JP2609796B2 - 高周波遮蔽アセンブリ支持体 - Google Patents
高周波遮蔽アセンブリ支持体Info
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K9/00—Screening of apparatus or components against electric or magnetic fields
- H05K9/0062—Structures of standardised dimensions, e.g. 19" rack, chassis for servers or telecommunications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K7/00—Constructional details common to different types of electric apparatus
- H05K7/14—Mounting supporting structure in casing or on frame or rack
- H05K7/1422—Printed circuit boards receptacles, e.g. stacked structures, electronic circuit modules or box like frames
- H05K7/1424—Card cages
- H05K7/1425—Card cages of standardised dimensions, e.g. 19"-subrack
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Structure Of Receivers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、２つの上部モジュール
レールおよび２つの平行な下部モジュールレールと、モ
ジュールレールの端部にねじ止めされた２つの側壁と、
下部モジュールレールの下方に設けられた床板と、上部
モジュールレールに取り外せるように固定されたカバー
とを有し、このカバーが角を折り曲げた細い縁板を付け
ており、２つの上部モジュールレールがそれぞれ縦方向
溝を有し、固定されたカバーの縁板がこれらの縦方向溝
と係合し、各々の縦方向溝に、モジュールレールとカバ
ーとの電気的接触を保証する金属製ばね要素が１つ以上
取り付けられている、電気的および電子的機器のための
アセンブリを装入するための高周波遮蔽アセンブリ支持
体に関するものである。
レールおよび２つの平行な下部モジュールレールと、モ
ジュールレールの端部にねじ止めされた２つの側壁と、
下部モジュールレールの下方に設けられた床板と、上部
モジュールレールに取り外せるように固定されたカバー
とを有し、このカバーが角を折り曲げた細い縁板を付け
ており、２つの上部モジュールレールがそれぞれ縦方向
溝を有し、固定されたカバーの縁板がこれらの縦方向溝
と係合し、各々の縦方向溝に、モジュールレールとカバ
ーとの電気的接触を保証する金属製ばね要素が１つ以上
取り付けられている、電気的および電子的機器のための
アセンブリを装入するための高周波遮蔽アセンブリ支持
体に関するものである。
【０００２】本発明は、外部の電磁的影響に対する非常
に大きい遮蔽効果が要求されるアセンブリ支持体、また
は外部の周囲に達してはならない妨害的な電磁界を発生
するアセンブリを使用するアセンブリ支持体に用いられ
る。
に大きい遮蔽効果が要求されるアセンブリ支持体、また
は外部の周囲に達してはならない妨害的な電磁界を発生
するアセンブリを使用するアセンブリ支持体に用いられ
る。
【０００３】
【従来の技術】高周波遮蔽アセンブリ支持体および外部
への、もしくは外部からの高周波の影響を遮蔽するため
