JP2618139B2 - 薄膜抵抗器 - Google Patents
薄膜抵抗器Info
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01C—RESISTORS
- H01C17/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing resistors
- H01C17/22—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing resistors adapted for trimming
- H01C17/24—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing resistors adapted for trimming by removing or adding resistive material
- H01C17/242—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing resistors adapted for trimming by removing or adding resistive material by laser
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- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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- Non-Adjustable Resistors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜抵抗器に関するも
のであり、とりわけ、1つ以上のパッシベーション層に
よってカバーされた後、信頼性のある、極めて正確なト
リミングを施すことが可能になる薄膜抵抗器に関するも
のである。
のであり、とりわけ、1つ以上のパッシベーション層に
よってカバーされた後、信頼性のある、極めて正確なト
リミングを施すことが可能になる薄膜抵抗器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】電気的接点間に配置された比較的薄い抵
抗材料の膜の形をとる抵抗器は、当該技術分野において
周知のところである。これらの抵抗器は、金属成分を含
んでいるのが普通であり、さらに、酸化物または半導体
成分を含んでいる可能性がある。こうした薄膜抵抗器の
抵抗は、しばしば、抵抗器の材料に部分的な除去、エッ
チング、研磨等を施すことによって調整される。
抗材料の膜の形をとる抵抗器は、当該技術分野において
周知のところである。これらの抵抗器は、金属成分を含
んでいるのが普通であり、さらに、酸化物または半導体
成分を含んでいる可能性がある。こうした薄膜抵抗器の
抵抗は、しばしば、抵抗器の材料に部分的な除去、エッ
チング、研磨等を施すことによって調整される。
【0003】先行技術によれば、円筒状基板に薄膜抵抗
器が取り付けられると、抵抗器を被覆する導電性薄膜
に、レーザ侵食を用いてらせん状グルーブを形成するこ
とによって(Bowlinに対する米国特許第4,566,9
36号)、あるいは、抵抗薄膜に複数のらせん方向の狭
いグルーブを切削して、向かい合った接点間における抵
抗材料の量を減らすことによって(Sorokaに対する米国
特許第3,509,511号)、そのトリミングが可能
になる。
器が取り付けられると、抵抗器を被覆する導電性薄膜
に、レーザ侵食を用いてらせん状グルーブを形成するこ
とによって(Bowlinに対する米国特許第4,566,9
36号)、あるいは、抵抗薄膜に複数のらせん方向の狭
いグルーブを切削して、向かい合った接点間における抵
抗材料の量を減らすことによって(Sorokaに対する米国
特許第3,509,511号)、そのトリミングが可能
になる。
【0004】平面基板上に薄膜抵抗器を配設するに当た
って、先行技術によれば、抵抗値をトリミングする、い
くつかの技法の教示がある。ある構成の場合、1対の導
電端子の端部間に、抵抗材料の薄膜が配置されて、「ト
ップ・ハット」を形成し、端末がハットのつばを形成す
る。トップ・ハットの下部または上部から薄膜材料を漸
次除去することによって、接点間における抵抗材料の量
(従って抵抗値)に修正が加えられる。Burks他に対す
る米国特許第3,573,703号及びNeeseに対する
米国特許第4,163,315号には、こうしたトリミ
ング法が示されている。
って、先行技術によれば、抵抗値をトリミングする、い
くつかの技法の教示がある。ある構成の場合、1対の導
電端子の端部間に、抵抗材料の薄膜が配置されて、「ト
ップ・ハット」を形成し、端末がハットのつばを形成す
る。トップ・ハットの下部または上部から薄膜材料を漸
次除去することによって、接点間における抵抗材料の量
(従って抵抗値)に修正が加えられる。Burks他に対す
る米国特許第3,573,703号及びNeeseに対する
米国特許第4,163,315号には、こうしたトリミ
ング法が示されている。
【0005】先行技術のいくつかの教示によれば、ま
ず、抵抗器の境界外に侵食機器(例えば、電気侵食ヘッ
ド、レーザ・ビーム等)を位置決めし、ゆっくりと抵抗
器の境界内に送り込んで、抵抗材料に切り溝を形成する
ことによって、平面抵抗器にトリミングが施される。こ
うした技法及びその変形については、Sella 他に対する
米国特許第3,889,223号、Bubeに対する米国特
許第3,947,801号、Kost他に対する米国特許第
4,159,461号、Evans 他に対する米国特許第
4,352,005号、d'Orsay に対する米国特許第
4,443,782号、Moyに対する米国特許第4,5
51,607号、Moyに対する米国特許第4,647,
899号、及び、Gofuku他に対する米国特許第4,78
5,157号に開示されている。最後の特許の場合、抵
抗材料に切り溝を設けるだけでなく、抵抗の選択領域を
照射して、局所的抵抗特性を変化させる。上述の特許に
共通した特徴は、それぞれ、抵抗材料の侵食が外側から
開始して、内側へと進み、抵抗材料内に及ぶところにあ
る。
ず、抵抗器の境界外に侵食機器(例えば、電気侵食ヘッ
ド、レーザ・ビーム等)を位置決めし、ゆっくりと抵抗
器の境界内に送り込んで、抵抗材料に切り溝を形成する
ことによって、平面抵抗器にトリミングが施される。こ
うした技法及びその変形については、Sella 他に対する
米国特許第3,889,223号、Bubeに対する米国特
許第3,947,801号、Kost他に対する米国特許第
4,159,461号、Evans 他に対する米国特許第
4,352,005号、d'Orsay に対する米国特許第
4,443,782号、Moyに対する米国特許第4,5
51,607号、Moyに対する米国特許第4,647,
899号、及び、Gofuku他に対する米国特許第4,78
5,157号に開示されている。最後の特許の場合、抵
抗材料に切り溝を設けるだけでなく、抵抗の選択領域を
照射して、局所的抵抗特性を変化させる。上述の特許に
共通した特徴は、それぞれ、抵抗材料の侵食が外側から
開始して、内側へと進み、抵抗材料内に及ぶところにあ
る。
【0006】また、先行技術の教示によれば、薄膜抵抗
器の抵抗値は、侵食機器を完全に抵抗材料の境界内に保
持することによって修正が可能である。例えば、共に、
Johnson 他に対して与えられた米国特許第4,205,
297号及び第4,301,439号の場合、薄膜タイ
プの抵抗器に、中央接点、及び、抵抗器の周囲に位置す
る外部接点が設けられる。該抵抗器は、抵抗材料にらせ
んパターンを切削することによってトリミングが施さ
れ、本質的に、中央接点と外部接点との間の抵抗経路を
延長することになる。Merrick に対する米国特許第4,
582,976号には、抵抗材料の内側部分を除去し
て、抵抗器の長いディメンションと平行な開口部を形成
することによって、ほぼ矩形の薄膜抵抗器にトリミング
を施すトリミング技法が開示されている。
器の抵抗値は、侵食機器を完全に抵抗材料の境界内に保
持することによって修正が可能である。例えば、共に、
Johnson 他に対して与えられた米国特許第4,205,
297号及び第4,301,439号の場合、薄膜タイ
プの抵抗器に、中央接点、及び、抵抗器の周囲に位置す
る外部接点が設けられる。該抵抗器は、抵抗材料にらせ
んパターンを切削することによってトリミングが施さ
れ、本質的に、中央接点と外部接点との間の抵抗経路を
延長することになる。Merrick に対する米国特許第4,
582,976号には、抵抗材料の内側部分を除去し
て、抵抗器の長いディメンションと平行な開口部を形成
することによって、ほぼ矩形の薄膜抵抗器にトリミング
を施すトリミング技法が開示されている。
【0007】同様のタイプのトリミング技法が、平面容
量構造にも適用されている(例えば、Weller他に対する
米国特許第3,394,386号、Heath に対する米国
特許第3,402,448号、及び、Lumleyに対する米
国特許第3,597,579号参照)。
量構造にも適用されている(例えば、Weller他に対する
米国特許第3,394,386号、Heath に対する米国
特許第3,402,448号、及び、Lumleyに対する米
国特許第3,597,579号参照)。
【0008】上述のトリミング技法のうち最も広く用い
られているのが、レーザ・ベースのものである。該シス
テムは、レーザ・ビームを抵抗器の境界の外側に位置決
めすることによってトリム処理を開始し、ビームを移動
させて、エッジを横断させ、抵抗器の本体内に送り込
む。この方法は、抵抗を最大限に変化させることに関し
ては効率がよいが、最近の半導体/薄膜抵抗器構造に適
用する場合、いくつかの問題が生じることになる。こう
した構造は、一般に、メタライゼーションをパターニン
グされた、その間に配置される石英、窒化物、または、
その他の絶縁セラミック材料を介在させた複数の層を備
えた、シリコンのマスタースライス基板から構成され
る。こうした複雑な層のうち2つ、3つ、または、それ
以上が、マスタースライス基板上に設けられ、薄膜抵抗
器がこうした構造内に配置される可能性が高い。しばし
ば、最上部表面に、抵抗器が設けられ、スパッタリング
された石英材料の追加層で、パッシベーションが施され
る。
られているのが、レーザ・ベースのものである。該シス
テムは、レーザ・ビームを抵抗器の境界の外側に位置決
めすることによってトリム処理を開始し、ビームを移動
させて、エッジを横断させ、抵抗器の本体内に送り込
む。この方法は、抵抗を最大限に変化させることに関し
ては効率がよいが、最近の半導体/薄膜抵抗器構造に適
用する場合、いくつかの問題が生じることになる。こう
した構造は、一般に、メタライゼーションをパターニン
グされた、その間に配置される石英、窒化物、または、
その他の絶縁セラミック材料を介在させた複数の層を備
えた、シリコンのマスタースライス基板から構成され
る。こうした複雑な層のうち2つ、3つ、または、それ
以上が、マスタースライス基板上に設けられ、薄膜抵抗
器がこうした構造内に配置される可能性が高い。しばし
ば、最上部表面に、抵抗器が設けられ、スパッタリング
された石英材料の追加層で、パッシベーションが施され
る。
【0009】半導体装置が完全に製造されてから(すな
わち、石英の最終パッシベーション層が、抵抗器上に形
成されてから)薄膜抵抗器にトリミングを施すのが望ま
しい。石英のパッシベーション層が薄膜抵抗器の表面を
密封するので、入射レーザ・ビームによって蒸発する材
料の量は、こうして生じる蒸気圧によって、石英層に裂
け目を生じさせることにならない程度におさまるように
保証するため、注意を払う必要がある。また、トリミン
グは、最低量のトリミング処理をする極めて正確で、信
頼性のある、広範囲の抵抗値を生む方法を用いて、実施
されるのが望ましい。さらに、トリミング処理は、効率
を最大にし、レーザ・エネルギの消費を最小にして、高
速で実施するのが望ましい。
わち、石英の最終パッシベーション層が、抵抗器上に形
成されてから)薄膜抵抗器にトリミングを施すのが望ま
しい。石英のパッシベーション層が薄膜抵抗器の表面を
密封するので、入射レーザ・ビームによって蒸発する材
料の量は、こうして生じる蒸気圧によって、石英層に裂
け目を生じさせることにならない程度におさまるように
保証するため、注意を払う必要がある。また、トリミン
グは、最低量のトリミング処理をする極めて正確で、信
頼性のある、広範囲の抵抗値を生む方法を用いて、実施
されるのが望ましい。さらに、トリミング処理は、効率
を最大にし、レーザ・エネルギの消費を最小にして、高
速で実施するのが望ましい。
【0010】以上の目的は、部分的には、薄膜抵抗器の
厚さを必要な抵抗値が得られる最小値にすることによっ
て達成される。トリミング処理は、最短のトリム時間期
間内に所望の抵抗の変化が得られるように調整するのが
望ましい。従来、薄膜の境界の外側から内側へ進行する
レーザ切削手順が、用いられてきた。石英のオーバコー
トでパッシベーションを施された薄膜抵抗器の場合、こ
うしたトリミング手順を利用すると、抵抗器材料に対す
るトリム・カットの入口に欠陥を生じる可能性がある。
主たる問題は、このトリミング・プロセスでは、必ずし
も、エッジにおける材料を全て除去できるとは思えない
点にある。残存材料は、場合によっては、トリム・カッ
トを横切る電気的ブリッジ要素として作用し、信頼性を
損うことになる可能性がある。
厚さを必要な抵抗値が得られる最小値にすることによっ
て達成される。トリミング処理は、最短のトリム時間期
間内に所望の抵抗の変化が得られるように調整するのが
望ましい。従来、薄膜の境界の外側から内側へ進行する
レーザ切削手順が、用いられてきた。石英のオーバコー
トでパッシベーションを施された薄膜抵抗器の場合、こ
うしたトリミング手順を利用すると、抵抗器材料に対す
るトリム・カットの入口に欠陥を生じる可能性がある。
主たる問題は、このトリミング・プロセスでは、必ずし
も、エッジにおける材料を全て除去できるとは思えない
点にある。残存材料は、場合によっては、トリム・カッ
トを横切る電気的ブリッジ要素として作用し、信頼性を
損うことになる可能性がある。
【0011】エッジの欠陥問題に対して可能性のある解
決策は1つは、レーザ・パワーを別様の場合に必要とさ
れる値を超えるように高めることである。重なった石英
層に損傷を加えることになる可能性があるだけでなく、
こうした処置は、下にある半導体構造を焼なまし、その
特性を変化させることになりがちである。可能性のある
もう1つの解決策は、トリム・カットの入口に追加トリ
ミングを施すことであるが、これには、トリミング処理
時間をさらに延長しなければならず、生産のスループッ
トを減少させることになる。
決策は1つは、レーザ・パワーを別様の場合に必要とさ
れる値を超えるように高めることである。重なった石英
層に損傷を加えることになる可能性があるだけでなく、
こうした処置は、下にある半導体構造を焼なまし、その
特性を変化させることになりがちである。可能性のある
もう1つの解決策は、トリム・カットの入口に追加トリ
ミングを施すことであるが、これには、トリミング処理
時間をさらに延長しなければならず、生産のスループッ
トを減少させることになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、正確
で、信頼性のある、広範囲にわたる値を備えた薄膜抵抗
器及びトリミング技法を提供することにある。
で、信頼性のある、広範囲にわたる値を備えた薄膜抵抗
器及びトリミング技法を提供することにある。
【0013】本発明のもう1つの目的は、照射領域の近
くに望ましくない構造上の効果を誘発することのない、
薄膜抵抗器のトリミング法を提供することにある。
くに望ましくない構造上の効果を誘発することのない、
薄膜抵抗器のトリミング法を提供することにある。
【0014】本発明のもう1つの目的は、剛性パッシベ
ーション層によってカバーされた平面薄膜抵抗器のトリ
ミング法を提供することにある。
ーション層によってカバーされた平面薄膜抵抗器のトリ
ミング法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】レーザ・ビームでトリミ
ング可能な平面薄膜抵抗器について開示する。1対の電
極が、基板上に間隔をあけて配置され、その間に配置さ
れた抵抗薄膜と接している。抵抗薄膜は、複数のノッチ
領域を有しており、それによって、少なくとも1つのネ
ック領域と少なくとも1つのフィンガ領域が形成されて
いる。フィンガ領域は、ネック領域に交互に接続されて
おり、ネック領域を流れる電流の方向を横切る方向に両
側に突出して延びる一対のフィンガを含む。また、フィ
ンガ領域の少なくとも1つには、レーザで生じるトリム
領域が含まれており、該領域は、フィンガ対の一方のフ
ィンガから他方のフィンガへ延びている。また、このト
リム領域は、抵抗材料のフィンガ領域の境界の内側に配
置され、抵抗薄膜のいずれの境界をも横切らない。トリ
ム・カットは、電極/抵抗材料界面に平行な細長いディ
メンション及び、前記電極間における、直流電流の流れ
と平行な幅の狭いデイメンションを備えている。望まし
い実施例の場合、抵抗薄膜は、パッシベーション層によ
っておおわれ、その後トリミングを施す。
ング可能な平面薄膜抵抗器について開示する。1対の電
極が、基板上に間隔をあけて配置され、その間に配置さ
れた抵抗薄膜と接している。抵抗薄膜は、複数のノッチ
領域を有しており、それによって、少なくとも1つのネ
ック領域と少なくとも1つのフィンガ領域が形成されて
いる。フィンガ領域は、ネック領域に交互に接続されて
おり、ネック領域を流れる電流の方向を横切る方向に両
側に突出して延びる一対のフィンガを含む。また、フィ
ンガ領域の少なくとも1つには、レーザで生じるトリム
領域が含まれており、該領域は、フィンガ対の一方のフ
ィンガから他方のフィンガへ延びている。また、このト
リム領域は、抵抗材料のフィンガ領域の境界の内側に配
置され、抵抗薄膜のいずれの境界をも横切らない。トリ
ム・カットは、電極/抵抗材料界面に平行な細長いディ
メンション及び、前記電極間における、直流電流の流れ
と平行な幅の狭いデイメンションを備えている。望まし
い実施例の場合、抵抗薄膜は、パッシベーション層によ
っておおわれ、その後トリミングを施す。
【0016】
【実施例】図1は、本発明の基礎となる、トリミングを
施された抵抗器が取り付けられている半導体構造の例の
概略図である。留意すべきは、図1が一定のスケールに
合わせて描かれたものではないという点である。半導体
構造は、多数の能動素子(図示せず)が形成された、シ
リコンのマスタースライス基板10から構成される。1
対のパターニングされた層12及び14が、マスタース
ライス基板10の表面に配置されており、周知のよう
に、マスタースライス基板において各種デバイスの相互
接続機能を果たす。パターニングされた層12は、マス
タースライス基板10における各種半導体の相互接続を
行う金属導体を含むメタライゼーション層16から構成
される。窒化層20が配置されているSiO2 パッシベ
ーション層18が、メタライゼーション層16に重ねら
れる。もう一方のパターニングされた層14には、もう
1つのメタライゼーション層22、SiO2 層24、及
び、窒化層26が含まれている。
施された抵抗器が取り付けられている半導体構造の例の
概略図である。留意すべきは、図1が一定のスケールに
合わせて描かれたものではないという点である。半導体
構造は、多数の能動素子(図示せず)が形成された、シ
リコンのマスタースライス基板10から構成される。1
対のパターニングされた層12及び14が、マスタース
ライス基板10の表面に配置されており、周知のよう
に、マスタースライス基板において各種デバイスの相互
接続機能を果たす。パターニングされた層12は、マス
タースライス基板10における各種半導体の相互接続を
行う金属導体を含むメタライゼーション層16から構成
される。窒化層20が配置されているSiO2 パッシベ
ーション層18が、メタライゼーション層16に重ねら
れる。もう一方のパターニングされた層14には、もう
1つのメタライゼーション層22、SiO2 層24、及
び、窒化層26が含まれている。
【0017】窒化層26には、その端部において導電性
の接点30及び32と相接する、平面薄膜抵抗器28が
重ねられる。接点30及び32は、導線(図示せず)を
介して、1つ以上のパターニングされた層12及び14
に接続されており、シリコンのマスタースライス基板1
0における抵抗器28による各種デバイスの相互接続を
可能にしている。もちろん、窒化層26には、一般に、
複数の抵抗器28が設けられるが、例示のため、1つだ
けしか示されていない。
の接点30及び32と相接する、平面薄膜抵抗器28が
重ねられる。接点30及び32は、導線(図示せず)を
介して、1つ以上のパターニングされた層12及び14
に接続されており、シリコンのマスタースライス基板1
0における抵抗器28による各種デバイスの相互接続を
可能にしている。もちろん、窒化層26には、一般に、
複数の抵抗器28が設けられるが、例示のため、1つだ
けしか示されていない。
【0018】SiO2 のパッシベーション層34を、接
点30、32、及び、抵抗器28に重ねる。生産プロセ
スにおいて、抵抗器28にトリミングを施して、抵抗値
を調整し、半導体回路が適正な動作特性を示すようにし
なければならない場合がよくある。全ての処理ステップ
が完了する前に、トリミングが行われると、トリム処理
にもかかわらず、抵抗及びその他の回路パラメータの全
て、または、そのいずれかがシフトする可能性がある。
従って、トリミングの操作をチップとデバイスの両方ま
たは一方のプロセスの最終段階で行い、デバイスの動作
を適正な仕様に合わせて調整できるようにするのが、最
も望ましい。
点30、32、及び、抵抗器28に重ねる。生産プロセ
スにおいて、抵抗器28にトリミングを施して、抵抗値
を調整し、半導体回路が適正な動作特性を示すようにし
なければならない場合がよくある。全ての処理ステップ
が完了する前に、トリミングが行われると、トリム処理
にもかかわらず、抵抗及びその他の回路パラメータの全
て、または、そのいずれかがシフトする可能性がある。
従って、トリミングの操作をチップとデバイスの両方ま
たは一方のプロセスの最終段階で行い、デバイスの動作
を適正な仕様に合わせて調整できるようにするのが、最
も望ましい。
【0019】抵抗器28には、既にパッシベーション層
34が重ねられているので、トリミング処理は、パッシ
ベーション層34を介して行われる。SiO2 のパッシ
ベーション層34を介した抵抗器28のトリミングは、
レーザ・ビームの波長を選択することによって行われる
ので、その波長は、ほとんど吸収されないでSiO2の
パッシベーション層を通過し、ほどんどが抵抗器28に
よって吸収される。こうしたレーザ・ビームは、図1に
36で示されている。ビーム36は、加熱効果が抵抗器
28のレベルに集中するように焦点合わせをするのが望
ましい。ビーム36は、矢印38で示す方向に沿って走
査し、抵抗器28の内部に領域またはカット40を形成
して、接点30と32の間に生じる抵抗を変化させる。
カット40は、接点30と32の間で電流が流れる方向
と垂直に形成され、さらに、抵抗器28と接点30、3
2との界面と平行をなすようにも形成される。留意すべ
きは、カット40が、完全に抵抗器28の境界内に制限
され、前記境界と交差すなわちクロスすることはないと
いう点である。また、さらに抵抗値に調整を加えるた
め、カット(例えば、点線で示す41)を追加すること
ができるのは、もちろんである。
34が重ねられているので、トリミング処理は、パッシ
ベーション層34を介して行われる。SiO2 のパッシ
ベーション層34を介した抵抗器28のトリミングは、
レーザ・ビームの波長を選択することによって行われる
ので、その波長は、ほとんど吸収されないでSiO2の
パッシベーション層を通過し、ほどんどが抵抗器28に
よって吸収される。こうしたレーザ・ビームは、図1に
36で示されている。ビーム36は、加熱効果が抵抗器
28のレベルに集中するように焦点合わせをするのが望
ましい。ビーム36は、矢印38で示す方向に沿って走
査し、抵抗器28の内部に領域またはカット40を形成
して、接点30と32の間に生じる抵抗を変化させる。
カット40は、接点30と32の間で電流が流れる方向
と垂直に形成され、さらに、抵抗器28と接点30、3
2との界面と平行をなすようにも形成される。留意すべ
きは、カット40が、完全に抵抗器28の境界内に制限
され、前記境界と交差すなわちクロスすることはないと
いう点である。また、さらに抵抗値に調整を加えるた
め、カット(例えば、点線で示す41)を追加すること
ができるのは、もちろんである。
【0020】薄膜抵抗器28のトリミングにレーザ・ビ
ーム36が用いられる場合、トリム・カットは、入射ビ
ームによってだけでなく、下にあるパターニングされた
層からの反射によっても影響されることが分かった。さ
らに、トリミング用のレーザ・ビームを抵抗器28の境
界とクロスさせる場合、レーザ・トリミングによって、
必ず、エッジの材料が除去されるとは限らず、線条ブリ
ッジが残ることが分かった。
ーム36が用いられる場合、トリム・カットは、入射ビ
ームによってだけでなく、下にあるパターニングされた
層からの反射によっても影響されることが分かった。さ
らに、トリミング用のレーザ・ビームを抵抗器28の境
界とクロスさせる場合、レーザ・トリミングによって、
必ず、エッジの材料が除去されるとは限らず、線条ブリ
ッジが残ることが分かった。
【0021】トリム・カットを抵抗器28の境界内に完
全に保持することによって、抵抗器に入り込むトリム・
カットに形成されるブリッジの問題が、完全に回避され
る。さらに、トリム・カットを延長し、抵抗器28と、
接点30、32との界面に対し平行(及び、電流の流れ
42に対し垂直)に形成することによって、最小限の時
間量で、接点30、32間の抵抗を最大限に変化させる
ことができる。図2から明らかなように、接点30と3
2の間に生じる抵抗は、主として、トリム・カット40
の完成後に残存している抵抗領域50及び52の長さと
幅によって制御される。トリム・カットの細長いディメ
ンションは、トリム・カットの幅を大幅に上回ることが
望ましい。トリム・カットは1つだけしか示されていな
いが、トリム・カット40と平行なトリム・カットを追
加して、さらに、平面抵抗器28の抵抗を変化させるこ
とも可能である。
全に保持することによって、抵抗器に入り込むトリム・
カットに形成されるブリッジの問題が、完全に回避され
る。さらに、トリム・カットを延長し、抵抗器28と、
接点30、32との界面に対し平行(及び、電流の流れ
42に対し垂直)に形成することによって、最小限の時
間量で、接点30、32間の抵抗を最大限に変化させる
ことができる。図2から明らかなように、接点30と3
2の間に生じる抵抗は、主として、トリム・カット40
の完成後に残存している抵抗領域50及び52の長さと
幅によって制御される。トリム・カットの細長いディメ
ンションは、トリム・カットの幅を大幅に上回ることが
望ましい。トリム・カットは1つだけしか示されていな
いが、トリム・カット40と平行なトリム・カットを追
加して、さらに、平面抵抗器28の抵抗を変化させるこ
とも可能である。
【0022】抵抗器28には、トリミングを施すことが
望ましいが、SiO2 のパッシベーション層34は、既
に所定位置に納まっているので、ビーム36と抵抗器2
8との反応によって生じる熱及びガスの量は、SiO2
のパッシベーション層に応力を与えて、裂け目を生じさ
せ、抵抗器28を大気にさらす開口部を形成するほどに
なってはならない。平面薄膜抵抗器28が、シリコンと
クロムの混合物(例えばSiCr)であり、厚さが約5
00オングストロームの場合に、申し分のない結果の得
られることが分かった。SiO2 のパッシベーション層
34の厚さは、約3ミクロンであり、レーザ・ビーム3
6の波長は、1064ナノメートルである。
望ましいが、SiO2 のパッシベーション層34は、既
に所定位置に納まっているので、ビーム36と抵抗器2
8との反応によって生じる熱及びガスの量は、SiO2
のパッシベーション層に応力を与えて、裂け目を生じさ
せ、抵抗器28を大気にさらす開口部を形成するほどに
なってはならない。平面薄膜抵抗器28が、シリコンと
クロムの混合物(例えばSiCr)であり、厚さが約5
00オングストロームの場合に、申し分のない結果の得
られることが分かった。SiO2 のパッシベーション層
34の厚さは、約3ミクロンであり、レーザ・ビーム3
6の波長は、1064ナノメートルである。
【0023】以上の条件下で、レーザ・ビーム36は、
蒸発/化学変化の組み合わせ反応をトリム・カット40
に生じさせる。クロムの一部は蒸発するが、抵抗材料2
8が薄いので、圧力はそれほど生じない。蒸発したクロ
ムは、トリム・カットのエッジに沿って吸収されるよう
に思われる。さらに化学変化が生じると、SiCrは、
はるかに抵抗の大きい材料に変化することになる。
蒸発/化学変化の組み合わせ反応をトリム・カット40
に生じさせる。クロムの一部は蒸発するが、抵抗材料2
8が薄いので、圧力はそれほど生じない。蒸発したクロ
ムは、トリム・カットのエッジに沿って吸収されるよう
に思われる。さらに化学変化が生じると、SiCrは、
はるかに抵抗の大きい材料に変化することになる。
【0024】次に、図3を参照すると、本発明に従っ
て、最小限のトリム処理で抵抗値を大きく変化させるこ
との可能な抵抗器構造が示されている。抵抗器28は、
それに形成された複数のノッチ60を有して配置されて
いる。抵抗器28は、ノッチ60によって形成された狭
い幅のネック領域62と、ネック領域に交互に接続し
た、両側に延びる一対のフィンガ65を含むフィンガ領
域64とを含む。抵抗器28のフィンガ領域64に示す
ように、内部トリム・カット40が後で形成されると、
電流の流路が、大幅に延長される。図3の抵抗器の幾何
学形状は、トリム・カット量に対する抵抗値の感度が大
きく、広範囲にわたる抵抗値を得ることが可能である。
て、最小限のトリム処理で抵抗値を大きく変化させるこ
との可能な抵抗器構造が示されている。抵抗器28は、
それに形成された複数のノッチ60を有して配置されて
いる。抵抗器28は、ノッチ60によって形成された狭
い幅のネック領域62と、ネック領域に交互に接続し
た、両側に延びる一対のフィンガ65を含むフィンガ領
域64とを含む。抵抗器28のフィンガ領域64に示す
ように、内部トリム・カット40が後で形成されると、
電流の流路が、大幅に延長される。図3の抵抗器の幾何
学形状は、トリム・カット量に対する抵抗値の感度が大
きく、広範囲にわたる抵抗値を得ることが可能である。
【0025】図4には、ノッチ60間に配置された狭い
ネック領域62が抵抗材料でなく、金属という、図3の
抵抗器の幾何学形状における、他の実施例が示されてい
る。この構成も、やはり、トリム処理単位当たりの抵抗
値の大幅な変化を可能にし、広範囲にわたる抵抗値を得
ることが可能になる。
ネック領域62が抵抗材料でなく、金属という、図3の
抵抗器の幾何学形状における、他の実施例が示されてい
る。この構成も、やはり、トリム処理単位当たりの抵抗
値の大幅な変化を可能にし、広範囲にわたる抵抗値を得
ることが可能になる。
【0026】
【発明の効果】本発明は、正確で信頼性のある広範囲に
わたる値を備えた薄膜抵抗器及びその製造方法を提供す
ることができる。
わたる値を備えた薄膜抵抗器及びその製造方法を提供す
ることができる。
【図1】本発明の基礎となる、トリミングされる平面薄
膜抵抗器を備えた半導体構造の例の断面/透視図であ
る。
膜抵抗器を備えた半導体構造の例の断面/透視図であ
る。
【図2】図1に示す平面薄膜抵抗器の平面図である。
【図3】本発明に従って、最小限のトリム処理で抵抗の
変化を大きくすることができる平面薄膜抵抗構成の実施
例の平面図である。
変化を大きくすることができる平面薄膜抵抗構成の実施
例の平面図である。
【図4】図3の平面薄膜抵抗器に関する別の実施例の平
面図である。
面図である。
10. マスタースライス基板 12. パターニングされた層 14. パターニングされた層 16. メタライゼーション層 18. パッシベーション層 20. 窒化層 22. メタライゼーション層 24. SiO2層 26. 窒化層 28. 平面薄膜抵抗器 30. 接点 32. 接点 34. パッシベーション層 36. レーザ・ビーム 40. トリム・カット 50. 抵抗領域 52. 抵抗領域 60. ノッチ 62. ネック領域 64. フィンガ領域 65. フィンガ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エイチ・バーナード・ポツジ アメリカ合衆国ニユーヨーク州ラドー・ ロード、ホツプウエル・ジヤンクシヨン 11番地 (72)発明者 ケリー・リン・バツドドルフ アメリカ合衆国ニユーヨーク州ブロード ビユー・ロード、ポーキープシエ10番地 (56)参考文献 特開 昭59−54204(JP,A) 特開 平2−276205(JP,A) 実開 昭61−22304(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】基板と、 前記基板上に間隔をあけて対向して配置された一対の電
極と、 前記電極間に電流が流れるように、前記電極間に接続し
て配置された抵抗薄膜とから構成され、 前記薄膜は、交互に配置された、少なくとも1つの狭い
幅のネック領域と、前記電流の流れる方向を交差する方
向に両側に突出して伸びる一対のフィンガを有して、前
記ネック領域より前記交差方向に大きい寸法を有する、
少なくとも1つのフィンガ領域とを有し、 前記フィンガ領域の少なくとも1つは、前記フィンガ領
域内に、前記一対のフィンガの一方から他方へ、前記交
差方向に延びるトリム領域を有し、 前記トリム領域は、前記薄膜の全ての境界を横切らない
ことを特徴とする、 レーザ・ビームによってトリム可能な平面薄膜抵抗器。 - 【請求項2】前記ネック領域が、金属導体で形成される
ことを特徴とする、請求項1に記載の平面薄膜抵抗器。 - 【請求項3】少なくとも前記電極及び抵抗薄膜に重ねら
れたパッシベーション層がさらに含まれていることと、
前記パッシベーション層が、前記レーザ・ビームの波長
に対してほぼ透過性であることと、前記トリム領域は、
前記抵抗薄膜に前記パッシベーション層を重ねた後、前
記レーザ・ビームによって形成されることを特徴とす
る、請求項1または2に記載の平面薄膜抵抗器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/615,938 US5081439A (en) | 1990-11-16 | 1990-11-16 | Thin film resistor and method for producing same |
