JP4781155B2 - 自転車用のスタンド - Google Patents

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Description

本発明は、自転車に備えられるスタンドに関する。
従来、自転車用のスタンドとしては、例えば図17に示すように、車体フレーム71の後部にスタンド72の取付板73が取付けられ、取付板73には、枢着軸74を介して脚部材75が設けられている。脚部材75は、枢着軸74を中心に起立位置Aと跳ね上げ位置Bとの間を回動自在であり、左右一対のサイドフレーム75a,75bと、これら両サイドフレーム75a,75bの遊端部間に連設された連設フレーム75cとで、U形状に形成されている。
脚部材75の左側のサイドフレーム75aには、脚部材75を起立位置Aにおいて固定するロック板76が支軸77を介して設けられている。ロック板76は、支軸77を中心に、下部が前方へ傾斜する前傾姿勢のロック位置Cと、下部が後方へ傾斜する後傾姿勢のロック解除位置Dとの間を回動自在である。引張りばね78の一端が取付板73に掛止されているとともに他端がロック板76に掛止されている。
これによると、通常、利用者は、自転車の左側方において、右足を使って脚部材75を跳ね上げ位置Bから起立位置Aに回動させる。その後、利用者は右足でロック板76を蹴ってロック解除位置Dからロック位置Cに回動させる。これにより、脚部材75が起立位置Aにおいて固定され、自転車70の後部がスタンド72によって支持される。
また、反対に、利用者が右足でロック板76を蹴ってロック位置Cからロック解除位置Dに回動させることにより、脚部材75が固定解除される。その後、利用者は、右足を起立位置Aの脚部材75の下端前側に掛け、自転車70を前方に押し出しながら、脚部材75を起立位置Aから跳ね上げ位置Bに跳ね上げる。
尚、下記特許文献1には、ロック板の下端部分に、樹脂製のカバー部材を嵌着し、右足でロック板を蹴って操作する際、靴を傷付けないようにすることが記載されている。
特開2004−189180号公報
前記図17に示したスタンド72の脚部材75を跳ね上げ位置Bから起立位置Aに回動させる場合、図18に示すように、右側の靴80の内側面(左側面)の先端部分Eが脚部材75の左側のサイドフレーム75aの下端部に圧接するため、靴80の先端部分Eが傷付き易いといった課題を有している。
また、脚部材75を起立位置Aにした状態で、ロック板76をロック位置Cからロック解除位置Dに回動させる場合、図17の実線で示すように、右側の靴80の外側面(右側面)の先端部分Fでロック板76の下端部を後側へ蹴るため、靴80の先端部分Fが傷付き易いといった課題を有している。或いは、右側の靴80の靴底でロック板76の下端部を後側へ蹴って、ロック板76をロック解除位置Dに回動させることも可能であるが、この場合、靴底が後向きになるように右足を急な角度に曲げる必要があり、操作し難いといった課題を有している。
また、図17の実線で示すように脚部材75が起立位置Aにあるとともにロック板76がロック位置Cにある状態から仮想線で示すように脚部材75を跳ね上げ位置Bに切換える場合、利用者は、右足でロック板76をロック解除位置Dに切換える操作と右足を脚部材75に掛けて脚部材75を跳ね上げる操作とを、右足を踏み替えて2段階の動作で行っているため、操作に手間がかかるといった課題もある。
さらに、前記特許文献1に記載されたスタンドでは、右足でロック板を蹴った際の衝撃により、カバー部材がロック板の下端部分から脱落するといった課題を有する。また、靴が傷付くのを防止するためには、カバー部材が十分な柔軟性を有している必要があるが、カバー部材の柔軟性が不足していると、靴がカバー部材に当接した際の衝撃で傷付くといった課題がある。また、反対に、カバー部材が軟らか過ぎると、カバー部材が早期の内に磨耗したり損傷し易く、耐久性に劣るといった課題がある。
