JP2001251493A - 画像処理装置、画像処理方法、画像処理システム、及び記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、画像処理システム、及び記録媒体

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JP2001251493A
JP2001251493A JP2000062004A JP2000062004A JP2001251493A JP 2001251493 A JP2001251493 A JP 2001251493A JP 2000062004 A JP2000062004 A JP 2000062004A JP 2000062004 A JP2000062004 A JP 2000062004A JP 2001251493 A JP2001251493 A JP 2001251493A
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JP
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JP2000062004A
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English (en)
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Takayuki Suzuki
孝幸 鈴木
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データを拡大し複数の用紙に分割して画
像形成する場合において、貼り合わせて作成した印刷物
の4辺のうちのいずれかを切り取る必要が生じる場合で
も、最小の切り取り辺数で、貼り合わせ印刷物の任意の
余白幅を実現することができる画像処理装置を提供す
る。 【解決手段】 複数枚の用紙に分割して形成された画像
を貼り合わせて拡大画像を構成する場合に、その拡大画
像が存在する貼り合わせ印刷物の上下左右方向の余白量
を任意に設定可能に構成する。さらに、設定された余白
量を実現すべく前記貼り合わせ印刷物のいずれかの辺を
切り取る際の切り取り辺数が最小になるように、描画可
能領域を求める。前記余白量を確保するように描画位置
を調整しながら、拡大率に従った描画処理を行う。そし
て、貼り合わせ印刷物の切り取り辺に対して切り取り位
置を明示するための切り取り線を描画する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータとプリンタ等で構成される画像処理装置等に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図6に示すように、アプリケーシ
ョン上で作成した画像データ201に対して、印刷装置
が印字可能な用紙サイズを越えて拡大印刷しようとする
場合には、拡大した画像データ201A,201B,2
03C,204Dを複数の用紙211,212,21
3,214に分割して印刷している。そして、作業者
は、その用紙211〜214の貼り合わせ側の余白を利
用して切り取り部分211a,211b,212b,2
13aと糊代部分212a,213b,214a,21
4bを設けて、これらの用紙211〜214を貼り合わ
せることで、拡大した印刷画像を実現させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の画像処理方法では次のような問題点があった。
【0004】各用紙211〜214を貼り合わせて作成
した印刷物(以下、貼り合わせ印刷物と記す)の上下左
右方向の余白設定を行うことができないため、図7に示
すように、貼り合わせ印刷物の余白は上下左右方向とも
異なった値になり、見栄えが悪いという問題があった。
そこで、貼り合わせ印刷物の余白を同じ幅にするため
に、図7に示すように、画像形成領域300の上下左右
方向に存在する余白のうち余白幅が最も小さい辺(上部
の辺301)を探し、その幅を定規等で測定し、この幅
と同じ余白にするように、残りの3辺の不要な余白部分
302,303,304をハサミ等で切り取る必要があ
った。
【0005】このように、余白幅が最も小さい辺を探
し、その幅を定規等で測定し、この幅と同じ余白にする
ように、残りの3辺の不要な余白部分をハサミ等で切り
取る方法では、任意の余白幅を設定することができない
ばかりか、切り取る辺が3辺と多いため、切り取りに要
する時間も多くなる、という問題があった。
【0006】本発明は上記従来の問題点に鑑み、画像デ
ータを拡大し複数の用紙に分割して画像形成する場合に
おいて、貼り合わせて作成した印刷物の余白を任意に指
定することができる画像処理装置等を提供することを目
的とする。さらに、貼り合わせて作成した印刷物の4辺
のうちのいずれかを切り取る必要が生じる場合でも、最
小の切り取り辺数で、任意の余白幅を実現することがで
きる画像処理装置等を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明に係る画像処理装置では、画像
データを複数枚のシートに分割して画像形成する画像処
理装置において、前記複数枚のシートに分割して形成さ
れた画像を貼り合わせて大画像を構成する場合に、その
大画像が存在する貼り合わせシートの上下左右方向の余
白量を任意に設定する余白量設定手段と、前記余白量設
定手段より設定された前記余白量を確保するように前記
複数枚のシートに対して画像形成を行う画像形成手段と
を備えたことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明に係る画像処理装置で
は、請求項1記載の画像処理装置において、前記大画像
は、画像データを拡大した画像であることを特徴とす
る。
【0009】請求項3記載の発明に係る画像処理装置で
は、請求項1または請求項2記載の画像処理装置分割す
るシートの枚数を設定する枚数設定手段を備えたことを
特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明に係る画像処理装置で
は、請求項1乃至請求項3記載の画像処理装置におい
て、前記貼り合わせシートの上下左右方向の各余白量を
同一の値に設定するか否かを問い合わせる問い合わせ手
段を有し、前記余白量設定手段は、前記上下左右方向の
余白量を同一の値にする場合にその余白量の数値を設定
する構成にしたことを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明に係る画像処理装置で
は、請求項4記載の画像処理装置において、前記余白量
設定手段より設定された前記貼り合わせシートの上下左
右方向の余白量を実現すべく前記貼り合わせシートのい
ずれかの辺を切り取る際の切り取り辺数が最小になるよ
うに、前記余白量と所定の画像形成不可能領域に基づい
て描画可能領域を求める描画可能領域算出手段と、前記
