JP6939303B2 - 制御プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ディスプレイ表示に関わる制御プログラムに関するものである。
特許文献1には、ラベルプリンタと通信可能な操作端末にて、ラベルプリンタでプリントされるラベル画像の編集が行われる構成が記載されている。
特開2014−71584号公報
ところで、操作端末にてラベル画像の編集が行われる際には、操作端末のディスプレイに、ラベル画像とされる、例えば文字列が表示される。また、ユーザは操作端末の入力手段を用いて、ディスプレイに表示される文字列を選択状態として、選択した文字列に対して、例えば文字の大きさを変更するなどの編集を行う場合がある。この場合、選択状態である文字列を明示するために、選択状態である文字列の範囲を半透明の表示色で表示することが考えられる。しかしながら、選択状態である文字列の範囲の画像を半透明の表示色で好適に表示する技術はなかった。
本願は、上記の課題に鑑み提案されたものであって、画像を半透明の表示色で好適に表示する技術を提供することを目的とする。
本明細書は、ユーザインタフェース、およびディスプレイを備え、オペレーティングシステムがインストールされた情報処理装置のコンピュータが実行可能な制御プログラムであって、コンピュータを、ディスプレイに表示されているオブジェクトを対象とした半透明描画処理を実行する半透明描画手段として機能させ、オブジェクトは、複数の部分オブジェクトを含んでおり、半透明描画手段は、複数の部分オブジェクトの1つである第1部分オブジェクトの描画範囲を示す第1描画範囲情報を取得する第1取得手段と、複数の部分オブジェクトの1つであって、第1部分オブジェクトとは異なる第2部分オブジェクトの描画範囲を示す第2描画範囲情報を取得する第2取得手段と、第1取得手段が取得した第1描画範囲情報が示す描画範囲である第1描画範囲に、半透明の画像を描画するようにオペレーティングシステムへ指示する第1指示処理を実行する第1指示手段と、第1指示手段が第1指示処理を実行した後に、第1描画範囲を描画禁止するようにオペレーティングシステムへ指示する第2指示処理を実行する第2指示手段と、第2指示手段が第2指示処理を実行した後に、第2取得手段が取得した第2描画範囲情報が示す描画範囲である第2描画範囲に、第2部分オブジェクトを示す第2部分オブジェクトデータに基づく画像を、半透明で描画するようにオペレーティングシステムへ指示する第3指示処理を実行する第3指示手段と、を含むことを特徴とする制御プログラムを開示する。ここでのオブジェクトは処理の対象となる1まとまりのデータであり、部分オブジェクトは共通する属性を有するオブジェクトである。
本願に係る技術によれば、選択範囲を半透明の表示色で好適に表示する技術を提供することができる。
実施形態に係るプリンタシステムのブロック図である。 各プログラムやデバイスの関係を概念的に示すブロック図である。 起動シーケンスのシーケンス図である。 レイアウト画面を説明する図である。 オブジェクトに含まれるブロックを説明する図である。 選択表示処理のフローチャートである。 描画シーケンスのシーケンス図である。 クリッピングによる効果を説明する図である。 オブジェクト変更処理のフローチャートである。 オブジェクト縮小処理のフローチャートである。
<プリンタシステムの構成>
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。例えば、後述する各処理の実行順序は、本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜変更できる。
図1は、本実施形態に係るプリンタシステム1のブロック図である。図1に示すプリンタシステム1は、PC10、プリンタ50、および無線プリンタ51を備える。PC10は、CPU12、メモリ14、ディスプレイI/F(インタフェースの略)15、LCD16、入力I/F18、ネットワークI/F20を主に備えている。これらの構成要素は、バス22を介して互いに通信可能とされている。
PC10およびプリンタ50,51は、ネットワーク56を通じて互いに通信可能となっている。ネットワーク56の種類は特に限定されず、例えば有線LAN、無線LAN、WAN、WiーFi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、USBケーブルなどである。
プリンタ50,51は、ラベルプリンタであり、PC10との間で各種の情報や指示信号を送受信し、PC10による制御に基づいて、所望のテキストや画像等を印字したラベルを作成する。プリンタ50,51は、例えば、ラミネートフィルム等の長尺状のテープにテキスト等を印刷してラベルを作成する。
CPU12は、メモリ14内の、予めインストールされたアプリケーションプログラム26、OS32に従って処理を実行する。アプリケーションプログラム26は、画像を編集し、編集した画像をプリンタ50,51によってラベルを作成するためのプログラムである。アプリケーションプログラム26は、処理モジュールとして、編集画面制御モジュール27、画像データ作成モジュール28、およびデバイス制御モジュール29を備えている。尚、アプリケーションプログラム26を、上記したように複数のプログラムの集合体で構成せず、単一のプログラムで構成しても良い。また、アプリケーションプログラム26は、編集した画像を、ラベルに印刷させるプログラムに限定されない。例えば、アプリケーションプログラム26は、編集した画像を、A4紙やA3紙に印刷するよう、ページプリンタに指示するプログラムでも良い。また、アプリケーションプログラム26は、編集した画像を、金属、ガラス、あるいは木材の表面に再現するよう、加工機器に指示するプログラムでも良い。レーザーマーカは、加工機器の一例である。また、アプリケーションプログラム26は、編集した画像を、立体で再現するよう、3Dプリンタや工作機器に指示するプログラムでも良い。
OS32は、アプリケーションプログラム26に利用される基本的な機能を提供するプログラムである。OS32は、例えば、Windows(登録商標)、MacOS(登録商標)、Linux(登録商標)、Android(登録商標)、iOS(登録商標)等のオペレーティングシステムである。なお、以下の説明では、アプリケーションプログラム26等を実行するCPU12のことを、単にプログラム名でも記載する場合がある。例えば、「アプリケーションプログラム26が」という記載は、「アプリケーションプログラム26を実行するCPU12が」ということを意味する場合がある。
図2は、各プログラムやデバイスの関係を概念的に示している。編集画面制御モジュール27は、例えば、ラベルの作成やラベルの編集を行うための編集画面をLCD16に表示するプログラムである。編集画面制御モジュール27は、例えば、OS32が提供するAPIによりOS32へ表示指示を実行し、OS32の表示プログラムを利用して表示処理を実行する。OS32は、編集画面制御モジュール27からの指示に応じてディスプレイI/F15を制御し、LCD16への表示を行う。
編集画面制御モジュール27は、編集対象のラベルを構成するオブジェクトを編集画面に表示するためのオブジェクト画像を示す表示画像データの作成を画像データ作成モジュール28に指示し、画像データ作成モジュール28が作成した表示画像データを画像データ作成モジュール28から受け取り、受け取った表示画像データに基づく画像をLCD16へ表示させる。尚、ここでのオブジェクトは処理の対象となる1まとまりのデータであり、複数の属性を有するデータである。また、オブジェクト画像は、具体的には、1連の文字列の画像、1まとまりの図形の画像、1つのバーコード画像などである。編集画面制御モジュール27は、オブジェクトを編集する入力操作を入力I/F18から受付けたとき、編集されたオブジェクトを編集画面に表示するための画像を示す表示画像データの作成を画像データ作成モジュール28に指示する。オブジェクトの追加、削除、サイズ変更、移動、入力データの変更、入力データの色の変更などが、オブジェクトの編集の一例である。尚、入力データとは、1連の文字列などである。編集画面制御モジュール27は、編集画面で編集されたラベルを構成するオブジェクトをプリンタ50,51から印刷させるための、画像を示す印刷画像データの作成を画像データ作成モジュール28に指示し、画像データ作成モジュール28が作成した印刷画像データを画像データ作成モジュール28から受け取り、受け取った印刷画像データと印刷指示とをデバイス制御モジュール29に渡すことで、プリンタ50またはプリンタ51からラベルの画像を印刷させる。なお、編集画面制御モジュール27は、画像データ作成モジュール28から受け取った印刷画像データと印刷指示とをOS32が備える汎用印刷モジュール17に渡すことで、プリンタ50,51の何れかにラベルの画像を印刷させる。MacOSが備えるAirPrint(登録商標)モジュールは、汎用印刷モジュール17の一例である。AirPrintモジュールは、編集画面制御モジュール27から受け取った印刷画像データの印刷指示を、ネットワークI/F20を介してプリンタ50,51の何れかに送信する。以下の説明において、表示画像データと印刷画像データとを総称して画像データと記載する場合がある。
画像データ作成モジュール28は、ラベルを作成するための画像データの作成や編集を行うためのライブラリを備えており、画像データの作成、編集等を実行するプログラムである。画像データ作成モジュール28は、編集画面制御モジュール27からの指示に応じて、LCD16にラベルを示す画像を表示するための表示画像データや、ラベルを示す画像をプリンタ50,51で印刷するための印刷画像データを作成する。
デバイス制御モジュール29は、ネットワークI/F20を介してプリンタ50に印刷を実行させるためのプログラムである。デバイス制御モジュール29は、例えば、ラベルをプリンタから印刷するための画像を示す印刷画像データと印刷指示とを編集画面制御モジュール27から受け取り、受け取った印刷指示に従って、印刷画像データを、印刷に用いられる画像データである印刷データに変換し、変換した印刷データを、プリンタ50または51に送信することで、ラベルを示す画像をプリンタ50または51に印刷させる。なお、デバイス制御モジュール29は、OS32に指示することで、ネットワークI/F20を介して印刷データを送信する。
図1に戻り、メモリ14は、データ記憶領域34を備える。データ記憶領域34は、アプリケーションプログラム26等の実行に必要なデータなどを記憶する領域である。なお、メモリ14は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、HDD、PC10に着脱されるUSBメモリ等の可搬記憶媒体、CPU12が備えるバッファなどが組み合わされて構成されている。
また、メモリ14は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non−transitoryな媒体である。non−transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体も含まれる。また、non−transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non−transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。
また、メモリ14は、デバイスコンテキスト35を備える。デバイスコンテキスト35は、OS32がメモリ14に確保する描画のための記憶領域である。OS32は、例えば、編集画面制御モジュール27からの要求に応じてデバイスコンテキスト35を確保してもよい。デバイスコンテキスト35は、画像データ作成モジュール28によるオブジェクトの描画に用いられる描画領域を備える。また、デバイスコンテキスト35は、描画領域の他に、描画する直線の太さなどの描画に係わる設定情報を記憶する記憶領域を備える。画像データ作成モジュール28は、OS32が確保したデバイスコンテキスト35の描画領域の編集や、設定情報の変更等を可能にする権限をOS32から取得する。画像データ作成モジュール28は、権限を取得した後、例えば、OS32が提供するAPIを利用してデバイスコンテキスト35の描画領域にオブジェクトのラスター画像データを描画する。尚、本願における「描画」とは、ラスター画像データをデバイスコンテキスト35に記憶させることをいう場合がある。また、ラスター画像データは、複数の画素データから構成される画像データである。画素データは、画素単位の画像データである。画素とは、画像データの単位であり、例えば、画像データの最小単位である。
OS32は、デバイスコンテキスト35に描画されたラスター画像データや設定情報に基づいて、LCD16への表示処理を実行する。
LCD16は、PC10の各種情報を表示する。LCD16は、ディスプレイI/F15を介してバス22に接続されている。LCD16は、ディスプレイI/F15を介して表示データを取得し、取得した表示データに基づく画像を表示する。尚、本願のディスプレイは、液晶ディスプレイに限らず、有機ELディスプレイ等の他の表示方式のディスプレイでも良い。
入力I/F18は、キーボード、マウス等を含み、ユーザ操作を入力するためのインタフェースである。尚、入力I/F18は、キーボード等に限らず、LCD16の表示画面に重畳された膜状のタッチセンサでも良い。
<初期シーケンス>
CPU62は、アプリケーションプログラム26の起動指示を入力I/F18が受け付けたことに応じて、編集画面制御モジュール27を起動する。起動した編集画面制御モジュール27が実行する初期シーケンスについて図3を用いて説明する。
尚、以下の処理およびフローチャートの各処理ステップは、基本的に、アプリケーションプログラム26などのプログラムに記述された命令に従ったCPU12の処理を示す。すなわち、以下の説明における「判断」、「抽出」、「選択」、「算出」、「決定」、「特定」、「取得」、「受付」、「制御」等の処理は、CPU12の処理を表している。CPU12による処理は、OS32のAPIを用いたハードウェア制御も含む。本明細書では、OS32の記載を省略して各プログラムの動作を説明する。すなわち、以下の説明において、「プログラムBがハードウェアCを制御する」という趣旨の記載は、「プログラムBがOS32のAPIを用いてハードウェアCを制御する」ことを指してもよい。なお、「取得」は要求を必須とはしない概念で用いる。すなわち、CPU12が要求することなくデータを受信するという処理も、「CPU12がデータを取得する」という概念に含まれる。また、本明細書中の「データ」とは、コンピュータに読取可能なビット列で表される。そして、実質的な意味内容が同じでフォーマットが異なるデータは、同一のデータとして扱われるものとする。本明細書中の「情報」についても同様である。
まず、編集画面制御モジュール27は、画像データ作成モジュール28を起動させる(M1)。次に編集画面制御モジュール27は画像データ作成モジュール28に対応機種を問い合わせる(M2)。画像データ作成モジュール28が作成する印刷画像データは、プリンタ50,51の仕様に応じたデータとなっている。画像データ作成モジュール28は流通しているすべてのプリンタに対応する表示画像データおよび印刷画像データを作成できる訳ではなく、画像データ作成モジュール28が対応可能なプリンタの機種は限られている。そこで、編集画面制御モジュール27は画像データ作成モジュール28に対応機種を問い合わせる。画像データ作成モジュール28は、問い合わせに応じて、例えば、対応可能な機種のリストである対応機種結果を編集画面制御モジュール27に返す(M3)。次に、編集画面制御モジュール27は、OS32にプリンタドライバがインストール済みであるプリンタを問い合わせる(M4)。OS32は問い合わせに応じて、例えば、プリンタドライバがインストール済みであるプリンタのリストであるインストール済みプリンタ結果を編集画面制御モジュール27に返す(M5)。次に、編集画面制御モジュール27は、メッセージM3,M5において渡された、対応機種結果およびインストール済みプリンタ結果に基づき、印刷させるプリンタを決定し、決定したプリンタを画像データ作成モジュール28へ渡す(M6)。具体的には、編集画面制御モジュール27は、例えば対応機種結果およびインストール済みプリンタ結果の両者に含まれるプリンタを印刷させるプリンタに決定する。
次に、画像データ作成モジュール28に画像データファイルをオープンさせる(M7)。画像データファイルは、編集画面制御モジュール27と画像データ作成モジュール28との間でデータをやりとりするためのファイルである。ファイルを正常にオープンできた場合、画像データ作成モジュール28は、正常にオープンできたことを示すファイルオープン結果を編集画面制御モジュール27へ渡す(M8)。これにより、編集画面制御モジュール27は、画像データファイルを指定してのLCD16への描画指示およびプリンタ50,51への印刷指示を実行できるようになる。次に、編集画面制御モジュール27は、画像データファイルに応じた編集画面(不図示)をLCD16に表示させる。
編集画面には、メニューバー(不図示)、操作ウィンドウ(不図示)、およびレイアウト画面100(図4)などが表示される。メニューバーには、例えば、ファイル作成、保存、印刷などの操作を受け付けるメニューが表示される。操作ウィンドウには、例えばテキストのフォント、サイズなどの操作を受け付けるためのウィジェットが表示される。レイアウト画面100は、編集中のオブジェクト画像を表示するための画面である。図4に例示するレイアウト画面100は、画像データファイルのオープンによって、入力データとしてテキスト「abcabc」が受け付けられた場合に表示される、オブジェクト画像Obj1を含むレイアウト画面である。以下の説明において、方向は、図4に示す方向を用いる。レイアウト画面100には、データ入力領域101が表示される。データ入力領域101のY軸方向のサイズは、印刷媒体である例えばラミネートテープなどのテープの幅に応じている。また、アプリケーションプログラム26は、入力データを入力I/F18が受け付けたことに応じて、入力データに応じたオブジェクトをレイアウト画面100に表示させる。尚、データ入力領域101のX軸方向のサイズは、例えば、入力データに応じて変更される。
また、アプリケーションプログラム26は、オブジェクト画像に対する編集操作を入力I/F18が受け付けたことに応じて、編集操作に応じて更新したオブジェクト画像をレイアウト画面100に表示させる。
上記したように、オブジェクトは処理の対象となる1まとまりのデータであり、複数の属性を有するデータである。入力データがテキストである場合、属性には、例えば、Arial、明朝体などのフォント、太字、斜体などの書式、フォントサイズなどがある。つまり、オブジェクト画像は入力データが属性に従って編集された画像である。また、編集操作には、具体的には、オブジェクト画像のサイズの変更、入力データがテキストであった場合のテキストの属性の変更などがある。以下の説明において、入力データがテキストであるオブジェクト画像をテキストオブジェクト画像と記載する場合がある。
例えば、ユーザはオブジェクト画像Obj1の文字列のうち、「bcab」のフォントサイズを変更したい場合、まず、編集画面にて「bcab」を選択し、操作ウィンドウにて所望のフォントサイズを選択する。
アプリケーションプログラム26は、オブジェクト画像もしくはオブジェクト画像に含まれる文字列に対する選択操作を入力I/F18が受け付けたことに応じて、選択された、オブジェクト画像もしくはオブジェクト画像に含まれる文字列を選択状態であることを明示する表示態様で、レイアウト画面100に表示させる選択表示処理を実行する。ここで、オブジェクト画像に対する選択操作とは、例えば、レイアウト画面100に表示されているオブジェクト画像がクリックされる操作である。また、オブジェクト画像に含まれる文字列に対する選択操作とは、具体的には、例えば、レイアウト画面100に表示されているオブジェクト画像に含まれる文字列の選択開始位置にマウスポインタが合わせられた状態でマウスがクリックされた後、マウスポインタが選択終了位置となるまでドラッグされ、その後マウスを離す操作である。
また、アプリケーションプログラム26は、選択状態で表示されているオブジェクト画像もしくは、オブジェクト画像に含まれる文字列に対する編集操作を入力I/F18が受け付けたことに応じて、編集操作に応じて、選択状態である、オブジェクト画像もしくは文字列の部分を編集する編集処理を実行する。次に、選択表示処理について詳しく説明する。
<選択表示処理>
編集画面制御モジュール27は、テキストオブジェクトの入力データの選択操作を入力I/F18が受け付けたことに応じて、受け付けた入力データの範囲および編集操作の内容を画像データ作成モジュール28へ渡す。入力データの範囲とは、テキストオブジェクト画像に含まれる文字列のうち、選択操作を受け付けた文字列である。また、オブジェクト画像の選択操作を受け付けた場合には、入力データの範囲とは、テキストオブジェクト画像に含まれるすべての文字列である。以下の記載において、入力データの範囲を選択範囲と称する。画像データ作成モジュール28は、受け付けた選択範囲および編集操作の内容を渡されたことに応じて、図6に示す選択表示処理を開始する。
画像データ作成モジュール28は、編集画面制御モジュール27から渡された選択範囲に基づいて、開始文字位置および終了文字位置を取得する(S1)。例えば、入力データの範囲が「bcab」の場合、開始文字位置は1番目の「b」であり終了文字は2番目の「b」である。次に、画像データ作成モジュール28は、選択範囲に含まれるブロックを取得し、取得したブロックに左から順に番号を付与し、左端のブロックの番号を開始ブロックSにセットし、右端のブロックの番号を終了ブロックEにセットする(S3)。
ここで、ブロックについて、図5を用いて説明する。画像データ作成モジュール28は、OS32に対して行う、LCD16へ描画指示をオブジェクト単位ではなく、ブロック単位で行う。ブロックは、1行の文字列において、同じ属性毎に区切られた1まとまりである。例えば、オブジェクト画像Obj1は、第1のフォントである「abc」と、第1のフォントとは異なる第2のフォントである「abc」とを含んでいる。また、画像データ作成モジュール28は、オブジェクトに含まれるブロックに対し、左から右に向かって1から順に番号を付与する。オブジェクト画像Obj1に含まれるブロックは1番目のブロックと2番目のブロックとの2つである。1番目のブロックは、第1のフォントである「abc」を含むブロックである。2番目のブロックは、第2のフォントである「abc」を含むブロックである。
また、オブジェクトが改行を含む場合には、改行前後で文字列は2つのブロックに区切られる。例えばオブジェクト画像Obj2は、1行目が「あ意ウ絵O」の文字列と、2行目に「aaaaa」の文字列を含むオブジェクト画像である。また、1行目の文字列は互いに異なる4つのフォントで構成されている。また、2行目の文字列は、1行目の末尾の「o」と同じフォントであるが、行が異なるため、1つのブロックとなる。つまり、オブジェクト画像Obj2には5つのブロックが含まれる。尚、図5では、N番目のブロックをブロック(N)と表記している。
オブジェクト画像Obj1の選択範囲が「bcab」である場合、画像データ作成モジュール28は、ステップS3にて、開始ブロックSを1に、終了ブロックEを2に夫々セットする。
次に、画像データ作成モジュール28は変数Nを開始ブロックSにセットする(S5)。次に、変数Nは終了ブロックE以下であるか否かを画像データ作成モジュール28は判断する(S7)。変数Nは終了ブロックE以下であると判断することに応じて(S7:YES)、画像データ作成モジュール28はN番目のブロックの描画範囲のデータを取得する(S9)。描画範囲は、ブロックがLCD16に表示された場合に、ブロックが占有する画面における範囲である。詳しくは、論理座標で規定される矩形の範囲である。ここでは、描画範囲のデータは、矩形の左上の論理座標および右下の論理座標で示されるものとする。詳しくは、画像データ作成モジュール28はステップS9にて、OS32にN番目のブロックの文字列およびフォントなどの属性を引数として、描画範囲のサイズを問い合わせ、返される値を取得する。値は、例えば、描画範囲の幅および高さの値である。また、画像データ作成モジュール28は、N番目のオブジェクトの基準位置の論理座標に基づき、N番目のブロックの左上および右下の論理座標を計算する。次に、画像データ作成モジュール28は、ステップS11にて、描画範囲のデータで規定される半透明の表示色の矩形画像をOS32に描画させる。但し、OS32に画像を描画させる場合には、デバイスコンテキストのハンドルが必要となる。OS32は、デバイスコンテキスト以外にもメモリ領域を確保する。ハンドルという識別情報によって、OS32が確保したメモリ領域は識別される。ハンドルの取得は編集画面制御モジュール27が実行する。画像データ作成モジュール28、編集画面制御モジュール27、およびOS32間で行われる描画シーケンスについて図7を用いて、次に説明する。
例えば画像データ作成モジュール28からの要求に応じて、編集画面制御モジュール27はOS32にデバイスコンテキストのハンドルを要求する(M11)。OS32は要求に応じ、編集画面制御モジュール27にデバイスコンテキストのハンドルを返す。次に編集画面制御モジュール27は、OS32から返されたハンドルを画像データ作成モジュール28へ渡す(M13)。次に、画像データ作成モジュール28は、デバイスコンテキストのハンドルを指定して、描画範囲のデータで規定される半透明の表示色の矩形画像の表示をOS32に要求する(M14,S11)。ここで、半透明の表示色の矩形画像は、選択された文字列が選択状態であることを明示するための画像である。つまり、選択された文字列と半透明の表示色の矩形画像とが重ねられてLCD16に表示されことにより、ユーザは文字列が選択状態であることを認識することができる。尚、描画シーケンスのメッセージM14と選択表示のステップS11は同じ処理である。
図7に戻り、次に画像データ作成モジュール28は、デバイスコンテキストのハンドルを指定して描画範囲を、後の描画を無効とするクリッピングに指定する(S13)。これにより、OS32は、この後要求される、当該描画範囲に対する描画要求を無効とする。次に、変数Nをインクリメントし(S15)、ステップS7へ戻る。編集画面制御モジュール27は、変数Nが終了ブロックE以下でないと判断することに応じて(S7:NO)、選択表示処理を終了する。このように、画像データ作成モジュール28は、選択範囲に含まれるすべてのブロックに対して、ステップS7以降の処理を実行する。
例えば、オブジェクト画像Obj1で、「bcab」が選択された場合、選択表示処理開始後、初めて実行するステップS11において、「bc」を含む1番目のブロックの描画範囲で規定される半透明の表示色の矩形画像の描画をOS32に要求する。次に、選択表示処理開始後、初めて実行するステップS13において、1番目のブロックの描画範囲をクリッピングするようにOS32へ要求する。次に、選択表示処理開始後、2回目に実行するステップS11において、「ab」を含む2番目のブロックの描画範囲で規定される半透明の表示色の矩形画像の描画をOS32に要求する。このように、左のブロックから順に、ブロックの描画範囲の矩形図形の描画と、クリッピング指定が行われる。
ここで、選択表示処理において、ステップS13を実行して得られる効果について、図8を用いて説明する。図8は、オブジェクト画像Obj1,Obj2の各々について、ステップS13を実行、つまりクリッピング指定した場合と、ステップS13を実行しない場合、つまりクリッピング指定しない場合との、表示を比較して示した図である。OS32は、論理座標で規定された画像の描画指示を受け付けると、デバイス座標に変換し、デバイス座標で規定された画像の描画をディスプレイI/F15を介してLCD16へ指示する。OS32は、LCD16に表示する画面を拡大縮小して表示させることができる。具体的には、ユーザはレイアウト画面100の表示を、例えば100%から120%に拡大表示、および、例えば100%から80%に縮小表示を編集画面にて指定することができる。編集画面制御モジュール27は、画面の倍率設定の操作を入力I/F18が受け付けたことに応じて、画像データ作成モジュール28に、受け付けた倍率の値を渡す。画像データ作成モジュール28は倍率の値が渡されると、OS32に対し、倍率の値にて表示するように要求する。OS32は倍率の値にて表示する要求を受け付けると、論理座標を倍率の値に応じて、デバイス座標に変換し、デバイス座標で規定された画像の描画をディスプレイI/F15を介してLCD16へ指示する。OS32が論理座標からデバイス座標に変換する際に例えば端数が生じるために、論理座標においては隣接する矩形画像であっても、デバイス座標において隣接する矩形画像が重なってしまう場合がある。矩形画像が半透明の表示色であると、重なった部分のアルファ値が乗算され、図8に示す様にLCD16において線として表示されてしまう場合がある。例えば、オブジェクト画像Obj1の場合には、2つのブロックを含むため、1本の線が表示される場合がある。また、オブジェクト画像Obj2の場合には、1行目に4つのブロックを含むため、3本の線が表示され、1行目と2行目の間にさらに1本の線が表示される場合がある。一方、クリッピング指定することにより、デバイス座標において隣接する矩形図形が重なったとしても、先に描画された範囲に新たな描画は受け付けられないため、線が入ることが防止される。
<オブジェクト変更処理>
次に、編集処理の1つであるオブジェクト変更処理について説明する。
ここでは、編集操作が、テキストオブジェクト画像もしくはテキストオブジェクト画像に含まれる文字列が選択状態にされている場合に、操作ウィンドウにて、文字列のフォントサイズの値が変更する操作が行われた場合に、実行されるオブジェクト変更処理について説明する。
編集画面制御モジュール27は、テキストオブジェクト画像の入力データの編集操作を入力I/F18が受け付けたことに応じて、受け付けた入力データの範囲および編集操作の内容を画像データ作成モジュール28へ渡す。入力データの範囲は、オブジェクト画像が含む文字列の受け付けた文字列、および、オブジェクト画像の基準位置である。ここで、オブジェクト画像の基準位置は、レイアウト画面100内の最も左上の座標を原点としてXY座標系で示される、最も左上の座標であるものとする。画像データ作成モジュール28は、受け付けた入力データの範囲および編集操作の内容を渡されたことに応じて、図9に示すオブジェクト変更処理を開始する。尚、ここでの編集操作の内容は、フォントサイズの変更である。
画像データ作成モジュール28は、まず、選択範囲に含まれるブロック数を取得し、ブロック数を示す変数であるブロック数Aに、取得した値をセットする(S21)。次に、画像データ作成モジュール28は、変数Nを1にセットする(S23)。次に、画像データ作成モジュール28は、変数Nはブロック数A以下であるか否かを判断する(S25)。ブロック数A以下であると判断することに応じて(S25:YES)、画像データ作成モジュール28はN番目のブロックのサイズを取得し、座標を計算する(S27)。詳しくは、OS32にN番目のブロックの文字列およびフォントなどの属性を引数として、サイズを問い合わせ、返される値を取得する。値は、矩形範囲の幅および高さである。また、オブジェクトの基準位置の座標をブロックの左上の座標として、ブロックの右下の座標を計算する。次に、画像データ作成モジュール28は、変数Nは1であるか否かを判断する(S29)。1であると判断することに応じて(S29:YES)、画像データ作成モジュール28はステップS25に戻る。一方、1でないと判断することに応じて(S29:NO)、画像データ作成モジュール28はN番目のブロックの座標を(N−1)番目のブロックの座標から計算する(S31)。詳しくは、(N−1)番目のブロックの右下のX座標をN番目のブロックの左上のX座標として、N番目のブロックの座標を計算する。つまり、2番目以降のブロックについては、左のブロックと隣接するように、座標が計算される。次に、画像データ作成モジュール28は、変数Nをインクリメントして(S33)、ステップS25に戻る。このように、画像データ作成モジュール28は、選択範囲に含まれるすべてのブロックに対して、ステップS27以降の処理を実行する。変数Nがブロック数Aよりも大きい値となり、変数Nはブロック数A以下でないと判断することに応じて(S25:NO)、画像データ作成モジュール28は、1番目のブロックの左上の位置の座標とA番目のブロックの右下の位置の座標をオブジェクト画像のサイズとして(S35)、オブジェクト変更処理を終了する。
画像データ作成モジュール28は、オブジェクト変更処理を終了すると、オブジェクト変更処理が施されたオブジェクトを対象に、選択表示処理を実行する。このとき、画像データ作成モジュール28は、オブジェクト全体を選択範囲として、S1の処理を実行する。これにより、変更後のオブジェクト画像に対して、選択状態であることを示す半透明の矩形画像が表示される。
<オブジェクト縮小処理>
次に、編集処理の1つであるオブジェクト縮小処理について説明する。
ここでは、編集操作が、オブジェクト画像が選択状態されている場合に表示される、オブジェクト画像の範囲を示す矩形図形の辺付近にマウスカーソルが位置された場合に表示される矢印が表示されている状態でマウスがクリックされ、矩形図形が縮小される方向にマウスがドラッグされ、その後マウスを離す操作である場合に実行されるオブジェクト縮小処理について説明する。
編集画面制御モジュール27は、オブジェクト画像が選択されると、オブジェクト画像の範囲を示す矩形図形を表示する。また、編集画面制御モジュール27は、矩形図形の辺付近にマウスカーソルが位置された場合、矢印を表示させ、オブジェクトのサイズの変更を受け付ける。画像データ作成モジュール28は、矩形図形が縮小される方向にマウスがドラッグされた場合、選択されたオブジェクト画像のサイズを編集画面制御モジュール27から取得し、オブジェクト縮小処理(図10)を開始する。
画像データ作成モジュール28は、変数Sを100にセットする(S41)。次に、画像データ作成モジュール28はステップS21と同様に、オブジェクト画像に含まれるブロック数を取得し、ブロック数を示す変数であるブロック数Aに、取得した値をセットする(S43)。次に、画像データ作成モジュール28は、変数Sをデクリメントし、変数Nを1にセットする(S45)。次に、画像データ作成モジュール28は、変数Nはブロック数A以下であるか否かを判断する(S47)。変数Nはブロック数A以下であると判断することに応じて(S47:YES)、画像データ作成モジュール28は、N番目のブロックのフォントサイズを初期値のS%にし(S49)、ステップS47へ戻る。画像データ作成モジュール28は、ステップS49にて、例えば、選択されたオブジェクト画像の1番目のフォントサイズの値が10であれば、フォントサイズを初期値の10の99パーセントの値に更新する。変数Nがブロック数Aよりも大きくなり、変数Nはブロック数A以下でないと判断すると(S47:NO)、サブルーチンとして、画像データ作成モジュール28は、図9に示すオブジェクト変更処理を実行する。尚、画像データ作成モジュール28は、オブジェクト変更処理を開始する際に、ステップS49で算出した各ブロックのフォントサイズをオブジェクト変更処理に渡す。また、画像データ作成モジュール28は、オブジェクト変更処理を終了すると、戻り値として、算出したオブジェクト画像のサイズをオブジェクト縮小処理へ渡す。画像データ作成モジュール28は、渡されたオブジェクトのサイズが、選択されたオブジェクト画像のサイズ内であるか否かを判断する(S53)。オブジェクト画像のサイズ内でないと判断することに応じて(S53:NO)、画像データ作成モジュール28は、ステップS45へ戻る。一方、オブジェクト画像のサイズ内であると判断することに応じて(S53:YES)、画像データ作成モジュール28は、オブジェクト縮小処理を終了する。このように、画像データ作成モジュール28は、算出したオブジェクトのサイズが選択されたオブジェクト画像のサイズ内に収まるように、フォントサイズを変更する。
画像データ作成モジュール28は、オブジェクト縮小処理を終了すると、算出したフォントサイズに応じたオブジェクト画像を表示させる。また、画像データ作成モジュール28は、オブジェクト縮小処理を終了すると、選択表示処理のステップS11と同様に、選択されたオブジェクト画像のサイズで規定される範囲に、半透明の表示色の矩形画像の表示をOS32に要求する。これにより、変更後のオブジェクトに対して、選択状態であることを示す半透明の矩形画像が表示される。尚、上記では、オブジェクトが縮小される場合について説明したが、オブジェクトが拡大される場合にも同様の処理が実行される。つまり、算出したオブジェクトのサイズが指定されたオブジェクトのサイズに収まるように、変数Sをインクリメントして、フォントサイズを大きくする。
ここで、入力I/F18はユーザインタフェースの一例であり、LCD16はディスプレイの一例であり、OS32はオペレーティングシステムの一例であり、PC10は情報処理装置の一例であり、CPU12はコンピュータの一例である。アプリケーションプログラム26は制御プログラムの一例である。
また、選択表示処理は、半透明描画処理および半透明描画手段の一例であり、ステップS9は第1取得処理、第2取得処理、第1取得手段、および第2取得手段の一例であり、ステップS11は第1指示処理、第2指示処理、第1指示手段、および第2指示手段の一例であり、ステップS13は第3指示処理および第3指示手段の一例である。アプリケーションプログラム26が、オブジェクトに対する選択操作を入力I/F18を介して受け付ける処理は、受付手段の一例である。また、アプリケーションプログラム26が、選択状態で表示されているオブジェクトもしくはオブジェクトに含まれる文字列に対する編集操作を入力I/F18を介して受け付ける処理は、受付手段の一例である。ステップS3は、第1特定手段および第2特定手段の一例である。また、オブジェクト変更処理は、タイプ変更処理およびタイプ変更手段の一例であり、オブジェクト縮小処理は、描画範囲変更処理および描画範囲変更手段の一例である。
また、ブロックは部分オブジェクトの一例であり、描画範囲のデータは描画範囲を示す第1描画範囲情報および描画範囲を示す第2描画範囲情報の一例である。
以上、説明した実施形態によれば、以下の効果を奏する。
画像データ作成モジュール28は、選択表示処理において、選択表示処理開始後1回目に実行するステップS9にて、第1のブロックの描画範囲のデータを取得し、選択表示処理開始後1回目に実行するステップS11にて、第1のブロックの描画範囲のデータで規定される半透明の表示色の矩形画像の描画をOS32へ指示する。また、画像データ作成モジュール28は、ステップS11の実行後、ステップS13にて、第1のブロックの描画範囲をクリッピングするようにOS32へ指示する。また、画像データ作成モジュール28は、選択表示処理開始後2回目に実行するステップS9にて、第2のブロックの描画範囲のデータを取得し、選択表示処理開始後2回目に実行するステップS11にて、第2のブロックの描画範囲のデータで規定される半透明の矩形画像の描画をOS32へ指示する。
OS32は画像データ作成モジュール28から論理座標で規定される画像の描画が要求されると、ディスプレイI/F15へ指示するために、論理座標をデバイス座標に変換する。この場合に、論理座標で隣接する2つの矩形画像が、デバイス座標に変換された際に重なる場合がある。画像が半透明の表示色である場合、重なった部分の透明度が重なっている部分の画像の透明度と異なって表示されるおそれがある。画像データ作成モジュール28は、ステップS11の後、ステップS13を実行するので、デバイス座標で重なる部分の透明度が、重なっていない部分の透明度と異なって表示されることが防止される。画像を半透明の表示色で好適に表示することができる。
アプリケーションプログラム26は、オブジェクト画像に対する選択操作を入力I/F18が受け付けたことに応じて、選択表示処理を実行する。これにより、アプリケーションプログラム26は、オブジェクト画像に対する選択操作を入力I/F18が受け付けたことに応じて、選択表示処理を実行することができる。
また、画像データ作成モジュール28は、ステップS3にて、選択範囲に含まれるブロックを取得し、取得したブロックに左から順に番号を付与して特定する。また、画像データ作成モジュール28は、選択表示処理において、選択表示処理開始後1回目に実行するステップS9にて、ステップS3で特定した第1のブロックの描画範囲のデータを取得する。また、画像データ作成モジュール28は、選択表示処理において、選択表示処理開始後2回目に実行するステップS9にて、ステップS3で特定した第2のブロックの描画範囲のデータを取得する。これにより、画像データ作成モジュール28は、選択範囲に複数のブロックが含まれる場合、複数のブロックの各々について描画範囲のデータを取得することができる。
また、アプリケーションプログラム26は、複数のブロックを含むオブジェクト画像のうち、少なくとも1つのブロックを除く複数のブロックである一部のブロックに対する選択操作を入力I/F18が受け付けた場合、選択操作を受け付けた一部のブロックに対して、ステップS3を実行する。これにより、例えば3つのブロックを含むオブジェクトの場合、オブジェクト画像が選択された場合だけでなく、オブジェクト画像に含まれる1つのブロックが選択された場合にも、ステップS3を実行することができる。
また、オブジェクト画像が、第1のフォントである文字列を含む1番目のブロックと第2のフォントである文字列を含む2番目のブロックを含む場合、画像データ作成モジュール28は、ステップS9にて、1番目のブロックおよび2番目のブロックのそれぞれの描画範囲のデータを取得する。これにより、画像データ作成モジュール28は、互いに異なるフォントである文字列を含むブロック毎に、描画範囲のデータを取得することができる。
また、アプリケーションプログラム26は、編集操作が、オブジェクト画像もしくはオブジェクト画像に含まれる文字列を選択状態されている場合に、操作ウィンドウにて、オブジェクト画像もしくは文字列のプロパティの値が変更する操作が行われた場合に、オブジェクト変更処理を実行する。また、オブジェクト変更処理を実行後、算出したオブジェクト画像のサイズで規定される範囲に、半透明の表示色の矩形画像の表示をOS32に要求する。これにより、オブジェクト変更処理の実行により、選択状態とされたオブジェクト画像もしくは文字列のサイズが変更された場合にも、選択を明示するための画像を半透明の表示色で好適に表示することができる。
また、アプリケーションプログラム26は、編集操作が、オブジェクトが選択状態されている場合に、オブジェクトの描画範囲を示す矩形図形の辺付近にマウスカーソルが位置された場合に表示される矢印が表示されている状態でマウスがクリックされ、矩形図形が縮小される方向にマウスがドラッグされ、その後マウスを離す操作である場合に、オブジェクト縮小処理を実行する。また、オブジェクト縮小処理を実行後、選択されたオブジェクト画像のサイズで規定される範囲に、半透明の表示色の矩形画像の表示をOS32に要求する。これにより、オブジェクト縮小処理の実行により、選択状態とされたオブジェクトのサイズが変更された場合にも、選択を明示するための画像を半透明の表示色で好適に表示することができる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内での種々の改良、変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記では、描画シーケンスのメッセージM14において、画像データ作成モジュール28が、ハンドルを指定して、描画範囲のデータで規定される半透明の表示色の矩形画像の表示をOS32に要求すると説明したが、画像データ作成モジュール28ではなく、編集画面制御モジュール27が要求する構成としても良い。
また、上記では、アプリケーションプログラム26はPC10が備えるメモリ14に記憶されていると説明したが、これに限定されない。ネットワーク56を介してPC10に接続可能なサーバに記憶される構成としても良い。また、アプリケーションプログラム26がサーバに記憶されている場合、アプリケーションプログラム26を示す情報あるいは信号として、インターネット等のネットワーク56を介してPC10に配信される構成としても良い。
また、上記では、オブジェクト画像の基準位置は、レイアウト画面100内の最も左上の座標を原点とした座標であると説明したが、原点位置はこれに限定されない。例えば、データ入力領域101の最も右下の座標を原点としてもよい。
また、画像データ作成モジュール28は、オブジェクト変更処理を終了すると、オブジェクト変更処理が施されたオブジェクトを対象に、選択表示処理を実行する。このとき、画像データ作成モジュール28は、オブジェクト全体を選択範囲として、S1の処理を実行すると説明した。ここで、オブジェクト内の一部の文字が選択された状態でオブジェクト変更処理が行われた場合に、オブジェクト変更前の選択文字が選択されているものとして、ステップS1の処理を行っても良い。
10 PC
12 CPU
16 LCD
18 入力インタフェース
26 アプリケーションプログラム
27 編集画面制御モジュール
28 画像データ作成モジュール
32 OS

Claims (10)

  1. ユーザインタフェース、およびディスプレイを備え、オペレーティングシステムがイン
    ストールされた情報処理装置のコンピュータが実行可能な制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記ディスプレイに表示されているテキストオブジェクトへの操作入力を、前記ユーザインタフェースを介して受付ける受付手段と、
    前記受付手段により受付けられた前記操作入力に応じて、前記テキストオブジェクトを対象とした半透明描画処理を実行する半透明描画手段と、して機能させ、前記テキストオブジェクトは、複数の部分オブジェクトを含んでおり、
    前記半透明描画手段は、
    前記複数の部分オブジェクトの1つである第1部分オブジェクトの描画範囲を示す第1描画範囲情報を取得する第1取得手段と、
    前記複数の部分オブジェクトの1つであって、前記第1部分オブジェクトとは異なる第2部分オブジェクトの描画範囲を示す第2描画範囲情報を取得する第2取得手段と、
    前記第1取得手段が取得した前記第1描画範囲情報が示す描画範囲である第1描画範囲に、半透明の画像を描画するように前記オペレーティングシステムへ指示する第1指示処理を実行する第1指示手段と、
    前記第1指示手段が前記第1指示処理を実行した後に、前記第1描画範囲を描画禁止するように前記オペレーティングシステムへ指示する第2指示処理を実行する第2指示手段と、
    前記第2指示手段が前記第2指示処理を実行した後に、前記第2取得手段が取得した前記第2描画範囲情報が示す描画範囲である第2描画範囲に、前記第2部分オブジェクトを示す第2部分オブジェクトデータに基づく画像を、半透明で描画するように前記オペレーティングシステムへ指示する第3指示処理を実行する第3指示手段と、
    を含むことを特徴とする制御プログラム。
  2. 前記コンピュータを、
    前記第1部分オブジェクトを特定する第1特定手段と、
    前記第2部分オブジェクトを特定する第2特定手段として機能させ、
    前記受付手段が受付けた操作入力が、前記テキストオブジェクトを選択する操作入力である場合に、
    前記第1特定手段は、前記操作入力によって選択された前記テキストオブジェクトに含まれる前記複数の部分オブジェクト全体を対象として、前記第1部分オブジェクトを特定し、
    前記第2特定手段は、前記操作入力によって選択された前記テキストオブジェクトに含まれる前記複数の部分オブジェクト全体のうちから、前記第2部分オブジェクトを特定し、
    前記第1取得手段は、前記第1特定手段が特定した前記第1部分オブジェクトの描画範囲を示す前記第1描画範囲情報を取得し、
    前記第2取得手段は、前記第2特定手段が特定した前記第2部分オブジェクトの描画範囲を示す前記第2描画範囲情報を取得する請求項1に記載の制御プログラム。
  3. 前記受付手段が受付けた操作入力が、前記テキストオブジェクトに含まれる複数の部分オブジェクト全体のうちの一部の部分オブジェクトを選択する操作入力である場合に、
    前記第1特定手段は、前記操作入力によって選択された前記一部の部分オブジェクトを対象として、前記第1部分オブジェクトを特定し、
    前記第2特定手段は、前記操作入力によって選択された前記一部の部分オブジェクトを対象として、前記第2部分オブジェクトを特定する請求項2に記載の制御プログラム。
  4. 前記半透明描画処理の対象である前記テキストオブジェクトに含まれる前記複数の部分オブジェクトが、第1タイプの部分オブジェクトと、第1タイプとは異なるタイプである第2タイプの部分オブジェクトと、を含んでいる場合に、
    前記第1取得手段は、前記第1タイプの部分オブジェクトである前記第1部分オブジェクトの描画範囲を示す前記第1描画範囲情報を取得し、
    前記第2取得手段は、前記第2タイプの部分オブジェクトである前記第2部分オブジェクトの描画範囲を示す前記第2描画範囲情報を取得する請求項1から3の何れかに記載の制御プログラム。
  5. 前記第1タイプの部分オブジェクトは、第1タイプフォントを使用する部分オブジェクトであり、前記第2タイプの部分オブジェクトは、前記第1タイプフォントとは異なる第2タイプフォントを使用する部分オブジェクトである請求項4に記載の制御プログラム。
  6. 前記半透明描画手段は、前記テキストオブジェクトを対象とした前記半透明描画処理を実行し、前記テキストオブジェクトは、複数のテキスト要素を前記複数の部分オブジェクトとして含んでおり、
    前記第1取得手段は、前記テキストオブジェクトに含まれるテキスト要素の1つである第1テキスト要素の描画範囲を示す前記第1描画範囲情報を取得し、
    前記第2取得手段は、前記テキストオブジェクトに含まれるテキスト要素の1つであって前記第1テキスト要素とは異なる第2テキスト要素の描画範囲を示す前記第2描画範囲情報を取得する請求項1から5の何れかに記載の制御プログラム。
  7. 前記半透明描画手段が前記半透明描画処理の対象である前記テキストオブジェクトが、順番に並んで表示された前記複数の部分オブジェクトを含んでいる場合に、
    前記第1取得手段は、前記複数の部分オブジェクトのうちN番目の部分オブジェクトである前記第1部分オブジェクトの描画範囲を示す前記第1描画範囲情報を取得し、
    前記第2取得手段は、前記複数の部分オブジェクトのうちN+1番目の部分オブジェクトである前記第2部分オブジェクトの描画範囲を示す前記第2描画範囲情報を取得する請求項1から6の何れかに記載の制御プログラム。
  8. 前記コンピュータを、
    前記受付手段が受付けた操作入力が、前記複数の部分オブジェクトの1つである部分オブジェクトのタイプを変更するタイプ変更処理に対応する操作入力である場合に、
    前記受付手段が受付けた前記部分オブジェクトのタイプを変更する前記タイプ変更処理を実行するタイプ変更手段として機能させ、
    前記タイプ変更手段が前記タイプ変更処理を実行した後に、前記半透明描画手段は、前記半透明描画処理を実行することを特徴とする請求項1から7の何れかに記載の制御プログラム。
  9. 前記コンピュータを、
    前記受付手段が受付けた操作入力が、前記テキストオブジェクトの描画範囲を変更する描画範囲変更処理に対応する操作入力である場合に、
    前記受付手段が受付けた前記テキストオブジェクトの描画範囲を変更する前記描画範囲変更処理を実行する描画範囲変更手段として機能させ、
    前記描画範囲変更手段が前記描画範囲変更処理を実行した後に、前記半透明描画手段は、前記半透明描画処理を実行することを特徴とする請求項1から8の何れかに記載の制御プログラム。
  10. ユーザインタフェース、オペレーティングシステム、およびディスプレイを備えたコンピュータが実行可能な制御プログラムであって、
    制御プログラムは、第1モジュールおよび第2モジュールを含み、
    前記第1モジュールは、
    前記コンピュータを、
    前記ディスプレイに表示されているテキストオブジェクトに含まれる複数の文字の選択を示す操作入力を、前記ユーザインタフェースを介して受け付けた場合、
    選択された前記複数の文字を特定する特定手段と、
    特定した前記複数の文字の情報を前記第2モジュールへ通知する通知手段と、として機能させ、
    前記第2モジュールは、
    前記ディスプレイに表示されているオブジェクトを対象とした半透明描画処理を実行する半透明描画手段として機能させ、前記オブジェクトは、複数の部分オブジェクトを含んでおり、
    前記半透明描画手段は、
    前記複数の部分オブジェクトの1つである第1部分オブジェクトの描画範囲を示す第1描画範囲情報を取得する第1取得手段と、
    前記複数の部分オブジェクトの1つであって、前記第1部分オブジェクトとは異なる第2部分オブジェクトの描画範囲を示す第2描画範囲情報を取得する第2取得手段と、
    前記第1取得手段が取得した前記第1描画範囲情報が示す描画範囲である第1描画範囲に、前記第1部分オブジェクトを示す第1部分オブジェクトデータに基づく画像を、半透明で描画するように前記オペレーティングシステムへ指示する第1指示処理を実行する第1指示手段と、
    前記第1指示手段が前記第1指示処理を実行した後に、前記第1描画範囲を描画禁止するように前記オペレーティングシステムへ指示する第2指示処理を実行する第2指示手段と、
    前記第2指示手段が前記第2指示処理を実行した後に、前記第2取得手段が取得した前記第2描画範囲情報が示す描画範囲である第2描画範囲に、前記第2部分オブジェクトを示す第2部分オブジェクトデータに基づく画像を、半透明で描画するように前記オペレーティングシステムへ指示する第3指示処理を実行する第3指示手段して機能させることを特徴とする制御プログラム。
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