JP2606186Y2 - 肉片搬送装置 - Google Patents

肉片搬送装置

Info

Publication number
JP2606186Y2
JP2606186Y2 JP1993072770U JP7277093U JP2606186Y2 JP 2606186 Y2 JP2606186 Y2 JP 2606186Y2 JP 1993072770 U JP1993072770 U JP 1993072770U JP 7277093 U JP7277093 U JP 7277093U JP 2606186 Y2 JP2606186 Y2 JP 2606186Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meat
piece
pieces
roller
meat piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1993072770U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0737598U (ja
Inventor
信之 遠藤
芳雅 羽山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP1993072770U priority Critical patent/JP2606186Y2/ja
Publication of JPH0737598U publication Critical patent/JPH0737598U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2606186Y2 publication Critical patent/JP2606186Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Cutting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は食肉機械でカットされた
肉片をトレイに盛りつける肉片搬送装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来技術を図7を用いて説明する。従
来、食肉機械でカットされた肉片23は肉片搬送ベルト
12で受け取り搬送され、肉片搬送ベルト12の後端で
そのままトレイ30上に自然落下させていた。しかし、
肉片搬送ベルト12と肉片23間に肉独自の接着力が発
生し、その接着力も肉部と脂身、肉温の差、肉汁等によ
り各々異なり、これにより肉片23の剥離力も当然異な
ることから、肉片23の落下位置は一定しなかった。従
って、上記不具合をなくすため、食肉機械の丸刃付近に
手をさしのべて、一枚ごとカットされた肉片を受け取
り、トレイに盛りつける作業をしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記した従来技術にお
いて、食肉機械等でカットされた肉片を作業者が直接手
で受け取るため非衛生的であった。また、1枚カットす
るごとに肉片の受け取りからトレイへの盛り付けまで行
わなければならず、手際良く一連の作業を行うには熟練
者に限られていた。
【0004】本考案の目的は、上記した従来の問題点を
解消し、食肉機械でカットされ、肉片搬送装置で受け取
り、搬送された肉片を強制的に定位置に落下させるよう
にして、容易にトレイに盛りつけができ、また、衛生的
な肉片搬送装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、食肉機械で
カットされた肉片を受け取って搬送し、後端において肉
片を下方に落下させる肉片搬送装置において、搬送され
た肉片が常に接するよう前記肉片搬送装置の後端に近接
させた回転体を設け、回転体を肉片の落下方向と同じ方
向に走行させるたことにより達成される。
【0006】
【作用】食肉機械でカットされた肉片は、肉片搬送装置
で受け取り搬送され、前記肉片搬送装置の後端に近接し
た回転体の走行により、肉片搬送装置から剥離された肉
片が接触し、下方に方向変換され一定位置に落下され
る。
【0007】これにより、排出された肉片をトレイに盛
りつける場合、肉片の落下する位置が一定となるため、
肉片に手を触れずに容易にトレイ上に盛りつけすること
ができる。
【0008】
【実施例】本考案の一実施例を図1〜図2を用いて説明
する。図1は本考案の一実施例を示す肉片搬送装置の正
面図、図2は図1の平面図である。
【0009】図において、機台1の片隅に丸刃保持部材
2を立設し、丸刃保持部材2に支持した丸刃駆動軸に図
示しない電動機により回転駆動する丸刃3を軸支してい
る。機台1に設けた案内部材4上には肉塊5を収納する
肉箱6を設け、肉箱6は案内部材4を案内として図示し
ない電動機からクランク7を介して、図2において矢印
A方向に往復駆動する。肉箱6内には肉箱6が一往復す
るごとに丸刃3側に向けて(図1の矢印B方向)順次、
肉塊5を所定の厚さ分送る送り部材8を備えている。
【0010】丸刃3の下方には、丸刃3の刃表側3aの
近接部から肉箱6の往復動方向に対し直交方向に若干下
方に傾斜延長した枠体9を設け、枠体9の食肉機械側の
一端には回転自在な駆動ローラ10、他端には従動ロー
ラ11を配設している。駆動ローラ10、従動ローラ1
1間に肉片搬送ベルト12を張り渡し、駆動ローラ10
の一端に駆動ローラ10回転用の電動機13を備えてい
る。従動ローラ11の一端には歯車14を固定し、枠体
9は立設しているステップ22で保持されている。
【0011】次に、回転体について説明する。肉片搬送
ベルト12の外方に延長した枠体9の延長部9aに枠体
15を垂直方向に設け、枠体15の上端には駆動ローラ
16、下端には従動ローラ17を配設し、駆動ローラ1
6はベルト12の先端より若干空間部20を設けた位置
に近接している。駆動ローラ16、従動ローラ17間に
はコンベアベルト18を張り渡し、駆動ローラ16の一
端には歯車14と噛み合う位置に歯車19を固定するこ
とで、電動機13から歯車14,19を介して駆動ロー
ラ16が回転駆動する。
【0012】枠体9の延長部9aの両端には従動ローラ
11を中心とした長穴9bを形成し、枠体9,15は両
端の長穴9bからそれぞれノブ21を挿通することで連