US615938 | 1996-03-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04267366A JPH04267366A (ja) | 1992-09-22 |
JP2618139B2 true JP2618139B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=24467395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3294797A Expired - Lifetime JP2618139B2 (ja) | 1990-11-16 | 1991-10-16 | 薄膜抵抗器 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5081439A (ja) |
EP (1) | EP0486418A3 (ja) |
JP (1) | JP2618139B2 (ja) |
Families Citing this family (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5262615A (en) * | 1991-11-05 | 1993-11-16 | Honeywell Inc. | Film resistor made by laser trimming |
US5235312A (en) * | 1991-11-18 | 1993-08-10 | Micron Technology, Inc. | Polysilicon resistors and methods of fabrication |
US5345361A (en) * | 1992-08-24 | 1994-09-06 | Murata Erie North America, Inc. | Shorted trimmable composite multilayer capacitor and method |
US5347423A (en) * | 1992-08-24 | 1994-09-13 | Murata Erie North America, Inc. | Trimmable composite multilayer capacitor and method |
US5323138A (en) * | 1992-09-04 | 1994-06-21 | Trw Inc. | Reliable thin film resistors for integrated circuit applications |
US5541623A (en) * | 1993-06-02 | 1996-07-30 | Alps Electric (U.S.A.) Inc. | Temperature compensated opto-electronic circuit and mouse using same |
US5446259A (en) * | 1993-06-02 | 1995-08-29 | Alps Electric (U.S.A.), Inc. | Method for producing opto-electronic circuit using laser-trimming device |
US5439841A (en) * | 1994-01-12 | 1995-08-08 | Micrel, Inc. | High value gate leakage resistor |
JPH10242394A (ja) * | 1997-02-27 | 1998-09-11 | Matsushita Electron Corp | 半導体装置の製造方法 |
JPH1126204A (ja) * | 1997-07-09 | 1999-01-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 抵抗器およびその製造方法 |
US6211032B1 (en) | 1998-11-06 | 2001-04-03 | National Semiconductor Corporation | Method for forming silicon carbide chrome thin-film resistor |
US6081014A (en) * | 1998-11-06 | 2000-06-27 | National Semiconductor Corporation | Silicon carbide chrome thin-film resistor |
US6326256B1 (en) * | 1998-12-18 | 2001-12-04 | Texas Instruments Incorporated | Method of producing a laser trimmable thin film resistor in an integrated circuit |
US6489881B1 (en) * | 1999-10-28 | 2002-12-03 | International Rectifier Corporation | High current sense resistor and process for its manufacture |
US20060091994A1 (en) * | 2001-03-19 | 2006-05-04 | Nelson Charles S | Independently housed trim resistor and a method for fabricating same |
EP1374258A2 (en) * | 2001-03-19 | 2004-01-02 | Delphi Technologies, Inc. | An independently housed trim resistor and a method for fabricating same |
