JPS6362811B2 - - Google Patents

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JPS6362811B2
JPS6362811B2 JP57029324A JP2932482A JPS6362811B2 JP S6362811 B2 JPS6362811 B2 JP S6362811B2 JP 57029324 A JP57029324 A JP 57029324A JP 2932482 A JP2932482 A JP 2932482A JP S6362811 B2 JPS6362811 B2 JP S6362811B2
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control member
brake control
rotating body
magnetic tape
motor
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JP57029324A
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Priority to AU11740/83A priority patent/AU538357B2/en
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Priority to DE8383301013T priority patent/DE3380714D1/de
Priority to EP83301013A priority patent/EP0087952B1/en
Publication of JPS58147835A publication Critical patent/JPS58147835A/ja
Priority to US06/756,697 priority patent/US4672476A/en
Publication of JPS6362811B2 publication Critical patent/JPS6362811B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/10Manually-operated control; Solenoid-operated control

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特にモータの回転を利用して動作態様
を切換える機構を有するビデオテープレコーダな
どの磁気テープ装置に関する。
一般に磁気テープ装置の動作態様を切換える方
式には手動操作によるものと、プランジヤーを用
いるものの2方式がよく知られている。しかしな
がら、手動操作によるものは操作性の悪さと、遠
隔制御が出来ないなどの難点があり、プランジヤ
ーを用いるものはコストが上がつたり、重さが重
くなつたり操作音が大きいといつた問題がある。
そこで近年、このような問題を解決するためにモ
ータの回転で動作態様を切換える方式が導入され
る様になつてきた(例えば特願昭55−15263号)
が、この方式にも大きな問題が残されている。例
えば、モータの一方広の回転で停止態様からテー
プを早送りする早巻き態様に切換え、逆方向の回
転で早巻き態様から停止態様に切換える様な一般
的な機構においては、動作力を十分得る為、モー
タの回転を大きく減速して使用する。そのため、
早巻き態様において例えば光学的にテープ終端の
近傍を検出しても、上記モータが回転して早巻き
態様から停止態様に移るまでに時間がかかり、こ
れによつてテープが終端まで突入してしまつてテ
ープに過大張力がかかるという大きな問題があつ
た。さらには、このような方式での動作態様の切
換えはカムを使う場合が多いのであるが、動作力
の関係でカムの圧力角も限界があつて十分なスト
ロークが得られずブレーキ動作を確実なものにす
るため部品単品の精度を厳しく管理する必要が生
じていた。また近年の傾向として、磁気テープ装
置もさまざまな機能が要求されるようになつてき
たが、このような多機能化に対してもモータの回
転で動作態様を切換え、さらには切換えた態様に
応じて適確にブレーキを動作を制御することは困
難な状況にあつた。
本発明は、以上の問題を解決し得るもので、モ
ータ駆動方式であるにもかかわらず、早巻き態様
から停止態様に移るのにプランジヤー駆動方式並
みのブレーキ動作を行なわしめるとともに他の態
様への移動においても確実にブレーキ動作を制御
し得る磁気テープ装置を提供するものである。
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明す
る。第1図は本実施例の上面図を示す。図中、基
板2の上面に植立せる軸4,6に各々回転自在に
遊嵌された巻取リール台10および供給リール台
12は、カセツト20を装置本体の所定の箇所に
装着すると、カセツト20内の巻取リールハブ1
4、供給リールハブ16と各々係合し、前記両リ
ール台10,12に設けた爪8により一体的に回
転し得る。
第2図はリール台駆動系の断面図を示すが、巻
取リール台10、供給リール台12はそれぞれリ
ール歯車30,40を有し、該リール歯車30,
40は基板2上に植立せる軸50,60に回転自
在に遊嵌せる巻取リールアイドラギアユニツト5
2、供給リールアイドラギアユニツト62とそれ
ぞれ噛合し回転駆動される。該巻取リールアイド
ラギアユニツト52および供給リールアイドラギ
アユニツト62は第2図に示すようにそれぞれ巻
取リールアイドラギア54aと供給リールアイド
ラギア64aの回転がフエルト56,66等の摩
擦部材を用いたクラツチ手段を介してリール歯車
30,40に噛合する巻取リールアイドラギア5
4bと供給リールアイドラギア64bに伝達され
る構造となつている。
一方基板2に固定された軸受部材70に軸支さ
れたキヤプスタン72はその一部に回転ローラ部
74を有し、該回転ローラ部74に所定の圧着力
を付与されて圧着しているメインアイドラ76に
その回転を伝達する。メインアイドラ76は一体
に構成されたプーリ部78と基板2に植立された
軸80に回転自在に遊嵌した中継ローラ82との
間にベルト84を張架されており、その回転を中
継ローラ82に伝達する。前記軸80には一端に
回転自在なアイドラギア86を軸支した回動アー
ム88が遊嵌されると共に外周に多極着磁された
マグネツト90が前記軸80とほぼ同心となるよ
うに回動アーム88上に一体に載置されている。
さらに前記中継ローラ82の内周にはマグネツト
90と所定のクリアランスをあけて対向すべく磁
気的にヒステリシス特性を持つ磁性材料92が固
定され、前記マグネツト90との間に所定の吸引
力を発生し、中継ローラ82の回転方向と同一方
向の回転力を回動アーム88に付与する。さらに
前記アイドラギア86は常時中継ローラ82に設
けた歯車部94と噛合するよう構成されると共に
装置の動作態様に応じて中継ローラ82の回転に
よつて前記巻取リールアイドラギア54aあるい
は、供給リールアイドラギア64aのいずれかに
噛合してキヤプスタン72の回転をその回転方向
に応じ前記巻取リール台10又は供給リール台1
2へ選択的に伝達する構成になつている。
また、第1図において、基板2に植立した軸9
6に回動自在に遊嵌しているレバー98は引張り
ばね100により時計方向に付勢され一端には回
転自在なアイドラタイヤ102を載置した中継レ
バー104が軸106により回動自在に軸支され
ている。該軸106は基板2の裏面まで延長して
あり、後述するブレーキ制御部材に当接可能な構
成になつており、さらに装置の停止態様において
は巻取リールアイドラギア52と、供給リールア
イドラギア62からの距離がほぼ等しい位置にく
る様に案内(図示せず)が設けてある。また、後
述するブレーキ制御部材が停止態様における位置
から移動し、前記軸106との当接が解除される
とレバー98は前記引張りばね100により回動
させられアイドラタイヤ102が第2図に示すベ
ルト84の背面に当接する。詳細な説明は省略す
るがこのときアイドラタイヤ102には弱い回転
制動力をかける様にしているので、ベルト84の
回転方向に応じて、巻取リールアイドラギア54
bに一体に設けてあるプーリ部59又は供給リー
ルアイドラギア64bに一体に設けたプーリ部6
9のいずれかとの間に入り込むキヤプスタン72
の回転を巻取リール台10又は供給リール台12
へ選択的に伝達し早送り態様又は巻戻し態様にな
る。なおこの時前記したアイドラギア86は中継
ローラ82の回転にもかかわらず規制部材(図示
せず)により巻取リールアイドラギア54aと供
給リールアイドラギア64aからの距離がほぼ等
しい位置に来る様にしてあり両リール台10,1
2のいずれへも回転を伝達しないようにしてあ
る。
基板2に植立した軸110,120にはそれぞ
れ巻取側ブレーキ112、供給側ブレーキ122
が回動自在に遊嵌すると共に引張りばね114,
124によりそれぞれ第1図において時計方向お
よび反時計方向に付勢されている。本実施例にて
示すブレーキ構造は周知のような複動ブレーキで
あり、引張ばね116,126により両ブレーキ
112,122が前記両リール台10,12に喰
い込んだときのブレーキ力を調整するようになつ
ている。118および128はそれぞれ巻取側ブ
レーキ112と供給側ブレーキ122に基板2の
裏面方向に植立されたキツクピンであり、いずれ
も第1図左方向に該キツクピン118,128を
後述するブレーキ制御部材130より押圧するこ
とにより両ブレーキ112,122を両リール台
10,12から離間し、ブレーキ力を解除出来る
構成となつている。
次に第3図から第7図により基板2の裏面の構
成を説明する。第3図は装置の停止態様を示すが
ブレーキ制御部材130は基板2に植立された前
記巻取リール軸4、巻取リールアイドラギア軸5
0および基板2の裏面に植立されたガイド軸13
2,134により案内されている。更にブレーキ
制御部材130は引張りばね136により第3図
左方向に付勢されると共に長穴140の巾は他の
長穴に比べ軸径とほぼ等しい値となつているの
で、引張りばね138によりガイド軸132を中
心に第3図時計方向に付勢されている。このとき
外周に歯車を持ち前記ガイド軸134に回転自在
に遊嵌したギアであるところの第1回転体142
の端面に端けた溝カム144に、ブレーキ制御部
材130に植立したカムフオロア146が係合す
ると共に第1回転体142の端面に設けた係合部
148とブレーキ制御部材130に固定された爪
部150と当接しているので第3図の状態を保
つ。152はブレーキ制御部材130に植立した
軸156に回動自在に遊嵌した爪付レバーであり
引張りばね158により第3図反時計方向に回動
付勢され、その先端はブレーキ制御部材130に
設けたストツパ159に当接し、回動規制を受け
ている。160は第1回転体142に設けた歯車
部143に噛合し第1回転体142を回転駆動す
る駆動歯車で、モータ(図示せず)により回転さ
せられる。162は基板2の裏面に植立した軸1
64に回転自在に遊嵌したギアであるところの第
2回転体で端面には溝カム166が形成されると
共に外周は歯車部170を有し、第1回転体14
2と噛合している。第3図の状態から第1回転体
142が時計方向に回転すると係合部148と爪
部150が係合し、引張りばね136の力に抗し
てブレーキ制御部材130を右方向へ移動せしめ
る構造になつている。このときカムフオロア14
6と、溝カム部144の係合を離脱せしめるべく
溝カム部144には逃げ部145を設けてある。
このとき爪付レバー152もブレーキ制御部材1
30と一体に右方向へ移動し爪部154が第2回
転体162の歯車部170と係合関係をなし、第
4図に示す状態となる。この状態から第1回転体
142が第4図反時計方向に回転すると、前記歯
車部170と爪部154が係合しているので、歯
車部170が爪部154を矢印A方向に押圧する
ことになりブレーキ制御部材130は引張りばね
138の回動付勢力に抗してガイド軸132を中
心に矢印A方向に回動し、しかもガイド軸132
から爪部154までの距離l1とガイド軸132か
ら、爪部150までの距離l2の比から爪部154
の動きが爪部150では大きく拡大されるので即
座に、係合部148と爪部150の係合が解除さ
れて引張りばね136によつて第3図の位置に復
帰する構造になつている。またこのとき前記した
溝カム144には逃げ部145が設けてあるので
カムフオロア146が矢印A方向へのブレーキ制
御部材130の回動を阻止することもない。また
第7図に第1回転体142に設けた溝カム144
のカム線図を示していることからもわかるように
第3図の停止態様から第1回転体142が反時計
方向に回動するとブレーキ制御部材130は溝カ
ム144とカムフオロア146の係合により、第
1回転体142が時計方向回転したときと同様に
右方向へ移動する。このとき爪付レバー152の
爪部154が第2回転体162の歯車部170と
係合関係をなし得る位置に移動するが、第6図に
示すように第2回転体162の歯車部170に歯
車外径よりわずかに大きな径となしたフランジ1
68を第2回転体162の外周に部分的に設け設
け爪部154と歯車部170は第1回転体142
の停止態様から第3図反時計方向回転において
は、係合しないような構成にしてある。
次に動作について説明する。
第3図に示す停止態様から、早送り釦(図示せ
ず)を押すとキヤプスタン72が第1図時計方向
に、回転するのでメインアイドラ76は第1図反
時計方向に回転し、ベルト84と中継ローラ82
も第1図反時計方向に回転をする。モータ(図示
せず)により駆動歯車160が第3図反時計方向
に回転するので第1回転体142は第3図時計方
向に回転する。従つて係合部148と爪部150
が、係合関係をなしブレーキ制御部材130は第
7図に示すように第1回転体142の回転角で決
定される量である3mmだけ第3図右方向へ移動す
る。第1回転体142が所定量回転するとスイツ
チ(図示せず)が入つてモータの回転が停止し、
第4図に示す状態となる。
ブレーキ制御部材130の移動によつてレバー
98に植立し基板2の裏面に伸びている軸106
とブレーキ制御部材130の当接は解除されるの
で引張りばね100により、アイドラタイヤ10
2はベルト84の背面に当接する位置まで移動す
る。一方ベルト84は第1図反時計方向に回転し
ているので中継レバー104は軸106を中心に
第1図時計方向に回動しアイドラタイヤ102は
ベルト84と巻取リールアイドラギア52との間
に転接し巻取リール台10を第1図時計方向に高
速回転させる。同時にブレーキ制御部材130の
ブレーキキツク部172は、両ブレーキ112,
122に植立され基板2の裏面に伸びているキツ
クピン118を第4図右方向に押圧移動させ両リ
ール台10,12のブレーキ力を解除し、早送り
態様となる。
又このとき爪付レバー152の爪部154は第
2回転体162の歯車部170とかみ合う位置に
くるが、第2回転体162の回転方向は第4図反
時計方向であり、爪付レバー152は逃げ勝手の
方向となり、無理な力がかかることはない。
次に前記した早送り態様から、例えば光学的に
透明テープを検出して終端検出信号が出るとモー
タが駆動歯車160を第4図時計方向に回転させ
るので第1回転体142が第4図反時計方向に回
転し、第2回転体162は時計方向に回転する。
この時、歯車部170と爪付レバー152爪部1
54はかみ合つているので歯車部170は爪部1
54を矢印A方向に押圧するので、結局、ブレー
キ制御部材130はガイド軸132を中心に第4
図反時計方向に回動し係合部148と爪部150
の係合が解除されるので引張りばね136の付勢
力によりブレーキ制御部材130は瞬時に左方向
に移動し第3図の状態に復帰する。しかしこの時
には、第1回転体142はまだ第3図に示す状態
には復帰していない。またこの時ブレーキ制御部
材130の復帰により斜面部174が軸106を
押圧してレバー98を第4図時計方向に回転させ
るので、アイドラタイヤ102は第1図に示す状
態に戻り、巻取リール台10の回転は停止すると
同時にブレーキキツク部172とキツクピン11
8が離間し第3図に示す状態となるので、両リー
ル台10,12に対し瞬時にブレーキ力が加わる
ことになる。更に第1回転体142が第4図時計
方向に回転を続け第3図に示す係合部148と爪
部150が引張ばね138の回動付勢力を受けて
再び係合可能になる位置まで回転すると、スイツ
チ(図示せず)が入り、モータは停止し、キヤプ
スタンも停止する。巻戻し動作についても前記早
送り動作とほとんど同じでキヤプスタン72の回
転方向が逆になり供給リール台12が回転駆動さ
れるだけであるので説明を省略する。
次に再生態様について説明する。停止態様か
ら、再生釦(図示せず)を押圧すると、モータが
駆動歯車160を第3図時計方向に回転するので
第1回転体142は第3図反時計方向に回転す
る。カムフオロア146が係合関係をなす溝カム
144に沿つて移動するので、ブレーキ制御部材
130は第7図のカム線図で示すようにまず両ブ
レーキ112,122を両リール台10,12よ
り離間するに必要なストロークである3mm右へ移
動した後回転を続け第5図に示す再生態様では5
mm移動することになる。第1回転体142が所定
量回転すると、スイツチ(図示せず)が入つてモ
ータの回転が停止し、第5図に示す状態になる。
また詳細な説明は省略するが停止態様からブレー
キ制御部材130が右へ3mm移動すると第1回転
体142の回転に伴なう、第2回転体162の回
転および第2回転162に設けた溝カム部166
に係合した移動部材176(1点鎖線により1部
のみ第5図に図示)の移動により、第1図に示す
ように、カセツト20に収納されていた磁気テー
プ180は、テープ引出し部材182が固定部材
184に当接固定されるまで引き出され、回転ヘ
ツド186、オーデイオヘツド188、テープガ
イド190への所定の添接がなされ、かつピンチ
ローラ192がキヤプスタン72に圧着されるこ
とになる。
また、キヤプスタン72が第1図時計方向に回
転するので、メインアイドラ76は第1図反時計
方向に回転し、ベルト84と中継ローラ82も同
様に反時計方向に回転する。中継ローラ82の反
時計方向の回転でアイドラギア86は時計方向に
回転すると共に回動アーム88は軸80を中心に
反時計方向の回動力を付与されて、アイドラギア
86は巻取リールアイドラギア54aに噛合し、
巻取リール台10を第1図時計方向に回転させて
キヤプスタン72とピンチローラ192の協働で
定速送りされる磁気テープ180を巻き取ること
となる。このときアイドラタイヤ102は第5図
において一点鎖線で示した移動部材176により
軸106が押圧されるため第1図に示すように、
巻取リールアイドラギア54bと供給リールアイ
ドラギア64bのいずれからも離間した位置を保
持している。
前記したテープ引き出し部材182による磁気
テープ180の引き出しの開始は前記第1回転体
142の反時計方向の回転によるブレーキ制御部
材130の右側への3mmの移動の後に設定してあ
るので、両リール台10,12へのブレーキ力は
解除されており、磁気テープ180に過大な張力
がかかり磁気テープ180に損傷を与えることは
ない。
また、このとき爪付レバー152の爪部154
は第2回転体162の外周と当接する位置にくる
が第6図に示すように第2回転体162の外周の
一部に設けたフランジ168と当接することにな
り歯車部170とかみ合い無理な力のかかること
はない。
次に前記した再生態様から停止釦(図示せず)
を押した場合にはモータが駆動歯車160を第5
図反時計方向に回転させるので第1回転体142
が第5図時計方向に回転しブレーキ制御部材13
0は第7図に示したカム線図に従つて移動する。
同時にピンチローラ192はキヤプスタン72か
ら離間し、磁気テープ180の定速走行は停止さ
れテープ引出し部材182は固定部材184より
離間し停止態様にあつた位置へ移動すると共にキ
ヤプスタン72は第1図反時計方向に回転を始め
るのでメインアイドラ76は第1図時計方向に回
転し、ベルト84と中継ローラ82も同様に時計
方向に回転し、アイドラギア86は供給リールア
イドラギア64aに噛合し供給リール台12を第
1図反時計方向に回転させて引き出された磁気テ
ープ180を供給リールハブ16にたるみなく、
巻き取ることになる。このようにして第1回転体
142が第3図に示す位置まで回転すると、スイ
ツチ(図示せず)が入つてモータの回転が停止
し、停止態様になる。
また第7図に示すように第1回転体142がメ
カニズムの動作としては再生態様とまつたく同じ
記録態様よりさらに反時計方向に回転すると、記
録一時停止態様となり、ブレーキ制御部材130
は第5図左方向へ移動し、第3図で示した位置と
同様になる。従つて両ブレーキ112,122は
確実に両リール台10,12に当接し、回転を阻
止して、磁気テープ180にたるみの生じること
を防ぐと同時に第2回転体162の回転等により
ピンチローラ192をキヤプスタン72より離間
するなどの記録一時停止態様に必要な操作がなさ
れることはいうまでもない。
以上実施例に基づき詳細に説明したように本発
明によれば、動作態様の切換えにモータを用いて
いるにもかかわらず早巻き態様から停止態様に移
る動作が敏速で瞬時のブレーキ動作が可能となり
テープの終端検出によるブレーキ動作を確実に行
なえるようになりテープが終端突入してテープに
過大な張力がかかるという事故もなくなる。また
早速り態様以外では溝カムでブレーキ制御部材
を、動作させるので他の動作部材との動作上のタ
イミングを簡単確実に設定させることができ、さ
らに動作上のストロークも確実にとれるのでブレ
ーキ動作の切換えの信頼性が大巾に向上する。ま
た回転体に設けた係合部とブレーキ制御部材に設
けた第1の被係合部との係合を利用して前記ブレ
ーキ制御材を移動させるので係合部の回転半径の
設定で少ない回転角でもブレーキ制御部材の大き
な移動量が確保できるのでブレーキ動作の信頼性
と設計の自由度が大巾に向上する。またブレーキ
制御部材を溝カムで複雑な動作を行なわせ得るの
でアイドラタイヤの当接、離間の動作などの付随
した動作の比較的簡単に実現し得る。さらにプラ
ンジヤーを利用していないので軽量化にもすぐ
れ、コスト的にも安価で実現可能であり実用上の
効果が大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部表面図、第2
図は同実施例のリール駆動系の概略断面図、第3
図は同実施例の停止態様における要部裏面図、第
4図は同実施例の早巻き態様における要部裏面
図、第5図は同実施例の早生態様における要部裏
面図、第6図は同実施例における回転体の概略断
面図、第7図は同実施例における回転体のカム線
図である。 72……キヤプスタン、82……中継ローラ、
102……アイドラタイヤ、112……巻取側ブ
レーキ、122……供給側ブレーキ、118……
キツクピン、130……ブレーキ制御部材、13
6,138,158……引張りばね、142……
第1回転体、144……溝カム、148……係合
部、150……爪部、152……爪付レバー、1
54……爪部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 磁気テープを巻装しうるリールハブと結合し
    該リールハブと一体的に回転するリール台と、正
    逆転可能なモータと、該モータによつて磁気テー
    プ装置の各動作態様に応じて回転駆動される第1
    の回転体と、前記第1の回転体と噛合して連動回
    転する第2の回転体と、前記第1の回転体に設け
    た溝カムおよび係合部と、前記第1の回転体の回
    転に追従して非動作位置と動作位置の間を移動可
    能で磁気テープ装置の各動作態様に応じて前記リ
    ール台へのブレーキ動作を制御するブレーキ制御
    部材と、前記ブレーキ制御部材を前記非動作位置
    方向に付勢する弾性力付与手段と、磁気テープ装
    置の停止態様から前記モータの一方向への回転に
    より前記係合部と係合して前記ブレーキ制御部材
    を非動作位置から動作位置に移動せしめるべく前
    記ブレーキ制御部材に設けた第1の被係合部と、
    前記ブレーキ制御部材に載置され、前記係合部と
    前記第1の被係合部との係合状態から前記モータ
    の他方向への回転により前記第1の回転体と連動
    回転する前記第2の回転体の回転力を受けること
    により前記ブレーキ制御部材を微少回動させて前
    記係合部と前記第1の被係合部との係合関係を解
    除する解除手段と、磁気テープ装置の停止態様か
    ら前記モータの他方向への回転によつて前記第1
    の回転体に設けた溝カムと係合し前記ブレーキ制
    御部材を移動せしめるべく前記ブレーキ制御部材
    に設けた第2の被係合部とを具備し、磁気テープ
    装置の停止態様から前記モータの一方向への回転
    によつて前記係合部と前記第1の被係合部とを係
    合させ前記ブレーキ制御部材を動作位置に移動し
    て前記リール台へのブレーキ力を解除し、しかる
    後前記モータの他方向への回転で前記解除手段が
    前記係合を解除し、前記ブレーキ制御部材が前記
    弾性力付与手段によつて前記非動作位置に復帰し
    て前記リール台にブレーキ力がかかる様に構成
    し、停止態様からの前記モータの他方向への回転
    によつては前記第2の被係合部が前記溝カムに追
    従して前記ブレーキ制御部材を非動作位置と動作
    位置の間で移動させ前記ブレーキ動作を制御する
    様に構成した事を特徴とする磁気テープ装置。 2 停止態様からモータの一方向への回転により
    係合部と第1の被係合部とが係合した態様は早巻
    態様であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の磁気テープ装置。
JP57029324A 1982-02-25 1982-02-25 磁気テ−プ装置 Granted JPS58147835A (ja)

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