標準円データを演算
する必要がないのである。これにより、各基本図形毎に
いちいち標準円データを演算することが不要となって、
所要処理時間が短縮される。その後、S5およびS7が順次
実行されれば、ページメモリ40には、前回の基本図形と
今回の基本図形とが扇形付加図形98によって滑らかに接
続された図形のドットデータと、今回の基本図形の後端
にくっついた半円(今回の基本図形に付加される標準円
のうち、今回の基本図形とは重ね合わされない部分)の
ドットデータとが格納される。なお、基本図形の幅αが
判定値より小さい場合には、S3ないしS5がバイパスさ
れ、扇形付加図形98に付加は行われない。
以後同様にして本ルーチンを何回も実行し、nの値が
基本図形の総数ntotと等しくなって、S9の判定結果がYS
Eとなれば、今回の図形処理が終了する。このとき、ペ
ージメモリ40は、多数の基本図形が互に接続されて成る
集合図形を印刷用紙上に出力する内容となっているか
ら、この状態でレーザプリンタに印刷指令が出されれ
ば、レーザプリンタは上記集合図形を印刷用紙上に印刷
する。
以上の説明から明らかなように、本実施例において
は、主制御装置20のS2,S7,S9およびS10の各ステップを
記憶する部分および実行する部分,座標データメモリ3
8,幅データメモリ36ならびにページメモリ40が基本図形
処理手段を構成し、主制御装置20のS1,S3ないしS5を記
憶する部分および実行する部分,標準図形メモリ42なら
びにページメモリ40(前述のドットデータ記憶手段)が
付加図形処理手段を構成している。つまり、ページメモ
リ40は基本図形処理手段の一部としても付加図形処理手
段の一部としても機能しているのである。そして、標準
図形メモリ42が標準図形データ記憶手段を構成し、主制
御装置20のS5を記憶する部分および実行する部分とペー
ジメモリ40とが付加図形データ作成手段を構成してい
る。また、主制御装置20のS2aを記憶する部分および実
行する部分が付加図形データ作成手段制御手段を構成し
ている。
第7図に別の実施例を示す。本実施例装置は、互に接
続される2基本図形を第3図に示す四辺形付加図形110
によって滑らかにつなぐものである。第4図(a)ない
し(c)に示すように、2基本図形の一方である第n基
本図形100を第1長方形120によって延長させるととも
に、第n+1基本図形102を第2長方形122によって延長
させることを想定した場合に、それら第1長方形120と
第2長方形122とが互に重ね合わされることとなる部分
を四辺形付加図形110として求めるのである。
そして、本実施例の主制御装置50は、第7図に示すよ
うに、前記CPU24,入力インターフェース30,出力インタ
ーフェース32およびバス34と、ROM52およびRAM54とを備
えている。ROM52は、第8図にフローチャートで表す図
形処理ルーチンを始めとし、各種制御プログラムを記憶
したプログラムメモリ56を備えている。一方、RAM54
は、前記座標データメモリ38,標準図形メモリ42,幅デー
タメモリ36およびページメモリ40と、第1長方形120の
ドットデータである第1長方形データが格納される第1
長方形メモリ58および第2長方形122のドットデータで
ある第2長方形データが格納される第2長方形メモリ60
とを備えている。それら第1および第2長方形メモリ5
8,60は共にドットマップ形式のメモリである。
次にレーザプリンタの作動を説明する。
レーザプリンタに図形処理指令が出されれば、まず、
第8図のS100において標準図形メモリ42をクリアし、S1
01においてカウンタnの値を1にセットし、S102におい
て今回の基本図形の幅αが判定値より小さいか否かを判
定し、判定結果がYESであればS103ないしS114をバイパ
スしてS116を実行するが、判定結果がNOであればS103を
実行する。S103においてnの値が1以下であるか否かを
判定する。現在nの値は1であるから、S103の判定結果
がYESとなり、S104を実行する。
S104においては、幅データメモリ36に格納されている
幅データに対応する幅αで一定長さだけ延びる標準長方
形(標準図形)を印刷するのに必要な標準長方形データ
(ドットデータの集合)を演算し、その標準長方形デー
タを標準図形メモリ42へ格納する。標準長方形の長さ
は、幅αを変数とし、幅αが増大する程増大するように
予め定められた関数によって規定される。なお、2基本
図形が鋭角的に接続され、四辺形付加図形110の長さ、
