JP2611568B2 - フォークリフトのサイドカバー - Google Patents
フォークリフトのサイドカバーInfo
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- JP2611568B2 JP2611568B2 JP3151588A JP15158891A JP2611568B2 JP 2611568 B2 JP2611568 B2 JP 2611568B2 JP 3151588 A JP3151588 A JP 3151588A JP 15158891 A JP15158891 A JP 15158891A JP 2611568 B2 JP2611568 B2 JP 2611568B2
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- JP
- Japan
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- side cover
- opening
- cover
- forklift
- vehicle body
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/24—Superstructure sub-units with access or drainage openings having movable or removable closures; Sealing means therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォークリフトのサイ
ドカバーに関する。
ドカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、フォークリフトの運転席の下方
やボディの側方には、バッテリーや作動油タンクなどが
収容されている。例えば、図8に示すフォークリフトで
は、ボディの側方に設けられたサイドステップ81にバ
ッテリー82が載置され、このバッテリー82は、水平
面83a及び垂直面83bよりなる断面L状のバッテリ
ーフード83により覆われている(図9参照)。バッテ
リーフード83は水平面83aの端部がボディから水平
に延在する屋根部84にヒンジ85を介して揺動可能に
保持されている。バッテリーフード83の垂直面83b
の下方部には、バッテリーフード83の閉鎖時にサイド
ステップ81に装着された第1係合手段86と係合する
第2係合手段87が装着されている。また、ボディの後
方フレーム88にはステー89が揺動可能に保持され、
バッテリーフード83の開放時にステー89の屈曲先端
部89aが挿通される保持片90がバッテリーフード8
3の水平面83aの裏面に固着されている。
やボディの側方には、バッテリーや作動油タンクなどが
収容されている。例えば、図8に示すフォークリフトで
は、ボディの側方に設けられたサイドステップ81にバ
ッテリー82が載置され、このバッテリー82は、水平
面83a及び垂直面83bよりなる断面L状のバッテリ
ーフード83により覆われている(図9参照)。バッテ
リーフード83は水平面83aの端部がボディから水平
に延在する屋根部84にヒンジ85を介して揺動可能に
保持されている。バッテリーフード83の垂直面83b
の下方部には、バッテリーフード83の閉鎖時にサイド
ステップ81に装着された第1係合手段86と係合する
第2係合手段87が装着されている。また、ボディの後
方フレーム88にはステー89が揺動可能に保持され、
バッテリーフード83の開放時にステー89の屈曲先端
部89aが挿通される保持片90がバッテリーフード8
3の水平面83aの裏面に固着されている。
【0003】上記型式のフォークリフトでは、バッテリ
ーフード83を開放することにより、バッテリー82の
液量の確認やバッテリー交換などのメンテナンス作業を
行うことができる。このバッテリーフード83の開放
は、第1係合手段86及び第2係合手段87を解除した
後、バッテリーフード83及びステー89を持ち上げ、
ステー89の屈曲先端部89aを保持片90に挿通して
バッテリーフード83をステー89で支えることにより
行われる。
ーフード83を開放することにより、バッテリー82の
液量の確認やバッテリー交換などのメンテナンス作業を
行うことができる。このバッテリーフード83の開放
は、第1係合手段86及び第2係合手段87を解除した