結固定される。なお、肉片搬送ベルト12は矢印C方向
に回転し、コンベアベルト18は肉片の落下方向と同じ
方向の矢印D方向に回転する。
【0013】上記構成において、機台1のスイッチ29
をONすることにより、電動機13が駆動して肉片搬送
ベルト12とコンベアベルト18が回転するとともに、
各々図示しない電動機を介して丸刃3が回転し、肉箱6
はクランク7を介して案内部材4をガイドに往復動す
る。肉箱6及び丸刃3が駆動すると、肉箱6内の肉塊5
は肉箱6が一往復するごとに送り部材8により丸刃3側
に所定の厚さ分送り出され、回転する丸刃3によってカ
ットされた肉片23は、図2に示すように肉箱6往復方
向とほぼ直交方向に排出される。送り出された肉片23
は肉片搬送ベルト12により搬送される。さらに、ベル
ト12の先端まで搬送された肉片23は肉片搬送ベルト
12から剥離され、コンベアベルト18の走行により矢
印D方向に方向変換され、図1に示すように空間部20
から定位置のトレイ30上に落下する。また、ノブ21
を緩めて、従動ローラ11を中心に形成した長穴9bを
案内に枠体15を上下方向に移動することで排出される
肉片23の落下位置を変えることができる。
【0014】これにより、排出された肉片23をトレイ
30に盛りつける場合、肉片23の落下する位置が一定
となるため、肉片23に手を触れずに容易にトレイ30
上に盛りつけることができ、また、衛生的な作業とな
り、熟練を要することもなく不慣れな作業者でも行うこ
とができる。
【0015】次に、図3〜図4に示す回転体の第2の実
施例を説明する。図3は第2の実施例を示す回転体部分
の拡大平面図、図4は図3の正面図である。枠体9の長
穴9bにはローラ24を配設し、従動ローラ11とほぼ
水平位置になるようノブ21で固定している。ローラ2
4の一端には歯車14と噛み合う位置に歯車19を固定
することで、電動機13の動力が伝達されローラ24が
回転駆動する。
【0016】肉片搬送ベルト12面に沿って搬送された
肉片23は、ローラ24の外周面に沿って案内され、空
間部20から下方の定位置に排出される。また、ローラ
24は枠体15同様従動ローラ11を中心とした長穴9
bによりローラ24を移動させることで排出される肉片
23の落下位置を可変することができる。
【0017】次に、図5〜図6に示す回転体の第3の実
施例を説明する。図5は第3の実施例を示す部分拡大平
面図、図6は図5の正面図である。従動ローラ11側で
肉片搬送ベルト12の外側に延長された枠体9の間に枠
体25を垂直方向に設け、枠体25の上端にローラ2
6、下端にローラ27を配設し、ローラ26,27の一
端にはローラ回転伝達用のベルト28を備えている。ロ
ーラ26の他端には、従動ローラ11の一端歯車14
と噛み合う位置に歯車19を固定し、ローラ26は長穴
9bを介して、従動ローラ11とほぼ水平となるよう枠
体9の外側よりノブ21で固定することで、上記実施例
同様肉片23を下方の定位置に排出することができ、ま
た、ローラ26を回動することで排出される肉片23の
落下位置を変えることができる。
【0018】
【考案の効果】本考案によれば、食肉機械でカットされ
た肉片を受け取り搬送する肉片搬送装置の後端に、一端
を肉片搬送装置から剥離された肉片が接するよう近接さ
せ、肉片の落下方向と同じ方向に走行させた回転体を
けることで、肉片搬送装置から剥離された肉片は回転体
で垂直方向に案内され、肉片の水平方向位置のばらつき
が微少となり、常に一定位置に落下させることができ
る。
【0019】また、肉片搬送装置の後端を中心として
転体を移動させることで、剥離された肉片の接触位置と
角度が変化し、肉片の落下位置を変えることができる。
よって、カットした肉片に手を触れずトレイに容易に盛
りつけができ、さらに衛生的な作業となり、熟練を要す
ることなく不慣れな作業者も行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す回転体の正面図で
ある。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本考案の第2の実施例を示す回転体の部分拡大
平面図である。
【図4】図3の正面図である。
【図5】本考案の第3の実施例を示す回転体の部分拡大
平面図である。
【図6】図5の正面図である。
【図7】従来技術を示す肉片搬送装置の正面図である。
【符号の説明】
9,15,25は枠体、9aは先端部、9bは長穴、1
0,16は駆動ローラ、11,17は従動ローラ、12
は肉片搬送ベルト、13は電動機、14,19は歯車、
18はコンベアベルト、20は空間部、21はノブ、2
3は肉片、24,26,27はローラ、28はベルト、
30はトレイである。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食肉機械でカットされた肉片を受け取っ
    て搬送し、後端において肉片を下方に落下させる肉片搬
    送装置において、搬送された肉片が常に接するよう前記
    肉片搬送装置の後端に近接させた回転体を設け、回転体
    を肉片の落下方向と同じ方向に走行させたことを特徴と
    する肉片搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記肉片搬送装置の後端を中心に前記回
    転体を移動自在としたことを特徴とする請求項1記載の
    肉片搬送装置。
JP1993072770U 1993-12-17 1993-12-17 肉片搬送装置 Expired - Fee Related JP2606186Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993072770U JP2606186Y2 (ja) 1993-12-17 1993-12-17 肉片搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993072770U JP2606186Y2 (ja) 1993-12-17 1993-12-17 肉片搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0737598U JPH0737598U (ja) 1995-07-11
JP2606186Y2 true JP2606186Y2 (ja) 2000-09-25

Family

ID=13498949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993072770U Expired - Fee Related JP2606186Y2 (ja) 1993-12-17 1993-12-17 肉片搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2606186Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5975574B2 (ja) * 2013-06-10 2016-08-23 株式会社日本キャリア工業 スライス肉片のトレー盛付方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0737598U (ja) 1995-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09263417A (ja) ガラス板の加工装置及びそれに好適な折り割り装置
JP2606186Y2 (ja) 肉片搬送装置
JP4041794B2 (ja) 紙製打抜き製品の紙粉・紙片除去方法及びその装置
JP2970276B2 (ja) 食肉スライサーにおける肉片盛付け装置
JPS6351656B2 (ja)
JP2001198539A (ja) 紙器の塵埃除去装置
JP3334751B2 (ja) フードスライサー
US4130048A (en) Carpet sample beveling apparatus and method
JP2602286Y2 (ja) 食肉スライサーにおける肉片受取り装置
CN219583649U (zh) 一种编织袋生产用等段切割装置
JP2795814B2 (ja) 笹身肉の筋切り装置
JP2004216478A (ja) 紙製打抜き製品の紙粉・打抜き屑除去方法及びその装置
JPS5840870Y2 (ja) 棒状飯の整形装置
JPH10229864A (ja) へた取り機
CN219313885U (zh) 一种自动旋盖机的瓶盖输送机构
JPH0728384U (ja) 刺身用イカ千切り機
JPH0838105A (ja) 肉片搬送装置の肉片ガイド
JP3016252U (ja) 農作物用切断機
KR200332119Y1 (ko) 띠톱에 의하여 갈비를 절단하는 갈비 절단기
JP2754123B2 (ja) 食肉等の自動スライス分量搬送装置
JP2596133Y2 (ja) 食肉スライサーにおける肉片受取り装置
JPH028717Y2 (ja)
KR200234628Y1 (ko) 오징어 절취장치
JPH058245Y2 (ja)
JPH05318962A (ja) 書籍表紙の自動折り込み装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000627

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees