JP5646019B2 - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は構造化文書に基づき画像を処理する画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
近年、インターネット上のWebページにアクセスして様々な情報を獲ることが可能となった。これらのWebページはHTML(Hyper Text Markup Language)またはXHTML(Extensible Hyper Text Markup Language)等のような構造化言語で記述された構造化文書である。この構造化文書に対応したブラウザーと呼ばれるソフトウェアでWebページをディスプレイ上に表示し、参照することが可能である。
またこれらWebページの一部の領域を画像として抽出して印刷することが可能である。この場合はブラウザーでWebページをディスプレイ上で表示し、この表示中のWebページ内の一部領域をマウス等のポインティングデバイスを用いて選択する方法が一般的である。(例えば[特許文献1]参照)
特登録03588337号公報
しかしながら従来の方法では、ブラウザーで表示しているWebページの領域をそのブラウザーにおいて選択する場合では、要素単位の選択のみしかできなかった。つまり、例えば画像要素の一部やテキスト要素の一部といったユーザにとって任意の領域を選択することができないといった問題があった。
上記課題を解決するために本発明の画像処理装置は、構造化文書に含まれる複数の要素が配置されたページにおける抽出対象の領域を特定する特定手段と、前記ページに配置された複数の要素を含むデータであって、要素をベクター形式で保持可能であり且つ当該ベクター形式の要素の一部に対応する画像データを抽出可能なデータを作成するための制御を行う作成制御手段と、前記ページにおいて前記特定手段により特定された抽出対象の領域に対応する画像データを、前記作成制御手段による制御により作成された前記データに基づいて抽出する抽出手段と、を有し、前記特定手段により特定された前記抽出対象の領域によって前記複数の要素のうちの1つの要素の一部分が切り取られる場合、前記抽出手段は、前記データに含まれている当該1つの要素を選択し、当該選択された1つの要素に基づく画像データを作成し、当該作成された画像データのうちの当該一部分に対応する画像データを切り取ることで、当該一部分に対応する当該画像データを抽出することを特徴とする。
構造化文書に基づき印刷する印刷システムの例を示す図である。 PC101の構成を示すブロック図である。 実施例1におけるPC101のソフトウェア構成を示すブロック図である。 GUI画面の一例を示す図である。 範囲選択ボタン406押下後のGUI画面を示す図である。 構造化文書の一例を示す図である。 構造化文書印刷モジュール302の処理手順を示す図である。 実施例2におけるPC101のソフトウェア構成を示すブロック図である。 実施例2の領域選択ウインドウ901を示す図である。 実施例3におけるPC101のソフトウェア構成を示すブロック図である。 実施例3の領域選択ウインドウのGUI画面を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、構造化文書に基づき印刷する印刷システムの例を示す図である。図1に示したPC(Personal Computer)101はプリンタ104と接続されており印刷制御装置としてプリンタ104に画像を印刷させる。またPC101は、インターネット102を介してWWWサーバ103と接続されており、構造化言語で記載された構造化文書をダウンロードして、その構造化文書に基づきWebページを表示する。なお、この構造化文書はHTMLやXHTML等の言語で記述されている。さらに、このダウンロードした構造化文書に基づき、プリンタ104に画像を印刷させる。
図2はPC101の構成を示すブロック図である。CPU201は、プログラムに従ってデータの演算や命令を行い、PC101の各部や接続された装置に対する制御を行う。
RAM202は、一時記憶領域として使用されるメモリであり、ROM203は、CPU201により実行される各種のプログラムを保存するメモリである。ハードディスク204はオペレーティングシステム(OS)、ブラウザーやその他のアプリケーションソフトのプログラムやデータ等を記録する。つまり、CPU201が、ROM203或いはハードディスク204に格納されたプログラムをRAM202に読出し、RAM202をワークメモリとしてプログラムを実行することで各種の制御が行われる。
USBインターフェース205は、USBケーブルが接続されるインターフェースであり、プリンタ104とのデータ通信を行うためのインターフェースである。なおプリンタ104との通信はUSBケーブル以外でも、例えばSCSIや無線により行われてもよい。
