JP2606158B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2606158B2
JP2606158B2 JP6256235A JP25623594A JP2606158B2 JP 2606158 B2 JP2606158 B2 JP 2606158B2 JP 6256235 A JP6256235 A JP 6256235A JP 25623594 A JP25623594 A JP 25623594A JP 2606158 B2 JP2606158 B2 JP 2606158B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置に用いる給
紙装置に関し、特にカット紙の重量を相殺し安定した給
紙を行なうことができるカット紙用の給紙装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のカット紙給紙機構としては3種類
知られていて、その第1は図8に示すような、記録紙P
を載せたホッパプレート2の一端をスプリング4で上方
に持ち上げる機構である。ホッパプレート2はホッパ1
内に設けられ、ホッパプレート2の一端部はヒンジ3で
支持され、その他端はスプリング4によって押圧されて
記録紙Pは常にピックローラ6と圧接する。
【0003】第2は、図9に示すように、ホッパプレー
ト5全体を平行に上方に持ち上げる機構である。記録紙
Pの高さは常にセンサ7で検出され、コントローラ8は
モータ9を駆動してベルト10を介してプレート5を上
方へ持ち上げる。
【0004】第3は、特開平2−310220号公報に
開示されているような機構であり、この機構は基本的に
第1の機構と同様にホッパプレートの一端を持ち上げる
機構であるが、ピックローラの押し付け力を変更するこ
とができるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ピックローラを用いた
カット紙給紙機構は構造が簡単なため、広く用いられて
いるが、ピックローラの材質、表面形状、温度、湿度、
ローラと記録紙間の押圧力等々のばらつきにより用紙の
送り出し力が変動する。上記要素の中でも特にピックロ
ーラと記録紙との押し付け力の安定化することが重要な
事項である。この押し付け力が小さくなると記録紙の送
り出し量はばらつき、また大きくなり過ぎると複数の記
録紙を送り出してしまうからである。
【0006】従来の技術において、上記第1の機構は、
記録紙をピックローラに押し付ける力と、記録紙重量を
保持する力をスプリング1個で兼ねているため、記録紙
のサイズ、種類、積載量、使用残量等により記録紙の全
体重量が変動し、それによりピックローラの押し付け力
が変動するという問題がある。
【0007】上記第2の機構によれば、記録紙をピック
ローラに押し付ける力と記録紙重量を保持する力はそれ
ぞれ分離しているため、記録紙をピックローラに押し付
ける力は安定しているが、記録紙の残量を測定し、ホッ
パの高さを調節する機構が複雑になるという問題があ
る。
【0008】上記第3の機構によれば、ピックローラの
押し付け力を変更する構造が複雑になるという問題があ
る。
【0009】本発明は以上の点にかんがみて成されたも
ので、簡単な機構によって、安定した給紙を行うことが
できる給紙装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては、記録紙を截置する截置板の中間
点を支軸により揺動自在に支持するようにした。ピック
ローラへの押し付け力は、従来通り、截置板の一端部を
ローラ方向へ押圧することにより与える。
【0011】
【作用】截置板を中間点で揺動自在に支持することによ
り、記録紙の重量変動は相殺され、記録紙の種類、積載
量、使用残量等が変動してもピックローラの押し付け力
が変化することはない。
【0012】
【実施例】
(実施例1)以下本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の第1の実施例を示す断面図であ
る。図1において、11は記録紙Pを截置するホッパプ
レート(截置板)でありホッパ1内に収容される。ホッ
パプレート11の給紙方向の長さの中間点には支軸13
が取り付けられ、支軸13は、ホッパ1内に設置された
軸受15に回動自在に取り付けられる。ホッパプレート
11の一端部は下方からスプリング17により上方へ押
圧され、それにより記録紙Pはピックローラ6に一定の
押し付け力で押圧される。
【0013】以上のようにすれば、ホッパプレート11
は支軸13を中心に揺動可能であり、しかも支軸13は