EP1258891A2 (en) * | 2001-05-17 | 2002-11-20 | Shipley Co. L.L.C. | Resistors |
AU2002325723A1 (en) * | 2001-09-10 | 2003-03-24 | Microbridge Technologies Inc. | Method for trimming resistors |
KR100431179B1 (ko) * | 2001-12-04 | 2004-05-12 | 삼성전기주식회사 | 온도보상 수정발진기 및 그 출력주파수조정방법 |
AU2003209900A1 (en) * | 2003-03-19 | 2004-10-11 | Microbridge Technologies Inc. | Method for measurement of temperature coefficients of electric circuit components |
US7106120B1 (en) | 2003-07-22 | 2006-09-12 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | PCMO resistor trimmer |
US7084691B2 (en) * | 2004-07-21 | 2006-08-01 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Mono-polarity switchable PCMO resistor trimmer |
JP2007027192A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Denso Corp | レーザトリミング方法 |
JP4508023B2 (ja) | 2005-07-21 | 2010-07-21 | 株式会社デンソー | レーザトリミング評価方法およびレーザトリミング用レーザ強度設定方法 |
CN100521835C (zh) * | 2005-12-29 | 2009-07-29 | 梁敏玲 | 电阻膜加热装置的制造方法及所形成的电阻膜加热装置 |
US7161461B1 (en) | 2006-03-07 | 2007-01-09 | Delphi Technologies, Inc. | Injection molded trim resistor assembly |
DE102006033691A1 (de) * | 2006-07-20 | 2008-01-31 | Epcos Ag | Widerstandselement mit PTC-Eigenschaften und hoher elektrischer und thermischer Leitfähigkeit |
DE102009038756A1 (de) | 2009-05-28 | 2010-12-09 | Semilev Gmbh | Vorrichtung zur partikelfreien Handhabung von Substraten |
JP5890989B2 (ja) * | 2011-09-20 | 2016-03-22 | Koa株式会社 | 薄膜抵抗体 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US3996551A (en) * | 1975-10-20 | 1976-12-07 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Chromium-silicon oxide thin film resistors |
JPS5954204A (ja) * | 1982-09-21 | 1984-03-29 | 三洋電機株式会社 | チツプ抵抗器の抵抗値調整方法 |
JPS6122304U (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-08 | 日本電気株式会社 | トリミング用膜抵抗 |
US4582976A (en) * | 1984-08-13 | 1986-04-15 | Hewlett-Packard Company | Method of adjusting a temperature compensating resistor while it is in a circuit |
GB2207006B (en) * | 1987-07-11 | 1990-08-01 | Crystalate Electronics | Electrical resistor |
JPH02276205A (ja) * | 1989-04-18 | 1990-11-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 抵抗体のトリミング方法 |
-
1990
- 1990-11-16 US US07/615,938 patent/US5081439A/en not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-10-10 EP EP19910480156 patent/EP0486418A3/en not_active Withdrawn
- 1991-10-16 JP JP3294797A patent/JP2618139B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5081439A (en) | 1992-01-14 |
EP0486418A2 (en) | 1992-05-20 |
JPH04267366A (ja) | 1992-09-22 |
EP0486418A3 (en) | 1992-09-02 |
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