表示装置206はCRTや液晶ディスプレイとグラフィックコントローラとからなり、PC101が表示制御装置として種々の表示を行う。例えば、WWWサーバ103からダウンロードしたWebページや、印刷プレビュー画像、またグラフィックユーザインターフェース(GUI)などの表示が行われる。入力装置207はユーザがPC101に対して各種指示を与えるための装置であり、例えばマウスやキーボードがある。システムバス209は、CPU201やRAM202、ROM203、ハードディスク204等との間のデータのやり取りを行う。
LANインターフェース208はLANケーブルが接続されるインターフェースであり、不図示のルータ、またインターネット102を介して外部のWWWサーバ103とのデータ通信が行われる。なおこのデータ通信は、例えば無線に対応したインターフェースにより、無線で行われてもよい。
また図2では、PC101が表示装置206と入力装置207、CPU201、RAM202等の制御部と一体となった所謂ノート型のPCの場合を示している。しかし本発明はこれに限らず、PCは、表示装置と入力装置とが制御部と別体となった所謂デスクトップ型のものでもよい。
図3は、実施例1におけるPC101のソフトウェア構成を示すブロック図である。この図3に示された各ブロックはROM203やハードディスク204に保存されているプログラムを機能ごとに分類したものであり、これらのプログラムはCPU201により実行される。以下にPC101上で動作するプログラムとそのデータ処理構成について図3を用いて説明する。
図3においてブラウザー301はWebページを表示するためのアプリケーションであり、WWWサーバ103から受信した構造化文書に基づきWebページを表示する。つまりは、HTMLファイル等の構造化文書ファイルをPC101上のハードディスク204へダウンロードし、それに基づいて表示装置206へ表示させる。WebページはHTMLやXHTML等の構造化文書ファイルであり、テキストや画像等の構造化文書を構成する要素がタグを用いて記述されている。またこれら要素の表示スタイルを指定するCascading Style Sheet(以下CSSと略す)と呼ばれる別ファイルが構造化文書内に指定されている。ブラウザー301はこれらの構造化文書ファイルを解析して表示装置206に表示させる。
図3において構造化文書印刷モジュール302はブラウザー301から呼び出されるプラグインソフトウェアであり、ユーザがブラウザー301に対して領域選択指示を行ったときこの構造化文書印刷モジュール302が実行される。この構造化文書印刷モジュール302により、Webページの一部を抽出する処理が行われる。
構造化文書印刷モジュール302において、領域選択オブジェクト挿入部303はブラウザー内に表示されている構造化文書に領域選択のための矩形領域を模った1つまたは複数の領域選択オブジェクトを挿入する。このとき領域選択オブジェクト挿入部303は領域選択オブジェクトを最前面に挿入するために、構造化文書内の各要素のZ−orderと呼ばれる表示順序を取得する。そして、既存の最前面の要素よりも前面に表示するためのZ−order属性を挿入する領域選択オブジェクトに設定する。
領域選択オブジェクト変更部304は、マウス等の入力装置207を用いてユーザが行う選択領域の変更指示を受け取り、領域選択オブジェクト挿入部303が挿入した領域選択オブジェクトの座標を変更する。これによりユーザは構造化文書の任意の矩形領域をマウス等の入力装置207を用いて選択領域として指定することができる。
選択領域データ抽出部305は、ユーザが構造化文書内の領域を選択後、印刷もしくは印刷プレビューの開始指示をブラウザーに対して行った場合に実行される。この選択領域データ抽出部305は、領域選択オブジェクト変更部304で設定された領域選択オブジェクトの座標を取得し、この選択領域に含まれる構造化文書内の要素を抽出し、一部領域を抽出可能な中間データファイルを作成する。この中間データファイルは印刷のための画像データであり、ビットマップデータではなく、文字情報、図形情報をベクターデータとして保持することが望ましい。このときWebページの任意の領域を抽出可能にする、つまり言い換えればWebページの要素の一部を抽出可能にするため、中間データはベクターデータの一部に対してクリップ領域が設定可能な中間データファイルであることが望ましい。たとえばPDF(Portable Document Format)またはEMF(Enhanced Metafile Format)などが中間データファイルとして用いることができる。
印刷レイアウト部306は、選択領域データ抽出部305が抽出した中間データファイルを、印刷設定を用いて用紙サイズにレイアウトする。なお、この印刷設定は用紙サイズ、解像度、印刷可能領域等の情報を含み、OS309を介してプリンタドライバ310から取得する。
印刷プレビュー部307は印刷レイアウト部306でレイアウトした要素を印刷プレビューとして表示装置206に表示する。
印刷処理部308はユーザより印刷開始指示をうけた場合に、印刷レイアウト部306でレイアウトした要素の配置情報を用いて、OS309を介してプリンタドライバ310に対して描画処理を実行する。
