JP3761955B2 - ロールフィーダー - Google Patents
ロールフィーダー Download PDFInfo
- Publication number
- JP3761955B2 JP3761955B2 JP04744396A JP4744396A JP3761955B2 JP 3761955 B2 JP3761955 B2 JP 3761955B2 JP 04744396 A JP04744396 A JP 04744396A JP 4744396 A JP4744396 A JP 4744396A JP 3761955 B2 JP3761955 B2 JP 3761955B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- support
- feed roll
- feeder
- feed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、板材又は長尺材等の被搬送物をロールの回転によって搬送するロールフィーダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、プレス機において加工材を順送りして加圧成形する際には、加工材の停止状態でその孔にパイロットピンを挿入して、加工材を金型に対し正確に位置決めする。このとき、ロールフィーダーでは、加工材が自由動できるように、送りロールを加工材からリリースする必要がある。この種のリリーシング機能を備えた従来のロールフィーダーとして、例えば、図4及び図5に示す技術が知られている。
【0003】
図4のロールフィーダーは、送りロール21を支持体23を介し軸24により上下に揺動可能に支持し、支持体23の先端部を操作部材(図示略)で持ち上げて、送りロール21を被搬送物1からリリースするように構成されている。また、図5のロールフィーダーは、送りロール21を支持体23を介しガイド27の摺動溝28により昇降可能に支持し、支持体23を操作部材(図示略)で持ち上げて、送りロール21を被搬送物1からリリースするように構成されている。なお、操作部材としては、従来、スプリング、エアシリンダ、又はカムによって送りロール21を被搬送物1に対し接触又はリリースする機構が知られ、また、プレス機では、昇降体に連動するてこにより送りロール21を操作する機構も公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、プレス機においては、順送り加工の高速化に伴い、送りロール21のリリーシング動作を5/1000秒以内に行う必要がある。しかしながら、従来のロールフィーダーは、支持体23の質量が大きいため、送りロール21を高速でリリーシング動作させることが困難で、しかも、操作部材に大きな動力が必要になるという問題点があった。また、リリーシングの頻度が多くなると、軸24や溝28等の摺動部に摩耗が発生しやすく、リリース位置の送りロール21と被搬送物1との間隔(0.1〜1mm程度)に狂いが生じるなど、送りロール21の支持精度が経時的に低下するという不具合もあった。
【0005】
そこで、本発明の課題は、ロール支持機構を軽量化して、送りロールを高速でリリーシング動作させることができるとともに、支持機構から摺動部を無くして、送りロールを長期間精度よく支持することができるロールフィーダーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明のロールフィーダーは、送りロールと、該送りロールを支持するロール支持機構を備えたロールフィーダーであって、前記ロール支持機構が、板ばねにより前記送りロールを被搬送物に対する接離方向への移動を許容した状態で支持してなることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1及び図2は本発明の第一実施形態を示すものである。このロールフィーダーにおいては、被搬送物1の上側に送りロール2が設けられ、被搬送物1の下側には従動ロール3が設けられている。送りロール2は従来と比較し小形の支持体4に軸5で回転可能に支持され、モータ(図示略)により駆動される。
【0008】
支持体4は左右2枚の板ばね6によって両持状態で機枠10に取り付けられている。各板ばね6の両端は支持体4の突片7及び機枠10の支持具8にそれぞれボルト9で摺動不能に結合されている。そして、板ばね6により支持体4を介し送りロール2が被搬送物1に対し上下に接離可能に支持されている。
【0009】
このロールフィーダーにおいて、操作部材(図示略)が付勢されると、図2に示すように、支持体4が押し下げられ、板ばね6が自身の弾性に抗して撓曲され、送りロール2が被搬送物1に加圧接触され、この状態で、送りロール2の回転に伴いて被搬送物1が送られる。なお、送りロール2は2枚の板ばね6で両持支持されているので、ロール2の昇降に伴い支持具8が僅かに変形して、板ばね6の撓曲を許容する。
【0010】
従って、この実施形態のロールフィーダーによれば、送りロール2が支持体4を介し2枚の板ばね6で両持支持されているので、支持体4の質量を小さくできて、送りロール2を低能力の操作部材で高速リリーシング動作させることができる。また、ロール支持機構に摺動部が無いため、摩耗が発生するおそれはなく、リリース位置の送りロール2と被搬送物1との間隔を常に適正値に保持して、送りロール2を長期間精度よく支持することができる。
【0011】
図3は本発明の第二実施形態を示すものである。ここでは、支持体4が一枚の板ばね6の中間部下面にボルト9によって取り付けられ、この支持体4に送りロール2が支持されている。この構成によれば、特に、板ばね6が一枚で済み、支持体4を小形軽量に構成できる利点がある。
【0012】
なお、前記実施形態では、送りロールを2枚又は1枚の板ばねにて支持した構造であるが、左右にそれぞれ上下1枚づつの計4枚、或いはそれ以上の板ばねで支持する構造とすることもできるし、板ばねは1枚あたりが複数枚を積層された積層タイプを採用することもできるし、板ばねの支持構造は前記実施の形態に限定されるものではない。
【0013】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、ロール支持機構を、板ばねにより送りロールを被搬送物に対する接離方向への移動を許容した状態で支持してなるものとしたので、ロール支持機構を軽量化して、送りロールを高速でリリーシング動作させることができるとともに、支持機構から摺動部を無くして、送りロールを長期間精度よく支持することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態を示すロールフィーダーの正面図である。