の手段もしくは方策が知られている。４つのモジュール
レールを有するフレームと２つの側壁から構成されたア
センブリ支持体の遮蔽体は、通常側壁自体、後壁、正面
板、床板およびカバーからなる。そうすることによって
全面的に閉じた金属製ケーシングが形成される。接合目
地が避けられないので、遮蔽効果は包囲している部材相
互の電気的接触の品質のみに依存している。このような
接触は、固定ネジを非常に密に並置して使用するととも
に、電気的接触を生ずるシーリング部材やワイヤメッシ
ュまたは導電性のシーリングコードを援用することによ
って達成される。この場合、特別大きな問題を引き起こ
すのは、ケーシングと保守の目的で頻繁に取り外さなけ
ればならない遮蔽部材との間の目地である。その際、た
び重なる取り外しの後でも遮蔽効果が低下してはならな
い。モジュールレールの一部覆われた縦方向溝に、薄層
ばね条片を縦方向に挿入することによって、取り外し可
能なカバープレートとアセンブリ支持体のプロフィルレ
ールとの間の接合目地を高周波に対応して密封すること
が知られている。縦方向溝の開いたスリットに、カバー
プレートの縁板が係合し、このときばね要素の弾力的な
薄層がモジュールレールとカバーとの間に一連の電気的
接触を生ずる。この場合の短所は、アセンブリ支持体を
組み立てる前にばね条片を横方向からのみ溝に挿入し、
条片を溝内部に位置決めしなければならない点である
（ドイツ特許出願公開第３９２８４６１号）。
への、もしくは外部からの高周波の影響を遮蔽するため
の手段もしくは方策が知られている。４つのモジュール
レールを有するフレームと２つの側壁から構成されたア
センブリ支持体の遮蔽体は、通常側壁自体、後壁、正面
板、床板およびカバーからなる。そうすることによって
全面的に閉じた金属製ケーシングが形成される。接合目
地が避けられないので、遮蔽効果は包囲している部材相
互の電気的接触の品質のみに依存している。このような
接触は、固定ネジを非常に密に並置して使用するととも
に、電気的接触を生ずるシーリング部材やワイヤメッシ
ュまたは導電性のシーリングコードを援用することによ
って達成される。この場合、特別大きな問題を引き起こ
すのは、ケーシングと保守の目的で頻繁に取り外さなけ
ればならない遮蔽部材との間の目地である。その際、た
び重なる取り外しの後でも遮蔽効果が低下してはならな
い。モジュールレールの一部覆われた縦方向溝に、薄層
ばね条片を縦方向に挿入することによって、取り外し可
能なカバープレートとアセンブリ支持体のプロフィルレ
ールとの間の接合目地を高周波に対応して密封すること
が知られている。縦方向溝の開いたスリットに、カバー
プレートの縁板が係合し、このときばね要素の弾力的な
薄層がモジュールレールとカバーとの間に一連の電気的
接触を生ずる。この場合の短所は、アセンブリ支持体を
組み立てる前にばね条片を横方向からのみ溝に挿入し、
条片を溝内部に位置決めしなければならない点である
（ドイツ特許出願公開第３９２８４６１号）。
【０００４】遮蔽ケーシングのケーシング部分を電磁的
に密封するための接点ばね条片も知られている（ドイツ
実用新案第９１０６９５４号）。この接点ばね条片は、
分離ウェブによって互いに連結した多数の個々の接点ば
ねからなる。これらの接点ばねの各々は、一方では、ケ
ーシング部分の外縁を包囲するのに用いられる内側に曲
げられた縁区域を有し、他方では、第２の押し開けられ
るケーシング部分の開口部と係合する、やはり内側に曲
げられたばねフックを支持している。このようにして形
成された接点ばね条片は、アセンブリ支持体において取
り外し可能なカバーとモジュールレールの高周波遮蔽に
は使用できない。
に密封するための接点ばね条片も知られている（ドイツ
実用新案第９１０６９５４号）。この接点ばね条片は、
分離ウェブによって互いに連結した多数の個々の接点ば
ねからなる。これらの接点ばねの各々は、一方では、ケ