OS309は構造化文書印刷モジュール302とプリンタドライバ310とが印刷設定データのやり取りを行うためのAPI(Application Programming Interface)や描画処理を行うためのAPIを提供する。またOS309には印刷のジョブを管理するスプーラーシステム、プリンタコマンドをポートへ出力するポートモニター等の各種制御ソフトウェアが含まれるが詳細については省略する。
プリンタドライバ310は印刷処理部308により実行された描画処理に基づいて印刷データを生成し、プリンタコマンドに変換後、OS309を介してプリンタコマンドをプリンタ104に送信、プリンタ104が用紙へ記録する。
図4、図5を用いて、本実施例の構造化文書の表示制御装置としてのPC101が表示装置206に表示するGUI画面を説明する。図4は、GUI画面の一例を示す図である。ブラウザー301はWebページをGUI上に表示する。さらにブラウザー301には、表示するWebページを切り替えるための戻るボタン401、進むボタン402、アドレス入力領域403などが配置されている。さらにウインドウ内には印刷ボタン404、印刷プレビューボタン405およびWebページの範囲選択を行うための範囲選択ボタン406が配置されている。ユーザが範囲選択ボタン406を押下するとブラウザー301が構造化文書印刷モジュール302を呼び出す。そして構造化文書印刷モジュール302において領域選択オブジェクト挿入部303が、初期座標が設定された領域選択オブジェクトをブラウザー301の構造化文書内に挿入する。
図5は、範囲選択ボタン406押下後のGUI画面を示す図である。図5の502は、領域選択オブジェクト挿入部303によって挿入された複数の要素からなる領域選択オブジェクトである。領域選択オブジェクト502の初期座標は領域選択オブジェクト502が、ブラウザーの構造化文書表示領域の中央に配置されるように設定し、領域選択オブジェクトの初期サイズは予め決められた値を用いる。
領域選択オブジェクト502は選択領域をあらわす矩形オブジェクト503と、矩形の四隅および矩形の四辺に配された矩形サイズ変更用のオブジェクト504〜511から構成される。矩形オブジェクト503は、半透明の描画属性をもった矩形オブジェクトであり、構造化文書のどの部分が選択されているかが、透けてわかるように構成されている。
ユーザは矩形部分をマウス等の入力装置207でドラッグして、領域選択オブジェクト502の座標を任意に変更することができる。また矩形サイズ変更用オブジェクト504〜511をマウス等でドラッグすることで、矩形サイズを任意に変更することができる。
この矩形サイズ変更指示に対応して、領域選択オブジェクト変更部304が領域選択オブジェクト502のサイズ、位置を変更する。
更に図5に示すように、選択領域を印刷対象として印刷を開始するための印刷ボタン512を配置する。印刷ボタン512が押されると、選択領域データ抽出部305が領域選択オブジェクト502の座標を取得し、この矩形に含まれる構造化文書を中間データファイルとして抽出する。また図5では領域選択を中止するためのキャンセルボタン513も表示し、キャンセルボタン513が押された場合は図4の状態に戻る。
図6は、構造化文書の一例を示す図である。この図6の構造化文書601はXHTML形式で記述されている。また図示しないが構造化文書601ではCSSにより要素のレイアウト情報を別ファイルとして記述している。
構造化文書601で<span>タグ602は、領域選択オブジェクト502を表示するためのタグである。図6の<span>タグ602では領域選択オブジェクト502を任意の座標に表示可能にするため、Webページにおける絶対座標で表示位置を指定するための、”position:absolute”属性を指定している。つまりは、表示画面における座標や、またブラウザーのウインドウに対する座標ではないため、ブラウザーのウインドウを移動や拡大・縮小してもその座標は変更されない。また図6の<span>タグ602では領域選択オブジェクト502の左上の座標がleft:100px、right:100pxの位置に幅200px、高さ200pxの矩形オブジェクトを挿入している。なお、このpxは、画素(ピクセル)数を示す。
図6でz−index属性603は、領域選択オブジェクト502のz−orderを指定するための属性であり、ここでは最前面に表示するためにz−index:1000が指定されている。これにより、領域選択オブジェクト502以外の他のオブジェクトのz−indexが1000未満である場合に、領域選択オブジェクト502は最前面に表示される。また領域選択オブジェクト502のための<span>タグのidは、以降サイズ変更の際にオブジェクトの取得に使用するため、構造化文書内でユニークなIDを指定する必要がある。
なお、図6では図示していないが、領域選択オブジェクト502はその他に矩形領域の色や背景属性、透過処理のためのフィルタ属性等を指定する必要がある。さらに図6では図示していないが、領域選択オブジェクト502では、矩形領域503用のタグ以外にも矩形サイズ変更用オブジェクト504〜511のためのタグも挿入する必要があるが、ここでは省略する。
図7は、構造化文書印刷モジュール302の処理手順を示す図である。なお、この図で示す処理を実行するためのプログラムがROM203やハードディスク204に保存されている。そして、CPU201がこのプログラムをRAM202に読出し実行することにより、ここで説明する処理を行うことができる。
まずStep701において、ブラウザー301の範囲選択ボタン406が押下されたとき、構造化文書印刷モジュール302が起動されて処理を開始する。Step702では、表示されたブラウザー301のうち構造化文書に基づき表示された領域内でのマウスイベントのキャプチャー処理を開始する。なお、このマウスイベントのキャプチャーは、PC101に接続されたマウスから入力した情報に基づき、領域選択オブジェクト変更部304で処理される。次にStep703では、領域選択オブジェクト挿入部303が構造化文書内の要素のz−index属性を取得し、最も最前面に表示されるオブジェクトのz−index属性を特定する。
Step704では、領域選択オブジェクト挿入部303が、領域選択オブジェクト502の初期座標、初期サイズおよび最前面に表示するためのz−index属性を設定して、構造化文書の<body>要素に挿入する。なお、領域選択オブジェクト502を最前面に挿入するために、この領域選択オブジェクトのz−index属性はStep703で取得したその他の要素のz−index属性より大きい値を設定する。
Step705ではマウスからの情報に基づく指示の入力を待つ。マウス操作によりキャンセルボタン513が選択される指示が入力された場合はStep710でキャプチャーを解除し、Step711において領域選択処理を終了する。またStep705で領域選択オブジェクト502の位置およびサイズ変更の指示が入力された場合は、Step709に進む。そしてStep709において、マウス操作に基づき入力された指示に応じて、構造化文書内の領域選択オブジェクト502の位置およびサイズを変更し、Step705に戻る。
Step705で印刷ボタン512を選択する指示を入力した場合は、Step706、Step707およびStep708の印刷処理を実行し、Step705の入力待ち処理に戻る。まずStep706では、選択領域データ抽出部305が構造化文書内に挿入されている領域選択オブジェクト502の座標を取得する。次にStep707では、選択領域データ抽出部305が、構造化文書に基づくWebページのうちStep706で取得した座標と重なる領域に配置されたオブジェクトおよびクリップ情報を抽出して中間データファイルを描画する。なお、このクリップ情報は、Webページを上述の領域で抽出する場合に、その一部を切り取られるオブジェクトの切り取られる位置を示す。Step708では、印刷レイアウト部306が中間データファイルに基づき印刷対象を印刷領域に配置し、印刷処理部308が印刷処理を実行する。
以上の処理手順により構造化文書印刷モジュール302は、ユーザのマウス操作に応じてブラウザーに表示されたWebページの一部領域を選択し、選択された領域を抽出して印刷することができる。したがって、ユーザは、Webページの所望の領域を指定して印刷させることができる。また、複数回のマウス操作により選択領域を変更することが可能となるため、構造化文書のサイズが大きく、領域選択のために画面のスクロールが必要となる場合においても、任意の領域を選択することが可能となる。
また本実施例では、構造化文書に領域選択用のオブジェクトを挿入することで選択領域を表示していた。この方法ではJava(登録商標)Scriptなどのプラットフォームに依存しないスクリプト言語での実装が可能となるため、Webアプリケーション等でのスクリプト言語を用いたソフトウェアでの実施が容易となる。更に本実施例では、ブラウザーのプラグインソフトウェアで構造化文書の領域を選択する場合の処理について述べたが、単一のアプリケーションソフトウェアで実現しても良い。
本発明の他の実施例である実施例2について図面を用いて説明する。この実施例2におけるシステム構成およびPC構成は実施例1の図1、図2と同様である。
図8は実施例2におけるPC101のソフトウェア構成を示すブロック図である。以下にPC101上で動作するプログラムとそのデータ処理構成について図8を用いて説明する。
図8においてブラウザー301は、実施例1のブラウザー301と同一であるため詳細については省略する。図8において構造化文書印刷モジュール802はブラウザー301から呼び出されるプラグインソフトウェアであり、ユーザがブラウザー301に対して領域選択指示を行ったときこの構造化文書印刷モジュール802が実行される。
構造化文書印刷モジュール802において、領域選択画面制御部803はブラウザーの
前面に構造化文書の任意の領域を選択するための領域選択ウインドウを表示する。
図9は、実施例2の領域選択ウインドウ901を示す図である。領域選択ウインドウ901は透過な領域と、半透明の選択矩形領域902とから構成される領域選択画像としてのウインドウである。透過および半透明な領域から構成される領域選択ウインドウ901がブラウザー301の構造化文書表示領域の前面に表示されることで、構造化文書に重ねて選択領域を表示することが可能となる。
領域選択画面制御部803は、マウス等の入力装置207を用いてユーザが行う選択領域の変更指示を入力し、その指示に応じて選択矩形領域902の座標を変更する。これによりユーザは構造化文書の任意の矩形領域をマウス等の入力デバイスを用いて選択領域として指定することができる。
このようにユーザが構造化文書内の領域を選択後、その領域を印刷もしくは印刷プレビューの開始指示をブラウザーに対して行うと、選択領域データ抽出部804が実行される。選択領域データ抽出部804は、領域選択画面制御部803で設定された領域選択矩形の座標を取得し、この矩形領域に含まれる構造化文書内の要素を実施例1で示したのと同様に中間データファイルとして抽出する。
印刷レイアウト部306、印刷プレビュー部307、印刷処理部308、OS309、およびプリンタドライバ310は実施例1の図3と同一であるため説明は省略する。
以上で述べたように本実施例では、ブラウザーの前面に透過および半透明な領域から構成される領域選択ウインドウを表示することで、構造化文書の任意の領域を選択することが可能となる。
実施例2では、ブラウザーとは別の透明および半透明領域から構成されるウインドウに選択領域を表示したが、ブラウザーの移動やサイズ変更にあわせて領域選択ウインドウの位置やサイズを変更する必要がありブラウザーの情報を監視する必要がある。そこで、実施例3では上記問題を解消する方法を説明する。なお、実施例3におけるシステム構成およびPC構成は実施例1の図1、図2と同様である。
図10は、実施例3におけるPC101のソフトウェア構成を示すブロック図である。
以下にPC101上で動作するプログラムとそのデータ処理構成について図10を用いて説明する。
図10においてブラウザー301は、実施例1のブラウザー301と同一であるため詳細については省略する。図10において構造化文書印刷モジュール1002はブラウザー301から呼び出されるプラグインソフトウェアであり、ユーザがブラウザー301に対して領域選択指示を行ったときこの構造化文書印刷モジュール1002が実行される。
構造化文書印刷モジュール1002において、領域選択子ウインドウ制御部1003はブラウザーの子ウインドウとしてWebページの任意の領域を選択するための領域選択ウインドウを生成する。この子ウインドウとは、ブラウザーのウインドウ上に配置されブラウザーとの相対位置が固定されたウインドウのことである。
図11は、実施例3の領域選択ウインドウのGUI画面を示す図である。領域選択子ウインドウ制御部1003は、領域選択ウインドウ1101をブラウザーの子ウインドウとして構成し、ブラウザーのWebページが表示される領域と同じ位置、同じサイズの子ウインドウをブラウザー上に配置する。
図11に示すように領域選択ウインドウ1101には、ブラウザーから取得した構造化文書に基づきWebページを描画する。また領域選択ウインドウ1101は必要に応じてスクロールバー1103を表示し、スクロールバー1103をスクロールすることによりWebページのすべての領域を表示することができる。
領域選択ウインドウ1101は更に領域選択矩形1102を半透明な矩形として表示する。領域選択子ウインドウ制御部1003は、マウス等の入力装置207を用いてユーザが行う選択領域の変更指示を入力し、この入力に応じて、選択矩形領域1102の座標を変更し、選択矩形領域1102を再描画する。これによりユーザは構造化文書の任意の矩形領域をマウス等の入力装置207を用いて選択領域として指定することができる。
このようにユーザが構造化文書内の領域を選択した後、その領域を対象として印刷もしくは印刷プレビューの開始指示をブラウザーに対して行った場合に選択領域データ抽出部1004が実行される。この選択領域データ抽出部1004は、領域選択子ウインドウ制御部1003で設定された選択矩形の座標を取得し、実施例1と同様に、この矩形領域に含まれる構造化文書内の要素を中間データファイルとして抽出する。
印刷レイアウト部306、印刷プレビュー部307、印刷処理部308、OS309、およびプリンタドライバ310は実施例1の図3と同一であるため説明は省略する。
以上述べたように本実施例では領域選択ウインドウ1101をブラウザーの子ウインドウとすることでWebページの任意の領域を選択することができる。特に本実施例では、ブラウザーの情報を監視することなく、ブラウザーの移動やサイズ変更に対応することができる。
