JP2607580Y2 - ハンドブレーキ - Google Patents
ハンドブレーキInfo
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- JP2607580Y2 JP2607580Y2 JP1993071078U JP7107893U JP2607580Y2 JP 2607580 Y2 JP2607580 Y2 JP 2607580Y2 JP 1993071078 U JP1993071078 U JP 1993071078U JP 7107893 U JP7107893 U JP 7107893U JP 2607580 Y2 JP2607580 Y2 JP 2607580Y2
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- Japan
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- brake lever
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、主として自動車に使用
されるハンドブレーキに関する。
されるハンドブレーキに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種のブレーキとして、例えば図
１に示すように、自動車の車体等に固定されるラチェッ
トプレートａに軸ｂにより先端部ｃが図２のように略円
筒形で後部は略長手コ字形の中空の鋼製のブレーキレバ
ーｄを揺動自在に軸着し、該ブレーキレバーｄの後端に
は連結部材ｅを介してブレーキを連結したものが知られ
ており、該ブレーキレバーｄ内には解除ロッドｆにより
押されて該ラチェットプレートａとの係合が解除される
ラチェットｇが軸ｈで揺動自在に設けられる。ｉは該ラ
チェットｇに常時ラチェットプレートａとの係合を与え
るためのばねで、該ばねｉは解除ロッドｆの先端に取付
けた合成樹脂製のノブｊと、ブレーキレバーｄの両側面
から図３に示すような該ブレーキレバーｄの内部前方へ
向けて切り起こした傾斜したリブｋ、ｋとの間に設けら
れる。該ブレーキレバーｄを引き上げると、連結部材ｅ
が引かれてブレーキが掛かり、ロッドｆを押し込みなが
らブレーキレバーｄを下ろすと、ブレーキが解除され
る。１は組立作業後に被せられる合成樹脂製のカバーで
ある。
１に示すように、自動車の車体等に固定されるラチェッ
トプレートａに軸ｂにより先端部ｃが図２のように略円
筒形で後部は略長手コ字形の中空の鋼製のブレーキレバ
ーｄを揺動自在に軸着し、該ブレーキレバーｄの後端に
は連結部材ｅを介してブレーキを連結したものが知られ
ており、該ブレーキレバーｄ内には解除ロッドｆにより
押されて該ラチェットプレートａとの係合が解除される
ラチェットｇが軸ｈで揺動自在に設けられる。ｉは該ラ
チェットｇに常時ラチェットプレートａとの係合を与え
るためのばねで、該ばねｉは解除ロッドｆの先端に取付
けた合成樹脂製のノブｊと、ブレーキレバーｄの両側面
から図３に示すような該ブレーキレバーｄの内部前方へ
向けて切り起こした傾斜したリブｋ、ｋとの間に設けら
れる。該ブレーキレバーｄを引き上げると、連結部材ｅ
が引かれてブレーキが掛かり、ロッドｆを押し込みなが
らブレーキレバーｄを下ろすと、ブレーキが解除され
る。１は組立作業後に被せられる合成樹脂製のカバーで
ある。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】該ブレーキレバーｄ
は、これに強度をもたせるために図２に示すように１枚
の鋼材をプレスにより湾曲させて製作されており、その
湾曲内部にロッドｆ、ラチェットｇ、ばねｉを適切な位
置に配置したのち各軸をかしめて固定し、組立作業は自
動化が困難で、人手により行わなければならず作業性が
悪い欠点があった。これをさらに説明すると、該解除ロ
ッドｆとラチェットｇをあらかじめ連結するようにして
用意され、これをブレーキレバーｄの隙間から挿入して
所定の位置にセットしたのち、ばねｉを解除ロッドｆの
先端からリブｋ、ｋの切り起し部分に嵌まり込むように
挿入し、そのあとノブｊを解除ロッドｆに取付けなけれ
ばならないから組立作業の自動化は困難である。本考案
は組立が容易で、自動化の可能な構成を有し、強度も充
分なハンドブレーキを提供することを目的とするもので
ある。
は、これに強度をもたせるために図２に示すように１枚
の鋼材をプレスにより湾曲させて製作されており、その
湾曲内部にロッドｆ、ラチェットｇ、ばねｉを適切な位
置に配置したのち各軸をかしめて固定し、組立作業は自
動化が困難で、人手により行わなければならず作業性が
悪い欠点があった。これをさらに説明すると、該解除ロ
ッドｆとラチェットｇをあらかじめ連結するようにして
用意され、これをブレーキレバーｄの隙間から挿入して
所定の位置にセットしたのち、ばねｉを解除ロッドｆの
先端からリブｋ、ｋの切り起し部分に嵌まり込むように
挿入し、そのあとノブｊを解除ロッドｆに取付けなけれ
ばならないから組立作業の自動化は困難である。本考案
は組立が容易で、自動化の可能な構成を有し、強度も充
分なハンドブレーキを提供することを目的とするもので
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案では、連結部材を
介してブレーキに連結された先端部が略円筒形の中空の
ブレーキレバーを、固定のラチェットプレートに揺動自
在に軸着し、該ブレーキレバー内にばねに抗して移動す
る解除ロッドにより該ラチェットプレートとの係合が解
除されるラチェットを設けたハンドブレーキに於いて、
該中空のブレーキレバーをその円筒軸方向に縦割りして
互いに入り組む係合部を備えた２個の分割体で構成し、
一方の分割体のラチェットの後方の位置に該ばねの一端
を係止する切起し片を設けることにより、上記の目的を
達成するようにした。該分割体は該ブレーキレバーの略
円筒形の先端部を構成する部分に、半径方向に延長され
た互いに当接する補強用延長フランジを設けておくこと
が好ましい。
介してブレーキに連結された先端部が略円筒形の中空の
ブレーキレバーを、固定のラチェットプレートに揺動自
在に軸着し、該ブレーキレバー内にばねに抗して移動す
る解除ロッドにより該ラチェットプレートとの係合が解
除されるラチェットを設けたハンドブレーキに於いて、
該中空のブレーキレバーをその円筒軸方向に縦割りして
互いに入り組む係合部を備えた２個の分割体で構成し、
一方の分割体のラチェットの後方の位置に該ばねの一端
を係止する切起し片を設けることにより、上記の目的を
達成するようにした。該分割体は該ブレーキレバーの略
円筒形の先端部を構成する部分に、半径方向に延長され
た互いに当接する補強用延長フランジを設けておくこと
が好ましい。
【０００５】
【作 用】該ブレーキレバーは円筒軸方向に縦割りした
２個の分割体で構成されているので、ハンドブレーキに
組立てする場合、切起し片を設けた一方の分割体を組立
て治具にその内面を上にして載せ、ブレーキレバーの内
部に解除ロッドと連結したラチェット、ラチェットプレ
ートの内部に設けられる部品を配置し、該ラチェットと
切起し片の間にばねを置き、これらの部品に必要な軸を
挿通しておき、その上にもう一方の分割体を係合部が前
記一方の分割体の係合部に係合するように被せてプレス
することにより、軸がカシメられて組立作業が終わる。
該ブレーキレバーは左右の縦割りの分割体に分割するの
で、そのままでは１枚の鋼板を湾曲させたものより強度
が低下することになるが、分割体同士を係合部で互いに
係合させることにより、更に必要ならば各分割体に互い
に当接する補強用延長フランジを設けることにより左右
の分割体が組立時のプレスにより一体化し、その強度を
１枚の鋼板と略同等に維持でき、ばねはラチェットや軸
等の部品と同方向から配置することが可能になるので組
立作業が容易になり、その作業をロボット等による自動
化が可能で、生産性を向上させ得る。
２個の分割体で構成されているので、ハンドブレーキに
組立てする場合、切起し片を設けた一方の分割体を組立
て治具にその内面を上にして載せ、ブレーキレバーの内
部に解除ロッドと連結したラチェット、ラチェットプレ
ートの内部に設けられる部品を配置し、該ラチェットと
切起し片の間にばねを置き、これらの部品に必要な軸を
挿通しておき、その上にもう一方の分割体を係合部が前
記一方の分割体の係合部に係合するように被せてプレス
することにより、軸がカシメられて組立作業が終わる。
該ブレーキレバーは左右の縦割りの分割体に分割するの
で、そのままでは１枚の鋼板を湾曲させたものより強度
が低下することになるが、分割体同士を係合部で互いに
係合させることにより、更に必要ならば各分割体に互い
に当接する補強用延長フランジを設けることにより左右
の分割体が組立時のプレスにより一体化し、その強度を