ーシング部分の外縁を包囲するのに用いられる内側に曲
げられた縁区域を有し、他方では、第２の押し開けられ
るケーシング部分の開口部と係合する、やはり内側に曲
げられたばねフックを支持している。このようにして形
成された接点ばね条片は、アセンブリ支持体において取
り外し可能なカバーとモジュールレールの高周波遮蔽に
は使用できない。
【０００５】さらに、ケーシング下部と上から覆う蓋と
の間の高周波遮蔽のためにばね板条片が設けられている
高周波遮蔽ケーシングが提案された。このばね板条片の
Ｕ字形部分が蓋縁部の上に被せられており、付随する屋
根状に湾曲したばね突縁が、そのために設けられた、蓋
の縁部とケーシングの側壁との間のスペースと弾性的に
係合する。これらのばね板条片も、アセンブリ支持体の
高周波遮蔽構造には適しない（ドイツ特許出願公開第３
５２３７７０号）。
の間の高周波遮蔽のためにばね板条片が設けられている
高周波遮蔽ケーシングが提案された。このばね板条片の
Ｕ字形部分が蓋縁部の上に被せられており、付随する屋
根状に湾曲したばね突縁が、そのために設けられた、蓋
の縁部とケーシングの側壁との間のスペースと弾性的に
係合する。これらのばね板条片も、アセンブリ支持体の
高周波遮蔽構造には適しない（ドイツ特許出願公開第３
５２３７７０号）。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、非常
に取り付けやすく位置決めを必要としないばね要素を用
い、取り外し可能なカバーと上部モジュールレールとの
間に技術的に改善された高周波遮蔽密封部材を有するア
センブリ支持体を提供することである。
に取り付けやすく位置決めを必要としないばね要素を用
い、取り外し可能なカバーと上部モジュールレールとの
間に技術的に改善された高周波遮蔽密封部材を有するア
センブリ支持体を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の高周波遮蔽アセンブリ支持体は、請求項１
の特徴部に記載された構造の高周波遮蔽アセンブリ支持
体から出発し、縦方向溝が、平坦な後壁と、この後壁と
向き合って続いている凹状の前壁とによって形成された
概ねＶ字形の断面形状を有していること、ばね要素が縦
方向溝に適合して、縦方向溝の断面形状に対応するＶ字
形断面を有しており、縦方向溝に挟み込むように挿入さ
れていること、ばね要素が縦方向溝の後壁と密着するた
めの平坦な後片とばね片とを含んでおり、このばね片が
鋭角に曲げられて後片に続き、縦方向溝の前壁を押して
いること、後片がその自由な縁部の近傍に平坦なばね突
縁を付けており、この突縁が後片から鋭角に突き出して
おり、その自由な端部がばね片の方向を向いていること
により、課題が解決される。
めに本発明の高周波遮蔽アセンブリ支持体は、請求項１
の特徴部に記載された構造の高周波遮蔽アセンブリ支持
体から出発し、縦方向溝が、平坦な後壁と、この後壁と
向き合って続いている凹状の前壁とによって形成された
概ねＶ字形の断面形状を有していること、ばね要素が縦
方向溝に適合して、縦方向溝の断面形状に対応するＶ字
形断面を有しており、縦方向溝に挟み込むように挿入さ
れていること、ばね要素が縦方向溝の後壁と密着するた
めの平坦な後片とばね片とを含んでおり、このばね片が
鋭角に曲げられて後片に続き、縦方向溝の前壁を押して
いること、後片がその自由な縁部の近傍に平坦なばね突
縁を付けており、この突縁が後片から鋭角に突き出して
おり、その自由な端部がばね片の方向を向いていること
により、課題が解決される。
【０００８】提案された配置構成により、ばね要素を上
方からモジュールレールの開いた縦方向溝に挿入するこ
とができる。この場合、ばね要素はその形状と溝の形状
に基づき、おのずと所定の位置をとり、カバーを組み立
てたり、繰り返し取り外したりするときでもこの位置を
保つ。このばね要素によってカバーの縁板との申し分な
い恒常的接触が保証される。さらに、アセンブリ支持体
を製造する際に、ばね要素をあらかじめ取り付けること
ができ、またアセンブリ支持体の組立部品でばね要素を
取り付けたモジュールレールを供給できる点が長所であ
る。
方からモジュールレールの開いた縦方向溝に挿入するこ
とができる。この場合、ばね要素はその形状と溝の形状
に基づき、おのずと所定の位置をとり、カバーを組み立
てたり、繰り返し取り外したりするときでもこの位置を
保つ。このばね要素によってカバーの縁板との申し分な
い恒常的接触が保証される。さらに、アセンブリ支持体
を製造する際に、ばね要素をあらかじめ取り付けること
ができ、またアセンブリ支持体の組立部品でばね要素を
取り付けたモジュールレールを供給できる点が長所であ
る。
【０００９】ばね要素が打ち抜きで一体成形されてお
り、ばね突縁を形成するためにＵ字形切り込み部を有し
ていることが好適である。
り、ばね突縁を形成するためにＵ字形切り込み部を有し
ていることが好適である。
【００１０】ばね突縁が１つ以上の接触ポイントを付け
ていることが好都合である。この接触ポイントによって
所定の接触箇所と、特に高い比接触圧力が保証される。
ていることが好都合である。この接触ポイントによって
所定の接触箇所と、特に高い比接触圧力が保証される。
【００１１】ばね要素がモジュールレールの縦方向溝の
凹状前壁に申し分なく適合できるように、ばね片の自由
な縦方向縁部を後片の方向に鈍角に折り曲げることがで
きる。
凹状前壁に申し分なく適合できるように、ばね片の自由
な縦方向縁部を後片の方向に鈍角に折り曲げることがで
きる。
【００１２】ばね片に外側に向いた爪を１つ以上付ける
ことができる。この爪は、縦方向溝に押し込んだばね要
素が意図せずに移動したり、はずれたりするのを効果的
に防ぐ。
ことができる。この爪は、縦方向溝に押し込んだばね要
素が意図せずに移動したり、はずれたりするのを効果的
に防ぐ。
【００１３】爪が押し抜かれた三角形であり、その頂点
がばね片の自由な縦方向縁部の方向を向き、ばね要素の
挟み込み方向と反対に向いていることが好都合である。
このような構成に基づき、この爪は簡単に作ることがで
き、また組立を行った後に爪の先端部が縦方向溝の前壁
に食い込んで、万一導電性が劣化した表面層を貫通する
ことによってすぐれた電気的接触を生み出す。
がばね片の自由な縦方向縁部の方向を向き、ばね要素の
挟み込み方向と反対に向いていることが好都合である。
このような構成に基づき、この爪は簡単に作ることがで
き、また組立を行った後に爪の先端部が縦方向溝の前壁
に食い込んで、万一導電性が劣化した表面層を貫通する
ことによってすぐれた電気的接触を生み出す。
【００１４】複数個のばね要素の後片が連結条片によっ
て互いに連結しており、そうすることによって巻取可能
な帯状物を形成していることが得策である。組み立てる
際に、この帯状物からその都度必要な縦方向溝の長さに
対応する数のばね要素を折り取ったり、切り取ったりす
ることができる。
て互いに連結しており、そうすることによって巻取可能
な帯状物を形成していることが得策である。組み立てる
際に、この帯状物からその都度必要な縦方向溝の長さに
対応する数のばね要素を折り取ったり、切り取ったりす
ることができる。
【００１５】必要があれば、２つの下部モジュールレー
ルも、ばね要素を入れた縦方向溝を各々１つ有すること
ができる。これらの縦方向溝に床板の角を折り曲げた細
い縁板が係合する。このような方策により、床板を取り
外せばアセンブリ支持体に装入されたアセンブリに下方
からも接近できる。
ルも、ばね要素を入れた縦方向溝を各々１つ有すること
ができる。これらの縦方向溝に床板の角を折り曲げた細
い縁板が係合する。このような方策により、床板を取り
外せばアセンブリ支持体に装入されたアセンブリに下方