描画可能領域算出手段によって求められた描画可能領域
の縦横比と画像データが存在し得る画像領域の縦横比と
を比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づ
いて、前記画像領域を前記描画可能領域に収めるために
前記画像領域の回転が必要であるか否かを判断する判断
手段と、前記判断手段によって回転が必要であると判断
されたときは、前記画像領域を回転する画像回転手段
と、回転後の画像領域を基に前記描画可能領域を再設定
する描画可能領域再算出手段と、前記描画可能領域算出
手段または前記描画可能領域再算出手段で求められた描
画可能領域を基に、前記画像データに対する拡大率を求
める拡大率算出手段と、前記余白量設定手段より設定さ
れた前記余白量を確保するように描画位置を調整しなが
ら、前記拡大率に従った前記画像データに対する描画処
理を行う描画手段と、前記貼り合わせシートの切り取り
辺に対して切り取り位置を明示するための切り取り線を
描画する切り取り線描画手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0012】請求項6記載の発明に係る画像処理装置で
は、複数枚のシートに画像を分割して形成する画像処理
装置において、前記複数枚のシートに分割して形成され
た画像を貼り合わせて大画像を構成する場合に、その大
画像が存在する貼り合わせシートの上下左右方向の余白
量を同一の値に設定するか否かを問い合わせる問い合わ
せ手段と、前記余白量を同一の値に設定する場合には前
記貼り合わせシートのいずれかの辺を切り取るために、
その切り取り辺数を設定する切り取り辺数設定手段と、
前記切り取り辺数設定手段で設定された切り取り辺数に
応じて、設定可能な余白量を表示する表示手段と、前記
表示手段によって表示された余白量の範囲内において前
記余白量の数値を入力する余白量入力手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0013】請求項7記載の発明に係る画像処理装置で
は、請求項6記載の画像処理装置において、前記大画像
は、画像データを拡大した画像であることを特徴とす
る。
【0014】請求項8記載の発明に係る画像処理装置で
は、請求項7または請求項8記載の画像処理装置におい
て、分割するシートの枚数を設定する枚数設定手段を備
えたことを特徴とする。
【0015】請求項9記載の発明に係る画像処理装置で
は、請求項6乃至請求項8記載の画像処理装置におい
て、前記切り取り辺数設定手段により設定された切り取
り辺数と前記余白量設定手段より設定された余白量とを
実現するために、描画可能領域を求める描画可能領域算
出手段と、前記描画可能領域算出手段によって求められ
た描画可能領域の縦横比と画像データが存在し得る画像
領域の縦横比とを比較する比較手段と、前記比較手段の
比較結果に基づいて、前記画像領域を前記描画可能領域
に収めるために前記画像領域の回転が必要であるか否か
を判断する判断手段と、前記判断手段によって回転が必
要であると判断されたときは、前記画像領域を回転する
画像回転手段と、回転後の画像領域を基に前記描画可能
領域を再設定する描画可能領域再算出手段と、前記描画
可能領域算出手段または前記描画可能領域再算出手段で
求められた描画可能領域を基に、前記画像データに対す
る拡大率を求める拡大率算出手段と、前記余白量設定手
段より設定された前記余白量を確保するように描画位置
を調整しながら、前記拡大率に従った前記画像データに
対する描画処理を行う描画手段と、前記貼り合わせシー
トの切り取り辺に対して切り取り位置を明示するための
切り取り線を描画する切り取り線描画手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0016】請求項10記載の発明に係る画像処理方法
では、画像データを拡大し、複数枚のシートに分割して
画像形成を行う画像処理方法において、前記複数枚のシ
ートに分割して形成された画像を貼り合わせて大画像を
構成する場合に、その大画像が存在する貼り合わせシー
トの上下左右方向の余白量を任意に設定する余白量設定
処理と、前記余白量設定処理より設定された前記余白量
を確保するように前記複数枚のシートに対して画像形成
を行う画像形成処理とを実行することを特徴とする。
【0017】請求項11記載の発明に係る画像処理方法
では、請求項1記載の画像処理方法において、前記大画
像は、画像データを拡大した画像であることを特徴とす
る。
【0018】請求項12記載の発明に係る画像処理方法
では、請求項10または請求項11記載の画像処理方法
において、分割するシートの枚数を設定する枚数設定処
理を実行することを特徴とする。
【0019】請求項13記載の発明に係る画像処理方法
では、請求項10乃至請求項12記載の画像処理方法に
おいて、前記貼り合わせシートの上下左右方向の各余白
量を同一の値に設定するか否かを問い合わせる問い合わ
せ処理を行い、前記余白量設定処理は、前記上下左右方
向の余白量を同一の値にする場合にその余白量の数値を
設定することを特徴とする。
【0020】請求項14記載の発明に係る画像処理方法
では、請求項13記載の画像処理方法において、前記余
白量設定処理より設定された前記貼り合わせシートの上
下左右方向の余白量を実現すべく前記貼り合わせシート
のいずれかの辺を切り取る際の切り取り辺数が最小にな
るように、前記余白量と所定の画像形成不可能領域に基
づいて描画可能領域を求める描画可能領域算出処理と、
前記描画可能領域算出処理によって求められた描画可能
領域の縦横比と前記画像データが存在し得る画像領域の
縦横比とを比較する比較処理と、前記比較処理の比較結
果に基づいて、前記画像領域を前記描画可能領域に収め
るために前記画像領域の回転が必要であるか否かを判断
する判断処理と、前記判断処理によって回転が必要であ
ると判断されたときは、前記画像領域を回転する画像回
転処理と、回転後の画像領域を基に前記描画可能領域を
再設定する描画可能領域再算出処理と、前記描画可能領
域算出処理または前記描画可能領域再算出処理で求めら
れた描画可能領域を基に、前記画像データに対する拡大
率を求める拡大率算出処理と、前記余白量設定処理より
設定された前記余白量を確保するように描画位置を調整
しながら、前記拡大率に従った前記画像データに対する
描画処理を行う描画処理と、前記貼り合わせシートの切
り取り辺に対して切り取り位置を明示するための切り取
り線を描画する切り取り線描画処理とを実行することを
特徴とする。
【0021】請求項15記載の発明に係る画像処理方法
では、画像データを拡大し、複数枚のシートに画像を分
割して形成する画像処理方法において、前記複数枚のシ
ートに分割して形成された画像を貼り合わせて大画像を
構成する場合に、その大画像が存在する貼り合わせシー
トの上下左右方向の余白量を同一の値に設定するか否か
を問い合わせる問い合わせ処理と、前記余白量を同一の