すなわち、基準交点Pと交点Qとの距離が上記関数によ
って規定される値より大きくなる場合には、本ルーチン
に代えて図示しない別のルーチンが実行され、これによ
り四辺形付加図形ではなく三角形付加図形が求められる
ように設計されている。
S108において、標準図形メモリ42に格納されている標
準長方形データを、第1長方形メモリ58の、標準長方形
をそれの一端辺124が第n基本図形100(今回は第1基本
図形)の一端辺126にくっつくように移動させた場合に
対応する記憶領域へ第1長方形データ(ドットデータの
集合であり、また、前述の標準図形付加データである)
として格納する。つまり、現在第1長方形メモリ58に
は、第4図(a)に斜線で表される第1長方形120のド
ットデータが格納されているのである。
S110において、標準図形メモリ42に格納されている標
準長方形データを、第2長方形メモリ60の、標準長方形
をそれの一端辺128が第n+1基本図形102(今回は第2
基本図形)の一端辺130にくっつくように移動させた場
合に対応する記憶領域へ第2長方形データ(ドットデー
タの集合であり、また、前述の標準図形付加データであ
る)として格納する。つまり、現在第2長方形メモリ60
には第4図(b)に斜線で表される第2長方形のドット
データが格納されているのである。
S114においては、第1長方形メモリ58に格納されてい
るドットデータと第2長方形メモリ60に格納されている
ドットデータとの論理積を印刷用紙上の各印刷位置につ
いて演算し、その論理積が1である場合に、ページメモ
リ40の、その印刷位置に対応する記憶領域にドットを印
刷させるドットデータを格納する。これにより、第1長
方形120と第2長方形122との重合部分、すなわち四辺形
付加図形110に対応するドットデータが演算されるので
あり、これが本実施例における付加図形データである。
S116において、第n基本図形110に対応する基本図形
印刷データを前記実施例と同様に演算し、その基本図形
印刷データをページメモリ40へ格納する。S120において
nの値が基本図形の総数ntot以上となったか否かを判定
することによって、すべての基本図形について図形処理
が為された否かを判定する。今回はそうでないとすれ
ば、判定結果がNOとなり、S122においてnの値を1だけ
増大させてS102に戻る。
今回は初回ではなく、nの値が2であるから、S102に
続いて、S103においてnの値が1以下であるか否かを判
定すれば判定結果がNOとなり、S104の実行をバイパスす
る。今回使用する標準長方形データは初回と同じもので
よく、初回に演算された標準長方形データは標準図形メ
モリ42に格納されているから、今回は初回のように標準
長方形データを演算することは不要である。これによ
り、各基本図形毎にいちいち標準長方形データを演算す
ることが不要となって、所要処理時間が短縮される。
S108において、第1長方形メモリ58をクリアした後、
標準図形メモリ42に格納されている標準長方形データ
を、第1長方形メモリ58の、標準長方形をそれを一端辺
124が第n基本図形100(今回は第2基本図形)の一端辺
126にくっつくように移動させた場合に対応する記憶領
域へ第1長方形データとして格納する。S110において、
第2長方形メモリ60をクリアした後、標準図形メモリ42
に格納されている標準長方形データを、第2長方形メモ
リ60の、標準長方形をそれの一端辺128が第n+1基本
図形102(今回は第3基本図形)の一端辺130にくっつく
ように移動させた場合に対応する記憶領域へ第2長方形
データとして格納する。
その後、S114およびS116が順次前回と同様に実行さ
れ、S120においてnの値が基本図形の総数ntot以上であ
るか否かが判定される。今回はそうであるとすれば、S1
20の判定結果がYESとなり、一連の図形処理が終了す
る。
以上の説明から明らかなように、本実施例において
は、主制御装置50のS101,S116,S120およびS122の各ステ
ップを記憶する部分および実行する部分,座標データメ
モリ38,幅データメモリ36ならびにページメモリ40が基
本図形処理手段を構成し、主制御装置50のS100,S103,S1
04,S108,S110およびS114の各ステップを記憶する部分お
よび実行する部分,標準図形メモリ42,第1長方形メモ
リ58(前述の第1ドットデータ記憶手段),第2長方形
メモリ60(前述の第2ドットデータ記憶手段)ならびに