からも接近できる。
【００１６】本発明の別の特徴にしたがい、モジュール
レールがそれらの縦方向溝の後壁に沿って保持部を付け
ている。この保持部は、ばね要素を装入したときにその
後片の縁部が保持部の下に固定されて、直ちにばね要素
の取り付け位置を改善するのに用いられる。
レールがそれらの縦方向溝の後壁に沿って保持部を付け
ている。この保持部は、ばね要素を装入したときにその
後片の縁部が保持部の下に固定されて、直ちにばね要素
の取り付け位置を改善するのに用いられる。
【００１７】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付の２枚の図面
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
【００１８】図１に、角柱状の高周波遮蔽アセンブリ支
持体のやや簡略化した斜視図の断面を示す。このアセン
ブリ支持体は、プリント基板上に構成要素によって構成
された電気的または電子的機器のためのアセンブリを収
容するのに用いられ、金属（なるべくはアルミニウム）
からなる。このアセンブリ支持体は、２つの上部異形モ
ジュールレール１および２と、等しく形成された２つの
下部モジュールレール３および４と、同じ長さのモジュ
ールレール１〜４の両端部にねじ止めされた２枚の側壁
５と、後壁６と、カバー７と、床板８とを有している。
持体のやや簡略化した斜視図の断面を示す。このアセン
ブリ支持体は、プリント基板上に構成要素によって構成
された電気的または電子的機器のためのアセンブリを収
容するのに用いられ、金属（なるべくはアルミニウム）
からなる。このアセンブリ支持体は、２つの上部異形モ
ジュールレール１および２と、等しく形成された２つの
下部モジュールレール３および４と、同じ長さのモジュ
ールレール１〜４の両端部にねじ止めされた２枚の側壁
５と、後壁６と、カバー７と、床板８とを有している。
【００１９】平行なモジュールレール１、２、３および
４は、押し出し成形品として形成されており、長穴１０
を付けたジブ９を有している。これらの長穴１０を用い
て上部もしくは下部モジュールレール１、２もしくは
３、４の間にガイドレール１１が固定されている。これ
らのガイドレール１１は、アセンブリのプリント基板
（図示せず）を装入するのに用いられる。モジュールレ
ール１〜４の端部の断面内の縦穴１２には、側壁５をね
じ止めするための雌ねじを付けることができる。
４は、押し出し成形品として形成されており、長穴１０
を付けたジブ９を有している。これらの長穴１０を用い
て上部もしくは下部モジュールレール１、２もしくは
３、４の間にガイドレール１１が固定されている。これ
らのガイドレール１１は、アセンブリのプリント基板
（図示せず）を装入するのに用いられる。モジュールレ
ール１〜４の端部の断面内の縦穴１２には、側壁５をね
じ止めするための雌ねじを付けることができる。
【００２０】２つの上部モジュールレール１、２と２つ
の下部モジュールレール３、４はそれぞれ、開口部が
外、上もしくは下に向いた縦方向溝１３を有している。
これらの縦方向溝１３の各々には、ばね要素１４が取り
付けられている。縦方向溝１３は、概ねＶ字形断面形状
をしており、平坦な後壁１５とこれと向き合ってこれに
連続的に続いてゆく凹状の前壁１６とによって形成され
ている。
の下部モジュールレール３、４はそれぞれ、開口部が
外、上もしくは下に向いた縦方向溝１３を有している。
これらの縦方向溝１３の各々には、ばね要素１４が取り
付けられている。縦方向溝１３は、概ねＶ字形断面形状
をしており、平坦な後壁１５とこれと向き合ってこれに
連続的に続いてゆく凹状の前壁１６とによって形成され
ている。
【００２１】アルミニウム板からなる平坦で矩形の側壁
５は、縦穴１２の雌ねじにねじ込まれるねじ込みボルト
（図示せず）を用いて４つのモジュールレール１〜４に