値に設定する場合には前記貼り合わせシートのいずれか
の辺を切り取るために、その切り取り辺数を設定する切
り取り辺数設定処理と、前記切り取り辺数設定処理で設
定された切り取り辺数に応じて、設定可能な余白量を表
示する表示処理と、前記表示処理によって表示された余
白量の範囲内において前記余白量の数値を入力する余白
量入力処理とを実行することを特徴とする。
【0022】請求項16記載の発明に係る画像処理方法
では、請求項15記載の画像処理方法において、前記大
画像は、画像データを拡大した画像であることを特徴と
する。
【0023】請求項17記載の発明に係る画像処理方法
では、請求項15または請求項16記載の画像処理方法
において、分割するシートの枚数を設定する枚数設定処
理を実行することを特徴とする。
【0024】請求項18記載の発明に係る画像処理方法
では、請求項15乃至請求項17記載の画像処理方法に
おいて、前記切り取り辺数設定処理により設定された切
り取り辺数と前記余白量設定処理より設定された余白量
とを実現するために、描画可能領域を求める描画可能領
域算出処理と、前記描画可能領域算出処理によって求め
られた描画可能領域の縦横比と画像データが存在し得る
画像領域の縦横比とを比較する比較処理と、前記比較処
理の比較結果に基づいて、前記画像領域を前記描画可能
領域に収めるために前記画像領域の回転が必要であるか
否かを判断する判断処理と、前記判断処理によって回転
が必要であると判断されたときは、前記画像領域を回転
する画像回転処理と、回転後の画像領域を基に前記描画
可能領域を再設定する描画可能領域再算出処理と、前記
描画可能領域算出処理または前記描画可能領域再算出処
理で求められた描画可能領域を基に、前記画像データに
対する拡大率を求める拡大率算出処理と、前記余白量設
定処理より設定された前記余白量を確保するように描画
位置を調整しながら、前記拡大率に従った前記画像デー
タに対する描画処理を行う描画処理と、前記貼り合わせ
シートの切り取り辺に対して切り取り位置を明示するた
めの切り取り線を描画する切り取り線描画処理とを実行
することを特徴とする。
【0025】請求項19記載の発明に係る画像処理シス
テムでは、請求項1乃至請求項9記載の画像処理装置を
有することを特徴とする。
【0026】請求項20記載の発明に係る記憶媒体で
は、画像データを拡大し、複数枚のシートに分割して画
像形成を行う画像処理方法を実行する、コンピュータで
読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であっ
て、前記画像処理方法は、前記複数枚のシートに分割し
て形成された画像を貼り合わせて大画像を構成する場合
に、その大画像が存在する貼り合わせシートの上下左右
方向の余白量を任意に設定する余白量設定ステップと、
前記余白量設定ステップより設定された前記余白量を確
保するように前記複数枚のシートに対して画像形成を行
う画像形成ステップとを備えたことを特徴とする。
【0027】請求項21記載の発明に係る記憶媒体で
は、請求項20記載の記憶媒体において、前記大画像
は、画像データを拡大した画像であることを特徴とす
る。
【0028】請求項22記載の発明に係る記憶媒体で
は、請求項20または請求項21記載の記憶媒体におい
て、分割するシートの枚数を設定する枚数設定ステップ
を備えたことを特徴とする。
【0029】請求項23記載の発明に係る記憶媒体で
は、請求項20乃至請求項22記載の記憶媒体におい
て、前記貼り合わせシートの上下左右方向の各余白量を
同一の値に設定するか否かを問い合わせる問い合わせス
テップを行い、前記余白量設定ステップは、前記上下左
右方向の余白量を同一の値にする場合にその余白量の数
値を設定することを特徴とする。
【0030】請求項24記載の発明に係る記憶媒体で
は、請求項23記載の記憶媒体において、前記余白量設
定ステップより設定された前記貼り合わせシートの上下
左右方向の余白量を実現すべく前記貼り合わせシートの
いずれかの辺を切り取る際の切り取り辺数が最小になる
ように、前記余白量と所定の画像形成不可能領域に基づ
いて描画可能領域を求める描画可能領域算出ステップ
と、前記描画可能領域算出ステップによって求められた
描画可能領域の縦横比と前記画像データが存在し得る画
像領域の縦横比とを比較する比較ステップと、前記比較
ステップの比較結果に基づいて、前記画像領域を前記描
画可能領域に収めるために前記画像領域の回転が必要で
あるか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステッ
プによって回転が必要であると判断されたときは、前記
画像領域を回転する画像回転ステップと、回転後の画像
領域を基に前記描画可能領域を再設定する描画可能領域
再算出ステップと、前記描画可能領域算出ステップまた
は前記描画可能領域再算出ステップで求められた描画可
能領域を基に、前記画像データに対する拡大率を求める
拡大率算出ステップと、前記余白量設定ステップより設
定された前記余白量を確保するように描画位置を調整し
ながら、前記拡大率に従った前記画像データに対する描
画ステップを行う描画ステップと、前記貼り合わせシー
トの切り取り辺に対して切り取り位置を明示するための
切り取り線を描画する切り取り線描画ステップとを備え
たことを特徴とする。
【0031】請求項25記載の発明に係る記憶媒体で
は、画像データを拡大し、複数枚のシートに分割して画
像形成を行う画像処理方法を実行する、コンピュータで
読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であっ
て、前記画像処理方法は、前記複数枚のシートに分割し
て形成された画像を貼り合わせて大画像を構成する場合
に、その大画像が存在する貼り合わせシートの上下左右
方向の余白量を同一の値に設定するか否かを問い合わせ
る問い合わせステップと、前記余白量を同一の値に設定
する場合には前記貼り合わせシートのいずれかの辺を切
り取るために、その切り取り辺数を設定する切り取り辺
数設定ステップと、前記切り取り辺数設定ステップで設
定された切り取り辺数に応じて、設定可能な余白量を表
示する表示ステップと、前記表示ステップによって表示
された余白量の範囲内において前記余白量の数値を入力
する余白量入力ステップとを備えたことを特徴とする。
【0032】請求項26記載の発明に係る記憶媒体で
は、請求項25記載の記憶媒体において、前記大画像
は、画像データを拡大した画像であることを特徴とす
る。
【0033】請求項27記載の発明に係る記憶媒体で
は、請求項25または請求項26記載の記憶媒体分割す
るシートの枚数を設定する枚数設定ステップを備えたこ
とを特徴とする。
【0034】請求項28記載の発明に係る記憶媒体で
は、請求項25乃至請求項27記載の記憶媒体におい
て、前記切り取り辺数設定ステップにより設定された切
り取り辺数と前記余白量設定ステップより設定された余
白量とを実現するために、描画可能領域を求める描画可
