JP2611780B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2611780B2
JP2611780B2 JP21865787A JP21865787A JP2611780B2 JP 2611780 B2 JP2611780 B2 JP 2611780B2 JP 21865787 A JP21865787 A JP 21865787A JP 21865787 A JP21865787 A JP 21865787A JP 2611780 B2 JP2611780 B2 JP 2611780B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は打玉を遊技領域に打込んで遊技が行なわれる
弾球遊技機に関し、詳しくは、遊技領域に遊技者にとっ
て有利な第1の状態と遊技者にとって不利な第2の状態
とに変化可能な第1および第2の2つの可変入賞球装置
が設けられ、表示状態が変化可能な可変表示装置を備え
た弾球遊技機に関する。
[従来の技術] 可変入賞球装置を備えた弾球遊技機の一例としてのパ
チンコ遊技機において、特開昭58−146376号公報に記載
されたものがある。このパチンコ遊技機は、権利確保入
賞口に打玉が入賞したとき、ソレノイドを駆動準備状態
にして入賞確率が増大する権利を確保する権利確保回路
と、権利確保用入賞口とは異なる権利行使用入賞口に打
玉が入賞したとき、権利確保回路によって権利が確保さ
れていれば、ソレノイドを所定時間駆動し、確保した権
利を行使する権利行使回路とを備えて構成されたもので
ある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述のパチンコ遊技機においては、単
に打玉が権利確保入賞口に入賞したとき、入賞確率が増
大する権利を確保しておき、権利行使用入賞口に打玉が
入賞したとき権利を行使するにすぎない。これは権利の
発生確率をあまりにも高くしすぎると遊技場が赤字経営
となり経営面が悪化する不都合が生ずるためであり、そ
の結果、遊技者の興味を十分引きつけることのできる弾
球遊技機にはなっていなかった。
本発明は、係る実情に鑑み考え出されたものであり、
その目的は、遊技場の経営の悪化を極力防止できながら
も、遊技者の興味を十分引きつけることのできる弾球遊
技機を提供することである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、打玉を遊技領域に打込んで遊技が行なわれ
る弾球遊技機であって、 前記遊技領域に設けられ、遊技者にとって有利な第1
の状態と遊技者にとって不利な第2の状態とに変化可能
な第1および第2の可変入賞球装置と、 表示状態が変化可能な可変表示装置と、 遊技状態が予め定められた特定の状態になったことを
検出する特定状態検出手段と、 前記特定状態検出手段の出力に応じて、前記第1の可
変入賞球装置を第1の状態に制御する第1の制御手段
と、 前記第1の可変入賞球装置に打玉が入賞したことを条
件として成立可能な表示結果導出条件が成立したことを
検出する導出条件検出手段と、 前記導出条件検出手段の出力があった場合に、前記可
変表示装置の表示結果を導出表示させる可変表示制御手
段と、 前記第2の可変入賞球装置を第1の状態にするための
前提条件であって、前記可変表示装置の表示結果が予め
定められた特定の表示態様となったことを条件として成
立可能な権利発生条件が成立したことを検出する権利発
生条件検出手段と、 前記権利発生条件検出手段により前記権利発生条件が
成立したことが検出されて権利発生状態となっていると
きに、前記第2の可変入賞球装置を第1の状態にする権
利行使条件が成立したことを検出する権利行使条件検出
手段と、 前記権利行使条件検出手段の出力があった場合に、前
記第2の可変入賞球装置を第1の状態に制御する第2の
制御手段と を含むことを特徴とする。
[作用] 本発明によれば、特定状態検出手段により遊技状態が
予め定められた特定の状態になったことが検出された
後、その検出出力に応じて、第1の制御手段が、第1の
可変入賞球装置を第1の状態に制御する。導出条件検出
手段により、第1の可変入賞球装置に打玉が入賞したこ
とを条件として成立可能な表示結果導出条件が成立した
ことが検出されると、可変表示制御手段が可変表示装置
に表示結果を導出表示させる。可変表示装置の表示結果
が予め定められた特定の表示態様となったことを条件と
して成立可能な権利発生条件が成立すれば、権利発生条
件検出手段が、第2の可変入賞球装置を第1の状態にす
る前提条件となる権利発生条件が成立したことを検出す
る。権利行使条件検出手段は、権利発生条件検出手段に
より権利発生条件が成立したことが検出されて権利発生
状態となっているときに第2の可変入賞球装置を第1の
状態にする権利行使条件が成立したことを検出する。権
利行使条権検出手段の出力があった場合に、第2の制御
手段が第2の可変入賞球装置を第1の状態に制御する。
[発明の実施例] 第1図はこの発明の一実施例であるパチンコ遊技機1
を示す全体正面図である。
第1図において、弾球遊技機1は前面枠3とガラス枠
5と遊技盤7とを含む。遊技盤7のほぼ中央部には第1
の可変入賞球装置39が設けられ、さらに、下方には第2
の可変入賞球装置61が配設されている。第1の可変入賞
球装置39の上部には可変表示装置53が設けられている。
なお、この可変表示装置53は第1の可変入賞球装置39に
設けることなく、遊技者が視認可能な位置であれば、た
とえば遊技盤7に設けるようにしてもよい。第2の可変
入賞球装置61は始動入賞口63a,63bと開閉板65とを含
む。
また、遊技盤7の上部には枠ランプ23が設けられ、両
側にはサイドランプ20が設けられている。枠ランプ23お
よびサイドランプ20は、第1および第2の遊技状態にな
ったときや権利発生状態(特定遊技状態)になったと
き、あるいは不正行為発生時に点灯または点滅して表示
するものである。遊技盤7の下部に設けられた前面板11
には、打球供給皿12と景品玉放出口13と押しボタンスイ
ッチ14とスピーカ15と操作ハンドル17と余剰景品玉受皿
19と余剰景品玉放出口21が設けられている。押しボタン
スイッチ14は可変表示装置53による可変表示の停止を指
令するものであり、スピーカ15は大当り時の効果音の発
生や不正行為発生時の警報音発生などを行なうものであ
る。
第2図は弾球遊技機1の一部内部構造を示す全体背面
図である。
第2図において、弾球遊技機1に設けられた遊技盤7
の裏面側には、景品払出装置29が入賞玉を入賞玉処理器
35に導く入賞玉集合径路等を備えた裏機構盤27が設けら
れる。さらに、遊技盤7の裏面側には、第1および第2
の可変入賞球装置39,61および遊技領域9に設けられた
入賞口に入賞した入賞玉を裏機構盤27に設けられた入賞
玉集合経路33に誘導する入賞玉誘導経路および第1の可
変入賞球装置39に設けられた特定入賞口47に入賞した打
玉を検出するための特定入賞玉検出スイッチ69を備えた
入賞玉集合カバー体31が設けられている。
さらに、入賞玉集合カバー体31には、第1および第2
の可変入賞球装置39,61を駆動するソレノイド59a,59b,6
7や入賞玉を検出する検出スイッチ69,71a,71bなどの電
気部品の配線を図示しないコントロール基板と中継する
中継基板32が設けられている。第2の可変入賞球装置61
の背面側には、開閉板65を開閉駆動するためのソレノイ
ド67と、始動入賞口63a,63bに入賞した打玉を検出する
ための始動入賞玉検出スイッチ71a,71bと、第2の可変
入賞球装置61の入賞領域74に入賞した打玉の入賞玉数を
検出する入賞玉数検出スイッチ73が設けられる。
上述のごとく構成された弾球遊技機1において、各機
構部の動作について簡単に説明すると、第2の可変入賞
球装置61に設けられた始動入賞口63a,63bに打玉が入賞
すると、始動入賞玉検出スイッチ71a,71bによって打玉
が検出され、可変入賞球装置39の可動片45a,45bが開閉
する。始動入賞玉検出スイッチ71a,71bにより、遊技状
態が予め定められた特定の状態になったことを検出する
特定状態検出手段が構成されている。そして、第1の可
変入賞球装置39の特定入賞口47に打玉が入賞すると、特
定入賞玉検出スイッチ69により打玉が検出され、可変表
示装置53の可変表示が開始される。特定入賞玉検出スイ
ッチ69により、第1の可変入賞球装置に打玉が入賞した
ことを条件として成立可能な表示結果導出条件が成立し
たことを検出する導出条件検出手段が構成されている。
押しボタンスイッチ14を操作するかあるいは一定時間経
過すると可変表示装置53による可変表示が停止され、可
変表示装置53の表示がたとえば、「7,7,7」になると、
権利発生状態(特定遊技状態)信号が導出される。この
可変表示装置53により、表示状態が変化可能な可変表示
装置が構成されている。そして、再び始動入賞口63a,63
bに打玉が入賞し、始動入賞玉検出スイッチ71a,71bがそ
の打玉を検出すると、第2の可変入賞球装置61の開閉板
65が開成される。そして、第2の可変入賞球装置61の入
賞領域74に打玉が所定個数たとえば10個入賞するかある
いは一定時間たとえば10秒を経過すると、開閉板65が開
成される。開閉板65の開成は、所定回数開閉するもので
もよく、または所定個数の入賞まで開成するもの、また
は所定時間開成するものでもよい。
第3図および第4図は第1の可変入賞球装置を示す正
面図であり、特に、第3図は振分部材51が正面を向いて
いる状態を示し、第4図は振分部材51が右斜め前方を向
いている状態を示す。
次に、第3図および第4図を参照して、第1の可変入
賞球装置39の構成について説明する。取付基板41は遊技
盤7に取付けられる。この取付基板41には、その中央部
がくり抜かれて所定の開口部を有する入賞領域43が形成
されているとともに、その上部前面側には上部前面飾り
板57が取付けられている。この上部前面飾り板57には3
桁の7セグメントディジタル表示器からなる可変表示装
置53が設けられている。入賞領域43の左右には、可動片
45a,45bが回動可能に軸着されている。これらの可動片4
5a,45bは前述のソレノイド59a,59bによって開閉駆動さ
れる。そして、可動片45a,45bが第3図および第4図に
示す1点鎖線のように開かれた状態では、遊技者にとっ
て有利な打玉を受入れやすい第1の状態となって、入賞
領域43内に打玉が入りやすくなる。また、可動片45a,45
bが第3図および第4図の実線で示すように垂直方向に
直立して閉じられた状態では、遊技者にとって不利な打
玉を受入れない第2の状態となり、打玉が入賞領域43へ
入ることができなくなる。
なお、この実施例では第2の状態として、打玉を受入
れない状態を示したが、打玉を受入れ難い状態でもよ
い。
取付基板41の下部には、中央に特定入賞口47が形成さ
れ、その左右には通常入賞口49a,49bが形成されてい
る。なお、特定入賞口47と通常入賞口49a,49bとの間に
は、入賞確率規制部材55が設けられていて、特定入賞口
47に入賞する打玉の入賞確率を規制している。これらの
特定入賞口47,通常入賞口49aおよび49bの前面側には、
下部前面飾り板58が取付けられている。
さらに、入賞領域43の特定入賞口47の上部には、振分
部材51が設けられている。この振分部材51は第1の可変
入賞装置39の背面側に設けられた電気的駆動源としての
モータ(図示せず)により駆動され、入賞領域43に入賞
した打玉を特定入賞口47,通常入賞口49aおよび49bのい
ずれかに振分ける動作を行なう。この第1の可変入賞球
装置39により、遊技領域に設けられ、遊技者にとって有
利な第1の状態と遊技者にとって不利な第2の状態とに
変化可能な第1の可変入賞球装置が構成されている。
第5図は第2の可変入賞球装置61の正面図である。
次に、第5図を参照して、第2の可変入賞球装置61の
構成について説明する。第2の可変入賞球装置61はその
中央部に開口が設けられて入賞領域74が形成されてお
り、この入賞領域74を開閉するために、前後方向に回動
可能な開閉板65が設けられている。この開閉板65はソレ
ノイド67によって開閉駆動される。入賞領域74の内部に
は、入賞玉数検出スイッチ73が設けられている。さら
に、入賞領域74の左右には、始動入賞口63a,63bが設け
られていて、それぞれには始動入賞玉検出スイッチ71a,
71bが内蔵されている。
この第2の可変入賞球装置61により、遊技領域に設け
られ、遊技者にとって有利な第1の状態と遊技者にとっ
て不利な第2の状態とに変化可能な第2の可変入賞球装
置が構成されている。
第6図はこの発明の一実施例の制御回路の全体の構成
を示すブロック図である。
第6図において、制御回路は制御中枢としてのマイク
ロコンピュータ100を含む。マイクロコンピュータ100は
以下に述べるような弾球遊技機1全体の動作を制御する
機能を有する。このために、マイクロコンピュータ100
は、たとえば数チップのLSIで構成されており、その中
には制御動作を所定の手順で実行することのできるMPU1
01と、MPU101の動作プログラムデータを格納するROM102
と、必要なデータの書込みおよび読出しができるRAM103
とを含む。
さらに、マイクロコンピュータ100は、入力信号を受
けてMPU101に入力データを与える入力回路104と、MPU10
1からの出力データを受けて外部に出力する出力回路105
と、MPU101から音データを受けるサウンドジェネレータ
106と、電源投入時にMPU101にリセットパルスを与える
パワーオンリセット回路107と、MPU101にクロック信号
を与えるクロック発生回路108と、クロック発生回路108
からのクロック信号を分周して割込パルスを定期的にMP
U101に与えるパルス分周回路(割込パルス発生回路)10
9と、MPU101からのアドレスデータをデコードするアド
レスデコード回路110とを含む。
MPU101はパルス分周回路109から定期的に与えられる
割込パルスに応じて、割込制御ルーチンの動作を実行す
ることが可能となる。また、アドレスデコード回路110
はMPU101からのアドレスデータをデコードし、ROM102,R
AM103,入力回路104,出力回路105,サウンドジェネレータ
106にそれぞれチップセレクト信号を与える。
なお、この実施例では、ROM102は、その内容の書換
え、すなわち、必要が生じた場合には、その中に格納さ
れたMPU101のためのプログラムデータを変更することが
できるように、プログラマブルROMが用いられている。
そして、MPU101はROM102内に格納されたプログラムデー
タに従って、かつ以下に述べる各制御信号の入力に応答
して、第1および第2の可変入賞球装置39,61などに対
して制御信号を与える。
マイクロコンピュータ100には、入力信号として、次
のような信号が与えられる。まず、第2の可変入賞球装
置61に設けられた始動入賞口63a,63bのそれぞれに対応
して背面側に設けられた始動入賞玉検出スイッチ71a,71
bがONしたことに応答して、始動入賞玉検出回路121から
始動入賞玉検出信号がマイクコンピュータ100に与えら
れる。また、第1の可変入賞球装置39の特定入賞口47に
対応して背面側に設けられた特定入賞玉検出スイッチ69
の検出信号は特定入賞玉検出回路122に与えられ、マイ