本発明は、靴を傷付けることなく操作することが可能であり、また、操作し易く、さらに、耐久性に優れた自転車用のスタンドを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の自転車用のスタンドは、ロック板に、ロック解除用の踏みペダルが設けられ、踏みペダルに、ロック位置に切換えられた前傾姿勢のロック板よりも上を向く踏み面と、脚部材に対して当接離間自在な押し部材とが設けられ、踏み面の左右幅がロック板の下端部の幅よりも大きく形成され、起立位置の脚部材のロック板がロック位置からロック解除位置へ一方向に回動する際、踏みペダルの押し部材が脚部材に当接して脚部材を起立位置から跳ね上げ位置に回動する方向へ押すように構成されているものである。
これによると、脚部材を起立位置にした状態で、ロック板をロック位置からロック解除位置に回動させる場合、利用者が左右いずれか一方の靴の靴底で踏みペダルの踏み面を踏み込むことにより、ロック板がロック解除位置に回動して、脚部材が固定解除される。
このように靴底で踏みペダルの踏み面を踏み込むため、靴の側面を傷付けることなくロック板をロック位置からロック解除位置に切換えることができる。また、踏みペダルの踏み面はロック位置のロック板よりも上を向いており且つ踏み面の左右幅がロック板の下端部の幅よりも大きいため、靴底で踏みペダルの踏み面を踏み込む際、操作し易い。また、従来のようにロック板にカバー部材を嵌着する構成に比べて、ロック板に踏みペダルを設ける構成の方が耐久性に優れている。
以上のように本発明の自転車用のスタンドによれば、靴の側面を傷付けることなく操作することができ、操作もし易く、さらに、耐久性に優れている。
本第1発明における自転車用のスタンドは、車体に設けられる取付板に、枢着軸を介して脚部材が設けられ、
脚部材は枢着軸を中心に起立位置と跳ね上げ位置との間を回動自在であり、
脚部材を起立位置において固定するロック板が支軸を介して脚部材に設けられ、
ロック板は、支軸を中心に、下部が前方へ傾斜する前傾姿勢のロック位置と、後方へ傾斜する後傾姿勢のロック解除位置との間を回動自在であり、
引張りばねの一端が取付板に取付けられているとともに他端がロック板に取付けられた自転車用のスタンドであって、
ロック板に、ロック解除用の踏みペダルが設けられ、
踏みペダルに、ロック位置に切換えられた前傾姿勢のロック板よりも上を向く踏み面と、脚部材に対して当接離間自在な押し部材とが設けられ、
踏み面の左右幅がロック板の下端部の幅よりも大きく形成され
起立位置の脚部材のロック板がロック位置からロック解除位置へ一方向に回動する際、踏みペダルの押し部材が脚部材に当接して脚部材を起立位置から跳ね上げ位置に回動する方向へ押すように構成されているものである。
これによると、脚部材を起立位置にした状態で、ロック板をロック位置からロック解除位置に回動させる場合、利用者が左右いずれか一方の靴の靴底で踏みペダルの踏み面を踏み込むことにより、ロック板がロック解除位置に回動して、脚部材が固定解除される。
このように靴底で踏みペダルの踏み面を踏み込むため、靴の側面を傷付けることなくロック板をロック位置からロック解除位置に切換えることができる。また、踏みペダルの踏み面はロック位置のロック板よりも上を向いており且つ踏み面の左右幅がロック板の下端部の幅よりも大きいため、靴底で踏みペダルの踏み面を踏み込む際、非常に操作し易い。また、従来のようにロック板にカバー部材を嵌着した構成に比べて、ロック板に踏みペダルを設ける構成の方が耐久性に優れている。
また、脚部材を起立位置にした状態で、利用者が靴底で踏みペダルの踏み面を踏み込んでロック板をロック位置からロック解除位置へ一方向に回動させた際、踏みペダルの押し部材が一方向から脚部材に当接する。このとき、利用者が自転車を前方へ押し出すことにより、脚部材が、押し部材によって一方向へ押されながらロック板と共に一方向に回動し、起立位置から跳ね上げ位置に跳ね上がる。したがって、利用者は、靴底で踏みペダルの踏み面を踏み込んだままの状態で、足を踏み替えることなく、脚部材を跳ね上げ位置に跳ね上げることができる。これにより、ロック板をロック解除位置に切換える操作と脚部材を跳ね上げ位置に切換える操作との2種類の操作が一つの動作で行え、操作の手間を軽減することができる。
