JP2613693B2 - 脱穀装置の選別制御装置 - Google Patents

脱穀装置の選別制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、扱室への穀稈供給量を
検出する供給量検出手段と、選別装置に備えさせた揺動
選別板上の処理物の厚さを検出する厚さ検出手段との検
出情報に基づいて、前記穀稈供給量又は前記処理物の厚
さが大なるほど大になるように前記選別装置の目標処理
能力を求めて、前記選別装置の処理能力を目標処理能力
に調節する制御手段と、前記穀稈供給量の検出情報が同
じであるときの前記選別装置の前記目標処理能力を変更
設定する、又は、前記処理物の厚さの検出情報が同じで
あるときの前記選別装置の前記目標処理能力を変更設定
する設定手段とが設けられている脱穀装置の選別制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】米であるか麦であるか等の処理物の種類
や、濡れているか否か等の処理物の状況によって、処理
物供給量の検出情報が同じであるときの選別装置の目標
処理能力、又は、処理物の厚さの検出情報が同じである
ときの選別装置の目標処理能力を変更設定することが望
ましい。そこで、上記構成の脱穀装置の選別制御装置に
おいては、前記設定手段にて上述したような選別装置の
目標処理能力を変更設定できるようにしている。ところ
で、処理物供給状態から処理物非供給状態に変化したと
き、穀稈の供給が停止するので、選別装置の処理能力を
順次小に調節する必要があるが、従来では、このような
場合、設定手段の設定情報に無関係に処理物の厚さが大
なるほど選別装置の処理能力を大なるように調節するこ
とが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】処理物供給から処理物
非供給に変化したときの選別状態は、処理物の状況によ
って異なる。しかし、上記従来技術では、設定手段の設
定情報に無関係に選別装置の処理能力を決定するため、
処理物の状況に適合しない選別状態になる虞がある。本
発明の目的は、上記従来欠点を解消して3番ロスの増大
や回収穀粒にワラ屑が混じる等の不具合の生じる虞の少
ない脱穀装置の選別制御装置を得る点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明による脱穀装置の選別制御装置の特徴構成
は、前記扱室に処理物が供給されているか否か検出する
作業状態検出手段が設けられ、前記制御手段は、前記作
業状態検出手段の検出情報が処理物供給から処理物非供
給に変化したとき、その時点の前記選別装置の処理能力
を基準として前記厚さ検出手段の検出情報に基づいて、
順次小になるように前記選別装置の目標処理能力を求め
て、前記選別装置の処理能力を目標処理能力に調節する
ように構成されていることである。
【0005】
【作用】選別装置に処理物が供給されているときの選別
装置の処理能力は、設定手段の設定情報を加味したもの
である。つまり、処理物供給量の検出情報が同じである
ときの選別装置の目標処理能力、又は、処理物の厚さの
検出情報が同じであるときの選別装置の目標処理能力
が、上述したような処理物の種類や状況に応じて、変更
設定されることになる。そして、作業状態検出手段の検
出情報が処理物供給から処理物非供給に変化したとき、
その時点の前記選別装置の処理能力を基準として、厚さ
検出手段による揺動選別板上の処理物の厚さの検出情報
に基づいて、順次小になるように選別装置の目標処理能
力を求めて、選別装置の処理能力を目標処理能力に調節
するので、処理物非供給のときにも設定手段の設定情報
を加味した調節を行うことができる。
【0006】
【発明の効果】処理物非供給のときにも設定手段の設定
情報を加味した調節を行うことができるので、処理物の
状況に適合した選別を行える。もって、3番ロスの増大
や回収穀粒にワラ屑が混じる等の不具合の生じる虞の少
ない脱穀性能に優れた脱穀装置の選別制御装置を得るこ
とができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明をコンバインに搭載された脱穀
装置の選別制御装置に適用した実施例について図面に基
づいて説明する。図9に示すように、コンバインは、左
右一対のクローラ走行装置1、脱穀装置2、運転席3を
備えた本機の前部に、刈取部4を装備している。
【0008】刈取部4は、圃場の穀稈を引き起こす引き
起こし装置5、引き起こし穀稈の株元を切断する刈り刃
6、刈取穀稈を脱穀装置2のフィードチェーン7に受け
渡す縦搬送装置8、及び、刈取穀稈を縦搬送装置8に搬
送する補助搬送装置9の夫々を備えている。尚、図中、
S0は縦搬送装置8の搬送始端部で刈取穀稈の株元に接
当して脱穀装置2に搬送される穀稈の存否を検出する株
元センサである。
【0009】図10に示すように、エンジンEとクロー
ラ走行装置1の駆動ケース10Aとが、ベルトテンショ
ン式の主クラッチ10B及び前後進切換を含む走行用の
変速装置10を介して連動連結されると共に、エンジン
Eと脱穀装置2とが、ベルトテンション式の脱穀クラッ
チ11を介して連動連結されている。又、駆動ケース1
0Aに伝動された出力の一部が、ベルトテンション式の
刈取クラッチ12を介して刈取部4に伝動されている。
そして、駆動ケース10Aの出力回転数に基づいて車速
を検出する車速センサS1が備えられている。
【0010】図11に示すように、脱穀装置2は、フィ
ードチェーン7にて機体前方側から機体後方側に向かっ
て挟持搬送される刈取穀稈を扱処理する扱胴13を収納
する扱室Aと、その扱室Aから供給される処理物に対し
て選別作用する揺動選別板15と選別風を送風するトウ
ミ16とを備えた選別装置Bとからなる。尚、本実施例
においては、二番物が揺動選別板15上に還元されて選
別されるようになっている。扱室Aの下部には、扱胴1
3の下側外周部に沿って脱穀処理物が漏下する受網17
が設けられている。揺動選別板15は、機体前方から後
方に向かって順次並ぶように配置されたグレンパン1
8、チャフシーブ19、及び、ストローラック20の夫
々を備えている。チャフシーブ19の下方には、補助グ
レンパン21とグレンシーブ22とが前後方向に順次配
置されている。前記グレンパン18乃至グレンシーブ2
2の各部は、左右一対の側板23の間に固定されてい
る。
【0011】図12に示すように、チャフシーブ19
は、処理物移送方向に並置された複数個の帯板状部材2
5にて形成されている。それら帯板状部材25は、上端
部を支点として側板23に対して回動自在に取り付けら
れている。つまり、帯板状部材25を回動操作してその
間隔tを大小に変更調節することにより、間隔tを通過
する単位時間当りの処理物量を調節できるようになって
いる。脱穀装置2の固定枠側に前記間隔tを大小に変更
調節するためのモータM1が設けられ、そのモータM1
にて正逆転駆動される螺軸26に咬合するコマ部材27
が、各帯板状部材25の下端部に連結された操作ロッド
28と、レリーズワイヤ29を介して連動連結されてい
る。又、前記間隔tが小になる閉じ側に付勢するスプリ
ング30と、前記間隔tの調節状態をコマ部材27の位
置変化として検出するチャフ開度検出用ポテンショメー
タP1とが備えられている。
【0012】又、チャフシーブ19上の処理物の厚さを
検出する厚さ検出手段としての厚さセンサS2が、受網
17の保持部材17Aに取り付けられている。厚さセン
サS2は、横軸芯周りに揺動自在に垂下されたセンサバ
ー31と、そのセンサバー31の揺動角度を検出する検
出部32とを備えている。センサバー31は、下流部3
1Aが上流部31Bより長い二股状に形成されている。
つまり、センサバー31がチャフシーブ19上の処理物
に接当して揺動する角度に基づいて処理物の厚さを検出
するのであるが、処理物の厚さが比較的小のときには下
流部31Aが、処理物の厚さが比較的大のときには上流
部31Bが、夫々処理物に接当するようになっている。
【0013】トウミ16は、その回転数を変速して送風
量を変更調節するようになっている。説明を加えると、
図13及び図14に示すように、トウミ16の回転軸3
3に付設された入力プーリ34が、固定側34Aと摺動
側34Bとに分割形成され、いわゆる割りプーリ式の変
速装置35が構成されている。そして、送風量調節用の
モータM2が脱穀装置2の固定枠側に取り付けられ、変
速操作用の操作アーム36が前記変速装置35に付設さ
れている。操作アーム36と、前記モータM2にて正逆
