JP2021063863A - 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】異なるページに配置された複数のオブジェクトを揃える際に、オブジェクトの一部領域がページの領域内に存在した状態を維持しつつ、複数のオブジェクトの一端と揃えて配置することを目的とする。【解決手段】第一のオブジェクトの一部が一つのページの領域内に存在し、且つ、第二のオブジェクトの一部が別のページの領域内に存在する状態を維持したまま、第一のオブジェクトのうちで一つのページの領域外に存在する一端、及び第二のオブジェクトのうちで別のページの領域外に存在する一端が揃うように複数のオブジェクトの少なくとも一部のオブジェクトの配置位置を変更する。【選択図】図6
Description
本発明は、情報処理装置、プログラム及び情報処理方法に関する。
文書編集アプリケーションを用いることによって、文書データを構成する各ページに対して描画オブジェクトを配置できる。描画オブジェクトとは、ビットマップ等の画像データ及び文字列等のテキストデータ、四角形及び線等のグラフィックデータ等のことである。これらの描画オブジェクトの殆どはページ内に収まるように配置されるが、その中でも電子付箋(又は付箋)と呼ばれる描画オブジェクトは、描画オブジェクトの一部をページからはみ出した状態で配置できる。その結果、紙の付箋のときのように電子付箋の場合も、特定のページに目印やメモを添付することができる。特許文献1には、ページからはみ出して配置できる電子付箋について開示されている。
一方で、一つのページ上に配置された複数の描画オブジェクトの一端が揃うように描画オブジェクトの配置位置を変更する機能(以下、揃え機能)が存在する。例えば、複数の描画オブジェクトを選択し、揃え機能のよって「右揃え」を実行した場合、複数の描画オブジェクトのうちで一番右に位置する描画オブジェクトの一端に、複数の描画オブジェクトの一端が揃う。
異なるページに配置された複数の付箋に対して、揃え機能を適用できたとすると、以下のような問題が発生する。例えば、長い付箋(付箋A)と短い付箋(付箋B)がそれぞれ別のページに存在し、付箋Aの方が付箋Bよりも右側に配置されていた場合に、右揃えを実行したとする。その場合、付箋Bの短さ次第では付箋Bの全領域がページ領域外にはみ出してしまう。
本発明は、異なるページに配置された複数のオブジェクトを揃える際に、オブジェクトの一部領域がページの領域内に存在した状態を維持しつつ、複数のオブジェクトの一端と揃えて配置することを目的とする。
複数のページを重ね、前記複数のページを構成するページの一つに対して、オブジェクトの一部が前記ページの領域外に存在するように前記オブジェクトを表示する表示手段と、前記複数のページのうちの一つのページに配置された第一のオブジェクトと、前記一つのページとは別のページに配置された第二のオブジェクトと、を少なくとも含む複数のオブジェクトの一端が揃うように前記複数のオブジェクトの配置位置を変更する変更手段と、を有し、前記変更手段は、前記第一のオブジェクトの一部が前記一つのページの領域内に存在し、且つ、前記第二のオブジェクトの一部が前記別のページの領域内に存在する状態を維持したまま、前記第一のオブジェクトのうちで前記一つのページの領域外に存在する一端、及び前記第二のオブジェクトのうちで前記別のページの領域外に存在する一端が揃うように前記複数のオブジェクトの少なくとも一部のオブジェクトの配置位置を変更することを特徴とする。
本発明によれば、異なるページに配置された複数のオブジェクトを揃える際に、オブジェクトの一部領域がページの領域内に存在した状態を維持しつつ、複数のオブジェクトの一端を揃えて配置することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。本実施形態では、描画オブジェクトの一例として注釈オブジェクト(付箋、スタンプ等)を用いて説明するが、原稿オブジェクト等の他の描画オブジェクトであってもよい。
<実施形態1>
(システム構成)
本実施形態では、文書編集アプリケーションの全ての機能を一般的な情報処理装置(PC)によって実現する。
(システム構成)
本実施形態では、文書編集アプリケーションの全ての機能を一般的な情報処理装置(PC)によって実現する。
[ハードウェア構成]
図1は、PCのハードウェア構成の一例を示す図である。図1に示されるハードウェア構成は一般的な情報処理装置のハードウェア構成に相当する。本実施形態のPC110には一般的な情報処理装置のハードウェア構成を適用できる。
図1は、PCのハードウェア構成の一例を示す図である。図1に示されるハードウェア構成は一般的な情報処理装置のハードウェア構成に相当する。本実施形態のPC110には一般的な情報処理装置のハードウェア構成を適用できる。
図1において、CPU100は、ROM102のプログラム用ROM、又はハードディスク109からRAM101にロードされたオペレーティングシステム(OS)及びアプリケーション等のプログラムを実行する。後述する各フローチャートの処理はCPU100がプログラムを実行することにより実現される。RAM101は、CPU100の主メモリ、ワークエリア等として機能する。キーボードコントローラ103は、キーボード/マウス108等、図示しないポインティングデバイスからの入力を制御する。ディスプレイコントローラ104は、各種ディスプレイ107の表示を制御する。ディスクコントローラ105は、各種データを記憶するハードディスク(HD)109又はフロッピー(登録商標)ディスク(FD)等におけるデータアクセスを制御する。NC106は、ネットワークに接続されて、ネットワークに接続された他の機器との通信制御処理を実行する。