【図2】同ロールフィーダーの作用を示す正面図である。
【図3】本発明の第二実施形態を示すロールフィーダーの正面図である。
【図4】従来のロールフィーダーを示す正面図である。
【図5】別の従来例を示す正面図である。
【符号の説明】
1・・被搬送物、2・・送りロール、4・・支持体、6・・板ばね、8・・支持具、9・・ボルト、10・・機枠。
Claims (1)
- 送りロールと、該送りロールを支持するロール支持機構を備えたロールフィーダーであって、
前記ロール支持機構が、板ばねにより前記送りロールを被搬送物に対する接離方向への移動を許容した状態で支持してなることを特徴とするロールフィーダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04744396A JP3761955B2 (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | ロールフィーダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04744396A JP3761955B2 (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | ロールフィーダー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09240872A JPH09240872A (ja) | 1997-09-16 |
JP3761955B2 true JP3761955B2 (ja) | 2006-03-29 |
Family
ID=12775294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04744396A Expired - Fee Related JP3761955B2 (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | ロールフィーダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3761955B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4651455B2 (ja) * | 2005-05-25 | 2011-03-16 | 旭精機工業株式会社 | 材料供給装置 |
JP6807404B2 (ja) * | 2017-01-19 | 2021-01-06 | 株式会社Pfu | 媒体搬送装置 |
-
1996
- 1996-03-05 JP JP04744396A patent/JP3761955B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09240872A (ja) | 1997-09-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4302000A (en) | Apparatus for separating a letter stack | |
JPS6438360A (en) | Packaging machine | |
JP2735608B2 (ja) | 入紙機 | |
JPH0343163B2 (ja) | ||
JP3761955B2 (ja) | ロールフィーダー | |
US4907942A (en) | Arrangement for separating paper sheet pads from a stack | |
US4786043A (en) | Device for feeding single paper sheets from a pile | |
US3090481A (en) | Conveying mechanism and feed member therefor | |
KR20010100982A (ko) | 기계 스테이션내에 시트를 위치시키기 위한 장치 | |
JPS60158922A (ja) | モ−ルデイング類の曲げ加工装置 | |
CN101037833B (zh) | 图案缝缝纫机的送料装置 | |
JPH0712491B2 (ja) | プレスにおける刻印ブランクのあらゆる方面への案内のための手段を備えた貨幣刻印プレス | |
JP2001220030A (ja) | シートを案内するためのガイド装置およびガイド装置を運転する方法 | |
TW200524808A (en) | Working station of a machine processing plate elements | |
CN212582156U (zh) | 一种烫片机的驱动脱离装置 | |
KR100453565B1 (ko) | 비닐 시트의 접합 및 절단장치 | |
JPS625078B2 (ja) | ||
CN220949988U (zh) | 带压槽机构的翻转机 | |
JPH0723198Y2 (ja) | 食肉スライサー | |
US3001416A (en) | Machines operating on sheets | |
JP2818411B2 (ja) | シヤーリングマシン | |
CN218906646U (zh) | 一种烫金机用运料与烫印装置 | |
JP3959463B2 (ja) | 素材切断装置 | |
CN103085464B (zh) | 一种胶印机的下摆式递纸机构 | |
JPH10330035A (ja) | ブレード折り機及びブレード折り機によるシートの横折り方法並びにそのようなブレード折り機による端物処理方法ライン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050315 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050428 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051213 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060112 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |