JP2607437Y2 - 自転車用ペダル - Google Patents

自転車用ペダル

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JP2607437Y2 JP1991092542U JP9254291U JP2607437Y2 JP 2607437 Y2 JP2607437 Y2 JP 2607437Y2 JP 1991092542 U JP1991092542 U JP 1991092542U JP 9254291 U JP9254291 U JP 9254291U JP 2607437 Y2 JP2607437 Y2 JP 2607437Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、クリートの前側に係合
作用するため、後方向へ延びる第1フックを有する前側
係止部と、クリートの後側に係合作用するため、前方向
へ延びる第2フックを有する後側係止部とをペダル本体
に備えてある自転車用ペダルに関する。
【0002】
【従来の技術】上記自転車用ペダルにおいて、従来、係
止部にクリートをステップイン操作するに際し、クリー
トや係止部は靴の下側に位置して見えないことから、ク
リートと係止部との接触具合によって両者の位置関係を
判断したり推測したりすることにより、クリートを係止
部に対して係合可能な状態に位置合わせ操作するように
なっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来、ペダル自体や使
用対象クリートの軽量化や小型化を図るべく、使用対象
クリートとして、前後方向長さが従来より短い小型クリ
ートを採用しようとすると、ステップイン操作がしにく
くなるトラブルが生じていた。すなわち、前記小型クリ
ートを使用対象クリートとすると、靴側において、クリ
ートの前後方向中間に位置する踏み力伝達中心箇所を合
致させるべき靴側の位置は、駆動力伝達の関係から、大
型クリートの場合と同一であることから、クリート前端
と靴前端との間隔の長さが大型クリートの場合より長く
なる。この結果、図12に示すように、クリート前端と
靴前端との間隔長さAが、前側係止部3と後側係止部4
との間隔長さBより大になる場合に殊に、クリート5の
係止部3,4に対する位置合わせをする際、靴Sの先端
側が前側係止部3に接当してペダルがペダル支軸芯周り
で回動し、後側係止部4がクリート5の前側に入り込み
易くなるのである。この事態が生じると、クリート5が
後側係止部4に引っ掛かって、クリート5の係止部3,
4に対する位置合わせがしにくくなるのである。本考案
の目的は、クリートのステップイン操作がしにくくなる
ことを防止しながら、ペダルおよび使用対象クリートの
軽量化や小型化ができるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案による自転車用ペ
ダルにあっては、目的達成のために、冒頭に記したもの
において、前記前側係止部(3)よりペダル前方側で靴
底(10)に接当し、この接当によって前記クリート
(5)と前記後側係止部(4)とを設定位置関係に設定
するため、前記前側係止部(3)よりペダル最先端領域
まで延びる前ガイド部(8)と、前記後側係止部(4)
よりペダル後方側の設定箇所で前記クリート(5)の前
端部分に摺接作用して前記クリート(5)を前記前側係
止部(3)と前記後側係止部(4)との間に案内するた
め前記後側係止部(4)からペダル最後端領域まで延び
る後ガイド部(9)との少なくとも一方を備えてあり、
前記前側係止部(3)の第1フック(3a)の後端(3
b)から前記ペダル最先端までの距離(C')と、前記後
側係止部(4)の第2フック(4a)の前端(4b)か
ら前記ペダル最後端までの距離(D')の和が、前記第1
フックの後端(3b)と前記第2フックの前端(4b)
の間の距離(B')よりも大きいことを特長とする。その
作用、効果はつぎのとおりである。
【0005】
【作用】前ガイド部8のみを備える場合、図8に示すよ
うに、前記前側係止部3の第1フック3aの後端3bか
ら前記ペダル最先端までの距離C’と、前記後側係止部
4の第2フック4aの前端4bから前記ペダル最後端ま
での距離D’の和が、前記第1フックの後端3bと前記
第2フックの前端4bの間の距離B’よりも大きくなる
よう前ガイド部8を前側係止部3より延設させ、前ガイ
ド部8の前端と後側係止部4との間隔長さXが、クリー
ト前端と靴前端との間隔長さAより大となるよう構成
し、前ガイド部8が靴底10の先端部に接当すると、ク
リート5の前端側が後側係止部4の上に乗る状態が現出
されるように、前ガイド部8を形成する。すなわち、ク
リート5の前端側が後側係止部4の上に乗るようにクリ
ート5と後側係止部4とが関係して位置する位置関係を
前記設定位置関係として設定する。すると、前述の小型
クリートが使用対象クリートとなるようにペダルを構成
し、この結果、前記間隔長さAが前記間隔長さBより大
になっても、靴底10の先端側が前ガイド部8に接当す
るようにして靴Sをペダルに載せてステップイン操作す
ることにより、靴Sのスライド操作に伴い、クリート5
が後側係止部4に引っ掛かりにくいようにこれを乗り越
えて前側係止部3と後側係止部4との間に滑り込むよう
になる。つまり、ペダルを前後長さが比較的短い小型に
しながら、クリート5が後側係止部4に引っ掛からない
で係止部3,4に合致して係合するようにできる。後ガ
イド部9のみを備える場合、図10に示すように、前記
前側係止部3の第1フック3aの後端3bから前記ペダ
ル最先端までの距離C’と、前記後側係止部4の第2フ
ック4aの前端4bから前記ペダル最後端までの距離
D’の和が、前記第1フックの後端3bと前記第2フッ
クの前端4bの間の距離B’よりも大きくなるよう後ガ
イド部9を後側係止部4より延設させ、後ガイド部9の
後端と前側係止部3との間隔長さYが、クリート前端と
靴前端との間隔長さAより大となるよう構成し、靴底1
0の先端部が前側係止部3の上に乗ると、クリート5の
前端側が後ガイド部9の上に接当する状態が現出される
ように、後ガイド部9を形成する。すなわち、靴底10
の先端部を前側係止部3の上に乗せると、クリート5の
前端側が後ガイド部9の上に乗るように後ガイド部9が
位置する箇所を前記設定箇所として設定する。すると、
前述の小型クリートが使用対象クリートとなるようにペ
ダルを構成し、この結果、前記間隔長さAが前記間隔長
さBより大になっても、靴底10の先端側が前側係止部
3に接当するようにして靴Sをペダルに載せてステップ
イン操作することにより、靴Sのスライド操作に伴い、
クリート5が後側係止部4に引っ掛かりにくいようにこ
れを乗り越えて前側係止部3と後側係止部4との間に滑
り込むようになる。つまり、ペダルを前後長さが比較的
短い小型にしながら、クリートが後側係止部4に引っ掛
からないで係止部3,4に合致して係合するようにでき
る。前ガイド部8と後ガイド部9のいずれもを備える場
合、図3に示すように、前記前側係止部3の第1フック
3aの後端3bから前記ペダル最先端までの距離C’
と、前記後側係止部4の第2フック4aの前端4bから
前記ペダル最後端までの距離D’の和が、前記第1フッ
クの後端3bと前記第2フックの前端4bの間の距離
B’よりも大きくなるよう前ガイド部8を前側係止部3
より延設させ、後ガイド部9を後側係止部4より延設さ
せ、前ガイド部8の前端と後ガイド部9の後端との間隔
長さZが、クリート前端と靴前端との間隔長さAより大
となるよう構成し、靴底10の先端部が前ガイド部8に
接当すると、クリート5の前端側が後ガイド部9の上に
接当する状態が現出されるように、前ガイド部8および
後ガイド部9を形成する。すなわち、靴底10の先端部
を前ガイド部8に当てると、クリート5の前端側が後ガ
イド部9の上に乗るようにクリート5と後側係止部4と
が関係して位置する位置関係を前記設定位置関係として
設定し、靴底10の先端部を前ガイド部8に当てると、
クリート5の前端側が後ガイド部9の上に乗るように後
ガイド部9が位置する箇所を前記設定箇所として設定す
る。すると、前述の小型クリートが使用対象クリートと
なるようにペダルを構成し、この結果、前記間隔長さA
が前記間隔長さBより大になっても、靴底10の先端側
が前ガイド部8に接当するようにして靴Sをペダルに載
せてステップイン操作することにより、靴Sのスライド
操作に伴い、クリート5が後側係止部4に引っ掛かりに