(ソフトウェア構成)
図2は、PC110にインストールされている文書編集アプリケーション200の一例を示す図である。文書編集アプリケーション200は、文書データを読み込み、それを編集するための機能を利用者に提供する。
図2は、PC110にインストールされている文書編集アプリケーション200の一例を示す図である。文書編集アプリケーション200は、文書データを読み込み、それを編集するための機能を利用者に提供する。
文書編集アプリケーション200は、ハードウェア構成で説明したように、全ての機能をPC110上で実行されるプログラムによって実現される。
文書編集アプリケーション200は、グラフィックユーザーインターフェース(GUI)部201、入力制御部202、文書編集部203、保存/更新部204、データ解析部205を有する。GUI部201は、PC110のディスプレイ107上に表示された画面を介して、キーボード/マウス等の入力デバイスからの入力を受け付ける。
文書編集アプリケーション200は、グラフィックユーザーインターフェース(GUI)部201、入力制御部202、文書編集部203、保存/更新部204、データ解析部205を有する。GUI部201は、PC110のディスプレイ107上に表示された画面を介して、キーボード/マウス等の入力デバイスからの入力を受け付ける。
入力制御部202は、ユーザーのキーボード/マウス108の操作をGUI部201で検知し、検知した操作に応じて文書データの編集、ファイルの保存等を指示する。文書編集部203は、入力制御部202からの編集指示に従い、文書編集アプリケーション200で編集中の文書データに対して各種編集処理を制御する。保存/更新部204は、入力制御部202からの編集指示に従い、文書データの保存及び更新を指示する。データ解析部205は、文書編集部203の制御に応じて、文書データを解析して、描画オブジェクトを生成する。
図3は、文書編集アプリケーションのGUI部201によって表示されるメインウィンドウ601の一例を示す図である。メインウィンドウ601は、メニュー/ツールバー602、ページプレビュー603、オブジェクトペイン604を含む。
メニュー/ツールバー602には、文書編集アプリケーション200が有する各種機能を行うためのコントロールが配置されている。例えば、文書データをファイルとして保存するコントロール605等がメニュー/ツールバー602に存在する。ページプレビュー603は文書データの内容が描画される領域であって、複数のページで構成されたページ611が描画された状態を図3では示されている。先頭ページ以外のページは、先頭ページから少しずらした状態(612)で表示されている。複数の描画オブジェクトを選択し、揃えコントロール624を実行することで、揃え機能が実行され、選択した描画オブジェクトの位置を揃えることができる。揃えコントロール624は、揃え位置をプルダウンメニューとして表示し、選択することができる。
ページプレビュー603に表示された文書データには、付箋621及び付箋622、及び付箋623がページからはみ出した状態に表示されている。これらの付箋は、オブジェクトペイン604に含まれる該当の項目によって任意のページに配置できる。本実施形態では説明の都合上、ページから描画オブジェクトの一部領域がはみ出した状態で表示された描画オブジェクトを「付箋」と称するが、はみ出さないようにページ内部に付与することも可能である。オブジェクトペイン604には、描画オブジェクトの挿入及び編集を行うための各種機能が配置されている。例えば各種描画オブジェクトを挿入するコントロール613及び描画オブジェクトの色や太さ等の属性変更を行うためのコントロール614が存在する。
(データ構造)
文書データのデータ構造について図4を用いて説明する。文書データは紙媒体を模擬した構造を有する。文書データには文書データ全般に係る属性(文書属性)、及び文書編集アプリケーションで定義された各ページのページ属性が定義されている。一つの文書データ300は複数のページを含むことができる。
図4に示すように、文書データはページ毎のデータ(原稿データ、注釈データ等)を含む。具体的に文書データ300には、文書属性が定義されていると共に、4つのページ302A、302B、302Cがリンクされている。各ページ302A、302B、302Cにはそれぞれページ属性が定義され、各ページの実体である原稿データと注釈データが含まれている。
文書データのデータ構造について図4を用いて説明する。文書データは紙媒体を模擬した構造を有する。文書データには文書データ全般に係る属性(文書属性)、及び文書編集アプリケーションで定義された各ページのページ属性が定義されている。一つの文書データ300は複数のページを含むことができる。
図4に示すように、文書データはページ毎のデータ(原稿データ、注釈データ等)を含む。具体的に文書データ300には、文書属性が定義されていると共に、4つのページ302A、302B、302Cがリンクされている。各ページ302A、302B、302Cにはそれぞれページ属性が定義され、各ページの実体である原稿データと注釈データが含まれている。