本第発明における自転車用のスタンドは、脚部材が跳ね上げ位置から起立位置に回動した際、ロック板をロック位置に切換えるオートロック機構が備えられているものである。
これによると、利用者が脚部材を跳ね上げ位置から起立位置に回動させた際、オートロック機構によって、ロック板がロック位置に自動的に切換えられる。これにより、利用者がロック板を足で蹴ってロック位置に切換える操作を省略することができる。
本第発明における自転車用のスタンドは、脚部材は、左右一対のサイドフレームと、これら両サイドフレームの遊端部間に連設された連設フレームとで、U形状に形成され、
起立位置の脚部材は、少なくともいずれか一方のサイドフレームの下端部に、連設フレームの端部から前方へ屈曲した屈曲部と、屈曲部の前端から上向きに立ち上がった立ち上がり部とを有し、
立ち上がり部は連設フレームの端部よりも前方に位置し、
連設フレームの端部から立ち上がり部までの間を靴先に対する逃げスペースとしているものである。
これによると、脚部材を跳ね上げ位置から起立位置に回動させる場合、利用者は、左右いずれか一方の靴底で、跳ね上げ位置の脚部材の連設フレームの一端部(すなわち屈曲部の後端部)を上方から踏み込む。これにより、脚部材が跳ね上げ位置から下向きに回動して起立位置に達する。この脚部材の回動にともなって、一方の靴先が逃げスペース内に入り込んで、連設フレームの端部と屈曲部とを靴底で踏んだ状態となり、立ち上がり部が一方の靴の内側面の先端部分に対して前方へ逃げた位置となる。このため、起立位置において、一方の靴の内側面の先端部分が立ち上がり部の後方に離間し、一方の靴の内側面の先端部分が一方のサイドフレームの立ち上がり部によって傷付けられることを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
先ず、実施の形態1を図1〜図6に基いて説明する。
図1〜図3に示すように、1は自転車2の車体3の後部に備えられた両脚型のスタンドである。スタンド1は、車体3のチェーンステー4の後端に取付けられる左右一対の取付板6と、両取付板6にそれぞれ枢着軸7を介して設けられた脚部材8とを有している。
脚部材8は、両枢着軸7を中心に起立位置A(図2参照)と跳ね上げ位置B(図5参照)との間を回動自在であり、左右一対の棒状のサイドフレーム8a,8bと、これら両サイドフレーム8a,8bの遊端部間に連設された連設フレーム8cとで、U形状に形成されている。
脚部材8の左側(一方)のサイドフレーム8aには、脚部材8を起立位置Aにおいて固定するロック板9が支軸10を介して設けられている。ロック板9は、支軸10を中心に、下部が前方へ傾斜する前傾姿勢のロック位置C(図2参照)と、下部が後方へ傾斜する後傾姿勢のロック解除位置D(図4参照)との間を回動自在である。ロック板9の一端部の裏側には係止片11が設けられており、左側(一方)の取付板6には凹状の被係止部12が形成されている。図2に示すように、ロック板9がロック位置Cに回動した際、係止片11が被係止部12に係止することによって、脚部材8が起立位置Aに固定される。尚、ロック板9がロック位置Cからロック解除位置Dに回動する方向と、脚部材8が起立位置Aから跳ね上げ位置Bに回動する方向とは、同じ方向である。
両取付板6の後部上端の裏側にはストッパ片19(図2参照)が形成されており、図5に示すように、脚部材8が跳ね上げ位置Bまで回動した際、脚部材8の両サイドフレーム8a,8bが下方からストッパ片19に当接することによって、脚部材8の回動が跳ね上げ位置Bで停止される。
左側(一方)の取付板6とロック板9の他端部とにはそれぞれ取付片14,15が設けられており、引張りばね16の一端が一方の取付片14に掛止されているとともに他端が他方の取付片15に掛止されている。
また、スタンド1には、脚部材8が跳ね上げ位置Bから起立位置Aに回動した際、ロック板9をロック位置Cに切換えるオートロック機構22が備えられている。オートロック機構22は、ロック板9の一端部の裏側に突設されたピン23と、左側の取付板6の後端部に形成されたカム面24とで構成されている。脚部材8が跳ね上げ位置Bから起立位置Aに回動する際、図6(a)(b)に示すように、ピン23がカム面24に摺接しながら案内されることで、ロック板9が自動的に前傾姿勢になるように構成されている。尚、図2に示すように、脚部材8が起立位置Aにある場合、ロック板9がロック位置Cまで回動すると、ピン23はカム面24から下方に離間し、また、図4に示すように、ロック板9がロック解除位置Dまで回動すると、ピン23は下方からカム面24に当接する。
ロック板9の他端部には、ロック解除用の踏みペダル26が設けられている。踏みペダル26には、図2に示すようにロック位置Cに切換えられたロック板9よりも上を向く踏み面26aが形成されている。すなわち、脚部材8が起立位置Aにある状態で、地面に対するロック位置Cのロック板9の角度をG1とし、この時の踏み面26aの地面に対する角度をG2とすると、角度G2<角度G1の関係が成り立つように構成されている。また、図3に示すように、ロック板9の下端部(他端部)の左右方向の幅をW1とし、踏み面26aの左右方向の幅をW2とすると、幅W2>幅W1の関係が成り立つように構成されている。尚、踏み面26aには滑り止め用の複数本の溝が形成されている。
また、図3に示すように、右側(他方)の取付板6と脚部材8の右側のサイドフレーム8bとにはそれぞれ取付片17,18が設けられており、引張りばね21の一端が一方の取付片17に掛止されているとともに他端が他方の取付片18に掛止されている。
以下、上記構成における作用を説明する。
図2に示すように、脚部材8を跳ね上げ位置Bから起立位置Aに回動させることによって、自転車2の後部がスタンド1によって支持される。この際、図6(a)(b)に示すように、ピン23がカム面24に摺接しながら案内されることより、ロック板9が自動的に前傾姿勢になるように回動する。これによって、ロック板9が自動的にロック位置Cに切換えられるため、利用者がロック板9を足で蹴ってロック位置Cに切換える操作を省略することができる。
前記のようにして脚部材8を起立位置Aにした後、ロック板9をロック位置Cからロック解除位置Dに回動させる場合、図2に示すように、利用者は、自転車2の左側方において、右靴30の靴底30aで踏みペダル26の踏み面26aを踏み込む。これにより、図4に示すように、ロック板9がロック解除位置Dに回動して、脚部材8が固定解除される。
このように靴底30aで踏みペダル26の踏み面26aを踏み込むため、右靴30の外側面30b(右側面)を傷付けることなく、ロック板9をロック位置Cからロック解除位置Dに切換えることができる。
また、図2に示すように踏み面26aはロック位置Cのロック板9よりも上を向いており且つ図3に示すように踏み面26aの幅W2がロック板9の下端部の幅W1よりも大きいため、靴底30aで踏み面26aを踏み込む際、非常に操作し易い。また、従来のようなロック板にカバー部材を嵌着した構成に比べて、ロック板9に踏みペダル26を設ける構成の方が耐久性に優れている。
尚、前記のようにしてロック板9をロック位置Cからロック解除位置Dに回動させた際、図4に示すように、ピン23が下方からカム面24に当接し、ロック解除位置Dにおいてロック板9の回動が停止する。このようにして脚部材8を固定解除した後、利用者は、右足を起立位置Aの脚部材8の下端前側に掛け、自転車2を前方に押し出しながら、脚部材8を起立位置Aから跳ね上げ位置Bに跳ね上げる。
前記実施の形態1では、スタンド1にオートロック機構22を備えたが、備えていないものであってもよい。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2を図7〜図9に基いて説明する。
