JP2613830B2 - ω−ケト脂肪酸エステル還元法 - Google Patents
ω−ケト脂肪酸エステル還元法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メチル−11−オキソ
−トランス−8−ドデセノエート等のω−ケト脂肪酸エ
ステルを立体選択的に還元して、脂肪酸の炭素数が5以
上の光学活性ω−ケト脂肪酸エステルを製造する方法に
関するものである。得られた化合物は不斉炭素骨格を有
する為、マクロライド抗生物質(R)−レシフェイオラ
イド等の光学活性物質合成中間体として、有用性が高い
物質である。
−トランス−8−ドデセノエート等のω−ケト脂肪酸エ
ステルを立体選択的に還元して、脂肪酸の炭素数が5以
上の光学活性ω−ケト脂肪酸エステルを製造する方法に
関するものである。得られた化合物は不斉炭素骨格を有
する為、マクロライド抗生物質(R)−レシフェイオラ
イド等の光学活性物質合成中間体として、有用性が高い
物質である。
【0002】
【従来の技術】脂肪酸の炭素数が7以上の光学活性ω−
ケト脂肪酸エステルは、上述のように光学活性物質合成
中間体として有用性が高い物質であるが、ω−ケト脂肪
酸エステルを還元して、(R)−ヒドロキシ脂肪酸エス
テルを製造する方法は未だ見出されていない。
ケト脂肪酸エステルは、上述のように光学活性物質合成
中間体として有用性が高い物質であるが、ω−ケト脂肪
酸エステルを還元して、(R)−ヒドロキシ脂肪酸エス
テルを製造する方法は未だ見出されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は不斉
還元によって光学活性(R)−ヒドロキシ脂肪酸エステ
ルを得ることを目的とする。即ち、メチル−11−オキ
ソ−トランス−8−ドデセノエート等の置換炭素数5以
上のω−ケト脂肪酸エステルを1工程で、光学収率30%
以上で立体選択的に還元して、メチル(R)−11−ヒ
ドロキシ−トランス−8−ドデセノエート等の置換炭素
数5以上の(R)−ヒドロキシ脂肪酸エステルの立体選
択的製造法を得ることを目的とする。
還元によって光学活性(R)−ヒドロキシ脂肪酸エステ
ルを得ることを目的とする。即ち、メチル−11−オキ
ソ−トランス−8−ドデセノエート等の置換炭素数5以
上のω−ケト脂肪酸エステルを1工程で、光学収率30%
以上で立体選択的に還元して、メチル(R)−11−ヒ
ドロキシ−トランス−8−ドデセノエート等の置換炭素
数5以上の(R)−ヒドロキシ脂肪酸エステルの立体選
択的製造法を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ω−ケト脂肪
酸エステルに、反応触媒としてピチア・ファリノサ(Pi
chia farinosa)を用いて、ケトン基を不斉還元し、光学
活性(R)−ヒドロキシ脂肪酸エステルを得ることを特
徴とする。本発明の概略は次の式で表される。
酸エステルに、反応触媒としてピチア・ファリノサ(Pi
chia farinosa)を用いて、ケトン基を不斉還元し、光学
活性(R)−ヒドロキシ脂肪酸エステルを得ることを特
徴とする。本発明の概略は次の式で表される。
【0005】
【化3】
【0006】(式中、R1 は水素または炭素数1〜3の
低級アルキル基であり、Yは二重結合を含まないかまた
は含む炭素数2〜12のアルキレン基である。) 以下、本発明を詳細に説明する。本発明で基質として用
いられるω−ケト脂肪酸エステル(脂肪酸の炭素数は5
〜15である) が用いられる。また、置換基R1 としては
水素または炭素数1〜3のメチル基、エチル基、プロピ
ル基が用いられる。
低級アルキル基であり、Yは二重結合を含まないかまた
は含む炭素数2〜12のアルキレン基である。) 以下、本発明を詳細に説明する。本発明で基質として用
いられるω−ケト脂肪酸エステル(脂肪酸の炭素数は5
〜15である) が用いられる。また、置換基R1 としては
水素または炭素数1〜3のメチル基、エチル基、プロピ
ル基が用いられる。
【0007】本発明で用いられる反応触媒は、ピチア・
ファリノサ(Pichia farinosa)である。本発明において
は他の微生物を用いると充分な光学純度の目的物を生成
させることができない。本発明の反応は、例えば上記ピ
チア・ファリノサを基質0.1 〜10%を含む水溶液に圧搾
酵母重量1〜50%濃度で懸濁し、pH4〜8で3〜40℃の
嫌気的条件下、2〜100 時間攪拌又は振盪することによ
り進行させる。また、グルコース等の酵母の栄養源を添
加することにより反応時間を短縮することができる。ま
た、各種栄養培地中でも本反応は進行できる。
ファリノサ(Pichia farinosa)である。本発明において
は他の微生物を用いると充分な光学純度の目的物を生成
させることができない。本発明の反応は、例えば上記ピ
チア・ファリノサを基質0.1 〜10%を含む水溶液に圧搾
酵母重量1〜50%濃度で懸濁し、pH4〜8で3〜40℃の
嫌気的条件下、2〜100 時間攪拌又は振盪することによ
り進行させる。また、グルコース等の酵母の栄養源を添
加することにより反応時間を短縮することができる。ま
た、各種栄養培地中でも本反応は進行できる。
【0008】反応後、生成した(R)−ヒドロキシ脂肪
酸エステルは、遠心分離又はセライト濾過等による除菌
後、反応液よりジクロロメタン、エチルエーテル、酢酸
エチルエステル、クロロホルム、ベンゼン、トルエン等
の有機溶媒を用い抽出し、エステル化した後に、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーなど通常の分離操作を行
い単離することができる。生成物の光学純度は(+)−
α−メトキシ−α−トリフルオロメチルフェニル酢酸
(MTPA)とのエステル体を合成し、ジアステレオマー化
合物とした後、NMR、液体クロマトグラフィー、ガス
クロマトグラフィー等により光学異性体を分離、定量し
て容易に測定することができる。
酸エステルは、遠心分離又はセライト濾過等による除菌
後、反応液よりジクロロメタン、エチルエーテル、酢酸
エチルエステル、クロロホルム、ベンゼン、トルエン等
の有機溶媒を用い抽出し、エステル化した後に、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーなど通常の分離操作を行
い単離することができる。生成物の光学純度は(+)−
α−メトキシ−α−トリフルオロメチルフェニル酢酸
(MTPA)とのエステル体を合成し、ジアステレオマー化
合物とした後、NMR、液体クロマトグラフィー、ガス
クロマトグラフィー等により光学異性体を分離、定量し
て容易に測定することができる。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、メチル−11−オキソ
−トランス−8−ドデセノエート等の置換炭素数5以上
のω−ケト脂肪酸エステルを1工程で、光学収率30%以
上で立体選択的に還元することができる。得られたメチ
ル(R)−11−ヒドロキシ−トランス−8−ドデセノ
エート等の置換炭素数5以上の(R)−ヒドロキシ脂肪
酸エステルは、不斉炭素骨格を有する為、マクロライド
抗生物質(R)−レシフェイオライド等の光学活性物質
合成中間体として、有用性が期待される。
−トランス−8−ドデセノエート等の置換炭素数5以上
のω−ケト脂肪酸エステルを1工程で、光学収率30%以
上で立体選択的に還元することができる。得られたメチ
ル(R)−11−ヒドロキシ−トランス−8−ドデセノ
エート等の置換炭素数5以上の(R)−ヒドロキシ脂肪
酸エステルは、不斉炭素骨格を有する為、マクロライド
抗生物質(R)−レシフェイオライド等の光学活性物質
合成中間体として、有用性が期待される。
【0010】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明を説明する。本
発明はもとよりこれに限定されるものではない。 実施例1 培地(グルコース2%、麦芽エキス1%、酵母エキス
0.1%、ペプトン0.7%K2HCO40.5%、蒸
留水水溶液200mlをpH7.2に調整)100ml
を500mlの坂口フラスコに入れ、120℃で10分
間蒸気滅菌した。放冷後、ピチア・ファリノサ IAM
4682(工業技術院生命工学工業技術研究所の受託番
号:FERM P−15809)を白金耳を用いて接種
した。30℃で2日間振盪培養し菌体を増殖させた。培
養液10mlを取り出し上記培地100mlに添加後、
再び30℃で2日間振盪培養した。培養液を遠心分離
し、集菌した。100mlナス型フラスコに得られた菌
体4g(ウェット重量)とグルコース2gとpH6.5
リン酸緩衝液12.5mlを加え、アルゴン置換し、嫌
気的条件下で30分間撹拌した。これに、基質としてメ
チル11−オキソ−トランス−8−ドデセノエート10
0mgを添加し、嫌気的条件下、30℃で18時間撹拌
した。培養液をジエチルエーテル50mlで抽出し、抽
出液を飽和食塩水で洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、ジエチルエーテルを留去した。残渣にジアゾメタン
のジエチルエーテル溶液を加え反応後、ジエチルエーテ
ルを留去した。反応残渣を中圧シリカゲルカラムクロマ
トグラフィーに付し、n−ヘキサン/酢酸エチル=3/
1(V/V)の混合溶媒で溶離することにより、メチル
(R)−11−ヒドロキシ−トランス−8−ドデセノエ
ートを得た。収量は44g(収率43.6%)であっ
た。
発明はもとよりこれに限定されるものではない。 実施例1 培地(グルコース2%、麦芽エキス1%、酵母エキス
0.1%、ペプトン0.7%K2HCO40.5%、蒸
留水水溶液200mlをpH7.2に調整)100ml
を500mlの坂口フラスコに入れ、120℃で10分
間蒸気滅菌した。放冷後、ピチア・ファリノサ IAM
4682(工業技術院生命工学工業技術研究所の受託番
号:FERM P−15809)を白金耳を用いて接種
した。30℃で2日間振盪培養し菌体を増殖させた。培
養液10mlを取り出し上記培地100mlに添加後、
再び30℃で2日間振盪培養した。培養液を遠心分離
し、集菌した。100mlナス型フラスコに得られた菌
体4g(ウェット重量)とグルコース2gとpH6.5
リン酸緩衝液12.5mlを加え、アルゴン置換し、嫌
気的条件下で30分間撹拌した。これに、基質としてメ
チル11−オキソ−トランス−8−ドデセノエート10
0mgを添加し、嫌気的条件下、30℃で18時間撹拌