図5を用いて、文書の各ページに含まれる注釈データ400について説明する。注釈データ400には注釈IDが含まれている。文書編集アプリケーション200は、注釈IDを参照することで注釈オブジェクトリストに含まれる注釈オブジェクトの属性情報を特定できる。注釈オブジェクトリストを構成する注釈オブジェクト情報410には、注釈ID401と注釈種類402、注釈オブジェクトの位置を示す座標情報403、注釈オブジェクトの作成/更新日時404、注釈オブジェクトを付与したユーザーのユーザー名405、注釈オブジェクトが付与されたページのページ番号406、注釈固有情報407が含まれる。注釈種類が長方形である場合、注釈固有情報407が参照される。長方形の注釈オブジェクトの注釈固有情報407は例えば、線の種類411、線の色と透明度の情報である線の色情報412、塗りつぶしの色と透明度の情報である塗りつぶし色情報413を保持している。注釈種類が「付箋」である場合、注釈固有情報407が参照される。付箋の注釈固有情報407は例えば、線の種類421、線の色情報422、文字列として何が配置されているか情報であるテキスト情報423、文字列を描画する際に使用するフォント情報424、文字列を付箋の中のどの位置に寄せて配置するかを示す文字配置情報425を保持している。
(実施形態1における揃え実行時の処理の流れ)
図3、図6、図7を用いて、実施形態1に係る文書編集アプリケーションにおいての揃え実行時の処理の流れについて説明する。
まず、揃え実行までの処理の流れについて説明する。
ユーザーがキーボード/マウス108にて、付箋621、622、623が含まれるように領域を選択する。選択する際のユーザー操作については特に限定しないが、付箋621〜623の少し上の位置からドラッグアンドドロップ操作を行うことによって、該当の領域を選択できるものとする。GUI部201はキーボード/マウス108に対する操作を検知して、入力制御部202に操作に応じた指示を行う。指示を受けた入力制御部202は、領域選択内の描画オブジェクトである付箋621、622、623を選択状態にする。
図3、図6、図7を用いて、実施形態1に係る文書編集アプリケーションにおいての揃え実行時の処理の流れについて説明する。
まず、揃え実行までの処理の流れについて説明する。
ユーザーがキーボード/マウス108にて、付箋621、622、623が含まれるように領域を選択する。選択する際のユーザー操作については特に限定しないが、付箋621〜623の少し上の位置からドラッグアンドドロップ操作を行うことによって、該当の領域を選択できるものとする。GUI部201はキーボード/マウス108に対する操作を検知して、入力制御部202に操作に応じた指示を行う。指示を受けた入力制御部202は、領域選択内の描画オブジェクトである付箋621、622、623を選択状態にする。
さらにユーザーは、キーボード/マウス108にて、揃えコントロール624のプルダウンメニューである「右揃え」を選択する。すると、GUI部201は、キーボード/マウス108に対する操作を検知して、入力制御部202に操作に応じた指示を行う。指示を受けた入力制御部202は、選択状態の描画オブジェクトである付箋621、622、623に対して付箋の揃え処理を指示する。指示を受けた文書編集部203は、図6の揃え処理実行フローを開始する。
図6を用いて、実施形態1における揃え実行時の処理フローを説明する。
S501では、文書編集部203は、選択状態である付箋の注釈オブジェクト情報410を取得する。今回の例では付箋621〜623が選択状態であるため、3つの付箋の注釈オブジェクト情報410を文書編集部203が取得する。
S502では、文書編集部203は、現在表示中のページサイズを取得する。図3の例で言えば、文書編集部203は、現在表示しているページ611のページサイズを取得する。
S501では、文書編集部203は、選択状態である付箋の注釈オブジェクト情報410を取得する。今回の例では付箋621〜623が選択状態であるため、3つの付箋の注釈オブジェクト情報410を文書編集部203が取得する。
S502では、文書編集部203は、現在表示中のページサイズを取得する。図3の例で言えば、文書編集部203は、現在表示しているページ611のページサイズを取得する。
S503では、文書編集部203は、揃え実行時の注釈オブジェクトの位置を算出する。具体的には、揃えコントロール624で選択された揃えと、S501で取得した選択状態の注釈オブジェクト情報410から各注釈オブジェクトの座標情報403を基に、揃え機能を実行した場合の注釈オブジェクトの位置を計算する。複数の注釈オブジェクトが選択され、揃えコントロール624で「右揃え」が選択された場合を例により具体的に説明する。まず、文書編集部203は、各注釈オブジェクトの座標情報403の中で、注釈オブジェクトの右辺が一番右側に位置するオブジェクトを特定する。次に、文書編集部203は、特定された注釈オブジェクト以外の注釈オブジェクトの右辺を、一番右側に位置する注釈オブジェクトの右辺に移動した際の各注釈オブジェクトの座標を算出する。例えば、ページプレビュー701の各注釈オブジェクトが選択された状態で「右揃え」が実行された場合、算出した結果の位置はページプレビュー702の状態となる。S503では、文書編集部203は、ページプレビュー702の状況における付箋622及び付箋623の位置座標を算出する。
S504では、文書編集部203は、揃え機能を実行した後、付箋の全領域がページの領域外となる注釈オブジェクトが存在するかを判定する。ここでのページの領域とは、例えば付箋623が配置されているページ(図3における3ページ目)の領域を指している。本ステップでは、文書編集部203は、揃え機能の実行を想定した結果、付箋623が該当のページの領域内に存在するかを判定する。判定の具体的な方法として、文書編集部203は、S502で取得したページサイズとS503で算出した各注釈オブジェクトの座標を比較することによって、各注釈オブジェクトの一部がページ領域内に位置しているかを確認する。
