JP2616669B2 - 毛筆書体作成システム - Google Patents
毛筆書体作成システムInfo
- Publication number
- JP2616669B2 JP2616669B2 JP5217176A JP21717693A JP2616669B2 JP 2616669 B2 JP2616669 B2 JP 2616669B2 JP 5217176 A JP5217176 A JP 5217176A JP 21717693 A JP21717693 A JP 21717693A JP 2616669 B2 JP2616669 B2 JP 2616669B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- writing
- document
- typeface
- storage unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、毛筆書体作成システム
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、毛筆を用いて用紙に文書を筆記す
る作業は、書道技術を有する人間によって実行されてい
る。
る作業は、書道技術を有する人間によって実行されてい
る。
【0003】また、ワードプロセッサー等で、入力され
た文書を毛筆書体の文書として印字することが行われて
いる。
た文書を毛筆書体の文書として印字することが行われて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のように、人間が
毛筆書体の文書を筆記する方法では、書道技術を有して
いる人しか実行できないという問題点がある。また、こ
の方法は、手作業なので処理能力に限界があり、また、
効率が悪いという問題点もある。
毛筆書体の文書を筆記する方法では、書道技術を有して
いる人しか実行できないという問題点がある。また、こ
の方法は、手作業なので処理能力に限界があり、また、
効率が悪いという問題点もある。
【0005】また、ワードプロセッサ等で印字した毛筆
書体は、手書きでないことが明らかで、手紙等では相手
に事務的な印象を与えるため不向きであるという問題点
がある。
書体は、手書きでないことが明らかで、手紙等では相手
に事務的な印象を与えるため不向きであるという問題点
がある。
【0006】本発明は、文書を読む人に事務的な印象を
与えない毛筆書体の文書を、効率良く作成する毛筆書体
作成システムを提供することを目的とする。
与えない毛筆書体の文書を、効率良く作成する毛筆書体
作成システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、文書を
記憶する第1の記憶手段と、毛筆書体情報を記憶する第
2の記憶手段と、前記第1の記憶手段から前記文書を読
み出し、該文書を構成する文字に各々対応する毛筆書体
情報を前記第2の記憶手段から検索する検索手段と、該
検索手段が検索した前記毛筆書体情報に基づいて毛筆を
用いて文字を筆記する筆記手段とを有し、該筆記手段
が、筆圧及び毛筆の動きを制御する制御機構を備えるこ
とを特徴とする毛筆書体作成システムが得られる。
記憶する第1の記憶手段と、毛筆書体情報を記憶する第
2の記憶手段と、前記第1の記憶手段から前記文書を読
み出し、該文書を構成する文字に各々対応する毛筆書体
情報を前記第2の記憶手段から検索する検索手段と、該
検索手段が検索した前記毛筆書体情報に基づいて毛筆を
用いて文字を筆記する筆記手段とを有し、該筆記手段
が、筆圧及び毛筆の動きを制御する制御機構を備えるこ
とを特徴とする毛筆書体作成システムが得られる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1に本発明の一実施例を示す。本実施例の毛筆
書体作成システムは、文書データを記憶する文書ファイ
ル11と、毛筆書体で筆記するに必要な情報(例えば、
書順、筆圧、毛筆の動き等の情報)を記憶する毛筆書体
辞書ファイル12とを有し、システム全体を制御するシ
ステム制御装置13と、システム制御装置13に制御さ
れ、毛筆を用いて文書を筆記する毛筆書体作成装置14
とを備えている。
する。図1に本発明の一実施例を示す。本実施例の毛筆
書体作成システムは、文書データを記憶する文書ファイ
ル11と、毛筆書体で筆記するに必要な情報(例えば、
書順、筆圧、毛筆の動き等の情報)を記憶する毛筆書体
辞書ファイル12とを有し、システム全体を制御するシ
ステム制御装置13と、システム制御装置13に制御さ
れ、毛筆を用いて文書を筆記する毛筆書体作成装置14
とを備えている。
【0009】システム制御装置13は、例えば、パーソ
ナルコンピュータであって、入力部及び表示装置を備
え、また、ワードプロセッサ機能を備えている。このパ
ーソナルコンピュータによって作成された文書、又は、
他の機器で作成された文書は、文書データとして、一旦
文書ファイル11に格納される。外部からシステム制御
装置13に対して出力文書選択指示が与えられると、シ
ステム制御装置13は、文書ファイルに格納された文書
データの中から指示された文書データを読み出す。シス
テム制御装置13は、読み出した文書を構成する文字の
文字コードをキーとして、各々の文字に対応する毛筆書
体情報を毛筆書体辞書ファイル12の中から検索して読
み出す。そして、システム制御装置13は、読み出した
文書データ及び毛筆書体情報を書式情報とともに文書デ
ータとして毛筆書体作成装置14へ転送する。
ナルコンピュータであって、入力部及び表示装置を備
え、また、ワードプロセッサ機能を備えている。このパ
ーソナルコンピュータによって作成された文書、又は、
他の機器で作成された文書は、文書データとして、一旦
文書ファイル11に格納される。外部からシステム制御
装置13に対して出力文書選択指示が与えられると、シ
ステム制御装置13は、文書ファイルに格納された文書
データの中から指示された文書データを読み出す。シス
テム制御装置13は、読み出した文書を構成する文字の
文字コードをキーとして、各々の文字に対応する毛筆書
体情報を毛筆書体辞書ファイル12の中から検索して読
み出す。そして、システム制御装置13は、読み出した
文書データ及び毛筆書体情報を書式情報とともに文書デ
ータとして毛筆書体作成装置14へ転送する。
【0010】毛筆書体作成装置14は、例えば、X−Y
プロッタであって、このX−Yプロッタは、筆圧調整機