ページメモリ40が付加図形処理手段を構成している。つ
まり、ページメモリ40が基本図形処理手段の一部として
も付加図形処理手段の一部としても機能しているのであ
る。そして、標準図形メモリ42が標準図形データ記憶手
段を構成し、主制御装置20のS108,S110,S114の各ステッ
プを記憶する部分および実行する部分,第1長方形メモ
リ58,第2長方形メモリ60ならびにページメモリ40が付
加図形データ作成手段を構成している。また、主制御装
置20のS102を記憶する部分および実行する部分が、付加
図形データ作成手段制御手段を構成している。
なお、本実施例においては、第1長方形120と第2長
方形122との重合部分を検出するために、各長方形120,1
22毎にメモリ58,60が設けられていたが、それら2つの
メモリ58,60のいずれか一方を省略することができる。
例えば、第2長方形メモリ60を省略する場合には、第8
図のS110において、第2長方形データに属する多数のド
ットデータを演算し終わる毎に、それら各ドットデータ
とそれに対応する第1長方形メモリ58の内容(例えば0
か1)との論理積を演算し、論理積が1であれば、ドッ
トを印刷させるドットデータをページメモリ40へ格納す
るが、0であれば、今回のドットデータをページメモリ
40へ格納しないように、図形処理ルーチンを変更すれば
よい。
以上、本発明の2つの実施例を図面に基づいて詳細に
説明したが、その他、本発明をCRT表示装置に適用する
など、当業者の知識に基づいて種々の変形,改良等を施
した態様で本発明を実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図,第3図および第4図(a)ないし
(c)はそれぞれ、本発明のいくつかの適用例を説明す
るための図である。第5図は本発明の一実施例であるレ
ーザプリンタの電気系統を示すブロック図、第6図はそ
のレーザプリンタに格納された図形処理ルーチンを表す
フローチャートである。第7図は上記実施例とは異なる
実施例であるレーザプリンタの電気系統を示すブロック
図、第8図はそのレーザプリンタに格納された図形処理
ルーチンを表すフローチャートである。第9図は従来の
図形処理装置が2基本図形を滑らかにつなぐのに必要な
扇形付加図形を求める様子を説明すための図である。第
10図は従来の図形処理装置が2基本図形を滑らかにつな
ぐのに必要な四辺形付加図形を求める様子を説明するた
めの図である。 20,50:主制御装置、36:幅データメモリ 38:座標データメモリ、40:ページメモリ 42:標準図形メモリ 58,60:第1および第2長方形メモリ 98:扇形付加図形 100,102:第1および第2基本図形 108:円 110:四辺形付加図形、112:楕円 120,122:第1および第2長方形

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】幅一定の基本図形を紙,図面等の出力媒体
    上にドットの集合として出力するのに必要な基本図形デ
    ータを作成する基本図形処理手段と、 前記基本図形を複数個接続して出力する際に互いに接続
    される基本図形の接続部分を滑らかにするためにその接
    続部分に付加すべき付加図形を求め、それを前記出力媒
    体にドットの集合として出力するのに必要な付加図形デ
    ータを作成する付加図形処理手段と を含む図形処理装置において、 前記付加図形処理手段を、 前記基本図形の属性によって特定され、前記接続部分に
    適応した付加図形を内包する標準図形をドットの集合と
    して出力するのに必要な標準図形データを記憶する標準
    図形データ記憶手段と、 その標準図形データ記憶手段に記憶されている標準図形
    データを、前記標準図形を前記基本図形に予め定められ
    た状態で付加するための標準図形付加データに変換する
    とともに、その標準図形付加データから前記標準図形内
    の予め定められた条件を満たす部分に対応するデータを
    選び出すことによって前記付加図形データを作成する付
    加図形データ作成手段と、 前記基本図形の幅が判定値以上の場合には前記付加図形
    データ作成手段を作動させ、判定値より小さい場合には
    作動させない付加図形データ作成手段制御手段と を含むものとしたことを特徴とする図形処理装置。
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