JPH058245Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH058245Y2
JPH058245Y2 JP1988110432U JP11043288U JPH058245Y2 JP H058245 Y2 JPH058245 Y2 JP H058245Y2 JP 1988110432 U JP1988110432 U JP 1988110432U JP 11043288 U JP11043288 U JP 11043288U JP H058245 Y2 JPH058245 Y2 JP H058245Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
belt
round belt
pair
endless
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988110432U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0231211U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988110432U priority Critical patent/JPH058245Y2/ja
Publication of JPH0231211U publication Critical patent/JPH0231211U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH058245Y2 publication Critical patent/JPH058245Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動包装機でパツクされた靴下等
のパツク製品を所定の集荷場所に搬送するための
パツク製品搬送装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、パンテイストツキング等の靴下の製造
工程においては、製造された靴下をプラスチツク
袋等でパツクすることが行われている。この包装
を自動包装機で行う現場では、自動包装機から排
出されるパツク済の靴下をバスケツトに入れ、こ
のバスケツトが一杯になるとこれを作業者がかか
えて所定の集荷場所に運びそこで後処理等の作業
が行われている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような自動包装機が工場内
に多数配置されている場合には、上記の方法で
は、これらすべての自動包装機のバスケツトを作
業者が監視し、バスケツトが一杯になるたびに運
ばなければならず、この運搬作業が作業者に過大
な労力を強いるという問題がある。特に、集荷場
所が高所等にある場合には、これが大きな問題と
なる。また、作業者がバスケツトを1個づつ運ぶ
ため、その運搬が間歇的になり、その結果、後工
程において製品の途絶えが生じ作業効率が悪くな
るという問題も有している。
他方、上下一対のエンドレス平ベルトを並設し
て同調回転させ、上下の平ベルトの間に製品を挟
んで搬送するという搬送装置が提案されている
(実公昭40−10789号公報)。しかしながら、この
装置では、上下一対の平ベルトの間で製品を挟ん
で搬送するため、例えば、自動包装機でパツクさ
れた靴下等のやわらかいパツク製品を搬送する場
合には、パツク製品に対する接触面積が大きいこ
とから、上下の平ベルトの搬送速度が少しでもず
れると、パツク製品がしわくちやになるという欠
点を有している。
この考案は、このような事情に鑑みなされたも
ので、上記のようなパツク製品をしわくちやにす
ることなく集荷場所に搬送することが可能なパツ
ク製品搬送装置の提供をその目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この考案のパツク
製品搬送装置は、無端搬送平ベルトの上方に無端
丸ベルトを同方向に並設して同調駆動可能にし、
上記平ベルトの搬送面と上記丸ベルトとの間でパ
ツク製品を挟んで搬送するようにしたパツク製品
搬送装置において、上記無端丸ベルトの内側に回
動自在な一対の回動片をハの字状に設け、回動片
のそれぞれの先端に押圧用の溝付プーリを設け、
この溝付プーリの溝を、上記平ベルトの搬送面に
対面する上記丸ベルトの部分にあてがい、上記一
対の回動片の間に固定片を配設し、この固定片と
上記一対の回動片とをそれぞれ弾性引張り材で引
張連結したという構成をとる。
〔作用〕
このパツク製品搬送装置は、上下一対の無端搬
送平ベルトを使用するのではなく、上部の無端搬
送平ベルトに代えて無端丸ベルトを使用してい
る。したがつて、パツク製品に対する接触面積が
小さくなることから、丸ベルトと平ベルトとの同
調駆動が多少ばらついてもパツク製品にしわが生
ずることがない。また、丸ベルトの内側に一対の
回動片を設けて先端に溝付プーリを取着し、この
プーリの溝を上記丸ベルトにかみ合わせ、一対の
回動片間に設けた固定片と上記回動片とを引張連
結する弾性引張り材の引張力で回動片を固定片側
に引き付けることにより、溝付プーリを平ベルト
の搬送面に押し付けるようにしている。これによ
り、溝付プーリが、丸ベルトの適正走行のガイド
作用を強く奏するようになると同時に、平ベルト
の搬送面と丸ベルトとの間に挟まれたパツク製品
