JP2607140B2 - 携帯用配管溶接機のクランプ装置 - Google Patents

携帯用配管溶接機のクランプ装置

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JP2607140B2 JP63312742A JP31274288A JP2607140B2 JP 2607140 B2 JP2607140 B2 JP 2607140B2 JP 63312742 A JP63312742 A JP 63312742A JP 31274288 A JP31274288 A JP 31274288A JP 2607140 B2 JP2607140 B2 JP 2607140B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は配管敷設現場において管の端部同志を溶接す
る携帯用配管溶接機に係り、特に狭小な配管現場におい
て接続しようとする配管同志を互いに当接してクランプ
する装置に関する。
〔従来技術〕
配管敷設現場において管の端部同志を溶接する携帯用
配管溶接機は次のように構成されていた。
即ちその溶接機本体は、配管を半径方向に挿脱すると
共に、溶接電極が配管の軸線のまわりを回動するように
構成されている。そして、一方の配管及び他方の配管を
夫々着脱自在にその外周から締結するものである。
従って、溶接しようとする一方の配管端面が溶接用電
極の先端部に位置するようにクランプすると共に、他方
の配管をその端面に突き合わせ、もう一方のクランプを
締結する。そして、溶接電流を流すと共に、溶加材を供
給する。それと共に、内装された駆動モータにより電極
を配管溶接部の外周に一周させることにより、両配管を
溶接していた。
〔解決しようとする課題〕
このような溶接は、一方の配管と他方の配管とを夫々
突き合わせた状態で両端部を夫々クランプするものであ
った。そのため、該クランプの際に配管同志を突き合わ
せる設定作業の良し悪しにより溶接部の良否が決定され
た。
〔課題を解決するための手段〕
そこで本発明は常に安定した溶接部を得るため、溶接
しようとする配管同志の端面を互いに一定の圧力で押圧
しつつ溶接を行いうる携帯用配管溶接機を提供すること
を目的とし、その目的達成のために次の構成をとる。
即ち、一方の配管2がその外周から着脱自在に締結さ
れる第一クランプ3を有する溶接機本体4を設け、該溶
接機本体4は、配管の半径方向に挿脱すると共に、溶接
用電極1がその配管の軸線のまわりに回動するものであ
る。そして、溶接機本体4の側方に第二クランプ6を設
け、それにより前記一方の配管に対抗する他方の配管5
をその外周から着脱自在に締結する。ここにおいて本発
明の特徴とするところは第二クランプ6の軸線が第一ク
ランプ3のそれに一致し且つ、その軸線に平行に第二ク
ランプ6が移動自在となるように、溶接機本体4の側部
と第二クランプ6との間に連結機構7を介装する。そし
て、第二クランプ6と溶接機本体4との間に弾性押圧手
段8を設け、それにより第二クランプ6を溶接機本体4
側に弾性的に所定の設定圧で押圧するように構成し、そ
れにより溶接の開始から終了まで一方の配管2の端面と
他方の配管5の端面とが弾性押圧手段8の設定圧により
弾圧されるように構成したものである。
従って、本溶接機によれば一対のクランプ3,6により
溶接しようとする配管2,5の端部同志を互いに弾性的に
押圧した状態で溶接することができる。それにより熟練
を要さず誰にでも溶接部を均一に形成できる信頼性の高
い溶接機を提供し得る。
〔実施例〕
次に図面に基づいて本発明の実施例につき説明する。
第1図は本溶接機のクランプ装置の一部縦断正面図、
第2図は第1図のII−II矢視断面図、第3図は本クラン
プ装置を有する溶接機の正面図、第4図は第3図のA−
A矢視断面略図、第5図は第3図の右側面図である。
又、第6図は溶接用電極1を配管溶接部のまわりに回動
させるための駆動機構を示し、第7図は第6図の左側面
略図である。
この溶接機は第3図に示す如く、溶接機本体4の下方
に握り部34が設けられ、作業者はここを把持することに