くいようにこれを乗り越えて前側係止部3と後側係止部
4との間に滑り込むようになる。つまり、ペダルを前後
長さが比較的短い小型にしながら、クリートが後側係止
部4に引っ掛からないで係止部3,4に合致して係合す
るようにできる。
【0006】
【考案の効果】前ガイド部や後ガイド部の作用により、
ペダル自体と使用対象クリートのいずれもにおいて小型
化および軽量化して、重量面から有利に走行駆動できる
ようにでき、かつ、降車時の歩行もしやすくなるように
できた。しかも、クリートの引っ掛かりを回避して迅速
にステップイン操作し、速やかに走行態勢をとってスタ
ートできるようにできた。
【0007】
【実施例】図1および図2に示すように、1つの踏み込
み操作部1aを備えるペダル本体1に、ペダル支軸2を
軸芯P回りで回動可能に備えると共に、前記踏み込み操
作部1aに、前後一対の係止部3,4を図3の如きクリ
ート5に係合作用するように備えて、靴をクリート5に
より連結して使用するように自転車用ペダルを構成して
ある。前記係止部3,4のうちの前側係止部3は、ペダ
ル本体1の前記軸芯Pより前方側に位置する箇所に配置
してあると共に、ペダル本体1にねじ止めした固定式金
具6のペダル本体後方向きの第1フック(3a)を有
、図6に示すようにクリート5の前端側を前側係止部
3にペダル本体1の後方側から差し込み操作することに
より、図7に示すように前側係止部3がクリート5の前
端側に係合作用するように構成してある。前記係止部
3,4のうちの後側係止部4は、ペダル本体1の前記軸
芯Pより後方側に位置する箇所に配置してあると共に、
ペダル本体1に前記軸芯Pに平行またはほぼ平行な軸芯
F回りで揺動するように枢着した係止部形成部材7のペ
ダル本体前向きの第2フック(4a)を有し、かつ、前
記係止部形成部材7の内部に位置するロックスプリング
(図示せず)によって図2に示す係合作用姿勢に揺動付
勢してあり、図6に示すようにクリート5の後端側を後
側係止部4に上から押し込み操作することにより、図4
に示すように後側係止部4がクリート5の後端側に係合
作用するように構成してある。すなわち、クリート5の
後端側を後側係止部4に上から押圧すると、クリート5
のカム作用と前記ロックスプリングの付勢作用とのため
に、クリート5の後端側が後側係止部4をペダル本体1
後方側に押圧揺動させながら後側係止部4の下側に移動
し、この移動後に、後側係止部4が自動的に係合作用姿
勢にもどってクリート5に係合するのである。
【0008】クリート5の前記係止部3,4への係合操
作を容易にするための前ガイド部8を、ペダル本体1と
の一体部品に形成することによってペダル本体1により
支持されるようにして前側係止部3のペダル本体1前方
側に位置する箇所に備えると共に、クリート5の前記係
止部3,4への係合操作を容易にするための後ガイド部
9を、前記係止部形成部材7に付設することによってペ
ダル本体1により支持されるようにして後側係止部4の
ペダル本体1後方側に位置する箇所に備えて、靴Sをス
テップイン操作によってペダルに固定することが容易に
できるようにしてある。すなわち、 図3に示すよう
に、前ガイド部8の前側係止部3から前方への突出長さ
C、および、後ガイド部9の後側係止部4から後方への
突出長さDの設定により、靴S側におけるクリート5の
前端と靴Sの前端との間隔の長さA、ペダル側における
ペダル最先端である前ガイド部8の前端と、ペダル最後
端である後ガイド部9の後端との間隔の長さZの関係
が、 間隔長さA<間隔長さZ になるように構成することにより、靴底10の先端箇所
が前ガイド部8の前端にほぼ合致する位置合わせ状態で
靴Sをペダルに載せると、前ガイド部8の靴底10に対
する接当、前ガイド部8の前記突出長さC、および、後
ガイド部9の前記突出長さDのために、前ガイド部8が
クリート5と後側係止部4との位置関係を図3に示す設
定位置関係に設定し、後ガイド部9が後側係止部4より
ペダル後方側の図3に示す設定箇所でクリート5の前端
側に接当するように構成してある。また、図3より明ら
かなとおり、前記前側係止部3の第1フック3aの後端
3bから前記ペダル最先端までの距離C’と、前記後側
係止部4の第2フック4aの前端4bから前記ペダル最
後端までの距離D’の和が、前記第1フックの後端3b
と前記第2フックの前端4bの間の距離B’よりも大き
くなるよう前ガイド部8を前側係止部3より延設させ、
後ガイド部9を後側係止部4より延設させてある。前記
設定位置関係としては、クリート5の前端が後側係止部
4から後方側に距離Eを離れて位置するところの位置関
係を設定してある。前記設定箇所としては、後ガイド部
9がクリート5の前端側に接当して受け止め作用すると
ころの箇所を設定してある。クリート5を後ガイド部9
によって受け止め支持させながら靴Sを前側に移動操作
することにより、後ガイド部9が上向きガイド面9aを
してクリート5に摺接作用し、上向きガイド面9aの案
内作用のために、クリート5が後側係止部4を乗り越え
て後側係止部4と前側係止部3との間に入り込むように
構成してある。つまり、図4に示すように、自由状態に
あるペダルは、前端側と後端側の重量差による垂れ下が
りのために、前ガイド部8が後ガイド9より高レベルに
位置する状態でペダル支軸2に付く姿勢にある。靴底1
0の先端箇所が前ガイド部8の前端にほぼ合致する位置
合わせ状態で靴Sを前ガイド部8に接当させて押圧操作
すると、図5に示すように、ペダルがペダル支軸2に対
して回動して後ガイド部9がクリート5の前側に上昇
し、靴Sが前側係止部3および後ガイド部9のいずれに
も載置する状態になる。この載置状態で靴Sを前方側に
摺動操作する。すると、図6に示すように、クリート5
が後ガイド部9による案内作用のために後側係止部4に
引っ掛からないようにこれを乗り越えて前側に移動し、
クリート5の前端側が前側係止部3と後側係止部4の間
に入り込むと共に、クリート5の後端側が後側係止部4
の上に載る。この状態になると、クリート5を押し下げ
るように踏み込み操作する。すると、図7に示すよう
に、クリート5が後側係止部4を押圧揺動させながら下
降し、クリート5の前端側が前側係止部3に係合すると
共に、クリート5の後端側が後側係止部4に係合するの
である。
【0009】〔別実施例〕 図8は、別実施例のペダルを示し、前側係止部3よりペ
ダル前方側に位置する前ガイド部8のみを備えることに
より、ステップイン操作の容易化を図ってある。すなわ
ち、靴S側における前記間隔長さA、ペダル側における
前ガイド部8の前端と、後側係止部4との間隔の長さX
の関係が、 間隔長さX>間隔長さA になるように、前ガイド部8の前側係止部3から前方へ
の突出長さCを設定することにより、靴底10の先端箇
所が前ガイド部8の前端にほぼ合致する位置合わせ状態
で靴Sがペダルに載ると、前ガイド部8の靴底10に対
する接当、前ガイド部8の前記突出長さCのために、前
ガイド部8がクリート5と後側係止部4との位置関係を
図8に示す設定位置関係に設定するように構成してあ
る。この設定位置関係として、クリート5の前端側が後
側係止部4の上に載るところの位置関係を設定してあ
る。ここで、図8より明らかなとおり、前記前側係止部
3の第1フック3aの後端3bから前記ペダル最先端ま
での距離C’と、前記後側係止部4の第2フック4aの
前端4bから前記ペダル最後端までの距離D’の和が、
前記第1フックの後端3bと前記第2フックの前端4b
の間の距離B’よりも大きくなるよう前ガイド部8が前
側係止部3より延設されている。つまり、靴底10の先
端箇所が前ガイド部8の前端にほぼ合致する位置合わせ
状態で靴Sを前ガイド部8に接当させて、ペダルを前記
自由状態から回動させると、図8に示すように、後側係
止部4がクリートの前端部の下側に上昇し、クリート5
の前端側が後の移動時に後側係止部4に引っ掛からない
ように、後側係止部4の上に載る状態になる。この状態
で靴Sを前方側にスライド操作することにより、図9に
示すように、クリート5が後側係止部4に沿って前方側
に移動して前側係止部3と後側係止部4の間に入り込む
のである。
【0010】図10は、さらに別実施例のペダルを示
し、後側係止部4よりペダル後方側に位置する後ガイド
部9のみを備えることにより、ステップイン操作の容易
化を図ってある。すなわち、靴S側における前記間隔長
さA、ペダル側における後ガイド部9の後端と、前側係
止部3との間隔の長さYの関係が、 間隔長さY>間隔長さA になるように、後ガイド部9の後側係止部4から前方へ
の突出長さDを設定することにより、靴底10の先端箇
所が前側係止部3にほぼ合致する位置合わせ状態で靴S
がペダルに載ると、前側係止部8の靴底10に対する接
当、後ガイド部9の前記突出長さDのために、後ガイド
部9が後側係止部4よりペダル後方側の図10に示す設
定箇所でクリート5に摺接作用するように構成してあ
る。この設定箇所として、クリート5の前端側が後ガイ
ド部9の上に載るところの箇所を設定してある。ここ
で、前記前側係止部3の第1フック3aの後端3bから
前記ペダル最先端までの距離C’と、前記後側係止部4
の第2フック4aの前端4bから前記ペダル最後端まで
の距離D’の和が、前記第1フックの後端3bと前記第
2フックの前端4bの間の距離B’よりも大きくなるよ
う後ガイド部9が後側係止部4より延設されている。
まり、靴底10の先端箇所が前側係止部3にほぼ合致す
る位置合わせ状態で靴Sをペダルに接当させて、ペダル
を前記自由状態から回動させると、図10に示すよう
に、後ガイド部9がクリートの前端部の下側に上昇し、
クリート5の前端側が後ガイド部9の上に載る状態にな
る。この状態で靴Sを前方側にスライド操作することに
より、図11に示すように、クリート5が後ガイド部9
のガイド面9aによる案内作用により、後側係止部4に
引っ掛からないようにこれを乗り越えて前方側に移動し
て前側係止部3と後側係止部4の間に入り込むのであ
る。尚、踏み込み操作部1aをペダル本体1の片面側の
みならず、両面側に備えて実施するペダルにも本考案は
適用できる。
【0011】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】自転車用ペダルの平面図
【図2】自転車用ペダルの側面図
【図3】ペダルの縦断側面図
【図4】ステップイン操作の要領を示すペダルの縦断側
面図
【図5】ステップイン操作の要領を示すペダルの縦断側
面図
【図6】ステップイン操作の要領を示すペダルの縦断側
面図
【図7】ステップイン操作の要領を示すペダルの縦断側
面図
【図8】別実施例ペダルの縦断側面図
【図9】別実施例ペダルのステップイン操作の要領を示
す縦断側面図
【図10】別実施例ペダルの縦断側面図
【図11】別実施例ペダルのステップイン操作の要領を
示す縦断側面図
【図12】課題を説明するペダルの縦断側面図
【符号の説明】
1 ペダル本体 3 前側係止部 4 後側係止部 5 クリート 8 前ガイド部 9 後ガイド部 10 靴底

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】クリート(5)の前側に係合作用するた
    め、後方向へ延びる第1フック(3a)を有する前側係
    止部(3)と、クリート(5)の後側に係合作用するた
    め、前方向へ延びる第2フック(4a)を有する後側係
    止部(4)とをペダル本体(1)に備えてある自転車用
    ペダルであって、 前記前側係止部(3)よりペダル前方側で靴底(10)
    に接当し、この接当によって前記クリート(5)と前記
    後側係止部(4)とを設定位置関係に設定するため、前
    記前側係止部(3)よりペダル最先端領域まで延びる前
    ガイド部(8)と、 前記後側係止部(4)よりペダル後方側の設定箇所で前
    記クリート(5)の前端部分に摺接作用して前記クリー
    ト(5)を前記前側係止部(3)と前記後側係止部
    (4)との間に案内するため前記後側係止部(4)から
    ペダル最後端領域まで延びる後ガイド部(9)との少な
    くとも一方を備えてあり、 前記前側係止部(3)の第1フック(3a)の後端(3
    b)から前記ペダル最先端までの距離(C')と、前記後
    側係止部(4)の第2フック(4a)の前端(4b)か
    ら前記ペダル最後端までの距離(D')の和が、前記第1
    フックの後端(3b)と前記第2フックの前端(4b)
    の間の距離(B')よりも大きいことを特長とする自転車
    用ペダル。
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