本発明は、前述した実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体をシステムあるいは装置に供給するものであってもよい。その場合、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUまたはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって、本発明の目的が達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコード自体、またそれを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また本発明は、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施例の機能が実現されるだけに限らない。例えば、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOperating System(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実現される場合であってもよい。
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 ハードディスク
205 USBインターフェース
206 表示装置
207 入力装置
208 LANインターフェース
209 システムバス

Claims (24)

  1. 構造化文書に含まれる複数の要素が配置されたページにおける抽出対象の領域を特定する特定手段と、
    前記ページに配置された複数の要素を含むデータであって、要素をベクター形式で保持可能であり且つ当該ベクター形式の要素の一部に対応する画像データを抽出可能なデータを作成するための制御を行う作成制御手段と、
    前記ページにおいて前記特定手段により特定された抽出対象の領域に対応する画像データを、前記作成制御手段による制御により作成された前記データに基づいて抽出する抽出手段と、を有し、
    前記特定手段により特定された前記抽出対象の領域によって前記複数の要素のうちの1つの要素の一部分が切り取られる場合、前記抽出手段は、前記データに含まれている当該1つの要素を選択し、当該選択された1つの要素に基づく画像データを作成し、当該作成された画像データのうちの当該一部分に対応する画像データを切り取ることで、当該一部分に対応する当該画像データを抽出することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記抽出手段により抽出され、所定の出力領域に配置された画像データを出力する出力手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記抽出手段は、前記選択された前記1つの要素が前記所定の出力領域に対応する大きさで当該出力領域に配置されるように、当該1つの要素に基づく画像データを抽出することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記出力手段は、前記画像データを印刷装置に出力して、当該印刷装置に当該画像データに基づく画像を印刷させることを特徴とする請求項2または3に記載の画像処理装置。
  5. 前記出力手段は、前記画像データを表示装置に出力して、当該表示装置に当該画像データに基づく画像を表示させることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記特定手段は前記ページにおける前記抽出対象の領域の座標を特定し、前記抽出手段は前記構造化文書と前記特定手段により特定された座標とに基づいて当該座標に対応する画像データを抽出することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記抽出手段は、前記抽出対象の領域の座標と前記1つの要素の座標とに基づく、当該1つの要素において切り取られる位置を示すクリップ情報を取得し、取得された当該クリップ情報に基づいて前記一部分に対応する画像データを切り取ることを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記特定手段は、前記構造化文書に基づくWebページにおいて前記抽出対象の領域を特定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記特定手段は、前記構造化文書に基づき表示装置に表示された前記ページにおいてユーザにより指定された領域を、前記抽出対象の領域として特定することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記構造化文書に、当該構造化文書に基づくページよりも前面に表示される、当該ページにおける領域を特定するための要素を挿入する挿入手段を有し、