プレート11の中間に位置しているから、記録紙Pの重
量は相殺され、スプリング17に記録紙Pの重量はかか
らない。したがって、記録紙Pの全体重量が変化しても
スプリング17の記録紙Pに対する押し付け力は変化す
ることはないので、安定した給紙を行うことができる。
また、スプリング17の弾性力を決定する際に、記録紙
Pの重量変化を考慮する必要はなくなるので、設計上も
楽であり設計の自由度も増す。
【0014】(実施例2)図2は本発明の第2の実施例
の断面図、図3および図4はその動作を説明する図であ
る。実施例1においてはホッパプレートに截置できる紙
サイズは一種類であったが、本実施例においては異なる
サイズの記録紙を截置できるようにした。
【0015】図2において、21は記録紙Pを截置する
ホッパプレート(截置板)でありホッパ1内に収容され
る。ホッパプレート21の底面には支軸23を支持する
軸受板25が給紙方向に沿って摺動自在に取り付けられ
ている。ホッパ1内には軸受台27が固定され、軸受台
27には給紙方向に延びる長穴27aが形成され、支軸
23は長穴27aに挿入されて支持されている。スプリ
ング29の一端は軸受板25に固定され、その他端はホ
ッパ1に固定され、それにより支軸23は常時給紙方向
(図3の矢印X方向)に引っ張られている。
【0016】ホッパプレート21の後部には給紙方向に
延びる溝(図示せず)が形成され、その溝にガイド31
が給紙方向に移動自在に取り付けられている。ガイド3
1の下端にはワイヤ33の一端が固定され、ワイヤ33
は支軸23に掛けられ、支軸23で折り返され、ワイヤ
33の他端はホッパ1の底板に固定されている。ワイヤ
33の長さはホッパプレート21の長さLと同じであ
る。
【0017】ホッパプレート21の給紙方向に沿って前
端部にはスプリング35がプレート21の下からプレー
ト21をピックローラ6に対して押し上げている。これ
により記録紙Pは所定の押し付け力でピックローラ6に
圧接されている。
【0018】さて、以上のような構成で、まず図3に示
すようにガイド31をホッパプレート21の後端に位置
させたとき、ワイヤ33は矢印X方向に引っ張られてい
る。ワイヤ33の長さはLであるから、支軸23はL/
2の位置すなわち記録紙Pの長さの中間点にくる。一
方、図4のようにガイド31を前方(図4の左方)に移
動させたときは、ワイヤ33が弛み支軸23は矢印X方
向に引っ張られワイヤ33に制止される位置で位置決め
される。このとき、図4に示すように、L1をプレート
21の前端からガイド31までの距離、L2を前端から
支軸23までの距離、L3を支軸23からプレート21
の後端までの距離とすると、 L2=L−L3 である。ここでワイヤ33の長さ=Lであるから、 L3=L−L1/2 したがって、上記2つの式から L2=L1/2 となり、支軸23は常に記録紙Pの中間点に位置するこ
とになる。支軸23が記録紙Pの中間点に位置すること
により、支軸23の前後の重量がほぼ等しくなって記録
紙Pの重量がスプリング35に影響を与えることがなく
なり、スプリング35は記録紙Pの重量が変化してもそ
の影響を受けない。
【0019】以上のように、上記実施例によれば、紙サ
イズが異なっても支軸23を記録紙Pの中間点に位置さ
せることができる。これにより、ホッパをサイズの異な
る記録紙ごとに準備することなく、1つのホッパによっ
て異なるサイズの記録紙の給紙を行うことができるよう
になる。
【0020】なお、ホッパプレート21の重量が重い場
合は、記録紙Pとホッパプレート21とを合せたときの
重心は、上記支軸23の位置より後側(図の右側)にな
る場合もあり得るが、その場合はワイヤ33の長さを少
し短くして、支軸23が少し後側(図の右側)に位置す
るように調整することもできる。
【0021】(実施例3)図5は本発明の第3の実施例
の斜視図、図6はその断面図、図7はその分解図であ
る。本実施例においては、支軸を位置決めするセンタリ
ング機構としてリンク機構を用い、その中でもパンタグ
ラフ機構を採用した。
【0022】図7に示すように、ホッパ41の上に、パ
ンタグラフ機構43、プレート45,47、記録紙P、
ピックローラ6がそれぞれ配置されている。
【0023】ホッパ41の側板には、後述する支軸49
が挿入される長穴41aが形成されている。パンタグラ
フ機構43は、4本の同じ長さのリンクA,B,C,D
から成り、各リンクは図に示すようにその端部をピン
a,b,c,dによって結合されている。結合ピンa,
cには支軸49を受ける軸受51,53が取り付けら
れ、結合ピンbは板55を介してプレート47に連結さ
れ、結合ピンdは板57を介してプレート45に連結さ
れる。