より、配管敷設現場において配管同志を自動的に突き合
わせ溶接できる。そして、この溶接機本体4の両側には
一対の第一クランプ3,第二クランプ6が配置がされると
共に、それらの間に電極保持体20及びワイヤ繰出部32が
設けられている。この電極保持体20は溶接用電極1を保
持するものであり、溶接機本体4の端部側面に取付けら
れている。そして、溶接機本体4に内装された第6図及
び第7図に示す駆動機構により電極保持体20を配管2の
軸線のまわりに回動させるものである。即ち、第6図及
び第7図において電極保持体20がC字状歯車28の保持体
取付面30に取付けられる。このC字状歯車28はその外周
に歯面31が形成され、それが左右一対の第二歯車27,ア
イドル歯車26,第一歯車25,傘歯車23を介し駆動モータ22
に連結される。この駆動モータ22には減速装置が設けら
れている。また、その回転出力軸は回転数検出器21によ
り検出され、その回転を設定値になるように図示しない
制御装置により制御している。このように制御し、軸線
のまわりに回転するC字状歯車28はその外周が第7図に
示す如く一対の第二歯車27に歯合されている。またC字
状歯車28の一端は欠切され、そこに欠切部29が形成され
る。この欠切部29から配管2を挿脱し得るように構成し
ている。また欠切部29の間隔は第7図において一対の第
二歯車27,27間の離間距離より小さく形成されている。
そのため、C字状歯車28はそれが回転しても、その歯面
31に歯合する左右一対の第二歯車27は少なくとも一方が
歯合する。それにより、C字状歯車28をその軸線のまわ
りに確実に一周させることができる。次に、溶接機本体
4の中央部には連結機構7が配管2の軸線方向に平行に
突設されている。この連結機構7は第1図に示す如く筒
体13と該筒体13の中心に位置されたシャフト14を有す
る。そして、第二クランプ6のクランプ基部10の下部に
突出したボス部16が筒体13に挿通されると共に、その中
心孔にシャフト14が貫通する。このボス部16外周には溝
18がその軸線に平行に形成され、その溝18に筒体13の回
り止め部19が案内される。それにより、ボス部16は筒体
13に対して周方向に回動することなく軸方向にのみ相対
移動する。なお、この溝18及び回り止め部19の代わりに
スプライン軸と、それに歯合するボス部とを設けてもよ
い。又、このボス部16は筒体13内面に軸受等の手段によ
り形成したガイド面15によりガイドされ、円滑にその軸
方向に移動する。次に筒体13の開口端とボス部16の付け
根部との間には復帰用スプリング17が設けられ、それに
よりクランプ基部10を図において左方へ付勢する。次に
シャフト14の左端には押圧力設定ツマミ35が螺着されて
いる。そしてこの押圧力設定ツマミ35の一側面と第二ク
ランプ6下端部の側面との間にコイルスプリングからな
る弾性押圧手段8が設けられ、ツマミ35を螺回して右方
へ移動することによりクランプ基部10を右方へ付勢でき
る。次にクランプ基部10の上方には第1図及び第2図に
示す開閉自在な開閉部11の一端が枢着され、その開口端
が締結部12により着脱自在に締結される。また、溶接機
本体4の右側端に位置する第一クランプ3にもクランプ
基部10と開閉部11とが第2図同様に設けられている。
〔作用〕
次に本発明の装置を用いて配置の端部同志を溶接する
作業順序につき説明する。
先ず、既に敷設された配管2を第一クランプ3により
把持し、第3図に示す如く電極保持体20の電極位置が配
管2の端部に位置するように設定する。次に、押圧力設
定ツマミ35を図において左端に位置した状態で配管5の
端面を配管2の端面に突き合わせ、第二クランプ6の開
閉部11を第2図の鎖線から実線の状態にして締結部12に
より、その先端を締結する。次に、押圧力設定ツマミ35
を第1図及び第3図において回動し、右方へ移動する。
すると、弾性押圧手段8が復帰用スプリング17の押圧力
より大きな押圧力でクランプ基部10を押し込む。する
と、第二クランプ6により把持された配管5の端面と配
管2の端面とが押圧される。このときの両者の面圧が0.