の保持作用も奏するようになる。
つぎに、この考案を実施例にもとづいて詳しく
説明する。
〔実施例〕
第1図は、この考案の一実施例を示している。
すなわち、図において、1は製造された靴下をパ
ツクする自動包装機であり、その排出口2に下部
コンベア3の一端が連結されている。この下部コ
ンベア3は略水平方向に配設されており、他端に
持上用無端搬送平ベルトコンベア(以下「持上用
コンベア」と略す)4の一端が接続されている。
この持上用コンベア4は上り傾斜に配設されてお
り、その他端(上端)側に上部コンベア5が水平
方向(紙面に対して垂直方向)に延設されてい
る。この上部コンベア5の先端(図示の裏面側)
は集荷場所になつており、このため、上記下部コ
ンベア3、持上用コンベア4および上部コンベア
5とで構成されるラインで、自動包装機1の排出
口2と集荷場所とが結ばれている。6は持上用コ
ンベア4の搬送面の上方に設けられた丸形断面形
状をもつ無端状の丸(直径10mm)ベルトであり、
持上用コンベア4の一端側および他端側に相対峙
して設けられた支持用プーリ7a,7bに架け渡
されている。8は丸ベルト6における持上用コン
ベア4側の部分に、長手方向に沿つて所定間隔で
設けられた弾性押圧部であり、丸ベルト6を持上
用コンベア4の搬送面側に押圧するようになつて
いる。すなわち、この弾性押圧部8は、第2図お
よび第3図に示すように、上端が持上用コンベア
4の側壁9に固定された逆T字形の固定片10
と、一端に小形の押圧用の溝付プーリ11が回転
自在に取り付けられ他端が上記側壁9に回動自在
に取り付けられ上記固定片10を挟むよう位置決
めされた一対の回動支持片12とを備えている。
そして、上記固定片10の下端側横片を丸ベルト
6の近傍に延ばすとともに、その両端にそれぞれ
引張りコイルばね13の一端を取り付け、その引
張りコイルばね13の他端を対応する回動支持片
12に連結することにより、押圧用の溝付プーリ
11を丸ベルト6に押し付け付勢している。その
結果、上記押圧用の溝付プーリ11は、それ自身
の溝部に丸ベルト6を位置決めした状態で、持上
用コンベア4の搬送面に押し付けられている。ま
た、第1図および第2図において、14は駆動モ
ータであり、その作動により下部コンベア3、持
上用コンベア4および丸ベルト6を走行させるよ
うになつている。この駆動モータ14は、回転軸
14aがチエーン15によつて支持用プーリ7a
の近傍に設けられた軸体16の一端側に連結され
ており、この軸体16の他端側に設けられたギヤ
ー17が支持用プーリ7aの軸体に設けられたギ
ヤー18と噛合している。このギヤー17と18
の噛合により、支持用プーリ7aの回転方向が反
転し、持上用コンベア4の搬送方向と、丸ベルト
6の搬送側の部分の搬送方向が同一方向になる。
19は駆動モータ14の回転軸14aと持上用コ
ンベア4の一端側の回転軸4aを連結するチエー
ンであり、20は上記回転軸4aと下部コンベア
3の他端側の回転軸3aとを連結するチエーンで
ある。第1図において、21は、下部コンベア3
および持上用コンベア4を支持する取付支柱であ
り、持上用コンベア4を支持する上端部が上下移
動可能な調節レバー21aに形成されている。こ
のため、調節レバー21aを調節することにより
持上用コンベア4の位置を上下に移動させること
ができるようになつている。
この構成において、まず、駆動モータ14を作
動させて、下部コンベア3、持上用コンベア4お
よび丸ベルト6を走行させ、ついで、自動包装機
1に順次製造された靴下を送り込む。その結果、
上記靴下は、自動包装機1内でパツクされたの
ち、排出口2から排出され、下部コンベア3によ
つて持上用コンベア4側に搬送される。そして、
そのパツク済の靴下は、持上用コンベア4の一端
側で、持上用コンベア4の搬送面と丸ベルト6と
で挟まれ、持上用コンベア4の他端側に搬送され
る。ついで、持上用コンベア4の他端で、持上用
コンベア4と丸ベルト6との挟持から開放され、
上記パツク済靴下は上部コンベア5上に落下す
る。そして、このパツク済靴下は、上部コンベア
5によつて集荷場所に搬送され、そこで不良品除
去等の後処理等が行われる。なお、作業現場に
は、上記自動包装機1以外にも多数の自動包装機
1が配置されており、これら他の自動包装機1に
も下部コンベア3および持上用コンベア4が設け
られ上記上部コンベア5に接続されている。した
がつて、上記他の自動包装機1からもこれらのコ
ンベアを介して、集荷場所にパツク済の靴下が搬
送される。また、下部コンベア3および持上用コ
ンベア4が上記上部コンベア5に接続できない自
動包装機1の近傍には、集荷場所に延びる他の上
部コンベア5を設け、これに下部コンベア3およ
び持上用コンベア4を接続している。
なお、上記実施例においては、パツク済靴下を
高所に設けられた上部コンベア5に移送し、この
上部コンベア5から集荷場所に搬送するようにな
つているが、搬送態様はこれに限定するものでは
ない。例えば、集荷場所が低い場所である場合に
は、上部コンベア5を低い場所に設置し持上用コ
ンベア4を下り傾斜にすることが行われる。ま
た、自動包装装置1の排出口2と集荷場所を1個
のコンベアで接続できる場合には、下部コンベア
3および上部コンベア5は不要であり除去するこ
とが行われる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案のパツク製品搬送装置
は、上下一対の無端搬送平ベルトを使用するので
はなく、上部の無端搬送平ベルトに代えて無端丸
ベルトを使用している。したがつて、パツク製品
に対する接触面積は小さくなることから、丸ベル
トと平ベルトとの駆動が多少ばらついてもパツク
製品にしわが生ずることがない。また、一対の回
動片と、その先端に取着される溝付プーリと、固
定片と弾性引張り材を設け、弾性引張り材の引張
力で回動片を固定片側に引き付けることにより、
溝付プーリを平ベルトの搬送面に対して押し付け
付勢している。そのため、溝付プーリは丸ベルト
に対する押圧作用を奏し、丸ベルトと平ベルト搬
送面との間で挟まれたパツク製品の保持が強固に
行われるようになる。それと同時に、上記溝付プ
ーリは、上記押し付け付勢により丸ベルトを、そ
の長手方向に適正に走行させ、左右に蛇行させな
いガイド作用も強く奏するようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を説明する説明
図、第2図はその駆動機構を説明する説明図、第
3図はその押圧部を説明する説明図である。 4……無端搬送平ベルトコンベア、6……無端
丸ベルト、7a,7b……支持用プーリ、10…
…固定片、11……溝付プーリ、12……回動支
持片、13……引張りコイルばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 無端搬送平ベルトの上方に無端丸ベルトを同方
    向に並設して同調駆動可能にし、上記平ベルトの
    搬送面と上記丸ベルトとの間でパツク製品を挟ん
    で搬送するようにしたパツク製品搬送装置におい
    て、上記無端丸ベルトの内側に回動自在な一対の
    回動片をハの字状に設け、回動片のそれぞれの先
    端に押圧用の溝付プーリを設け、この溝付プーリ
    の溝を、上記平ベルトの搬送面に対面する上記丸
    ベルトの部分にあてがい、上記一対の回動片の間
    に固定片を配設し、この固定片と上記一対の回動
    片とをそれぞれ弾性引張り材で引張連結したこと
    を特徴とするパツク製品搬送装置。
JP1988110432U 1988-08-22 1988-08-22 Expired - Lifetime JPH058245Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988110432U JPH058245Y2 (ja) 1988-08-22 1988-08-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988110432U JPH058245Y2 (ja) 1988-08-22 1988-08-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0231211U JPH0231211U (ja) 1990-02-27
JPH058245Y2 true JPH058245Y2 (ja) 1993-03-02

Family

ID=31347586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988110432U Expired - Lifetime JPH058245Y2 (ja) 1988-08-22 1988-08-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH058245Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0231211U (ja) 1990-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100808142B1 (ko) 수하물 포장방법 및 장치
US3690435A (en) Article conveyor system
JPH08169536A (ja) ワークの自動搬送方法および装置
US4519595A (en) Apparatus for unwinding fabric from a roll
US2840223A (en) Article feeding means
JP2012106855A (ja) 搬送装置
JPH058245Y2 (ja)
JP2000313518A (ja) ベルトコンベア装置
JPH04266358A (ja) カットシート積層体をユーザ装置に自動供給する装置
JPS64200B2 (ja)
JPH0858750A (ja) 弾性製品を二つ折りしチューブフイルムで包装する装 置
JP3639199B2 (ja) 包装袋の給袋装置
JP3153589B2 (ja) 長尺青果物の箱詰め装置
JPH0528166Y2 (ja)
JP2505960Y2 (ja) 果菜物整列装置
JPH08169408A (ja) ストレッチフィルム包装機
JPS6228619Y2 (ja)
JP3325940B2 (ja) 搬送装置
JP3153590B2 (ja) 長尺青果物のシート載置装置
JP2000177710A (ja) にら等の物品出荷調製装置
JPH0529779Y2 (ja)
JP4294753B2 (ja) にら等の物品出荷調製装置
JPH06297385A (ja) 弾性シート状物の切断装置
JPH0234174Y2 (ja)
JPH0427853Y2 (ja)