ねじ止めされ、これらのモジュールレールと一緒にフレ
ームを形成する。
５は、縦穴１２の雌ねじにねじ込まれるねじ込みボルト
（図示せず）を用いて４つのモジュールレール１〜４に
ねじ止めされ、これらのモジュールレールと一緒にフレ
ームを形成する。
【００２２】やはりアルミニウムで作られた長方形の後
壁は、図示されない仕方で２つの後部モジュールレール
２および４の後ろ側に高周波を遮蔽するように固定され
ている。これはたとえば密に並置した多数の固定ねじに
よって行うことができる。図１で、アセンブリ支持体の
少し上方に示されている通気口１７を付けたカバー７は
前部と後部に、角を直角に折り曲げた２つの細い縁板１
８を有している。これらの縁板１８は、カバー７を取り
付けるとき２つの矢印１９および２０の方向に２つの上
部モジュールレール１および２の縦方向溝１３と係合す
る。
壁は、図示されない仕方で２つの後部モジュールレール
２および４の後ろ側に高周波を遮蔽するように固定され
ている。これはたとえば密に並置した多数の固定ねじに
よって行うことができる。図１で、アセンブリ支持体の
少し上方に示されている通気口１７を付けたカバー７は
前部と後部に、角を直角に折り曲げた２つの細い縁板１
８を有している。これらの縁板１８は、カバー７を取り
付けるとき２つの矢印１９および２０の方向に２つの上
部モジュールレール１および２の縦方向溝１３と係合す
る。
【００２３】２つの上部モジュールレール１および２の
縦方向溝１３の各々に、帯状のばね要素１４が挟み込む
ように挿入されている。ばね要素１４は、カバー７を取
り付け、固定ねじ（図示せず）で上部モジュールレール
１および２にねじ止めするときに、モジュールレール１
もしくは２とカバー７との間に電気的接触を生ずる。ば
ね要素１４は縦方向溝１３に適合し、そのうえ縦方向溝
１３のＶ字形断面形状と対応する概ねＶ字形の断面を有
している。
縦方向溝１３の各々に、帯状のばね要素１４が挟み込む
ように挿入されている。ばね要素１４は、カバー７を取
り付け、固定ねじ（図示せず）で上部モジュールレール
１および２にねじ止めするときに、モジュールレール１
もしくは２とカバー７との間に電気的接触を生ずる。ば
ね要素１４は縦方向溝１３に適合し、そのうえ縦方向溝
１３のＶ字形断面形状と対応する概ねＶ字形の断面を有
している。
【００２４】例えば高級鋼から一体に作られているばね
要素１４は、平坦な後片２１とばね片２２とを有してい
る（図２および３参照）。ばね片２２は、約７５度の鋭
角２３で後片２１に設けられている。ばね要素１４を縦
方向溝１３に差し込むと、ばね片２２が弾性的に後片２
１の方向に旋回して後片２１は縦方向溝１３の後壁１５
と密着し、ばね片２２は凹状前壁１６を押し付ける。こ
の状態は、図１から分かる。
要素１４は、平坦な後片２１とばね片２２とを有してい
る（図２および３参照）。ばね片２２は、約７５度の鋭
角２３で後片２１に設けられている。ばね要素１４を縦
方向溝１３に差し込むと、ばね片２２が弾性的に後片２
１の方向に旋回して後片２１は縦方向溝１３の後壁１５
と密着し、ばね片２２は凹状前壁１６を押し付ける。こ
の状態は、図１から分かる。
【００２５】ばね要素１４の後片２１の自由な縁部２４
の近傍に平坦なばね突縁２５が設けられている。このば
ね突縁２５は後片２１から約２０度の非常な鋭角２６で
突き出しており、その自由な端部２７がばね片２２の方
向に向いている。このばね突縁２５は、その自由な端部
２７の近傍に、底面が円形の接触ポイント２８を付けて
いる。
の近傍に平坦なばね突縁２５が設けられている。このば
ね突縁２５は後片２１から約２０度の非常な鋭角２６で
突き出しており、その自由な端部２７がばね片２２の方
向に向いている。このばね突縁２５は、その自由な端部
２７の近傍に、底面が円形の接触ポイント２８を付けて
いる。
【００２６】ばね片２２の自由な縦方向縁部２９は、後