2〜0.3kg/mm2となるように押圧力設定ツマミ35の位置及
び弾性押圧手段8の選択を行う。このような準備が完了
したら、ワイヤ組出部32及びワイヤ端保持部33を介し溶
加ワイヤを溶接部に供給すると共に、電極保持体20の溶
接用電極1よりアーク電流を放電する。それと共に、駆
動モータ22を駆動し、電極保持体20を配管2の軸線のま
わりに回動する。それにより、配管2と配管5との突き
合わせ面を溶接することができる。この溶接完了時には
電極保持体20は所定の位置に復帰し、このときC字状歯
車28はその上端部に欠切部29がくるように位置される。
そこで、第二クランプ6及び第一クランプ3の締結部12
を取り外し、その開閉部11を開口して本溶接機を配管2
及び配管5から半径方向に離脱させればよい。
〔発明の効果〕 本発明のクランプ装置は、第二クランプ6と溶接機本
体4との間に弾性押圧手段8を設けたから、接合しよう
とする一対の配管2,5の端面同志を互いに弾性的に押接
して溶接することができる。そのため溶接部を均質に形
成できる効果がある。即ち、溶接時に互いに突き合わさ
れる配管同志の隙間を取り除き、均一なる溶接が可能と
なる。しかも、連結機構7及び弾性押圧手段8の存在に
より、熟練を要さず誰でも良好な溶接部を形成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本溶接機のクランプ装置の一部縦断面正面図、
第2図は第1図のII−II矢視断面図、第3図は本クラン
プ装置を有する溶接機の正面図、第4図は第3図のA−
A矢視断面略図、第5図は第3図の右側面図である。
又、第6図は溶接用電極1を配管溶接部のまわりに回動
させるための駆動機構を示し、第7図は第6図の左側面
略図である。 1……溶接用電極、2,5……配管 3……第一クランプ、4……溶接機本体 6……第二クランプ、7……連結機構 8……弾性押圧手段、9……ヒンジ 10……クランプ基部、11……開閉部 12……締結部、13……筒体 14……シャフト、15……ガイド面 16……ボス面、17……復帰用スプリング 18……溝、19……回り止め部 20……電極保持体、21……回転数検出器 22……駆動モータ、23……傘歯車 24……軸受、25……第一歯車 26……アイドル歯車、27……第二歯車 28……C字状歯車、29……欠切部 30……保持体取付面、31……歯面 32……ワイヤ繰出部、33……ワイヤ端保持部 34……握り部、35……押圧力設定ツマミ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配管を半径方向に挿脱すると共に、溶接用
    電極1が前記配管の軸線のまわりを回動し且つ、一方の
    配管2がその外周から着脱自在に締結される第一クラン
    プ3を有する溶接機本体4と、該本体4の側方に位置
    し、端面が前記一方の配管2の端面に対向する他方の配
    管5を、その外周から着脱自在に締結する第二クランプ
    6と、を具備するものにおいて、前記第二クランプ6の
    軸線が前記第一クランプ3のそれに一致し、且つ、その
    軸線に平行に前記第二クランプ6が移動自在となるよう
    に、前記本体4の側部と前記第二クランプ6との間に介
    装された締結機構7と、前記第二クランプ6と前記本体
    4との間に設けられその第二クランプ6を前記本体4側
    に弾性的に設定圧で押圧する弾性押圧手段8と、を有
    し、溶接の開始から終了まで前記一方の配管2の端面と
    前記他方の配管5の端面とが前記弾性押圧手段8の設定
    圧により弾圧されるように構成したことを特徴とする携
    帯用配管溶接機のクランプ装置。
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