「右揃え」の場合、S503で算出した注釈オブジェクトの座標の左辺が、S502で取得したページの右辺よりも右側に位置したときに、注釈オブジェクトはすべてページ外となる注釈オブジェクトと判定される。例えば、ページ左上を原点としたときのページプレビュー702の付箋621、622、623のそれぞれの左辺のX座標が150、190、180、幅が60、80、50、ページの右辺のX座標が200とする。「右揃え」が実行された場合、付箋622の右辺を基準として付箋621、623が移動され、付箋621、622、623のそれぞれの左辺のX座標は210、190、230となる。ページの右辺のX座標の200よりもオブジェクトの左辺の座標が大きい付箋621と付箋622はページ外と判定される。そのときのページプレビュー702の一例は図7に示した通りである。
文書編集部203は、S504において該当する注釈オブジェクトが1つ以上存在する場合、S505に進み、存在しない場合はS506に進む。
S505では、文書編集部203は、注釈オブジェクトの少なくとも一部領域がページの領域内に存在するように、注釈オブジェクトの位置を決定する。例えば、ページプレビュー701の各注釈オブジェクトが選択された状態で「右揃え」が実行された場合、文書編集部203は、一番幅の短い注釈オブジェクトがページにかかる位置を基準に右に揃える。文書編集部203は、各注釈オブジェクトの座標情報403から一番幅の短い注釈オブジェクトを判定する。付箋621、622、623の場合は、文書編集部203は、付箋623が一番幅の短い注釈オブジェクトと判定する。左右の揃えの場合、文書編集部203は、注釈オブジェクトの長さから判定する。上下の揃えの場合、文書編集部203は、上下方向の長さから判定する。文書編集部203は、一番長さの短い注釈オブジェクト(付箋623)の左辺座標が、ページの右辺座標以下となるように付箋623の配置位置を変更する。
S505では、文書編集部203は、注釈オブジェクトの少なくとも一部領域がページの領域内に存在するように、注釈オブジェクトの位置を決定する。例えば、ページプレビュー701の各注釈オブジェクトが選択された状態で「右揃え」が実行された場合、文書編集部203は、一番幅の短い注釈オブジェクトがページにかかる位置を基準に右に揃える。文書編集部203は、各注釈オブジェクトの座標情報403から一番幅の短い注釈オブジェクトを判定する。付箋621、622、623の場合は、文書編集部203は、付箋623が一番幅の短い注釈オブジェクトと判定する。左右の揃えの場合、文書編集部203は、注釈オブジェクトの長さから判定する。上下の揃えの場合、文書編集部203は、上下方向の長さから判定する。文書編集部203は、一番長さの短い注釈オブジェクト(付箋623)の左辺座標が、ページの右辺座標以下となるように付箋623の配置位置を変更する。
文書編集部203は、配置位置が変更された付箋623の右辺座標が、その他の注釈オブジェクト(付箋621、622)の右辺座標と一致するように付箋621及び付箋622の配置位置を変更する。S505の処理を実行した結果、各注釈オブジェクトの一はページプレビュー703の状態となる。
例えば、S504で説明したページプレビュー702の各座標で考えた場合、文書編集部203は、一番幅の小さいオブジェクトである付箋623のX座標を200に移動する。付箋621、622は付箋623の右辺に揃うように移動するため、付箋621、622の左辺のX座標はそれぞれ190、170に変更される。いずれの付箋の左辺も、ページの右辺のX座標の200以下であるため、付箋621〜623の一部領域がページの領域内に存在することがわかる。
例えば、S504で説明したページプレビュー702の各座標で考えた場合、文書編集部203は、一番幅の小さいオブジェクトである付箋623のX座標を200に移動する。付箋621、622は付箋623の右辺に揃うように移動するため、付箋621、622の左辺のX座標はそれぞれ190、170に変更される。いずれの付箋の左辺も、ページの右辺のX座標の200以下であるため、付箋621〜623の一部領域がページの領域内に存在することがわかる。
S505の処理は、複数のページのうちの一つのページに配置された第一のオブジェクトと、一つのページとは別のページに配置された第二のオブジェクトと、を少なくとも含む複数のオブジェクトの一端が揃うように複数のオブジェクトの配置位置を変更する処理の一例である。また、S505の処理は、第一のオブジェクトの一部が一つのページの領域内に存在し、且つ、第二のオブジェクトの一部が別のページの領域内に存在する状態を維持したまま、第一のオブジェクトのうちで一つのページの領域外に存在する一端、及び第二のオブジェクトのうちで別のページの領域外に存在する一端が揃うように複数のオブジェクトの少なくとも一部のオブジェクトの配置位置を変更する処理の一例である。
図7を例にすると、付箋622は、第一のオブジェクトの一例である。複数のページのうちの一つのページは、例えば、2ページ目である。一つのページとは別のページは、例えば、1ページ目である。付箋621は、第二のオブジェクトの一例である。
図7を例にすると、付箋622は、第一のオブジェクトの一例である。複数のページのうちの一つのページは、例えば、2ページ目である。一つのページとは別のページは、例えば、1ページ目である。付箋621は、第二のオブジェクトの一例である。
