JPH0544747B2 - - Google Patents

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JPH0544747B2
JPH0544747B2 JP11056586A JP11056586A JPH0544747B2 JP H0544747 B2 JPH0544747 B2 JP H0544747B2 JP 11056586 A JP11056586 A JP 11056586A JP 11056586 A JP11056586 A JP 11056586A JP H0544747 B2 JPH0544747 B2 JP H0544747B2
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recording
signal
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magnetic disk
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Nobuo Minora
Kazuo Nakadai
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の要約 磁気デイスクを回転させるためのデイスク・モ
ータは、サーボ制御装置によつて、映像信号の同
期信号と磁気デイスクの回転位相を検出する位相
検出器の位相検出信号とが所定のタイミング関係
をもつように回転位相制御される。再生モードに
おいては上記同期信号として内部発振回路の出力
が用いられる。録画モードにおいては、入力映像
信号から分離された外部同期信号が用いられる。
録画モードの中に、録画ののち録画した画像を一
定時間再生する録画レビユー・モードがあるが、
この録画レビユー・モードにおける再生動作にお
いては、同期信号として上記外部同期信号が用い
られる。
目 次 (1) 発明の背景 (2) 発明の概要 (2.1) 発明の目的 (2.2) 発明の構成および効果 (3) 実施例の説明 (3.1) 録画可能な静止画像再生装置の外観 (3.2) 動作モードとその遷移 (3.3) 録画可能な静止画像再生装置の電気的構成
および動作 (1) 発明の背景 この発明は、複数の記録トラツクを有し、これ
らのトラツクに静止画像の映像信号が記録された
磁気デイスクの半径方向に磁気ヘツドを移動させ
て任意のトラツクからの信号の再生を行なうとと
もに、テレビ・カメラ、テレビ受像機等から出力
される映像信号の1画像分を上記磁気デイスクに
記録することも可能な静止画像録画再生装置に関
する。
静止画像再生装置は、いわゆる電子スチル・カ
メラや映像磁気記録システムによつて磁気デイス
クに記録された映像信号を再生するものであり、
この再生出力をテレビ受像機に与えると受像機の
ブラウン管上に静止画像が写し出される。電子ス
チル・カメラは、固体電子撮像素子等の撮像デイ
バイスと磁気デイスクを用いた記録装置とを組合
せたもので、被写体を電子的に撮影してその静止
画像を磁気デイスクに記録するものである。映像
磁気記録システムは、通常のフイルムや印画紙等
の可視記録媒体に現われている静止画像を電子的
に撮影して磁気デイスクに記録するものである。
このような静止画像再生装置は、民生品として
も、また業務用としても比較的広く普及しつつあ
るが、他方ではより多くの用途に使用できるよう
にさらに新たな機能を付加することが要求されて
いる。その1つに録画機能がある。これは、テレ
ビ・カメラで撮影している連続映像の1コマ(1
画像または1画面)、テレビ受像機に写し出され
ている動的画像のある瞬間の1コマ分の映像信号
を磁気デイスクに記録する機能である。或る1コ
マを録画したときに、所望の画像が記録されたか
どうかをただちに確認することができるようにす
ることもまた望まれているところである。
映像信号の磁気デイスクへの記録は任意のタイ
ミングで行なえばよいということではなく、磁気
デイスクのある基準角度位置を基準として行なわ
なければ、再生の同期がとれなくなつてしまう。
磁気デイスクの基準角度位置を検出するために
位相検出器が設けられており、この位相検出器に
よる位相検出から7Hの期間が経過したときに垂
直同期信号のエツジが現われるよう記録または再
生が行なわれるべきことが規格で定められてい
る。
静止画像再生装置では内部に同期信号発振回路
が設けられており、この発生した同期信号と上記
位相検出信号とが上記の関係を満たすように磁気
デイスクの回転制御が行なわれる(内部同期)。
入力映像信号の磁気デイスクへの記録を行なお
うとすれば、この映像信号に含まれる同期信号と
磁気デイスクの回転位相とを上述した所定の関係
に保つ必要が生じる。そこで、上述のように再生
時には内部発振回路の同期信号を採用するが、録
画時には入力映像信号から分離した外部同期信号
を採用して磁気デイスクの回転制御が行なわれる
(外部同期)。
ところで、本願と同時提出の特許願1において
出願人は、録画モードの1つとして録画レビユ
ー・モードというモードを新たに創作した。この
録画レビユー・モードは、入力する映像信号の1
コマ分を磁気デイスクに記録したのち、ただちに
再生モードに移り、この記録した画像を一定時間
(たとえば2秒間あにわたつて再生するものであ
る。
(2) 発明の概要 (2.1) 発明の目的 この発明は、再生モードでは内部同期、録画
モードでは外部同期を行なう静止画像録画再生
装置において、録画レビユー・モードを設定し
た場合に生じる問題点を解決するものである。
この問題点は次のようなものである。すなわ
ち、録画レビユー・モードにおいて、録画時に
は外部同期として、この後、一定時間の再生を
行なうときに内部同期に切替えたとすると、磁
気デイスクの回転位相が一時的にシフトするた
めに、再生画像に乱れが生じるという問題であ
る。
(2.2) 発明の構成および効果 この発明は、磁気デイスクを回転させるため
のモータ、磁気デイスクの回転位相を表わす信
号を発生する位相検出器、映像信号の同期信号
を発生する回路、および上記位相検出器の検出
した位相信号と上記同期信号発生回路の同期信
号とを入力とし、上記モータを、所定回転数で
回転するように、かつ上記入力する位相信号と
同期信号とが所定の関係を保つように制御する
モータ制御装置を備えた静止画像録画再生装置
において、上記同期信号発生回路を、同期信号
の発振回路と、入力する映像信号から同期信号
を取出す同期分離回路と、録画モードの場合に
は上記同期分離回路の出力を、再生モードの場
合には上記発振回路の出力をそれぞれ選択する
ように制御される切替スイツチとから構成し、
さらに、録画モードに含まれる録画レビユー・
モードが設定されているときには、録画ののち
の一定時間の再生動作のときにも上記切替スイ
ツチが上記同期分離回路の出力を選択するよう
に制御する手段を設けたことを特徴とする。
この発明では録画レビユー・モードの再生時
にのみ例外的に外部同期としている。したがつ
て、録画レビユー・モードの録画時に外部同
期、この後の再生時にも外部同期となり、同期
信号の切替えがなく、磁気デイスクは同位相で
回転を継続するので、再生時の画像の乱れ等を
生じることが無い。
以下、この発明を、上述した特許願1の録画
可能な静止画像再生装置に適用した実施例につ
いて詳述する。
(3) 実施例の説明 (3.1) 録画可能な静止画像再生装置の外観 第1図は、録画可能な静止画像再生装置の外
観、とくにその前面操作パネルを示している。
静止画像再生装置10の前面操作パネル11
の左側部分には、デイスク・パツク20を収納
するためのバケツト13およびそのカバー12
がその下端で回動自在に支持されている。取出
しボタン(いわゆるエジエクト・ボタン)16
を押すことにより、閉じていたカバー12およ
びバケツト13が鎖線で示されているように機
械的に開く。カバー12を押せば、カバー12
とバケツト13は閉じかつロツクされる。カバ
ー12のさらに左側には、電源ボタン14およ
びその表示灯15が設けられている。
デイスク・パツク20は、薄い小径の磁気デ
イスク21をその中で回転可能な状態に収容す
るケースから構成されている。ケースのほぼ中
央には円形の開口22があけられ、磁気デイス
ク21の中央にあるハブないしはコアがこの開
口から露呈できるように構成されている。デイ
スク・パツク20にはさらに、その1辺に平行
な方向に移動可能なシヤツタ23が設けられて
いる。このシヤツタ23はデイスク・パツク2
0がバケツト13内に挿入されたときに開放さ
れ、内部の磁気デイスク21に後述する規整板
53および磁気ヘツド51(第4図参照)が接
触できるようになる。デイスク・パツク20の
ケースの一側には誤記録防止用の爪24が設け
られている。
磁気デイスク21には複数(たとえば50)
本のトラツク(たとえばトラツク・ピツチ10
0μm)が同心円状に設けられており、各トラ
ツクに1画像(1コマ)分のFM変調されたカ