クロコンピュータ100に特定入賞玉検出信号が与えられ
る。10カウント検出スイッチ73で検出された検出信号
は、10カウント検出回路123に与えられ、入賞玉数計数
信号としてマイクロコンピュータ100に与えられる。さ
らに、押しボタンスイッチ14がONされたとき、押しボタ
ン回路124を介してマイクロコンピュータ100に可変表示
停止信号が与えられる。
なお、押しボタンスイッチ14の操作によることなく、
一定時間経過後に可変表示装置53による可変表示を停止
する場合には、押しボタンスイッチ14および押しボタン
回路124は設けられず、マイクロコンピュータ100がプロ
グラムによる時間の計時を行ない、所定時間経過した
後、可変表示を停止させる。
また、マイクロコンピュータ100は以下の回路および
装置に制御信号を与える。まず、ソレノイド駆動回路12
5を介して、第1の可変入賞球装置39に設けられている
ソレノイド59a,59bにソレノイド駆動信号を与え、第2
の可変入賞球装置61に設けられているソレノイド67に
は、ソレノイド駆動回路126を介してソレノイド駆動信
号が与えられる。さらに、マイクロコンピュータ100か
ら7セグメントLED駆動回路127を介して可変表示装置53
を構成する各7セグメントLEDに表示駆動信号が与えら
れる。さらに、マイクロコンピュータ100からランプ回
路128を介してランプ23,25にランプ駆動信号が与えら
れ、サウンドジェネレータ106およびアンプ129を介して
スピーカ15に効果音報知信号が与えられる。なお、上記
構成の各回路には、電源回路130から所定の直流電流が
供給される。
第7図ないし第9図はこの発明の第1の実施例の具体
的な動作を説明するためのフロー図であり、特に、第7
図および第8図はメインルーチンを示し、第9図は割込
ルーチンを示す。
この第7図ないし第9図に示した実施例は、権利発生
状態(特定遊技状態)中に再度権利発生状態(特定遊技
状態)となった場合、権利発生状態(特定遊技状態)を
解除するものである。
次に、第1図ないし第9図を参照して、この発明の第
1の実施例の具体的な動作について説明する。まず、第
7図において、電源が投入されると、マイクロコンピュ
ータ100はイニシャライズされ、ステップS1において、
権利発生状態(特定遊技状態)プラグがセットされてい
るか否かを判断する。
ここで、操作ハンドル17を操作すると、打玉が遊技領
域9に打球され、その打球が第2の可変入賞球装置61に
設けられている始動入賞口63a,63bのいずれかに入賞す
ると、始動入賞玉検出スイッチ71a,71bのいずれかがそ
の打玉を検出する。マイクロコンピュータ100は始動入
賞玉検出スイッチ71a,71bから始動入賞玉数検出回路121
を介して始動入賞玉検出信号が与えられると、第9図に
示す割込ルーチンに進む。割込ルーチンにおいては、マ
イクロコンピュータ100はステップS2において、始動入
賞玉検出スイッチ71a,71bがONしたか否かを判別する。O
Nしたことを判別すると、ステップS3において、マイク
ロコンピュータ100はソレノイド駆動回路125を介してソ
レノイド59a,59bにソレノイド駆動信号を与える。
マイクロコンピュータ100と、ソレノイド駆動回路125
と、マイクロコンピュータ100に第9図に示したステッ
プS2とステップS3との処理を行なわせるための動作プロ
グラムデータとにより、特定状態検出手段の出力に応じ
て、第1の可変入賞球装置を第1の状態に制御する第1
の制御手段が構成されている。
それによって、ソレノイド59a,59bが駆動され、可動
片45a,45bが開閉する。可動片45a,45bが開いている状態
において、打玉が入賞領域43に入賞し、振分部材51によ
って振分けられて、特定入賞口47に入賞すると、特定入
賞玉検出スイッチ69がその入賞玉を検出し、特定入賞玉
検出回路122を介してマイクロコンピュータ100に特定入
賞玉検出信号が与えられる。マイクロコンピュータ100
はステップS4において、特定入賞玉検出スイッチ69がON
したか否かを判別していて、ONしていなければメインル
ーチンに戻り、ONしていれば、ステップS5において可変
表示を開始させる。すなわち、マイクロコンピュータ10
0は7セグメントLED駆動回路127を介して可変表示装置5
3の数字表示を可変させる。
マイクロコンピュータ100と、7セグメントLED駆動回
路127と、マイクロコンピュータ100に第9図に示したス
テップS5の処理を行なわせるための動作プログラムデー
タとにより、導出条件検出手段の出力があった場合に、
可変表示装置の表示結果を導出表示させる可変表示制御
手段が構成されている。
マイクロコンピュータ100はステップS6において、遊
技者が押しボタンスイッチ14を操作するかあるいは所定
時間を経過したかのいずれかの所定条件が成立したか否
かを判別し、所定条件が成立していなければ待機し、所
定条件が成立すればステップS7において可変表示を停止
させる。そして、マイクロコンピュータ100はステップS
8において、可変表示装置53による表示態様が特定の表
示態様、たとえば「7,7,7」になったか否かを判別す