S504においてページ領域外に全領域が存在するオブジェクトが存在しないと判定された場合、S506では、文書編集部203は、通常の揃え処理を実行する。ここでの通常の揃え処理とは、一番右端に配置された付箋(付箋622)の右辺に対し、その他の付箋(付箋621及び付箋623)の右辺を揃える処理である。その際、一番右端に配置された付箋の配置位置は変更されないものとする。本ステップを実行した結果の各付箋の配置位置は、S503で算出した位置に相当する。以上が図6の処理内容である。
S506の処理は第一のオブジェクトの配置位置を変更することなく、複数のオブジェクトのうちで第一のオブジェクト以外のオブジェクトの配置位置を変更する処理の一例である。
図7を例にすると、付箋622は、第一のオブジェクトの一例である。
S506の処理は第一のオブジェクトの配置位置を変更することなく、複数のオブジェクトのうちで第一のオブジェクト以外のオブジェクトの配置位置を変更する処理の一例である。
図7を例にすると、付箋622は、第一のオブジェクトの一例である。
S505では、一番短い付箋の右端を基準にその他の付箋の配置位置を決定するようにしたが、いずれの付箋も一部領域がページ領域内に存在しさえすれば、付箋の配置位置の決定方法は特に限定しない。例えば、一番短い付箋の配置位置を変更することなく複数の付箋の右端を揃えるように配置してもよい。
例えば、付箋622が、複数の付箋のうちで領域外に存在する部分の長さが一番長い付箋であって、付箋622の一端に揃うように付箋622以外の付箋の配置位置を変更した際に、オブジェクトの全領域がページの領域外に存在する付箋(例えば、付箋623)が存在する場合、文書編集部203は、付箋623の一部がページの領域内に存在するように、複数の付箋の配置位置を変更するようにしてもよい。
また、例えば、付箋622が、複数の付箋のうちで領域外に存在する部分の長さが一番長い付箋であって、付箋622の一端に揃うように付箋622以外の付箋の配置位置を変更した際に、オブジェクトの全領域がページの領域外に存在する付箋(例えば、付箋623)が存在する場合、文書編集部203は、付箋623の配置位置を変更することなく、複数の付箋のうちで付箋623以外の付箋の配置位置を変更するようにしてもよい。
また、例えば、付箋622が、複数の付箋のうちで領域外に存在する部分の長さが一番長い付箋であって、付箋622の一端に揃うように付箋622以外の付箋の配置位置を変更した際に、オブジェクトの全領域がページの領域外に存在する付箋(例えば、付箋623)が存在する場合、文書編集部203は、付箋623の一端に揃うように付箋623以外の付箋の配置位置を変更する前の付箋623の一部がページの領域内に存在する特定の配置位置を決定し、複数のオブジェクトが特定の配置位置に位置するように、付箋623を含む前記複数の付箋の配置位置を変更するようにしてもよい。
また、S503の処理内容を説明しやすくするために、図7のページプレビュー702を用いて説明したが、S503の処理を実行した際に付箋621〜623がページプレビュー702のように配置されるわけではない。S503ではあくまでも、揃え機能の実行を想定したときの付箋の配置位置を算出しているのであって、ユーザーから見ればページプレビュー701がページプレビュー703に直接変更されたように見える。
また、S502では現在表示中のページサイズを取得しているが、各ページサイズが異なる場合及びその際の付箋の表示位置の方法によっては、現在表示しているページだけでなく、付箋の属する各ページのページサイズを取得してもよい。その場合、S504の判定に用いられるページサイズの情報は付箋の属するページの情報とする。
また、S502では現在表示中のページサイズを取得しているが、各ページサイズが異なる場合及びその際の付箋の表示位置の方法によっては、現在表示しているページだけでなく、付箋の属する各ページのページサイズを取得してもよい。その場合、S504の判定に用いられるページサイズの情報は付箋の属するページの情報とする。
(効果)
本実施形態の処理によって、電子付箋を揃える際に、ユーザーの手を煩わせることなく、付箋の一部がページ領域内に存在した状態を維持しつつ、ページ領域外にはみ出している付箋のはみだし位置を揃えることができる。
本実施形態の処理によって、電子付箋を揃える際に、ユーザーの手を煩わせることなく、付箋の一部がページ領域内に存在した状態を維持しつつ、ページ領域外にはみ出している付箋のはみだし位置を揃えることができる。
<変形例1>
実施形態1では、領域の一部がページ領域外に存在する付箋に対する状況を前提に説明した。変形例1では、配置変更の変更対象であるオブジェクトの中に、付箋以外の注釈オブジェクトが含まれている場合を想定し、注釈オブジェクトの種類に応じて揃えの位置を変えるようにする例を示す。変形例1では、実施形態1と異なる点を主に説明する。
実施形態1では、領域の一部がページ領域外に存在する付箋に対する状況を前提に説明した。変形例1では、配置変更の変更対象であるオブジェクトの中に、付箋以外の注釈オブジェクトが含まれている場合を想定し、注釈オブジェクトの種類に応じて揃えの位置を変えるようにする例を示す。変形例1では、実施形態1と異なる点を主に説明する。
(変形例1における揃え実行時の処理の流れ)
図8、図9を用いて、変形例1に係る文書編集アプリケーションにおいての注釈オブジェクト揃え時の処理の流れについて説明する。なお、図9の処理を開始する操作は、図6と同様である。
図8を用いて、変形例1における揃え実行時の処理を適用した場合とそうでない場合の処理結果の一例を説明する。
図8は、揃えを実行する前の状態と、変形例1における揃え実行時の処理を適用しない場合の揃え実行結果と、適用した場合の揃え実行結果の配置例を示す図である。