転駆動される螺軸37に咬合するコマ部材38とが、レ
リーズワイヤ39にて連動連結されている。もって、伝
動ベルト40を介して入力プーリ34に伝動されるエン
ジンEの出力を変速して前記回転軸33に伝動できるよ
うに構成されている。又、トウミ16の回転数を検出す
る回転数センサS3が備えられている。
【0014】次に、チャフシーブ19の間隔調節用のモ
ータM1と送風量調節用のモータM2を作動させて、選
別装置2の処理能力を自動調節するための制御構成につ
いて説明する。図1に示すように、マイクロコンピュー
タ利用の制御装置Hが設けられ、その制御装置Hに株元
センサS0、車速センサS1、厚さセンサS2、トウミ
16の回転数センサS3、脱穀クラッチ11の入切を検
出する脱穀スイッチS4、変速装置10が後退側に操作
されたことを検出するバックスイッチS5、処理物が稲
であるか麦であるか選択する選択スイッチS6、エンジ
ンEの回転数センサS7、チャフ開度検出用ポテンショ
メータP1、最大チャフ開度CH0を設定するチャフ開
度設定用ポテンショメータP2、及び、最大トウミ回転
数TO0を設定するトウミ回転数設定用ポテンショメー
タP3の夫々が接続されている。そして、制御装置H
は、予め設定記憶された情報及び各種の入力情報に基づ
いて、間隔調節用のモータM1と送風量調節用のモータ
M2の作動を制御するように構成されている。即ち、制
御装置Hを利用して制御手段100が構成されている。
【0015】先ず、入力情報の取り扱いについて説明す
る。図15に、チャフ開度設定用ポテンショメータP2
の設定電圧に対する最大チャフ開度CH0を、図16
に、トウミ回転数設定用ポテンショメータP3の設定電
圧に対する最大トウミ回転数TO0を、夫々示してい
る。つまり、チャフ開度設定用ポテンショメータP2と
トウミ回転数設定用ポテンショメータP3とが揺動選別
板15の処理能力及びトウミ16の送風量を個別に変更
設定する設定手段に対応している。尚、図15の縦軸
は、チャフ開度検出用ポテンショメータP1の出力電圧
に対応し、0.5(V)が全閉(CHMIN)に、3.
5(V)が全開(CHMAX)に相当する。ところで、
扱室Aへの穀稈供給量は、刈取速度が大なるほど大とな
ることから、車速と比例関係にあるとしてよい。本実施
例では、車速センサS1が供給量検出手段に対応する。
ここでは、図17に示すように、車速SPを5段階のレ
ベルSPLに区分している。又、厚さセンサS2の検出
電圧SVも、図18に示すように、8段階のレベルSV
Lに区分している。レベル1は下流部31Aの長手方向
がほぼ鉛直方向である状態に、レベル7は前記長手方向
がほぼ水平方向である状態に、夫々対応する。
【0016】以下、制御装置Hの動作について説明する
が、刈取作業中(後述の第2モード)においては基本的
に、最大チャフ開度CH0と車速レベルSPLから基準
チャフ開度CHVRを、最大トウミ回転数TO0と車速
レベルSPLから基準トウミ回転数TOVRを夫々求
め、厚さレベルSVLにより基準チャフ開度CHVRと
基準トウミ回転数TOVRとを補正して、チャフ開度の
目標値CHとトウミ回転数の目標値TOとを求める。そ
して、チャフ開度とトウミ回転数とが、両目標値CH、
TOとなるように間隔調節用のモータM1と送風量調節
用のモータM2を作動させるのである。尚、チャフ開度
設定用ポテンショメータP2の設定電圧が4.2(V)
未満、トウミ回転数が500(rpm)以上、脱穀スイ
ッチS4がONの各条件が成立しているときに下記の制
御が起動する。又、主として選択スイッチS6が稲を選
択している場合について説明する。起動条件成立後の制
御モードには、次の3通りがある。起動条件成立後最初
に株元センサS0がONして所定時間経過するまでの第
1モード、株元センサS0がONして所定時間経過して
から株元センサS0がOFFするまでの第2モード、株
元センサS0がOFFしてから株元センサS0がONし
て所定時間経過するまでの第3モードである。
【0017】第1モードにおける厚さレベルSVLとチ
ャフ開度の目標値CHとの関係を図19に、厚さレベル
SVLとトウミ回転数の目標値TOとの関係を図20に
夫々示す。尚、括弧内の数値は、麦の場合を示す(以
下、同様)。すなわち、刈り取り作業の開始前において
も、厚さセンサS2の検出情報に基づいて選別装置Bの
処理能力を調節するようになっている。又、厚さレベル
SVLが1の状態が所定時間以上継続中のときには、脱
穀装置2に処理物が無いものと判断して、チャフ開度の
目標値CHを0.5、トウミ回転数の目標値TOを85
0(1000)とする。又、第2モードにおける前述と
同様の関係を図21と図22に示す。ここで、厚さレベ
ルSVLが4以上のときには、両目標値CH、TOを小
側に変更しないようになっている。又、厚さレベルSV
Lが0のときには、厚さセンサS2が異常と判断して厚
さセンサS2の情報を無視する。つまり、基準チャフ開
度CHVRと基準トウミ回転数TOVRの情報に加え
て、エンジン回転数等によって両目標値CH、TOを補
正する従来通りの制御を行う(例えば、車速が急減速し
たときには、所定時間経過するまで両目標値CH、TO
を補正しない。エンジン回転数が所定回転数以上低下し
たときは、車速レベルSPLを0として扱う等)。尚、
バックスイッチS5がONするに伴って第3モードに移
行する。又、第3モードにおける前述と同様の関係を図
23と図24に示す。ここでCHE、TOEは、株元セ
ンサS0がONからOFFに変化したときの両目標値C
H、TOである。すなわち、処理物供給から処理物非供
給に変化する第3モードにおいては、その時点の選別装
置Bの処理能力である両目標値CH、TOを基準として
厚さセンサS2の情報に基づいて、選別装置Bの処理能
力を調節するようになっている。ここで、厚さレベルS
VLが1の状態が所定時間以上継続中のときには、第1
モードと同様の処理を行う。又、厚さレベルSVLが0
のときには、所定時間出力を停止し、その後、チャフ開
度の目標値CHを1.5(0.5)に、トウミ回転数の
目標値TOを850(TOE)にする。又、株元センサ
S0がOFFからONに変化して所定時間経過するまで
の間は出力を停止する。
【0018】次に、図2乃至図8に示すフローチャート
に基づいて、両目標値CH、TOを決定する手順につい
て説明を加える。先ず、図3に示す手順によって、厚さ
センサS2の検出電圧SVが図18のどの厚さレベルS
VLに対応するかを判定する。図中、CNT1は時間計
測のためのカウンタ、Tは設定時間(ここでは2se
c)を夫々示す。つまり、検出電圧SVがしきい値を越
える時間が、1(sec)以上継続したときに対応する
厚さレベルSVLのフラグをセットする。尚、図では、
厚さレベルSVLが1の場合を代表で示すが、厚さレベ
ルSVLが2乃至7も同様の処理である。
【0019】次に、起動条件が成立しているか否か判別
する。起動条件が成立している場合には、株元センサS
0の情報に基づいてどのモードか判別する。尚、厚さレ
ベルSVLが0の場合には、前述の従来通りの制御を含
む目標値CH、TOの決定を行うことになるが、詳しい
フローは省略する。
【0020】第2モードにおける目標値CH、TOを決
定するフローを図4乃至図7に示す。先ず、基準チャフ
開度CHVRをCH0ー0.4×SPL、基準トウミ回
転数TOVRをTO0ー100×SPLの値から求め
る。そして、それらを厚さレベルSVLにて補正して目
標値CH、TOを決定する。ところで、チャフ開度が上
限CHMAXに達しているときには、車速レベルSPL
又は厚さレベルSVLが大になってもトウミ回転数の目
標値TOを大にしないようになっている。つまり、揺動
選別板15の処理能力が上限に達しているときに処理物
供給量又は処理物の厚さの検出情報が大になっても、ト
ウミ16の送風量を大なる側へ調整しないようになって
いる。尚、図中、CMは前回のチャフ開度の目標値、T
Mは前回のトウミ回転数の目標値、CHMINはチャフ
開度の下限、TOMAXはトウミ回転数の上限、TOM
INはトウミ回転数の下限を夫々示す。
【0021】第1モード及び第3モードにおける目標値
CH、TOを決定するフローを図8に示す。先ず第1モ
ードフラグをチェックして第1モードか第3モードかを
判別する。第1モードであれば、最大チャフ開度CH0
と最大トウミ回転数TO0を夫々株元センサS0がON
からOFFに変化したときの両目標値CHE、TOEと
する。そして、両目標値CHE、TOEを厚さレベルS
VLにて補正して目標値CH、TOを決定する。
【0022】両目標値CH、TOを決定した後は、チャ