後、バッテリーフード83及びステー89を持ち上げ、
ステー89の屈曲先端部89aを保持片90に挿通して
バッテリーフード83をステー89で支えることにより
行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前輪を覆う
前輪カバーの後部を俯傾又は湾曲させてスタイリングを
良くしたフォークリフトがあるが、この型式のフォーク
リフトで、バッテリーや作動油タンクをトーボードの下
方に収容した場合、前輪カバーの後方でかつトーボード
の下側方に開口部を形成し、この開口部を介してメンテ
ナンス作業を行うようにすれば都合が良い。
前輪カバーの後部を俯傾又は湾曲させてスタイリングを
良くしたフォークリフトがあるが、この型式のフォーク
リフトで、バッテリーや作動油タンクをトーボードの下
方に収容した場合、前輪カバーの後方でかつトーボード
の下側方に開口部を形成し、この開口部を介してメンテ
ナンス作業を行うようにすれば都合が良い。
【0005】そこで上記開口部を通常時に覆っておくた
めのサイドカバーが必要となるが、例えば、上記開口部
の形状に合った板状のサイドカバーの上端部にヒンジを
装着し、このヒンジを介してサイドカバーの下方部を開
閉するようにすると、サイドカバーを開口位置に保持す
るためのステーなどの保持手段が必要となり、構造が複
雑になるとともに、開口位置に保持されたサイドカバー
がメンテナンス作業時に邪魔になる場合がある。そこ
で、下端部にヒンジを装着し、サイドカバーの上方部を
開閉するようにすると、サイドカバーの開口途中にその
前縁が上記俯傾又は湾曲した前輪カバーと干渉して開口
量が規制されるので、上記メンテナンス作業を行うこと
が事実上困難になる。
めのサイドカバーが必要となるが、例えば、上記開口部
の形状に合った板状のサイドカバーの上端部にヒンジを
装着し、このヒンジを介してサイドカバーの下方部を開
閉するようにすると、サイドカバーを開口位置に保持す
るためのステーなどの保持手段が必要となり、構造が複
雑になるとともに、開口位置に保持されたサイドカバー
がメンテナンス作業時に邪魔になる場合がある。そこ
で、下端部にヒンジを装着し、サイドカバーの上方部を
開閉するようにすると、サイドカバーの開口途中にその
前縁が上記俯傾又は湾曲した前輪カバーと干渉して開口
量が規制されるので、上記メンテナンス作業を行うこと
が事実上困難になる。
【0006】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、後部が俯傾又は湾曲した前輪カバーの後方に位置
し、かつトーボードの下側方に形成された開口部を覆蓋
し、トーボードの下方に収容されたバッテリーや作動油
タンクなどのメンテナンス作業に支障をきたさないサイ
ドカバーの提供を解決すべき技術課題とするものであ
る。
あり、後部が俯傾又は湾曲した前輪カバーの後方に位置
し、かつトーボードの下側方に形成された開口部を覆蓋
し、トーボードの下方に収容されたバッテリーや作動油
タンクなどのメンテナンス作業に支障をきたさないサイ
ドカバーの提供を解決すべき技術課題とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は後部が俯傾又は
湾曲した前輪カバーの後方に位置し、かつトーボードの
下側方に形成される開口部を覆蓋するフォークリフトの
サイドカバーであって、前記サイドカバーは、下端部に
装着された弾性筒体を介して車体から植立する棒状突子
に開閉傾動及び挿脱可能に支承されるとともに、車体に
固定されたパイプと咬合する係止クリップにより閉鎖姿
勢に保持され、かつ、該パイプに掛止されるストッパー
棒により開口量が規制されることを特徴とする。
湾曲した前輪カバーの後方に位置し、かつトーボードの
下側方に形成される開口部を覆蓋するフォークリフトの
サイドカバーであって、前記サイドカバーは、下端部に
装着された弾性筒体を介して車体から植立する棒状突子
に開閉傾動及び挿脱可能に支承されるとともに、車体に
固定されたパイプと咬合する係止クリップにより閉鎖姿
勢に保持され、かつ、該パイプに掛止されるストッパー
棒により開口量が規制されることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明のフォークリフトのサイドカバーにおい
ては、下端部に装着された弾性筒体をその弾性変形を利
用して車体から植立する棒状突子に挿入した後、開口部
を閉鎖する方向にサイドカバーを傾動し、サイドカバー
の係止手段を車体の一部と咬合させてサイドカバーを閉
鎖姿勢に保持することにより、上記開口部をサイドカバ
ーで閉鎖することができる。
ては、下端部に装着された弾性筒体をその弾性変形を利
用して車体から植立する棒状突子に挿入した後、開口部
を閉鎖する方向にサイドカバーを傾動し、サイドカバー
の係止手段を車体の一部と咬合させてサイドカバーを閉
鎖姿勢に保持することにより、上記開口部をサイドカバ
ーで閉鎖することができる。
【0009】そして、上記開口部を介してトーボードの
下方に収容されたバッテリーや作動油タンクなどのメン
テナンス作業を行う際には、サイドカバーを開口方向に
牽引傾動させて係止手段による咬合を解除した後、上記
弾性筒体を棒状突子から引き抜くことによって、サイド
カバーは完全に取り外され、上記開口部を大きく開放す
ることができる。
下方に収容されたバッテリーや作動油タンクなどのメン
テナンス作業を行う際には、サイドカバーを開口方向に
牽引傾動させて係止手段による咬合を解除した後、上記
弾性筒体を棒状突子から引き抜くことによって、サイド
カバーは完全に取り外され、上記開口部を大きく開放す
ることができる。
【0010】また、本発明のサイドカバーは、ストッパ
ー棒がパイプに掛止されて開口量が規制されることか
ら、一定の開口量を確実に保持することができる。した
がって、サイドカバーを開口する際に、係止クリップと
パイプとの咬合が外れた勢いで誤ってサイドカバーの側
面が車体と干渉して傷つけることがない。
ー棒がパイプに掛止されて開口量が規制されることか
ら、一定の開口量を確実に保持することができる。した
がって、サイドカバーを開口する際に、係止クリップと
パイプとの咬合が外れた勢いで誤ってサイドカバーの側
面が車体と干渉して傷つけることがない。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説
明する。 図5の側面図に示す本実施例に係るフォークリ
フトでは、後部が湾曲した前輪カバー1の後方に位置
し、かつトーボード2の下側方に形成された開口部3を
覆蓋する略平板状のサイドカバー4が装着されている。
このサイドカバー4は図4の斜視図に示すように、下端
部を傾動中心として傾動することにより開口部3を開閉
し、上方部が車体側に係止されて開口部3を閉鎖する構
成となっている。なお、トーボード2の下方には図示し
ないバッテリーや作動油タンクなどが収容されている。
明する。 図5の側面図に示す本実施例に係るフォークリ
フトでは、後部が湾曲した前輪カバー1の後方に位置
し、かつトーボード2の下側方に形成された開口部3を
覆蓋する略平板状のサイドカバー4が装着されている。
このサイドカバー4は図4の斜視図に示すように、下端
部を傾動中心として傾動することにより開口部3を開閉
し、上方部が車体側に係止されて開口部3を閉鎖する構
成となっている。なお、トーボード2の下方には図示し
ないバッテリーや作動油タンクなどが収容されている。
【0012】サイドカバー4は、図6の斜視図に示すよ
うに、下端部の両端側に鍵穴状の保持孔5をもち、この
保持孔5には挿通孔6aをもつ弾性筒体6が装着されて
いる。弾性筒体6は中央に小径部6bをもち、この小径
部6bが上記保持孔5に嵌合されることにより弾性筒体
6がサイドカバー4に脱着可能に装着されている。な
お、弾性筒体6は、長期使用によりへたり変形などした
場合、取り替えられる。そして、サイドカバー4の裏面
の上方部両端側には、金属製の係止クリップ7が固着さ
れている。また、サイドカバー4の上面には、サイドカ
バー4を開口する際に作業者が手を引っ掛ける切欠8が
形成されている。
うに、下端部の両端側に鍵穴状の保持孔5をもち、この
保持孔5には挿通孔6aをもつ弾性筒体6が装着されて
いる。弾性筒体6は中央に小径部6bをもち、この小径
部6bが上記保持孔5に嵌合されることにより弾性筒体
6がサイドカバー4に脱着可能に装着されている。な
お、弾性筒体6は、長期使用によりへたり変形などした
場合、取り替えられる。そして、サイドカバー4の裏面
の上方部両端側には、金属製の係止クリップ7が固着さ
れている。また、サイドカバー4の上面には、サイドカ
バー4を開口する際に作業者が手を引っ掛ける切欠8が
形成されている。
【0013】さらに、サイドカバー4の裏面の上方部両
端側で、各係止クリップ7の内側には、先端に屈曲部1
6aをもつ一対のストッパー棒6が固着されている。そ
して、図7のストッパ棒16部分の断面図に示すよう
に、サイドカバー4が開口される際、ストッパー棒16
の屈曲部16aが車体側のパイプ14に引っ掛かり、サ
イドカバー4の開口量が規制されるようになっている。
このサイドカバー4の開口量は、ストッパー棒16の長
さを調整することにより、サイドカバー4の上方部の側
面が前輪カバー1や後方フレーム15に干渉しないよう
に設定されている。
端側で、各係止クリップ7の内側には、先端に屈曲部1
6aをもつ一対のストッパー棒6が固着されている。そ
して、図7のストッパ棒16部分の断面図に示すよう
に、サイドカバー4が開口される際、ストッパー棒16
の屈曲部16aが車体側のパイプ14に引っ掛かり、サ
イドカバー4の開口量が規制されるようになっている。
このサイドカバー4の開口量は、ストッパー棒16の長
さを調整することにより、サイドカバー4の上方部の側
面が前輪カバー1や後方フレーム15に干渉しないよう
に設定されている。
【0014】図2の開口部3の周辺部分の斜視図に示す
ように、開口部3の前後両側には車体の一部をなす水平
板10が延在し、この水平板10と一体的にブラケット
11が設けられている。そして、水平板10の上にはス
テップ12が脱着可能に取り付けられるとともに、棒状
突子13が植立されている。この棒状突子13にサイド
カバー4の下端部に装着された弾性筒体6の挿通孔6a
が挿入される。これにより、サイドカバー4は弾性筒体
6を介して棒状突子13に開閉傾動及び挿脱可能に支承
される。また、ブラケット11の前端面の上方側には、
それぞれパイプ14が前方に延びて突設されている。こ
のパイプ14にサイドカバー4の係止クリップ7が咬合
することにより、サイドカバー4は閉鎖姿勢に保持され
て開口部3を閉鎖する。なお、前輪カバー1の後方側に
は、前部に傾斜面をもつ後方カバー15が離隔対向して
いる。
ように、開口部3の前後両側には車体の一部をなす水平
板10が延在し、この水平板10と一体的にブラケット
11が設けられている。そして、水平板10の上にはス
テップ12が脱着可能に取り付けられるとともに、棒状
突子13が植立されている。この棒状突子13にサイド
カバー4の下端部に装着された弾性筒体6の挿通孔6a
が挿入される。これにより、サイドカバー4は弾性筒体
6を介して棒状突子13に開閉傾動及び挿脱可能に支承
される。また、ブラケット11の前端面の上方側には、
それぞれパイプ14が前方に延びて突設されている。こ
のパイプ14にサイドカバー4の係止クリップ7が咬合
することにより、サイドカバー4は閉鎖姿勢に保持され
て開口部3を閉鎖する。なお、前輪カバー1の後方側に
は、前部に傾斜面をもつ後方カバー15が離隔対向して
いる。
【0015】以下、本実施例のサイドバー4の車体側へ
の取り付け方及び取り外し方について説明する。まず、
サイドカバー4を車体側に取り付けるには、サイドカバ
ー4の下端部に装着された弾性筒体6をその弾性変形を
利用して車体側の水平板10に突設された棒状突子13
にそれぞれ挿入する。そして、開口部3を閉鎖する方向
にサイドカバー4を傾動し、サイドカバー4の上方部に
固着された係止クリップ7を車体側のブラケット11に
突設されたパイプ14に咬合してサイドカバー4を閉鎖
姿勢に保持することにより、上記開口部3をサイドカバ
ー4で閉鎖することができる。
の取り付け方及び取り外し方について説明する。まず、
サイドカバー4を車体側に取り付けるには、サイドカバ
ー4の下端部に装着された弾性筒体6をその弾性変形を
利用して車体側の水平板10に突設された棒状突子13
にそれぞれ挿入する。そして、開口部3を閉鎖する方向
にサイドカバー4を傾動し、サイドカバー4の上方部に
固着された係止クリップ7を車体側のブラケット11に
突設されたパイプ14に咬合してサイドカバー4を閉鎖
姿勢に保持することにより、上記開口部3をサイドカバ
ー4で閉鎖することができる。
【0016】また、サイドカバー4の取り外しは、サイ
ドカバー4を開口方向に牽引傾動させて係止クリップ7
とパイプ14との咬合を解除した後、上記弾性筒体6を
棒状突子13から引き抜くことにより行うことができる
(図2の状態)。これにより、サイドカバー4は車体か
ら完全に取り外され、開口部3を大きく開放することが
できる。なお、サイドカバー4を開口する際に、ストッ
パー棒16がパイプ14に掛止されて開口量が規制され
ることから、サイドカバー4は一定の開口量で確実に保
持される。
ドカバー4を開口方向に牽引傾動させて係止クリップ7