図8、図9を用いて、変形例1に係る文書編集アプリケーションにおいての注釈オブジェクト揃え時の処理の流れについて説明する。なお、図9の処理を開始する操作は、図6と同様である。
図8を用いて、変形例1における揃え実行時の処理を適用した場合とそうでない場合の処理結果の一例を説明する。
図8は、揃えを実行する前の状態と、変形例1における揃え実行時の処理を適用しない場合の揃え実行結果と、適用した場合の揃え実行結果の配置例を示す図である。
ページプレビュー901は、変形例1における揃え実行前の注釈オブジェクト位置のページプレビューの一例である。ページプレビュー901の状態は、付箋621と、スタンプ904の2つの注釈オブジェクトがある状態である。
付箋位置902は、ページプレビュー901の注釈オブジェクトの状態に対して、「右揃え」を実行した際の図9の処理を適用しない場合の付箋位置である。付箋621の位置を基準に右に揃えた結果、スタンプ904がページからはみ出しており、ページ内の部分のみ描画されている状態を示す。
付箋位置903は、ページプレビュー901の注釈オブジェクトの状態に対して、「右揃え」を実行した際の図9の処理を適用した場合の付箋位置である。図9の処理を適用することにより、スタンプ904がページ外にはみ出さない状態で揃えられている状態となる。
付箋位置902は、ページプレビュー901の注釈オブジェクトの状態に対して、「右揃え」を実行した際の図9の処理を適用しない場合の付箋位置である。付箋621の位置を基準に右に揃えた結果、スタンプ904がページからはみ出しており、ページ内の部分のみ描画されている状態を示す。
付箋位置903は、ページプレビュー901の注釈オブジェクトの状態に対して、「右揃え」を実行した際の図9の処理を適用した場合の付箋位置である。図9の処理を適用することにより、スタンプ904がページ外にはみ出さない状態で揃えられている状態となる。
図9を用いて、変形例1における揃え実行時の処理フローを説明する。
S503において揃え機能を実行した際のオブジェクトの位置を算出した後、S801では、文書編集部203は、揃えの実行対象がすべて付箋であるか否かを判定する。具体的には、文書編集部203は、各注釈オブジェクト情報410の注釈種類402がすべて付箋であるかどうかを確認する。文書編集部203は、すべて付箋であると判定した場合、S504へ進み、そうでない場合S802へ進む。また、図8の例では、実行対象である描画オブジェクトのうち、スタンプ904が付箋ではないため、文書編集部203は、S801からS802の処理に進む。S801において処理の実行対象がすべて付箋であると判定された後の処理内容は実施形態1で説明した通りである。
S503において揃え機能を実行した際のオブジェクトの位置を算出した後、S801では、文書編集部203は、揃えの実行対象がすべて付箋であるか否かを判定する。具体的には、文書編集部203は、各注釈オブジェクト情報410の注釈種類402がすべて付箋であるかどうかを確認する。文書編集部203は、すべて付箋であると判定した場合、S504へ進み、そうでない場合S802へ進む。また、図8の例では、実行対象である描画オブジェクトのうち、スタンプ904が付箋ではないため、文書編集部203は、S801からS802の処理に進む。S801において処理の実行対象がすべて付箋であると判定された後の処理内容は実施形態1で説明した通りである。
S802では、文書編集部203は、揃え実行後の位置で一部ページ外となる付箋以外のオブジェクトが存在するか否かを判定する。具体的には文書編集部203は、S503で算出した各注釈オブジェクトの座標を基に、付箋以外の注釈オブジェクトの右辺座標がページの右辺座標より大きいかどうかを判定する。例えば、ページプレビュー901の注釈オブジェクトの状態に対して、「右揃え」を実行した場合の各注釈オブジェクトの位置はページプレビュー902の状態となる。これはスタンプ904の一部がページ外に位置している状態である。文書編集部203は、一部ページ外となる付箋以外のオブジェクトが存在する場合、S803へ進み、そうでない場合S506へ進む。
S506の処理内容の詳細については実施形態1で説明した通りである。付箋621とスタンプ904がどちらもページ領域内に収まった状態で「右揃え」が実行されると、両描画オブジェクトのうちで一番右側に存在するオブジェクトの右辺を基準に描画オブジェクトの右辺が揃うように配置位置が変更される。
S803では、文書編集部203は、各注釈オブジェクトをページ内に収まる位置に揃える。具体的には「右揃え」実行によりページの右側にオブジェクトがはみだすと判定した場合、文書編集部203は、ページの右辺座標が各注釈オブジェクトの右辺座標以上になるようにオブジェクトの配置位置を変更する。S803の処理を実行した結果の一例をページプレビュー903に示す。このように、揃え機能の実行対象に付箋ではない描画オブジェクト(はみ出して配置できない描画オブジェクト。図8におけるスタンプ904。)が存在した場合には、文書編集部203は、揃え機能の実行対象である付箋すべてがページ領域内に収まるようにしつつ、特定の一端を揃えるように配置する。
S803の処理は、第一のオブジェクトと、第一のオブジェクトとは異なるオブジェクトであって、オブジェクトの全領域が第一のページの領域内に存在する別のオブジェクトと、が第一のページに存在した場合、別のオブジェクトの全領域が第一のページの領域内に存在する状態を維持しつつ、第一のオブジェクトと、別のオブジェクトと、の一端が揃うように、第一のオブジェクトと、別のオブジェクトと、の何れか又は双方の配置位置を変更する処理の一例である。
図8を例にすると、付箋621は、第一のオブジェクトの一例である。また、スタンプ904は、別のオブジェクトの一例である。