    前記特定手段は、前記挿入手段により前記要素が挿入された前記構造化文書に基づいて表示されたページにおいて、ユーザによる指示に応じて前記要素により指定された領域を特定することを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 前記特定手段は、ユーザによる指示に応じて前記構造化文書に含まれる前記要素により特定される領域の座標または大きさを変更し、変更された当該座標または大きさにより特定される領域を前記抽出対象の領域として特定することを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
  12. 前記表示されたページの領域を特定するための領域選択画像を当該ページに重なるように前記表示装置に表示させる表示制御手段を有し、
    前記特定手段は、ユーザによる指示に応じて、前記表示制御手段により表示された前記領域選択画像により特定される領域を前記抽出対象の領域として特定することを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  13. 前記特定手段は、ユーザによる指示に応じて前記構造化文書に含まれる前記領域選択画像により特定される領域の座標または大きさを変更し、変更された当該座標または大きさにより特定される領域を前記抽出対象の領域として特定することを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。
  14. 前記表示制御手段は、前記ページが表示されている前記表示装置の表示画面における当該ページの外に対するユーザの指示に応じて、当該ページ内に対するユーザの指示がなくても、当該ページの一部である抽出対象の領域を示す前記領域選択画像を表示させ、前記特定手段はユーザによる指示に応じて、当該表示された領域選択画像が示す当該領域の座標または大きさを変更可能であることを特徴とする請求項13に記載の画像処理装置。
  15. 前記表示画面における前記ページの外の領域に表示項目を表示させる第2の表示制御手段を有し、
    前記表示制御手段は、前記第2の表示制御手段により表示された前記表示項目に対するユーザの指示に応じて、当該ページ内に対するユーザの指示がなくても、当該ページの一部である抽出対象の領域を示す前記領域選択画像を表示させることを特徴とする請求項14に記載の画像処理装置。
  16. 前記抽出手段は、前記データに含まれるベクター形式の要素の一部分に対応する場合に、当該ベクター形式の要素に対応する画像データを作成し、
    当該作成された画像データのうちの当該一部分に対応する画像データを切り取ることで、当該ベクター形式の要素の一部分に対応する当該画像データを抽出することを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  17. 前記作成制御手段は、前記構造化文書に基づいて前記データを作成することを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  18. 前記作成制御手段は、前記構造化文書に基づく中間データを作成するための制御を行うことを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  19. 前記中間データは、EMFデータであることを特徴とする請求項18に記載の画像処理装置。
  20. 前記中間データは、PDFデータであることを特徴とする請求項18に記載の画像処理装置。
  21. 構造化文書に含まれる複数の要素を含むデータであって、要素をベクター形式で保持可能であり且つ当該ベクター形式の要素の一部に対応する画像データを抽出可能なデータを作成するための制御を行い、
    前記複数の要素が配置されたページにおける抽出対象の領域を特定し、
    前記特定された前記抽出対象の領域によって前記複数の要素のうちの1つの要素の一部分が切り取られる場合、前記制御により作成された前記データに含まれている当該1つの要素を選択し、当該選択された当該1つの要素に基づく画像データを作成し、当該作成された画像データのうちの当該一部分に対応する画像データを切り取ることで、当該一部分に対応する当該画像データを抽出することを特徴とする画像処理方法。
  22. コンピュータを請求項1乃至20のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるための、または請求項21に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  23. 前記プログラムは、プラグインプログラムであることを特徴とする請求項22に記載のプログラム。
  24. 前記ページは、Webブラウザにより表示されるWebページであり、前記プログラムは、当該Weブラウザのためのプラグインプログラムであることを特徴とする請求項23に記載のプログラム。
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