ラー映像信号(輝度信号、クロマ信号等を含
む)が磁気記録可能である。
第2図は、磁気デイスク21に設けられるト
ラツクと磁気ヘツドのホーム・ポジシヨンHP
との関係を示している。磁気デイスクの磁気記
録面上に同心円状に設けられた50本のトラツク
には、外側のものから順にNo.1〜No.50までのト
ラツクNo.が付けられている。ホーム・ポジシヨ
ンHPはNo.1のトラツクの外側にある。このホ
ーム・ポジシヨンHPは磁気デイスク21に付
けられたものではなく、磁気ヘツドの移動経路
上に割付けられた極限位置である。ホーム・ポ
ジシヨンHPは、ホーム・ポジシヨン・スイツ
チ84(第4図参照)によつて検知される。
再び第1図において、前面操作パネル11の
右半部分には、表示器17ならびに各種のキ
ー・スイツチおよび表示灯が設けられている。
表示器17はたとえば液晶表示器であつて、磁
気ヘツド51が現在位置している磁気デイスク
21のトラツクNo.、各種の警告(17aで示
す)、デイスク・パツク20がバケツト13内
に収められかつバケツト13が閉じていること
を示すパツク有(17bで示す)などの表示が
行なわれる。
キー・スイツチには、各種動作等を指示する
ためのキー31,32,33,34,35およ
び36、各種のモードを設定するためのキー4
1,42,43および44、再生モードにおけ
る自動送り時間を設定するためのキー18等が
ある。表示灯45,46,47はキー41,4
2および43に対応し、これらのキーが押され
ると対応する表示灯が点灯する。これらのキ
ー・スイツチの機能は次節「動作モードとその
遷移」で明らかになろう。
(3.2) 動作モードとその遷移 静止画像再生装置は、静止画像の再生と録画
とが可能である。上述した磁気デイスク21に
映像信号が記録されているときには、その記録
されているトラツクからの再生が可能である。
再生とは、磁気デイスクの所定のトラツクから
FM変調された信号を磁気ヘツドによつて読取
り、これを復調してNTSCフオーマツト等の標
準カラー・テレビジヨン映像信号を出力するこ
とである。この映像信号の出力端子がテレビ受
像機に接続されていれば、そのブラウン管上に
再生された静止画像が表示される。録画は標準
カラー・テレビジヨン映像信号の入力を前提と
する。この映像信号は、たとえばテレビ・カメ
ラやテレビ受像機などによつて与えられよう。
録画とは、与えられた映像信号のうちの1コマ
分をFM変調して磁気デイスク上の所定のトラ
ツクに磁気ヘツドによつて書込むものである。
テレビジヨンへの画面の表示において、一般
に飛越し走査を行なうために、2フイールドで
1フレームとなるようにその映像信号が作成さ
れる。ところが上述の電子スチル・カメラ等の
静止画像記録装置においては映像信号を記録す
る磁気デイスクの記録面の節約、その他の目的
のために1フイールドで1フレーム(1画像)
となるように磁気デイスクへの映像信号の記録
が行なわれることが多い。これをフイールド記
録という。また上述の2フイールドで1フレー
ムの画像を得る態様をフレーム記録と呼んでい
る。この実施例ではフイールド記録の録画が行
なわれるが、もちろんこの発明はフレーム記録
にも適用できるのはいうまでもない。
録画モードには、1コマ録画、録画レビユー
および連写の3つの態様がある。録画モード
(厳密には後述する録画スタンバイ・モード)
では、磁気ヘツドを磁気デイスクの未記録トラ
ツクに待機させておかなければならない。1コ
マ録画が選択されると、1コマ(1フイール
ド)分の映像信号がそのトラツクに記録され、
その後ただちに磁気ヘツドが次の(すなわち内
側の)トラツクに移動して待機する動作が行な
われる。録画レビユー・モードでは、1コマ分
の映像信号をトラツクに記録したのち、ただち
にそのトラツクに記録した映像信号を再生して
一定時間(たとえば2秒間)出力し、その後磁
気ヘツドが次のトラツクに移動して待機する。
連写モードでは、上述の1コマ録画動作が連続
して(たとえば1秒間に6回ないしは8回程
度)行なわれる。
第1図に示された各種キーに関連させて、第
3図を参照して上述の各録画動作および他の動
作について説明する。
停止モードにおいて、1コマ・キー43、レ
ビユー・キー42または連写キー41が押され
ると対応する表示灯47,46または45が点
灯しかつ押されたキーが記憶されるとともに、
装置は録画スタンバイ・モードになる。続いて
録画キー33が押されると、1コマ・キー43
の押下の記憶があれば1コマ録画動作が行なわ
れ、レビユー・キー42の押下の記憶があれば
録画レビユー動作が行なわれる。これらの動作
ののち再び録画スタンバイ・モードに戻る。連
写キー41の押下の記憶があるときに録画キー
33が押されると、録画キー33が押されてい
る間中、連写動作が行なわれ、録画キー33の
押下が停止すると録画スタンバイ・モードに戻
る。
1トラツクへの2重録画を防止するために、
磁気ヘツドが位置しているトラツクに何らかの
信号が既に記録されている場合には、上述の各
種録画動作は禁止され、表示灯45〜47の対
応するものがフリツカする。トラツクに信号が
記録されているかどうかは、後述するエンベロ
ープ検波出力によつて判断される。
このような場合には、順送りキー32または
逆送りキー31を押し、磁気ヘツドを内側また
は外側の隣りのトラツクに移動させることがで
きる。これがトラツク送りモードである。これ
らのキー31,32の1回の押下ごとに磁気ヘ
ツドは1トラツクずつ送られ、その後録画スタ
ンバイ・モードに戻る。
もつとも、各録画動作において映像信号の記
録ののち次の未記録トラツクをサーチさせるよ
うにしてもよい。
記録済のトラツクの信号を消去する場合に
は、停止モードから1コマ・キー43を押し、
消去キー44を押せばよい。そのトラツクの消
去処理が終ると録画スタンバイ・モードに戻
る。
録画スタンバイ・モードから停止キー34が
押されると、消去が行なわれた場合を除いて、
磁気ヘツドが外側(逆方向)に1トラツク分移
送されて停止モードに戻る。これは、上述の3
つの録画モードでは、録画ののち、磁気ヘツド
が内側(順方向)に1トラツク分移送されてし
まつているからである。
停止モードから順送りキー32または逆送り
キー31が押されると再生モードに移り、磁気
ヘツドが位置しているトラツクに記録されてい
る映像信号が再生される。再び順送りキー32
または逆送りキー31が押されれば磁気ヘツド
は1つ内側または外側のトラツクに送られ、そ
のトラツクの信号の再生が行なわれる。自動送
りキー35が押されかつキー群18によつて自
動送り時間が設定されると、磁気ヘツドは設定
された時間ごとに順方向に順次送られていき、
かつ各トラツクでの再生が行なわれる。またト
ラツクNo.表示キー36が押されると、磁気ヘツ
ドの位置しているトラツクNo.を表示するための
信号が再生された映像信号に重畳されて出力さ
れるので、たとえばブラウン管等の画面の右上
にそのトラツクNo.が表示される。停止キー34
が押されると停止モードに戻る。
上述のいずれのモードにおいても、磁気ヘツ
ドが現在位置しているトラツクNo.は表示器17
に表示される。
電源スイツチ14によつて電源が投入された
初期状態においては、磁気ヘツドは一旦ホー
ム・ポジシヨンHPの位置に戻され、そこから
所定距離だけ内側に移送されてNo.1のトラツク
に位置決めされる。
録画モードにおいては、磁気ヘツドの移送は
いわゆる絶対トラツク番地方式で行なわれる。
すなわち、磁気ヘツドは磁気デイスクの径方向
に移送されるが、常にホーム・ポジシヨンHP
の位置を基準として、磁気ヘツドが位置決めさ
れるべき各トラツクの位置がホーム・ポジシヨ
ンHPからの距離によつて定められる。
再生モードにおいては、上述の絶対トラツク
番地方式によつて磁気ヘツドの大凡の位置が決
定されたのち、後述するエンベロープ検波に基
づいて記録されている信号の中心の位置に磁気
ヘツドの中心が位置するように微細な位置の制
御が行なわれる。
(3.3) 録画可能な静止画像再生装置の電気的構成
および動作 第4図は静止画像再生装置の電気的構成を示
している。
この静止画像再生装置の全体的な動作は制御
装置50によつて統括される。この制御装置5
0は、中央処理装置、好ましくはマイクロプロ
セツサ(以下CPUという)、そのプログラムお
よび必要なデータを記憶するメモリ、ならびに
周辺の各素子、回路、装置等との間のインター
フエイスから構成されている。
デイスク・パツク20がバケツト13内に入
れられかつバケツト13が閉じられると、デイ
スク・パツク20内の磁気デイスク21はデイ
スク・モータ54のスピンドルに装着される。
磁気デイスク21が回転された状態で磁気ヘツ
ド51による記録または再生が行なわれるの
で、磁気ヘツド51と磁気デイスク21とのタ
ツチングを常に良好な状態に保持するために上
記カバー12内に規整板53が設けられてい
る。この規整板53は、磁気ヘツド51の移動
経路にそつた溝を有し、この溝以外の部分で磁
気デイスク21に接しまたは近接し、磁気ヘツ
ド51との間で磁気デイスク21を挾むように
している。磁気ヘツド51は上述したように磁
気デイスク21の半径方向に移動自在に配置さ
れかつ磁気デイスク21の磁気記録面に接して
いる。また、磁気デイスク21のコアの1箇所
にはコアに接けられたチヤツキング用永久磁石
の磁束の一部を漏洩させるための磁性体が設け
られ、この漏洩磁束を検出して磁気デイスク2
1の1回転ごとに1個の位相検出パルスPGを
発生する移送検出器52が上記コアに近接して
いる。
位相検出器52の位相検出パルスPGはサー
ボ制御回路56および制御装置50に入力す
る。デイスク・モータ54に設けられた周波数
発生器55からはモータ54の回転数に比例し
た周波数の信号が出力され、サーボ制御回路5
6に与えられる。さらにこのサーボ制御回路5
6には垂直同期基準信号refVが入力している。
サーボ制御回路56は、このような入力信号に
基づいて、デイスク・モータ54を一定回転
数、たとえば3600r.p.mで定速回転させるとと
もに、第5図に示すように位相パルスPGが基
準信号refVの立上りよりも7H進むようにモー
タ54の回転位相を制御する(Hは連続する2
つの水平同期信号間の期間)。またサーボ制御
回路56は制御装置50からの指令に応じてモ
ータ54の起動、停止を行なう。
サーボ制御回路56によるモータ54の位相
制御は次のような意味をもつ。磁気ヘツド51
によつて磁気デイスク21の所定トラツクに
FM変調された映像信号を記録する場合につい
て考える。テレビ・カメラ、テレビ受像機等か
ら入力端子60に与えられる標準フオーマツト
のカラー映像信号は、記録処理回路61でその
輝度信号成分およびクロマ信号成分がFM変調
されこれらの変調信号が合成されて増幅回路6
3に与えられる。この増幅されたFM変調信号
は記録制御スイツチ64および記録/再生切替
スイツチ65を経て磁気ヘツド51に与えられ
る。一方、入力映像信号の水平および垂直同期
信号が同期分離回路61aで抽出され、波形整
形回路66に与えられる。波形整形回路66
は、第5図に示すように入力する垂直同期信号
Vsyncのリーデイング・エツジに同期したリー
デイング・エツジをもちかつデユーテイ比がほ
ぼ1/2の基準信号refVを作成して出力するもの
である。この基準信号refVは同期切替スイツ
チ68を経てサーボ制御回路56に与えられる
(これを外部同期という)。したがつて、磁気デ
イスク21には、位相パルスPGを発生させる
上述の磁性体の位置から7Hの期間に相当する
回転角度だけずれた位置を基準としてこの基準
位置から垂直同期信号の記録が開始するように
して映像信号の記録が行なわれることになる。
再生の場合には、発振回路67から同じよう
な垂直同期基準信号refVがスイツチ68を経
てサーボ制御回路56に与えられる(これを内
部同期という)。サーボ制御回路56によるこ
の基準信号refVおよび位相パルスPGを用いた
モータ54の位相制御によつて、常にPGから
7H遅れた時点から垂直同期信号がはじまる映
像信号が磁気ヘツド51によつて読出されるこ
とになる。
位相パレスPGは制御装置50に与えられて
おり、記録、再生のいずれにおいても映像信号
はこのパルスPGに一定の遅れをもつて同期し
ているから、制御装置50は各種の処理におけ
るタイミング制御をこのパルスPGを基準とし
て行なうことができるようになる。これがモー
タ54の位相制御の意義である。
磁気ヘツド51から読出された変調映像信号
は、切替スイツチ65を経て増幅回路73に入
力し、さらに再生処理回路71およびエンベロ
ープ検波回路72に送られる。再生処理回路7
1は、入力する変調された輝度信号およびクロ
マ信号をそれぞれ復調しかつ合成して標準カラ
ー映像信号として出力端子70に出力する。こ
の映像信号がテレビ受像機に与えられると1コ
マ分の静止画像がブラウン管上に表示される。
消去信号発生回路62は、消去モード時に、
消去信号、たとえば一定時間(1秒程度)の間
で4.5〜20MHz程度にわたつて周波数が連続的
に掃引された信号を発生する。
磁気ヘツド51は、その移送駆動制御装置5
7によつて磁気デイスク21の径方向に移動自
在に支持されかつ同方向に移送制御される。制
御装置50は、磁気ヘツド51の移送方向およ
び移送量についての指示を装置57に与える。
装置57はステツプ・モータを含み、このステ
ツプ・モータの回転角に比例して磁気ヘツド5
1が移送される。たとえばステツプ・モータの
駆動パルス1パルス当りのこのモータは約15゜
回転し、これによつて磁気ヘツド51が約
8.33μm(1ピツチ)移送される。したがつて、
磁気ヘツド51の移送はきわめて正確に行なわ
れる。
エンベロープ検波回路72は、磁気ヘツド5
1の読取信号、すなわち磁気デイスク21のト
ラツクに記録されていたFM変調映像信号のエ
ンベロープ(包絡線)を検出してこれに応じた
電圧信号を出力する検波回路である。エンベロ
ープを表わす電圧信号は同回路72内に内蔵さ
れたアナログ/デイジタル変換器(A/D変換
器)によつて、たとえば256の量子化レベルを
表わす8ビツト・デイジタル信号に変換されて
制御装置50に入力する。
エンベロープ検波信号は、磁気デイスク21
上の未記録トラツクのサーチおよび記録済トラ
ツクの中心位置の検出(再生および消去モード
において)のために用いられる。磁気ヘツド5
1をトラツクを横切るように移送したときに検
波信号のレベルが所定のスレシホールド・レベ
ルに達していなければそのトラツクは未記録で
ある。映像信号の再生時においては、磁気ヘツ
ド51が上述の絶対番地方式により位置決めさ
れたのち、磁気ヘツド51が1ピツチずつ内側
または外側に動かされることにより検波信号が
ピークを示す位置がサーチされ、このピークを
示した位置が映像信号の記録されているトラツ
クの中心であると判定され、磁気ヘツド51が
この中心に位置決めされた状態で映像信号の再
生が行なわれる。映像信号の消去も同じように
このピーク・サーチが行なわれ、ピーク位置の
両側の一定範囲内が消去の対象となる。
記録制御スイツチ64、記録/再生切替スイ
ツチ65、同期切替スイツチ68および映像出
力制御スイツチ69は、有接点スイツチとして
図示されているが、もちろん一般的には半導体
素子等からなる無接点スイツチによつて実現さ
れる。これらのスイツチは次のようにして制御
装置50によつてオン、オフ制御される。
録画モードにおいては、後述する例外を除い
て、スイツチ64は一定のタイミングでオンと
され、スイツチ65は記録処理回路61側に接
続され、スイツチ68は波形整形回路66側に
接続され、スイツチ69はオンとされる。すな
わち、録画スタンバイ・モードになると、切替
スイツチ65および68が制御装置からの記
録/再生切替信号REC/PBおよび同期切替信
号SYCHによつてそれぞれ上述のように切替え
られる。また、スイツチ69は映像出力制御信
号VIDCHによつてオンとされる。そして、録
画キー33が押されると、第5図に示されるよ
うに、連続する2つのパルスPGの間でのみ、
記録制御信号RECによつてスイツチ64がオ
ンとされる。したがつて、FM変調された映像
信号は、この間に磁気ヘツド51に送られ、磁
気デイスク21の1回転で1フイールド分が記
録される。このときには、スイツチ69がオン
であるから、入力端子60に入力している映像
信号はそのまま出力端子70に出力される。
録画レビユー42の記憶がある場合(録画レ
ビユー・モード)には、上述したように録画の
のち再生が行なわれる。したがつて、磁気ヘツ
ド51による記録が終了すると、PG信号に同
期してスイツチ65が再生処理回路71側に切
替えられかつスイツチ69がオフとされる。し
たがつて、磁気ヘツド51の読取つた映像信号
は出力端子70から再生出力として出力される
ことになる。そして、一定時間ののち、これら
のスイツチ65,69は再び上述の状態に戻
る。
録画レビユー・モードにおける上述の再生時
においても、切替スイツチ68は波形整形回路
66側に接続されたままであり、外部同期が行
なわれている。すなわち、入力端子60には映
像信号が入力しているからその同期信号を基準
としてサーボ制御が行なわれることになる。
後に示すように、再生モードにおいては切替
スイツチ68は発振回路67側に接続され内部
同期となるが、録画レビユー・モードにおける
再生時には外部同期から内部同期への切替えは
行なわれず、外部同期が一貫して続けられる。
これは、外部同期から内部同期への切替えを行
なうと、デイスク・モータ54の回転位相が一
時的にシフトするため、出力端子70から出力
される映像信号に歪みが生じブラウン管に表示
される画像に乱れが起こるからである。
消去モードにおいてもスイツチ64,65,
68および69の状態は録画モード時と同じで
ある。
再生モードにおいては、スイツチ64および
69はオフに保たれ、スイツチ65は再生処理
回路71側に、スイツチ68は発振回路67側
にそれぞれ切替えられる。
動作モードの切替、各種動作はすべて各種ス
イツチおよび各種キーからの入力に基づいて行
なわれる。各種スイツチには、バケツト13
が、その中の磁気デイスク21がデイスク・モ
ータ54のスピンドルに確実に装着されるであ
ろう位置まで閉じていることを検知するロー
ド・エンド・スイツチ81、閉じているバケツ
ト13内にデイスク・パツク20が収められて
いることを検知するパツク・スイツチ82、バ
ケツト13内に収められたデイスク・パツク2
0の誤記録防止爪24が切除されて存在しない
こと(すなわち記録禁止)を検知する誤記録防
止スイツチ83、上述のホーム・ポジシヨン・
スイツチ84などがある。各種キーには、上述
した前面操作パネル11に設けられたキー群3
1〜36,41〜44および18がある。制御
装置50は一定周期(たとえば1/60秒)ごとに
キースキヤン・ルーチンを行なつており、この
キースキヤン・ルーチンにおいて制御装置50
は上述のスイツチ群、キー群にキースキヤン・
パルスを送出し、このパルスが戻つてきたかど
うかによつてスイツチ、キーのオン、オフ状態
を検知しかつ記憶する。
さらに制御装置50は、上述のキースキヤ
ン・ルーチンに基づく表示灯45〜47の表示
制御、各種動作のルーチンに基づく表示器17
の表示制御等も行なう。
【図面の簡単な説明】
第1図は録画可能な静止画像再生装置の外観を
示す斜視図である。第2図は磁気デイスク上のト
ラツクの番号とホーム・ポジシヨンとを示すもの
である。第3図は各種の動作モードと各種キーの
入力に応答して行なわれる動作モードの遷移の様
子を示している。第4図は録画可能な静止画像再
生装置の電気的構成を示すブロツク図である。第
5図はサーボ制御回路によるデイスク・モータの
同期制御および録画タイミングを示すタイム・チ
ヤートである。 21……磁気デイスク、50……制御装置、5
1……磁気ヘツド、52……位相検出器、54…
…デイスク・モータ、56……サーボ制御回路、
61a……同期分離回路、66……波形整形回
路、67……発振回路、68……同期信号切替ス
イツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 磁気デイスクを回転させるためのモータ、 磁気デイスクの回転位相を表わす信号を発生す
    る位相検出器、 映像信号の同期信号を発生する回路、および 上記位相検出器の検出した位相信号と上記同期
    信号発生回路の同期信号とを入力とし、上記モー
    タを、所定回転数で回転するように、かつ上記入
    力する位相信号と同期信号とが所定の関係を保つ
    ように制御するモータ制御装置、 を備えた静止画像録画再生装置において、 上記同期信号発生回路を、 同期信号の発振回路と、 入力する映像信号から同期信号を取出す同期分
    離回路と、 録画モードの場合には上記同期分離回路の出力
    を、再生モードの場合には上記発振回路の出力を
    それぞれ選択するように制御される切替スイツチ
    とから構成し、 さらに、録画モードに含まれる録画レビユー・
    モードが設定されているときには、録画ののちの
    一定時間の再生動作のときにも上記切替スイツチ
    が上記同期分離回路の出力を選択するように制御
    する手段を設けたことを特徴とする、 静止画像録画再生装置。
JP11056586A 1986-05-16 1986-05-16 静止画像録画再生装置 Granted JPS62267969A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11056586A JPS62267969A (ja) 1986-05-16 1986-05-16 静止画像録画再生装置
US07/050,322 US4812922A (en) 1986-05-16 1987-05-15 Still video signal playback apparatus with still video recording function

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JPS62267969A JPS62267969A (ja) 1987-11-20
JPH0544747B2 true JPH0544747B2 (ja) 1993-07-07

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