る。特定の表示態様でなければメインルーチンに戻り、
特定の表示態様であれば、ステップS9において、権利発
生状態(特定遊技状態)フラグがセットされているか否
かを判別する。権利発生状態(特定遊技状態)フラグが
セットされていなければ、ステップS37において、権利
発生状態(特定遊技状態)フラグをセットし、セットさ
れていなければステップS10において権利発生状態(特
定遊技状態)フラグをリセットしてメインルーチンに戻
る。なお、初期状態においては、権利発生状態(特定遊
技状態)フラグはセットされていない。
マイクロコンピュータ100と、このマイクロコンピュ
ータ100に第9図に示したステップS8〜ステップS10,ス
テップS37の処理を行なわせるための動作プログラムデ
ータとにより、第2の可変入賞球装置を第1の状態にす
るための前提条件であって、可変表示装置の表示結果が
予め定められた特定の表示態様となったことを条件とし
て成立可能な権利発生条件が成立したことを検出する権
利発生条件検出手段が構成されている。また、マイクロ
コンピュータ100と、このマイクロコンピュータ100に、
ステップS10の処理を行なわせるための動作プログラム
データとにより、権利発生状態となっているときに、再
度、権利発生条件検出手段により権利発生条件が成立し
たことが検出された場合に、権利発生状態を終了させる
権利発生状態終了制御手段が構成されている。
マイクロコンピュータ100は第7図に示すメインルー
インに戻ると、ステップS1において権利発生状態(特定
遊技状態)フラグがセットされたことを判別し、ステッ
プS11において、権利発生状態(特定遊技状態)信号を
導出する。すなわち、大当り状態を示す信号を出力す
る。さらに、マイクロコンピュータ100はステップS12に
おいて、権利発生状態(特定遊技状態)信号を導出後に
始動入賞玉検出スイッチ71a,71bがONしたか否かを判別
する。打玉が始動入賞口63a,63bに入賞し、それを始動
入賞玉検出スイッチ71a,71bが検出したときには、ステ
ップS13において、始動入賞回数カウンタを「+1」す
る。これは、始動入賞口63a,63bに入賞した打玉の数だ
け開閉板65を開閉する必要があるため、始動入賞口63a,
63bに入賞した打玉の数を計数し、その計数値を記憶し
ている。
ステップS14において、始動入賞回数カウンタの値が
「10」になったか否かが判別される。これは始動入賞口
63a,63bに10個の入賞玉が入賞したとき、発生した権利
発生状態(特定遊技状態)信号を停止させるためであ
る。始動入賞回数カウンタの計数値が「10」未満であれ
ば、ステップS15に進み、始動入賞回数カウンタの計数
値が開成回数カウンタの計数値よりも大きいか否かが判
別される。これは権利発生中において、あと何回開閉板
65を開成状態にできるかどうかを判別するためである。
すなわち、始動入賞口63a,63bに連続して3個の打玉が
入賞したとき、開閉板65を3回開成する必要があるの
で、始動入賞回数カウンタの計数値よりも開成回数カウ
ンタの計数値が小さければ、ステップS16に進み、ソレ
ノイド67を駆動し、開閉板65を開くとともに、開成回数
カウンタを「+1」する。
マイクロコンピュータ100と、このマイクロコンピュ
ータ100にステップS12〜ステップS15の処理を行なわせ
るための動作プログラムデータとにより、権利発生条件
検出手段により権利発生条件が成立したことが検出され
て権利発生状態となっているときに、第2の可変入賞球
装置を第1の状態にする権利行使条件が成立したことを
検出する権利行使条件検出手段が構成されている。
マイクロコンピュータ100と、ソレノイド駆動回路126
と、マイクロコンピュータ100に第7図に示したステッ
プS16の処理を行なわせるための動作プログラムデータ
とにより、権利行使条件検出手段の出力があった場合
に、第2の可変入賞球装置を第1の状態に制御する第2
の制御手段が構成されている。
ステップS17において、10カウントカウンタの計数値
が「10」であるか否かが判別される。第2の可変入賞球
装置61の入賞口74に入賞した打玉の数が「10」でなけれ
ば、ステップS18において、ソレノイド67をONした後10
秒経過したか否かが判別される。この10秒はプログラム
に基づく計数手段によって計時される。10秒を経過して
いなければ、ステップS19において、ソレノイド67をON
している間に始動入賞玉検出スイッチ71a,71bがONした
か否かが判別される。ソレノイド67がONし、開閉板65が
開かれている間に始動入賞玉検出スイッチ71a,71bが入
賞した打玉を検出すると、ステップS20において、始動
入賞回数カウンタの計数値を「+1」する。ステップS2
1において、始動入賞回数カウンタの計数値が「10」に
なったか否かを判別し、計数値が「10」でなければ、再
びステップS17に戻る。
なお、ステップS17において、10カウントカウンタの
計数値が「10」になったことを判別したとき、あるいは
ステップS18においてソノイド67をONした後、10秒経過
していることを判別したときには、ステップS22におい
