JP2608581B2 - リール台回転伝達装置 - Google Patents

リール台回転伝達装置

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JP2608581B2 JP63124746A JP12474688A JP2608581B2 JP 2608581 B2 JP2608581 B2 JP 2608581B2 JP 63124746 A JP63124746 A JP 63124746A JP 12474688 A JP12474688 A JP 12474688A JP 2608581 B2 JP2608581 B2 JP 2608581B2
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明彦 山村
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はビデオテープレコーダなどの磁気記録再生装
置のリール台回転伝達装置に関するものであり、特に数
種類のカセツトを使用する上でリール台を昇降させる必
要性のある場合などにおいて利用できるリール台回転伝
達装置に関するものである。
従来の技術 リール間寸法および大きさが異なる大小2種類のカセ
ツトを選択的に装着し得るリール台回転伝達装置は本出
願人により特願昭62−279549号で既に提案されており、
ビデオテープレコーダなどの磁気記録再生装置に用いら
れている。
第3図,第4図はこのリール台回転伝達装置の例を示
すものである。第3図において、1はローラであり、図
示しないモータと連結されている。2は小カセツト巻取
りリール台で昇降自在に構成されている。3はアイドラ
であり、前記ローラ1とリール台2に圧接している。4
は回動レバーであり、軸5の回りに回動可能であり、前
記アイドラ3は、この回動レバー4上に植設された軸6
の回りに回転自在に取付けられている。7はばねであ
り、アイドラ3がローラ1とリール台2に圧接するよう
付勢している。8はソレノイドであり、ピン9により回
動レバー4と係合している。
以上のように構成された従来のリール台回転伝達装置
において、ローラ1を図示しないモータで回転させる
と、アイドラ3がローラ1とリール台2に圧接されてい
るため、アイドラ3がローラ1との摩擦力によつて回転
し、さらにその回転が摩擦力によりリール台2に伝達さ
れることになる。ソレノイド8を励磁すると、回動レバ
ー4が軸5を中心として反時計回りに回動し、その結果
アイドラ3がローラ1およびリール台2から離れ、ロー
ラ1の回転はリール台2に伝達されないような構成とな
つている。以上のような構成は、大きさの異なる数種類
のカセツトを使用する装置において、リール台を昇降さ
せ、リール台が上昇時のみ外部モータからリール台に回
転伝達させる場合に利用できる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、伝達手段として
アイドラ3という摩擦伝達機構を使つているために、伝
達過程ですべりが生じ、伝達が確実でなく、また摩擦力
が周囲の環境や時間によつて変化するため信頼性の面で
欠けているとともに、十分な圧着力を必要とするため、
リール台2やローラ1の軸に大きな側圧がかかり、回転
負荷が重くなる点、さらに、アイドラ3の適正なくい込
みを得るために、アイドラ3の位置、大きさが限定され
るという問題があつた。また、アイドラ3の代りに歯車
を用いたとしても、歯車をかみ合わすときに歯先と歯先
が接触してかみ合わない場合が生じ、確実な動作を得る
ことが困難という問題があつた。
本発明はこのような問題を解決するもので、伝達手段
として歯車を利用するとともに、リール台回転駆動時に
は、必ず歯車がかみ合うようにしたリール台回転伝達装
置を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 この問題を解決するために本発明は、モータに連結さ
れた駆動歯車と、カセット内に収納された磁気テープを
巻装するリールに係合するリール台と、前記駆動歯車と
前記リール台の歯車の両方にかみあい可能な伝達歯車
と、この伝達歯車を前記駆動歯車と前記リール台の歯車
にかみ合い可能な位置に付勢する手段と、前記駆動歯車
および前記リール台の歯車のかみ合いを解除する位置ま
で前記伝達歯車を移動させる手段と、カセットが所定位
置に装着された際、前記駆動歯車またはリール台を、前
記伝達歯車が前記駆動歯車と前記リール台の歯車にとも
にかみ合うに必要なだけ回転させる手段とを具備したも
のである。
作用 この構成により、伝達手段として歯車を用いること
で、すべりをなくすとともに信頼性を向上し、大きな側
圧を必要としない上に、位置的にも拘束されないことと
なる。また、万一歯先と歯先が当つた場合でも、カセツ
ト装着検出直後、テープを必要量巻戻すことによりリー
ル台が回転し、伝達歯車と必ずかみ合うとともに、伝達
歯車の回転により、伝達歯車と駆動歯車が確実にかみ合
う。あるいは駆動歯車を必要量回転させることにより伝
達歯車と必ずかみ合うとともに伝達歯車の回転により伝
達歯車とリール台の歯車が確実にかみ合うことが可能と
なる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面に基づいて説
明する。
第1図および第2図において、11は大カセツト12およ
び小カセツト13に共通に用いられる供給リール台、14は
大カセツト巻取りリール台外周の駆動歯車であり、モー
タ15の軸15aと連結されている。16は小カセツト巻取り
リール台であり、外周に歯車を有している。17は伝達歯
車であり、駆動歯車14と巻取りリール台16の歯車とかみ
合う位置にある。18は回動レバーであり、軸19の回りに
回動可能である。20は前記回動レバー18上に植設された
軸であり、前記伝達歯車17は軸20の回りに回転自在に取
付けられている。21はばねであり、前記回動レバー18を
時計回りに回動するように付勢している。22はピンであ
り、伝達歯車17が駆動歯車14と巻取りリール台16の歯車
にかみ合う位置で回動レバー18を係止させるストツパー
の役目をしている。23はソレノイドであり、ピン24によ
つて回動レバー18と係合している。なお、25は基盤、26