図8を例にすると、付箋621は、第一のオブジェクトの一例である。また、スタンプ904は、別のオブジェクトの一例である。
なお、変形例1では、S801の処理で、注釈種類402が付箋であるか否かを判定したが、ページ外に配置することが望ましいその他の注釈種類402がある場合、付箋に限定せず、その注釈種類402についても付箋と同様の扱いを行ってよい。
また、変形例1では、注釈オブジェクトの種類が付箋以外であるものが含まれている場合の揃えは、ページ内におさまるように揃えを実行するようにした。しかし、ページ外に位置する付箋とそうでない付箋以外のオブジェクトが混在した状態の場合は、ページ外に位置する方向の揃えの実行を禁止するようにしてもよい。例えば、ページプレビュー901の付箋621とスタンプ904が選択状態の場合、揃えコントロール624の右揃えボタンをDisable(押下できない)状態にする。
また、スタンプ904の配置位置を変更することなく、スタンプ904の一端に付箋621の一端が揃うように付箋621の配置位置のみを変更するようにしてもよい。
例えば、文書編集部203は、付箋621と、スタンプ904と、が同じページに存在した場合、スタンプ904の一部がページの領域内に存在した状態を維持しつつ、付箋621の一端に揃うように、スタンプ904の配置位置を変更するようにしてもよい。
また、例えば、文書編集部203は、付箋621の一端に揃うようにスタンプ904の配置位置を変更した際に、スタンプ904の全領域がページの領域外に存在することになる場合、スタンプ904の配置位置を変更することなく、付箋621の一端がスタンプ904の一端に揃うように付箋621の配置位置を変更するようにしてもよい。
また、例えば、文書編集部203は、付箋621とスタンプ904が同じページに配置されており、付箋621とスタンプ904の全領域が同じページの領域内に存在した場合、付箋621とスタンプ904の全領域が同じページの領域内に存在した状態を維持しつつ、付箋621とスタンプ904の一端が揃うように配置位置を変更するようにしてもよい。
S802の処理内容を説明しやすくするために、図8のページプレビュー902を用いて説明したが、S802の処理を実行した際に付箋621及びスタンプ904がページプレビュー902のように配置されるわけではない。S802ではあくまでも、揃え機能の実行を想定したときの付箋の配置位置を算出しているのであって、ユーザーから見ればページプレビュー901がページプレビュー903に直接変更されたように見える。
(効果)
変形例1によれば、付箋以外の描画オブジェクトが混在する場合であっても、適切な位置に各描画オブジェクトを配置することができる。
変形例1によれば、付箋以外の描画オブジェクトが混在する場合であっても、適切な位置に各描画オブジェクトを配置することができる。
<その他の実施形態>
実施形態1では、すべてページ外となる注釈オブジェクトが存在しない位置に注釈オブジェクトを揃える手段として、一番幅の短い注釈オブジェクトを基準とする方法を記述したが、本手段によらなくてもよい。例えば、揃え位置は従来の揃え位置と変えずに、各注釈オブジェクトの幅を長くすることでページにかかる状態にしてもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
実施形態1では、すべてページ外となる注釈オブジェクトが存在しない位置に注釈オブジェクトを揃える手段として、一番幅の短い注釈オブジェクトを基準とする方法を記述したが、本手段によらなくてもよい。例えば、揃え位置は従来の揃え位置と変えずに、各注釈オブジェクトの幅を長くすることでページにかかる状態にしてもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の実施形態の一例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではない。
以上、上述した各実施形態によれば、異なるページに配置された複数の電子付箋を揃える際に、電子付箋の一部領域がページの領域内に存在した状態を維持しつつ、複数の付箋の一端と揃えて配置することができる。
100 CPU
107 ディスプレイ
107 ディスプレイ
Claims (8)
- 複数のページを重ね、前記複数のページを構成するページの一つに対して、オブジェクトの一部が前記ページの領域外に存在するように前記オブジェクトを表示する表示手段と、
前記複数のページのうちの一つのページに配置された第一のオブジェクトと、前記一つのページとは別のページに配置された第二のオブジェクトと、を少なくとも含む複数のオブジェクトの一端が揃うように前記複数のオブジェクトの配置位置を変更する変更手段と、
を有し、
前記変更手段は、
前記第一のオブジェクトの一部が前記一つのページの領域内に存在し、且つ、前記第二のオブジェクトの一部が前記別のページの領域内に存在する状態を維持したまま、
前記第一のオブジェクトのうちで前記一つのページの領域外に存在する一端、及び前記第二のオブジェクトのうちで前記別のページの領域外に存在する一端が揃うように前記複数のオブジェクトの少なくとも一部のオブジェクトの配置位置を変更することを特徴とする情報処理装置。 - 前記第一のオブジェクトが、前記複数のオブジェクトのうちで領域外に存在する部分の長さが一番長いオブジェクトであって、
前記第一のオブジェクトの一端に揃うように前記第一のオブジェクト以外のオブジェクトの配置位置を変更した際に、オブジェクトの全領域がページの領域外に存在する第三のオブジェクトが存在する場合、
前記変更手段は、
前記第三のオブジェクトの一部がページの領域内に存在するように、前記複数のオブジェクトの配置位置を変更することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第一のオブジェクトが、前記複数のオブジェクトのうちで領域外に存在する部分の長さが一番長いオブジェクトであって、
前記第一のオブジェクトの一端に揃うように前記第一のオブジェクト以外のオブジェクトの配置位置を変更した際に、オブジェクトの全領域がページの領域外に存在する第三のオブジェクトが存在する場合、
前記変更手段は、
前記第三のオブジェクトの配置位置を変更することなく、前記複数のオブジェクトのうちで前記第三のオブジェクト以外のオブジェクトの配置位置を変更することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第一のオブジェクトが、前記複数のオブジェクトのうちで領域外に存在する部分の長さが一番長いオブジェクトであって、
前記第一のオブジェクトの一端に揃うように前記第一のオブジェクト以外のオブジェクトの配置位置を変更した際に、オブジェクトの全領域がページの領域外に存在する第三のオブジェクトが存在する場合、
前記変更手段は、前記第一のオブジェクトの一端に揃うように前記第一のオブジェクト以外のオブジェクトの配置位置を変更する前の前記第三のオブジェクトの一部がページの領域内に存在する特定の配置位置を決定し、前記複数のオブジェクトが前記特定の配置位置に位置するように、前記第三のオブジェクトを含む前記複数のオブジェクトの配置位置を変更することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第一のオブジェクトが、前記複数のオブジェクトのうちで領域外に存在する部分の長さが一番長いオブジェクトであって、
前記第一のオブジェクトの一端に揃うように前記第一のオブジェクト以外のオブジェクトの配置位置を変更した際に、オブジェクトの全領域がページの領域外に存在する第三のオブジェクトが存在しない場合、
前記変更手段は、前記第一のオブジェクトの配置位置を変更することなく、前記複数のオブジェクトのうちで前記第一のオブジェクト以外のオブジェクトの配置位置を変更することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の情報処理装置。 - 前記第一のオブジェクトと、前記第一のオブジェクトとは異なるオブジェクトであって、前記オブジェクトの全領域が前記第一のページの領域内に存在する別のオブジェクトと、が前記第一のページに存在した場合、
前記変更手段は、
前記別のオブジェクトの全領域が前記第一のページの領域内に存在する状態を維持しつつ、前記第一のオブジェクトと、別のオブジェクトと、の一端が揃うように、前記第一のオブジェクトと、前記別のオブジェクトと、の何れか又は双方の配置位置を変更することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の情報処理装置。 - コンピュータを、請求項1乃至6の何れか一項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
- 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
複数のページを重ね、前記複数のページを構成するページの一つに対して、オブジェクトの一部が前記ページの領域外に存在するように前記オブジェクトを表示する表示工程と、
前記複数のページのうちの一つのページに配置された第一のオブジェクトと、前記一つのページとは別のページに配置された第二のオブジェクトと、を少なくとも含む複数のオブジェクトの一端が揃うように前記複数のオブジェクトの配置位置を変更する変更工程と、
を含み、
前記変更工程では、
前記第一のオブジェクトの一部が前記一つのページの領域内に存在し、且つ、前記第二のオブジェクトの一部が前記別のページの領域内に存在する状態を維持したまま、
前記第一のオブジェクトのうちで前記一つのページの領域外に存在する一端、及び前記第二のオブジェクトのうちで前記一つのページの領域外に存在する一端が揃うように前記複数のオブジェクトの少なくとも一部の配置位置を変更することを特徴とする情報処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019187057A JP2021063863A (ja) | 2019-10-10 | 2019-10-10 | 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021063863A true JP2021063863A (ja) | 2021-04-22 |
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ID=75486150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019187057A Pending JP2021063863A (ja) | 2019-10-10 | 2019-10-10 | 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法 |
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2019
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