てソレノイド67をOFFし、ステップS23において10カウン
トカウンタをクリアし、前述のステップS12に戻る。そ
して、始動入賞口63a,63bに打玉が入賞し、始動入賞玉
検出スイッチ71a,71bがONすれば、前述の説明と同様に
して、ステップS12ないしS23の動作を繰返す。
また、ステップS14およびS21において、始動入賞回数
カウンタの計数値が「10」になっていることを判別すれ
ば、第8図に示したステップS45に進み、権利発生状態
(特定遊技状態)フラグをリセットし、さらにステップ
S24に進み、権利発生状態(特定遊技状態)信号の導出
を停止する。このとき、スップS25において、ソレノイ
ド67がONしているか否かが判別される。これは、権利の
発生を一旦停止しても、ソレノイド67がONしていて、開
閉板65が開かれている状態において、10カウントカウン
タの計数値が「10」になるまで、またはソレノイド67が
開かれてから10秒経過するまでは、可変入賞口43,74へ
の打玉の入賞を許容し、遊技客にサービスを与えるため
である。
このために、ステップS26において、10カウントカウ
ンタの計数値が「10」であるか否かが判別され、計数値
が「10」未満であれば、ステップS27において、ソレノ
イド67がONした後10秒経過したか否かが判別される。10
カウントカウンタの計数値が「10」になったときまたは
ソレノイド67がONした後、10秒経過すると、ステップS2
8において、ソレノイド67をOFFし、ステップS29におい
て10カウントカウンタをクリアする。
ステップS30において、始動入賞回数カウンタの計数
値が開成回数カウンタの計数値よりも大きいか否かが判
別される。始動入賞回数カウンタの計数値が開成回数カ
ウンタの計数値よりも大きいときは、ステップS31にお
いて、ソレノイド67をONして開閉板65を開成状態にする
とともに、開成回数カウンタの計数値を「+1」する。
そして、ステップS32において、10カウントカウンタの
計数値が「10」であるか否かが判別され、ステップS33
において、ソレノイド67がONした後、10秒経過したか否
かが判別される。10秒経過していなければ再びステップ
S32に戻る。
10カウントカウンタの計数値が「10」になったとき、
あるいはソレノイド67がONした後、10秒経過したときに
は、ステップS34において、ソレノイド67をOFFして、開
閉板65を開成状態にし、ステップS35において10カウン
トカウンタをクリアする。さらに、ステップS36におい
て、始動入賞回数カウンタをクリアするとともに、開成
回数カウンタをクリアして、前述のステップS1に戻る。
また、前述のステップ30において、始動入賞回数カウン
タの計数値が開成回数カウンタの計数値よりも大きくな
いことを判別したときには、ステップS36に進む。
なお、この第1の実施例では、権利発生状態(特定遊
技状態)信号の出力中は、第2の可変入賞球装置61のみ
を駆動し、第1の可変入賞球装置39の駆動は行なわな
い。
第10図ないし第12図はこの発明の第2の実施例の動作
を説明するためのフロー図である。
この第10図ないし第12図に示した実施例は、権利発生
状態(特定遊技状態)信号が導出されている期間中に再
度権利発生状態(特定遊技状態)信号が導出された場
合、権利発生状態(特定遊技状態)を解除し、再度権利
発生状態(特定遊技状態)とするものであって、第10図
および第11図におけるステップS11ないしS36は前述の第
7図および第8図に示した動作と同じであり、第12図に
示した割込ルーチンが前述の第1の実施例と異なる。そ
こで、この第2の実施例の説明においては、第1の実施
例と異なる点についてのみ説明することにする。
第10図において、電源が投入されると、マイクロコン
ピュータ100はイニシャライズされ、ステップS38におい
て、権利発生状態(特定遊技状態)カウンタの値が
「0」であるか否かを判断する。打玉が第2の可変入賞
球装置61に設けられている始動入賞口63a,63bのいずれ
かに入賞すると、第1の実施例と同様にして、マイクロ
コンピュータ100は第12図に示す割込ルーチンに進む。
この割込ルーチンにおけるステップS2ないしS8は前述の
第9図に示した第1実施例の動作と同じである。ステッ
プS8において、可変表示装置53の表示態様が「7,7,7」
であるか否かを判別し、「7,7,7」でなければ割込動作
を終了して第10図に示すメインルーチンに進み、「7,7,
7」であれば、ステップS41において、権利発生状態(特
定遊技状態)信号を導出しているか否かを判別する。権
利発生状態(特定遊技状態)信号を導出していなけれ
ば、ステップS44において権利発生状態(特定遊技状
態)カウンタを「+1」し、第10図および第11図に示し
たメインルーチンを実行し、第2の可変入賞球装置61の
開閉板65を所定回数開閉する。
上述のごとくして、権利発生状態(特定遊技状態)信
号を導出している途中において、再度始動入賞口63a,63
bに打玉が入賞すると、割込動作がスタートし、ステッ
プS2ないしS8の動作を実行する。そして、ステップS8で
表示態様が「7,7,7」であればステップS41において、権