した。培養液をジエチルエーテル50mlで抽出し、抽
出液を飽和食塩水で洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、ジエチルエーテルを留去した。残渣にジアゾメタン
のジエチルエーテル溶液を加え反応後、ジエチルエーテ
ルを留去した。反応残渣を中圧シリカゲルカラムクロマ
トグラフィーに付し、n−ヘキサン/酢酸エチル=3/
1(V/V)の混合溶媒で溶離することにより、メチル
(R)−11−ヒドロキシ−トランス−8−ドデセノエ
ートを得た。収量は44g(収率43.6%)であっ
た。
【0011】赤外吸収スペクトル(neat, cm-1) :340
0, 1740, 970 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3, TMS) :δppm = 1.12
(d, J= 6, 3H),1.2 〜2.4 (br., 14H), 3.62 (s, 3H),
3.5 〜3.8 (m, 1H),5.2 〜5.6 (br., 2H) 比旋光度:[α]D =−7.16°(C=0.74, CHCl3) 光学純度:95%以上。 実施例2 実施例1と同一培地、種培養液を用い、基質としてメチ
ル 11−オキソドデカノエート100mg を添加し、嫌気的
条件下、30℃で48時間攪拌した。培養液を実施例1と同
様に処理し、メチル(R)−11−ヒドロキシドデカノエ
ートを得た。収量は17g(収率16.8%)であった。
0, 1740, 970 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3, TMS) :δppm = 1.12
(d, J= 6, 3H),1.2 〜2.4 (br., 14H), 3.62 (s, 3H),
3.5 〜3.8 (m, 1H),5.2 〜5.6 (br., 2H) 比旋光度:[α]D =−7.16°(C=0.74, CHCl3) 光学純度:95%以上。 実施例2 実施例1と同一培地、種培養液を用い、基質としてメチ
ル 11−オキソドデカノエート100mg を添加し、嫌気的
条件下、30℃で48時間攪拌した。培養液を実施例1と同
様に処理し、メチル(R)−11−ヒドロキシドデカノエ
ートを得た。収量は17g(収率16.8%)であった。
【0012】赤外吸収スペクトル(neat, cm-1) :340
0,1740 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3, TMS) :δppm = 1.16
(d,J= 6, 3H),1.1 〜2.5 (br., 18H), 3.62 (s, 3H),
3.6 〜4.1 (m, 1H) 比旋光度:[α]D =−4.17°(C=0.57, CHCl3) 光学純度:43%。 実施例3 実施例1と同一培地、種培養液を用い、基質としてメチ
ル 11−オキソドデカノエート100mg を添加し、嫌気的
条件下、30℃で15時間攪拌した。培養液を実施例1と同
様に処理し、メチル(R)−11−ヒドロキシドデカノエ
ートを得た。収量は55mg(収率54.1%)であった。
0,1740 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3, TMS) :δppm = 1.16
(d,J= 6, 3H),1.1 〜2.5 (br., 18H), 3.62 (s, 3H),
3.6 〜4.1 (m, 1H) 比旋光度:[α]D =−4.17°(C=0.57, CHCl3) 光学純度:43%。 実施例3 実施例1と同一培地、種培養液を用い、基質としてメチ
ル 11−オキソドデカノエート100mg を添加し、嫌気的
条件下、30℃で15時間攪拌した。培養液を実施例1と同
様に処理し、メチル(R)−11−ヒドロキシドデカノエ
ートを得た。収量は55mg(収率54.1%)であった。
【0013】比旋光度:[α]D =−5.26°(C=1.38, C
HCl3) 光学純度:61%。 実施例4 実施例1と同一培地、種培養液を用い、基質としてメチ
ル 10−オキソウンデカノエート100mg 添加し、嫌気的
条件下、30℃で48時間攪拌した。培養液を実施例1と同
様に処理し、メチル(R)−10−ヒドロキシウンデカノ
エートを得た。収量は 28mg (収率27.7%)であった。
HCl3) 光学純度:61%。 実施例4 実施例1と同一培地、種培養液を用い、基質としてメチ
ル 10−オキソウンデカノエート100mg 添加し、嫌気的
条件下、30℃で48時間攪拌した。培養液を実施例1と同
様に処理し、メチル(R)−10−ヒドロキシウンデカノ
エートを得た。収量は 28mg (収率27.7%)であった。
【0014】赤外吸収スペクトル(neat, cm-1) :340
0, 1740 核磁気共鳴スペクトル(CDCL3, TMS) :δppm = 1.18
(d, J= 6, 3H),1.1 〜2.5 (br., 16H), 3.68 (s, 3H),
3.6 〜4.0 (m, 1H) 比旋光度:[α]D =−1.42°(C=0.85, CHCl3) 光学純度: 33 %。 実施例5 実施例1と同一培地、種培養液を用い、基質としてメチ