はカセツトが装着されたことを検知するマイクロスイツ
チである。
以上のように構成されたリール台回転伝達装置の動作
について説明すると、カセツトが装着されるとマイクロ
スイツチ26が作動する。そして駆動歯車14がモータ15で
回転駆動されると、伝達歯車17を介して巻取りリール台
16に回転伝達されることになる。ソレノイド23を励磁す
ると、回動レバー18が軸19を中心として反時計方向に回
動し、駆動歯車14と巻取りリール台16の歯車から伝達歯
車17を離すことになる。さらにソレノイド23の励磁を止
めると、ばね21により回動レバー18が軸19を中心として
時計方向に回動し、あらかじめ調整されたピン22により
係止される。伝達歯車17が巻取りリール台16の歯車とか
み合うときに、歯先と歯先が当つてかみ合わない場合で
も、例えばマイクロスイツチ26により小カセツト装着検
出直後、伝達歯車17が所定位置に移動する場合に、小カ
セツト巻取りリール台16に駆動歯車14よりも先に当たる
ように構成されたものにおいては、供給リール台11を巻
戻し方向に必要量回転させテープを必要量巻戻すことに
より、小カセツト巻取りリール台16が回転し伝達歯車17
と必ずかみ合うとともに、伝達歯車17の回転により伝達
歯車17と駆動歯車14が確実にかみ合う。あるいは伝達歯
車17が所定位置に移動する場合に、駆動歯車14に小カセ
ツト巻取りリール台16よりも先に当たるよう構成された
ものにおいては、駆動歯車14を必要量回転させることに
より、伝達歯車17と必ずかみ合うとともに、伝達歯車17
の回転により伝達歯車17と小カセツト巻取りリール台16
の歯車が確実にかみ合うことが可能となる。
また、歯車のかみ合いを確実にするために供給リール
台11あるいは大カセツト巻取りリール台の回転量の制御
を歯先と歯先が当つた状態からかみ合つた状態における
モニタのトルク変動を検出することにより行なつてもよ
い。あるいは伝達歯車17の位置を検出するセンサーを設
け、伝達歯車17が所定の位置に移動したことを検出した
時点で供給リール台11あるいは大カセツト巻取りリール
台の回転を停止するようにしてもよい。
以上のように本実施例によれば、モニタ15に連結され
た駆動歯車14と、その外周部に歯車を有する小カセツト
巻取りリール台16と、前記駆動歯車14と前記小カセツト
巻取りリール台16の間に位置し駆動歯車14と小カセツト
巻取りリール台16の歯車にかみ合い可能な伝達歯車17
と、この伝達歯車17を前記2つの歯車とかみ合い可能な
位置に付勢する手段(ばね21)と、かみ合いを解除する
位置まで移動させる手段(ソレノイド23)とを備え、前
記伝達歯車17が小カセツト巻取りリール台16に駆動歯車
14よりも先に当たるように構成されたものにおいては、
供給リール台11を巻戻し方向に必要量回転させテープを
必要量巻戻すことにより小カセツト巻取りリール台16が
回転し伝達歯車17と必ずかみ合うとともに、伝達歯車17
の回転により伝達歯車17と駆動歯車14が確実にかみ合
う。あるいは伝達歯車17が所定位置に移動する場合に駆
動歯車14に小カセツト巻取りリール台16よりも先に当た
るよう構成されたものにおいては、駆動歯車14を必要量
回転させることにより伝達歯車17と必ずかみ合うととも
に伝達歯車17の回転により伝達歯車17と小カセツト巻取
りリール台16の歯車が確実にかみ合うことが可能とな
り、歯車列が常にかみ合い状態を得、小カセツト巻取り
リール台16を確実に回転駆動することができる。
ところで、本実施例では伝達歯車17を介して駆動歯車
14の回転を小カセツト巻取りリール台16の歯車に伝達し
たが、逆に小カセツト巻取りリール台16の歯車を駆動源
として伝達歯車17を介して大カセツト巻取りリール台に
その回転を伝達してもよい。
なお、本実施例におけるリール台回転伝達装置はビデ
オテープレコーダあるいはオーデイオテープレコーダな
どに利用できる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、カセットが所定位置に
装着された際,リール台の歯車あるいは駆動歯車のいず
れかを回転させることにより、駆動歯車,伝達歯車およ
びリール台の歯車が常にかみ合い、リール台を確実に駆
動できる。従つて、従来のような摩擦伝達機構を用いて
いた場合のような側圧が大きくなつて回転負荷が重くな
るような問題がなく、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のリール台回転伝達装置の平
面図、第2図は第1図の側面図、第3図は従来のリール
台回転伝達装置の平面図、第4図は第3図の側面図であ
る。 11……供給リール台、12……大カセツト、13……小カセ
ツト、14……大カセツト巻取りリール台外周の駆動歯
車、15……モータ、16……小カセツト巻取りリール台、
17……伝達歯車、18……回動レバー、19……軸、20……
軸、21……ばね、22……ピン、23……ソレノイド。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータに連結された駆動歯車と、カセット
    内に収納された磁気テープを巻装するリールに係合する
    リール台と、前記駆動歯車と前記リール台の歯車の両方
    にかみあい可能な伝達歯車と、この伝達歯車を前記駆動
    歯車と前記リール台の歯車にかみ合い可能な位置に付勢
    する手段と、前記駆動歯車および前記リール台の歯車の
    かみ合いを解除する位置まで前記伝達歯車を移動させる
    手段と、カセットが所定位置に装着された際、前記駆動
    歯車またはリール台を、前記伝達歯車が前記駆動歯車と
    前記リール台の歯車にともにかみ合うに必要なだけ回転
    させる手段とを具備したリール台回転伝達装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62279549A (ja) * 1986-05-29 1987-12-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録再生装置

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