とパイプ14との咬合を解除した後、上記弾性筒体6を
棒状突子13から引き抜くことにより行うことができる
(図2の状態)。これにより、サイドカバー4は車体か
ら完全に取り外され、開口部3を大きく開放することが
できる。なお、サイドカバー4を開口する際に、ストッ
パー棒16がパイプ14に掛止されて開口量が規制され
ることから、サイドカバー4は一定の開口量で確実に保
持される。
【0017】したがって、本実施例のサイドカバー4に
よれば、トーボード3の下方に収容されたバッテリーや
作動油タンクなどのメンテナンス作業を行う際に、上述
のようにサイドカバー4を車体側から完全に取り外すこ
とができるので、サイドカバー4が作業に支障をきたす
ことがなく、メンテナンス作業を効率良く行うことがで
きる。
よれば、トーボード3の下方に収容されたバッテリーや
作動油タンクなどのメンテナンス作業を行う際に、上述
のようにサイドカバー4を車体側から完全に取り外すこ
とができるので、サイドカバー4が作業に支障をきたす
ことがなく、メンテナンス作業を効率良く行うことがで
きる。
【0018】また、サイドカバー4の開口の際に、係止
クリップ7とパイプ14との咬合が外れた勢いで誤って
サイドカバー4の側面の上方部が前輪カバー1や後方フ
レーム15と干渉してこれらを傷つけることがないの
で、安心してサイドカバー4の取り外し作業を行うこと
ができる。(参考例)図1の斜視図に示すサイドカバー
4’は、上記実施例のサイドカバー4において、ストッ
パー棒16を取り外したものである。
クリップ7とパイプ14との咬合が外れた勢いで誤って
サイドカバー4の側面の上方部が前輪カバー1や後方フ
レーム15と干渉してこれらを傷つけることがないの
で、安心してサイドカバー4の取り外し作業を行うこと
ができる。(参考例)図1の斜視図に示すサイドカバー
4’は、上記実施例のサイドカバー4において、ストッ
パー棒16を取り外したものである。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のフォーク
リフトのサイドカバーは、後部が俯傾又は湾曲した前輪
カバーの後方、及びトーボードの下側方に形成された開
口部を覆蓋するとともに、必要に応じて車体側から取り
外すことができる。したがって、トーボードの下方に収
容されたバッテリーや作動油タンクなどのメンテナンス
作業を行う際に、サイドカバーが邪魔になったりするこ
とがなく、上記メンテナンス作業を効率良く行うことが
できる。
リフトのサイドカバーは、後部が俯傾又は湾曲した前輪
カバーの後方、及びトーボードの下側方に形成された開
口部を覆蓋するとともに、必要に応じて車体側から取り
外すことができる。したがって、トーボードの下方に収
容されたバッテリーや作動油タンクなどのメンテナンス
作業を行う際に、サイドカバーが邪魔になったりするこ
とがなく、上記メンテナンス作業を効率良く行うことが
できる。
【0020】また本発明のサイドカバーは、ストッパー
棒がパイプに掛止されて開口量が規制されることから、
一定の開口量を確実に保持することができる。したがっ
て、サイドカバーを開口する際に、係止クリップとパイ
プとの咬合が外れた勢いで誤ってサイドカバーの側面が
車体と干渉して傷つけることがないので、安心してサイ
ドカバーの取り外し作業を行うことができる。
棒がパイプに掛止されて開口量が規制されることから、
一定の開口量を確実に保持することができる。したがっ
て、サイドカバーを開口する際に、係止クリップとパイ
プとの咬合が外れた勢いで誤ってサイドカバーの側面が
車体と干渉して傷つけることがないので、安心してサイ
ドカバーの取り外し作業を行うことができる。
【図1】参考例に係るサイドカバーの斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係るフォークリフトの開口部
の周辺を示す斜視図である。
の周辺を示す斜視図である。
【図3】上記実施例の要部断面図である。
【図4】上記フォークリフトの要部斜視図である。
【図5】上記フォークリフトの側面図である。
【図6】本発明の実施例に係るサイドカバーの斜視図で
ある。
ある。
【図7】上記実施例の要部断面図である。
【図8】従来のフォークリフトの斜視図である。
【図9】従来のフォークリフトの要部斜視図である。
1は前輪カバー、2はトーボード、3は開口部、4はサ
イドカバー、6は弾性筒体、13は棒状突子、14はパ
イプ、7は係止クリップ、16はストッパー棒である。
イドカバー、6は弾性筒体、13は棒状突子、14はパ
イプ、7は係止クリップ、16はストッパー棒である。
Claims (1)
- 【請求項1】 後部が俯傾又は湾曲した前輪カバーの後
方に位置し、かつトーボードの下側方に形成される開口
部を覆蓋するフォークリフトのサイドカバーであって、
前記サイドカバーは、下端部に装着された弾性筒体を介
して車体から植立する棒状突子に開閉傾動及び挿脱可能
に支承されるとともに、車体に固定されたパイプと咬合
する係止クリップにより閉鎖姿勢に保持され、かつ、該
パイプに掛止されるストッパー棒により開口量が規制さ
れることを特徴とするフォークリフトのサイドカバー。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3151588A JP2611568B2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | フォークリフトのサイドカバー |
KR1019920010199A KR970011737B1 (ko) | 1991-06-24 | 1992-06-12 | 포크리프트의 사이드 카버 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3151588A JP2611568B2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | フォークリフトのサイドカバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04372477A JPH04372477A (ja) | 1992-12-25 |
JP2611568B2 true JP2611568B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=15521802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3151588A Expired - Fee Related JP2611568B2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | フォークリフトのサイドカバー |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2611568B2 (ja) |
KR (1) | KR970011737B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100374698B1 (ko) * | 2000-10-20 | 2003-03-04 | 현대자동차주식회사 | 차량용 리드의 잠금구조 |
KR102319937B1 (ko) * | 2017-07-17 | 2021-11-02 | 두산산업차량 주식회사 | 전동식 지게차의 도어 잠금장치 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4299254A (en) * | 1980-01-21 | 1981-11-10 | Greer Hydraulics, Incorporated | Pressure accumulator having a long life distensible bladder |
JPS6216802A (ja) * | 1985-07-16 | 1987-01-26 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 鋼片の表面割れを防止した熱間圧延法 |
-
1991
- 1991-06-24 JP JP3151588A patent/JP2611568B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-06-12 KR KR1019920010199A patent/KR970011737B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04372477A (ja) | 1992-12-25 |
KR930000371A (ko) | 1993-01-15 |
KR970011737B1 (ko) | 1997-07-15 |
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