片２１の方向に鈍角３０に折り曲げられている。ばね片
２２は外側（後片２１と反対側）に向いた爪３１を付け
ている。
片２１の方向に鈍角３０に折り曲げられている。ばね片
２２は外側（後片２１と反対側）に向いた爪３１を付け
ている。
【００２７】ばね要素１４は、薄条板の型抜きにより一
体成形されている。ばね突縁２５を形成するために、ば
ね要素１４はＵ字形切り込み部３２を有している。爪３
１は型抜きの際に押し抜かれた三角形（図２および４参
照）であり、その頂点３３はばね片２２の自由な縦方向
縁部２９の方向に、したがってばね要素１４の挟み込み
方向とは反対に向いている。
体成形されている。ばね突縁２５を形成するために、ば
ね要素１４はＵ字形切り込み部３２を有している。爪３
１は型抜きの際に押し抜かれた三角形（図２および４参
照）であり、その頂点３３はばね片２２の自由な縦方向
縁部２９の方向に、したがってばね要素１４の挟み込み
方向とは反対に向いている。
【００２８】複数個のばね要素１４の後片２１が連結条
片３４によって互いに連結しており、そうすることによ
って容易に切り離すことができる帯状物３５を形成して
いる。
片３４によって互いに連結しており、そうすることによ
って容易に切り離すことができる帯状物３５を形成して
いる。
【００２９】図１に示すアセンブリ支持体では、２つの
下部モジュールレール３および４もばね要素１４′を挟
み込んだ縦方向溝１３′を各々１つ有している。これら
の縦方向溝１３′もばね要素１４′も、２つの上部モジ
ュールレール１および２の縦方向溝１３およびばね要素
１４と正確に等しく形成されている。床板８は、カバー
７に対応する縁板１８′を付けている。縁板１８′は、
床板８を図示されているように取り付けねじ止めしたと
きに、モジュールレール３もしくは４と床板８との間に
電気的接触を保証する。
下部モジュールレール３および４もばね要素１４′を挟
み込んだ縦方向溝１３′を各々１つ有している。これら
の縦方向溝１３′もばね要素１４′も、２つの上部モジ
ュールレール１および２の縦方向溝１３およびばね要素
１４と正確に等しく形成されている。床板８は、カバー
７に対応する縁板１８′を付けている。縁板１８′は、
床板８を図示されているように取り付けねじ止めしたと
きに、モジュールレール３もしくは４と床板８との間に
電気的接触を保証する。
【００３０】モジュールレール１〜４は、それらの縦方
向溝１３、１３′の後壁１５に沿って正方形断面の保持
部３６を付けている。この保持部３６には、挟み込まれ
たばね要素１４もしくは１４′の後片２１の縁部２４が
突き当たる。
向溝１３、１３′の後壁１５に沿って正方形断面の保持
部３６を付けている。この保持部３６には、挟み込まれ
たばね要素１４もしくは１４′の後片２１の縁部２４が
突き当たる。
【図１】ほぼ原寸大の高周波遮蔽アセンブリ支持体の斜
視図の横断面である。
視図の横断面である。
【図２】数倍に拡大した、互いに連結したばね要素の正
面図である。
面図である。
【図３】図２に従うばね要素の、図２の線ＩＩＩ−ＩＩ
Ｉで切断された断面図である。
Ｉで切断された断面図である。
【図４】図２および３に従う複数個のばね要素を互いに
連結した帯状物の平面図である。
連結した帯状物の平面図である。
１、２ 上部モジュールレール ３、４ 下部モジュールレール ５ 側壁 ６ 後壁 ７ カバー ８ 床板 ９ ジブ １０ 長穴 １１ ガイドレール １２ 縦穴 １３、１３′ 縦方向溝 １４、１４′ ばね要素 １５ 後壁 １６ 前壁 １７ 通気口 １８、１８′ 縁板 １９、２０ 矢印 ２１ 後片 ２２ ばね片 ２３、２６、３０ 角度 ２４ 縁部 ２５ ばね突縁 ２７ 端部 ２８ 接触ポイント ２９ 縦方向縁部 ３１ 爪 ３２ 切り込み部 ３３ 頂点 ３４ 連結条片 ３５ 帯状物 ３６ 保持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウス プファイファー ドイツ連邦共和国 デー−7500 カール スルーエ 51 ハウフシュトラーセ ９ (56)参考文献 実公 平１−32798（ＪＰ，Ｙ２) 独国特許出願公開3928461（ＤＥ，Ａ １)
Claims (9)
- 【請求項１】 ２つの上部モジュールレールおよび２つ
の平行な下部モジュールレールと、 これらのモジュールレールの端部にねじ止めされた２つ
の側壁と、 下部モジュールレールの下方に設けられた床板と、 上部モジュールレールに取り外せるように固定されたカ
バーとを有し、このカバーは角を折り曲げた２つの細い
縁板を付けており、２つの上部モジュールレールはそれ
ぞれ縦方向溝を有し、固定されたカバーの縁板がこれら
の縦方向溝と係合し、各々の縦方向溝にモジュールレー
ルとカバーとの電気的接触を保証する金属製ばね要素が
１つ以上取り付けられている、電気的および電子的機器
用のアセンブリを装入するための高周波遮蔽アセンブリ
支持体において、 縦方向溝（１３）が、平坦な後壁（１５）と、この後壁
と向き合って続いている凹状の前壁（１６）とによって
形成された概ねＶ字形の断面形状を有していること、 ばね要素（１４）が縦方向溝（１３）に適合して縦方向
溝（１３）の断面形状に対応するＶ字形断面を有してお
り、縦方向溝（１３）に挟み込むように挿入されている
こと、 ばね要素（１４）が縦方向溝（１３）の後壁（１５）と
密着するための平坦な後片（２１）とばね片（２２）と
を含んでおり、このばね片（２２）が鋭角（２３）に曲
げられて後片（２１）に続き、縦方向溝（１３）の前壁
（１６）を押し付けていること、 後片（２１）がその自由な縁部（２４）の近傍に平坦な
ばね突縁（２５）を付けており、この突縁（２５）が後
片（２１）から鋭角（２６）に突き出しており、その自
由な端部（２７）がばね片（２２）の方向を向いている
ことを特徴とする高周波遮蔽アセンブリ支持体。 - 【請求項２】 ばね要素（１４）が一体成形されてお
り、ばね突縁（２５）を形成するためのＵ字形切り込み
部（３２）を有している請求項１記載の高周波遮蔽アセ
ンブリ支持体。 - 【請求項３】 ばね突縁（２５）が１つ以上の接触ポイ
ント（２８）を付けている請求項１または２に記載の高
周波遮蔽アセンブリ支持体。 - 【請求項４】 ばね片（２２）の自由な縦方向縁部（２
９）が後片（２１）の方向に鈍角（３０）で折り曲げら
れている請求項１から３のいずれか１項に記載の高周波
遮蔽アセンブリ支持体。 - 【請求項５】 ばね片（２２）が外側に向いた爪（３
１）を１つ以上付けている請求項１から４のいずれか１
項に記載の高周波遮蔽アセンブリ支持体。 - 【請求項６】 爪（３１）が押し抜かれた三角形であ
り、その頂点（３３）がばね片（２２）の自由な縦方向
縁部（２９）の方向を向き、ばね要素（１４）の挟み込
み方向とは反対に向いている請求項５に記載の高周波遮
蔽アセンブリ支持体。 - 【請求項７】 複数個のばね要素（１４）の後片（２
１）が連結条片（３４）によって互いに連結しており、
帯状物（３５）を形成している請求項１から６のいずれ
か１項に記載の高周波遮蔽アセンブリ支持体。 - 【請求項８】 ２つの下部モジュールレール（３、４）
が上部モジュールレール（１、２）と同様に、ばね要素
（１４′）を入れた縦方向溝（１３′）を各々１つ有し
ており、これらの縦方向溝に床板（８）の角を折り曲げ
た細い縁板（１８′）が係合している請求項１から７の
いずれか１項に記載の高周波遮蔽アセンブリ支持体。 - 【請求項９】 モジュールレール（１、２、３、４）が
それらの縦方向溝（１３）の後壁（１５）に沿って保持
部（３６）を付けている請求項１から８のいずれか１項
に記載の高周波遮蔽アセンブリ支持体。
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