【0024】プレート45,47上には記録紙Pが截置
される。プレート47の端部は折り曲げられて立ち上が
っており、この部分を操作してプレート47をスライド
させて記録紙Pの後端に合せる。なお、プレート45の
上下にはスプリング59、ピックローラ6が配置されて
いる(図6)。
【0025】以上の構成によれば、記録紙Pのサイズに
合せてプレート47を移動させれば、パンタグラフ機構
43を介して支軸49の位置も移動する。パンタグラフ
機構43はひし形であるから支軸49の位置は常に距離
bd間の中間である。したがって支軸49は常に記録紙
Pの中間点すなわち重心上に位置することになり、記録
紙Pの重量変化があっても、ピックローラ6の押し付け
力は影響を受けない。
【0026】上記実施例においては、リンク機構の一例
としてパンタグラフ機構を利用したが、リンク機構の機
能(拡大、縮小機能など)は周知の事項であるから、本
発明のセンタリング機構としては、上記実施例に限らず
他の様々なリンク機構を用いて構成することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録紙の重量変化に影響を受けずに給紙を行うことがで
きるので、安定した給紙動作を行う給紙装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の断面図である。
【図2】本発明の実施例2の断面図である。
【図3】実施例2の動作を説明する図である。
【図4】実施例2の動作を説明する図である。
【図5】実施例3の斜視図である。
【図6】実施例3の断面図である。
【図7】実施例3の分解図である。
【図8】従来の給紙装置の断面図である。
【図9】従来の給紙装置の断面図である。
【符号の説明】
1 ホッパ 6 ピックローラ 11 ホッパプレート 13 支軸 17 スプリング

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙を複数枚截置する截置板と、前記
    截置板を前記記録紙の給紙方向の長さのほぼ中間点で揺
    動自在に支持する支軸と、前記截置板の一端部において
    前記記録紙と当接する給紙ローラと、前記截置板を押圧
    して前記記録紙と前記給紙ローラとを圧接させる押圧手
    段とを備え、前記支軸を前記給紙方向に前記截置板に対
    して移動可能に設けるとともに、前記支軸を、截置板に
    截置される記録紙の給紙方向の長さのほぼ中間点に位置
    するように位置決めするセンタリング機構を備え、前記
    センタリング機構が、前記截置板上に前記給紙方向に移
    動自在に設けられ前記記録紙の給紙方向の後端に当接さ
    せるためのガイド部材と、前記支軸を前記記録紙の給紙
    方向に付勢する付勢手段と、前記支軸で折り返されて一
    端は前記ガイド部材に結合され他端は装置本体に固定さ
    れた連絡線材とから成ることを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 記録紙を複数枚截置する截置板と、前記
    截置板を前記記録紙の給紙方向の長さのほぼ中間点で揺
    動自在に支持する支軸と、前記截置板の一端部において
    前記記録紙と当接する給紙ローラと、前記截置板を押圧
    して前記記録紙と前記給紙ローラとを圧接させる押圧手
    段とを備え、前記支軸を前記給紙方向に前記截置板に対
    して移動可能に設けるとともに、前記支軸を、截置板に
    截置される記録紙の給紙方向の長さのほぼ中間点に位置
    するように位置決めするセンタリング機構を備え、前記
    センタリング機構が、前記截置板上に前記給紙方向に移
    動自在に設けられ前記記録紙の給紙方向の後端に当接さ
    せるためのガイド部材と、前記ガイド部材と連結された
    リンク機構とを備え、前記リンク機構は、前記ガイド部
    材の移動に応じて移動して常に前記記録紙の給紙方向の
    長さのほぼ中間点の位置にくる部分を有し、前記部分に
    前記支軸を連結したことを特徴とする給紙装置。
  3. 【請求項3】 前記リンク機構がパンタグラフ機構であ
    って、前記パンタグラフ機構の一方の対向する結合部に
    前記ガイド部材および前記截置板がそれぞれ連結され、
    他方の対向する結合部に前記支軸が連結された請求項2
    に記載の給紙装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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