フ開度とトウミ回転数とが目標値CH、TOとなるよう
に、間隔調節用のモータM1と送風量調節用のモータM
2を作動させる。起動条件が成立していない場合には、
第1モードフラグをセットし、濡れモードか否か判別す
る。濡れモードによる目標値決定についてはここでは省
略する。尚、チャフ開度設定用ポテンショメータP2の
設定電圧が4.2以上のときに濡れモードと判断する。
【0023】〔別実施例〕上記実施例では、本発明をコ
ンバインに適用した場合を示したが、ハーベスタ等にも
適用できる。上記実施例では、車速によって処理物供給
量を検出するようにしていたが、扱室Aへの搬送穀稈の
厚さによって検出してもよく、供給量検出手段S1の具
体構成は各種変更できる。尚、特許請求の範囲の項に図
面との対照を便利にする為に符号を記すが、該記入によ
り本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御構成のブロック図
【図2】制御作動のフローチャート
【図3】制御作動のフローチャート
【図4】制御作動のフローチャート
【図5】制御作動のフローチャート
【図6】制御作動のフローチャート
【図7】制御作動のフローチャート
【図8】制御作動のフローチャート
【図9】コンバインの概略側面図
【図10】伝動系統図
【図11】脱穀装置の切り欠き側面図
【図12】チャフシーブの構成を示す切り欠き側面図
【図13】トウミの変速構造を示す要部側面図
【図14】トウミの入力プーリ部の切り欠き側面図
【図15】チャフ開度設定用ポテンショメータの設定電
圧に対する最大チャフ開度を示す説明図
【図16】トウミ回転数設定用ポテンショメータの設定
電圧に対する最大トウミ回転数を示す説明図
【図17】車速と車速レベルとの対応関係を示す説明図
【図18】厚さセンサの検出電圧と厚さレベルとの対応
関係を示す説明図
【図19】第1モードにおける厚さレベルとチャフ開度
の目標値との関係を示す説明図
【図20】第1モードにおける厚さレベルとトウミ回転
数の目標値との関係を示す説明図
【図21】第2モードにおける厚さレベルとチャフ開度
の目標値との関係を示す説明図
【図22】第2モードにおける厚さレベルとトウミ回転
数の目標値との関係を示す説明図
【図23】第3モードにおける厚さレベルとチャフ開度
の目標値との関係を示す説明図
【図24】第3モードにおける厚さレベルとトウミ回転
数の目標値との関係を示す説明図
【符号の説明】
15 揺動選別板 A 扱室 B 選別装置 S0 作業状態検出手段 S1 供給量検出手段 S2 厚さ検出手段 P2,P3 設定手段 100 制御手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扱室(A)への穀稈供給量を検出する供
    給量検出手段(S1)と、選別装置(B)に備えさせた
    揺動選別板(15)上の処理物の厚さを検出する厚さ検
    出手段(S2)との検出情報に基づいて、前記穀稈供給
    量又は前記処理物の厚さが大なるほど大になるように前
    記選別装置(B)の目標処理能力を求めて、前記選別装
    置(B)の処理能力を目標処理能力に調節する制御手段
    (100)と、前記穀稈供給量の検出情報が同じである
    ときの前記選別装置(B)の前記目標処理能力を変更設
    定する、又は、前記処理物の厚さの検出情報が同じであ
    るときの前記選別装置(B)の前記目標処理能力を変更
    設定する設定手段(P2),(P3)とが設けられてい
    る脱穀装置の選別制御装置であって、 前記扱室(A)に処理物が供給されているか否か検出す
    る作業状態検出手段(S0)が設けられ、 前記制御手段(100)は、 前記作業状態検出手段(S0)の検出情報が処理物供給
    から処理物非供給に変化したとき、その時点の前記選別
    装置(B)の処理能力を基準として前記厚さ検出手段
    (S2)の検出情報に基づいて、順次小になるように前
    記選別装置(B)の目標処理能力を求めて、前記選別装
    置(B)の処理能力を目標処理能力に調節するように構
    成されている脱穀装置の選別制御装置。
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