JP2620648B2 - ディスクの反転装着判別装置 - Google Patents

ディスクの反転装着判別装置

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JP2620648B2
JP2620648B2 JP2141145A JP14114590A JP2620648B2 JP 2620648 B2 JP2620648 B2 JP 2620648B2 JP 2141145 A JP2141145 A JP 2141145A JP 14114590 A JP14114590 A JP 14114590A JP 2620648 B2 JP2620648 B2 JP 2620648B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、両面を同時再生するディスク再生装置に採
用する反転装着判別装置に関する。
(ロ)従来の技術 一方、特開昭61−21424号公報(G11B7/24)には、表
面と裏面に互いに逆方向スパイラル状の記録トラックを
形成して成る両面ディスクを用いて表裏同時再生をする
再生装置が提案されている。
この様な両面再生ディスクは、再生に際してディスク
を表裏反対にして装着すると記録トラックを逆方向に走
査することになり、再生が困難となることが知られてい
る。
そこで、上述する従来例ではディスクの表裏を判別す
るためにラベルに可視的な表示手段を設けることが開示
されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、上述する従来例では使用者がこの表裏識別表
示を見落した場合、反転状態を識別できず使用者が故障
と誤認する危惧もある。
そこで、この様な両面ディスク反転装着を識別し、反
転装着状態ではディスクの回転方向を逆転したり、反転
装着状態を表示する必要がある。
(ニ)課題を解決するための手段 そこで、本発明は、装着ディスクの反転状態を電気的
に検出し、反転状態を表示するか若しくはディスクモー
タを逆転駆動することを特徴とするものである。
(ホ)作用 よって、本発明によれば、逆転装着状態が自動判別さ
れて逆転装着表示またはディスクの逆転駆動が為され
る。
(ヘ)実施例 以下、本発明を図示する実施例に従い説明する。本実
施例は、ベスバンドの高品位映像信号を記録再生するビ
デオディスクに本発明を採用するものである。
[信号記録装置の構成] 本実施例は、高品位映像信号の記録に際して第1図に
図示する様な記録装置を用いる。
本実施例では、高品位映像信号源として高品位VTR1を
用いる。この高品位VTR1は、内蔵する水晶発振回路2を
基準信号としてビデオテープに記録されたベースバンド
の高品位映像信号を再生導出するアナログVTRであり、
高品位映像信号は、20MHzの輝度信号と10MHzのカラー信
号2系統より成る。尚、このアナログのVTRに代えて、
ディジタルのVTRを用いる場合には、輝度信号帯域は30M
Hzカラー信号帯域は15MHzとなり、この情報を全て漏れ
なく記録するには本実施例より更に記録周波数帯域の広
い記録装置が必要となる。
前記高品位VTRからは、高品位映像信号の他に、コン
トロールトラックに記録されたフレーム周期のアドレス
コード信号が再生導出されるほか、前記水晶発振回路2
の発振出力(48.6MHz)も導出される。この発振周波数
は、高品位映像信号の水平周波数の1440倍に相当する。
前記高品位VTR1より得られる信号は、記録エンコーダ
3に入力される。この記録エンコーダ3は、2系統のカ
ラー信号を線順次化回路4、輝度信号を第1時間軸圧縮
回路7a及び時分割多重回路5、アドレスコードをアドレ
スコード検出回路6にそれぞれ入力している。
前記線順次化回路4は、アドレスコードと同期信号に
同期してカラー信号をライン周期で交互に選択して、線
順次カラー信号を形成導出する。
該線順次カラー信号は、第2時間軸圧縮回路7bに入力
されて、6/5倍に圧縮された輝度信号によって発生する
水平帰線期間の隙間に4倍に時間軸圧縮される。線順次
の圧縮カラー映像信号は、前記時分割圧縮多重回路5に
於て時分割多重されてMUSE信号と配列のほぼ等しい1系
統の線順次の高品位カラー映像信号信号に変換されて、
信号選択回路8に入力される。
該信号選択回路8は、記録面指定信号に応じて1ライ
ン置きに線順次の高品位カラー映像信号を選択すると共
に、アドレスコードを垂直帰線期間の特定ラインに時分
割多重している。尚、この選択は、結果的に記録面指定
信号に応じて同一カラー信号の圧縮多重された信号ライ
ンのみを選択すことになり、同一カラー情報は同一面に
記録されることになる。
選択された信号は、時間軸伸長回路9に於て2倍に時
間軸伸長されて約12MHzの帯域の信号として、周波数多
重回路10に入力される。
該周波数多重回路10は、バースト信号発生回路12より
発生されるバースト信号を水平同期信号のバックポーチ
に6周期分周だけ周波数多重している。尚、前記バース
ト信号発生回路12は、水晶発振出力をPLL基準入力とし
て1/10の4.86MHzのバースト信号を発生している。
この4.86MHzは、輝度信号が2チャンネル記録により
周波数が半分となり、更に時間軸圧縮により周波数が6/
5倍になることを考慮した上で、更に1/6分周をすること
により設定された周波数である。(=48.6/10) 周波数多重出力は、FM偏移域を15.43〜17.17MHzに設
定するFM変調回路11に入力されてFM変調される。FM変調
出力は、記録信号として光学式のビデオディスクレコー
ダ15に供給される。
更に、前記記録エンコーダ3は、アドレスコードに応
じて基準信号の周波数を変更して記録線速度を一定とす
る為の基準信号発生回路13と、ディスクレコード上の記
録トラックの記録終端を明確に識別する為の終了信号発
生回路14をそれぞれ設けている。
基準信号は、アドレスコードに対応してディスクの回
転角速度を特定することになり、結果的に貼合わされた
ディスクの表と裏を同時再生する場合には、同一アドレ
スの記録トラックの線速度は常に一致することになる。
また、前記終了信号発生回路14は、アドレスコードよ
り記録終端を検出して、終了信号を基準信号発生回路13
と前記ビデオディスクレコーダ15に入力しており、前記
基準信号発生回路13は終了信号が入力された後は、基準
信号周波数を固定している。
前記ビデオディスクレコーダ15内の移動制御手段16
は、初期状態に於て光学記録手段17をディスクDの最内
周に規定しており、記録開始と共に基準信号発生13また
は、その分周出力に比例する速度で光学記録手段17をガ
イドレール18に沿って外周方向に移動せしめている。
前記記録手段17は、記録期間中記録信号を光学的に変
調して記録トラックを形成し、記録終了信号発生タイミ
ングでマーク信号発生回路19を作動せしめている。この
マーク信号発生回路19は、最終PGパルス発生タイミング
より終了信号発生タイミング迄の期間を検出し、以降の
PGパルス発生タイミングを当該期間だけ遅延し、所定周
波数のマーク信号を一定期間間欠的に発生している。従
って、前記光学記録手段17は、ディズスクDの記録終端
Eの外方に可視的なエンドマークTを形成する(第2・
第3図参照)。
前記ディスクモーター20は、初期状態に於てディスク
Dを所定の角速度で回転せしめ、記録開始と共に、供給
される基準信号と前記ディスクモータ20より導出される
FGパルスとを位相比較回路21に入力して位相比較してい
る。位相比較出力はモータドライブ回路22に入力され、
前記ディスクモータ20の回転を基準信号周波数に合わせ
て制御する。尚、前記モータドライブ回路22は、記録面
指定信号に基づいてドライブ電圧の極性を反転してお
り、記録面指定信号に応じてディスクDの回転方向を反
転せしめている。
従って、表面となる1枚目の第1ディスクD1を装着し
て表面の指定信号が発生されると、ディスクモータ20は
時計方向に回転駆動され、記録トラックを反時計方向に
内側より外方に向けて形成し、記録終端外側にエンドマ
ークTを形成する(第2図参照)。
尚、記録される信号は、1ライン置きの輝度信号とPR
信号である。
次に、裏面となる2枚目の第2ディスクD2を装着して
裏面の指定信号が発生されると、ディスクモータ20は反
時計方向に回転駆動され、記録トラックを時計方向に内
側より外方に向けて形成し、記録終端外側にエンドマー
クTを形成する(第3図参照)。
尚、記録される信号は、1ライン置きの輝度信号とPB
信号である。
[両面ディスクの貼着] 上述する手順で記録したディスクやその複製ディスク
は、再生面側をそれぞれ外側にして接着固定される。
この接着固定に際して本実施例では、表と裏の各エン
ドマークを一致せしめた状態で接着固定するものとす
る。この様に、エンドマークを一致せしめる場合には、
ディスクの表裏の同じ位置に再生ビームを照射して同時
再生すると、再生情報の時間的なずれが少なくなり、タ
イミング合わせのための遅延手段の記憶容量を少なくす
ることができ、場合によってはこの遅延手段を省略する
ことすら可能となる。
しかし、位置合わせによっても正確に接着固定ができ
ない場合や、記録時に記録タイミングに大きな変動が含
まれる場合、表の再生情報が先行することも裏の再生情
報が先行することもある。従って、再生時には両方の再
生信号線路に遅延手段を設けねばならない。そこで、例
えば表面の再生情報が裏面の再生情報に対して常に先行
し得る様に表面側のエンドマークを裏面のエンドマーク
より時計方向に先行させて接着固定すれば、表面側の再
生情報のみを遅延制御すだけで済み再生回路が簡単とな
る。
いずれの場合も、エンドマークは位置合わせの指標と
して利用されるが、本実施例は特に測定治具等を用いて
高い精度で接着固定する必要がある。
[再生装置の構成] 以下、上述する実施例に係る両面ディスクを表と裏よ
り同時に再生する再生装置の通常の動作に付いて第4図
に従い説明する。
図より明らかな様に、ビデオディスクプレーヤに於
て、両面ディスクは表裏正しく装着されている状態でデ
ィスクモータ23は、初期状態に於て所定速度で回転して
いる。また、表側の第1ピックアップ24と裏側の第2ピ
ックアップ25は、いずれもそれぞれ第1トラッキング制
御手段26と第1トラッキング制御手段27により、第1デ
ィスクD1と第2ディスクD2の最内周に規定され、再生ビ
ームは表裏同じアドレスフレームを照射している。
再生操作を為すと前記両ピックアップの再生出力は、
それぞれ第1FM復調回路28と第2FM復調回路29に入力され
てFM復調される。
第1復調出力は、第1ローパスフィルタ30、第1同期
分離回路32、第1アドレス検出回路34、及び第1バース
トゲート回路36にそれぞれ入力される。同様にして第2
復調出力は、第2ローパスフィルタ31、第2同期分離回
路33、第2アドレス検出回路35、第2バーストゲート回
路37にそれぞれ入力される。
各アドレス検出出力は、それぞれ前記第1トラッキン
グ制御回路26と前記第2トラッキング制御回路27に入力
され、アドレス検出タイミングに差が生じたときに再生
トラックの変更を実行している。
また、同期分離出力はバーストゲートパルスとしてそ
れぞれ第1バーストゲート回路36と第2バーストゲート
回路37に入力され、バックポーチに多重されたバースト
信号を分離している。
各バースト信号は、それぞれ第1同期発振回路38と第
2同期発振回路39に間欠的に入力され、周波数をバース
ト信号の6倍とする連続信号に変換される。この連続信
号は、書込クロックとして利用される。
従って、各ローパス出力をそれぞれ入力する第1AD変
換回路40と第2AD変換回路41のAD変換タイミングは各連
続信号に同期して為される。
更に各連続信号は、それぞれ第1書込制御回路42と第
2書込制御回路43に入力され、ジッタ補正とタイミング
合わせと時間軸伸長の為に設けられた第1遅延手段44と
第2遅延手段45の書込アドレス信号に変換される。
前記第1遅延回路44は、それぞれ第1カラーメモリ44
aと第1輝度メモリ44bとを設けてカラー情報と輝度情報
を別々のメモリに記憶している。また、前記第2遅延回
路45も、第2カラーメモリ45aと第2輝度メモリ45bを設
けてカラー情報と輝度情報を別々のメモリに記憶してい
る。
一方、読み出しに際して、輝度情報は記憶時の5/3倍
の速度で2個の輝度メモリより交互に読み出しを為し、
カラー情報は記憶時の1/2倍の速度で各カラーメモリよ
りライン周期で2回づつの読み出しを為す必要がある。
そこで、本実施例は、輝度信号のサンプリング周波数で
発振する水晶発振回路46の出力を読出制御回路47に入力
して輝度信号情報と2系統のカラー信号情報を読み出し
て同時化を実現している。
読出された各情報は、輝度用の第1DA変換回路48とPR
用の第2DA変換回路49とPB用の第3DA変換回路50に入力さ
れる。
各DA変換出力は、それぞれ輝度用の第3ローパスフィ
ルタ51とPR用の第4ローパスフィルタ52とPB用の第5ロ
ーパスフィルタ53にそれぞれ入力されてDA変換ノイズを
除去されて導出される。
また、ディスクの回転速度制御のため、第2同期分離
回路33より発せられる水平同期出力は比較信号として、
また水晶発振出力の分周回路56の分周出力は基準水平同
期信号として位相比較回路54に入力され、位相比較が為
される。位相比較出力は、モータドライブ回路55の制御
入力として供給され、前記ディスクモータ23の回転制御
が実行される。
上述する実施例は、ディスクが使用者によって正しく
装着される限り問題なく動作するが、ディスクを表裏反
転装着したときには正しく再生出来ない。
そこで、本実施例装置は、表裏反転状態を検出する検
出手段を設けており、以下に本実施例装置に採用可能な
複数種類の検出方法の構成に付いて説明する。
(第1の検出方法) まず、本実施例のトラッキング制御は、第4図には図
示していないが第5図に示す様に第1・第2ピックアッ
プ24・25にそれぞれ内蔵した1対のトラッキング検出セ
ンサの受光出力を第1・第2トラッキングエラー検出回
路57・58にて比較して得られるトラッキングエラー出力
を第1・第2トラッキング制御検出手段26・27にそれぞ
れ供給し、各第1・第2ピックアップに内蔵する対物レ
ンズを駆動して細かいトラッキング制御を実行し、トラ
ッキングエラー出力を第1・第2積分回路59・60に入力
して得られる積分出力を前記第1・第2トラッキング制
御手段26・27に入力しピックアップ移動モータを駆動し
て大まかなトラッキング制御をそれぞれ独立に為すもの
である。
第1の検出方法は、ディスクを所定方向に回転せし
め、そのトラッキング方向に応じて装着ディスクの表裏
を検出するものである。
そこで、第1の検出方法は、上述する構成に加えて第
1積分回路59の出力を切替スイッチ61を介して選択的に
極性検出手段62供給し、極性検出出力を表示手段手段63
に供給する構成を設けており、ディスク装着後にディス
クモータを起動し前記切替スイッチ61を破線側に一時的
に切り替えるものである。この表示手段63は、発光手段
や警報音発生手段にて構成されることを可とする。
この起動状態で、前記第1ピックアップ24は記録トラ
ックに追従して再生走査をするため、正しい装着状態で
前記第1ピックアップ24は記録トラックを外側に再生走
査するため第1積分出力が正レベルとなり、逆の装着状
態では内側に再生走査をするため負レベルとなる。
そこで、前記極性検出回路62は負レベル出力が入力さ
れたときにディスクが反転装着状態にあると判断して反
転装着判別出力を発生し、前記表示手段63を作動せしめ
る。
尚、図示していないが反転装着判別出力は、モータド
ライブ回路55にも供給されディスクの回転は停止せしめ
られる。
第1の検出方法に於て、本発明の検出手段は切替スイ
ッチ61、極性検出回路62に対応する。
(第2の検出方法) 上述する検出方法では、ディスクが回転して一定期間
を経過しなければ表裏判別ができない。
そこで、第2の検出方法は、ディスクを装着した状態
で表裏判別をしている。
第2の検出方法は、第6図に図示する様に第1ディス
クD1の記録始端より内側にのみ予め余分な記録トラック
より成る余剰記録エリアを形成しておくと共に、両ピッ
クアップを通常記録エリアより内側に位置せしめ、対物
レンズをトラッキング方向に強制駆動するための強制駆
動信号を発生する強制駆動回路64を設けて、選択スイッ
チ65にてトラッキングエラー信号に代えて強制駆動信号
を第2トラッキング制御手段27に供給し、その結果得ら
れるトラッキングエラー信号をエラー検出回路66に供給
する構成を採用している。
従って、ディスク装着後に前記強制駆動回路64を作動
せしめて選択スイッチ65を一時的に切り替えた場合、デ
ィスクが正しく装着されていれば第2ディスクの無記録
部分を再生走査するためトラッキングエラー信号は発生
しないが、反転装着されている場合は、強制走査により
トラッキングエラー信号が発生する。そこで、エラー検
出回路66は、トラッキングエラー信号レベルが一定レベ
ル以上となったことを検出して、反転装着判別出力を発
生している。
第6図ではこの反転装着判別出力をモータドライブ回
路55に供給して、ディスクモータ23の回転方向を逆転方
向に設定している。
尚、このディスクモータ23を逆転駆動する場合、再生
信号とピックアップの関係も逆転するため信号処理段階
で信号の切り替えが必要となり、第4図に信号切替回路
を追加する必要がある。
第2の検出方法に於て、本発明の検出手段は余剰記録
エリア、選択スイッチ65、強制駆動回路64、エラー検出
回路66に対応する。
(第3の検出方法) 上述する第2の検出方法であっても、ディスクが完全
に装着された後にしか表裏判別ができない。
そこで、第3の検出方法は、ディスクを装着する過程
で表裏を判別しようとするものである。
まず、第3の検出のため第7図に部分的に図示する様
に裏面の第2ディスクD1の内側に環状のバーコードのリ
ングを印刷したレーベルを形成しておき、再生装置側に
第8図に図示する様に再生装置の天板側にバーコード読
取装置67を設ける。このバーコード読取装置67は、ディ
スクトレイ71に反転載置されて収納されるディスクのバ
ーコードが読み取り可能な位置に取り付けられている。
従って、ディスクの収納時に、バーコード読取装置67
の下方をバーコードが通過すると、その読取出力がバー
コード読取回路68に供給されて反転装着判別出力が導出
される。
この反転装着判別出力を入力するモータドライブ回路
69は、トレイ駆動モータ70に逆転駆動電圧を印加して前
記トレイ駆動モータ70を逆転駆動し、前記ディスクトレ
イ71の移動方向を反転してめてディスクの取出が可能な
状態とする。
従って、この第3の検出方法によればディスクの装着
前に反転装着状態が検出される。
尚、上述する各説明に於て、検出方法とその利用方法
に付いては特別な関係にはなく、各検出方法と各利用方
法を自由に組み合わせて活用しても良いことは云う迄も
ない。
第3の検出方法に於て、本発明の検出手段はバーコー
ド、バーコード読取装置67、バーコード読取回路68に対
応する。
また、上述する実施例では、ベースバンドのハイビジ
ョン信号を再生する再生装置に本発明を採用したが、本
発明に於てディスクに記録する信号には、立体映像信号
やMUSE信号等の高密度信号が含まれることは云うまでも
ない。
(ト)発明の効果 よって、本発明によれば、反転装着状態を自動検出す
るため、装着状態を誤っても反転装着状態を使用者に認
識せしめたり、ディスクを逆転して正しく再生すること
も出来その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る記録側回路ブロック図、
第2図は表側ディスクの模式説明図、第3図は裏側ディ
スクの模式説明図、第4図は再生側回路ブロック図、第
5図は第1の反転装着検出方法の具体的説明図、第6図
は第2の反転装着検出方法の具体的説明図、第7図と第
8図は第3の反転装着検出方法の具体的説明図を、それ
ぞれ示す。 23……ディスクモータ 55……モータドライブ回路 63……表示手段 71……ディスクトレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 峯近 重和 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−302574(JP,A) 特開 昭61−153872(JP,A) 実開 昭57−30865(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方向に回転駆動されるディスクの両面を
    同時再生して得られる再生信号を合成導出するディスク
    再生装置に於て、 トラッキング方向若しくはトラッキングエラー信号を検
    知してディスクの反転装着状態を検出し、反転装着判別
    出力を発生する検出手段と、 該反転装着判別出力を入力して反転装着状態を表示する
    表示手段とを、 それぞれ配して成るディスクの反転装着判別装置。
  2. 【請求項2】一方向に回転駆動されるディスクの両面を
    同時再生して得られる再生信号を合成導出するディスク
    再生装置に於て、 トラッキング方向若しくはトラッキングエラー信号を検
    知してディスクの反転装着状態を検出し、反転装着判別
    出力を発生する検出手段と、 該反転装着判別出力を入力して前記ディスクを他方向に
    駆動する手段とを、 それぞれ配して成るディスクの反転装着判別装置。
  3. 【請求項3】一方向に回転駆動されるディスクの両面を
    同時再生して得られる再生信号を合成導出するディスク
    再生装置に於て、 トラッキング方向若しくはトラッキングエラー信号を検
    知してディスクの反転装着状態を検出し、反転装着判別
    出力を発生する検出手段と、 該反転装着判別出力を入力して前記ディスクトレイを引
    出方向に駆動する手段とを、 それぞれ配して成るディスクの反転装着判別装置。
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