能、及び毛筆の動き(傾き、移動速度等)制御機構等の
毛筆書体での筆記を可能にする機能を備えている。毛筆
書体作成装置14に取り付けられる毛筆は、筆先に自動
的に墨汁が供給される筆ペンタイプが用いられる。
プロッタであって、このX−Yプロッタは、筆圧調整機
能、及び毛筆の動き(傾き、移動速度等)制御機構等の
毛筆書体での筆記を可能にする機能を備えている。毛筆
書体作成装置14に取り付けられる毛筆は、筆先に自動
的に墨汁が供給される筆ペンタイプが用いられる。
【0011】毛筆書体作成装置14は、システム制御装
置から文書データが転送されてくると、文書データに従
って、毛筆書体で文書を用紙に筆記する。こうして本実
施例の毛筆書体作成システムによって、毛筆文書15を
作成することができる。
置から文書データが転送されてくると、文書データに従
って、毛筆書体で文書を用紙に筆記する。こうして本実
施例の毛筆書体作成システムによって、毛筆文書15を
作成することができる。
【0012】ここで、葉書の宛名書き等、書式が定型化
されているような文書では、予め毛筆書体作成装置14
に、郵便番号、住所、氏名等を所定の位置に筆記するた
めのプログラムを組み込んでおけば、システム制御装置
13から書式情報を与えること無く、毛筆書体作成装置
14によって、自動的に葉書の予め定められた位置に郵
便番号、住所、氏名を筆記させることができる。すなわ
ち、作業を定型化することができる。
されているような文書では、予め毛筆書体作成装置14
に、郵便番号、住所、氏名等を所定の位置に筆記するた
めのプログラムを組み込んでおけば、システム制御装置
13から書式情報を与えること無く、毛筆書体作成装置
14によって、自動的に葉書の予め定められた位置に郵
便番号、住所、氏名を筆記させることができる。すなわ
ち、作業を定型化することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、文書ファイルと毛筆書
体辞書ファイルとの情報に基づいて、毛筆書体作成装置
を動作させるようにしたことで、誰でも容易に毛筆書体
での筆記ができる。また、宛名書きなどの書式の決まっ
た文書では作業を定型化できるので、効率的に毛筆書体
での筆記が行える。
体辞書ファイルとの情報に基づいて、毛筆書体作成装置
を動作させるようにしたことで、誰でも容易に毛筆書体
での筆記ができる。また、宛名書きなどの書式の決まっ
た文書では作業を定型化できるので、効率的に毛筆書体
での筆記が行える。
【0014】さらに、本発明による毛筆書体作成システ
ムでは、毛筆を使用し、その筆圧や、移動速度等の毛筆
の動きを制御する制御機構を設けたので、文書を読む人
に事務的な印象を与えることがない。
ムでは、毛筆を使用し、その筆圧や、移動速度等の毛筆
の動きを制御する制御機構を設けたので、文書を読む人
に事務的な印象を与えることがない。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
11 文書ファイル 12 毛筆書体辞書ファイル 13 システム制御装置 14 毛筆体作成装置 15 毛筆文書
Claims (2)
- 【請求項1】 文書を記憶する第1の記憶手段と、毛筆
書体情報を記憶する第2の記憶手段と、前記第1の記憶
手段から前記文書を読み出し、該文書を構成する文字に
各々対応する毛筆書体情報を前記第2の記憶手段から検
索する検索手段と、該検索手段が検索した前記毛筆書体
情報に基づいて毛筆を用いて文字を筆記する筆記手段と
を有し、該筆記手段が、筆圧及び毛筆の動きを制御する
制御機構を備えることを特徴とする毛筆書体作成システ
ム。 - 【請求項2】 前記文書の書式が予め定められていると
き、前記筆記手段が所定の用紙の所定の位置に前記文書
を筆記することができるように、動作を定型化する定型
化手段を有していることを特徴とする請求項1の毛筆書
体作成システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5217176A JP2616669B2 (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 毛筆書体作成システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5217176A JP2616669B2 (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 毛筆書体作成システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0768993A JPH0768993A (ja) | 1995-03-14 |
JP2616669B2 true JP2616669B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=16700058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5217176A Expired - Lifetime JP2616669B2 (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 毛筆書体作成システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2616669B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000190691A (ja) | 1998-12-25 | 2000-07-11 | Riso Kagaku Corp | 描画装置及び、描画デ―タ出力装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0358899A (ja) * | 1989-07-28 | 1991-03-14 | Janome Sewing Mach Co Ltd | 毛筆描画データ変換方法 |
-
1993
- 1993-09-01 JP JP5217176A patent/JP2616669B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0768993A (ja) | 1995-03-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970121 |