能領域算出ステップと、前記描画可能領域算出ステップ
によって求められた描画可能領域の縦横比と画像データ
が存在し得る画像領域の縦横比とを比較する比較ステッ
プと、前記比較ステップの比較結果に基づいて、前記画
像領域を前記描画可能領域に収めるために前記画像領域
の回転が必要であるか否かを判断する判断ステップと、
前記判断ステップによって回転が必要であると判断され
たときは、前記画像領域を回転する画像回転ステップ
と、回転後の画像領域を基に前記描画可能領域を再設定
する描画可能領域再算出ステップと、前記描画可能領域
算出ステップまたは前記描画可能領域再算出ステップで
求められた描画可能領域を基に、前記画像データに対す
る拡大率を求める拡大率算出ステップと、前記余白量設
定ステップより設定された前記余白量を確保するように
描画位置を調整しながら、前記拡大率に従った前記画像
データに対する描画ステップを行う描画ステップと、前
記貼り合わせシートの切り取り辺に対して切り取り位置
を明示するための切り取り線を描画する切り取り線描画
ステップとを備えたことを特徴とする。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0036】[第1実施形態]図1は、本発明の第1実
施形態に係る画像処理装置のシステム構成を示すブロッ
ク図である。
【0037】この画像処理装置は、ホストコンピュータ
100を有し、ホストコンピュータ100には、例えば
インクジェットプリンタなどのプリンタ105とモニタ
106が接続されている。
【0038】ホストコンピュータ100は、ワープロ、
表計算及びインターネットブラウザ等のアプリケーショ
ンソフトウェア101と、該アプリケーションソフトウ
ェア101によってOS102に発行される各種描画命
令群(イメージ描画命令、テキスト描画命令及びグラフ
ィックス描画命令)を処理して印刷データを作成するプ
リンタドライバ103と、アプリケーションが発行する
各種描画命令群を処理してモニタ106に表示を行うモ
ニタドライバ104とをソフトウェアとして備えてい
る。
【0039】さらに、ホストコンピュータ100は、こ
れらソフトウェアが動作可能な各種ハードウェアとし
て、中央演算処理装置(以下、CPU)108と、ハー
ドディスクドライバ(HD)107と、ランダムアクセ
スメモリ(RAM)109と、リードオンリーメモリ
(ROM)110等を備えている。
【0040】また、本実施形態に係る画像処理装置は、
複数枚の用紙に分割して形成された画像を貼り合わせて
拡大画像を構成するに際して、ユーザが分割する用紙の
枚数を入力設定するための分割用紙枚数入力部111
と、前記拡大画像が存在する貼り合わせ印刷物の上下左
右方向の余白量を任意に設定する余白情報入力部112
とを備えている。
【0041】本実施形態では、例えば一般的に普及して
いるIBM AT互換機のパーソナルコンピュータにマ
イクロソフトのWindows95をOS(Opera
ting System)として使用し、任意の印刷可
能なアプリケーションをインストールし、モニタ106
とプリンタ105を接続した構成となっている。
【0042】ホストコンピュータ100では、モニタに
表示された表示画像に基づき、アプリケーション101
で、文字などのテキストに分類されるテキストデータ、
図形などのグラフィックスに分類されるグラフィックス
データ、及び自然画などに分類されるイメージ画像デー
タなどを用いて出力画像データを作成する。
【0043】そして、出力画像データを印刷出力すると
きには、アプリケーション101からOS102に印刷
出力要求を行い、描画命令群をOS102に発行する。
この描画命令群は、出力画像を示すものであり、グラフ
ィックスデータ部分はグラフィックス描画命令で構成さ
れ、イメージ画像データ部分はイメージ描画命令で構成
される。
【0044】OS102は、アプリケーションの出力要
求を受け、出力プリンタ105に対応するプリンタドラ
イバ103に描画命令群を発行する。プリンタドライバ
103はOS102から入力した印刷要求と描画命令群
を処理し、プリンタ105で印刷可能な印刷データを作
成してプリンタ105に転送する。
【0045】プリンタ105がラスタープリンタである
場合では、プリンタドライバ103は、OS102から
の描画命令を順次RGB24ビットページメモリにラス
タライズする。そして、全ての描画命令をラスタライズ
した後に、RGB24ビットページメモリの内容をプリ
ンタ105が印刷可能なデータ形式、例えばCMYKデ
ータに変換してプリンタ105に転送する。
【0046】次に、本実施形態に係るプリンタドライバ
103の画像処理の流れについて、図2のフローチャー
トを用いて説明する。
【0047】プリンタドライバ103は、印刷ページイ
メージを構成する印刷データ(描画命令群)をアプリケ
ーション101あるいはOS102から受け取る。図2
に示す処理は、アプリケーション101あるいはOS1
02から受け取った描画命令と、分割用紙枚数入力部1
11並びに余白情報入力部112より入力された分割用
紙枚数及び余白設定情報とから、複数の用紙に分割して
拡大画像を形成する画像処理の流れを示し、これを実現
するプログラムは例えばROM110に格納されてい
る。
【0048】まず、ステップS41において、アプリケ
ーション101で作成した画像データを拡大し複数の用
紙に分割して印刷するために、出力する用紙の縦及び横
方向に配置する用紙の枚数値情報と、貼り合わせ印刷物
に対する余白の設定値情報とを、それぞれ分割用紙枚数
入力部111と予約情報入力部112より読み込む。前
記余白の設定値情報の読み込みは、例えば、貼り合わせ
印刷物の上下左右方向の各余白量を同一の値に設定する
か否かの問い合わせを行い、同一の値に設定する場合に
その余白量の数値を入力設定するものである。
【0049】次のステップS42では、読み込んだ余白
設定情報と、印刷を行おうとする用紙に対するプリンタ
105の印刷不可能領域(上余白、下余白、左余白、右
余白)情報とを基に、貼り合わせた用紙に対して最小限
の切り取りを行うだけで済む辺の数(切り取り辺数)を
求める。
【0050】この切り取り辺数の求め方は、例えば以下
のようになる。
【0051】今、印刷を行おうとする用紙に対するプリ
ンタ105の印刷不可能領域(上余白、下余白、左余
白、右余白)において、余白の長さ関係が次のようにな
っているとする。
【0052】Offset1≦Offset2≦Off
set3≦Offset4 但し、Offset1は上余白、Offset2は下余
白、Offset3は左余白、Offset4は右余白
とする。
【0053】この時、出力された用紙を貼り合わせて作
成される貼り合わせ印刷物に対する余白の設定値をNと
すれば、 Offset4≦N の場合に、切り取りを行う辺数は1となり、 Offset2≦N≦Offset4 の場合に切り取りを行う辺数は2となり、 Offset1≦N≦Offset2 の場合に切り取りを行う辺数は3となり、 N≦Offset1 の場合に切り取りを行う辺数は4となる。