踏みペダル26の裏側には、脚部材8の左側のサイドフレーム8aに対して当接離間自在な押し部材32が設けられている。起立位置Aの脚部材8のロック板9がロック位置Cからロック解除位置Dへ一方向Hに回動する際、前記押し部材32は一方向Hから脚部材8の左側のサイドフレーム8aに当接して脚部材8を一方向Hへ押すように構成されている。
これによると、図7に示すように脚部材8を起立位置Aにした状態で、利用者が靴底30aで踏みペダル26の踏み面26aを踏み込んでロック板9をロック位置Cからロック解除位置Dへ一方向Hに回動させた際、図9に示すように、ピン23がカム面24に当接するとともに、押し部材32が一方向Hから脚部材8のサイドフレーム8aに当接する。このとき、利用者が自転車2を前方へ押し出すことにより、脚部材8が、押し部材32によって一方向Hへ押されながらロック板9と共に一方向Hに回動し、起立位置Aから跳ね上げ位置Bに跳ね上がる。
したがって、利用者は、靴底30aで踏みペダル26の踏み面26aを踏み込んだままの状態で、足を踏み替えることなく、脚部材8を跳ね上げ位置Bに跳ね上げることができる。これにより、ロック板9をロック解除位置Dに切換える操作と脚部材8を跳ね上げ位置Bに切換える操作との2種類の操作が一つの動作で行え、操作の手間を軽減することができる。
前記実施の形態1および実施の形態2では、ロック板9を、脚部材8の左側のサイドフレーム8aに設けているが、右側のサイドフレーム8bに設けてもよい。また、両方のサイドフレーム8a,8bに設けてもよい。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3を図10〜図15に基いて説明する。
図10〜図12に示すように、起立位置Aの脚部材8は、左側のサイドフレーム8aの下端部に、連設フレーム8cの左端部から前方へ屈曲した屈曲部8dと、屈曲部8dの前端から上向きに立ち上がった立ち上がり部8eと、立ち上がり部8eの上部から後方上向きに傾斜した傾斜部8fとを有している。立ち上がり部8eは連設フレーム8cの左端部よりも前方に位置している。また、連設フレーム8cの左端部から立ち上がり部8eまでの間を靴先30cに対する逃げスペースSとしている。
これによると、脚部材8を跳ね上げ位置B(図13参照)から起立位置A(図10参照)に回動させる場合、図14(a)に示すように、利用者は、自転車2の左側方において右靴30の靴底30aで、跳ね上げ位置Bの脚部材8の連設フレーム8cの左端部(すなわち屈曲部8dの後端部)を上方から踏み込む。これにより、図14(b)(c)に示すように、脚部材8が跳ね上げ位置Bから下向きに回動して起立位置Aに達する。この脚部材8の回動にともなって、右靴30の靴先30cが逃げスペースS内に入り込んで、図14(d)に示すように、連設フレーム8cの左端部と屈曲部8dとを靴底30aで踏んだ状態となり、立ち上がり部8eが右靴30の内側面30d(左側面)の先端部分に対して前方へ逃げた位置となる。このため、図14(d),図15に示すように、起立位置Aにおいて、右靴30の内側面30dの先端部分が立ち上がり部8eの後方に離間し、右靴30の内側面30dの先端部分が左側のサイドフレーム8aの立ち上がり部8eによって傷付けられることを防止することができる。
(実施の形態4)
実施の形態4では、図16に示すように、ロック板9に踏みペダル26が設けられているとともに、脚部材8の左側のサイドフレーム8aに、屈曲部8dと立ち上がり部8eと傾斜部8dとが形成されている。
さらに、実施の形態4のものに、図7で示した押し部材32を設けてもよい。
前記実施の形態3および実施の形態4では、屈曲部8dと立ち上がり部8eと傾斜部8dとを、脚部材8の左側のサイドフレーム8aに形成しているが、右側のサイドフレーム8bに形成してもよい。また、両方のサイドフレーム8a,8bに形成してもよい。
前記各実施の形態では、U形状の脚部材8を備えた両脚型のスタンド1を挙げたが、一本の斜めの棒材からなる脚部材を備えた一本スタンドであってもよい。
本発明は自転車に備えられるスタンドであり、両脚型と一本型のいずれのスタンドにも適用される。
本発明の実施の形態1におけるスタンドを備えた自転車の側面図 同、スタンドを起立位置にしロック板をロック位置にした際の側面図 図2におけるX−X矢視図 同、スタンドを起立位置にしロック板をロック解除位置にした際の側面図 同、スタンドを跳ね上げ位置にした際の側面図 同、スタンドを跳ね上げ位置から起立位置に回動させる途中の状態を示す側面図 本発明の実施の形態2におけるスタンドを起立位置にしロック板をロック位置にした際の側面図 図7におけるX−X矢視図 同、スタンドを起立位置にしロック板をロック解除位置にした際の側面図 本発明の実施の形態3におけるスタンドを起立位置にしロック板をロック位置にした際の側面図 図10におけるX−X矢視図 同、スタンドを左側後方より見た斜視図 同、スタンドを跳ね上げ位置にした際の側面図 同、スタンドを跳ね上げ位置から起立位置に回動させる際の靴と脚部材との動きを示す側面図 図14(d)におけるX−X矢視図 本発明の実施の形態4におけるスタンドを起立位置にしロック板をロック位置にした際の側面図 従来のスタンドを左側後方より見た斜視図 図17におけるX−X矢視図
符号の説明
1 スタンド
2 自転車
3 車体
6 取付板
7 枢着軸
8 脚部材
8a,8b サイドフレーム
8c 連設フレーム
8d 屈曲部
8e 立ち上がり部
9 ロック板
10 支軸
21 引張りばね
22 オートロック機構
26 踏みペダル
26a 踏み面
30c 靴先
32 押し部材
A 起立位置
B 跳ね上げ位置
C ロック位置
D ロック解除位置
H 一方向
S 逃げスペース
W1,W2 幅

Claims (3)

  1. 車体に設けられる取付板に、枢着軸を介して脚部材が設けられ、
    脚部材は枢着軸を中心に起立位置と跳ね上げ位置との間を回動自在であり、
    脚部材を起立位置において固定するロック板が支軸を介して脚部材に設けられ、
    ロック板は、支軸を中心に、下部が前方へ傾斜する前傾姿勢のロック位置と、後方へ傾斜する後傾姿勢のロック解除位置との間を回動自在であり、
    引張りばねの一端が取付板に取付けられているとともに他端がロック板に取付けられた自転車用のスタンドであって、
    ロック板に、ロック解除用の踏みペダルが設けられ、
    踏みペダルに、ロック位置に切換えられた前傾姿勢のロック板よりも上を向く踏み面と、脚部材に対して当接離間自在な押し部材とが設けられ、
    踏み面の左右幅がロック板の下端部の幅よりも大きく形成され
    起立位置の脚部材のロック板がロック位置からロック解除位置へ一方向に回動する際、踏みペダルの押し部材が脚部材に当接して脚部材を起立位置から跳ね上げ位置に回動する方向へ押すように構成されていることを特徴とする自転車用のスタンド。
  2. 脚部材が跳ね上げ位置から起立位置に回動した際、ロック板をロック位置に切換えるオートロック機構が備えられていることを特徴とする請求項1に記載の自転車用のスタンド。
  3. 脚部材は、左右一対のサイドフレームと、これら両サイドフレームの遊端部間に連設された連設フレームとで、U形状に形成され、
    起立位置の脚部材は、少なくともいずれか一方のサイドフレームの下端部に、連設フレームの端部から前方へ屈曲した屈曲部と、屈曲部の前端から上向きに立ち上がった立ち上がり部とを有し、
    立ち上がり部は連設フレームの端部よりも前方に位置し、
    連設フレームの端部から立ち上がり部までの間を靴先に対する逃げスペースとしていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自転車用のスタンド。
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