利発生状態(特定遊技状態)信号を導出中であることを
判別し、ステップS42において権利発生状態(特定遊技
状態)信号の導出を停止し、ステップS43において、始
動入賞回数カウンタ,開成回数カウンタおよび10カウン
トカウンタをクリアする。すなわち権利発生状態(特定
遊技状態)信号が導出されている期間中に再度権利発生
状態(特定遊技状態)となったときには、それまでの権
利発生状態(特定遊技状態)を解除した後、ステップS4
4において権利発生状態(特定遊技状態)カウンタを
「+1」して、再度権利発生状態(特定遊技状態)にす
る。
マイクロコンピュータ100と、このマイクロコンピュ
ータ100に第12図に示したステップS8,ステップS41〜ス
テップS44の処理を行なわせるための動作プログラムデ
ータとにより、権利発生状態となっているときに、再
度、権利発生条件検出手段により権利発生条件が成立し
たことが検出された場合に、権利発生状態を一旦切っ
て、再度、権利発生状態にする権利発生状態再制御手段
が構成されている。
第13図ないし第15図はこの発明の第3の実施例の動作
を説明するためのフロー図である。
この第13図ないし第15図に示した第3の実施例は、権
利発生状態(特定遊技状態)信号が導出されている期間
中に再度権利発生状態(特定遊技状態)となったとき、
権利発生状態(特定遊技状態)終了後に再度権利発生状
態(特定遊技状態)とするものである。第13図および第
14図に示すステップS11ないしステップS38の動作は第2
の実施例と同じである。
さらに、第15図に示す割込ルーチンは、ステップS2に
ないしS8は前述の第1および第2の実施例と同じ動作を
行ない、ステップS8において、可変表示装置53の表示態
様が「7,7,7」であれば、ステップS9において権利発生
状態(特定遊技状態)カウンタの値が「0」であるか否
かが判別される。権利発生状態(特定遊技状態)カウン
タの値が「0」でなければ第13図に示すメインルーチン
に進み、「0」であれば、ステップS10において権利発
生状態(特定遊技状態)カウンタを「+1」した後、第
13図のメインルーチンに進む。
マイクロコンピュータ100と、このマイクロコンピュ
ータ100に第15図に示したステップS8〜ステップS10の処
理を行なわせるための動作プログラムデータと、権利発
生状態(特定遊技状態)カウンタとにより、権利発生状
態となっているときに、再度、権利発生条件検出手段に
より権利発生条件が成立したことが検出された場合に、
その検出出力を記憶する権利発生条件成立記憶手段が構
成されている。マイクロコンピュータ100と、権利発生
状態(特定遊技状態)カウンタと、マイクロコンピュー
タ100に第13図に示したステップS38,ステップS11の処理
を行なわせるための動作プログラムデータとにより、権
利発生状態が終了したことを検出する権利発生状態終了
検出手段が構成されている。マイクロコンピュータ100
と、このマイクロコンピュータ100に第13図に示したス
テップS38,ステップS11の処理を行なわせるための動作
プログラムデータとにより、権利発生状態終了検出手段
により権利発生状態の終了が検出された場合に、権利発
生条件成立記憶手段の記憶に基づいて、再度、権利発生
状態にする権利発生状態記憶制御手段が構成されてい
る。
なお、上述の第1ないし第3の実施例においては、第
1の可変入賞球装置39として、左右に開閉する可動片45
a,45bを設けるようにしたが、これに限ることなく第2
の可変入賞球装置61の開閉板65のように前後方向に開閉
するものを用いてもよい。また、第2の可変入賞球装置
61としては、第1の可変入賞球装置39の可動片45a,45b
のように左右に開閉するものを用いてもよい。
さらに、第1の可変入賞球装置39は始動入賞玉検出ス
イッチ71a,71bの検出出力に応じて、可動片45a,45bを所
定回数たとえば1回開閉させるようにしたが、打玉が所
定個数入賞するまで開成し続けるかあるいは開閉させた
り、所定回数開閉させるか所定個数入賞するまで開閉さ
せたり、所定時間の間だけ開成したり、所定時間開成す
るとともに、所定個数入賞するまで開成するように構成
してもよい。
さらに、第2の可変入賞球装置61は、権利発生状態
(特定遊技状態)信号が導出されている期間中におい
て、始動入賞玉検出スイッチ71a,71bの検出出力に応じ
て、所定時間開成するか所定時間開閉させたり、所定個
数入賞するまで開成させるか開閉させたり、所定時間か
所定個数入賞するまで開成させたり開閉させるように構
成してもよい。
また、この実施例では、ディジタル表示器を3個設け
て可変表示装置53を構成したが、ディジタル表示器を1
個だけ設け、このディジタル表示器が特定の表示を表示
した場合に、権利発生状態(特定遊技状態)となるよう
にしてもよい。
さらに、可変表示装置53としては、回転ドラム式可変
表示装置やリーフ式可変表示装置や液晶式可変表示装置
やその他の表示態様が変化可能なものであればどのよう
なものを用いてもよい。
さらに、上述の第1ないし第3の実施例においては、
可変表示装置53の表示態様が「7,7,7」の組合せになっ
たとき権利発生状態(特定遊技状態)にしたが、これに
限ることなく、「7」の数字以外の数字の組合せを表示
したときに権利発生状態(特定遊技状態)となるように
してもよい。
上述の実施例では、第1の可変入賞球装置39が第1の
状態のとき、特定入賞口に打玉が入賞した場合に、可変
表示を開始するようにしたが、可変表示装置53は常時可
変表示を行なっていて、特定入賞口に打玉が入賞したこ
とにより、可変表示を停止し、その表示態様を検出して
もよい。
また、上述の実施例では、第1の可変入賞球装置39は
特定入賞口47および複数の通常入賞口49a,49bを備えた
ものであるが、この第1の可変入賞球装置として単一の
入賞口を備え、入賞した打玉が入賞玉検出手段で検出さ
れるものであってもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、遊技状態が予
め定められた特定の状態になったことが検出されたこと
に応じて、第1の可変入賞球装置を第1の状態にし、こ
の第1の可変入賞球装置に打玉が入賞して表示結果導出
条件が成立したことが検出されると、可変表示装置の表
示結果を導出表示させるための制御が行なわれる。そし
て、第2の可変入賞球装置を第1の状態にするための前
提条件であって、可変表示装置の表示結果が予め定めら
れた特定の表示態様となったことを条件として成立可能
な権利発生条件が成立したことが検出されれば、権利発
生状態となる。これにより権利発生状態の発生確率が所
定の値に抑えられている場合であっても、権利発生状態
になるまでの遊技内容が変化性に富んだ面白味のあるも
のとなり、遊技者の興味を十分に引付けることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1ないし第3の実施例のパチンコ
遊技機の正面図である。 第2図は第1ないし第3実施例のパチンコ遊技機の背面
図である。 第3図および第4図はこの発明の第1ないし第3実施例
に設けられている可変入賞球装置を示す正面図であり、
特に、第3図は振分部材が正面を向いている状態を示
し、第4図は振分部材が斜め前方を向いている状態を示
す。 第5図はこの発明の第1ないし第3実施例に設けられて
いる第2の可変入賞球装置を示す正面図である。 第6図はこの発明の第1ないし第3実施例の概略ブロッ
ク図である。 第7図ないし第9図はこの発明の第1の実施例の動作を
説明するためのフロー図である。 第10図ないし第12図はこの発明の第2の実施例の具体的
な動作を説明するためのフロー図である。 第13図ないし第15図はこの発明の第3の実施例の具体的
な動作を説明するためのフロー図である。 図において、1は弾球遊技機、7は遊技盤、14は押しボ
タンスイッチ、39は第1の可変入賞球装置、43は入賞領
域、45a,45bは可動片、47は特定入賞口、49a,49bは通常
入賞口、51は振分部材、53は可変表示装置、59a,59b,67
はソレノイド、61は第2の可変入賞球装置、63a,63bは
始動入賞口、65は開閉板、69は特定入賞玉検出スイッ
チ、71a,71bは始動入賞玉検出スイッチ、73は入賞玉数
検出スイッチ、100はマイクロコンピュータ、101はMP
U、102はROM、103はRAM、104は入力回路、105は出力回
路を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】打玉を遊技領域に打込んで遊技が行なわれ
    る弾球遊技機であって、 前記遊技領域に設けられ、遊技者にとって有利な第1の
    状態と遊技者にとって不利な第2の状態とに変化可能な
    第1および第2の可変入賞球装置と、 表示状態が変化可能な可変表示装置と、 遊技状態が予め定められた特定の状態になったことを検
    出する特定状態検出手段と、 前記特定状態検出手段の出力に応じて、前記第1の可変
    入賞球装置を第1の状態に制御する第1の制御手段と、 前記第1の可変入賞球装置に打玉が入賞したことを条件
    として成立可能な表示結果導出条件が成立したことを検
    出する導出条件検出手段と、 前記導出条件検出手段の出力があった場合に、前記可変
    表示装置の表示結果を導出表示させる可変表示制御手段
    と、 前記第2の可変入賞球装置を第1の状態にするための前
    提条件であって、前記可変表示装置の表示結果が予め定
    められた特定の表示態様となったことを条件として成立
    可能な権利発生条件が成立したことを検出する権利発生
    条件検出手段と、 前記権利発生条件検出手段により前記権利発生条件が成
    立したことが検出されて権利発生状態となっているとき
    に、前記第2の可変入賞球装置を第1の状態にする権利
    行使条件が成立したことを検出する権利行使条件検出手
    段と、 前記権利行使条件検出手段の出力があった場合に、前記
    第2の可変入賞球装置を第1の状態に制御する第2の制
    御手段と を含むことを特徴とする、弾球遊技機。
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