【0054】続くステップS43では、前記ステップS
41で読み込んだ情報と、アプリケーション101ある
いはOS102から受け取る描画命令内において画像デ
ータが存在する用紙サイズ等の入力印字領域情報とを基
に、出力印字領域を求める。
【0055】さらに、ステップS44において、前記ス
テップS43において求めた出力印字領域の縦横比と前
記入力印字領域情報の縦横比とを比較し、入力画像デー
タを90度回転して、出力印字領域に配置する必要があ
るか否かの判断を行う。
【0056】前記ステップS44において入力画像デー
タを90度回転する必要があると判断した場合は、回転
後の入力印字領域を基に出力印字領域を再計算する(ス
テップS45)。そして、前記ステップS43またはス
テップS45において求めた出力印字領域を基に、入力
画像データに対する拡大率をステップS46において求
める。
【0057】その後、ステップS47において、アプリ
ケーション101あるいはOS102から受け取る描画
命令と、前記ステップS46において求めた拡大率とよ
り、前記ステップS41において読み込んだ余白設定値
を実現するために描画命令内に含まれる座標情報を変換
しながら、描画処理を行う。そして、現在処理している
用紙において、貼り合わせ後に切り取りを行う辺が存在
する場合は、切り取るべき辺が存在することを明示する
ために、例えば図3に示すように、描画可能領域130
の右側に、入力設定した余白幅Hを隔てて切り取り線L
を描画する(ステップS48)。
【0058】そして、ステップS49において指定され
た出力用紙の全枚数分の処理が終了したか否かの判断を
行い、全ての処理が終了するまで、ステップS47、ス
テップS48の処理を繰り返す。
【0059】このように本実施形態では、印刷したいデ
ータを拡大し、複数の用紙に分割して印刷する場合にお
いて、貼り合わせて作成した印刷物の余白を任意に指定
することが可能となる。さらに、貼り合わせ印刷物の4
辺のうちのいずれかを切り取る必要が生じる場合でも、
最小の切り取り辺数で、任意の余白幅を実現することが
可能となる。
【0060】[第2実施形態]上記第1実施形態では、
余白を指定することにより、切り取り辺数が最も少ない
描画処理を行う場合について説明したが、本実施形態で
は、切り取り辺数を指定することにより、その切り取り
辺数を実現する余白の範囲を表示し、その範囲内で余白
を設定可能とする構成を採る。
【0061】図4は、本発明の第2実施形態に係る画像
処理装置のシステム構成を示すブロック図である。ま
た、図5は、本実施形態に係るプリンタドライバ103
の処理の流れを示すフローチャートである。
【0062】図4に示すように、本実施形態に係る画像
処理装置では、上記図1の構成において、切り取り辺数
を入力設定するための切り取り辺数入力部113が設け
られている。
【0063】本実施形態におけるプリンタドライバ10
3での画像補正処理の流れは、図5に示すように、まず
ステップS51では、アプリケーション101で作成し
た画像データを拡大し複数の用紙に分割して印刷するた
めに、出力する用紙の縦及び横方向に配置する用紙枚数
の値と、貼り合わせ印刷物の4辺のうち上下左右の余白
を同じ幅にするために何辺の切り取りを許可するかの設
定情報を、それぞれ分割用紙枚数入力部111と切り取
り辺数入力部113より読み込む。そして、ステップS
52において、入力された切り取り辺数に応じて設定可
能な余白幅をモニタ106に表示する。
【0064】この表示幅の範囲の求め方は、例えば以下
のようになる。
【0065】今、印刷を行おうとする用紙に対するプリ
ンタの印刷不可能領域(上余白、下余白、左余白、右余
白)において、余白の長さ関係が以下のようになってい
るとする。
【0066】Offset1≦Offset2≦Off
set3≦Offset4 この時、出力された用紙を貼り合わせて作成される貼り
合わせ印刷物に対する余白の設定値をNとすれば、切り
取り辺数が1の時は、 Offset4≦N となり、切り取り辺数が2の時は、 Offset2≦N≦Offset4 となり、切り取り辺数が3の時は、 Offset1≦N<Offset2 となり、切り取る辺数が4の時は、 N<Offset1 となる。
【0067】次のステップS53において、前記ステッ
プS52で表示された余白の範囲内で指定された余白情
報を読み込む。その後のステップS54からステップS
60までは、上記に第1実施形態に記載してあるステッ
プS43からS49までの処理と同様の処理を行う。
【0068】本実施形態においても、上記第1実施形態
とを同様の効果が得られる。
【0069】なお、上記第1及び第2実施形態では、プ
リンタドライバ103内で画像処理を行う形態を説明し
たが、これをアプリケーション101上で行うことも可
能である。
【0070】また、上記第1及び第2実施形態では、プ
リンタドライバ103としてラスタードライバを用いて
説明したが、ポストスクリプトなどのページ記述言語対
応のプリンタドライバにも適用することができる。
【0071】また、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリン
タ等)から構成されるシステムに適用しても一つの機器
(例えば複写機やファクシミリ装置)からなる装置に適
用してもよい。
【0072】さらに、前述した実施形態の機能を実現す
るソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体
をシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるい
は装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶
媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する
ことによっても、完成されることは言うまでもない。
【0073】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー
(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、
光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いることがで
きる。
【0074】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなど
が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっ
て前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる
ことは言うまでもない。
【0075】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指
示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニット
に備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部ま
たは全部を行い、その処理によって前述した実施形態の
機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0076】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
例えば画像データを拡大し複数のシートに分割して印刷
する場合において、貼り合わせシートの上下左右方向の
余白量を任意に指定することが可能となる。
【0077】また、貼り合わせシートの4辺のうちのい
ずれかを切り取る必要が生じる場合でも、最小の切り取
り辺数にて、任意の余白幅を実現することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る画像処理装置のシ
ステム構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態に係る画像処理を示すフローチャ
ートである。
【図3】第1実施形態に係る画像処理で切り取り線が描
画された状態を示す図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る画像処理装置のシ
ステム構成を示すブロック図である。
【図5】第2実施形態に係るプリンタドライバ103の
処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】複数の用紙に分割して印刷した拡大画像を貼り
合わせる様子を示した図である。
【図7】従来の貼り合わせ印刷物の余白を示す図であ
る。
【符号の説明】
100 ホストコンピュータ 101 アプリケーションソフトウェア 102 OS 103 プリンタドライバ 104 モニタドライバ 105 プリンタ 106 モニタ 107 ハードディスクドライバ(HD) 108 CPU 109 ランダムアクセスメモリ(RAM) 110 リードオンリーメモリ(ROM) 111 分割用紙枚数入力部 112 余白情報入力部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/393 H04N 1/393 Fターム(参考) 2C087 AA18 AB05 AC07 BA03 BD06 CA04 CB13 5B021 AA01 HH09 LB01 LB07 5B057 AA11 CC01 CD03 CD05 CE09 5C076 AA19 AA21 AA24 AA36 AA37 BA06 CA09 CB02 9A001 BB04 HH24 HH28 JJ35 KK42

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを複数枚のシートに分割して
    画像形成する画像処理装置において、 前記複数枚のシートに分割して形成された画像を貼り合
    わせて大画像を構成する場合に、その大画像が存在する
    貼り合わせシートの上下左右方向の余白量を任意に設定
    する余白量設定手段と、 前記余白量設定手段より設定された前記余白量を確保す
    るように前記複数枚のシートに対して画像形成を行う画
    像形成手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記大画像は、画像データを拡大した画
    像であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 分割するシートの枚数を設定する枚数設
    定手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記貼り合わせシートの上下左右方向の
    各余白量を同一の値に設定するか否かを問い合わせる問
    い合わせ手段を有し、 前記余白量設定手段は、前記上下左右方向の余白量を同
    一の値にする場合にその余白量の数値を設定する構成に
    したことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の画像
    処理装置。
  5. 【請求項5】 前記余白量設定手段より設定された前記
    貼り合わせシートの上下左右方向の余白量を実現すべく
    前記貼り合わせシートのいずれかの辺を切り取る際の切
    り取り辺数が最小になるように、前記余白量と所定の画
    像形成不可能領域に基づいて描画可能領域を求める描画
    可能領域算出手段と、 前記描画可能領域算出手段によって求められた描画可能
    領域の縦横比と画像データが存在し得る画像領域の縦横
    比とを比較する比較手段と、 前記比較手段の比較結果に基づいて、前記画像領域を前
    記描画可能領域に収めるために前記画像領域の回転が必
    要であるか否かを判断する判断手段と、 前記判断手段によって回転が必要であると判断されたと
    きは、前記画像領域を回転する画像回転手段と、 回転後の画像領域を基に前記描画可能領域を再設定する
    描画可能領域再算出手段と、 前記描画可能領域算出手段または前記描画可能領域再算
    出手段で求められた描画可能領域を基に、前記画像デー
    タに対する拡大率を求める拡大率算出手段と、 前記余白量設定手段より設定された前記余白量を確保す
    るように描画位置を調整しながら、前記拡大率に従った
    前記画像データに対する描画処理を行う描画手段と、 前記貼り合わせシートの切り取り辺に対して切り取り位
    置を明示するための切り取り線を描画する切り取り線描
    画手段とを備えたことを特徴とする請求項4記載の画像
    処理装置。
  6. 【請求項6】 複数枚のシートに画像を分割して形成す
    る画像処理装置において、 前記複数枚のシートに分割して形成された画像を貼り合
    わせて大画像を構成する場合に、その大画像が存在する
    貼り合わせシートの上下左右方向の余白量を同一の値に
    設定するか否かを問い合わせる問い合わせ手段と、 前記余白量を同一の値に設定する場合には前記貼り合わ
    せシートのいずれかの辺を切り取るために、その切り取
    り辺数を設定する切り取り辺数設定手段と、 前記切り取り辺数設定手段で設定された切り取り辺数に
    応じて、設定可能な余白量を表示する表示手段と、 前記表示手段によって表示された余白量の範囲内におい
    て前記余白量の数値を入力する余白量入力手段とを備え
    たことを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記大画像は、画像データを拡大した画
    像であることを特徴とする請求項6記載の画像処理装
    置。
  8. 【請求項8】 分割するシートの枚数を設定する枚数設
    定手段を備えたことを特徴とする請求項7または請求項
    8記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記切り取り辺数設定手段により設定さ
    れた切り取り辺数と前記余白量設定手段より設定された
    余白量とを実現するために、描画可能領域を求める描画
    可能領域算出手段と、 前記描画可能領域算出手段によって求められた描画可能
    領域の縦横比と画像データが存在し得る画像領域の縦横
    比とを比較する比較手段と、 前記比較手段の比較結果に基づいて、前記画像領域を前
    記描画可能領域に収めるために前記画像領域の回転が必
    要であるか否かを判断する判断手段と、 前記判断手段によって回転が必要であると判断されたと
    きは、前記画像領域を回転する画像回転手段と、 回転後の画像領域を基に前記描画可能領域を再設定する
    描画可能領域再算出手段と、 前記描画可能領域算出手段または前記描画可能領域再算
    出手段で求められた描画可能領域を基に、前記画像デー
    タに対する拡大率を求める拡大率算出手段と、 前記余白量設定手段より設定された前記余白量を確保す
    るように描画位置を調整しながら、前記拡大率に従った
    前記画像データに対する描画処理を行う描画手段と、 前記貼り合わせシートの切り取り辺に対して切り取り位
    置を明示するための切り取り線を描画する切り取り線描
    画手段とを備えたことを特徴とする請求項6乃至請求項
    8記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 画像データを拡大し、複数枚のシート
    に分割して画像形成を行う画像処理方法において、 前記複数枚のシートに分割して形成された画像を貼り合
    わせて大画像を構成する場合に、その大画像が存在する
    貼り合わせシートの上下左右方向の余白量を任意に設定
    する余白量設定処理と、 前記余白量設定処理より設定された前記余白量を確保す
    るように前記複数枚のシートに対して画像形成を行う画
    像形成処理とを実行することを特徴とする画像処理方
    法。
  11. 【請求項11】 前記大画像は、画像データを拡大した
    画像であることを特徴とする請求項1記載の画像処理方
    法。
  12. 【請求項12】 分割するシートの枚数を設定する枚数
    設定処理を実行することを特徴とする請求項10または
    請求項11記載の画像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記貼り合わせシートの上下左右方向
    の各余白量を同一の値に設定するか否かを問い合わせる
    問い合わせ処理を行い、 前記余白量設定処理は、前記上下左右方向の余白量を同
    一の値にする場合にその余白量の数値を設定することを
    特徴とする請求項10乃至請求項12記載の画像処理方
    法。
  14. 【請求項14】 前記余白量設定処理より設定された前
    記貼り合わせシートの上下左右方向の余白量を実現すべ
    く前記貼り合わせシートのいずれかの辺を切り取る際の
    切り取り辺数が最小になるように、前記余白量と所定の
    画像形成不可能領域に基づいて描画可能領域を求める描
    画可能領域算出処理と、 前記描画可能領域算出処理によって求められた描画可能
    領域の縦横比と前記画像データが存在し得る画像領域の
    縦横比とを比較する比較処理と、 前記比較処理の比較結果に基づいて、前記画像領域を前
    記描画可能領域に収めるために前記画像領域の回転が必
    要であるか否かを判断する判断処理と、 前記判断処理によって回転が必要であると判断されたと
    きは、前記画像領域を回転する画像回転処理と、 回転後の画像領域を基に前記描画可能領域を再設定する
    描画可能領域再算出処理と、 前記描画可能領域算出処理または前記描画可能領域再算
    出処理で求められた描画可能領域を基に、前記画像デー
    タに対する拡大率を求める拡大率算出処理と、 前記余白量設定処理より設定された前記余白量を確保す
    るように描画位置を調整しながら、前記拡大率に従った
    前記画像データに対する描画処理を行う描画処理と、 前記貼り合わせシートの切り取り辺に対して切り取り位
    置を明示するための切り取り線を描画する切り取り線描
    画処理とを実行することを特徴とする請求項13記載の
    画像処理方法。
  15. 【請求項15】 画像データを拡大し、複数枚のシート
    に画像を分割して形成する画像処理方法において、 前記複数枚のシートに分割して形成された画像を貼り合
    わせて大画像を構成する場合に、その大画像が存在する
    貼り合わせシートの上下左右方向の余白量を同一の値に
    設定するか否かを問い合わせる問い合わせ処理と、 前記余白量を同一の値に設定する場合には前記貼り合わ
    せシートのいずれかの辺を切り取るために、その切り取
    り辺数を設定する切り取り辺数設定処理と、 前記切り取り辺数設定処理で設定された切り取り辺数に
    応じて、設定可能な余白量を表示する表示処理と、 前記表示処理によって表示された余白量の範囲内におい
    て前記余白量の数値を入力する余白量入力処理とを実行
    することを特徴とする画像処理方法。
  16. 【請求項16】 前記大画像は、画像データを拡大した
    画像であることを特徴とする請求項15記載の画像処理
    方法。
  17. 【請求項17】 分割するシートの枚数を設定する枚数
    設定処理を実行することを特徴とする請求項15または
    請求項16記載の画像処理方法。
  18. 【請求項18】 前記切り取り辺数設定処理により設定
    された切り取り辺数と前記余白量設定処理より設定され
    た余白量とを実現するために、描画可能領域を求める描
    画可能領域算出処理と、 前記描画可能領域算出処理によって求められた描画可能
    領域の縦横比と画像データが存在し得る画像領域の縦横
    比とを比較する比較処理と、 前記比較処理の比較結果に基づいて、前記画像領域を前
    記描画可能領域に収めるために前記画像領域の回転が必
    要であるか否かを判断する判断処理と、 前記判断処理によって回転が必要であると判断されたと
    きは、前記画像領域を回転する画像回転処理と、 回転後の画像領域を基に前記描画可能領域を再設定する
    描画可能領域再算出処理と、 前記描画可能領域算出処理または前記描画可能領域再算
    出処理で求められた描画可能領域を基に、前記画像デー
    タに対する拡大率を求める拡大率算出処理と、 前記余白量設定処理より設定された前記余白量を確保す
    るように描画位置を調整しながら、前記拡大率に従った
    前記画像データに対する描画処理を行う描画処理と、 前記貼り合わせシートの切り取り辺に対して切り取り位
    置を明示するための切り取り線を描画する切り取り線描
    画処理とを実行することを特徴とする請求項15乃至請
    求項17記載の画像処理方法。
  19. 【請求項19】 請求項1乃至請求項9記載の画像処理
    装置を有することを特徴とする画像処理システム。
  20. 【請求項20】 画像データを拡大し、複数枚のシート
    に分割して画像形成を行う画像処理方法を実行する、コ
    ンピュータで読み出し可能なプログラムを格納した記憶
    媒体であって、 前記画像処理方法は、前記複数枚のシートに分割して形
    成された画像を貼り合わせて大画像を構成する場合に、
    その大画像が存在する貼り合わせシートの上下左右方向
    の余白量を任意に設定する余白量設定ステップと、 前記余白量設定ステップより設定された前記余白量を確
    保するように前記複数枚のシートに対して画像形成を行
    う画像形成ステップとを備えたことを特徴とする記憶媒
    体。
  21. 【請求項21】 前記大画像は、画像データを拡大した
    画像であることを特徴とする請求項20記載の記憶媒
    体。
  22. 【請求項22】 分割するシートの枚数を設定する枚数
    設定ステップを備えたことを特徴とする請求項20また
    は請求項21記載の記憶媒体。
  23. 【請求項23】 前記貼り合わせシートの上下左右方向
    の各余白量を同一の値に設定するか否かを問い合わせる
    問い合わせステップを行い、 前記余白量設定ステップは、前記上下左右方向の余白量
    を同一の値にする場合にその余白量の数値を設定するこ
    とを特徴とする請求項20乃至請求項22記載の記憶媒
    体。
  24. 【請求項24】 前記余白量設定ステップより設定され
    た前記貼り合わせシートの上下左右方向の余白量を実現
    すべく前記貼り合わせシートのいずれかの辺を切り取る
    際の切り取り辺数が最小になるように、前記余白量と所
    定の画像形成不可能領域に基づいて描画可能領域を求め
    る描画可能領域算出ステップと、 前記描画可能領域算出ステップによって求められた描画
    可能領域の縦横比と前記画像データが存在し得る画像領
    域の縦横比とを比較する比較ステップと、 前記比較ステップの比較結果に基づいて、前記画像領域
    を前記描画可能領域に収めるために前記画像領域の回転
    が必要であるか否かを判断する判断ステップと、 前記判断ステップによって回転が必要であると判断され
    たときは、前記画像領域を回転する画像回転ステップ
    と、 回転後の画像領域を基に前記描画可能領域を再設定する
    描画可能領域再算出ステップと、 前記描画可能領域算出ステップまたは前記描画可能領域
    再算出ステップで求められた描画可能領域を基に、前記
    画像データに対する拡大率を求める拡大率算出ステップ
    と、 前記余白量設定ステップより設定された前記余白量を確
    保するように描画位置を調整しながら、前記拡大率に従
    った前記画像データに対する描画ステップを行う描画ス
    テップと、 前記貼り合わせシートの切り取り辺に対して切り取り位
    置を明示するための切り取り線を描画する切り取り線描
    画ステップとを備えたことを特徴とする請求項23記載
    の記憶媒体。
  25. 【請求項25】 画像データを拡大し、複数枚のシート
    に分割して画像形成を行う画像処理方法を実行する、コ
    ンピュータで読み出し可能なプログラムを格納した記憶
    媒体であって、 前記画像処理方法は、前記複数枚のシートに分割して形
    成された画像を貼り合わせて大画像を構成する場合に、
    その大画像が存在する貼り合わせシートの上下左右方向
    の余白量を同一の値に設定するか否かを問い合わせる問
    い合わせステップと、 前記余白量を同一の値に設定する場合には前記貼り合わ
    せシートのいずれかの辺を切り取るために、その切り取
    り辺数を設定する切り取り辺数設定ステップと、 前記切り取り辺数設定ステップで設定された切り取り辺
    数に応じて、設定可能な余白量を表示する表示ステップ
    と、 前記表示ステップによって表示された余白量の範囲内に
    おいて前記余白量の数値を入力する余白量入力ステップ
    とを備えたことを特徴とする記憶媒体。
  26. 【請求項26】 前記大画像は、画像データを拡大した
    画像であることを特徴とする請求項25記載の記憶媒
    体。
  27. 【請求項27】 分割するシートの枚数を設定する枚数
    設定ステップを備えたことを特徴とする請求項25また
    は請求項26記載の記憶媒体。
  28. 【請求項28】 前記切り取り辺数設定ステップにより
    設定された切り取り辺数と前記余白量設定ステップより
    設定された余白量とを実現するために、描画可能領域を
    求める描画可能領域算出ステップと、 前記描画可能領域算出ステップによって求められた描画
    可能領域の縦横比と画像データが存在し得る画像領域の
    縦横比とを比較する比較ステップと、 前記比較ステップの比較結果に基づいて、前記画像領域
    を前記描画可能領域に収めるために前記画像領域の回転
    が必要であるか否かを判断する判断ステップと、 前記判断ステップによって回転が必要であると判断され
    たときは、前記画像領域を回転する画像回転ステップ
    と、 回転後の画像領域を基に前記描画可能領域を再設定する
    描画可能領域再算出ステップと、 前記描画可能領域算出ステップまたは前記描画可能領域
    再算出ステップで求められた描画可能領域を基に、前記
    画像データに対する拡大率を求める拡大率算出ステップ
    と、 前記余白量設定ステップより設定された前記余白量を確
    保するように描画位置を調整しながら、前記拡大率に従
    った前記画像データに対する描画ステップを行う描画ス
    テップと、 前記貼り合わせシートの切り取り辺に対して切り取り位
    置を明示するための切り取り線を描画する切り取り線描
    画ステップとを備えたことを特徴とする請求項25乃至
    請求項27記載の記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100618334B1 (ko) 2005-01-20 2006-09-01 삼성전자주식회사 포스터 인쇄기능을 구비한 화상형성장치 및화상형성장치의 제어방법
JP2010114783A (ja) * 2008-11-07 2010-05-20 Canon Inc 画像処理システム、画像処理方法及びプログラム

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