１枚の鋼板と略同等に維持でき、ばねはラチェットや軸
等の部品と同方向から配置することが可能になるので組
立作業が容易になり、その作業をロボット等による自動
化が可能で、生産性を向上させ得る。
【０００６】
【実施例】本考案を自動車用のハンドブレーキに適用し
た実施例を図４に基づき説明すると、同図に於いて符号
１は軸２ａで係着したワイヤ等の連結部材２を介して自
動車のブレーキに連結された先端部１ｃが略円筒形の中
空でその後方下部には部品を取付けるための互いに並行
した一対の平坦部１ｄ、１ｄを形成した鋼製のブレーキ
レバー、３は自動車のフレーム等に固定される鋼製のラ
チェットプレートを示し、該ブレーキレバー１は該ラチ
ェットプレート３に軸４で揺動自在に軸着される。該ブ
レーキレバー１の内部を挿通して解除ロッド５が設けら
れ、該解除ロッド５の後端には軸６で該ブレーキレバー
１の内部に揺動自在に軸着した鋼製のラチェット７の一
端７ａが回転可能に係着される。該ラチェット７の他端
７ｂは、該解除ロッド５がブレーキレバー１内へ押し込
まれたとき、ラチェットプレート３の側面に形成した係
止歯８に軸６を中心とした揺動により係合が解除され、
該解除ロッド５が戻されたとき係合する。１０はブレー
キ作動検出用のスイッチである。なお、ラチェットプレ
ート３は鋼製のベース３ａに焼き入れした歯部３ｂを互
いに嵌合させてかしめることにより作製する。以上の構
成は従来のハンドブレーキの構成と略同様であり、ブレ
ーキレバー１の内部へ押し込まれた解除ロッド５を戻す
ためにコイルばね９が設けられることも同様であるが、
本考案では該ブレーキレバー１の強度を損なわずに組立
性を向上させるため、該ブレーキレバー１を例えば図
５、図６に示すように、その軸方向に縦割りして互いに
入り組む係合部１１を備えた左右の分割体１ａ、１ｂで
構成し該ばね９の一端を係止するための切起し片１２を
一方の分割体１ａのラチェット７の後方の位置に対応し
て設ける。該ブレーキレバー１の内部には、上記のよう
にラチェットプレート３や解除ロッド５、ラチェット７
の部品が設けられるが該ブレーキレバー１を分割体１
ａ、１ｂで構成したことにより、これら分割体１ａ、１
ｂを分割した開放状態としておいて部品をセットするこ
とが可能になり、部品に挿通させた軸２ａ、４、６をカ
シメると、係合部１１のために分割体１ａ、１ｂが一体
に係合してブレーキレバーとしての充分な強度が得られ
る。１４はコイルばね９のラチェット７との当接側に取
付けた球面を有する合成樹脂製のスライド部材である。
これに更に説明すると例えばプレス機の作業台上に切起
し片１２を設けた一方の分割体１ａを水平に置き、該分
割体１ａに予め形成しておいた軸孔に軸２ａ、４、６を
セットし、ラチェットプレート３、解除ロッド５、ラチ
ェット７、更には連結部材２の内部部品をセットし、該
ラチェット７の後方で切起し片１２の間にコイルばね９
を置く。そしてもう一方の分割体１ｂを被せ、プレス機
により軸２ａ、４、６を一斉にカシメると分割体の係合
部１１が互いに入り組んで一体になり、ハンドブレーキ
が組み上がる。これらの内部部品はすべて分割体１ａの
内面に向けて同一方向から行えるのでロボット等を使用
して比較的簡単に自動化出来、これにもう一方の分割体
を被せ軸をカシメる作業も、ロボット等により自動的に
行える。該係合部１１は一方の分割体１ａに形成した切
欠凹部１１ａと、他方の分割体１ｂに形成した該切欠凹
部１１ａと嵌合する突出片１１ｂとで構成したが、各分
割体に切欠凹部１１ａと突出片１１ｂを形成してもよ
い。該分割体１ａ、１ｂの強度を向上させるために、該
ブレーキレバー１の略円筒形の先端部１ｃを構成する各
分割体の部分に、図４及び図６に示すように、該円筒形
の半径方向に延長された補強用延長フランジ１ｅ、１ｅ
を形成しておくことが好ましく、これらのフランジ１ｅ
は上記のカシメ作動に伴って密接して一体になり、ブレ
ーキレバー１の強度が向上する。該解除ロッド５の先端
のノブ１３は組立作業に先立ち取付けておいても良く、
ブレーキ作動検出用スイッチ１０はプレス後に取付ける
ことが好ましい。１４はカバーである。
た実施例を図４に基づき説明すると、同図に於いて符号
１は軸２ａで係着したワイヤ等の連結部材２を介して自
動車のブレーキに連結された先端部１ｃが略円筒形の中
空でその後方下部には部品を取付けるための互いに並行
した一対の平坦部１ｄ、１ｄを形成した鋼製のブレーキ
レバー、３は自動車のフレーム等に固定される鋼製のラ
チェットプレートを示し、該ブレーキレバー１は該ラチ
ェットプレート３に軸４で揺動自在に軸着される。該ブ
レーキレバー１の内部を挿通して解除ロッド５が設けら
れ、該解除ロッド５の後端には軸６で該ブレーキレバー
１の内部に揺動自在に軸着した鋼製のラチェット７の一
端７ａが回転可能に係着される。該ラチェット７の他端
７ｂは、該解除ロッド５がブレーキレバー１内へ押し込
まれたとき、ラチェットプレート３の側面に形成した係
止歯８に軸６を中心とした揺動により係合が解除され、
該解除ロッド５が戻されたとき係合する。１０はブレー
キ作動検出用のスイッチである。なお、ラチェットプレ
ート３は鋼製のベース３ａに焼き入れした歯部３ｂを互
いに嵌合させてかしめることにより作製する。以上の構
成は従来のハンドブレーキの構成と略同様であり、ブレ
ーキレバー１の内部へ押し込まれた解除ロッド５を戻す
ためにコイルばね９が設けられることも同様であるが、
本考案では該ブレーキレバー１の強度を損なわずに組立
性を向上させるため、該ブレーキレバー１を例えば図
５、図６に示すように、その軸方向に縦割りして互いに
入り組む係合部１１を備えた左右の分割体１ａ、１ｂで
構成し該ばね９の一端を係止するための切起し片１２を
一方の分割体１ａのラチェット７の後方の位置に対応し
て設ける。該ブレーキレバー１の内部には、上記のよう
にラチェットプレート３や解除ロッド５、ラチェット７
の部品が設けられるが該ブレーキレバー１を分割体１
ａ、１ｂで構成したことにより、これら分割体１ａ、１
ｂを分割した開放状態としておいて部品をセットするこ
とが可能になり、部品に挿通させた軸２ａ、４、６をカ
シメると、係合部１１のために分割体１ａ、１ｂが一体
に係合してブレーキレバーとしての充分な強度が得られ
る。１４はコイルばね９のラチェット７との当接側に取
付けた球面を有する合成樹脂製のスライド部材である。
これに更に説明すると例えばプレス機の作業台上に切起
し片１２を設けた一方の分割体１ａを水平に置き、該分
割体１ａに予め形成しておいた軸孔に軸２ａ、４、６を
セットし、ラチェットプレート３、解除ロッド５、ラチ
ェット７、更には連結部材２の内部部品をセットし、該
ラチェット７の後方で切起し片１２の間にコイルばね９
を置く。そしてもう一方の分割体１ｂを被せ、プレス機
により軸２ａ、４、６を一斉にカシメると分割体の係合
部１１が互いに入り組んで一体になり、ハンドブレーキ
が組み上がる。これらの内部部品はすべて分割体１ａの
内面に向けて同一方向から行えるのでロボット等を使用
して比較的簡単に自動化出来、これにもう一方の分割体
を被せ軸をカシメる作業も、ロボット等により自動的に
行える。該係合部１１は一方の分割体１ａに形成した切
欠凹部１１ａと、他方の分割体１ｂに形成した該切欠凹
部１１ａと嵌合する突出片１１ｂとで構成したが、各分
割体に切欠凹部１１ａと突出片１１ｂを形成してもよ
い。該分割体１ａ、１ｂの強度を向上させるために、該
ブレーキレバー１の略円筒形の先端部１ｃを構成する各
分割体の部分に、図４及び図６に示すように、該円筒形
の半径方向に延長された補強用延長フランジ１ｅ、１ｅ
を形成しておくことが好ましく、これらのフランジ１ｅ
は上記のカシメ作動に伴って密接して一体になり、ブレ
ーキレバー１の強度が向上する。該解除ロッド５の先端
のノブ１３は組立作業に先立ち取付けておいても良く、
ブレーキ作動検出用スイッチ１０はプレス後に取付ける
ことが好ましい。１４はカバーである。
【０００７】
【考案の効果】以上のように本考案によるときは、ハン
ドブレーキの中空のブレーキレバーをその円筒軸方向に
縦割りして互いに入り組む係合部を備えた２個の分割体
で構成し、一方の分割体のラチェットの後方の位置に該
ばねの一端を係止する切起し片を設けたので、ブレーキ
レバーの内部に設けられる部品を一方の分割体に同一方
向の側面から組込プレスして組立てることが出来、ロボ
ット等を使用してその作業を行なえ、作業性が向上し、
安価に製作出来、分割体は係合部により一体になって強
度も良好になり、該ブレーキレバーの略円筒形の先端部
を構成する分割体の部分に、半径方向に延長された互い
に当接する補強用延長フランジを設けることによりその
強度は一層向上する等の効果がある。
ドブレーキの中空のブレーキレバーをその円筒軸方向に
縦割りして互いに入り組む係合部を備えた２個の分割体
で構成し、一方の分割体のラチェットの後方の位置に該
ばねの一端を係止する切起し片を設けたので、ブレーキ
レバーの内部に設けられる部品を一方の分割体に同一方
向の側面から組込プレスして組立てることが出来、ロボ
ット等を使用してその作業を行なえ、作業性が向上し、
安価に製作出来、分割体は係合部により一体になって強
度も良好になり、該ブレーキレバーの略円筒形の先端部
を構成する分割体の部分に、半径方向に延長された互い
に当接する補強用延長フランジを設けることによりその
強度は一層向上する等の効果がある。
【図１】従来例の一部截断側面図
【図２】図１の２−２線断面図
【図３】図１のブレーキレバーの底部の一部拡大図
【図４】本考案の実施例の一部截断側面図
【図５】図４の平面図
【図６】図４の６−６線断面図
【図７】図４のブレーキレバーの分割体の斜視図
１ ブレーキレバー １ａ、１ｂ 分割体 １ｃ 先端部 １ｄ、１ｄ 補強用延長フランジ ２ 連結部材 ３ ラチェットプレート ４、６ 軸 ５ 解除ロッド ７ ラチェット １１ 係合部 １２ 切起し片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B60T 7/10
Claims (2)
- 【請求項１】 連結部材を介してブレーキに連結された
先端部が略円筒形の中空のブレーキレバーを、固定のラ
チェットプレートに揺動自在に軸着し、該ブレーキレバ
ー内にばねに抗して移動する解除ロッドにより該ラチェ
ットプレートとの係合が解除されるラチェットを設けた
ハンドブレーキに於いて、該中空のブレーキレバーを、
その円筒軸方向に縦割りして互いに入組む係合部を備え
た２個の分割体で構成し、一方の分割体のラチェットの
後方の位置に該ばねの一端を係止する切起し片を設けた
ことを特徴とするハンドブレーキ。 - 【請求項２】 上記分割体は、上記ブレーキレバーの略
円筒形の先端部を構成する部分に、半径方向に延長され
た互いに当接する補強用延長フランジを設けたことを特
徴とする請求項１に記載のハンドブレーキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993071078U JP2607580Y2 (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | ハンドブレーキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993071078U JP2607580Y2 (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | ハンドブレーキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0731536U JPH0731536U (ja) | 1995-06-13 |
| JP2607580Y2 true JP2607580Y2 (ja) | 2001-11-12 |
Family
ID=13450135
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993071078U Expired - Fee Related JP2607580Y2 (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | ハンドブレーキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2607580Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5689021B2 (ja) * | 2011-05-16 | 2015-03-25 | 豊田鉄工株式会社 | 操作レバーのグリップ |
| JP6236376B2 (ja) * | 2014-11-19 | 2017-11-22 | 豊田鉄工株式会社 | パーキングブレーキ操作装置 |
-
1993
- 1993-11-24 JP JP1993071078U patent/JP2607580Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0731536U (ja) | 1995-06-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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