ル 12−オキソトリデカノエート100mg 添加し、嫌気的
条件下30℃で48時間攪拌した。培養液を実施例1と同様
に処理し、メチル(R)−12−ヒドロキシトリデカノエ
ートを得た。収量は24mg(収率23.8%)であった。
0, 1740 核磁気共鳴スペクトル(CDCL3, TMS) :δppm = 1.18
(d, J= 6, 3H),1.1 〜2.5 (br., 16H), 3.68 (s, 3H),
3.6 〜4.0 (m, 1H) 比旋光度:[α]D =−1.42°(C=0.85, CHCl3) 光学純度: 33 %。 実施例5 実施例1と同一培地、種培養液を用い、基質としてメチ
ル 12−オキソトリデカノエート100mg 添加し、嫌気的
条件下30℃で48時間攪拌した。培養液を実施例1と同様
に処理し、メチル(R)−12−ヒドロキシトリデカノエ
ートを得た。収量は24mg(収率23.8%)であった。
【0015】赤外吸収スペクトル(neat, cm-1) :335
0,1740 核磁気共鳴スぺクトル(CDCL3 、TMS):δppm = 1.2
(d, J= 6, 3H),1.2 〜2.5 (br., 20H), 3.65 (s, 3H),
3.5 〜4.0 (m, 1H) 比旋光度:[α]D =−1.29°(C=0.70, CHCl3) 光学純度: 44%。
0,1740 核磁気共鳴スぺクトル(CDCL3 、TMS):δppm = 1.2
(d, J= 6, 3H),1.2 〜2.5 (br., 20H), 3.65 (s, 3H),
3.5 〜4.0 (m, 1H) 比旋光度:[α]D =−1.29°(C=0.70, CHCl3) 光学純度: 44%。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:84)
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式(1): 【化1】 (式中、R1 は水素または炭素数1〜3の低級アルキル
基であり、Yは二重結合を含まないかまたは含む炭素数
2〜12のアルキレン基である。)で示されるω−ケト脂
肪酸エステルに、反応触媒としてピチア・ファリノサ
(Pichia farinosa)を用いて、一般式(2): 【化2】 (式中、R1 は水素または炭素数1〜3の低級アルキル
基であり、Yは二重結合を含まないかまたは含む炭素数
2〜12のアルキレン基である。)で示される光学活性
(R)−ヒドロキシ脂肪酸エステルに不斉還元する事を
特徴とするω−ケト脂肪酸エステル還元法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3318670A JP2613830B2 (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | ω−ケト脂肪酸エステル還元法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3318670A JP2613830B2 (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | ω−ケト脂肪酸エステル還元法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06153969A JPH06153969A (ja) | 1994-06-03 |
JP2613830B2 true JP2613830B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=18101723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3318670A Expired - Fee Related JP2613830B2 (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | ω−ケト脂肪酸エステル還元法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2613830B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2011055715A1 (ja) * | 2009-11-05 | 2013-03-28 | 国立大学法人神戸大学 | ヒドロキシ脂肪酸類縁体およびそれらの製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61146191A (ja) * | 1984-12-20 | 1986-07-03 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | (S)−γ−ハロ−β−ヒドロキシ酪酸エステルの製造法 |
-
1991
- 1991-11-07 JP JP3318670A patent/JP2613830B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06153969A (ja) | 1994-06-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |